JP2549975B2 - 路盤形状測定装置 - Google Patents
路盤形状測定装置Info
- Publication number
- JP2549975B2 JP2549975B2 JP35242092A JP35242092A JP2549975B2 JP 2549975 B2 JP2549975 B2 JP 2549975B2 JP 35242092 A JP35242092 A JP 35242092A JP 35242092 A JP35242092 A JP 35242092A JP 2549975 B2 JP2549975 B2 JP 2549975B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roadbed
- pavement
- shape
- line profile
- road surface
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Geophysics And Detection Of Objects (AREA)
- Radar Systems Or Details Thereof (AREA)
- Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
- Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
- Length-Measuring Devices Using Wave Or Particle Radiation (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、道路,滑走路等の舗装
の下の路盤の異常を探知する路盤形状測定装置に関す
る。
の下の路盤の異常を探知する路盤形状測定装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】例えば、道路や滑走路をアスファルト等
で舗装する場合、一般的には、路盤の凹凸をならした上
で舗装厚は一定厚に舗装される。然しながら道路,滑走
路等は経年の使用により劣化し、表面に凹凸ができる。
このような劣化において舗装表面の劣化だけでなく、そ
の下の路盤が沈下し、それに従って舗装の下部面(路盤
と接触していた面)が崩れおちてしまっているような場
合がある。このような場合、表面の路面の補修だけを行
っても、陥没が発生する危険性があり、従って路盤の状
態を定期的に調べて路盤を監視し、悪くなった路盤の補
修も同時に行う必要がある。従来では、このような路盤
の異常の探索は、適当な箇所の舗装を実際に剥がして路
盤形状を確かめており、その作業は容易でなく、かつ路
盤が悪くない場合も剥がした箇所の舗装をやりなおさな
ければならない等の作業の無駄が多かった。
で舗装する場合、一般的には、路盤の凹凸をならした上
で舗装厚は一定厚に舗装される。然しながら道路,滑走
路等は経年の使用により劣化し、表面に凹凸ができる。
このような劣化において舗装表面の劣化だけでなく、そ
の下の路盤が沈下し、それに従って舗装の下部面(路盤
と接触していた面)が崩れおちてしまっているような場
合がある。このような場合、表面の路面の補修だけを行
っても、陥没が発生する危険性があり、従って路盤の状
態を定期的に調べて路盤を監視し、悪くなった路盤の補
修も同時に行う必要がある。従来では、このような路盤
の異常の探索は、適当な箇所の舗装を実際に剥がして路
盤形状を確かめており、その作業は容易でなく、かつ路
盤が悪くない場合も剥がした箇所の舗装をやりなおさな
ければならない等の作業の無駄が多かった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のように従来で
は、路盤の異常の探索は表面の舗装を実際に剥がして行
っており、この作業が容易でないと同時に路盤に異常が
ない場合でも再舗装が必要になる等の作業の無駄が多
い。
は、路盤の異常の探索は表面の舗装を実際に剥がして行
っており、この作業が容易でないと同時に路盤に異常が
ない場合でも再舗装が必要になる等の作業の無駄が多
い。
【0004】本発明はかかる問題点を解決するためにな
されたものであり、舗装の上から非破壊で路盤の異常を
探索できる路盤形状測定装置を提供することを目的とし
ている。
されたものであり、舗装の上から非破壊で路盤の異常を
探索できる路盤形状測定装置を提供することを目的とし
ている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係わる路盤形状
測定装置は、路面上を移動させながら、路面形状(凹
凸)を距離のラインプロファイル情報として得ると共
に、パルス電磁波を舗装面へ送受信してその遅延時間を
計測し舗装厚を距離のラインプロファイル情報として
得、路面形状から舗装厚を減算し、舗装の下面形状のラ
インプロファイル情報を得、このラインプロファイルを
路盤形状のラインプロファイルと推定し路盤の異常を探
知する装置とした。
測定装置は、路面上を移動させながら、路面形状(凹
凸)を距離のラインプロファイル情報として得ると共
に、パルス電磁波を舗装面へ送受信してその遅延時間を
計測し舗装厚を距離のラインプロファイル情報として
得、路面形状から舗装厚を減算し、舗装の下面形状のラ
インプロファイル情報を得、このラインプロファイルを
路盤形状のラインプロファイルと推定し路盤の異常を探
知する装置とした。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて説明す
る。図1は本発明の一実施例を示すブロック図であり、
図において、1は舗装厚測定部、2はアンテナ部、3は
路面形状演算部、4は路盤形状演算部、5は表示器であ
る。また、舗装厚測定部1は、パルス送信器11、パル
ス受信器12、遅延時間検出器13、比誘電率設定器1
4、舗装厚演算器15、制御装置16より構成され、ア
ンテナ部2を路面上で移動しながら、幅の狭いパルス電
磁波の送受信を繰り返し行い、受信波の遅延時間から舗
装厚を連続的に(移動距離のラインプロファイルとし
て)測定する。図2(A)はこの測定結果(信号a)を
表示器5で表示した図を示す。
る。図1は本発明の一実施例を示すブロック図であり、
図において、1は舗装厚測定部、2はアンテナ部、3は
路面形状演算部、4は路盤形状演算部、5は表示器であ
る。また、舗装厚測定部1は、パルス送信器11、パル
ス受信器12、遅延時間検出器13、比誘電率設定器1
4、舗装厚演算器15、制御装置16より構成され、ア
ンテナ部2を路面上で移動しながら、幅の狭いパルス電
磁波の送受信を繰り返し行い、受信波の遅延時間から舗
装厚を連続的に(移動距離のラインプロファイルとし
て)測定する。図2(A)はこの測定結果(信号a)を
表示器5で表示した図を示す。
【0007】一方、路面形状演算部3は、アンテナ部2
に取り付けられた傾斜計23による路面の傾きと、距離
計22で検出した移動距離とにより、路面形状を連続的
に(移動距離のラインプロファイルとして)測定する。
図2(B)はこの測定結果(信号b)を表示器5で表示
した図を示す。路盤形状演算部4は、路面形状演算部3
の出力(信号b)から舗装厚演算器15の出力を減算す
ることにより、舗装の下部面の形状を連続的に(移動距
離のラインプロファイルとして)測定する。図2(C)
はこの測定結果(信号c)を表示器5で表示した図を示
す。なお正確に言えば、信号cは舗装の下部面の形状を
表すものであるが、上述のように舗装の下部面の形状に
変化がある場合には、路盤形状にも同様に異常が発生し
ていることになり、本装置のように路盤形状の異常を探
知する目的の場合には、信号cを路盤形状の変化のライ
ンプロファイルとして推定できる。以上のようにして路
盤形状を測定ししながら、舗装の下にある路盤の異常を
非破壊で探知することができる。
に取り付けられた傾斜計23による路面の傾きと、距離
計22で検出した移動距離とにより、路面形状を連続的
に(移動距離のラインプロファイルとして)測定する。
図2(B)はこの測定結果(信号b)を表示器5で表示
した図を示す。路盤形状演算部4は、路面形状演算部3
の出力(信号b)から舗装厚演算器15の出力を減算す
ることにより、舗装の下部面の形状を連続的に(移動距
離のラインプロファイルとして)測定する。図2(C)
はこの測定結果(信号c)を表示器5で表示した図を示
す。なお正確に言えば、信号cは舗装の下部面の形状を
表すものであるが、上述のように舗装の下部面の形状に
変化がある場合には、路盤形状にも同様に異常が発生し
ていることになり、本装置のように路盤形状の異常を探
知する目的の場合には、信号cを路盤形状の変化のライ
ンプロファイルとして推定できる。以上のようにして路
盤形状を測定ししながら、舗装の下にある路盤の異常を
非破壊で探知することができる。
【0008】なお、上記実施例では、路面形状のライン
プロファイルを装置を路面に沿って移動させることによ
り距離計22と傾斜計23とで測定することとしている
が、例えばレーザ光を使って測定しても良く、その手段
が上記実施例に限定されるものではない。
プロファイルを装置を路面に沿って移動させることによ
り距離計22と傾斜計23とで測定することとしている
が、例えばレーザ光を使って測定しても良く、その手段
が上記実施例に限定されるものではない。
【0009】
【発明の効果】以上のように本発明の路盤形状測定装置
は、舗装下の路盤の異常を舗装を破壊することなく測定
と同時に探索でき、従来ではいちいち舗装を剥がして調
べ、路盤に異常がない場合にも再舗装が必要になる等の
無駄な作業を排除でき、路盤の異常を効率良く容易に探
索できるという効果がある。
は、舗装下の路盤の異常を舗装を破壊することなく測定
と同時に探索でき、従来ではいちいち舗装を剥がして調
べ、路盤に異常がない場合にも再舗装が必要になる等の
無駄な作業を排除でき、路盤の異常を効率良く容易に探
索できるという効果がある。
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】本発明の動作を説明するための図である。
1 舗装厚測定部 2 アンテナ部 3 路面形状演算部 4 路盤形状演算部 5 表示器
Claims (1)
- 【請求項1】 道路や滑走路等の舗装の下の路盤の異常
を探知するため路盤形状を測定する路盤形状測定装置に
おいて、 路面上を移動させながら、路面形状(凹凸)を距離のラ
インプロファイル情報として得る第1の手段と、パルス
電磁波を舗装面へ送受信してその遅延時間を計測し舗装
の比誘電率で補正することにより舗装厚を距離のライン
プロファイル情報として得る第2の手段、 上記第1の手段で得られた情報から上記第2の手段で得
られた情報を減算し、舗装の下面形状のラインプロファ
イル情報を得、このラインプロファイルを路盤形状のラ
インプロファイルと推定すると共に、このラインプロフ
ァイルの変化により舗装の下の路盤の異常を探知する第
3の手段、 を備えたことを特徴とする路盤形状測定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35242092A JP2549975B2 (ja) | 1992-12-11 | 1992-12-11 | 路盤形状測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35242092A JP2549975B2 (ja) | 1992-12-11 | 1992-12-11 | 路盤形状測定装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06180224A JPH06180224A (ja) | 1994-06-28 |
JP2549975B2 true JP2549975B2 (ja) | 1996-10-30 |
Family
ID=18423961
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP35242092A Expired - Lifetime JP2549975B2 (ja) | 1992-12-11 | 1992-12-11 | 路盤形状測定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2549975B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5064420B2 (ja) * | 2009-01-20 | 2012-10-31 | Jfeスチール株式会社 | 路盤材種の判定方法および舗装面隆起の予測方法 |
-
1992
- 1992-12-11 JP JP35242092A patent/JP2549975B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06180224A (ja) | 1994-06-28 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4958306A (en) | Pavement inspection apparatus | |
US9377528B2 (en) | Roaming mobile sensor platform for collecting geo-referenced data and creating thematic maps | |
US5790243A (en) | Highway profile measuring system | |
US10494774B2 (en) | Asphalt dielectric measurement accuracy improvement using asphalt surface temperature | |
US20030175077A1 (en) | Method and apparatus for calculating and using the profile of a surface | |
US5510889A (en) | Highway profile measuring system | |
Al-Qadi et al. | Measuring rebar cover depth in rigid pavements with ground-penetrating radar | |
US5323647A (en) | Apparatus and method for measuring height variations in a surface | |
EP2327976A2 (en) | Method and apparatus for evaluating the condition of the pavement of a traffic lane | |
US12130364B2 (en) | Measurement system for a construction machine | |
JP2001193011A (ja) | 振動式ロードローラ | |
Hao et al. | Evaluation and comparison of real-time laser and electric sand-patch pavement texture-depth measurement methods | |
Elseifi et al. | Evaluation and validation of a model for predicting pavement structural number with rolling wheel deflectometer data | |
JP2549975B2 (ja) | 路盤形状測定装置 | |
Scullion et al. | Pavement evaluations using ground penetrating radar in Texas | |
Ferne et al. | Development of the UK highways agency traffic speed deflectometer | |
JP2612666B2 (ja) | アスファルトフィニッシャ | |
Abdel-Khalek et al. | Model to estimate pavement structural number at network level with rolling wheel deflectometer data | |
Lenngren et al. | Using ground-penetrating radar for assessing highway pavement thickness | |
JP2004325193A (ja) | 排水性舗装路面状態検知システム | |
Tsai et al. | Feasibility study of measuring concrete joint faulting using 3d continuous pavement profile data 2 | |
JPH11174161A (ja) | 路面状況検出方法および路面状況検出装置 | |
JPH0996673A (ja) | 厚み測定装置 | |
Gillespie | Operational guidelines for longitudinal pavement profile measurement | |
Zachar et al. | Principles of infrared thermography and application for assessment of the deterioration of the bridge deck at the Zoo Interchange |