JPH11174275A - 光伝送用ファイバーの連結装置 - Google Patents
光伝送用ファイバーの連結装置Info
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- JPH11174275A JPH11174275A JP36981097A JP36981097A JPH11174275A JP H11174275 A JPH11174275 A JP H11174275A JP 36981097 A JP36981097 A JP 36981097A JP 36981097 A JP36981097 A JP 36981097A JP H11174275 A JPH11174275 A JP H11174275A
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- optical transmission
- transmission fiber
- fiber
- elastic locking
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Abstract
(57)【要約】
【課題】光伝送ファイバーを発光装置もしくは受光装置
に対して光接続するための、或い光伝送ファイバー相互
を光接続するための、接続操作が極めて簡単に行いうる
構造が極めて簡単な廉価な光伝送ファイバーの連結装置
を提供することを目的とする。 【解決手段】光伝送用ファイバー(5)を自在に挿通可
能な貫通孔(12)がその全長に渡って形成されかつ少
なくとも一端に連結手段(11)が形成された光伝送フ
ァイバーを支持するの支持部材(1)と、ほぼ中心部に
開口(31)を有し光伝送ファイバーに自在に挿通可能
な弾性変形可能な弾性係止部材(3)と、ほぼ中心部に
開口(24)を有し前記支持部材の連結手段(11)と
係脱可能な連結手段(22)が形成された締着部材
(2)とにより構成さ、締着部材(2)を前記弾性係止
部材(3)を介して前記支持部材(1)に締着すること
により弾性係止部材(3)は厚さ方向及び半径方向に同
時に弾性変形して光伝送ファイバー(5)を把持固定す
る。
に対して光接続するための、或い光伝送ファイバー相互
を光接続するための、接続操作が極めて簡単に行いうる
構造が極めて簡単な廉価な光伝送ファイバーの連結装置
を提供することを目的とする。 【解決手段】光伝送用ファイバー(5)を自在に挿通可
能な貫通孔(12)がその全長に渡って形成されかつ少
なくとも一端に連結手段(11)が形成された光伝送フ
ァイバーを支持するの支持部材(1)と、ほぼ中心部に
開口(31)を有し光伝送ファイバーに自在に挿通可能
な弾性変形可能な弾性係止部材(3)と、ほぼ中心部に
開口(24)を有し前記支持部材の連結手段(11)と
係脱可能な連結手段(22)が形成された締着部材
(2)とにより構成さ、締着部材(2)を前記弾性係止
部材(3)を介して前記支持部材(1)に締着すること
により弾性係止部材(3)は厚さ方向及び半径方向に同
時に弾性変形して光伝送ファイバー(5)を把持固定す
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光伝送用ファイバ
ーの連結装置に関し、特に発光装置または受光装置に光
伝送ファイバーを光接続するためのもしくは複数の光伝
送用ファイバーを相互に光接続するための光伝送用ファ
イバーの連結装置に関する。
ーの連結装置に関し、特に発光装置または受光装置に光
伝送ファイバーを光接続するためのもしくは複数の光伝
送用ファイバーを相互に光接続するための光伝送用ファ
イバーの連結装置に関する。
【0002】
【従来の技術】光伝送用ファイバーを発光装置或いは受
光装置に光接続する連結装置もしくは複数の光伝送用フ
ァイバーを相互に光接続するための連結装置としては、
光伝送用フィバーの接続側の一端に接続用の連結装置を
あらかじめ固定し、発光装置もしくは受光装置側に固定
された接続用の連結装置に接続して両者を光接続するの
が通例である。
光装置に光接続する連結装置もしくは複数の光伝送用フ
ァイバーを相互に光接続するための連結装置としては、
光伝送用フィバーの接続側の一端に接続用の連結装置を
あらかじめ固定し、発光装置もしくは受光装置側に固定
された接続用の連結装置に接続して両者を光接続するの
が通例である。
【0003】また光伝送用ファイバーを他の光伝送用フ
ァイバーとを相互に接続する場合には、それぞれの光伝
送用ファイバーの接続側の一端にあらかじめ固定された
接続用連結装置を連結して光伝送用ファイバー相互を光
接続する。一般に、これらの連結装置は、連結側の連結
装置と被連結側の連結装置とは構造上異なっている。
ァイバーとを相互に接続する場合には、それぞれの光伝
送用ファイバーの接続側の一端にあらかじめ固定された
接続用連結装置を連結して光伝送用ファイバー相互を光
接続する。一般に、これらの連結装置は、連結側の連結
装置と被連結側の連結装置とは構造上異なっている。
【0004】例えば図5に示すように、光伝送用ファイ
バー26をランプ、LED発光素子等の発光装置、或い
はフォトトランジスター、CDS等を含む受講装置に光
接続する場合に用いられる連結装置は、発光装置もしく
は受光装置に固定された連結側連結装置29と、光伝送
用ファイバーの接続側端部にあらかじめ固定された被連
結側連結装置27とを相互連結することによって行われ
る。被連結側連結装置27は、光伝送用ファイバー26
の接続側の端部にあらかじめ固定される支持体27a
と、該支持体27aに対して脱落しないようにかつ該支
持体27aに対して自余に回転するように保持された構
造有する締結用のネジキャップ27bとにより構成され
ている。一方、連結側連結装置29は、発光装置もしく
は受光装置(図示せず)に固定された装置本体29a
に、前記ネジキャップ27bと螺合するネジ29bが一
体的に形成されている。
バー26をランプ、LED発光素子等の発光装置、或い
はフォトトランジスター、CDS等を含む受講装置に光
接続する場合に用いられる連結装置は、発光装置もしく
は受光装置に固定された連結側連結装置29と、光伝送
用ファイバーの接続側端部にあらかじめ固定された被連
結側連結装置27とを相互連結することによって行われ
る。被連結側連結装置27は、光伝送用ファイバー26
の接続側の端部にあらかじめ固定される支持体27a
と、該支持体27aに対して脱落しないようにかつ該支
持体27aに対して自余に回転するように保持された構
造有する締結用のネジキャップ27bとにより構成され
ている。一方、連結側連結装置29は、発光装置もしく
は受光装置(図示せず)に固定された装置本体29a
に、前記ネジキャップ27bと螺合するネジ29bが一
体的に形成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】以上のように構成され
た光伝送用ファイバー連結装置は、その構造が比較的複
雑であり、従ってその製造コストが比較的高いと言う欠
点がある上に、被連結側連結装置が光伝送用ファイバー
の接続側の端部にあらかじめ固定されていなければなら
ないと言う構造上の必要性は、以下のような実用上の問
題点をもたらす。
た光伝送用ファイバー連結装置は、その構造が比較的複
雑であり、従ってその製造コストが比較的高いと言う欠
点がある上に、被連結側連結装置が光伝送用ファイバー
の接続側の端部にあらかじめ固定されていなければなら
ないと言う構造上の必要性は、以下のような実用上の問
題点をもたらす。
【0006】すなわち、効率の良い光接続を行う上で、
光伝送用ファイバーの先端が必用な長さだけ、即ち連結
側連結装置29の筒長にほぼ等しい長さだけ、被連結側
連結装置27の支持体から露出していることが必用不可
欠であるため、光伝送用ファイバーの光接続以前に折
損、傷等の損傷を受け易い。ファイバーの配線現場等に
おいて光伝送用ファイバーに折損、損傷を受けた場合、
現場にて損傷先端部を切断除去した上で、連結装置を光
伝送用ファイバーへ再取り着け固定することは困難であ
る。
光伝送用ファイバーの先端が必用な長さだけ、即ち連結
側連結装置29の筒長にほぼ等しい長さだけ、被連結側
連結装置27の支持体から露出していることが必用不可
欠であるため、光伝送用ファイバーの光接続以前に折
損、傷等の損傷を受け易い。ファイバーの配線現場等に
おいて光伝送用ファイバーに折損、損傷を受けた場合、
現場にて損傷先端部を切断除去した上で、連結装置を光
伝送用ファイバーへ再取り着け固定することは困難であ
る。
【0007】また、使用する光伝送用ファイバーは、事
前にその全長をある程度正確に調整されていなければな
らない。何らかの理由により、現在組込まれている光伝
送用ファイバーをを他の光伝送用ファイバーと交換する
必用が生じた場合、少なくとも現在使用している被連結
側連結装置をも同時に交換しなければならない。
前にその全長をある程度正確に調整されていなければな
らない。何らかの理由により、現在組込まれている光伝
送用ファイバーをを他の光伝送用ファイバーと交換する
必用が生じた場合、少なくとも現在使用している被連結
側連結装置をも同時に交換しなければならない。
【0008】
【課題を解決しようとする手段】前記従来の光伝送用フ
ァイバーの連結装置の構造上及び実用上の問題点を解決
する為に、本発明の光伝送用ファイバーの連結装置は、
光伝送用ファイバーを自在に挿通可能な貫通孔がその全
長に渡って形成されかつ少なくとも一端に、例えばネ
ジ、バヨネット溝もしくはバヨネット爪等の連結手段が
形成された光伝送ファイバーを支持するの支持部材と、
ほぼ中心部に開口を有し光伝送ファイバーに自在に挿通
可能な弾性変形可能な弾性係止部材と、ほぼ中心部に開
口を有し前記支持部材の連結手段と係脱可能な連結手段
が形成された締着部材とにより構成さ、前記締着部材を
前記弾性係止部材を介して前記支持部材に締着すること
により前記弾性係止部材を厚さ方向に圧着して厚さ方向
及び半径方向に同時に弾性変形させるとともに前記支持
部材と前記締着部材との間に挟持して前記支持部材、環
状部材及び締着部材に装通された光伝送ファイバーを前
記支持体に固定するようにした光伝送用ファイバーの連
結装置である。
ァイバーの連結装置の構造上及び実用上の問題点を解決
する為に、本発明の光伝送用ファイバーの連結装置は、
光伝送用ファイバーを自在に挿通可能な貫通孔がその全
長に渡って形成されかつ少なくとも一端に、例えばネ
ジ、バヨネット溝もしくはバヨネット爪等の連結手段が
形成された光伝送ファイバーを支持するの支持部材と、
ほぼ中心部に開口を有し光伝送ファイバーに自在に挿通
可能な弾性変形可能な弾性係止部材と、ほぼ中心部に開
口を有し前記支持部材の連結手段と係脱可能な連結手段
が形成された締着部材とにより構成さ、前記締着部材を
前記弾性係止部材を介して前記支持部材に締着すること
により前記弾性係止部材を厚さ方向に圧着して厚さ方向
及び半径方向に同時に弾性変形させるとともに前記支持
部材と前記締着部材との間に挟持して前記支持部材、環
状部材及び締着部材に装通された光伝送ファイバーを前
記支持体に固定するようにした光伝送用ファイバーの連
結装置である。
【0009】このような構成の光伝送用ファイバーの連
結装置によれば、被接続光伝送用ファイバーの一端を締
着部材と円盤状弾性部材とに挿通した後、発光装置、受
光装置或いは他の光伝送用ファイバー等に固定された当
該連結装置の支持部材の貫通孔へ挿通し、前記締着部材
を前記支持部材に対して締着する。この結果支持部材と
締着部材の間に挟持された弾性部材は、厚さ方向及び半
径方向へ同時に弾性変形して、特に半径方向への弾性変
形により、被接続光伝送用ファイバーは円盤状弾性部材
によって強固に保持されスラスト方向への移動が制止さ
れる。もって発光装置、受光装置或いは他の光伝送用フ
ァイバーに対して光接続される。或いは、同様の手順に
よって光伝送用ファイバーを当該連結装置の支持部材に
対してあらかじめ連結固定した後、当該支持部材を発光
装置、受光装置あるいは他の光伝送用ファイバーに固定
することによって被光接続体である当該光伝送用ファイ
バーを発光装置、受光装置或いは他の光伝送用ファイバ
ーに対して光接続する事もできる。
結装置によれば、被接続光伝送用ファイバーの一端を締
着部材と円盤状弾性部材とに挿通した後、発光装置、受
光装置或いは他の光伝送用ファイバー等に固定された当
該連結装置の支持部材の貫通孔へ挿通し、前記締着部材
を前記支持部材に対して締着する。この結果支持部材と
締着部材の間に挟持された弾性部材は、厚さ方向及び半
径方向へ同時に弾性変形して、特に半径方向への弾性変
形により、被接続光伝送用ファイバーは円盤状弾性部材
によって強固に保持されスラスト方向への移動が制止さ
れる。もって発光装置、受光装置或いは他の光伝送用フ
ァイバーに対して光接続される。或いは、同様の手順に
よって光伝送用ファイバーを当該連結装置の支持部材に
対してあらかじめ連結固定した後、当該支持部材を発光
装置、受光装置あるいは他の光伝送用ファイバーに固定
することによって被光接続体である当該光伝送用ファイ
バーを発光装置、受光装置或いは他の光伝送用ファイバ
ーに対して光接続する事もできる。
【0010】前記円盤状弾性部材はゴム等の弾性材料か
ら形成するのが望ましく、その中心開口径は被光接続光
伝送用ファイバーの、もしくは被覆シースによって保護
されている場合には光伝送用ファイバーの被覆用シース
を含む被光接続光伝送用ファイバーの外径と当該円盤状
弾性部材の弾性延伸率とに基づいて決定される。一方、
支持部材の貫通孔の内径は、被光接続光伝送用ファイバ
ー、もしくは光伝送用ファイバーの被覆用シースを含む
被光接続光伝送用ファイバーの外径よりもわずかに大き
く、光伝送ファイバーの配線現場等において、当該光伝
送用ファイバーの支持部材への挿通操作が阻害されない
程度に決定するのが望ましい。
ら形成するのが望ましく、その中心開口径は被光接続光
伝送用ファイバーの、もしくは被覆シースによって保護
されている場合には光伝送用ファイバーの被覆用シース
を含む被光接続光伝送用ファイバーの外径と当該円盤状
弾性部材の弾性延伸率とに基づいて決定される。一方、
支持部材の貫通孔の内径は、被光接続光伝送用ファイバ
ー、もしくは光伝送用ファイバーの被覆用シースを含む
被光接続光伝送用ファイバーの外径よりもわずかに大き
く、光伝送ファイバーの配線現場等において、当該光伝
送用ファイバーの支持部材への挿通操作が阻害されない
程度に決定するのが望ましい。
【0011】また、締着部材の中心開口径は、円盤状弾
性部材の外径よりも小さくかつ当該開口部分において、
被光接続光伝送用ファイバーが顕著に湾曲し以てその折
損が生じない程度に大きいことが望ましい。
性部材の外径よりも小さくかつ当該開口部分において、
被光接続光伝送用ファイバーが顕著に湾曲し以てその折
損が生じない程度に大きいことが望ましい。
【0012】前記支持部材の一端に貫通孔に連続する環
状斜面が形成されている場合、前記円盤状弾性部材の下
面と支持部材の端面との間に断面が楔状の環状溝が形成
される。この環状溝は、円盤状弾性部材が締着部材によ
って圧着される際に、半径方向へ弾性変形するとともに
その内縁部分が環状溝内へ変形して弾性楔を形成する。
この結果、光接続された被光伝送用ファイバーは、その
スラスト方向の移動、特に効果的には離脱方向への移
動、が制止される。
状斜面が形成されている場合、前記円盤状弾性部材の下
面と支持部材の端面との間に断面が楔状の環状溝が形成
される。この環状溝は、円盤状弾性部材が締着部材によ
って圧着される際に、半径方向へ弾性変形するとともに
その内縁部分が環状溝内へ変形して弾性楔を形成する。
この結果、光接続された被光伝送用ファイバーは、その
スラスト方向の移動、特に効果的には離脱方向への移
動、が制止される。
【0013】前記支持体及び前記締着体の前記連結部は
雌雄ネジ、バヨネット溝及びバヨネット爪により構成さ
れるバヨネット機構等周知の種々の連結手段を利用する
ことができる。
雌雄ネジ、バヨネット溝及びバヨネット爪により構成さ
れるバヨネット機構等周知の種々の連結手段を利用する
ことができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に本発明の光伝送用ファイバ
ーの連結装置を図面に示す望ましい実施例について詳述
する。以下の実施例の説明においては、図中同一の部材
には同一の符号を付し説明の重複をさける。
ーの連結装置を図面に示す望ましい実施例について詳述
する。以下の実施例の説明においては、図中同一の部材
には同一の符号を付し説明の重複をさける。
【0015】図1は本発明の光伝送用ファイバーの連結
装置を発光装置へ光接続する場合の一実施例を示すもの
である。
装置を発光装置へ光接続する場合の一実施例を示すもの
である。
【0016】本発明の光伝送用ファイバーの連結装置
(以下単に連結装置と略記する)は、発光装置もしくは
受光装置(装置筐体によって略示されている)8に固定
結合され光接続される被接続光伝送用ファイバー5を支
持する支持体1,合成ゴム等の弾性材料で構成され当該
光伝送用ファイバー5を支持体に係止する円盤状の弾性
係止部材3、及び前記弾性係止部材3を前記支持部材1
の一端部に圧着保持するための前記支持部材1に対して
着脱自在に構成された締着部材2より構成されている。
前記支持部材1の他端は発光装置もしくは受光装置8の
内部に配設されている発光体あるいは受光体6、本実施
例にあっては発光体であるランプに近接して取りつけら
れる。
(以下単に連結装置と略記する)は、発光装置もしくは
受光装置(装置筐体によって略示されている)8に固定
結合され光接続される被接続光伝送用ファイバー5を支
持する支持体1,合成ゴム等の弾性材料で構成され当該
光伝送用ファイバー5を支持体に係止する円盤状の弾性
係止部材3、及び前記弾性係止部材3を前記支持部材1
の一端部に圧着保持するための前記支持部材1に対して
着脱自在に構成された締着部材2より構成されている。
前記支持部材1の他端は発光装置もしくは受光装置8の
内部に配設されている発光体あるいは受光体6、本実施
例にあっては発光体であるランプに近接して取りつけら
れる。
【0017】被接続光伝送用ファイバー5には、その一
定長さの接続端部分、必用な場合にはその全長に渡っ
て、被覆シース4によって保護されている。
定長さの接続端部分、必用な場合にはその全長に渡っ
て、被覆シース4によって保護されている。
【0018】支持部材1は、中心軸線に沿って貫通孔1
2が形成された円筒状支持体であり、その一端部に連結
手段を構成する雄ネジ11が形成され、その他端部には
発光装置もしくは受光装置8との連結のための他の連結
手段の一部を構成する雄ネジ13及びフランジ14が形
成されている。この支持部材1の当該他の連結手段は前
記雄ネジ13と係合可能な雌ネジが形成されたナット7
によって構成されている。本実施例のようにネジとフラ
ンジに限らず他の周知連結固定機構を使用する事ができ
る。
2が形成された円筒状支持体であり、その一端部に連結
手段を構成する雄ネジ11が形成され、その他端部には
発光装置もしくは受光装置8との連結のための他の連結
手段の一部を構成する雄ネジ13及びフランジ14が形
成されている。この支持部材1の当該他の連結手段は前
記雄ネジ13と係合可能な雌ネジが形成されたナット7
によって構成されている。本実施例のようにネジとフラ
ンジに限らず他の周知連結固定機構を使用する事ができ
る。
【0019】この支持部材1の中心貫通孔12は、保護
被覆シース4を含む被接続光伝送用ファイバー5の外径
よりも僅かに大きく、当該光伝送用ファイバー5の貫通
孔12に対する挿通が円滑に行うことが出来さらには、
貫通孔12内部にて、挿通された当該光伝送用ファイバ
ーの先端部分を安定に支持する事ができる程度の内径を
有する。この中心貫通孔12の形状は光伝送用ファイバ
ーの挿通側の端部から他端側の端部まで直線状でよい
が、当該光伝送用ファイバーの発光体に対向する端部の
形状によっては、その形状に対応するように変形加工さ
れる。例えば、図に示されているように、光伝送用ファ
イバー端部が保護被覆シース4から露出している場合、
当該光伝送用ファイバーの露出端部を安定に保持する事
ができるように貫通孔12の端部が、保護被覆シースに
覆われた光伝送用ファイバー部分を保持する部分よりも
細く形成されている。
被覆シース4を含む被接続光伝送用ファイバー5の外径
よりも僅かに大きく、当該光伝送用ファイバー5の貫通
孔12に対する挿通が円滑に行うことが出来さらには、
貫通孔12内部にて、挿通された当該光伝送用ファイバ
ーの先端部分を安定に支持する事ができる程度の内径を
有する。この中心貫通孔12の形状は光伝送用ファイバ
ーの挿通側の端部から他端側の端部まで直線状でよい
が、当該光伝送用ファイバーの発光体に対向する端部の
形状によっては、その形状に対応するように変形加工さ
れる。例えば、図に示されているように、光伝送用ファ
イバー端部が保護被覆シース4から露出している場合、
当該光伝送用ファイバーの露出端部を安定に保持する事
ができるように貫通孔12の端部が、保護被覆シースに
覆われた光伝送用ファイバー部分を保持する部分よりも
細く形成されている。
【0020】支持部材1の他端側の形状は、当該支持部
材1が取り付けられる発光装置もしくは受光装置8の要
求に合致する形状に形成される。本実施例においては、
光伝達損を可及的に少なく押さえるように、その形状は
発光体6の外径形状に合わせて加工され、発光体6の一
部分を支持部材が覆うように構成されている。
材1が取り付けられる発光装置もしくは受光装置8の要
求に合致する形状に形成される。本実施例においては、
光伝達損を可及的に少なく押さえるように、その形状は
発光体6の外径形状に合わせて加工され、発光体6の一
部分を支持部材が覆うように構成されている。
【0021】弾性係止部材3は図2に拡大して示されて
いるように、合成ゴム等円盤状部材のようにその厚さ方
向の外力により比較的容易に、その厚さ方向と半径方向
に弾性変形することができる。本実施例においては、弾
性係止部材3は、それ自体が厚さ方向の外力により厚さ
方向及び半径方向へ変形可能である上に、外力に対する
変形効果を高める目的で、二重構造の弾性係止部材とし
て構成されている。該弾性係止部材3には中心開口31
が形成されており、当該中心開口31は、望ましくは保
護被覆シース4を含む被接続光伝送用ファイバー5の外
径にほぼ等しく、当該弾性係止部材3に被接続光伝送用
ファイバー5を容易に挿通する事ができ、挿通後には弾
性係止部材3が人為的に光伝送用ファイバーから取り外
さない限り、容易には離脱しないように弾性的に光伝送
用ファイバーに係止維持される程度の内径を有すること
が望ましい。勿論この弾性係止部材3の中心開口の内径
は、保護被覆シース4を含む光伝送用ファイバー5の外
径よりも十分に大きな外径を有するものであっても、本
発明の光伝送用ファイバーの連結装置としての基本的効
果を有するものである。
いるように、合成ゴム等円盤状部材のようにその厚さ方
向の外力により比較的容易に、その厚さ方向と半径方向
に弾性変形することができる。本実施例においては、弾
性係止部材3は、それ自体が厚さ方向の外力により厚さ
方向及び半径方向へ変形可能である上に、外力に対する
変形効果を高める目的で、二重構造の弾性係止部材とし
て構成されている。該弾性係止部材3には中心開口31
が形成されており、当該中心開口31は、望ましくは保
護被覆シース4を含む被接続光伝送用ファイバー5の外
径にほぼ等しく、当該弾性係止部材3に被接続光伝送用
ファイバー5を容易に挿通する事ができ、挿通後には弾
性係止部材3が人為的に光伝送用ファイバーから取り外
さない限り、容易には離脱しないように弾性的に光伝送
用ファイバーに係止維持される程度の内径を有すること
が望ましい。勿論この弾性係止部材3の中心開口の内径
は、保護被覆シース4を含む光伝送用ファイバー5の外
径よりも十分に大きな外径を有するものであっても、本
発明の光伝送用ファイバーの連結装置としての基本的効
果を有するものである。
【0022】最終的にはこの弾性係止部材の中心開口の
内径は、以上の諸条件と該弾性係止部材を構成する弾性
材料のスラスト方向の圧縮力に対する弾性的延伸率等の
物理的特性とを考慮したうえで適切な値に設定される。
内径は、以上の諸条件と該弾性係止部材を構成する弾性
材料のスラスト方向の圧縮力に対する弾性的延伸率等の
物理的特性とを考慮したうえで適切な値に設定される。
【0023】締結部材2は、キャップ状形状を有し、側
壁21には支持部材1の一端部に形成された雄ネジ11
と係合する連結手段を構成する雌ネジ22が形成され、
さらにその頂壁23には中心開口24が形成されてい
る。この中心開口24は、保護被覆シース4を含む光伝
送用ファイバー5の外径よりもやや大きめの内径を有
す。しかしこの締着部材23部分において被接続光伝送
用ファイバー5が容易に撓曲して光伝送用ファイバーの
折損を招く一因とならない程度に小さいことが望まし
い。
壁21には支持部材1の一端部に形成された雄ネジ11
と係合する連結手段を構成する雌ネジ22が形成され、
さらにその頂壁23には中心開口24が形成されてい
る。この中心開口24は、保護被覆シース4を含む光伝
送用ファイバー5の外径よりもやや大きめの内径を有
す。しかしこの締着部材23部分において被接続光伝送
用ファイバー5が容易に撓曲して光伝送用ファイバーの
折損を招く一因とならない程度に小さいことが望まし
い。
【0024】この光伝送用ファイバーの連結装置の支持
部材及び締結部材は金属、合成樹脂等々一般的構造物構
成材料と同一の構成材料を以て構成されている。
部材及び締結部材は金属、合成樹脂等々一般的構造物構
成材料と同一の構成材料を以て構成されている。
【0025】以上に説明した本発明の光伝送用ファイバ
ーの連結装置の作用を以下に詳述する。
ーの連結装置の作用を以下に詳述する。
【0026】光伝送用ファイバーの配線、接続現場にお
いて、本光伝送用ファイバーの連結装置の支持部材1を
発光装置もしくは受光装置8の指定部分にナット7によ
って取り付ける。或いは光伝送用ファイバー5を当該光
伝送用ファイバーの連結装置に連結した後、支持部材1
をナット7によって発行装置もしくは受光装置8に取り
付けてもよい。一方、被接続光伝送用ファイバー5の接
続側先端部を先ず締着部材2の中心開口24に挿通し、
次に弾性係止部材3の中心開口31に挿通する。挿通後
の弾性係止部材3の被接続光伝送用ファイバー5上の位
置は、当該光伝送用ファイバー5の接続側端面からあら
かじめ決められた位置調節する。弾性係止部材3の位置
調節後、当該被接続光伝送用ファイバーの接続側先端部
分を光伝送用ファイバー連結装置の支持部材1の貫通孔
12内へ、弾性係止部材3が支持部材1の一端面に当接
するまで挿入する。
いて、本光伝送用ファイバーの連結装置の支持部材1を
発光装置もしくは受光装置8の指定部分にナット7によ
って取り付ける。或いは光伝送用ファイバー5を当該光
伝送用ファイバーの連結装置に連結した後、支持部材1
をナット7によって発行装置もしくは受光装置8に取り
付けてもよい。一方、被接続光伝送用ファイバー5の接
続側先端部を先ず締着部材2の中心開口24に挿通し、
次に弾性係止部材3の中心開口31に挿通する。挿通後
の弾性係止部材3の被接続光伝送用ファイバー5上の位
置は、当該光伝送用ファイバー5の接続側端面からあら
かじめ決められた位置調節する。弾性係止部材3の位置
調節後、当該被接続光伝送用ファイバーの接続側先端部
分を光伝送用ファイバー連結装置の支持部材1の貫通孔
12内へ、弾性係止部材3が支持部材1の一端面に当接
するまで挿入する。
【0027】弾性係止部材3が支持部材1の端面に当接
したら締結部材2を回転して支持部材1にネジ結合す
る。締着部材2が支持部材1に対してネジ結合されるに
従って、弾性係止部材3は、その厚さ方向に外力を受け
てその厚さ方向及び半径方向へ変形する。締着部材2が
支持部材1に対して所定量係合すると、弾性係止部材3
はその半径方向の弾性変形により保護被覆シース4を含
む被接続光伝送用ファイバー5を確実に弾性的に把持す
る。
したら締結部材2を回転して支持部材1にネジ結合す
る。締着部材2が支持部材1に対してネジ結合されるに
従って、弾性係止部材3は、その厚さ方向に外力を受け
てその厚さ方向及び半径方向へ変形する。締着部材2が
支持部材1に対して所定量係合すると、弾性係止部材3
はその半径方向の弾性変形により保護被覆シース4を含
む被接続光伝送用ファイバー5を確実に弾性的に把持す
る。
【0028】このようにして発光装置もしくは受光装置
8の発光体もしくは受光体6に光接続された光伝送用フ
ァイバー5は、弾性変形によって保護被覆シースを含む
光伝送用ファイバー5に付与された抵抗力によって相当
強さのスラスト方向の力を当該光伝送用ファイバー5に
加えた場合にも、当該光伝送用ファイバー5が連結装置
から離脱することがない。
8の発光体もしくは受光体6に光接続された光伝送用フ
ァイバー5は、弾性変形によって保護被覆シースを含む
光伝送用ファイバー5に付与された抵抗力によって相当
強さのスラスト方向の力を当該光伝送用ファイバー5に
加えた場合にも、当該光伝送用ファイバー5が連結装置
から離脱することがない。
【0029】図3は、本発明に係わる光伝送用ファイバ
ーの連結装置の他の実施例を示すものである。この実施
例の光伝送用ファイバーの連結装置が既に図1に示され
た実施例における光伝送用ファイバーの連結装置と異な
る点は、支持部材1の貫通孔12の光伝送用ファイバー
の挿入側端部に当該貫通孔12に連続する環状斜面13
が形成されていることである。
ーの連結装置の他の実施例を示すものである。この実施
例の光伝送用ファイバーの連結装置が既に図1に示され
た実施例における光伝送用ファイバーの連結装置と異な
る点は、支持部材1の貫通孔12の光伝送用ファイバー
の挿入側端部に当該貫通孔12に連続する環状斜面13
が形成されていることである。
【0030】このように貫通孔12の光伝送用ファイバ
ー挿入側端部に環状斜面13が形成された本発明の光伝
送用ファイバーの連結装置によれば、締着部材2の支持
部材1に対するネジ係合が進むにつれて、弾性係止部材
3はその厚さ方向及び半径方向へ弾性変形するが、特に
半径方向の弾性変形は前記環状斜面に沿ってさらにスラ
スト方向の変形が誘起される。所定量のネジ係合が行わ
れると、弾性係止部材3の内縁部分は、当該弾性係止部
材3の下面と環状斜面13と被接続光伝送用ファイバー
5の保護被覆シース4の外表面との間に形成される断面
が楔形状の溝に進入するように変形する。この結果、保
護被覆シース4を含む被接続光伝送用ファイバー5は更
に確実強固に弾性係止部材3によって弾性的に把持する
ことができる。
ー挿入側端部に環状斜面13が形成された本発明の光伝
送用ファイバーの連結装置によれば、締着部材2の支持
部材1に対するネジ係合が進むにつれて、弾性係止部材
3はその厚さ方向及び半径方向へ弾性変形するが、特に
半径方向の弾性変形は前記環状斜面に沿ってさらにスラ
スト方向の変形が誘起される。所定量のネジ係合が行わ
れると、弾性係止部材3の内縁部分は、当該弾性係止部
材3の下面と環状斜面13と被接続光伝送用ファイバー
5の保護被覆シース4の外表面との間に形成される断面
が楔形状の溝に進入するように変形する。この結果、保
護被覆シース4を含む被接続光伝送用ファイバー5は更
に確実強固に弾性係止部材3によって弾性的に把持する
ことができる。
【0031】図4は本発明に係わる光伝送用ファイバー
の連結装置のさらに他の実施例をしめすものであり、他
の光伝送用ファイバーとの相互接続のために用いられる
光伝送用ファイバーの連結装置を示すものである。
の連結装置のさらに他の実施例をしめすものであり、他
の光伝送用ファイバーとの相互接続のために用いられる
光伝送用ファイバーの連結装置を示すものである。
【0032】図4に詳細に示されているように、本実施
例の光伝送用ファイバーの連結装置は、その両側に保護
被覆4を含む被接続光伝送用ファイバー5、5を支持す
る支持部材101、当該支持部材101のそれぞれの端
部に配設され被接続光伝送用ファイバー5を弾性的に係
止する弾性係止部材3、及び該弾性係止部材を圧着して
その厚さ方向及び半径方向の弾性変形をを生じせしめる
と共に、前記支持部材101と着脱可能な締着部材2と
により構成されている。
例の光伝送用ファイバーの連結装置は、その両側に保護
被覆4を含む被接続光伝送用ファイバー5、5を支持す
る支持部材101、当該支持部材101のそれぞれの端
部に配設され被接続光伝送用ファイバー5を弾性的に係
止する弾性係止部材3、及び該弾性係止部材を圧着して
その厚さ方向及び半径方向の弾性変形をを生じせしめる
と共に、前記支持部材101と着脱可能な締着部材2と
により構成されている。
【0033】支持部材101は、中心軸に沿って貫通孔
102が形成されている。この貫通孔102は保護被覆
シース4を含む被接続光伝送用ファイバー5の外径とほ
ぼ等しい内径を有し、支持部材101の両端面間に渡っ
て形成されている。しかしその中間部分には連結部分1
03が形成され、その内径は貫通孔102の主部分より
も小さく被接続光伝送用ファイバー5自体の外径とほぼ
等しい。また、当該支持部材101のそれぞれの端部に
は締着部材2との連結手段を構成する雄ネジ1が形成さ
れている。
102が形成されている。この貫通孔102は保護被覆
シース4を含む被接続光伝送用ファイバー5の外径とほ
ぼ等しい内径を有し、支持部材101の両端面間に渡っ
て形成されている。しかしその中間部分には連結部分1
03が形成され、その内径は貫通孔102の主部分より
も小さく被接続光伝送用ファイバー5自体の外径とほぼ
等しい。また、当該支持部材101のそれぞれの端部に
は締着部材2との連結手段を構成する雄ネジ1が形成さ
れている。
【0034】本実施例の光伝送用ファイバーの連結装置
に用いられる弾性係止部材3及び締着部材2はそれぞれ
図1及び3に示した実施例の光伝送用ファイバーの連結
装置に用いられるものと同一である。
に用いられる弾性係止部材3及び締着部材2はそれぞれ
図1及び3に示した実施例の光伝送用ファイバーの連結
装置に用いられるものと同一である。
【0035】この第三の実施例に示された本発明の光伝
送用ファイバーの連結装置の作用は以下の通りである。
送用ファイバーの連結装置の作用は以下の通りである。
【0036】即ち、光伝送用ファイバーの連結装置につ
いて詳細説明した図1の実施例の間合いと同様の手順に
従って、最初に一方の被接続光伝送用ファイバー5の接
続側先端部を先ず締着部材2の中心開口24に挿通し、
次に弾性係止部材3の中心開口31に挿通する。挿通後
の弾性係止部材3の被接続光伝送用ファイバー5上の位
置は、当該光伝送用ファイバー5の接続側端面からあら
かじめ決められた位置調節する。弾性係止部材3の位置
調節後、当該被接続光伝送用ファイバーの接続側先端部
分を光伝送用ファイバー連結装置の支持部材101の貫
通孔12内へ、弾性係止部材3が支持部材1の一端面に
当接するまで挿入する。その後、締結部材2を回転して
支持部材1にネジ結合する。締着部材2が支持部材1に
対してネジ結合されるに従って、弾性係止部材3は、そ
の厚さ方向に外力を受けてその厚さ方向及び半径方向へ
変形する。締着部材2が支持部材1に対して所定量係合
すると、弾性係止部材3はその半径方向の弾性変形によ
り保護被覆シース4を含む被接続光伝送用ファイバー5
を確実に弾性的に把持する。
いて詳細説明した図1の実施例の間合いと同様の手順に
従って、最初に一方の被接続光伝送用ファイバー5の接
続側先端部を先ず締着部材2の中心開口24に挿通し、
次に弾性係止部材3の中心開口31に挿通する。挿通後
の弾性係止部材3の被接続光伝送用ファイバー5上の位
置は、当該光伝送用ファイバー5の接続側端面からあら
かじめ決められた位置調節する。弾性係止部材3の位置
調節後、当該被接続光伝送用ファイバーの接続側先端部
分を光伝送用ファイバー連結装置の支持部材101の貫
通孔12内へ、弾性係止部材3が支持部材1の一端面に
当接するまで挿入する。その後、締結部材2を回転して
支持部材1にネジ結合する。締着部材2が支持部材1に
対してネジ結合されるに従って、弾性係止部材3は、そ
の厚さ方向に外力を受けてその厚さ方向及び半径方向へ
変形する。締着部材2が支持部材1に対して所定量係合
すると、弾性係止部材3はその半径方向の弾性変形によ
り保護被覆シース4を含む被接続光伝送用ファイバー5
を確実に弾性的に把持する。
【0037】このようにして、一方の被接続光伝送用フ
ァイバー5と連結装置に取り付け固定する。
ァイバー5と連結装置に取り付け固定する。
【0038】同様の手順を繰り返して他方の被接続光伝
送用ファイバー5を連結装置取り付け固定する。
送用ファイバー5を連結装置取り付け固定する。
【0039】この第三の実施例に係わる本発明の光伝送
用ファイバーの連結装置は、二本の光伝送用ファイバー
を確実に保持し相互に光接続ができる。
用ファイバーの連結装置は、二本の光伝送用ファイバー
を確実に保持し相互に光接続ができる。
【0040】
【発明の効果】以上詳細に説明したところより明らかな
通り、本発明の光伝送用ファイバーの連結装置は、その
構造が極めて簡単であり、その製造コストは従来の連結
装置に比較して著しく削減する事ができる。
通り、本発明の光伝送用ファイバーの連結装置は、その
構造が極めて簡単であり、その製造コストは従来の連結
装置に比較して著しく削減する事ができる。
【0041】また本発明の光伝送用ファイバーの連結装
置は、光伝送用ファイバーの施工現場にて簡単な作業で
被接続光伝送用ファイバーと連結装置の連結を行うこと
ができるから被接続光伝送用ファイバーを折損もしくは
損傷することなく施工することが出来るのみならず、被
接続光伝送用ファイバーの接続部分が万一折損もしくは
損傷を受けたとしても、当該光伝送用ファイバーの先端
部分を施工現場にて切断除去するのみで接続作業の継続
が可能であり、従来の光伝送用ファイバーの連結装置の
ように、連結装置の一部と共に光伝送用ファイバーを交
換する必用が皆無となり、光伝送用ファイバーを発光装
置や受光装置と光接続施工コストを大幅に削減すること
が出来る。
置は、光伝送用ファイバーの施工現場にて簡単な作業で
被接続光伝送用ファイバーと連結装置の連結を行うこと
ができるから被接続光伝送用ファイバーを折損もしくは
損傷することなく施工することが出来るのみならず、被
接続光伝送用ファイバーの接続部分が万一折損もしくは
損傷を受けたとしても、当該光伝送用ファイバーの先端
部分を施工現場にて切断除去するのみで接続作業の継続
が可能であり、従来の光伝送用ファイバーの連結装置の
ように、連結装置の一部と共に光伝送用ファイバーを交
換する必用が皆無となり、光伝送用ファイバーを発光装
置や受光装置と光接続施工コストを大幅に削減すること
が出来る。
【図1】本発明の第一の実施例に係わる光伝送用ファイ
バーの連結装置を示す断面図である。
バーの連結装置を示す断面図である。
【図2】図1に示された光伝送用ファイバーの連結装置
の一部を構成する弾性係止部材の拡大断面図である。
の一部を構成する弾性係止部材の拡大断面図である。
【図3】本発明の第二の実施例に係わる光伝送用ファイ
バーの連結装置を示す断面図である。
バーの連結装置を示す断面図である。
【図4】二本の光伝送用ファイバーを相互に光接続する
ために使用されるの連結装置本発明の第三の実施例に係
わる光伝送用ファイバーの連結装置を示す断面図であ
る。
ために使用されるの連結装置本発明の第三の実施例に係
わる光伝送用ファイバーの連結装置を示す断面図であ
る。
【図5】従来の光伝送用ファイバーの連結装置を示す外
観図である。
観図である。
1 支持体 2 締着部材 3 弾性係止部材 4 保護被覆シース 5 光伝送用ファイバー 6 受光体 8 発光装置もしくは受光装置 11 連結手段の一分を構成する雄ネジ 12 貫通孔 22 連結手段の一部を構成する雌ネジ 24 締結部材の中心開口 31 弾性係止部材の中心開口 101 支持部材 102 支持部材の貫通孔
Claims (6)
- 【請求項1】 光伝送用ファイバーを装脱自在に装通可
能な貫通孔を有し少なくとも一端に連結用部が形成され
た光伝送ファイバーを支持する支持部材と、ほぼ中心部
に開口を有し、該開口を介して光伝送ファイバーに自在
に挿通可能な弾性変形可能な弾性係止部材と、前記連結
部に係脱可能な連結部とほぼ中心部に開口を有し、該開
口を介して光伝送用ファイバーに自在に挿通可能な締着
部材とより構成され、前記弾性係止部材を介して前記締
着部材を前記支持部材に締着することにより前記弾性係
止部材をその厚さ方向に圧着して弾性変形させ以て光伝
送用ファイバーを把持するとともに前記支持部材に挟持
して、これらの部材に挿通された光伝送用ファイバーを
前記支持部材に連結することを特徴とする光伝送用ファ
イバーの連結装置 - 【請求項2】 前記弾性係止部材は、合成ゴム材料から
形成されいることを特徴とする請求項1記載の光伝送用
ファイバーの連結装置 - 【請求項3】 前記支持部材の前記一端には前記貫通孔
に連続する環状斜面が形成されていることを特徴とする
請求項1ないし2記載の光伝送用ファイバーの連結装置 - 【請求項4】 前記支持部材の両端に前記連結部が形成
されていることを特徴とする請求項1ないし3記載の光
伝送用ファイバーの連結装置 - 【請求項5】 前記支持部材及び前記締着部材の前記連
結部はネジより構成されていることを特徴とする前記請
求項1ないし4記載の光伝送用ファイバーの連結装置 - 【請求項6】 前記支持部材及び前記締着部材の前記連
結部はバヨネット溝及びバヨネット爪により構成されて
いることを特徴とする請求項1ないし4記載の光伝送用
ファイバーの連結装置
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP36981097A JPH11174275A (ja) | 1997-12-15 | 1997-12-15 | 光伝送用ファイバーの連結装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP36981097A JPH11174275A (ja) | 1997-12-15 | 1997-12-15 | 光伝送用ファイバーの連結装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11174275A true JPH11174275A (ja) | 1999-07-02 |
Family
ID=18495373
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP36981097A Pending JPH11174275A (ja) | 1997-12-15 | 1997-12-15 | 光伝送用ファイバーの連結装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11174275A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010127824A (ja) * | 2008-11-28 | 2010-06-10 | Sunx Ltd | ファイバセンサ用ファイバ支持装置 |
WO2015012183A1 (ja) * | 2013-07-26 | 2015-01-29 | 京セラ株式会社 | 光部品組立体、光レセプタクル、および光通信用送受信モジュール |
JP2017528732A (ja) * | 2014-07-22 | 2017-09-28 | 河海大学Hohai University | 分散型センシング光ファイバの多目標多自由度の静的および動的試験装置及び方法 |
-
1997
- 1997-12-15 JP JP36981097A patent/JPH11174275A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010127824A (ja) * | 2008-11-28 | 2010-06-10 | Sunx Ltd | ファイバセンサ用ファイバ支持装置 |
WO2015012183A1 (ja) * | 2013-07-26 | 2015-01-29 | 京セラ株式会社 | 光部品組立体、光レセプタクル、および光通信用送受信モジュール |
JPWO2015012183A1 (ja) * | 2013-07-26 | 2017-03-02 | 京セラ株式会社 | 光部品組立体、光レセプタクル、および光通信用送受信モジュール |
US9810863B2 (en) | 2013-07-26 | 2017-11-07 | Kyocera Corporation | Optical component assembly, optical receptacle, and transceiver module for optical communications |
JP2017528732A (ja) * | 2014-07-22 | 2017-09-28 | 河海大学Hohai University | 分散型センシング光ファイバの多目標多自由度の静的および動的試験装置及び方法 |
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