JPH11174968A - インジケータ用レンズ - Google Patents

インジケータ用レンズ

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JPH11174968A
JPH11174968A JP34354297A JP34354297A JPH11174968A JP H11174968 A JPH11174968 A JP H11174968A JP 34354297 A JP34354297 A JP 34354297A JP 34354297 A JP34354297 A JP 34354297A JP H11174968 A JPH11174968 A JP H11174968A
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JP
Japan
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lens
face
rear end
indicator
light
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JP34354297A
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Masahiro Ito
正広 伊藤
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Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 レンズの前端面に傾斜を付けることなく、ま
た、レンズの形状や長さの制約を受けることなく、使用
者の視線方向に点光源の光を効率良く放射できるインジ
ケータ用レンズの提供。 【解決手段】 インジケータ用レンズ1は、発光ダイオ
ードに臨む後端面11を凸面状に形成し、前端面12に
散光用のカットを施し、後端面11と前端面12とのあ
いだに屈折用の空所を13形成し、後端面11からレン
ズ内に進入した光が境界面18を通過する際に斜め上方
向に屈折させられ、前端面12から斜め上方向に広がっ
て発光する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インジケータ用レ
ンズに係わり、特に、車載されるオーディオ装置やエア
コン装置の動作報知に好適なインジケータ用レンズに関
する。
【0002】
【従来の技術】普通、車内の操作パネルに配設された窓
付きの作動ボタンを押圧操作すると、スイッチがオンに
なってエアコン等が作動するようになっている。そし
て、作動ボタンの窓には下記に示すインジケータ用レン
ズが配設され、レンズ後方には発光ダイオードdが取り
付けられている。
【0003】図11に示すインジケータ用レンズ100
は、後端面101を凸面状に形成して、後端面101か
らレンズ内に進入した光束を傾斜を付けた前端面102
で屈折させて、前端面102から出た光束が使用者の視
線方向に広がるようにしている。図12の(a)に示す
インジケータ用レンズ110は、後端面111を傾斜を
付けた曲面状に形成して、後端面111からレンズ内に
進入した光束をレンズ内で反射させ、光束が使用者の視
線方向に広がるように傾斜を付けた前端面112で屈折
させている。
【0004】図13に示すインジケータ用レンズ120
は、後端面121を傾斜を付けた曲面状に形成して、後
端面121で光束を屈折させて、前端面122から出た
光束が使用者の視線方向に広がるようにしている。図1
4の(a)に示すインジケータ用レンズ130は、後端
面131を傾斜を付けた曲面状に形成して、後端面13
1およびインジケータ用レンズ130内で光束を屈折さ
せて、前端面132から出た光束が使用者の視線方向に
広がるようにしている。また、図14の(b)に示すイ
ンジケータ用レンズ140は、後端面141を傾斜を付
けた曲面状に形成して、後端面141およびインジケー
タ用レンズ140内で光束を屈折させて、傾斜を付けた
前端面142から出た光束が使用者の視線方向に広がる
ようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図11に示すインジケ
ータ用レンズ100は、前端面102と使用者の視線方
向との角度が大きいほど前端面102の傾斜を大きくす
る必要がある。傾斜を大きくするほどインジケータ用レ
ンズ100の前面が下を向き、インジケータ用レンズ1
00とケースとの間に大きな段差ができるので見栄えが
悪くなる。
【0006】図12の(a)に示すインジケータ用レン
ズ110は、前端面112に傾斜を付ける必要があるの
で、一見するとインジケータ用レンズ110が外れて下
を向いているように見え、見栄えが悪い。この構成のレ
ンズは、反射面(平坦にする必要がある)に突起113
や穴があると光束の一部の光路が乱れ、発光しない部位
が生じるとともに輝度が落ちる{図12の(b)}。
【0007】また、前端面112と使用者の視線方向と
の角度αが大きい場合には前端面112および後端面1
11の傾斜を大きくする必要があるが、傾斜を大きくし
過ぎると全反射してしまうので限度がある{図12の
(c)参照}。前端面112では、角度が大きくなるに
従ってインジケータ用レンズ110から空気(外)に放
出される光が減少していき、臨界角で全反射する。ま
た、後端面111では、空気からインジケータ用レンズ
110に入射する光が次第に減少する(90°で全反
射)。
【0008】図13に示すインジケータ用レンズ120
を使用すると、レンズの軸方向距離が短いので発光ダイ
オードdの足が基板に届かない状態が発生するととも
に、届いた場合でも発光ダイオードdの表面が透けて見
えてしまい見栄えが悪い。また、図14の(a)(b)
に示すインジケータ用レンズ130、140は、目的外
方向への放射量(斜め下向き方向)が多く発光効率が悪
い。
【0009】本発明の第1の目的は、レンズの前端面に
一方向の傾斜を付けることなく使用者の視線方向に点光
源の光を効率良く放射できるインジケータ用レンズの提
供にある。本発明の第2の目的は、レンズの長さ、レン
ズ断面形状、レンズ取付形状、および放射方向を任意に
決めることができるインジケータ用レンズの提供にあ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】〔請求項1について〕イ
ンジケータ用レンズは、凸面状の後端面と、散光用のカ
ットを施した前端面とのあいだに屈折用の空所を形成し
ている。そして、点光源から放射された光束が後端面か
らレンズ内に進入すると略平行な平行光束に整えられ
る。空所とレンズとの二カ所の境界面のうち少なくとも
一方を平行光束が通過する際に使用者の視線が位置する
方向に屈折させられ、散光用のカットを施した前端面か
ら使用者の視線方向に広がって発光する。
【0011】凸面状の後端面により平行光束に整え、こ
の平行光束を空所(プリズムとして機能)とレンズとの
境界面で、使用者の視線が位置する方向に屈折させてい
る。これにより、前端面に一方向の傾斜を付ける必要が
なくなるので、作動ボタン等の窓と前端面縁との段差を
一定にすることができ見栄えが良い。また、レンズ内で
の反射を利用していないのでレンズ形状についての制約
を受けず、レンズの長さ、レンズの断面形状、および取
付用の突起や穴を自由に設けることができる。
【0012】〔請求項2について〕前端面と視線方向と
の成す角度が大きくなるほど、インジケータ用レンズの
長さを長くする必要がある。これは、空所とレンズとの
境界面で平行光束を大きく屈折させる必要(中心軸に対
する境界面の傾斜を緩やかにする)があり、空所の軸方
向長が長くなるためである。
【0013】前端面と視線方向との成す角度が大きい場
合には、レンズの軸に平行な一つ以上の段部で分割され
た複数の傾斜面で境界面を構成する。これによってイン
ジケータ用レンズの長さを短くすることができる。これ
は、各境界面が緩い傾斜面であっても段部の存在により
空所の軸方向長が長くならないからである。
【0014】〔請求項3について〕前方の境界面および
後方の境界面を共に傾斜面にすれば、平行光束を大きく
屈折させることができる。この場合には、後方の境界面
の傾斜パターンを前方の境界面の傾斜パターンの逆にす
る。
【0015】〔請求項4について〕後端面の中心線に対
して前端面の中心線を視線方向にずらすことにより前端
面の全面を発光させることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の第1実施例(請求項1に
対応)を図1〜図3に基づいて説明する。インジケータ
用レンズ1は、発光ダイオードd(点光源)に臨む後端
面11を凸面状に形成し、前端面12に散光させるため
のカットを施し、後端面11と前端面12とのあいだに
屈折用の空所13を形成している。このインジケータ用
レンズ1は、車内のエアコン操作パネルに組み付けられ
たエアコン作動ボタン14の窓15に前端面12が臨む
ように取り付けられている。また、材質は透明プラスチ
ック(アクリルMMA)であり、屈折率は1.49であ
る。
【0017】発光ダイオードdから放射された光束16
が後端面11からレンズ内に進入すると凸面状の後端面
11によって略平行な平行光束161に整えられる。そ
して、空所13とレンズとの境界面17、18のうち境
界面18を平行光束161が通過する際に斜め上方向
(運転者の視線が位置する方向)に屈折する。
【0018】前端面12は、境界面18を通過した通過
光181を左右に散光させるためのカット(断面三角
形)が施されており(図1、2参照)、カットの崩落面
は凹面状である。レンズ成形時に形成される空所13
は、インジケータ用レンズ1の下面から上面に亘って設
けられている。本実施例では、空所13とレンズとの境
界面17は垂直に形成され、空所13とレンズとの境界
面18は通過光181が斜め上方を向くよう斜め上向き
の傾斜を付けている(図3参照)。
【0019】本実施例のインジケータ用レンズ1は、以
下の利点を有する。凸面状の後端面11により光束16
を平行光束161に整え、この平行光束161を空所1
3とレンズとの境界面18で、運転者の視線が位置する
斜め上方向に屈折させている。これにより、前端面12
に傾斜を付ける必要がなくなるので、窓15- 前端面縁
123間の段差と、窓15- 前端面縁124間の段差と
を同じにすることができ、見栄えが良い。
【0020】つぎに、本発明の第2実施例(請求項2に
対応)を図4に基づいて説明する。インジケータ用レン
ズ2は、発光ダイオードd(点光源)に臨む後端面21
を凸面状に形成し、後端面21と前端面22とのあいだ
に屈折用の空所23を形成している。このインジケータ
用レンズ2は、フォグランプ作動スイッチの窓(何れも
図示せず)に前端面22が臨むように取り付けられてい
る。また、材質はインジケータ用レンズ1と同じであ
る。
【0021】発光ダイオードdから放射された光束24
が後端面21からレンズ内に進入すると凸面状の後端面
21によって略平行な平行光束241に整えられる。そ
して、空所23とレンズとの境界面25、26のうち境
界面26を平行光束241が通過する際に左方向(運転
者の視線が位置する方向)に屈折する。
【0022】前端面22には、境界面26を通過した通
過光251を上下方向に散光させるためのカット(断面
三角形)が施されている。レンズ成形時に形成される空
所23は、インジケータ用レンズ1の下面から上面に亘
って設けられている。本実施例では、空所23とレンズ
との境界面25は垂直に形成され、空所23とレンズと
の境界面26は通過光251が斜め左方向に向くよう斜
めの傾斜を付けている。
【0023】本実施例のインジケータ用レンズ2は、以
下の利点を有する。凸面状の後端面21により光束24
を平行光束241に整え、この平行光束241を空所2
3とレンズとの境界面26で、運転者の視線が位置する
斜め左方向に屈折させている。これにより、前端面22
に傾斜を付ける必要がなくなるので、窓- 前端面縁22
1間の段差と、窓- 前端面縁222間の段差とを同じに
することができ、見栄えが良い。
【0024】つぎに、本発明の第3実施例(請求項1、
2に対応)を図5に基づいて説明する。インジケータ用
レンズ3は、発光ダイオードd(点光源)に臨む後端面
31を凸面状に形成し、後端面31と前端面32とのあ
いだに屈折用の空所33を形成している。このインジケ
ータ用レンズ3は、リアヒータ作動スイッチの窓(何れ
も図示せず)に前端面32が臨むように取り付けられて
いる。また、材質はインジケータ用レンズ1と同じであ
る。
【0025】発光ダイオードdから放射された光束34
が後端面31からレンズ内に進入すると凸面状の後端面
31によって略平行な平行光束341に整えられる。そ
して、空所33とレンズとの境界面35、36のうち境
界面36を平行光束341が通過する際に斜め上方向
(運転者の視線が位置する方向)に屈折する。本実施例
では、レンズの軸に平行な段部360により、境界面3
6を、上傾斜面361と下傾斜面362とに分割してい
る。また、前端面32には、境界面36を通過した通過
光342を左右方向に散光させるためのカット(断面三
角形)が施されている。
【0026】本実施例のインジケータ用レンズ3は、以
下の利点を有する。前端面32と運転者の視線方向との
成す角度が大きい場合には、空所33とレンズとの境界
面36で平行光束341を大きく屈折させる必要があ
り、インジケータ用レンズ3の長さが長くなる。この理
由は、平行光束341を境界面36で大きく屈折させる
には、境界面36の傾斜を緩やかにする必要があり、空
所33の軸方向長が長くなるためである。しかし、本実
施例では、レンズの軸に平行な段部360により、境界
面36を、上傾斜面361と下傾斜面362とに分割し
ているので、空所33の軸方向長を短くすることがで
き、インジケータ用レンズ3の長さを短くすることがで
きる。
【0027】つぎに、本発明の第4実施例(請求項1、
4に対応)を図6に基づいて説明する。インジケータ用
レンズ4は、発光ダイオードd(点光源)に臨む後端面
41を凸面状に形成し、後端面41と前端面42とのあ
いだに屈折用の空所43を形成している。このインジケ
ータ用レンズ4は、フォグランプ作動スイッチの窓(何
れも図示せず)に前端面42が臨むように取り付けられ
ている。また、材質はインジケータ用レンズ1と同じで
ある。本実施例では、インジケータ用レンズ4は、後端
面41の中心線に対して前端面42の中心線が斜め上方
向(視線方向)に位置するように形成されている。
【0028】本実施例のインジケータ用レンズ4は、以
下の利点を有する。後端面41の中心線に対して前端面
42の中心線を視線方向にずらすことにより前端面42
の全面を発光させることができる。
【0029】つぎに、本発明の第5実施例(請求項1に
対応)を図7に基づいて説明する。インジケータ用レン
ズ5は、発光ダイオードd(点光源)に臨む後端面51
を凸面状に形成し、後端面51と前端面52とのあいだ
に屈折用の空所53を形成している。このインジケータ
用レンズ5は、オーディオ作動スイッチの窓(何れも図
示せず)に前端面52が臨むように取り付けられてい
る。また、材質はインジケータ用レンズ1と同じであ
る。
【0030】本実施例では、空所53の大きさを小さく
して、平行光束541の一部を空所53を経由せずに直
接、前端面52から前方に放射している。このため、イ
ンジケータ用レンズ5は、斜め上方向への放射以外に、
前方方向への放射も行なわれるので子供等の座高が低い
乗員による視認性に優れる。
【0031】つぎに、本発明の第6実施例(請求項1に
対応)を図8に基づいて説明する。インジケータ用レン
ズ6は、発光ダイオードd(点光源)に臨む後端面61
を凸面状に形成し、後端面61と前端面62とのあいだ
に屈折用の空所63を形成している。このインジケータ
用レンズ6は、オーディオ作動スイッチの窓(何れも図
示せず)に前端面62が臨むように取り付けられてい
る。また、材質はインジケータ用レンズ1と同じであ
る。
【0032】発光ダイオードdから放射された光束64
が後端面61からレンズ内に進入すると凸面状の後端面
61によって略平行な平行光束641に整えられる。そ
して、空所63とレンズとの境界面65、66のうち境
界面66を平行光束641が通過する際に斜め上方向と
斜め下方向に屈折する。本実施例では、レンズの中心軸
を境に、境界面66を、上向傾斜面661と下向傾斜面
662とに分割している。また、前端面62には、境界
面66を通過した通過光642を左右方向に散光させる
ためのカット(断面三角形)が施されている。
【0033】本実施例のインジケータ用レンズ6は、広
範囲(斜め上方向から斜め下方向)に発光ダイオードd
の光を放射するので、点灯の有無を座高の高さに係わら
ず確実に視認することができる。
【0034】つぎに、本発明の第7実施例(請求項1、
3、4に対応)を図9に基づいて説明する。インジケー
タ用レンズ7は、発光ダイオードd(点光源)に臨む後
端面71を凸面状に形成し、後端面71と前端面72と
のあいだに屈折用の空所73を形成している。このイン
ジケータ用レンズ7は、リアウインドウ用の熱線作動ス
イッチの窓(何れも図示せず)に前端面72が臨むよう
に取り付けられている。また、材質はインジケータ用レ
ンズ1と同じである。
【0035】本実施例では、空所73を横断面が三角形
の形状とし、前方の境界面74を前方上向きの傾斜面と
し、後方の境界面75を後方上向きの傾斜面とすること
により、後方の境界面75の傾斜パターンを前方の境界
面74の傾斜パターンの逆にしている。
【0036】インジケータ用レンズ7はインジケータ用
レンズ1と同じである。本実施例では、インジケータ用
レンズ7は、後端面71の中心線に対して前端面72の
中心線が斜め上方向(視線方向)に位置するように形成
されている。
【0037】本実施例のインジケータ用レンズ7は、以
下の利点を有する。前方の境界面74を前方上向きの傾
斜面とし、後方の境界面75を後方上向きの傾斜面とし
ているので、平行光束711は空所73を通過する際
に、平行光束711を前方斜め上方に大きく屈折させる
ことができる。また、後端面71の中心線に対して前端
面72の中心線を視線方向にずらしているので前端面7
2の全面を発光させることができる。
【0038】つぎに、本発明の第8実施例(請求項1、
2、3、4に対応)を図10に基づいて説明する。イン
ジケータ用レンズ8は、発光ダイオードd(点光源)に
臨む後端面81を凸面状に形成し、後端面81と前端面
82とのあいだに屈折用の空所83を形成している。こ
のインジケータ用レンズ8は、リアウインドウ用の熱線
作動スイッチの窓(何れも図示せず)に前端面82が臨
むように取り付けられている。また、材質はインジケー
タ用レンズ1と同じである。
【0039】発光ダイオードdから放射された光束84
が後端面81からレンズ内に進入すると凸面状の後端面
81によって略平行な平行光束841に整えられる。そ
して、空所83とレンズとの境界面85、86を平行光
束841が通過する際に大きく斜め上方向に屈折するよ
うにしている。また、レンズの軸に平行な段部850、
860により、境界面85、86を、後方上向傾斜面8
51、852と、前方上向傾斜面861、862とに分
割している。さらに、後端面81の中心線に対して前端
面82の中心線を視線方向にずらしている。
【0040】本実施例のインジケータ用レンズ8は、以
下の利点を有する。段部850、860を設けて境界面
85、86をそれぞれ二段にしており、境界面85と境
界面86とで傾斜面の傾斜パターンを逆にしている。さ
らに、後端面81の中心線に対して前端面82の中心線
を視線方向にずらしている。このため、斜め上方向への
屈折角度を大きく設定したにも関わらず、インジケータ
用レンズ8の長さを短くすることができる(空所83の
軸方向長を短くできるため)。
【0041】本発明は、上記実施例以外に、つぎの実施
態様を含む。 a.上記各実施例では、前端面に断面三角形のカットを
施したが、断面鋸状のカット(通常、ダイヤカット)を
施しても良い。 b.インジケータ用レンズの材料は、他のプラスチック
やガラス等でも良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係るインジケータ用レン
ズの斜視図である。
【図2】そのインジケータ用レンズの上面図である。
【図3】本発明の第1実施例に係るインジケータ用レン
ズを上下方向に切断した断面図である。
【図4】本発明の第2実施例に係るインジケータ用レン
ズの軸方向断面図である。
【図5】本発明の第3実施例に係るインジケータ用レン
ズを上下方向に切断した断面図である。
【図6】本発明の第4実施例に係るインジケータ用レン
ズを上下方向に切断した断面図である。
【図7】本発明の第5実施例に係るインジケータ用レン
ズを上下方向に切断した断面図である。
【図8】本発明の第6実施例に係るインジケータ用レン
ズを上下方向に切断した断面図である。
【図9】本発明の第7実施例に係るインジケータ用レン
ズを上下方向に切断した断面図である。
【図10】本発明の第8実施例に係るインジケータ用レ
ンズを上下方向に切断した断面図である。
【図11】従来のインジケータ用レンズを用いた際の光
路を示す説明図である。
【図12】(a)、(b)、(c)は、従来のインジケ
ータ用レンズを用いた際の光路を示す説明図である。
【図13】従来のインジケータ用レンズを用いた際の光
路を示す説明図である。
【図14】(a)、(b)は、従来のインジケータ用レ
ンズを用いた際の光路を示す説明図である。
【符号の説明】
d 発光ダイオード(点光源) 1、2、3、4、5、6、7、8 インジケータ用レン
ズ 11、21、31、41、51、61、71、81 後
端面 12、22、32、42、52、62、72、82 前
端面 13、23、33、43、53、63、73、83 空
所 16、24、34、64、84 光束 17、18、25、26、35、36、65、66、7
4、75、85、86境界面 161、241、341、541、641、711、8
41 平行光束 360、850、860 段部 361、362、661、662、851、852、8
61、862 傾斜面

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 点光源に臨む後端面を凸面状に形成し、
    前端面に散光用のカットを施し、前記後端面と前記前端
    面とのあいだに屈折用の空所を形成したインジケータ用
    レンズであって、 前記点光源から放射された光束が前記後端面からレンズ
    内に進入すると略平行な平行光束に整えられ、 前記空所とレンズとの二カ所の境界面のうち少なくとも
    一方を通過する際に前記平行光束は使用者の視線が位置
    する方向に屈折させられ、 前記前端面から前記使用者の視線方向に広がって発光す
    るインジケータ用レンズ。
  2. 【請求項2】 レンズの軸に平行な一つ以上の段部で分
    割された複数の傾斜面で前記境界面を構成したことを特
    徴とする請求項1記載のインジケータ用レンズ。
  3. 【請求項3】 後方の境界面の傾斜パターンを前方の境
    界面の傾斜パターンの逆にした請求項1または請求項2
    記載のインジケータ用レンズ。
  4. 【請求項4】 前記前端面の全面が発光するように、前
    記後端面の中心線に対して前記前端面の中心線を視線方
    向にずらした請求項1乃至請求項3の何れかに記載のイ
    ンジケータ用レンズ。
JP34354297A 1997-12-15 1997-12-15 インジケータ用レンズ Pending JPH11174968A (ja)

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