JPH11175650A - Lc共振タグを用いた情報表示方法 - Google Patents

Lc共振タグを用いた情報表示方法

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JPH11175650A
JPH11175650A JP9335764A JP33576497A JPH11175650A JP H11175650 A JPH11175650 A JP H11175650A JP 9335764 A JP9335764 A JP 9335764A JP 33576497 A JP33576497 A JP 33576497A JP H11175650 A JPH11175650 A JP H11175650A
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JP
Japan
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resonance
reflected wave
information display
product
resonance tag
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JP9335764A
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Inventor
Tsutomu Shimamura
力 島村
Tsutomu Sakamoto
力 阪本
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SENSOR TECHNOS KK
Original Assignee
SENSOR TECHNOS KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 目に見えないID情報記録手段を商品に内在
させて、模造商品の判別を可能にする。 【解決手段】 ライセンス契約に基づいて商品を製造す
る際に、商品21,22の内部にLC共振タグ1を埋め
込む。これらの商品に反射波解析装置11の送受信アン
テナユニット15,16を近づければ、LC共振タグ1
の共振周波数が特定され、その共振周波数に関連づけら
れている表示データに基づき、ブランド名、品名、商品
説明等の音声メッセージが反射波解析装置11のスピー
カから放送され、真正商品であることを証明する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、LC共振タグを
用いた情報表示方法に関するものであり、特に、商品の
真贋検査や開封履歴の検査に適した情報表示方法に関す
るものである。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来から商品取引市場
には、真正商品をまねた模造品が出回っている。模造品
のなかには、真贋の見極めが困難な程度に巧妙に製造さ
れたものがあり、違法な模造品の存在が市場秩序の混乱
を招き、特に、有名ブランド製品をコピーした模造品の
氾濫が社会的問題となっている。そこで、真正商品を生
産する段階でシールやタグ等の情報記録手段を真正商品
に添付し、流通段階において情報読取り及び表示手段に
よりID情報を読取って、真正商品と模造品を判別する
ことが考えられる。
【0003】商品のID情報表示手段としては、従来か
らバーコードを使用するシステムがID情報に基づく商
品管理・金銭登録処理システムとして広く使用されてい
るが、可視情報であるバーコードを印刷したシールやタ
グは偽造や着脱が容易であるので、模造品の識別を目的
とした場合の情報表示システムとしての機能は十分では
ない。したがって、商品の真贋検査に適した商品情報表
示システムを構成するためには、バーコード等の可視情
報記録手段に代わる偽造や交換が困難なID情報記録手
段を用いる必要がある。
【0004】また、工業所有権者と実施契約を結んだ者
がライセンス商品を生産する場合において、工業所有権
者がライセンス商品の製造数を正確に把握することがで
きない場合は、ライセンス契約に関する紛争が生じるお
それがある。このような問題を解消するためには、工業
所有権者がライセンス契約に基づいた数量の偽造困難な
ID情報記録手段を実施権者に提供して、生産段階でI
D情報記録手段を商品に装備させれば、工業所有権者に
よるライセンス商品の製造数管理が可能となり、契約上
のトラブルの防止に有効であると考えられる。
【0005】そこで、偽造や交換が困難で且つ、膨大な
商品アイテム数に対応できる情報記録手段を用いて、商
品の真贋検査や製造数管理に適したID情報表示方法を
提供するために解決すべき技術的課題が生じてくるので
あり、本発明は上記課題を解決することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記目的を
達成するために提案するものであり、周波数掃引送信機
から掃引電波を発信し、送信波形と受信機にて受信した
受信波形とを比較して、電界中のLC共振回路による反
射波の有無、並びに反射波の波形を検出し、反射波検出
時には、検出した反射波波形に該当するIDデータ並び
に情報表示データに基づいて情報を表示する反射波解析
装置と、LC共振回路を形成したLC共振タグとを用い
た情報表示方法において、誘電体フィルムの両面に導電
体スパイラルパターンを形成してLC共振回路を構成し
たLC共振タグを、商品製造時にその内部へ埋設して不
可視、且つ、着脱不能に装着し、反射波解析装置の情報
表示データとして商品のブランド名、品名、その他のメ
ッセージ等を格納し、LC共振タグの反射波を検出した
ときは、検出した反射波波形に該当する情報表示データ
に基づき音声、または画像、あるいは音声と画像で情報
を表示するように構成したLC共振タグを用いた情報表
示方法を提供するものである。
【0007】また、誘電体フィルムの両面に導電体スパ
イラルパターンを形成してLC共振回路を構成したLC
共振タグを、商品の梱包または包装に貼付して封印し、
開封時にはLC共振タグが破壊されて共振回路の機能を
喪失するように形成し、反射波解析装置の情報表示デー
タとして商品のブランド名、品名、その他のメッセージ
等を格納し、LC共振タグの反射波を検出したときは、
検出した反射波波形に該当する情報表示データに基づき
音声、または画像、あるいは音声と画像で情報を表示す
るように構成したLC共振タグを用いた情報表示方法を
提供するものである。
【0008】また、共振周波数が相違する複数のLC共
振タグを商品に内蔵、または貼付し、送信周波数の掃引
により複数のLC共振タグからの反射波を検出したとき
は、検出した反射波波形の組合わせに該当するIDデー
タ並びに情報表示データに基づいて、音声、または画
像、あるいは音声と画像で情報を表示するように構成し
たLC共振タグを用いた情報表示方法を提供するもので
ある。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
図に従って詳述する。ID情報表示システムは、反射波
解析装置とLC共振タグとによって構成される。図1は
LC共振タグ1を示し、誘電体フィルム2の両面に接着
剤3を介して金属導電体4,5を接着して薄いシート状
に形成されている。図2(a)(b)(c)に示すよう
に、導電体4,5は矩形スパイラル形のコイルパターン
部4a,5aの外側端部に比較的大面積のコンデンサパ
ターン部4b,5bが連続しており、表裏のコイルパタ
ーン部4a,5aの内周端部を,図1に示す導電体6に
て接続して、コイルパターン部4a,5aのインダクタ
ンスとコンデンサパターン部4b,5bのキャパシタン
スとによるLC直列接続閉回路が形成される。LC共振
タグ1の共振周波数は、コイルパターン部4a,5aの
ターン数やコンデンサパターン部4b,5bの面積によ
って変化し、短波帯〜超短波帯の範囲で共振周波数が異
なる多種類のLC共振タグ1を用いる。
【0010】導電体4,5はエッチング、或いは導電体
ペーストの印刷等の手段によって形成し、誘電体フィル
ム2としては、PP(ポリプロピレン)、PET(ポリ
エチレンテレフタレート)、PI(ポリイミド)等を用
い、接着剤3は誘電体フィルム2とほぼ等しい誘電率の
ものが好ましい。
【0011】図3は反射波解析装置11を示し、CPU
12がスキャンタイミング/周波数制御部13を制御
し、スキャンタイミング/周波数制御部13が送信アン
プ14を制御して、送信アンテナ15から送信する。ス
キャンタイミング/周波数制御部13は、スキャンイン
ターバルデータと、LC共振タグ1の設定周波数チャネ
ルに合わせた掃引周波数帯域データとに基づき、一定の
スキャンインターバルで設定周波数帯をスキャンする。
【0012】受信アンテナ16に入射した受信波は受信
アンプ17にて増幅されて、送信アンプ15の出力とと
もに位相検出部18に入力される。位相検出部18の出
力はデータ処理部19内のA/Dコンバータによって基
準クロックと同期してサンプリングされ、ノイズ除去、
2値化処理が行われて、2値化された受信波形データは
データ処理部19内のメモリに書込まれる。
【0013】書き換え可能なメモリには、各周波数チャ
ネルのLC共振タグの反射波をモデルとした基準波形パ
ターンデータや、各LC共振タグに対応する音声表示デ
ータや画像表示データが格納されている。データ処理部
19は、画像処理の分野において一般的なパターンマッ
チングによる比較解析機能を有し、基準波形パターンデ
ータと受信波形パターンデータとを照合する。また、反
射波解析装置11にホストコンピュータを接続して、コ
ンピュータからメモリの基準波形パターンデータや表示
データの新規書込みや書換えが可能である。
【0014】表示装置20は、増幅器とスピーカとから
なり、音声表示データに基づいた音声情報をスピーカか
ら放送する。また、図示は省略するが、画像モニタ装置
を接続して、画像表示データに基づいた画像情報を見る
こともできる。
【0015】次に、ID情報表示システムの動作原理を
説明する。ここでは、反射波解析装置11の送信周波数
帯域を10チャネルに分割し、各チャネルの帯域のほぼ
中間の周波数を共振周波数とする10種類のLC共振タ
グ1を用いることとする。
【0016】反射波解析装置11は、図4に示すCH
−1(1チャネル)からCH−10までの周波数帯を順
次スキャンする。各チャネルは、例えば同図のよう
に、17段階(fn00〜fn16)の周波数帯で構成
され、周波数が連続的に変化するアナログ掃引ではな
く、スキャンタイミング/周波数制御部13の制御によ
り、5.00MHz, 5.01MHz, 5.02MHz, 5.
03MHz, ‥‥のように、段階的に周波数を変化させて
各チャネル毎に17段階の周波数掃引を行う。
【0017】さらに、同図のように、17段階の各周
波fn(i) は、それぞれ一定時間T2(数μ秒)発信さ
れ、対ノイズ性能を確保するため一定の繰り返しタイミ
ングT1(数十μ秒)で間欠的に複数回の発信を繰り返
した後に、次段階の周波数fn(i+1) の送信に移行す
る。
【0018】同図は送信出力ゲートのタイミングを示
し、Aは送信アンテナから発信される電波の波形、Bは
受信アンテナの感知領域内にLC共振タグが存在しない
場合の受信アンテナ入力波形を示す。
【0019】これに対して、アンテナの感知領域内に、
送信電波の周波数帯内の或る周波数に共振するLC共振
タグが存在する場合は、送信アンテナ15から受信アン
テナ16へ直接到達する電波に、LC共振タグ1の反射
波が重畳されて受信アンテナ16に入射し、Cのような
波形になる。
【0020】このとき、P1の区間(発信時間内)で
は、Aに示す送信波形に対する位相差がBとCとでは異
なる(A−B≠A−C)。また、Cにおいては、P1に
続くP2の区間でLC共振タグ1によって遅延した反射
波が認められる。
【0021】一定のタイミングで複数回発信される同一
周波数における反射波のみの遅延部分(P2)の受信レ
ベルを積算し、一つのチャネル内の各周波数(fn0〜
fn16)における反射波受信レベルをA/D変換して
サンプリングすると、図5のような共振レベルパターン
が得られる。
【0022】反射波解析装置11は、同一周波fn(i)
の発信を繰り返してホワイトノイズやインパルス性ノイ
ズを除去し、Cの如く、P1の区間でBに対するCの位
相差が認められ、且つ、P2の区間の共振レベルパター
ンが、図5に示すd1,d2に基づく共振鋭度、並びに
d3に示す設計周波数に対する誤差許容範囲において所
定の数値を満足するとき、LC共振タグ1の周波数チャ
ネルを特定し、そのLC共振タグに対応する音声表示や
映像表示、またはその両方の表示を行う。
【0023】ここで、10chのLC共振タグの内の1種
類のLC共振タグを商品に添付した場合は、商品識別種
類は10種類にとどまるが、10chの内の任意の5chを
取り出して任意に組合わせると、識別可能な種類は順列
組合せの数式により105 =252となり、さらに、4
2chの内の任意の6chを取り出して組合わせる場合は 42
6 =5,245,786になる。このように、必要に
応じて送受信チャネル、及びLC共振タグの周波数チャ
ネルを増加させることにより、識別数を任意に拡張でき
るので、膨大な商品品数にも対応させることができる。
【0024】次に、上記のID情報表示システムによる
ID情報表示方法の実施形態を説明する。商標権や意匠
権の権利保有者から製造者である実施権者には、予め契
約の製造数と等しい枚数のLC共振タグ1が提供され、
ライセンス商品の製造時に商品内にLC共振タグ1を組
込む。図6において、21はライセンス契約に基づいて
製造された靴、22はジャケットであり、靴21の舌部
内や、ジャケット22の肩部分にLC共振タグ1が内蔵
されていて、LC共振タグ1の存在を視覚によって知る
ことはできない。
【0025】これらの真正商品に反射波解析装置11の
送受信アンテナ15,16を近づけて、反射波解析装置
11を起動させれば、商品の表面に現れていないLC共
振タグ1の共振周波チャネルが特定され、そのチャネル
に関連する表示データがメモリから読み出されて、ブラ
ンド名、品名等の音声メッセージをスピーカから放送
し、これらの商品が真正商品であることを報知する。ま
た、表示データはブランド名等に限らず、商品説明デー
タを加えておくことにより、店頭等で消費者に正しい商
品説明メッセージを伝達することができる。また、画像
モニタ装置によりID判断表示や商品説明を行うように
してもよい。
【0026】新製品を発売する際は、その製品に内在さ
せたLC共振タグのチャネルデータや表示データをフロ
ッピーディスク等の磁気記録媒体を通じて配付し、コン
ピュータ23によって反射波解析装置11のデータを更
新するか、または、権利者から通信回線を通じてオンラ
インで反射波解析装置のデータを更新する。
【0027】図7は他の実施形態を示し、包装された形
態で供給される商品24が開封されたか、否かを検出す
るために、包装紙25のシールにLC共振タグ1を利用
したものであり、図8に示すように、LC共振タグ1の
片面に貼付用接着剤層7を設けて包装紙25に貼付して
いる。また図示は省略するが、表面側となる他の面にマ
スクフィルムを貼付してもよい。
【0028】LC共振タグ1の貼付用接着剤7の剥離強
度は、誘電体フィルム2と金属導電体4,5とを接着す
る接着剤3の剥離強度よりも強力となるように製造段階
で制御し、包装紙25に貼付したLC共振タグ1を剥離
する際には、誘電体フィルム2と導電体4,5が剥離さ
れ、表裏の導電体4,5が分離されてLC共振タグとし
ての機能を喪失する。したがって、LC共振タグ1を用
いたシールを剥離した商品は、反射波解析装置11によ
って開封を検知できる。
【0029】また、誘電体フィルム2と導電体4,5は
極めて薄いフィルム状であるので、一旦剥離した後にL
C共振タグ1を原形に復元することは困難であり、仮に
誘電体フィルム2と導電体4,5を再度接着したとして
も、表裏の導電体4,5を導通させて共振周波数をもと
の共振周波数と同一とすることは殆ど不可能である。
【0030】図9は他の実施形態を示し、薄い金属箔で
構成したマスクシート8をLC共振タグ1の上下両面を
挟むように接着し、マスクシート8を接着した状態のキ
ャパシタンスと導電体パターンのリアクタンスとによっ
てLC共振タグ1の共振周波数を設定している。このL
C共振タグ1を商品から剥離してマスクシート8が切断
されるとキャパシタンスが変化するので、再度LC共振
タグ1を接着したとしても反射波解析装置11によって
開封を検知できる。
【0031】尚、この発明は上記の実施形態に限定する
ものではなく、この発明の技術的範囲内において種々の
改変が可能であり、この発明がそれらの改変されたもの
に及ぶことは当然である。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のLC共振
タグを用いた情報表示方法は、商品の製造過程で商品内
にLC共振タグを組み込むことにより、商品製造後から
販売後に至るまで、商品の出自を確認でき、真正商品で
あることを証明できる。商品内に組み込んだLC共振タ
グは、目に見えないので商品の外観には影響を及ぼさ
ず、その存在を知られるおそれも少なく、また、バーコ
ードタグ等に比較してはるかに偽造が困難であるという
特長がある。さらに、複数のLC共振タグを組合わせる
ことにより膨大な品種数にも対応することが可能であ
り、違法な模造品の排除やライセンス商品の製造数管理
に効果を発揮する。
【0033】また、商品をLC共振タグにて封印するこ
とにより、一旦開封するとLC共振タグが破壊されて開
封を検知でき、品質保証に関する争いや、包装内の商品
の抜き取りや入れ替え等に起因するトラブルの防止に効
果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】LC共振タグの断面図である。
【図2】(a)は表面側導電体のパターンを示す平面
図、(b)は裏面側導電体のパターンを示す平面図、
(c)は、表裏の導電体の位置関係を示す解説図であ
る。
【図3】反射波解析装置のブロック図。
【図4】反射波解析装置のスキャン動作のタイミングチ
ャート。
【図5】LC共振タグの反射波をサンプリングした反射
波形パターンを示すグラフ。
【図6】請求項1記載の情報表示方法の実施形態を示す
解説図。
【図7】請求項2記載の情報表示方法の実施形態を示す
解説図。
【図8】請求項2記載の情報表示方法に使用するLC共
振タグの断面図。
【図9】請求項2記載の情報表示方法に使用するLC共
振タグの断面図。
【符号の説明】
1 LC共振タグ 2 誘電体フィルム 3 接着剤 4,5 導電体 6 導電体 7 貼付用接着剤 8 マスクシート 11 反射波解析装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04B 5/02 G06K 19/00 H

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 周波数掃引送信機から掃引電波を発信
    し、送信波形と受信機にて受信した受信波形とを比較し
    て、電界中のLC共振回路による反射波の有無、並びに
    反射波の波形を検出し、反射波検出時には、検出した反
    射波波形に該当するIDデータ並びに情報表示データに
    基づいて情報を表示する反射波解析装置と、LC共振回
    路を形成したLC共振タグとを用いた情報表示方法にお
    いて、 誘電体フィルムの両面に導電体スパイラルパターンを形
    成してLC共振回路を構成したLC共振タグを、商品製
    造時にその内部へ埋設して不可視、且つ、着脱不能に装
    着し、反射波解析装置の情報表示データとして商品のブ
    ランド名、品名、その他のメッセージ等を格納し、LC
    共振タグの反射波を検出したときは、検出した反射波波
    形に該当する情報表示データに基づき音声、または画
    像、あるいは音声と画像で情報を表示するように構成し
    たことを特徴とするLC共振タグを用いた情報表示方
    法。
  2. 【請求項2】 周波数掃引送信機から掃引電波を発信
    し、送信波形と受信機にて受信した受信波形とを比較し
    て、電界中のLC共振回路による反射波の有無、並びに
    反射波の波形を検出し、反射波検出時には、検出した反
    射波波形に該当するIDデータ並びに情報表示データに
    基づいて情報を表示する反射波解析装置と、LC共振回
    路を形成したLC共振タグとを用いた情報表示方法にお
    いて、 誘電体フィルムの両面に導電体スパイラルパターンを形
    成してLC共振回路を構成したLC共振タグを、商品の
    梱包または包装に貼付して封印し、開封時にはLC共振
    タグが破壊されて共振回路の機能を喪失するように形成
    し、反射波解析装置の情報表示データとして商品のブラ
    ンド名、品名、その他のメッセージ等を格納し、LC共
    振タグの反射波を検出したときは、検出した反射波波形
    に該当する情報表示データに基づき音声、または画像、
    あるいは音声と画像で情報を表示するように構成したこ
    とを特徴とするLC共振タグを用いた情報表示方法。
  3. 【請求項3】 共振周波数が相違する複数のLC共振タ
    グを商品に内蔵、または貼付し、送信周波数の掃引によ
    り複数のLC共振タグからの反射波を検出したときは、
    検出した反射波波形の組合わせに該当するIDデータ並
    びに情報表示データに基づいて、音声、または画像、あ
    るいは音声と画像で情報を表示するように構成した請求
    項1または2記載のLC共振タグを用いた情報表示方
    法。
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