JPH1117375A - 電子機器及びその冷却装置 - Google Patents

電子機器及びその冷却装置

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JPH1117375A
JPH1117375A JP16417097A JP16417097A JPH1117375A JP H1117375 A JPH1117375 A JP H1117375A JP 16417097 A JP16417097 A JP 16417097A JP 16417097 A JP16417097 A JP 16417097A JP H1117375 A JPH1117375 A JP H1117375A
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JP
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heat
heat pipe
pipes
thermally coupled
pipe
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JP16417097A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Ubukata
浩 生方
Kentaro Tomioka
健太郎 富岡
Hideo Iwasaki
秀夫 岩崎
Katsumi Kuno
勝美 久野
Yutaka Sada
豊 佐田
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】この発明は、使用環境に影響を受けることな
く、安定した高精度な熱制御を実現することにある。 【解決手段】熱輸送路を有する第1及び第2のヒートパ
イプ13a,13bを連設して相互の端部を熱的に結合
して、これら第1及び第2のヒートパイプ13a,13
bの各一端部に対して発熱体を熱的に結合して配置し、
発熱体11の熱量を第1及び第2のヒートパイプ13
a,13bを介して放熱板16に輸送して熱制御するよ
うに構成したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えばパーソナ
ルコンピュータ(PC)等の各種携帯用電子機器に搭載
されるCPU(中央演算処理ユニット)、CDROM、
HDD(ハードディスク)、バッテリパック等の発熱体
の熱制御に用いるのに好適する冷却装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、電子機器は、その電子回路を構
成するCPU(中央演算処理ユニット)の能力に応じ
て、その処理性能が決定されることで、搭載するCPU
の処理能力の向上が図られている。このようなCPU
は、その処理能力の向上を図ると、それに応じて発熱量
が増大され、電子回路に搭載されるアルミ電界コンデン
サ等の耐熱性のない各種の部品に悪影響を及ぼす虞れを
有する。言い換えると、電子機器を構成する印刷配線基
板は、その基板上にCPU等の発熱体や、アルミ電界コ
ンデンサ等の耐熱性のない各種の部品が搭載されて、所
望の電子回路が構成されるために、CPUが多大な発熱
が発生すると、他の部品を損傷したりする虞れを有す
る。
【0003】そこで、このような電子機器においては、
周知のヒートパイプ1を用いて発熱体2の熱量を周囲空
間や機器本体の筐体に逃がすことにより、発熱体2の熱
制御と共に、他の部品への熱影響を防止するための冷却
装置が設けられている(図7及び図8参照)。
【0004】上記冷却装置を構成するヒートパイプ1
は、金属材料、例えば銅で筒状の密閉構造に形成され、
その管路内に、例えば作動液として水が封入される。そ
して、ヒートパイプ1は、発熱体2が発熱すると、管路
内の毛細管力を利用して、その熱量を奪って、該熱量を
他端方向に熱輸送し、その熱量を周囲空間や機器本体の
筐体に放熱することにより、発熱体2を所望の温度に熱
制御する。
【0005】一方、最近のPCを含む電子機器の分野に
おいては、機器本体を机等の所定の位置に設置して使用
するだけでなく、機器本体を携帯して所望の場所に移動
して、移動場所で、膝の上等に置いて使用可能な携帯に
適したものが各種出現されている。
【0006】ところが、上記冷却装置にあっては、機器
本体を携帯して、例えば膝等に置いて使用する携帯用電
子機器に適用した場合、その使用環境に応じて、ヒート
パイプ1の傾斜角θが、図7に示すように0°<θ<1
80°で使用したり、あるいは図8に示すように−18
0°<θ<0°で使用したりする虞れを有する。これに
よると、ヒートパイプの熱輸送特性が図9に示すよう
に、その配管傾斜角に応じて、熱輸送特性が大きく変化
するために、電子機器の使用環境に応じて熱制御が困難
となるという問題を有する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】以上述べたように、従
来の冷却装置では、携帯用電子機器に適用すると、電子
機器の使用環境に制約を受け、使用環境に応じて信頼性
の高い熱制御が困難となるという問題を有する。
【0008】この発明は上記の事情に鑑みてなされたも
ので、構成簡易にして、使用環境に影響を受けることな
く、安定した高精度な熱制御を実現し得るようにした電
子機器及びその冷却装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明は、熱輸送路を
有する第1及び第2のヒートパイプを連設して相互の端
部が熱的に結合されたヒートパイプ本体と、前記第1及
び第2のヒートパイプの各一端部に対して熱的に結合さ
れる発熱体と、前記第1及び第2のヒートパイプの各他
端部に対して熱的に結合され、前記発熱体の熱量が前記
第1及び第2のヒートパイプを介して輸送される放熱手
段とを備えて冷却装置を構成した。
【0010】上記構成によれば、ヒートパイプ本体は、
略平行に配置された状態で、発熱体の熱量が第1及び第
2のヒートパイプの双方で効率的に放熱手段に輸送さ
れ、傾斜されると、この傾斜角に応じて、第1あるいは
第2のヒートパイプの一方が効率的に動作して発熱体の
熱量を放熱手段に輸送して熱制御する。従って、ヒート
パイプ本体の傾斜角に影響されることなく、効率的な熱
輸送が実現されて、各種の使用環境における安定した熱
制御が可能となる。
【0011】また、この発明は、機器本体内に配管され
るものであって、熱輸送路を有する第1及び第2のヒー
トパイプを連設して相互の端部が熱的に結合されたヒー
トパイプ本体と、このヒートパイプ本体の第1及び第2
のヒートパイプの各一端部に対して熱的に結合される前
記機器本体内に収容された発熱体と、前記ヒートパイプ
本体の第1及び第2のヒートパイプの各他端部に対して
熱的に結合され、前記発熱体の熱量が該第1及び第2の
ヒートパイプを介して輸送される放熱手段とを備えて電
子機器を構成した。
【0012】上記構成によれば、ヒートパイプ本体は、
略平行に配置された状態で、機器本体内の発熱体の熱量
が第1及び第2のヒートパイプの双方で効率的に放熱手
段に輸送され、傾斜されると、この傾斜角に応じて、第
1あるいは第2のヒートパイプの一方が効率的に動作し
て発熱体の熱量を放熱手段に輸送して熱制御する。従っ
て、機器本体が傾斜されてヒートパイプ本体の傾斜角が
変化された状態においても、発熱体の熱量の効率的な輸
送が実現されて安定した熱制御が実現され、機器本体の
携帯使用が可能となる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて、図面を参照して詳細に説明する。図1はこの発明
の一実施の形態に係る電子機器を示すもので、機器本体
10には、電子回路を構成するCPU等の発熱体11を
含む各種部品が搭載された印刷配線基板12が収納され
る。そして、印刷配線基板12の発熱体11には、直線
状に連設される第1及び第2のヒートパイプ13a,1
3bの一端部がそれぞれ熱的に結合される。
【0014】即ち、第1及び第2のヒートパイプ13
a,13bは、図2に示すように直線状に連設されて相
互間が結合部材14を介して熱的に結合され、この一端
部間には上記発熱体11が、例えば伝熱材15を介して
熱的に結合されて配設される。結合部材14は、熱伝導
性材料で、螺子結合構造あるいはカシメ構造により第1
及び第2のヒートパイプ13a,13bを直線状に連設
するように構成される。
【0015】また、印刷配線基板12には、例えば金属
材料で形成される放熱板16が並設される。この放熱板
16には、上記第1及び第2のヒートパイプ13a,1
3bの他端部がそれぞれ熱的に結合される。そして、こ
の放熱板16には、複数のヒートパイプ17が第1及び
第2のヒートパイプに対応して所定の間隔を有して配置
されてそれぞれ熱的に結合される。これにより、ヒート
パイプ17は、発熱体11の熱量が第1及び第2のヒー
トパイプ13a,13bを介して放熱板16に輸送され
ると、その熱量を放熱板16の全面に分散させて発熱体
11を所望の温度に熱制御する。
【0016】そして、上記機器本体10の印刷配線基板
12上には、キーボード18が配設され、このキーボー
ド18は、上記印刷配線基板12の電子回路に電気的に
接続される。
【0017】また、機器本体10には、液晶ディスプレ
イ(LCD)19が、矢印方向に回動自在に組付けられ
る。なお、上記第1及び第2のヒートパイプ13a,1
3bとしては、円形や矩形状等各種の形状のものにおい
て、適用可能である。
【0018】上記構成において、キーボード18が操作
されて電子回路が動作されると、発熱体11が発熱され
る。すると、この発熱体11の熱量は、第1及び第2の
ヒートパイプ13a,13bに伝熱され、該第1及び第
2のヒートパイプ13a,13bを介して放熱板16に
輸送される。ここで、放熱板16に輸送された熱量は、
ヒートパイプ17により放熱板16の全面に均一的に輸
送されて放熱される。この結果、発熱体11は、所望の
温度に熱制御される。この際、印刷配線基板12には、
発熱体11の熱量が直接的に伝熱されることがないこと
で、初期の温度に保たれ、図示しない他の搭載部品の温
度上昇が防止される。
【0019】そして、上記発熱体11の動作状態におい
て、例えば図3に示すように機器本体10が水平面に対
して傾斜角θで傾斜された場合には、発熱体11が第1
のヒートパイプ13aの上流側で、第2のヒートパイプ
13bの下流側に位置することで、第2のヒートパイプ
13bが効率的に駆動され、発熱体11で発生した熱量
が第2のヒートパイプ13bを介して放熱板16に輸送
される。ここで、放熱板16に輸送された熱量は、他の
ヒートパイプ17を介して放熱板全面に均一的に輸送さ
れ、同様の熱制御が行われる。
【0020】また、機器本体10が傾斜角(−θ)に傾
斜されると、第1ののヒートパイプ13aの下流側で第
2のヒートパイプ13bの上流側に位置することで、第
1のヒートパイプ13aが効率的に駆動され、発熱体1
1の熱量を放熱板に輸送する。そして、放熱板16に輸
送された熱量は、他のヒートパイプ17を介して放熱板
全面に均一的に輸送され、同様の熱制御が行われる。
【0021】このように、上記冷却装置は、熱輸送路を
有する第1及び第2のヒートパイプ13a,13bを連
設して相互の端部を熱的に結合して、これら第1及び第
2のヒートパイプ13a,13bの各一端部に対して発
熱体を熱的に結合して配置し、発熱体11の熱量を第1
及び第2のヒートパイプ13a,13bを介して放熱板
16に輸送して熱制御するように構成した。
【0022】これによれば、第1及び第2のヒートパイ
プ13a,13bが略平行に位置した状態で、発熱体1
1の熱量が第1及び第2のヒートパイプ13a,13b
の双方で効率的に放熱板に輸送され、傾斜されると、こ
の傾斜角に応じて、第1あるいは第2のヒートパイプ1
3a,13bの一方が効率的に動作して発熱体11の熱
量を放熱板16に輸送して熱制御することにより、その
配管の傾斜角に影響されることなく、効率的な熱輸送が
実現されて、各種の使用環境における安定した熱制御が
可能となる。
【0023】また、上記冷却装置を備えて電子機器を構
成した。これによれば、機器本体10が傾斜されて第1
及び第2のヒートパイプ13a,13bの傾斜角が変化
された状態においても、発熱体11の熱量の効率的な輸
送が実現されて安定した熱制御が実現されることによ
り、機器本体10の携帯使用が実現され、その使用形態
の多様化が図れる。
【0024】また、上記実施例の形態では、第1及び第
2のヒートパイプ13a,13bを直線状に連設して熱
的に結合するように構成したが、これに限ることなく、
例えば図4に示すようにヒートパイプ13を3本以上、
熱伝導性材料で形成した結合部材20を介して放射状に
熱的に結合するように構成してもよい。この場合、結合
部材は、螺子結合構造で結合配置したり、あるいはカシ
メ構造により、ヒートパイプ13をワンタッチで放射状
に組付けるように構成される。
【0025】さらに、この発明は、上記実施の形態に限
ることなく、図5及び図6に示すように構成してもよ
い。但し、図5及び図6においては、前記図1乃至3と
同一部分については、同一符号を付して、詳細な説明に
ついては、省略する。
【0026】図5は、ヒートパイプ21の熱輸送路の中
間部をつぶして閉塞部22を形成して、2つの輸送路2
1a,21bに分離し、その閉塞部21に発熱体11
を、例えば伝熱材15を介して熱的に結合するように構
成したものである。これによれば、そのパイプ構造上、
発熱体11を取付けるヒートパイプ21の取付箇所を堅
牢にすることが可能となり、容易に強固に構成を得るこ
とが可能となり、さらに良好な効果が期待される。
【0027】また、図6は、上記熱輸送路の中間部をつ
ぶして閉塞し、2つの熱輸送路21a,21bを形成し
たヒートパイプ21を、その閉塞部22を重ねるように
して略十字状等の放射状に組合わせ、この重ね合わせた
中心部に発熱体11を熱的に結合して取付け、各他端部
を放熱板16に熱的に結合するように構成したものであ
る。これによっても、同様にハートパイプ21が傾斜角
θで傾斜された場合にも、所望の熱輸送効率を得ること
が可能となり、同様の効果が期待される。
【0028】さらに、この発明は、上記実施の形態で
は、印刷配線基板12に搭載される発熱体11の熱制御
に適用した場合で説明したが、これに限ることなく、ハ
ードディスク装置(HDD)、バッテリパック、DVD
等の各種電子機器の冷却システムとして適用することが
可能であり、いずれの機器においても同様の効果が期待
される。よって、この発明は上記実施の形態に限ること
なく、その他、この発明の要旨を逸脱しない範囲で種々
の変形を実施し得ることは勿論のことである。
【0029】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明によれ
ば、構成簡易にして、使用環境に影響を受けることな
く、安定した高精度な熱制御を実現し得るようにした電
子機器及びその冷却装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態に係る冷却装置を搭載
した電子機器を示した図。
【図2】この発明の一実施の形態に係る冷却装置の要部
を示した図。
【図3】図1の冷却装置の動作を説明するために示した
図。
【図4】この発明の他の実施の形態を示した図。
【図5】この発明の他の実施の形態を示した図。
【図6】この発明の他の実施の形態を示した図。
【図7】従来の冷却装置の問題点を説明するために示し
た図。
【図8】図7の他の形態を示した図。
【図9】この発明の適用されるヒートパイプの熱輸送特
性を示した図。
【符号の説明】
10…機器本体。 11…発熱体。 12…印刷配線基板。 13a,13b…第1及び第2のヒートパイプ。 13,17…ヒートパイプ。 14,20…結合部材。 15…伝熱材。 16…放熱板。 18…キボード。 19…LCD。 21…ヒートパイプ。 21a,21b…熱輸送路。 22…閉塞部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 久野 勝美 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝研究開発センター内 (72)発明者 佐田 豊 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝研究開発センター内

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱輸送路を有する第1及び第2のヒート
    パイプを連設して相互の端部が熱的に結合されたヒート
    パイプ本体と、 前記第1及び第2のヒートパイプの各一端部に対して熱
    的に結合される発熱体と、 前記第1及び第2のヒートパイプの各他端部に対して熱
    的に結合され、前記発熱体の熱量が前記第1及び第2の
    ヒートパイプを介して輸送される放熱手段とを具備した
    冷却装置。
  2. 【請求項2】 前記第1及び第2のヒートパイプは、各
    端部が支持ブロックに圧入されて直線状に連設され、該
    支持ブロックを介して熱的に結合されることを特徴とす
    る請求項1記載の冷却装置。
  3. 【請求項3】 熱輸送路を有するヒートパイプを3本以
    上、放射状に配置して各端部が熱的に結合されるヒート
    パイプ本体と、 前記ヒートパイプの各一端部に対して熱的に結合されて
    配置される発熱体と、 前記ヒートパイプの各他端部に対して熱的に結合され、
    前記発熱体の熱量が前記複数のヒートパイプを介して輸
    送される放熱手段とを具備した冷却装置。
  4. 【請求項4】 前記ヒートパイプは、各端部が支持ブロ
    ックに圧入されて放射状に配置され、該支持ブロックを
    介して熱的に結合されることを特徴とする請求項3記載
    の冷却装置。
  5. 【請求項5】 独立した第1及び第2の熱輸送路が設け
    られたヒートパイプと、 このヒートパイプの第1及び第2の熱輸送路の隣接する
    各一端に熱的に結合される発熱体と、 前記ヒートパイプの第1及び第2の熱輸送路の各他端に
    熱的に結合され、前記発熱体の熱量が前記第1及び第2
    の熱輸送路を介して輸送される放熱手段とを具備した冷
    却装置。
  6. 【請求項6】 独立した第1及び第2の熱輸送路が設け
    られたヒートパイプと、 このヒートパイプを複数本、その第1及び第2の熱輸送
    路の中間部で交差させて、相互間が熱的に結合されたヒ
    ートパイプ本体と、 このヒートパイプ本体の複数のヒートパイプの各第1及
    び第2の熱輸送路が隣接する端部に熱的に結合される発
    熱体と、 前記ヒートパイプ本体の複数のヒートパイプの各第1及
    び第2の熱輸送路の各他端に熱的に結合される放熱手段
    とを具備した冷却装置。
  7. 【請求項7】 前記ヒートパイプの第1及び第2の熱輸
    送路は、同一の熱輸送路を中間部で閉塞して形成してな
    ることを特徴とする請求項5及び6記載の冷却装置。
  8. 【請求項8】 機器本体内に配管されるものであって、
    熱輸送路を有する第1及び第2のヒートパイプを連設し
    て相互の端部が熱的に結合されたヒートパイプ本体と、 このヒートパイプ本体の第1及び第2のヒートパイプの
    各一端部に対して熱的に結合される前記機器本体内に収
    容された発熱体と、 前記ヒートパイプ本体の第1及び第2のヒートパイプの
    各他端部に対して熱的に結合され、前記発熱体の熱量が
    該第1及び第2のヒートパイプを介して輸送される放熱
    手段とを具備した電子機器。
  9. 【請求項9】 機器本体内に配管されるものであって、
    熱輸送路を有する3本以上のヒートパイプを放射状に配
    置して各端部が熱的に結合されたヒートパイプ本体と、 前記ヒートパイプの各一端部に対して熱的に結合されて
    配置される前記機器本体内に収容された発熱体と、 前記ヒートパイプの各他端部に対して熱的に結合され、
    前記発熱体の熱量が前記複数のヒートパイプを介して輸
    送される放熱手段とを具備した電子機器。
  10. 【請求項10】 機器本体内に配管されるものであっ
    て、独立した第1及び第2の熱輸送路が設けられたヒー
    トパイプと、 このヒートパイプの第1及び第2の熱輸送路の隣接する
    各一端に熱的に結合される前記機器本体内に収容された
    発熱体と、 前記ヒートパイプの第1及び第2の熱輸送路の各他端に
    熱的に結合され、前記発熱体の熱量が前記第1及び第2
    の熱輸送路を介して輸送される放熱手段とを具備した電
    子機器。
  11. 【請求項11】 機器本体内に配管されるものであっ
    て、独立した第1及び第2の熱輸送路が設けられたヒー
    トパイプと、 このヒートパイプを複数本、その第1及び第2の熱輸送
    路の中間部で交差させて、相互間が熱的に結合されたヒ
    ートパイプ本体と、 このヒートパイプ本体の複数のヒートパイプの各第1及
    び第2の熱輸送路が隣接する端部に熱的に結合される前
    記機器本体内に収容された発熱体と、 前記ヒートパイプ本体の複数のヒートパイプの各第1及
    び第2の熱輸送路の各他端に熱的に結合される放熱手段
    とを具備した電子機器。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006050742A (ja) * 2004-08-03 2006-02-16 Toshiba Corp 強制風冷式電力変換装置および電気車
US7533278B2 (en) 2005-02-28 2009-05-12 Kabushiki Kaisha Toshiba Electronic device and power saving control method
US7958934B2 (en) 2002-08-07 2011-06-14 Denso Corporation Counter-stream-mode oscillating-flow heat transport apparatus
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