JPH11176674A - 混線のないエネルギーおよび信号の送信方法および装置 - Google Patents

混線のないエネルギーおよび信号の送信方法および装置

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JPH11176674A
JPH11176674A JP10230638A JP23063898A JPH11176674A JP H11176674 A JPH11176674 A JP H11176674A JP 10230638 A JP10230638 A JP 10230638A JP 23063898 A JP23063898 A JP 23063898A JP H11176674 A JPH11176674 A JP H11176674A
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gap
transformer
frequency
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carrier signal
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JP10230638A
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Paul Schroers
シュロアース ポール
Guido Spix
スピックス グイドー
Stefan Kross
クローシュ シュテファン
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Volkmann GmbH and Co KG
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Volkmann GmbH and Co KG
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D01NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
    • D01HSPINNING OR TWISTING
    • D01H1/00Spinning or twisting machines in which the product is wound-up continuously
    • D01H1/14Details
    • D01H1/20Driving or stopping arrangements
    • DTEXTILES; PAPER
    • D01NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
    • D01HSPINNING OR TWISTING
    • D01H7/00Spinning or twisting arrangements
    • D01H7/02Spinning or twisting arrangements for imparting permanent twist
    • D01H7/86Multiple-twist arrangements, e.g. two-for-one twisting devices ; Threading of yarn; Devices in hollow spindles for imparting false twist

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)
  • Arrangements For Transmission Of Measured Signals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 繊維機械、特に、撚糸機において混線のない
エネルギーおよび信号の送信方法およびその方法を実行
するための装置の実現。 【解決手段】 エネルギーおよび信号の送信は、第1の
静止した構成要素(2) から、空隙にまたがって空隙内で
移動する糸バルーンを通じて、第2の静止した構成要素
(8.3) へ実行される。交流電圧信号はキャリア信号とし
て使われ、第1の構成要素(2) に配置された1次側の部
分(6.1) と第2の構成要素(8.3) に配置された2次側の
部分(6.2) と有する変圧器(6) を介して送信される。空
隙(9) は1次側の部分(6.1) と配置された2次側の部分
(6.2) との間に広がる。変圧器(6)は、コイルのペアを
備え、そのコイルのペアを介して、エネルギーがキャリ
ア信号によって送信され、さらに信号が送信される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、繊維機械(textile
machines)における混線のない(contact-free )エネル
ギーおよび信号の送信方法と、請求項11の前文の特徴
を有するこの方法を実行するための装置だけではなく、
特に請求項1の特徴を有する撚糸機(twisting machine
s) とに関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】上記の特色を有する方
法および装置は、DE-C-1 510 854で公知であり開示され
ている。この公知の装置では、エネルギー送信は、変圧
器の、固定して設置された1次側と固定して設置された
2次側との間での実行され、したがって2つの変圧器の
半分の間で糸バルーン(yarn balloon)が広がる。この変
圧器の実施例のさらなる詳細は、この文献では開示され
ていない。開示された実施例は、変圧器は小さい電力出
力の送信に対してのみ適することを表わしている。この
ことは、1000Hzより大きい送信周波数で鉄心を利用
することですでに示される。より大きい電力出力に対し
て、すなわち50Wを超える電力出力に対して、高い再
磁化損失(remagnitization losses)による電力損失を、
付加された冷却手段なしに散逸することはできない。公
知の装置のさらなる欠点は、開示されている機能構成要
素(変圧器の1次電圧の変化)をアナログ制御するた
め、多数の機能構成要素(例えばブレーキおよびモー
タ)が制御されるべきとなるとすぐに複数の変圧器ユニ
ットが必要となってしまう点である。そのようなアナロ
グ制御方法のさらなる原理的な欠点は、特に大きな空隙
に対しては、コイル巻線および空隙の調整の許容誤差
を、許容される消費においては十分に正確には維持する
ことができず、例えば前もって設定された公称値(nomin
al value) によるデータ送信はできないので、高度に正
確な制御、例えばモータの正確なrpm制御を実現でき
ない点である。
【0003】信号および電気エネルギーの混線のないの
送信についてもまた、EP-0 525 495A1 で開示されてい
る。この公知の装置においては、強磁性材料の鉄心の他
に、1次コイルおよび2次コイルを有するアキシャル変
圧器(axial transformer) 装置も使われる。このアキシ
ャル変圧器には、変化する信号をさらに混線なく送信す
るために、1次コイルおよび2次コイルに直に、電気的
な受信器装置および電気的な送出器装置へ交互に接続す
ることができるように、少なくとも1つの送出器と少な
くとも1つの受信器とが配置される。この受信器装置お
よび送出器装置は、大きな表面のアンテナとして実現さ
れ、変圧器の1次コイル,2次コイルおよび/または鉄
心を有する共通の構造のユニットに結合される。
【0004】変圧器の1次コイルおよび2次コイルは、
互いに回転可能であるように配置することができる。ア
キシャル変圧器として稼動する2つのそのような公知の
変圧器を用いることによって、繊維機械において、原理
的には、第1の静止した構成要素から回転する構成要素
を介して第2の静止した構成要素へエネルギーおよび信
号を送信することができるであろう。しかし、繊維機械
で発生する高いrpm(10,000rpm よりも大きい)に対
して、そのような装置では十分な動作安全性は得られな
い。このような装置についてのテストでは、ひび割れを
形成する傾向を有する脆性のフェライト材料の、不十分
な遠心力安定性から生じる技術的な限界について、再三
示されている。このことは、変圧器が放射送信器(radia
l transmitter)として実現されるときにも当てはまる。
【0005】さらに、このような公知の装置では、信号
送信は、付加したコイルを介して、あるいは誘導性ある
いは容量性のアンテナとして実現されるカップリング要
素によって、別個の経路で、エネルギー送信と並行して
実行される。付加された巻線が使われる場合、これでは
望ましくない大きなスペースを必要とすることになる。
アンテナを用いた場合、電力およびデータの送信は、慣
習的に別々のキャリア周波数を用いることによって実行
されている。すなわち、エネルギー送信は慣習的にはkH
z の範囲で実行され、一方で信号送信はMHz の範囲で実
行される。必要な構成要素に対する費用は、特に複数の
作業端末(work stations) を有する繊維機械に対して
は、正当であるとはいえない高いコストとなる。
【0006】文献DE 41 25 145 A1 は、電気エネルギー
および変化する信号の混線のない送信のための、1次お
よび2次コイルと強磁性体材料からなる鉄心を有するア
キシャル変圧器を有する装置に関係する。1次コイルお
よび2次コイルに直に、少なくとも1つの送出器と少な
くとも1つの受信器とが配置され、これらは大きな面の
エリアのアンテナとして実現される。それによって、対
応するアンテナと共に1次コイルおよび2次コイルは、
互いに場所をずらすことができ、すなわち互いに回転で
きる。エネルギーおよび信号の送信にそのような装置を
利用することに関して、上記の文献に関してなされた批
評はここでも当てはまる。
【0007】DE 195 45 220 A1から、互いに関して線形
に動く車両の部品間の信号の混線のない送信のための配
置が公知である。車両の車体と運転席あるいは助手席と
の間のエネルギーおよび制御信号の送信に特に適する。
この配置は、別個のハーフシェル(half-shell)の鉄心内
に1次コイルおよび2次コイルを有する送信装置を有す
る。ハーフシェルの鉄心は互いに沿って滑ることがで
き、1次コイルと2次コイルとの間の磁気フローの閉回
路を形成するような輪郭を有するレールとして実現され
る。この配置では、繊維機械において、回転する構成要
素を介してのエネルギーおよび信号の送信は不可能であ
る。
【0008】したがって、本発明の目的は、以下の条件
を満たすように、少なくとも1つの構成要素、例えば糸
バルーンが通過する空隙にまたがって、電気エネルギー
および信号を、第1の静止した構成要素、例えば撚糸機
の機械フレームから、第2の静止した構成要素、例えば
撚糸スピンドル(twisting spindle)へ、送信することが
できるように、請求項1の前文によって上記の種の方法
を改良することである。
【0009】1)移動可能な構成要素によって囲まれる
第2の静止した構成要素の機能構成要素をいくつでも制
御できる。 2)移動した構成要素は高いrpmで(例えば10,000rp
m より高く)回転することができる。 3)比較的大きい空隙(1mmより大きい) にまたがっ
て、50Wより大きい電力出力を有するエネルギー送信
が可能である。
【0010】4)アンテナで実現されるような付加され
た誘導性あるいは容量性のカップリング要素がなくて
も、好適には単一方向で、あるいは双方向でもデータ送
信を実行することができる。
【0011】
【課題を解決するための手段】本目的の解決策は、請求
項1の特徴づける部分の特色によって独創的に達成され
る。本方式の有利な実施例は、従属請求項2から9で開
示されている。本発明の方法を実行するための装置は、
請求項10に開示されている。本装置のさらに有利な実施
例は、従属請求項11から19に開示されている。
【0012】本発明の基本的な思想は、送信すべき信号
に周波数変調を課した共通のキャリア信号によって、エ
ネルギーと、データあるいは制御信号とを、送信するこ
とができるという点にある。結果生じる周波数の飛び(j
umps) の評価は、ビットシリアルデータストリーム(bit
-serial data stream)として発生し、そのビットシリア
ルデータストリームは、データバイトあるいはデータワ
ードと結合することができ、したがって機能構成要素が
いくつでも,制御コマンドおよび/または前もって設定
された公称値がいくつでも対応することができる。
【0013】第2の静止した構成要素に配置した機能構
成要素は、糸ブレーキ(yarn brakes) ,撚糸フライヤブ
レーキ(twisting flyer brakes) だけではなく、例えば
紡績装置(spinning device) のための駆動装置としての
役割を担うモータの形式であってもよく、その紡績装置
は、糸バルーン内に撚糸スピンドルに定められるスペー
スに配置される。そのような装置は、統合させた紡糸お
よび撚糸処理において、撚糸を生成するために使われ、
例えば、DE 43 31 801 C1 で開示されている。
【0014】本発明の方法を実行するための装置は、使
われる変圧器がそれぞれの仕様に対する特有の方法で合
わせられるときのみ、必要な電力出力を送信することが
できるということを熟知していることに基づいている。
本発明の方法を実行するために使われる変圧器の特徴は
請求項10に開示されており、特に、有利な実施例は従属
請求項11から17に開示されている。変圧器の1次および
2次側の部分の、そのような実施例および装置で、冷却
手段を必要とすることなく皮相電力出力および消磁損失
(demagnetization losses)を最小にしながら、より高い
電力出力を送信することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下に、このような動作をする本
発明の方法および装置の実施例を、添付された図を参照
してより詳細に説明する。図1はDE 43 31 801 C1 で開
示されている構造のダブル撚糸スピンドル(two-for-one
twisting spindle)を非常に概略的な表現で示してい
る。
【0016】スピンドルは、外軸受箱(outer housing)
2を備え、その外軸受箱内では、糸ガイドチャンネル(y
arn quide channel)を有するスピンドルロータディスク
(spindle rotor disk)3が回転可能であるように支持さ
れ、ホイール3.4 によって駆動される。糸ガイド要素と
してのバルーンリミッタ(balloon limiter)3.2はスピン
ドルロータディスク3の外周に接続される。糸ガイドチ
ューブ(yarn quide tube)3.3は、中空のスピンドル軸の
曲がった低いほうの終端で実現され、糸ガイドチャンネ
ル3.1 の内側の終端へ開けられる。回転から守られるよ
うに、スピンドルロータディスク3の上に、ベアリング
8.1 によって支持されるチャンバ8が備えられる。この
チャンバ8は、好適には円筒の形状を有しており、底8.
2 と外壁8.3 と図示されていない取り外しのできる蓋と
を備える。このチャンバ8内に、2つの回転紡績装置R1
およびR2は、電気モータ4および5によってそれぞれ駆
動される紡績ロータ(spinning rotor)を有して配置され
る。電気モータ4および5は、電線路4.1 および5.1 に
よって電子装置(electronic device) 7に接続され、そ
の電子装置7はチャンバ8の底8.2 の上に配置される。
この部品装置7は、外軸受箱2の壁にしっかりと接続さ
れた1次側の部分6.1 を有する変圧器6の2次側の部分
6.2 に接続される。
【0017】図1および図2において、電気モータ4お
よび5を供給し制御する必要のないような撚糸スピンド
ルのあまり重要ではない個所は全て取り除かれているこ
とに注意すべきである。動作中、分解された繊維材料
は、ここでは詳細が開示されていない方法で回転紡績装
置R1およびR2へガイドされ、糸バルーンを介して外部か
らガイドされる。従来のオープンエンド方法(open end
method) によって紡績ロータで生成される紡いだ糸(spu
n yarns)は、上方が開いた紡績ロータから上方向に移動
していき、その後、図示していない結合点で結合され
る。そこでは、紡いだ糸が、ダブル撚糸の原理に従っ
て、ダブル撚糸スピンドルを通じてスピンドル軸に沿っ
て軸方向に引き抜かれることによって、撚糸(twisted y
arn)に形成される。放射状に拡大する糸ガイドチャンネ
ル3.1 から出た後、糸バルーンを形成することによっ
て、中空のスピンドル軸の延長上に位置する図示されて
いない中央にある点へ更にガイドされ、その後その点か
ら従来の糸巻取装置(yarn winding device) へガイドさ
れる。
【0018】このことについての詳細は、DE 43 31 801
C1 から得ることができる。図2において、撚糸スピン
ドルの別の実施例が示されており、これについては、フ
リー糸バルーン(free yarn balloon) が使われてスピン
ドルロータディスクに接続されているバルーンリミッタ
が取り除かれている点のみ図1の実施例と異なる。図2
は図1と同じ部分に対しては同じ参照符号を使っている
が、その参照番号にはアポストロフィーが付されてい
る。スピンドルの設計に関しては、図1の説明を参照さ
れたい。
【0019】両実施例において、電気モータ4,5およ
び4',5'を駆動するための電気エネルギーは、変圧器6
あるいは6’によって供給される。さらに、2つの電気
モータを制御するための信号もまた変圧器6あるいは
6’によって提供される。これについては以下により詳
細に説明する。図3では、破線で示される撚糸スピンド
ルにおける変圧器6の配置を拡大した表現で示してい
る。変圧器6の1次側は静止した外軸受箱の壁3.2 に配
置され、一方で、2次側6.2 は静止したチャンバ8の壁
8.3 に配置されている。これらの2つの固定した壁の間
の空隙9は、十分な幅を有するように提供され、糸バル
ーンと図1の実施例におけるバルーンリミッタも空隙9
によって動くことができる。
【0020】変圧器6の1次側6.1 は、フェライトから
なり好適にはU 形状あるいはE 形状である鉄心6.12だけ
ではなく、巻き枠本体(spool body)6.13に巻き付けられ
た1次コイル6.11も備える。変圧器6の2次側6.2 は、
好適にはU 形状あるいはE 形状の鉄心6.22だけではな
く、巻き枠キャリア(spool carrior)6.23 に巻き付けら
れた2次コイル6.21も備える。その2つの鉄心は互いに
軸方向に一直線に並べられ、互いに空隙9の幅の間隔で
一定の間隔が保たれる。図3から分かるように、鉄心脚
(legs)の長さに対する2つのフェライト鉄心6.12,6.22
および鉄心脚の端面(end face ) に対する実施例は、空
隙9の輪郭に合わせられ、その曲率に従う。各鉄心6.12
および6.22の外側の鉄心脚の間隔は、空隙9の幅の(好
適には4より大きい)倍数であり、好適には2mmより
大きい。変圧器6の1次側と2次側との間で回転する構
成要素は、電気的に非導電である材料で実現されるべき
で、したがって、図1による実施例では、バルーンリミ
ッタ3.2 は、変圧器6を通過するエリア内に、プラスチ
ック材料によって閉じられる窓3.21を有する。
【0021】図3から更に分かるように、空隙9に面す
る部分もまた空隙9の輪郭に合わせられてその曲率に従
うように、1次側6.1 および2次側6.2 にコイル6.11お
よび6.21がそれぞれ配置されている。この方法では、コ
イル6.11および6.21は、空隙9において、可能な限り最
短の間隔で配置される。さらに、2次コイル6.21は、空
隙9から離れて向いている部分もまた、空隙9の輪郭に
合わせられ、本質的にその曲率に従うように実現され
る。このことは、傾斜面に備えられる巻き枠キャリアの
一部分6.24によって達成される。
【0022】電気エネルギーの送信は、許容できる構造
的な大きさを実現することができるように、中波(10
kHzから30kHz)内で実行される。フェライト鉄心を
用いることによって、消磁損失は最小となり、より高い
電力出力に対して付加的な冷却手段を提供する必要はな
くなる。例えば、以下のような出力データを実現するこ
とができる。
【0023】
【表1】
【0024】もちろん、変圧器6の実施例において、コ
イル支持としての巻き枠本体を取り除くことができ、そ
の場合、前もって製造され固定されたコイルを、包み込
むような形で鉄心に取り付けてもよい。電気モータ4お
よび5の駆動に必要な電気エネルギーに加えて、モータ
動作のあらかじめ設定した公称値のためのデータについ
てもまた変圧器6を介して送信されるべきであるので、
このデータ送信に関して、図4および5を参照して説明
する。
【0025】図4は、変圧器6を介して外部から撚糸ス
ピンドル1あるいは1’の内部へ、信号の他に電気エネ
ルギーをも供給するための回路を、基本的な回路ダイヤ
グラムで示している。変圧器6の1次側6.1 の単一のコ
イルは、制御ユニット10の出力端子に接続されており、
この出力端子へは、電源電圧に加えて、制御信号(例え
ば、スタート,ストップ,rpm)が、図示されない方
法で供給される。この制御ユニット10において、ここで
生成されるキャリア信号は、10kHzから30kHz
の間の周波数を有してもよく、またエネルギー送信に役
立ち、制御信号特有でありかつ制御信号に対応するよう
な周波数変調をかけられる。その結果生じる周波数変調
された信号は、変圧器6の1次側6.1 によって2次側6.
2 に送信される。すなわち、1次側および2次側の同じ
コイルで、エネルギー送信に加えてデータ送信もまた行
われる。
【0026】2次側6.2 は、整流器ブリッジ11と、オプ
ションとして電圧安定化12とによって、図4で機能構成
要素1および機能構成要素Nとして識別される構成要素
の入力端子に接続される。示された実施例では、これら
の機能構成要素は2つの電気モータ4および5である。
もちろん、撚糸スピンドルのさらなる機能構成要素もま
た接続できる。さらに、変圧器6の2次側6.2 は、電圧
コンパレータとして動作する増幅器13によって、撚糸ス
ピンドルのチャンバ8の内部において、評価回路と呼ば
れる電子装置7に接続される。マイクロプロセッサを備
えることができる電子装置は、以下の方法によって、結
果として生じる周波数変化を評価する。
【0027】図5(A)は、制御ユニット10によって生成さ
れる周波数変調された1次電圧/2次電圧の、電圧の経
過の予想される時間列を示す。示された実施例における
これらの信号は矩形の形状をしている。しかし、これら
は正弦波形状あるいは矩形でもよい。電圧コンパレータ
としてスイッチされた増幅器13を通過した後、矩形の電
圧は、供給された電圧の矩形あるいは正弦波形状に独立
して評価回路7の入力に供給される。データが送信され
ない限り、電子回路7には周波数fB (base frequenc
y: 基本の周波数)の供給電圧が供給される。データが
送信されるとすぐに、供給電圧の周波数は、基本の周波
数fB と第2の周波数fO (offset frequency: オフセ
ット周波数) との間で、送信されたビットパターンに応
じて変化する。電子装置によって検出されたこれらの周
波数の飛びは図5(B)に表わされる。電子装置7で周波数
変化は、同期した送信方法で、ちょうどレベルの変化の
ように評価される。評価回路における信号の解釈は図5
(C)に例示される。ハイレベル(ビット=1)の送信のため
に周波数fB を、ローレベル (ビット=0)の送信のため
に周波数fO を適用する。基本の周波数fB よりも周波
数fO だけ大きくも小さくもなることができ、それによ
って周波数/レベルの対等関係が、制御ユニット10ある
いは評価回路7によって、同じ方法で解釈あるいは評価
される。ハイ/ローの端の変化はスタートビットとして
解釈される。
【0028】図5では、供給された交流の周期の長さ内
での周波数変化が評価される方法を示している。もちろ
ん、例えば平均することによって、この方法の故障に対
する安全性を高めるために、周波数変化を検出するため
の周期的な整数Nを用いることもできる。更なる変形例
では、同一の周波数の連続的なインパルスの別の整数を
定義することもでき、これによれば、2つの周波数に対
するNおよびMは、ローおよびハイレベルの送信のため
の時間が結果として実質同じであるように、別々に選択
されなければならない(このことは従来の同期送信方法
に非常に類似している)。このような送信経路では障害
のある信号(disturbance signal)が避けられないので、
上記の変形例では、電子的な評価回路によって、基本の
周波数およびオフセット周波数の定義された周期の長さ
に対応するような時間ウィンドウ(time windows ) で、
端の変化を評価する。
【0029】図5(C)で表わされる評価方法では、10ビッ
トフレーム(1つのスタートビット,8つのデータビッ
ト,1つのストップビット)が使われる。送信されたビ
ットはその後、評価装置によってデータワード (バイ
ト) に統合される。もちろん、このビットはあらゆる適
切な数のデータバイトからなるデータ構造にもまた統合
できる。この方法では、定義されるデータ構造は、あら
ゆる適切な別の公称値あるいは制御信号の送信のために
使うことができる。送信されたデータブロックを、送信
エラーが評価装置によって検出され考慮されることがで
きるように、合計することによって(例えばCRC チェッ
ク)公知の方法で確保できる。送信エラーは、制御され
たモータを結果として停止させることになる。これは、
簡単なセンサによって、回転する装置ユニットの外側で
検出することができる。
【0030】代わりに、電子的な評価装置は、1次側の
エネルギー供給の変換器において、電流センサによって
評価される電力摂取(power intake)を変調することがで
きる。それによってエラーのないデータ送信を確認でき
る。そのような電流センサを使うときは、本発明の更な
る変形例によって、双方向データ送信が可能であるよう
に、どんな適切なデータブロックでも電流変調によって
送信し検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ガイドされた糸バルーンを有する撚糸スピンド
ルと、エネルギーおよび信号が外部から送信されるべき
撚糸スピンドル内に配置された紡績装置との非常に概略
的な部分の図である。
【図2】フリー糸バルーンを有する撚糸スピンドルと、
エネルギーおよび信号が外部から供給される2つの紡績
装置との図1と類似の表現の図である。
【図3】図1および図2の撚糸スピンドルに対するエネ
ルギーおよび信号の転送のための変圧器の実施例の水平
断面図である。
【図4】図1あるいは図2の撚糸スピンドルに対するエ
ネルギーおよび信号の転送のための装置の電子的な構成
要素の基本的な回路ダイヤグラムを示す図である。
【図5】周波数変調による信号のビットシリアル送信方
法の実施例のタイムチャートを説明した図である。
【符号の説明】
2…外軸受箱 4,5…機能構成要素 6,6’…変圧器 6.1 …1次側 6.2 …2次側 6.11…1次コイル 6.21…2次コイル 6.12,6.22…鉄心 7…評価回路 9…空隙 R1,R2…紡績装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 シュテファン クローシュ ドイツ連邦共和国,41751 ビエルセン, アーレンベクグ 24

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 繊維機械、特に撚糸機で、第1の静止し
    た構成要素から所定の幅の空隙にまたがって第2の静止
    した構成要素への、混線のないエネルギーおよび信号の
    送信方法であって、電気的に非導電である材料の少なく
    とも1つの構成要素および物体が、特に、撚糸機の機械
    フレームから前記空隙内で回転する糸バルーンを通じて
    撚糸スピンドルへ前記空隙を介して移動し、前記空隙に
    おいて、少なくとも10kHzの周波数を有する交流電
    圧信号が、変圧器による誘導性の送信によって送信さ
    れ、前記変圧器は、前記第1の構成要素に1次側、前記
    第2の構成要素に2次側を有し、前記1次側の部分と前
    記2次側の部分との間に空隙が位置する、混線のないエ
    ネルギーおよび信号の送信方法において、コイルの組を
    1つだけ有する変圧器が使われ、前記変圧器を介してエ
    ネルギーおよび信号が共通のキャリア信号によって転送
    され、前記キャリア信号自体が前記エネルギー送信とし
    ての役割を担い、前記送信すべき信号は、固定された所
    定の間隔を有する2つの周波数の値の間で前記キャリア
    信号が飛び、周波数の飛びが制御信号が生成されるビッ
    トシリアル信号として前記2次側で評価されるように、
    周波数変調を前記キャリア信号にかけたものであること
    を特徴とする混線のないエネルギーおよび信号の送信方
    法。
  2. 【請求項2】 前記キャリア信号の前記周波数の飛び
    は、前記キャリア信号の周期の長さ内で評価されること
    を特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記周波数の飛びは、所定の数の周期を
    有する前記キャリア信号に刷り込まれ、これらの周期の
    長さ内で評価されることを特徴とする請求項1に記載の
    方法。
  4. 【請求項4】 前記周波数の飛びが前記キャリア信号に
    刷り込まれるような前記周期の数は、前記2つの所定の
    周波数の値に対して同一であることを特徴とする請求項
    3に記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記周波数の飛びが前記キャリア信号に
    刷り込まれるような前記周期の数は、前記2つの所定の
    周波数の値に対して異なることを特徴とする請求項3に
    記載の方法。
  6. 【請求項6】 実質的には前記2つの周波数の値の送信
    のための前記同じ時間周期であるように、前記周波数の
    飛びが前記キャリア信号に刷り込まれる前記周期の数
    は、前記2つの所定の周波数の値に対して異なることを
    特徴とする請求項5に記載の方法。
  7. 【請求項7】 前記送信されるビットは、データワード
    またはデータブロックに対する評価に結合されることを
    特徴とする請求項2から6のいずれか一項に記載の方
    法。
  8. 【請求項8】 前記データワードまたはデータビット
    は、合計することによって確保され、送信エラーを認識
    することによってスイッチング処理が起動されまたは中
    断され、および/またはアラーム信号が始動されること
    を特徴とする請求項7に記載の方法。
  9. 【請求項9】 前記エネルギー供給の電力の取り込みが
    モニタされ、電流変化は肯定応答文字を生成するため評
    価されることを特徴とする請求項8に記載の方法。
  10. 【請求項10】 少なくとも1つの実質的に円筒状の第
    1の静止した構成要素、特に撚糸スピンドルの外軸受箱
    と、空隙を定義する所定の間隔で前記第1の構成要素の
    内側の少なくとも一部分に位置する少なくとも1つの第
    2の静止した構成要素、特に前記撚糸スピンドルの内軸
    受箱とを有する、請求項1から9のいずれか一項に記載
    の方法を実行するための装置であって、電気的に非導電
    である材料の少なくとも1つの物体、特に糸バルーンが
    前記空隙を通過して移動し、前記物体は、前記第1の構
    成要素に配置された1次側の部分と、前記第2の構成要
    素に配置された2次側の部分とを有する変圧器を備え、
    前記1次側の部分および前記2次側の部分はそれぞれ、
    鉄心に巻かれたコイルを有し、互いに軸方向に一直線に
    並べられ、前記空隙の幅の間隔で前記第2の構成要素の
    放射状の方向に一定の間隔が保たれ、前記1次側の部分
    は交流発生器に接続され、一方で前記2次側の部分は前
    記第2の構成要素に配置された電気的な構成要素に接続
    される装置において、正反対に位置する側にある前記変
    圧器(6) の前記2つの鉄心(6.12 ,6.22) 、特に、それ
    らの鉄心脚の対面する端面は、前記空隙(9) の輪郭、特
    に曲率半径に合わせられ、前記各鉄心(6.12,6.22) の前
    記2つの鉄心脚のそれぞれの間隔は、前記空隙(9) の幅
    の倍数であることを特徴とする装置。
  11. 【請求項11】 前記変圧器(6) の前記2つの鉄心(6.1
    2 , 6.22) のそれぞれにおいて、前記空隙(9) に配置さ
    れる前記コイル(6.11 および6.21) の部分は、前記空隙
    (9) の輪郭に調和しており、特に曲率の前記半径に調節
    され、前記空隙に対して最小の間隔で、前記鉄心の幅全
    体にわたって位置することを特徴とする請求項10に記載
    の装置。
  12. 【請求項12】 前記空隙(9) から離れて向いている前
    記変圧器(6) の前記鉄心およびコイルの部分が、前記空
    隙(9) の輪郭に合わせられ、特に前記曲率の前記半径に
    合わせられることを特徴とする請求項11に記載の装置。
  13. 【請求項13】 前記空隙は、2mmより大きいこと特
    徴とする請求項12に記載の装置。
  14. 【請求項14】 前記鉄心は、UまたはEの形状を有す
    ることを特徴とする請求項12に記載の装置。
  15. 【請求項15】 前記鉄心脚の間隔は、少なくとも前記
    空隙の幅の4倍であることを特徴とする請求項13または
    14に記載の装置。
  16. 【請求項16】 曲率の前記半径は、40から100m
    mの間であることを特徴とする請求項13に記載の装置。
  17. 【請求項17】 前記変圧器(6) の前記2つの鉄心(6.1
    2 , 6.22) は、フェライト鉄心として実現されることを
    特徴とする請求項10に記載の装置。
  18. 【請求項18】 前記変圧器(6) の前記2次側の部分
    (6.2) に接続された前記評価回路(7) は、前記制御信号
    を生成するために使われ、例えばマイクロプロセッサを
    備え、前記第2の静止した構成要素の機能構成要素(4,
    5) に接続されることを特徴とする請求項10から17のい
    ずれか一項に記載の装置。
  19. 【請求項19】 前記機能構成要素は、前記撚糸スピン
    ドル内に配置された回転する紡績装置(R1 ,R2) を駆動
    する電気モータ(4,5) であることを特徴とする請求項18
    に記載の装置。
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