JPH11173835A - 形状測定装置及びその方法 - Google Patents

形状測定装置及びその方法

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JPH11173835A
JPH11173835A JP33737397A JP33737397A JPH11173835A JP H11173835 A JPH11173835 A JP H11173835A JP 33737397 A JP33737397 A JP 33737397A JP 33737397 A JP33737397 A JP 33737397A JP H11173835 A JPH11173835 A JP H11173835A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】大きな形状誤差を有する被測定物の形状を精度
よく測定できる形状測定装置及びその方法を提供する。 【解決手段】被測定物の取り付け位置を示す球面を3ヵ
所設け、その球面の中心点を測定することにより、「装
置座標系」で測定した測定点群を「被測定物座標系」で
の位置の表現に変換する座標変換行列を求め座標を変換
する、即ち被測定物の取り付け誤差を計算する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は形状測定装置及びそ
の方法に関し、例えばレンズ面やミラー面等の連続した
曲面形状を有する被測定物の表面を3次元座標測定した
場合の測定データと設計形状との差(誤差形状)を演算
し、この演算結果により被測定物の形状を高精度に測定
する形状測定装置及びその方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、被測定物の表面形状を3次元
的に測定する3次元座標測定装置として、接触式プロー
ブと呼ばれる装置が用いられている。図5Aは、特開平
9−189544号に開示され、或いは特願平8−17
179号に記載された従来の接触式プローブを用いた3
次元形状測定装置の要部概略図である。
【0003】図5Aに示すように、被測定物1はベース
2に取り付けられ、先端部に球体6aを有する接触式プ
ローブ6はX、Y、Zの3次元に移動可能に設けられた
移動部材3、4、5に取り付けられている。そして、接
触式プローブ6の球体6aで被測定物表面1aをトレー
スするようになっている。
【0004】図6は図5Aの測定装置でトレースする際
の接触式プローブ6の先端部に設けられた球体6aと被
測定物の表面1aを示す拡大図である。
【0005】図6に示すように、接触式プローブ6は、
半径Rの球体6aを被測定物表面1aにトレースさせる
ことにより座標点が測定可能となっている。プローブ6
の球体6aは被測定物表面1aに接触しながら、被測定
物表面1a上を移動させることで、そのときのプローブ
6の位置を不図示のリニアスケール等の位置測定手段を
用いて測定する。このとき測定される位置、すなわち座
標値は先端部の球体6aの中心位置であり、被測定物表
面1a上の座標ではない。
【0006】また、図7は図6をZ軸方向から見た被測
定物表面1aのトレース軌跡16と測定点17を示す概
略図である。
【0007】図7に示すように、測定点17はランダム
に並んだ複数の点群となっている。
【0008】図6、7に示すような接触式プローブ6を
用いた測定方法では、測定装置の座標系(以後、「装置
座標系」と呼ぶ)と、被測定物表面1aの形状を定義す
る座標系(以後、「被測定物座標系」と呼ぶ)とは被測
定物1の取付誤差(セッティング誤差)のため一般に異
なっている。そこで、装置座標系で測定した測定点群か
ら設計形状({rij}の記号で表現する)を差し引いて
誤差形状を計算する場合、この装置座標系による形状上
の測定点群({pij}の記号で表現する)を被測定物座
標系の形状上の表現({p'ij}の記号で表現する)に
座標変換する必要がある。
【0009】ここで、被測定物の形状を測定するために
被測定物を所定位置に装着したときの予め設定された位
置からの誤差(ずれ)を取付誤差或いはセッティング誤
差と呼ぶ。このセッティング誤差を補正することは「装
置座標系」で測定した測定点群を「被測定物座標系」で
の位置の表現に変換する座標変換と理解することができ
る。以後、この座標変換を被測定物の「取付誤差の補
正」、又は「セッティング誤差補正」と呼ぶ。
【0010】一般にセッティング誤差は、3次元空間に
おいて、3つの位置誤差(例えば、X、Y、Z方向の位
置ずれ誤差)と3つの角度誤差(例えば、X、Y、Z軸
回りの回転誤差)の合計6種類ある。すなわち6自由度
の「セッティング誤差」がある。
【0011】従来例でのセッティング誤差の計算は、図
5Bに示すように、ステップS51で座標データを取り
込み、測定データの点群{Pij}を得る。ステップS5
2でカウンタfを1にセットして、ステップS53で最
小二乗法を用いてセッティング誤差を計算する。ステッ
プS54、55では、誤差形状{Qij}とセッティング
誤差が算出され、ステップS56では、カウンタfがゼ
ロを超えているか否かを判定する。ステップS56でカ
ウンタfがゼロを超えているならば、ステップS57で
カウンタfを1ディクリメントして、ステップS58で
異常データの抽出処理を行い、抽出された異常データの
位置にマークをする。ステップS59では異常データを
除いたデータを得て、再度ステップS53に戻って、セ
ッティング誤差補正処理を行い精度を高める。一方、カ
ウンタfがゼロ未満ならば、ステップS60で抽出位置
の補完処理を行ない、その結果をステップS61、62
にて記憶又は表示する。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、以下の欠点があり、高い精度で3次元的な形
状の誤差を計算することができない。即ち、 形状誤差、即ち実際の形状と設計形状との差が大きい
場合、セッティング誤差の推定精度が悪い。これは異常
データの抽出処理において、全ての測定点に対し、異常
な測定点なのか正しい被測定物の形状を反映した測定点
なのかの区別がつかないためである。
【0013】図8、図9に示すように、図8の×マーク
で示した被測定物の形状が右端で設計形状から大きく逸
脱している場合を想定する。この場合、期待される測定
結果、即ち測定した点群から設計形状を差し引いた誤差
形状は、図9の上段に示したように、右端で誤差が大き
く、その他は誤差が小さくなるはずである。ところが、
最小二乗法を用いたセッティング誤差補正では、全ての
測定点に対して設計形状との差の二乗和が最小になるよ
うに設計形状を移動させてしまう(座標変換してしま
う)ので、図9の下段に示すような誤差形状となってし
まう。この場合、誤差の平均二乗和は小さい(標準偏差
は小さい)が、想定した実際の被測定物の形状(図9の
上段)とは全く異なった結果となってしまう。
【0014】設計形状により6自由度あるセッティン
グ誤差の全てを計算することができないものがある。例
えば、放物面の場合、被測定物の位置がずれているのか
傾きがずれているのか区別できない。これは放物面の特
性である。
【0015】これをy=ax^2の放物線で説明する。
【0016】実際の測定では、X、Y方向の位置ずれΔ
x、Δyと傾きのずれΔsが生じるため以下の数1の曲
線上の点が測定されるはずである。
【0017】
【数1】
【0018】測定した点群から、最小二乗法によって0
次から2次までの係数を推定計算できる。その係数を大
文字のA、B、Cとおくと、以下の数2となる。
【0019】
【数2】
【0020】これから、3つのずれΔx、Δy、Δsを
求めるため、数1、2を比較することにより以下の数3
の連立方程式が得られる。
【0021】
【数3】
【0022】しかしながら、4つの未知数(a、Δx、
Δy、Δs)に対して式が3つしかないので計算不能で
ある。従って、これら3つのずれΔx、Δy、Δsを同
時に求めることができない。
【0023】従来では、このような欠点があり、高い精
度で3次元的な形状の誤差を計算することができなかっ
た。
【0024】本発明は、上述の課題に鑑みてなされ、そ
の目的は、大きな形状誤差を有する被測定物の形状を精
度よく測定できる形状測定装置及びその方法を提供する
ことである。
【0025】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決し、目
的を達成するため、第1の発明の形状測定装置は、以下
の構成を備える。即ち、被測定物に設けられた複数の球
面の各中心位置を測定する中心測定手段と、前記中心測
定手段により測定された各中心位置から、被測定物の取
付誤差を算出する誤差算出手段と、前記被測定物の形状
を測定する形状測定手段と、前記形状測定手段による測
定データを前記誤差算出手段による誤差データを用いて
補正する補正手段と、前記補正手段により補正された測
定データと被測定物の設計データとの差により被測定物
の誤差形状を算出する形状算出手段とを具備する。
【0026】また、第2の発明の形状測定装置は、以下
の構成を備える。即ち、被測定物に設けられた複数の平
面部の各平面位置とを測定する平面測定手段と、前記平
面測定手段により測定された各平面位置から、被測定物
の第1の方向の取付誤差を算出する第1の誤差算出手段
と、第2、第3の方向と原点位置の取付誤差を算出する
第2の誤差算出手段と、前記被測定物の形状を測定する
形状測定手段と、前記第1、第2の形状測定手段による
測定データを前記誤差算出手段による誤差データを用い
て補正する補正手段と、前記補正手段により補正された
測定データと被測定物の設計データとの差により被測定
物の誤差形状を算出する形状算出手段とを具備する。
【0027】また、第3の発明の形状測定方法は、以下
の特徴を備える。即ち、被測定物に設けられた複数の球
面の各中心位置を測定する中心測定工程と、前記中心測
定工程にて測定された各中心位置から、被測定物の取付
誤差を算出する誤差算出工程と、前記被測定物の形状を
測定する形状測定工程と、前記形状測定工程での測定デ
ータを前記誤差算出工程での誤差データを用いて補正す
る補正工程と、前記補正工程により補正された測定デー
タと被測定物の設計データとの差により被測定物の誤差
形状を算出する形状算出工程とを備える。
【0028】また、第4の発明の形状測定方法は、以下
の特徴を備える。即ち、被測定物に設けられた複数の平
面部の各平面位置とを測定する平面測定工程と、前記平
面測定工程にて測定された各平面位置から、被測定物の
第1の方向の取付誤差を算出する第1の誤差算出工程
と、第2、第3の方向と原点位置の取付誤差を算出する
第2の誤差算出工程と、前記被測定物の形状を測定する
形状測定工程と、前記第1、第2の形状測定工程での測
定データを前記誤差算出工程での誤差データを用いて補
正する補正工程と、前記補正工程にて補正された測定デ
ータと被測定物の設計データとの差により被測定物の誤
差形状を算出する形状算出工程とを備える。
【0029】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態につ
いて添付図面を参照して詳細に説明する。 [取付誤差の測定方法1]先ず、図10を参照して取付
誤差の測定方法1について説明する。
【0030】取付誤差の測定方法1は、被測定物の取り
付け位置を示す球面を3ヵ所設け、その球面の中心点を
測定することにより、「装置座標系」で測定した測定点
群を「被測定物座標系」での位置の表現に変換する座標
変換行列を求め座標を変換する、換言すると被測定物の
取り付け誤差を計算する。
【0031】図中、3つの球面の中心点を{p1}、
{p2}、{p3}とする。以後、{}は列ベクトルを、
[]は行列を表す。これらは座標測定装置で測定した位
置なので、「装置座標系」での座標値である。この3つ
の球面の位置から座標変換行列を求め、すべての測定点
を「被測定物座標系」の座標値に座標変換する、即ち、
セッティング誤差補正する。また、図10に示すよう
に、点{p1}から{p2}までのベクトルを{v12}、
点{p1}から{p3}までのベクトルを{v13}とす
る。
【0032】ここで、Z軸の方向を3点を通る平面に垂
直な方向と定義する。すると、「被測定物座標系」のZ
方向の方向ベクトル{ez}は以下の数4のように求ま
る。
【0033】
【数4】
【0034】ここで、|{a}|はベクトル{a}の大
きさ(ノルム)を表し、以下の数5のように表される。
即ち、
【0035】
【数5】
【0036】次に、X軸の方向をベクトル{ex}を
{v12}の方向とする。即ち、
【0037】
【数6】
【0038】残る、Y軸の方向をベクトル{ey}とす
ると、これまで計算した軸の方向に直交することから以
下の数7となる。即ち、
【0039】
【数7】
【0040】また、点{p1}を原点とすれば、以上の
数4〜7より「被測定物座標系」から「装置座標系」へ
の座標変換行列[T1]は以下の数8のように求まる。
【0041】
【数8】
【0042】これを用いて、「装置座標系」で測定した
被測定物表面上の点{pij}は、以下の数9により「被
測定物座標系」での座標値{p'ij}に変換できる。ま
た、上記座標変換行列は位置姿勢の自由度として6つ全
てを持っている。
【0043】
【数9】
【0044】このようにして「被測定物座標系」での座
標値{p'ij}に変換した点から設計形状を差し引け
ば、求める誤差形状が得られる。ここで、注意すべきこ
とは、測定した座標が被測定物上の点ではなく、プロー
ブ先端部の球体6aの球の中心位置であることである。
これに対して、次の2つの方法が考えられる。
【0045】1つの方法は、測定した形状{p'ij}
から各点における法線方向を推定し、先端部の球体と被
測定物の接触点、所謂あたり点の位置を求める。この法
線方向の推定方法はスプライン関数による補間などを用
いる。その法線ベクトルを{nij}とし、先端部の球体
の半径をRとすると以下の数10に従って、先端球と被
測定物のあたり点{qij}が計算できる。
【0046】
【数10】
【0047】このあたり点{qij}と設計形状とを比較
する。
【0048】今、設計形状がz=f(x,y)で与えられた
とすると、誤差形状{rij}は次の数11で計算でき
る。
【0049】
【数11】
【0050】他の方法は設計形状から法線方向を推定
する方法である。設計形状がx=f(x,y)で与えられた
とするとその法線ベクトル{nij}は次の数12で与え
られるので、
【0051】
【数12】
【0052】先端部の球体の半径をRとすると、誤差形
状{rij}は次の数13で計算できる。
【0053】
【数13】
【0054】以上のように、測定した点{pij}に大き
な誤差が含まれていても、座標変換行列の計算には使用
しないので、精度の高い誤差形状が得られる。
【0055】また、設計形状の如何に関わらず6自由度
のセッティング誤差補正が可能である。 [取付誤差の測定方法2]次に、図11を参照して取り
付け誤差の測定方法2について説明する。
【0056】取付誤差の測定方法2は、被測定物の取り
付け位置を示す平面上の点を3ヵ所、球面を2ヵ所設
け、平面上の3点とその2つの球面の中心点を測定する
ことにより、「装置座標系」で測定した測定点群を「被
測定物座標系」での位置の表現に変換する座標変換行列
を求めて座標を変換する、換言すると被測定物の取り付
け誤差を計算する。
【0057】図中、平面上の3点を{p1}、{p2}、
{p3}とし、2つの球面の中心点を{p4}、{p5}
とする。これらは座標測定装置で測定した位置なので、
「装置座標系」での座標値である。これら5点の位置か
ら座標変換行列を求め、全ての測定点を「被測定物座標
系」の座標値に座標変換する、即ち、セッティング誤差
補正する。点{p1}から{p2}までのベクトルを{v
12}、点{p1}から{p3}までのベクトルを{v1
3}、点{p4}から{p5}までのベクトルを{v45}
とする。
【0058】ここで、Z軸の方向を3点を通る平面に垂
直な方向と定義する。すると、「被測定物座標系」のZ
方向の方向ベクトル{ez}は次の数14のように求ま
る。
【0059】
【数14】
【0060】次に、X軸の方向をベクトル{ex}を
{v45}ベクトルを{p1}、{p2}、{p3}の3点
を通る平面に射影した方向とする。即ち、
【0061】
【数15】
【0062】残るY軸の方向をベクトル{ey}とする
と、これまで計算した軸の方向に直交することから、
【0063】
【数16】
【0064】また、点{p4}を原点とすれば、「被測
定物座標系」から「装置座標系」への座標変換行列[T
1]は次の数17のように求まる。
【0065】
【数17】
【0066】その後の手順は方法1と同じである。
【0067】以上のように、測定した点{pij}に大き
な誤差が含まれていても、座標変換行列の計算には使用
しないので、精度の高い誤差形状が得られる。
【0068】また、設計形状の如何に関わらず6自由度
のセッティング誤差補正が可能である。 [第1の実施形態]図1Aは第1の実施形態の形状測定
装置を示し、図1Bは第1の実施形態の測定方法を示す
フローチャートである。
【0069】図1Aに示すように、被測定物1は測定す
べき面1aと3つの球面1b、1c、1dを有する。こ
こで、これらの球面の位置と、面1aの形状を定義して
いる座標系の位置との相対的な位置姿勢は既知とする。
この条件は、例えば、面1aの形状を仕上げ加工する工
程において、面1aを仕上げるとともに、同じ加工条件
で3つの球面1b、1c、1dの形状も仕上げるよう
な、所謂同時加工の方法により達成できる。
【0070】測定する際には、被測定物1をベース2に
取り付けて、先端部に球体6aを有する接触式プローブ
6をX、Y、Zの3次元に移動可能に設けられた移動部
材3、4、5に取り付ける。
【0071】図1Bに示すように、処理が開始される
と、ステップS1では、球面座標データ取り込み処理と
して、接触式プローブ6の球体6aで3つの球面1b、
1c、1dの表面を夫々トレースし、各球面1b、1
c、1d上の点群を3つの球面について3セット測定す
る。ステップS2では、ステップS1で測定された点群
について球面カーブフィット処理を行う。この球面カー
ブフィット処理は点群を用い、次の数15の2乗和が最
小になるように、最小2乗法を用いて4つのパラメータ
xi、yi、zi、Riを推定計算する。
【0072】
【数18】
【0073】このステップS2で得られたパラメータx
i、yi、ziが球の中心位置である。3つの球面1b、
1c、1dについて中心位置を計算し、3つの球の中心
位置を得る。その3つの位置ベクトルを{p1}、{p
2}、{p3}とする。
【0074】ステップS3では、ステップS2で得られ
た位置ベクトル{p1}、{p2}、{p3}について座
標変換行列計算処理を行なう。この座標変換行列計算で
は、上述の数5に従って座標変換行列[T1]を計算す
る。
【0075】次に、ステップS4では、座標データ取り
込み処理を行ない、面1a上の点群{pij}を測定す
る。ステップS5では、ステップS4で得られた点群
{pij}についてセッティング誤差補正処理を行ない、
上述の数8や数10に従って誤差形状{rij}を計算す
る。ステップS6、7では、ステップS5で得られた誤
差形状{rij}について記憶処理或いは表示処理を実行
する。
【0076】以上説明したように、第1の実施形態によ
れば、面形状の測定点に被測定物の取り付け誤差が含ま
れている場合、隣接して設けられた3つの球面の位置を
測定することによって、これを補正し、さらに先端部の
球のあたり点の補正を行い、設計形状と測定した形状と
の差、すなわち、誤差形状を求めることができる。
【0077】また、球の中心位置は、オフセットを加え
ても同じことである。例えば定数ベクトルを{o1}と
し、{p1}+{o1}を新たに{p1}としても同じこ
とである。 [第2の実施形態]図2は第2の実施形態の形状測定装
置を示す図である。図3は、図2の平面図である。
【0078】図2、3に示すように、第1の実施形態の
装置と異なる点は、3つの球面26a、26b、26c
を被測定物突き当てジグ25の上に設けた点である。こ
の突き当てジグ25はベース2に固定されている。突き
当てジグ25は被測定物1に突き当たる3つの突起27
a、27b、27cと、3つの球体を取り付けるための
3つの穴を有し、その穴上に穴の直径より僅かに大きい
3つの球体26a、26b、26cを乗せて、ベース2
に固定されたプランジャ固定ブロック28のばね29と
プランジャ30によって被測定物1を突き当てジグ25
に押し付ける。
【0079】その後の形状の測定手順は、第1の実施形
態と同様でありその説明を省略するが、3つの球面の位
置から被測定物の取り付け誤差を求め、セッティング誤
差を補正する。
【0080】第2の実施形態によれば、第1の実施形態
の効果に加え、球面を被測定物に固定する必要がないの
で、より簡便に形状測定を行うことができる。 [第3の実施形態]図4Aは第3の実施形態の形状測定
装置を示し、図4Bは第3の実施形態の測定方法を示す
フローチャートである。
【0081】図4Aに示すように、第2の実施形態の装
置と異なる点は、突き当てジグ25に2つの穴を設け、
これら2つの穴径より僅かに大きい直径を有する球体2
6a、26bを乗せて固定し、突き当てジグ25の上面
に3つの平面部28a、28b、28cを設けた点であ
る。
【0082】測定する際には、被測定物1を突き当てジ
グ25に載置してプランジャ固定ブロック28により押
し付けて、先端部に球体6aを有する接触式プローブ6
をX、Y、Zの3次元に移動可能に設けられた移動部材
3、4、5に取り付ける。
【0083】図4Bに示すように、処理が開始される
と、ステップS11では、平面座標データ取り込み処理
を行ない、接触式プローブ6の球体6aで3つの平面部
28a、28b、28cの座標{p1}、{p2}、{p
3}を読み取る。ステップS12では、球面座標データ
取り込み処理を行ない、接触式プローブ6の球体6aで
2つの球面26a、26bの表面を夫々トレースし、球
面26a、26b上の点群を2つの球面について2セッ
ト測定する。ステップS13では、ステップS12で得
られた点群について球面カーブフィット処理を行う。こ
の球面カーブフィット処理は点群を用い、上述の数15
の2乗和が最小になるように、最小2乗法を用いて4つ
のパラメータxi、yi、zi、Riを推定計算する。ま
た、その2つの位置ベクトルを{p4}、{p5}とす
る。
【0084】ステップS14では、ステップS11〜1
3で得られた{p1}、{p2}、{p3}、{p4}、
{p5}の点位置について座標変換行列計算処理を実行
し、上述の数14に従って座標変換行列[T1]を計算
する。
【0085】次に、ステップS15では、座標データ取
り込み処理を行ない、面1a上の点群{pij}を測定す
る。ステップS16では、ステップS15で得られた点
群{pij}についてセッティング誤差補正処理を行な
い、上述の数8や数10に従って誤差形状{rij}を計
算する。ステップS17、18では、ステップS16で
得られた誤差形状{rij}について記憶処理或いは表示
処理を実行する。
【0086】以上説明したように、第3の実施形態によ
れば、形状の測定点に被測定物の取り付け誤差が含まれ
ている場合、隣接して設けられた3つの平面部と2つの
球面の位置を測定することによって、これを補正し、さ
らに先端部の球のあたり点の補正を行い、設計形状と測
定した形状との差、すなわち、誤差形状を求めることが
できる。
【0087】また、上述の第3の実施形態に特有な効果
として次の効果がある。即ち、第2の実施形態のよう
に、突き当てジグ25に設けた穴に穴径より僅かに大き
い球体を乗せて固定する方法を用いると、穴径の加工誤
差などによって、球体の上下方向の位置が定まりにく
い。従って、第1、第2の実施形態のように、球体の上
下方向の座標を用いて座標変換行列を計算すると、この
穴径のサイズに関する加工誤差が悪影響を及ぼす可能性
がある。ところが、第3の実施形態のように、3つの平
面部を用いて上下方向(Z方向)を求める方法を取ると
この穴径の加工誤差の影響を受けずに済む。
【他の実施形態】なお、本発明は、複数の機器(例えば
ホストコンピュータ、インタフェイス機器、リーダ、プ
リンタなど)から構成されるシステムに適用しても、一
つの機器からなる装置(例えば、複写機、ファクシミリ
装置など)に適用してもよい。
【0088】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そ
のシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPU
やMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを
読出し実行することによっても、達成されることは言う
までもない。
【0089】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は
本発明を構成することになる。
【0090】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピディスク、ハードディス
ク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD
−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMな
どを用いることができる。
【0091】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0092】さらに、記憶媒体から読出されたプログラ
ムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に
基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わ
るCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれることは言うまでもない。
【0093】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明によれ
ば、被測定物に大きな形状誤差が含まれている場合で
も、6自由度あるセッティング誤差を同時に補正するこ
とができ、精度の高い誤差形状の測定が可能となる。
【0094】また、設計形状と測定した形状との差を計
算でき、且つ設計形状の如何によらず、6自由度全てに
ついてその誤差形状を求めることができる。
【0095】
【図面の簡単な説明】
【図1A】第1の実施形態の形状測定装置を示す図であ
る。
【図1B】第1の実施形態の測定方法を示すフローチャ
ートである。
【図2】第2の実施形態の形状測定装置を示す図であ
る。
【図3】図2の平面図である。
【図4A】第3の実施形態の形状測定装置を示す図であ
る。
【図4B】第3の実施形態の測定方法を示すフローチャ
ートである。
【図5A】従来例の形状測定装置を示す図である。
【図5B】従来例の測定方法を示すフローチャートであ
る。
【図6】従来例の接触式プローブで形状を測定する方法
を説明する図である。
【図7】測定点群の位置関係を説明する図である。
【図8】従来の問題点を説明するための設計形状と測定
点の関係を示す図である。
【図9】従来の問題点を説明するための誤差形状を示す
図である。
【図10】本実施形態の取付誤差の測定方法1を説明す
る図である。
【図11】本実施形態の取付誤差の測定方法2を説明す
る図である。
【符号の説明】
1 被測定物 1a 被測定物上の被測定面 1b、1c、1d 被測定物上の球面 2 ベース 3 Yスライド 4 Xスライド 5 Zスライド 6 プローブ 6a プローブの先端部の球体 25 突き当てジグ 26a、26b、26c 球体 27a、27b、27c 突き当て用突起部 28a、28b、28c 平面部

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被測定物に設けられた複数の球面の各中
    心位置を測定する中心測定手段と、 前記中心測定手段により測定された各中心位置から、被
    測定物の取付誤差を算出する誤差算出手段と、 前記被測定物の形状を測定する形状測定手段と、 前記形状測定手段による測定データを前記誤差算出手段
    による誤差データを用いて補正する補正手段と、 前記補正手段により補正された測定データと被測定物の
    設計データとの差により被測定物の誤差形状を算出する
    形状算出手段とを具備することを特徴とする形状測定装
    置。
  2. 【請求項2】 前記被測定物は少なくとも3つ設けられ
    ることを特徴とする請求項1に記載の形状測定装置。
  3. 【請求項3】 前記被測定物は治具により固定され、前
    記複数の球面は、該治具上に少なくとも3つ設けられる
    ことを特徴とする請求項1に記載の形状測定装置。
  4. 【請求項4】 被測定物に設けられた複数の平面部の各
    平面位置とを測定する平面測定手段と、 前記平面測定手段により測定された各平面位置から、被
    測定物の第1の方向の取付誤差を算出する第1の誤差算
    出手段と、 第2、第3の方向と原点位置の取付誤差を算出する第2
    の誤差算出手段と、 前記被測定物の形状を測定する形状測定手段と、 前記第1、第2の形状測定手段による測定データを前記
    誤差算出手段による誤差データを用いて補正する補正手
    段と、 前記補正手段により補正された測定データと被測定物の
    設計データとの差により被測定物の誤差形状を算出する
    形状算出手段とを具備することを特徴とする形状測定装
    置。
  5. 【請求項5】 前記被測定物には、少なくとも3つの平
    面部が設けられていることを特徴とする請求項4に記載
    の形状測定装置。
  6. 【請求項6】 前記被測定物は治具により固定され、前
    記複数の平面部は、該治具上に少なくとも3つ設けられ
    ることを特徴とする請求項4に記載の形状測定装置。
  7. 【請求項7】 前記被測定物には、少なくとも2つの球
    面が設けられ、 該球面の各中心位置を測定する中心測定手段と、 前記中心測定手段により測定された各中心位置から、被
    測定物の取付誤差を算出する第3の誤差算出手段とを更
    に備え、 前記補正手段は、前記形状測定手段による測定データを
    前記第1、第2、第3の誤差算出手段による誤差データ
    を用いて補正し、 前記形状算出手段は、前記補正手段により補正された測
    定データと被測定物の設計データとの差により被測定物
    の誤差形状を算出することを特徴とする請求項1に記載
    の形状測定装置。
  8. 【請求項8】 前記被測定物は治具により固定され、前
    記球面は該治具上に設けられていることを特徴とする請
    求項7に記載の形状測定装置。
  9. 【請求項9】 被測定物に設けられた複数の球面の各中
    心位置を測定する中心測定工程と、 前記中心測定工程にて測定された各中心位置から、被測
    定物の取付誤差を算出する誤差算出工程と、 前記被測定物の形状を測定する形状測定工程と、 前記形状測定工程での測定データを前記誤差算出工程で
    の誤差データを用いて補正する補正工程と、 前記補正工程により補正された測定データと被測定物の
    設計データとの差により被測定物の誤差形状を算出する
    形状算出工程とを備えることを特徴とする形状測定方
    法。
  10. 【請求項10】 前記被測定物は少なくとも3つ設けら
    れることを特徴とする請求項9に記載の形状測定方法。
  11. 【請求項11】 前記被測定物は治具により固定され、
    前記複数の球面は、該治具上に少なくとも3つ設けられ
    ることを特徴とする請求項9に記載の形状測定方法。
  12. 【請求項12】 被測定物に設けられた複数の平面部の
    各平面位置とを測定する平面測定工程と、 前記平面測定工程にて測定された各平面位置から、被測
    定物の第1の方向の取付誤差を算出する第1の誤差算出
    工程と、 第2、第3の方向と原点位置の取付誤差を算出する第2
    の誤差算出工程と、 前記被測定物の形状を測定する形状測定工程と、 前記第1、第2の形状測定工程での測定データを前記誤
    差算出工程での誤差データを用いて補正する補正工程
    と、 前記補正工程にて補正された測定データと被測定物の設
    計データとの差により被測定物の誤差形状を算出する形
    状算出工程とを備えることを特徴とする形状測定方法。
  13. 【請求項13】 前記被測定物には、少なくとも3つの
    平面部が設けられていることを特徴とする請求項12に
    記載の形状測定方法。
  14. 【請求項14】 前記被測定物は治具により固定され、
    前記複数の平面部は、該治具上に少なくとも3つ設けら
    れることを特徴とする請求項12に記載の形状測定方
    法。
  15. 【請求項15】 前記被測定物には、少なくとも2つの
    球面が設けられ、 該球面の各中心位置を測定する中心測定工程と、 前記中心測定工程にて測定された各中心位置から、被測
    定物の取付誤差を算出する第3の誤差算出工程とを更に
    備え、 前記補正工程では、前記形状測定工程での測定データを
    前記第1、第2、第3の誤差算出工程での誤差データを
    用いて補正し、 前記形状算出工程では、前記補正工程にて補正された測
    定データと被測定物の設計データとの差により被測定物
    の誤差形状を算出することを特徴とする請求項12に記
    載の形状測定方法。
  16. 【請求項16】 前記被測定物は治具により固定され、
    前記球面は該治具上に設けられていることを特徴とする
    請求項15に記載の形状測定方法。
  17. 【請求項17】 形状測定のプログラムコードが格納さ
    れたコンピュータ可読メモリであって、 被測定物に設けられた複数の球面の各中心位置を測定す
    る中心測定工程のコードと、 前記中心測定工程にて測定された各中心位置から、被測
    定物の取付誤差を算出する誤差算出工程のコードと、 前記被測定物の形状を測定する形状測定工程のコード
    と、 前記形状測定工程での測定データを前記誤差算出工程で
    の誤差データを用いて補正する補正工程のコードと、 前記補正工程により補正された測定データと被測定物の
    設計データとの差により被測定物の誤差形状を算出する
    形状算出工程のコードとを備えることを特徴とするコン
    ピュータ可読メモリ。
  18. 【請求項18】 形状測定のプログラムコードが格納さ
    れたコンピュータ可読メモリであって、 被測定物に設けられた複数の平面部の各平面位置とを測
    定する平面測定工程のコードと、 前記平面測定工程にて測定された各平面位置から、被測
    定物の第1の方向の取付誤差を算出する第1の誤差算出
    工程のコードと、 第2、第3の方向と原点位置の取付誤差を算出する第2
    の誤差算出工程のコードと、 前記被測定物の形状を測定する形状測定工程のコード
    と、 前記第1、第2の形状測定工程での測定データを前記誤
    差算出工程での誤差データを用いて補正する補正工程の
    コードと、 前記補正工程にて補正された測定データと被測定物の設
    計データとの差により被測定物の誤差形状を算出する形
    状算出工程のコードとを備えることを特徴とするコンピ
    ュータ可読メモリ。
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