JPH11174161A - 路面状況検出方法および路面状況検出装置 - Google Patents

路面状況検出方法および路面状況検出装置

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JPH11174161A
JPH11174161A JP34039397A JP34039397A JPH11174161A JP H11174161 A JPH11174161 A JP H11174161A JP 34039397 A JP34039397 A JP 34039397A JP 34039397 A JP34039397 A JP 34039397A JP H11174161 A JPH11174161 A JP H11174161A
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road
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light
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  • Measurement Of Optical Distance (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 積雪量や路面状況を検出すると共に道路幅員
方向の状況を検出することにより、自動車等の安全な走
行および交通容量を確保するための情報を得ることので
きる路面状況検出装置を提供する。 【解決手段】 路面3を跨ぐフレーム5に取り付けられ
た旋回装置13により計測部7を旋回させながら光波式
送信機31から光りを投射すると共に路面3からの反射
光を光波式受信機33により受信して、少なくとも路面
3の全幅について測定を行なう。この測定データに基づ
いて、観測装置9が積雪深の変化から雪堤67の形状や
有効幅員等の横断面形状を検出すると共に、受信した反
射光の光量および路面温度から路面の状態を判別する。
観測地点に設けられた計測部7からの観測データに基づ
いて、観測装置9が有効幅員や路面3の状態等を判別し
て、出力画面11に表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は路面状況検出方法
および路面状況検出装置に係り、さらに詳しくは、冬季
における雪国で車の走行速度や交通容量を低下させる要
因となる路面に形成される圧雪や路肩に形成される雪堤
による有効幅員の減少等を測定するための路面状況検出
方法および路面状況検出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の路面状況検出装置としては、特公
平4−76638号公報および特公平5−61598号
公報に示されているようなものがある。すなわち、図8
に示されているように、この路面状況検出装置101で
は、道路の外側の地面GLに立設された支柱103の上
部に取付金具105を介して計測部107が上下に回動
自在に設けられている。
【0003】この計測部107には図示省略の積雪計や
降雪計等が設けられており、光波送信機から光波を雪面
に向けて投射し、雪面からの反射光を光波受信機で受信
して、地面GLに積雪した深さ(高さ)を測定したり、
降雪を検知するものである。そして、各測定結果を組み
合わせて判断することにより路面の状況を検出するもの
である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこのよう
な従来の技術にあっては、道路の一方の外側に設けられ
ており、道路の路面全体を網羅することが困難であると
いう問題がある。このため、路肩に積雪して実質的な道
路幅員が狭くなった場合でも、積雪量は測定できるもの
の幅員の減少が検出できないため、自動車の走行に支障
をきたす場合が起こり得るという問題がある。
【0005】この発明の目的は、以上のような従来の技
術に着目してなされたものであり、積雪量や路面状況を
検出すると共に道路幅員方向の状況を検出することによ
り、自動車等の安全な走行および交通容量を確保するた
めの情報を得ることのできる路面状況検出方法および路
面状況検出装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1による発明の路面状況検出方法は、観測
地点の上方から道路横断方向における多数の観測点につ
いて光波式送受信機により次々に路面の観測を行ない、
路面に積雪している雪面までの積雪深を測定して横断面
形状から有効幅員や雪堤の形状を求めること、を特徴と
するものである。
【0007】従って、光波式送受信機により道路横断方
向における多数点について求められた積雪深の変化から
有効幅員や雪堤の形状を検出する。
【0008】請求項2による発明の路面状況検出方法
は、観測地点の上方から道路横断方向における多数の観
測点について光波式送受信機により次々に路面の観測を
行ない、前記各観測点からの反射光量を予め設定した複
数段階の反射光量レベルに振り分け、この各反射光量レ
ベルに該当する観測点数および路面温度および積雪深か
ら、路面状況を湿潤、乾燥、圧雪、積雪、シャーベッ
ト、その他に判別すること、を特徴とするものである。
【0009】従って、光波式送受信機により道路横断方
向における多数点について得られた反射光量に基づいて
各観測点をレベル分けし、各レベルに該当する観測点の
個数と路面温度から路面状況を判別する。
【0010】請求項3による発明の路面状況検出装置
は、測定する路面を跨いで設けられたフレームと、光波
式送受信機により路面や雪面までの距離を測定すると共
に路面や路面に積もった雪面の温度を測定する計測部
と、前記フレームに取り付けられて前記計測部により少
なくとも路面全幅を測定すべく旋回自在に支持する旋回
装置と、前記計測部からの測定信号に基づいて有効幅員
や雪堤等の横断面および路面の状態等の路面状況を検出
する観測装置と、を備えてなることを特徴とするもので
ある。
【0011】従って、路面を跨ぐフレームに取り付けら
れた旋回装置により計測部を旋回させながら光波式送信
機から光りを投射すると共に路面からの反射光を光波式
受信機により受信して、少なくとも路面の全幅について
測定を行なう。この測定データに基づいて、観測装置が
積雪深の変化から雪堤の形状や有効幅員等の横断面形状
を検出すると共に、受信した反射光の光量および路面温
度から路面の状態を判別する。
【0012】請求項4による発明の路面状況検出装置
は、請求項3記載の路面状況検出装置において、前記観
測装置が、有効幅員や雪堤等の横断面形状と路面の状態
等を同時に表示する出力画面を、備えてなることを特徴
とするものである。
【0013】従って、観測地点に設けられた計測部から
の観測データに基づいて、観測装置が有効幅員や路面の
状態等を判別して、出力画面に表示する。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて詳細に説明する。
【0015】図1には、この発明に係る路面状況検出装
置1の全体が示されている。すなわち、この路面状況検
出装置1では、路面3の全幅を跨ぐような門型フレーム
5が立設されており、路面3のほぼ中央位置の上方に計
測部7が取り付けられている。この計測部7は道路管理
センターの観測装置9に接続されており、観測装置9に
より制御されると共に随時観測データを観測装置9へ送
るようになっている。この観測装置9は、測定された結
果を表示する例えばCRTや液晶画面等の出力画面11
を有している。
【0016】前記門型フレーム5の梁部分5Aのほぼ中
央位置上面(または下面)には図2に示されているよう
な旋回装置13が取り付けられており、この旋回装置1
3に前記計測部7が取り付けられている。
【0017】図2を参照するに、この旋回装置13で
は、観測装置9により制御されるモータ15が設けられ
ており、このモータ15に隣接して旋回軸17が水平方
向に設けられている。この旋回軸17はベアリング19
により旋回自在に支持されており、前記計測部7を取り
付けるために旋回軸17の先端に取り付けられている取
付プレート21が鉛直面内において旋回自在となってい
る。また、この旋回軸17には旋回角度を計測するため
のロータリーエンコーダ23が取り付けられており、旋
回角度が観測装置9に伝達されるようになっている。
【0018】前記モータ15には駆動プーリ25が取り
付けられており、旋回軸17には従動プーリ27が取り
付けられていて、駆動プーリ25と従動プーリ27との
間にはタイミングベルト29が巻回されている。このた
め、ギヤを使用している従来の旋回装置に比してギヤの
遊びが少ない分だけ誤差が少なくなっている。
【0019】前記取付プレート21に取り付けられて回
動される計測部7には、路面状況を検出するために光り
を路面3に向けて投射する光波式送信機31と、路面か
らの反射光を受信するための光波式受信機33を有して
いる。また、路面の温度を測定するために路面温度計3
5を有しており、気温を測定するための気温計37も備
えている。
【0020】従って、光波式送信機31から路面3に向
けて光りを投射し、路面3からの反射光を光波式受信機
33により受信しながら、モータ15によりタイミング
ベルト29を介して旋回軸17を旋回させると、取付プ
レート21に取り付けられている計測部7が旋回するの
で、路面3の全幅にわたって測定することができる。
【0021】なお、この計測部7の旋回範囲は、鉛直下
方に対して図1中左右方向に一定の角度(ここでは、門
型フレーム5の高さを7.3mとし、道路幅員を片側一
車線としたときに片側約50度である)旋回自在となっ
ている。
【0022】図3には、前述の計測部7の内部構成が示
されている。この計測部7には、路面3に向けて光波を
投射する光波式送信機31と、この光波式送信機31に
より投射された光の路面3からの反射光を受信する光波
式受信機33を有している。
【0023】前記光波式送信機31では、発信回路39
により半導体レーザ41が発光して送光レンズ43から
投射されるようになっている。また、半導体レーザ41
から発せられた光の一部は基準信号検出器45により受
光されて第二受信回路47から演算処理部49に送られ
る。
【0024】前記光波式受信機33では、路面3からの
反射光が受光レンズ51を介してアパランシェフォトダ
イオード53により受光され、受信信号は第一受信回路
55を介して利得可変増幅器57に伝達される。利得可
変増幅器57は受信信号を基準のレベルまで自動で増幅
させて演算処理部49に伝達する。この利得可変増幅器
57における増幅度をA/D変換機59でディジタル量
に変換することにより反射光量を得て、インターフェー
ス部61を介して観測装置9の出力画面11等へ出力さ
れて表示される。
【0025】一方、前記第二受信回路47に伝達された
基準信号も演算処理部49に伝達されており、この信号
と前記利得可変増幅器57からの信号から位相差φを算
出するようになっている。
【0026】また、路面温度計35や気温計37等の温
度計測部63からの信号もA/D変換機65によりディ
ジタル量に変換されてインターフェース部61に送られ
ている。
【0027】次に、演算処理部49における処理内容に
ついて説明する。
【0028】図1を参照して、雪堤67の高さおよび有
効幅員の算出について説明する。積雪時旋回角度をA
1、積雪時斜距離をS1、無積雪時旋回角度をA2、無
積雪時斜距離をS2とすると、積雪深Dは、
【数1】 D=S2×cos (A2)−S1×cos (A1)……(1) となる。
【0029】ここで、前述の位相差φを用いて斜距離S
1、S2を算出する方法については、前述の特公平4−
76638号公報および特公平5−61598号公報に
詳細に記載されているので、重複する説明は省略する。
【0030】以上のようにして得られた積雪深Dは、連
続降雪による圧雪の成長防止や、路面整正、圧雪処理等
の出動判断に使用される。また、この積雪深Dを用いて
雪堤高さおよび有効幅員を算出することができる。
【0031】すなわち、雪堤高さは、雪堤67が高くな
って崩壊すると交通に支障をきたしたり、通行車両の視
距の妨げとなるため把握することが必要であり、路面3
の横断面に対して順に検索していき、最も高い箇所を雪
堤高さとして求める。
【0032】また、図4に示されているように、有効幅
員と走行速度の関係から、ある程度の走行速度を可能に
して円滑な交通を確保するためには、有効幅員の確保が
必要となってくる。従ってこの有効幅員は、降雪が本格
的となって必要な幅員が確保されなくなると交通に支障
をきたすため、拡幅除雪作業を行なう目安となるもので
あり、路面3の横断面に対して路肩付近の積雪深を順に
検索していき、前後の積雪の差が所定の高さ(例えば7
cm)あった箇所を有効幅員の法尻として求める。
【0033】また、図5に示されているように、路面積
雪深と走行速度の関係から、ある程度の走行速度を可能
にして円滑な交通を確保するためには、路面積雪深をで
きるだけ少なくする必要がある。この路面積雪深も前述
の有効幅員と同様、除雪作業を行なう目安となるもので
ある。
【0034】以上のようにして得られた測定結果は管理
センターに送られて、例えば図6に示されているように
画面表示される。これにより、路面3における積雪の状
況や雪堤67、有効幅員等が一目で把握されるので、除
雪作業等の開始時期を容易に且つ適切に判断することが
できる。
【0035】次に、図7に基づいて路面状況の判断方法
について説明する。まず、各観測点からの反射光の光量
をC0〜C5の6段階に分類する。すなわち、反射光量
が0〜9%の場合をC0、反射光量が10〜19%の場
合をC1、反射光量が20〜29%の場合をC2、反射
光量が30〜39%の場合をC3、反射光量が40〜4
9%の場合をC4、反射光量が50%以上の場合をC5
とする。
【0036】測定する路面の横断面に対して計測部7を
旋回させて、例えば90〜120個程度の観測点におい
て光量を測定し、前述のC0〜C5にレベル分けする。
図7を参照するに、測定を開始して(ステップSS)、
C0レベルに該当する観測点の個数(以後、単に「C0
レベルの個数」という)がC1レベルの個数より大きい
か否かを判断し(ステップS1)、C0レベルの個数が
多い場合には「路面は湿潤状態である」と判断する(ス
テップS2)。一方、C1レベルの個数の方が多い場合
には、C2レベルの個数が最も多いか否かを判断し(ス
テップS3)、最も多い場合には「路面は乾燥状態であ
る」と判断する(ステップS4)。
【0037】ステップS3において、C2レベルの個数
が最も多くはないと判断されたときは、C5レベルの個
数が全体の観測点の個数の50%以上か否かを判断し
((ステップS5)、50%以上の場合には積雪深が3
cm以下か否かを判断する(ステップS6)。積雪深が
3cm以下の場合には「路面は圧雪状態である」と判断
する(ステップS7)。また、積雪深が3cm以上の場
合には「路面は積雪状態である」と判断する(ステップ
S8)。
【0038】ステップS5においてC5レベルの個数が
全体の観測点の個数の50%以下の場合には、C1レベ
ルの個数が最も多く、且つ全体的に光量がばらついてい
るか否かを判断し(ステップS9)、ばらついているな
らば「路面はシャーベット状態である」と判断する(ス
テップS10)。
【0039】さらに、「乾燥」又は「湿潤」を判定し
(ステップS11)し、「乾燥」又は「湿潤」のとき、
積雪深があり且つ路面温度が2℃以下であるか否かを判
断し(ステップS12)、イエスの場合には「路面はシ
ャーベット状態である」と判断する(ステップS1
3)。ノーの場合には判定結果が得られたかを判定し
(ステップS14)、判定結果がノーの場合には判定不
能または前回の判定を引き続いて採用し(ステップS1
5)、路面状況判定を終了する(ステップSE)。ま
た、判定結果がイエスの場合には路面状況判定を終了す
る(ステップSE)。
【0040】以上の結果から、道路の路面状況がリアル
タイムで把握されるので、除雪作業等道路管理に必要な
処理の開始を容易且つ適切に判断することができ、冬季
における交通安全および交通容量の確保に寄与すること
ができる。
【0041】なお、この発明は前述の実施の形態に限定
されることなく、適宜な変更を行うことにより、その他
の態様で実施し得るものである。すなわち、前述の実施
の形態においては、片側一車線の道路について説明した
が、片側二車線以上の道路についても同様に適用でき
る。但し、この場合には、道路幅員に対応して計測部7
の取付高さや個数、あるいは計測部の旋回角度等を適宜
変更する必要がある。
【0042】また、前述の実施の形態においては、演算
処理部49を計測部7に設けるようにしたが、観測地点
に設けられている計測部7は測定データを観測装置9に
送るだけにして、すべての演算処理を観測装置9で行な
うようにしても良い。この場合には、観測地点に設ける
計測部7の構成が簡単になり、コストの面および維持・
管理においてもメリットがある。
【0043】また、以上説明した路面状況検出方法およ
び路面状況検出装置1は、既設の交通流監視システム等
との関連組み合わせの上で実運用することにより、冬季
道路の適切な道路管理が可能となるものである。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よる路面状況検出方法では、光波式送受信機により道路
横断方向における多数点について求められた積雪深の変
化から有効幅員や雪堤の形状をリアルタイムで検出する
ことができるので、除雪等の適切な処理を迅速に行な
い、交通安全および交通容量を確保することができる。
【0045】請求項2の発明による路面状況検出方法で
は、光波式送受信機により道路横断方向における多数点
について得られた反射光量に基づいて各観測点をレベル
分けし、各レベルに該当する観測点の個数と路面温度か
ら路面状況をリアルタイムで判別することができるの
で、除雪等の適切な処理を迅速に行ない、交通安全およ
び交通容量を確保することができる。
【0046】請求項3の発明による路面状況検出装置で
は、路面を跨ぐフレームに取り付けられた旋回装置によ
り計測部を旋回させながら光波式送信機から光りを投射
すると共に路面からの反射光を光波式受信機により受信
して、少なくとも路面の全幅について測定を行なうこと
ができる。また、この測定データに基づいて、観測装置
が積雪深の変化から雪堤の形状や有効幅員等の横断面形
状を検出すると共に、受信した反射光の光量および路面
温度から路面の状態をリアルタイムで判別することがで
きるので、除雪等の適切な処理を迅速に行ない、交通安
全および交通容量を確保することができる。
【0047】請求項4の発明による路面状況検出装置で
は、観測地点に設けられた計測部からの観測データに基
づいて、観測装置が有効幅員や路面の状態等を判別し
て、出力画面に表示するので、一目で容易に路面状況を
把握することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る路面状況検出装置を示す正面図
である。
【図2】旋回装置および計測部を示す断面図である。
【図3】計測部または観測装置の内部構成を示すブロッ
ク図である。
【図4】有効幅員と走行速度との関係を示す測定データ
である。
【図5】路面積雪深と走行速度との関係を示す測定デー
タである。
【図6】出力画面に表示された計測例を示す説明図であ
る。
【図7】路面状況検出方法の手順を示すフローチャート
である。
【図8】従来の路面状況検出装置を示す正面図である。
【符号の説明】
1 路面状況検出装置 3 路面 5 フレーム 7 計測部 9 観測装置 11 出力画面 13 旋回装置 31 光波式送信機 33 光波式受信機 67 雪堤 Q0〜Q5 反射光量レベル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G01W 1/14 G01S 17/02 Z

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 観測地点の上方から道路横断方向におけ
    る多数の観測点について光波式送受信機により次々に路
    面の観測を行ない、路面に積雪している雪面までの積雪
    深を測定して横断面形状から有効幅員や雪堤の形状を求
    めること、を特徴とする路面状況検出方法。
  2. 【請求項2】 観測地点の上方から道路横断方向におけ
    る多数の観測点について光波式送受信機により次々に路
    面の観測を行ない、前記各観測点からの反射光量を予め
    設定した複数段階の反射光量レベルに振り分け、この各
    反射光量レベルに該当する観測点数および路面温度およ
    び積雪深から、路面状況を湿潤、乾燥、圧雪、積雪、シ
    ャーベット、その他に判別すること、を特徴とする路面
    状況検出方法。
  3. 【請求項3】 測定する路面を跨いで設けられたフレー
    ムと、光波式送受信機により路面や雪面までの距離を測
    定すると共に路面や路面に積もった雪面の温度を測定す
    る計測部と、前記フレームに取り付けられて前記計測部
    により少なくとも路面全幅を測定すべく旋回自在に支持
    する旋回装置と、前記計測部からの測定信号に基づいて
    有効幅員や雪堤等の横断面および路面の状態等の路面状
    況を検出する観測装置と、を備えてなることを特徴とす
    る路面状況検出装置。
  4. 【請求項4】 前記観測装置が、有効幅員や雪堤等の横
    断面形状と路面の状態等を同時に表示する出力画面を、
    備えてなることを特徴とする請求項3記載の路面状況検
    出装置。
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