JPH1117745A - 簡易的な同期式シリアル通信の通信方法 - Google Patents

簡易的な同期式シリアル通信の通信方法

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JPH1117745A
JPH1117745A JP9184615A JP18461597A JPH1117745A JP H1117745 A JPH1117745 A JP H1117745A JP 9184615 A JP9184615 A JP 9184615A JP 18461597 A JP18461597 A JP 18461597A JP H1117745 A JPH1117745 A JP H1117745A
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JP
Japan
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signal
communication
data
clk
timing
Prior art date
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Pending
Application number
JP9184615A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiya Asanuma
俊也 浅沼
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sigma Corp
Original Assignee
Sigma Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sigma Corp filed Critical Sigma Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 通信開始、通信終了制御を信号線の変更をせ
ず、特殊な通信開始、通信完了のコマンド命令を用いず
に、CLK信号線とDATA信号線のみの2線式のシリ
アル通信で実現する。 【構成】 同期式シリアル通信のデータ線の信号をクロ
ックの立ち上がり若しくは立ち下がりタイミングでの変
化で送信される通常の通信データと、その通常の通信デ
ータのクロック変化タイミングの逆での変化で送信さ
れ、通信される通信開始信号と通信終了信号とに分け
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、同期式シリアル通
信の通信方法に関する。
【0002】
【従来の技術】CLK信号とDATA信号等からなる同
期式シリアル通信は、通常、CLK信号の立ち上がりエ
ッジ若しくは立ち下がりエッジでDATA信号を設定
し、その逆のタイミング、すなわちDATA信号がCL
K信号の立ち上がり変化ならCLK信号の立ち下がり、
CLK信号の立ち下がり変化ならCLK信号の立ち上が
り変化をフェッチタイミングとしてDATA信号の読み
込みを行っている。図1は同期式シリアル通信の通信タ
イミングチャートであるが、CLK信号の立ち上がりエ
ッジ部a2でDATA信号d11を設定し、CLK信号
の立ち下がりエッジb2のフェッチタイミングでDAT
A信号d11を読み込んでいる。そして、CLK信号の
立ち上がりエッジ部a3でDATA信号d12を設定し
ている。DATA設定後から、次のDATA設定の寸前
までのタイミングは、正常な通信であれば、図1に示す
ようにDATA信号d11、d12は変化しない。
【0003】一般的な同期式シリアル通信の通信開始、
通信終了の制御方法は次の様に大別される。
【0004】第一の制御方法はCLK信号線、DATA
信号線以外の信号線を設け、通信開始信号、通信終了信
号、若しくは、通信中である事を示す信号、若しくは、
受信可能である事を示す信号等を出力する事により、通
信開始、通信終了といった制御を行う方法である。
【0005】第二の制御方法はCLK信号線、DATA
信号線の少なくとも一方の信号線の入出力の切換を行う
ことにより、前述の第一の制御方法のCLK信号、DA
TA信号以外の信号線とを兼用にする事により、通信開
始信号、通信終了信号、若しくは、通信可能である事を
示す信号等を出力する事により、通信開始、通信終了と
いった制御を行う方法である。例えば、データ送信側が
CLK信号出力側である場合、送信側がデータ送信可能
な状態になった後、CLK信号の入出力の変更を行い、
データ送信側のCLK端子は入力になる。データ受信側
はデータ受信可能で有るならば、データ送信側にCLK
信号線でデータ受信可能信号を送信し、データ送信側は
受信可能信号を確認後、送信を開始する。
【0006】第三の制御方法はDATA信号線のコマン
ドの中に、通信開始、通信終了等の状態を表すコマンド
を入れて制御する方法がある。例えば、予め、送信側と
受信側との間で決められた1010という様なDATA
信号を通信開始信号として送信した後、データを送信す
る方法である。
【0007】但し、以上の制御方法において、通信終了
信号については、送信データ数が予めわかっている場合
や、通信条件が明確な場合は、所定のデータ数のみをデ
ータとして扱ったり、所定時間送信が行われなかった
ら、通信終了といった方法も可能であった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】前述の同期式シリアル
通信の通信開始、通信終了の制御方法は次のような課題
がある。
【0009】第一の制御方法のCLK信号線、DATA
信号線以外の信号線を設け、通信開始信号、通信終了信
号、若しくは、通信中である事を示す信号、若しくは、
受信可能である事を示す信号等を出力する事により、通
信開始、通信終了といった制御を行う方法ではCLK信
号線、DATA信号線以外の通信線が別に必要になる。
【0010】第二の制御方法のCLK信号線、DATA
信号線の少なくとも一方の信号線の入出力の切換を行う
方法は信号線の入出力を切り替える必要がある。
【0011】第三の制御方法のDATA信号のコマンド
の中に、通信開始、通信終了等の状態を表すコマンドを
入れて制御する方法は通信開始等のコマンドを送信しな
ければならない為、通信時間が長くなってしまう。ま
た、受信側が常に受信状態でなくてはならない。また、
通信コマンドが特殊になり過ぎる場合も考えられる。
【0012】前項の従来技術の問題点を改善する事が今
回の目的であり、通信開始、通信終了制御方法により、
従来技術に対する改善点は異なるが、信号線の入出力の
変更をせず、かつ、特殊な通信開始、通信終了のコマン
ド命令を用いずに、CLK信号線とDATA信号線のみ
の2線式のシリアル通信で実現する事が、主な今回の技
術の目的になる。
【0013】
【課題を解決するための手段】同期式シリアル通信のデ
ータ線の信号をクロックの立ち上がり若しくは立ち下が
りタイミングでの変化で送信される通常の通信データ
と、その通常の通信データのクロック変化タイミングの
逆での変化で送信され、通信される通信開始信号と通信
終了信号とに分けることにより前述の課題を解決した。
【0014】
【発明の実施の形態】DATA信号の変化が、CLK信
号の立ち上がり変化時に行われ、DATA信号の読み取
りのフェッチタイミングが、CLK信号の立ち下がり変
化時に行われる通信方法で、CLK信号の立ち下がり時
のDATAの変化を通信開始信号とし、逆のタイミング
の信号を通信終了信号として扱う。
【0015】
【実施例】以下、図面を参照して本発明を説明する。
【0016】図2は本発明の簡易的な同期式シリアル通
信の通信のタイミング例を示す通信タイミングチャー
ト、図3は制御回路を設けた実施例を示すブロック図で
ある。
【0017】図2において、通常データのDATAの変
化が、CLK信号の立ち上がり変化時に行われ、DAT
Aの読み取りのフェッチタイミングが、CLK信号の立
ち下がり変化時に行われる通信方法である。ここで、C
LK信号の立ち上がりエッジ部b21で設定されたDA
TA信号d21が通信開始信号である。そして、CLK
信号立ち上がりエッジ部a23でDATA信号d22を
設定し、CLK信号立ち下がりエッジ部b23のフェッ
チタイミングでDATA信号d22を読み込む。そし
て、CLK信号立ち下がりエッジ部bn−1で設定され
たDATA信号dmが通信終了信号である。
【0018】従来技術の制御方法でも述べた様に、予
め、通信データ量、若しくは、通信条件が明確な場合
は、通信終了コマンド自体が不要になる場合もあり、今
回の通常通信でのフェッチタイミングでのDATAの変
化を通信開始時のみの運用とし、所定のデータ量が受信
したので通信終了、所定時間データがこなければ、通信
終了とすることができる。
【0019】また、フェッチタイミングでの全てのDA
TA変化を必ずしも、通信開始信号と扱わず、その他の
理由により、発生したものという判断の選択肢をもつ運
用方法もできる。
【0020】当該タイミングが発生しても、所定の通信
条件を満たさない場合、例えば、当該タイミングが連続
して発生したり、通信データ量が所定のデータ量に満た
ない等の通信異常と判断したり、特定の組み合わせの通
信がなされた場合、送信・受信が変更を指示する信号と
する等の運用方法がある。
【0021】通信開始信号、通信終了信号の読み込みタ
イミングであるが、次の3つが想定される。
【0022】第一は通常通信のフェッチタイミングの逆
CLK信号エッジでのDATAを読む。つまり、通常の
DATA通信がCLK信号の立ち下がり変化、フェッチ
タイミングがCLK信号立ち上がり変化の場合、CLK
信号立ち下がり時のタイミングになり、通常のDATA
通信がCLK信号の立ち下がり変化、フェッチタイミン
グが、CLK信号立ち下がり変化の場合、CLK信号立
ち下がり時のタイミングになる。
【0023】第二は通常通信のフェッチタイミングか
ら、次のCLK信号の変化のDATAの変化を読む。つ
まり、通常のDATA通信がCLK信号の立ち下がり変
化、フェッチタイミングが、CLK信号立ち上がり変化
の場合CLK信号立ち下がり時〜立ち上がり時のタイミ
ングになり、通常のDATA通信がCLK信号の立ち下
がり変化、フェッチタイミングが、CLK信号立ち下が
り変化の場合、CLK信号立ち下がり時〜立ち上がり時
のタイミングになる。
【0024】第三は通常通信のフェッチタイミングか
ら、所定時間経過後のタイミングでDATAを読む。つ
まり、通常のDATA通信がCLK信号の立ち下がり変
化、フェッチタイミングが、CLK信号立ち上がり変化
の場合、立ち上がりから、所定時間経過のそれぞれのタ
イミングになり、通常のDATA通信がCLK信号の立
ち下がり変化、フェッチタイミングが、CLK信号立ち
下がり変化の場合、立ち上がりから、所定時間経過のそ
れぞれのタイミングになる。
【0025】また、前述の通信異常の監視範囲として次
の様な範囲が考えられる。
【0026】第一は通常DATA変化時のDATA変化
完了タイミングから、次のDATA変化が開始直前まで
当該範囲の全域でDATAの変化を監視する。
【0027】第二は当該範囲の一部の範囲でDATAの
変化の監視をする。
【0028】つまり、通常のDATA通信がCLK信号
の立ち下がり変化、フェッチタイミングが、CLK信号
立ち上がり変化の場合、当該範囲とは、CLK信号立ち
下がり後、DATAの変化が完了されるタイミングか
ら、次のCLK信号立ち下がり時によるDATA変化直
前までになる。また、仮にDATAの変化がない場合、
DATAが変化されるであろうはずのタイミングからD
ATAが変化されるであろうはずのタイミングまでであ
る。
【0029】本発明は、例えば、送信・受信がCPUの
場合、前述の開始信号の読み込みタイミングをCLK信
号立ち下がり時やCLK信号立ち上がりから所定時間経
過のタイミングで行えば回路を付加しなくても、この通
信方法を実行出来る。但し、意図的に、DATAの変化
タイミングを、CLK信号の変化タイミングより、遅ら
せて読み込み、または、送信する方が制御的に有利にな
る場合も多い。
【0030】次に図3に示すブロック図により回路を付
加した通信方法を説明する。
【0031】図3は、開始信号の読み込みタイミングを
CLK信号立ち下がり時から立ち上がり時で行う場合
や、通信異常と判断するDATA変化時のDATA変化
完了タイミングから次のDATA変化が開始直前までの
当該範囲の全域でDATAの変化の監視をする場合、そ
して該範囲の一部の範囲でDATAの変化の監視をする
場合に有効な実施の参考回路例である。
【0032】通信DATAが、CLK信号立ち下がり変
化の場合、CLK信号の立ち上がりから立ち下がりまで
の限定範囲のDATA変化を読むには、エッジ検出回路
1が極めて有効になる。エッジ検出回路1は、その通信
方法により、立ち上がりエッジ検出、立ち下がりエッジ
検出、両エッジ検出、または、そのいずれかのエッジを
検出するかの選択回路を含む回路である。また、エッジ
検出のDATAの変化の監視のサンプリングサイクルと
しては、CLK信号とは別の周波数の高い発振源のサン
プリング用タイマー2が必要である。このエッジ検出回
路1で得られた信号と、CLK信号、若しくはその反転
信号の論理積を論理積回路3でとり、その信号を次段の
制御回路部4に送る。ここで、回路や通信の構成により
別の論理回路構成になる場合もある。制御回路部4は、
論理積回路3の信号、DATA信号、若しくは、その遅
延信号、CLK信号の情報を考慮し、通信状態がどの様
な状態になっているか判断し、また、CLK信号反転回
路5や、場合によっては、エッジ検出回路1も制御す
る。そして、最終的な通信データを受信部7に送信す
る。この場合、シフトレジスタ回路等により、シリアル
データをパラレルデータに変える回路が有効になる場合
も多い。DATA部の遅延回路6は、CLK信号の変化
タイミングより、DATAの変化タイミングの方が遅い
方が回路構成上有利であるが、遅延回路6がなくても問
題はない。また、制御回路部4の回路構成は、受信部7
の構成により変わったり、また、受信部7と明確にその
構成が区別出来ない場合もある。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
通信状態や通信確認、通信送信許可用等の信号線を設け
ることや通信信号中に特殊な通信コマンドを使用するこ
とのない同期式シリアル通信を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の同期式シリアル通信の通信タイミングチ
ャート。
【図2】簡易的な同期式シリアル通信の通信タイミング
チャート。
【図3】制御回路を設けた実施例を示すブロック図。
【符号の説明】
1 エッジ検出回路 2 サンプリング用タイマー 3 論理積回路 4 制御回路部 5 CLK反転回路 6 遅延回路 7 受信部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 CLK信号の立ち上がりエッジ若しくは
    立ち下がりエッジでDATA信号を設定する同期式シリ
    アル通信において、フェッチタイミングでのDATA信
    号の変化を、通信開始信号・通信終了信号等の信号とし
    て取り扱う事を特徴とする簡易的な同期式シリアル通信
    の通信方法。
JP9184615A 1997-06-26 1997-06-26 簡易的な同期式シリアル通信の通信方法 Pending JPH1117745A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9184615A JPH1117745A (ja) 1997-06-26 1997-06-26 簡易的な同期式シリアル通信の通信方法

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JP9184615A JPH1117745A (ja) 1997-06-26 1997-06-26 簡易的な同期式シリアル通信の通信方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1117745A true JPH1117745A (ja) 1999-01-22

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ID=16156331

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JP9184615A Pending JPH1117745A (ja) 1997-06-26 1997-06-26 簡易的な同期式シリアル通信の通信方法

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JP (1) JPH1117745A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100613305B1 (ko) 2004-05-13 2006-08-17 오티스엘리베이터 유한회사 1비트 직렬 통신용 동기코드 선별 방법 및 장치

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100613305B1 (ko) 2004-05-13 2006-08-17 오티스엘리베이터 유한회사 1비트 직렬 통신용 동기코드 선별 방법 및 장치

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