JPH11175146A - 移動体の制御装置 - Google Patents

移動体の制御装置

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JPH11175146A
JPH11175146A JP9361895A JP36189597A JPH11175146A JP H11175146 A JPH11175146 A JP H11175146A JP 9361895 A JP9361895 A JP 9361895A JP 36189597 A JP36189597 A JP 36189597A JP H11175146 A JPH11175146 A JP H11175146A
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JP
Japan
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moving body
guide line
wire
guide
electromagnetic field
Prior art date
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Pending
Application number
JP9361895A
Other languages
English (en)
Inventor
Eiichiro Fukui
福井栄一郎
Toshikazu Irie
入江俊和
Yoji Ohashi
大橋洋史
Motoyuki Takasu
鷹巣征行
Tomohisa Suzuki
鈴木智久
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Osaka Gas Co Ltd
Tokyu Construction Co Ltd
Original Assignee
Osaka Gas Co Ltd
Tokyu Construction Co Ltd
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Publication date
Application filed by Osaka Gas Co Ltd, Tokyu Construction Co Ltd filed Critical Osaka Gas Co Ltd
Priority to JP9361895A priority Critical patent/JPH11175146A/ja
Publication of JPH11175146A publication Critical patent/JPH11175146A/ja
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  • Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】誘導線の設置のレイアウトの自由度を高めるこ
と。 【解決手段】誘導線1を交叉して配置し、電流11を流
し、誘導線1の外部に誘起される電磁界12を検知し
て、誘導線1に沿って移動体3を移動する制御装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電磁誘導方式で移
動する移動体の制御に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、誘導線を床やグランドに敷設し、
誘導線に電流を流し、誘導線の外部に誘起される電磁界
を検知装置で検知して、誘導線に沿って移動体を移動す
る電磁誘導方式の装置は工場やゴルフ場で使用されてい
る。
【0003】従来、敷設された誘導線は、図7や図8の
ように、交叉させないで配置し、移動体が交叉部で制御
不能になることを避けていた。そのため、誘導線を表面
全体に敷設する場合、図8のように、誘導線を曲げ、屈
曲している部分のアール(曲率半径)を小さくする必要
がある。このように、移動体の最小回転半径よりアール
が小さいと、移動体は誘導線に追従できない。又、誘導
線の屈曲部のアールが小さいと、検知装置が電磁界を的
確に検知できず、移動体を誘導線に沿って的確に制御で
きない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、誘導線の配
置の自由度を高めることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、誘導線に電流
を流し、誘導線の外部に誘起される電磁界を検知して、
誘導線に沿って移動する移動体の制御装置において、誘
導線を交叉して配置することを特徴とする移動体の制御
装置、又は、前記移動体の制御装置において、移動体が
移動する誘導線から誘起される電磁界を検知し、該誘導
線に交叉する誘導線から誘起する電磁界を検知しない検
知装置を移動体に配置したことを特徴とする、移動体の
制御装置、又は、前記移動体の制御装置において、誘導
線を直交して配置し、誘導線の外周に同心円状に誘起さ
れる電磁界を検知し、該誘導線に直交する誘導線から誘
起する同心円状に誘起される電磁界を検知しないコイル
状の検知装置を移動体に配置したことを特徴とする、移
動体の制御装置、又は、前記移動体の制御装置におい
て、誘導線を複数のループ状に形成し、ループ状の誘導
線に交叉するように配置することを特徴とする、移動体
の制御装置、又は、前記移動体の制御装置において、移
動体に作業装置を取り付け、誘導線に沿った移動体の移
動に伴い、作業装置が地表全面をスイープできるように
地表に誘導線を配置することを特徴とする、移動体の制
御装置にある。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明の実施
の形態を説明する。
【0007】<イ>移動体の制御装置の概要 移動体3の制御装置は、誘導線1に電流11を流し、誘
導線1の外部に誘起される電磁界12を検知して、誘導
線1に沿って移動体3を移動する制御装置であり、誘導
線1を、例えばグランド4全面に埋設し、誘導線1に沿
って草刈り器を備えた移動体3を移動して、グランド4
全面の草を無人で刈ったり、また、ゴルフ練習場で打た
れたゴルフボールを収集するために、練習場の全面に誘
導線1を埋設し、誘導線1に沿ってボール収集器を備え
た移動体3を移動して、ボールを収集する。
【0008】移動体3は、このように草刈りやボールの
収集など移動体の走行面をスイープする作業装置を取り
付け、自動運転による省人化を図れ、公園、工場、飛行
場、河川敷などのグランドの整備や清掃などを自動で行
える。
【0009】<ロ>誘導線と検知装置の位置関係 誘導線1に電流11を流すと外部に電磁界12が誘起す
る。この電磁界12は、図1のように、誘導線を中心と
した面上に同心円状に形成される。ただし、厳密には誘
導線の周囲にある物質の特性により電磁界のパターンは
歪む。なお、電流11は、例えば低周波の交流電流を使
用し、誘導線1には、その回りには交流磁界の電磁界が
発生する。
【0010】電磁界12は、ソレノイドコイルなどの検
知装置2で検知することができる。電磁界12は、誘導
線から離れるに従って弱くなるので、検知装置2の出力
も誘導線1から離れるに従って弱まる。
【0011】また、コイルなどの検知装置2は、電磁界
の向きにより、検知装置の出力が代わる。例えば、図1
のように電磁界12の磁力線がコイルの面を横切るよう
に位置すると、検知装置に出力が発生するが、図2のよ
うに磁力線12がコイルの面を横切らないと、検知装置
2に出力が発生しない。このように、電磁界とコイルの
位置関係で、コイルの出力が最大から最小の幅を有す
る。
【0012】検知装置2と誘導線1の位置関係が変わる
と、誘導線から誘起する電磁界が同一であっても、検知
装置の出力が変化するので、誘導線を配置するパターン
により、検知装置2が誘導線1の電磁界を検知できた
り、検知できなくすることができる。
【0013】<ハ>誘導線の交叉 誘導線Aと誘導線Bを直交して交叉させた図を図3〜図
4に示す。図4は図3を側方から見た図である。移動体
3には電磁界を検知する検知装置2を取り付けておく。
移動体3は、検知装置2、2を例えば2個備え、誘導線
Aに沿って移動する。例えば、2個の検知装置2、2が
同一の出力を検知するように設定すると、検知装置2、
2の出力を比較しながら、移動体を誘導線に沿って移動
することができる。即ち、2個の検知装置の間に誘導線
Aが位置し、移動体が少し誘導線Aから外れると、2個
の検知装置の出力に差が生じる。そこで、その差を無く
すように移動体の方向を制御する。
【0014】図3〜図4においては、誘導線Aに沿って
移動する移動体の検知装置2、2は、誘導線Bから誘起
される電磁界を検知しない。即ち、検知装置2、2が誘
導線Bにより誘起された電磁界を検知しないように誘導
線Bを配置することにより、複数の誘導線を交叉させて
も、移動体を所定の誘導線に沿って的確に制御すること
ができる。
【0015】<ニ>誘導線のレイアウト 誘導線1を交叉できるので、誘導線1のレイアウトの自
由度を高めることができる。例えば、誘導線1をグラン
ド4に図5のようなパターン状で全面に配置できる。こ
のパターンの場合、誘導線1を渦巻状のループで形成
し、内部の誘導線を外部に導くために、ループの誘導線
と直交して交叉させる。誘導線に電流を流すために、例
えば、誘導線の両端に誘導電流発信器5を取り付ける。
【0016】このパターンは、誘導線をグランドの全面
に配置できると共に、誘導線の屈曲部のアール(曲率半
径)を図8に比べて、大きくできる。そのため、移動体
を誘導線に沿って移動制御できる。
【0017】また、図6のように、誘導線1を複数のル
ープにし、ループを相互に重ね合わせて、グランド4の
全面に誘導線1を配置できる。図6の場合も、誘導線の
屈曲部のアール(曲率半径)を図8に比べて、大きくで
きる。そのため、移動体を誘導線に沿って的確に移動制
御できる。
【0018】このように、誘導線が交叉できるので、誘
導線のスタート位置とゴール位置を一致でき、移動体を
スタート位置に自動的に戻すことができる。
【0019】以下に、移動体の移動制御について説明す
る。
【0020】<イ>移動体の無人制御 草刈りが必要なグランドやゴルフの練習場などのグラン
ドに、図5や図6のように誘導線をループ状で直交して
交叉させて埋設する。草刈機やゴルフボールなどの作業
装置を備えた移動体を誘導線に沿って移動させる。移動
体は、無人でグランドの草を刈ったり、ゴルフボールを
収集したりしながら、誘導線に沿って移動し、グランド
全体を塗りつぶすことができる。このように、誘導線を
グランド全面に敷設できるので、無人で、グランド全体
にある雑草やゴルフボールを刈ったり収集することがで
きる。誘導線は、曲部の曲率半径を大きくできるので、
移動体を誘導線に沿って的確に制御でき、しかも、移動
体の走行方向に直交する誘導線の電磁界は、感知しない
ので、移動体は、誘導線が交叉する箇所でも制御不能に
なることがなく、的確に制御できる。
【0021】
【発明の効果】本発明は、次のような効果を得ることが
できる。 <イ>誘導線の設置のレイアウトの自由度を高めること
ができる。 <ロ>誘導線のレイアウトの自由度が高くなることによ
り、移動体に作業させる作業面積を大きくすることがで
きる。 <ハ>誘導線のレイアウトの自由度が高くなることによ
り、作業終了後に移動体をスタート位置に戻すことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】電磁界を検知可能な検知装置の配置図
【図2】電磁界を検知不可能な検知装置の配置図
【図3】誘導線と移動体の平面の説明図
【図4】図3の側面の説明図
【図5】誘導線のパターン図
【図6】誘導線の他のパターン図
【図7】従来の誘導線のパターン図
【図8】従来の誘導線の他のパターン図
【符号の説明】
1・・・誘導線 11・・電流 12・・電磁界 2・・・検知装置 3・・・移動体 4・・・グランド 5・・・誘導電流発信器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大橋洋史 大阪府大阪市中央区平野町四丁目1番2号 大阪瓦斯株式会社内 (72)発明者 鷹巣征行 東京都渋谷区渋谷一丁目16番14号 東急建 設株式会社内 (72)発明者 鈴木智久 東京都渋谷区渋谷一丁目16番14号 東急建 設株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】誘導線に電流を流し、誘導線の外部に誘起
    される電磁界を検知して、誘導線に沿って移動する移動
    体の制御装置において、 誘導線を交叉して配置することを特徴とする、 移動体の制御装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の移動体の制御装置におい
    て、 移動体が移動する誘導線から誘起される電磁界を検知
    し、該誘導線に交叉する誘導線から誘起する電磁界を検
    知しない検知装置を移動体に配置したことを特徴とす
    る、 移動体の制御装置。
  3. 【請求項3】請求項1に記載の移動体の制御装置におい
    て、 誘導線を直交して配置し、誘導線の外周に同心円状に誘
    起される電磁界を検知し、該誘導線に直交する誘導線か
    ら誘起する同心円状に誘起される電磁界を検知しないコ
    イル状の検知装置を移動体に配置したことを特徴とす
    る、 移動体の制御装置。
  4. 【請求項4】請求項1に記載の移動体の制御装置におい
    て、 誘導線を複数のループ状に形成し、ループ状の誘導線に
    交叉するように配置することを特徴とする、 移動体の制御装置。
  5. 【請求項5】請求項1に記載の移動体の制御装置におい
    て、 移動体に作業装置を取り付け、誘導線に沿った移動体の
    移動に伴い、作業装置が地表全面をスイープできるよう
    に地表に誘導線を配置することを特徴とする、 移動体の制御装置。
JP9361895A 1997-12-10 1997-12-10 移動体の制御装置 Pending JPH11175146A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015186355A1 (ja) * 2014-06-06 2015-12-10 興和ビルメンテナンス株式会社 施設の維持管理サービスを提供する方法、施設の維持管理に必要な処理を実行する方法およびコンピュータシステム、並びに空港施設の維持管理サービスを提供する方法、空港施設の維持管理に必要な処理を実行する方法およびコンピュータシステム
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