JPH11173266A - 回転運動と往復運動との変換機構を用いたポンプ及びエンジン並びにこれらに用いるピストン組立体 - Google Patents
回転運動と往復運動との変換機構を用いたポンプ及びエンジン並びにこれらに用いるピストン組立体Info
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- JPH11173266A JPH11173266A JP34272797A JP34272797A JPH11173266A JP H11173266 A JPH11173266 A JP H11173266A JP 34272797 A JP34272797 A JP 34272797A JP 34272797 A JP34272797 A JP 34272797A JP H11173266 A JPH11173266 A JP H11173266A
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- piston
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- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B75/00—Other engines
- F02B75/34—Ultra-small engines, e.g. for driving models
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Compressor (AREA)
- Reciprocating Pumps (AREA)
- Compressors, Vaccum Pumps And Other Relevant Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 偏心回転部材の回転半径が小さくとも大きな
ストロークを得ることができるポンプを提供する。 【解決手段】 駆動回転軸30と、駆動回転軸30に対
して偏心して取り付けられ駆動回転軸30に対して偏心
して回転する偏心クランクピン38と、偏心クランクピ
ン38に係合するカム溝12aを有するカム部材12及
びピストン10を含む往復移動部材と、ピストン10に
適合せるシリンダ内面25を有するシリンダ部材2と、
シリンダ部材2、蓋6及びピストン10により形成され
るキャビティに対する流体の吸入ポート50及び流体の
吐出ポート52とを備えている。カム溝12aはピスト
ン10の往復移動の方向に対して斜め45度の角度をな
して延びている。
ストロークを得ることができるポンプを提供する。 【解決手段】 駆動回転軸30と、駆動回転軸30に対
して偏心して取り付けられ駆動回転軸30に対して偏心
して回転する偏心クランクピン38と、偏心クランクピ
ン38に係合するカム溝12aを有するカム部材12及
びピストン10を含む往復移動部材と、ピストン10に
適合せるシリンダ内面25を有するシリンダ部材2と、
シリンダ部材2、蓋6及びピストン10により形成され
るキャビティに対する流体の吸入ポート50及び流体の
吐出ポート52とを備えている。カム溝12aはピスト
ン10の往復移動の方向に対して斜め45度の角度をな
して延びている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、動力伝達技術に属する
ものであり、特に、回転運動を往復運動に変換する機構
を用いたポンプ及び往復運動を回転運動に変換する機構
を用いたエンジン並びにこれらに用いるピストン組立体
に関する。
ものであり、特に、回転運動を往復運動に変換する機構
を用いたポンプ及び往復運動を回転運動に変換する機構
を用いたエンジン並びにこれらに用いるピストン組立体
に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来、
シリンダ内でピストンを往復運動可能に配置し、該ピス
トンと回転駆動源の出力回転軸とをクランク機構または
スコッチヨーク機構を介して結合して、回転駆動源の出
力回転軸の回転運動をピストンの往復運動に変換し、シ
リンダ及びピストンにより形成されるキャビティの容積
変化を利用して、シリンダに形成した吸入弁付き吸入ポ
ート及び吐出弁付き吐出ポートを介してシリンダ外の流
体をシリンダ内へと吸入し且つ該シリンダ内からシリン
ダ外へと流体を吐出させて、ポンプ(真空ポンプ及びコ
ンプレッサを含む)作用を行わせている。
シリンダ内でピストンを往復運動可能に配置し、該ピス
トンと回転駆動源の出力回転軸とをクランク機構または
スコッチヨーク機構を介して結合して、回転駆動源の出
力回転軸の回転運動をピストンの往復運動に変換し、シ
リンダ及びピストンにより形成されるキャビティの容積
変化を利用して、シリンダに形成した吸入弁付き吸入ポ
ート及び吐出弁付き吐出ポートを介してシリンダ外の流
体をシリンダ内へと吸入し且つ該シリンダ内からシリン
ダ外へと流体を吐出させて、ポンプ(真空ポンプ及びコ
ンプレッサを含む)作用を行わせている。
【0003】また、シリンダ内でピストンを往復運動可
能に配置し、該ピストンと出力回転軸とをクランク機構
を介して結合し、シリンダ及びピストンにより形成され
るキャビティ内へと導入した燃料・空気混合気を適宜の
タイミングで点火爆発させてシリンダ内でピストンを往
復運動させ、キャビティに対する燃料・空気混合気の吸
入及び排気並びに点火爆発を適宜のタイミングで行い、
ピストンの往復運動を出力回転軸の回転運動に変換し、
内燃エンジン作用を行わせている。
能に配置し、該ピストンと出力回転軸とをクランク機構
を介して結合し、シリンダ及びピストンにより形成され
るキャビティ内へと導入した燃料・空気混合気を適宜の
タイミングで点火爆発させてシリンダ内でピストンを往
復運動させ、キャビティに対する燃料・空気混合気の吸
入及び排気並びに点火爆発を適宜のタイミングで行い、
ピストンの往復運動を出力回転軸の回転運動に変換し、
内燃エンジン作用を行わせている。
【0004】しかるに、従来実用されている以上のよう
なクランク機構またはスコッチヨーク機構を用いてピス
トンの往復運動と回転軸の回転運動との間の変換を伴う
ポンプやエンジンでは、ピストンの往復運動のストロー
クはクランク機構またはスコッチヨーク機構で回転軸に
対して偏心して回転(旋回)する部材の回転(旋回)半
径の2倍であるのが一般的である。
なクランク機構またはスコッチヨーク機構を用いてピス
トンの往復運動と回転軸の回転運動との間の変換を伴う
ポンプやエンジンでは、ピストンの往復運動のストロー
クはクランク機構またはスコッチヨーク機構で回転軸に
対して偏心して回転(旋回)する部材の回転(旋回)半
径の2倍であるのが一般的である。
【0005】このため、ポンプにおいては、大きな容量
を得るためにピストンの往復運動のストロークを大きく
しようとすると、偏心回転部材の回転半径を大きくせざ
るを得ず、装置の大きさ(特に、ピストン往復運動方向
と直交する方向の寸法)が必然的に大きくなるという問
題点があった。
を得るためにピストンの往復運動のストロークを大きく
しようとすると、偏心回転部材の回転半径を大きくせざ
るを得ず、装置の大きさ(特に、ピストン往復運動方向
と直交する方向の寸法)が必然的に大きくなるという問
題点があった。
【0006】また、エンジンにおいては、クランク機構
の死点の近傍で点火爆発が行われ、このため駆動力発生
の効率が低いという問題点があった。
の死点の近傍で点火爆発が行われ、このため駆動力発生
の効率が低いという問題点があった。
【0007】そこで、本発明は、偏心回転部材の回転半
径が小さくとも、大きなストロークを得ることができる
ポンプを提供することを目的とする。また、本発明は、
点火爆発時点の近傍に死点がなく、駆動力発生の効率を
向上させ得るエンジンを提供することを目的とする。
径が小さくとも、大きなストロークを得ることができる
ポンプを提供することを目的とする。また、本発明は、
点火爆発時点の近傍に死点がなく、駆動力発生の効率を
向上させ得るエンジンを提供することを目的とする。
【0008】そして、本発明は、以上のような回転運動
と往復運動との変換機構を用いたポンプ及びエンジン等
の装置を実現するために用いられるピストン組立体を提
供することをも目的とするものである。
と往復運動との変換機構を用いたポンプ及びエンジン等
の装置を実現するために用いられるピストン組立体を提
供することをも目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、上記目
的を達成するものとして、駆動回転軸と、該駆動回転軸
に対して偏心して取り付けられ該駆動回転軸に対して偏
心して回転する偏心回転部材と、該偏心回転部材に係合
するカム溝を有するカム部材を含むピストン組立体と、
該ピストン組立体を前記駆動回転軸の方向と非平行な方
向に往復移動させるように収容しているシリンダと、該
シリンダ及び前記ピストンにより形成されるキャビティ
に対する流体の吸入ポート及び流体の吐出ポートとを備
えており、前記カム溝は前記ピストン組立体の往復移動
の方向に対して斜めに延びていることを特徴とする、ポ
ンプ、が提供される。
的を達成するものとして、駆動回転軸と、該駆動回転軸
に対して偏心して取り付けられ該駆動回転軸に対して偏
心して回転する偏心回転部材と、該偏心回転部材に係合
するカム溝を有するカム部材を含むピストン組立体と、
該ピストン組立体を前記駆動回転軸の方向と非平行な方
向に往復移動させるように収容しているシリンダと、該
シリンダ及び前記ピストンにより形成されるキャビティ
に対する流体の吸入ポート及び流体の吐出ポートとを備
えており、前記カム溝は前記ピストン組立体の往復移動
の方向に対して斜めに延びていることを特徴とする、ポ
ンプ、が提供される。
【0010】また、本発明によれば、上記目的を達成す
るものとして、出力回転軸と、該出力回転軸に対して偏
心して取り付けられ該出力回転軸に対して偏心して回転
する偏心回転部材と、該偏心回転部材に係合するカム溝
を有するカム部材を含むピストン組立体と、該ピストン
組立体を前記出力回転軸の方向と非平行な方向に往復移
動させるように収容しているシリンダと、該シリンダ及
び前記ピストンにより形成されるキャビティに対する燃
料・空気混合気の吸気ポート及び燃焼済気体の排気ポー
トとを備えており、前記カム溝は前記ピストン組立体の
往復移動の方向に対して斜めに延びていることを特徴と
する、内燃エンジン、が提供され、出力回転軸と、該出
力回転軸に対して偏心して取り付けられ該出力回転軸に
対して偏心して回転する偏心回転部材と、該偏心回転部
材に係合するカム溝を有するカム部材を含むピストン組
立体と、該ピストン組立体を前記出力回転軸の方向と非
平行な方向に往復移動させるように収容しているシリン
ダと、該シリンダ及び前記ピストンにより形成されるキ
ャビティに対する燃料供給手段、吸気ポート及び燃焼済
気体の排気ポートとを備えており、前記カム溝は前記ピ
ストン組立体の往復移動の方向に対して斜めに延びてい
ることを特徴とする、内燃エンジン、が提供される。
るものとして、出力回転軸と、該出力回転軸に対して偏
心して取り付けられ該出力回転軸に対して偏心して回転
する偏心回転部材と、該偏心回転部材に係合するカム溝
を有するカム部材を含むピストン組立体と、該ピストン
組立体を前記出力回転軸の方向と非平行な方向に往復移
動させるように収容しているシリンダと、該シリンダ及
び前記ピストンにより形成されるキャビティに対する燃
料・空気混合気の吸気ポート及び燃焼済気体の排気ポー
トとを備えており、前記カム溝は前記ピストン組立体の
往復移動の方向に対して斜めに延びていることを特徴と
する、内燃エンジン、が提供され、出力回転軸と、該出
力回転軸に対して偏心して取り付けられ該出力回転軸に
対して偏心して回転する偏心回転部材と、該偏心回転部
材に係合するカム溝を有するカム部材を含むピストン組
立体と、該ピストン組立体を前記出力回転軸の方向と非
平行な方向に往復移動させるように収容しているシリン
ダと、該シリンダ及び前記ピストンにより形成されるキ
ャビティに対する燃料供給手段、吸気ポート及び燃焼済
気体の排気ポートとを備えており、前記カム溝は前記ピ
ストン組立体の往復移動の方向に対して斜めに延びてい
ることを特徴とする、内燃エンジン、が提供される。
【0011】本発明の一態様においては、前記キャビテ
ィ内の燃料・空気混合気に対する点火手段を備えてい
る。
ィ内の燃料・空気混合気に対する点火手段を備えてい
る。
【0012】更に、本発明によれば、上記目的を達成す
るものとして、前記ポンプまたは前記内燃エンジンに使
用される前記ピストン組立体が提供される。即ち、本発
明によれば、回転軸に対して偏心して取り付けられ該回
転軸に対して偏心して回転する偏心回転部材に係合する
カム溝を有し、前記回転軸の方向と非平行な方向に往復
移動可能なようにシリンダ内に収容されるピストン組立
体であって、前記カム溝は前記シリンダ内での往復移動
の方向に対して斜めになるように形成されていることを
特徴とする、ピストン組立体、が提供される。
るものとして、前記ポンプまたは前記内燃エンジンに使
用される前記ピストン組立体が提供される。即ち、本発
明によれば、回転軸に対して偏心して取り付けられ該回
転軸に対して偏心して回転する偏心回転部材に係合する
カム溝を有し、前記回転軸の方向と非平行な方向に往復
移動可能なようにシリンダ内に収容されるピストン組立
体であって、前記カム溝は前記シリンダ内での往復移動
の方向に対して斜めになるように形成されていることを
特徴とする、ピストン組立体、が提供される。
【0013】本発明の一態様においては、前記カム溝は
カム部材に形成されており、該カム部材は前記シリンダ
と摺動可能に接触するピストンに取り付けられている。
カム部材に形成されており、該カム部材は前記シリンダ
と摺動可能に接触するピストンに取り付けられている。
【0014】以上のような本発明においては、前記カム
溝は前記シリンダ内での往復移動の方向に対して30〜
60度特に略45度の角度をなしているのが好ましい。
溝は前記シリンダ内での往復移動の方向に対して30〜
60度特に略45度の角度をなしているのが好ましい。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の具体的な実施の形態を説明する。
の具体的な実施の形態を説明する。
【0016】図1は本発明による回転運動−往復運動変
換機構を用いたポンプの一実施形態を示す分解斜視図で
あり、図2はこのポンプの組立て状態を示す斜視図であ
り、図3、図4及び図5はいずれもこのポンプの組立て
状態を示す断面図である。
換機構を用いたポンプの一実施形態を示す分解斜視図で
あり、図2はこのポンプの組立て状態を示す斜視図であ
り、図3、図4及び図5はいずれもこのポンプの組立て
状態を示す断面図である。
【0017】これらの図において、シリンダ部材2が上
下方向を向いて配置されている。該シリンダ部材2の下
部側方には開口21が設けられており、該開口21には
ボルトにより下部蓋4が取り付けられている。シリンダ
部材2の上部には開口22が設けられており、該開口2
2にはボルトにより上部蓋6が取り付けられている。シ
リンダ部材2の下部には通気口23が形成されており、
シリンダ部材2の上部外面には放熱フィン24が形成さ
れている。
下方向を向いて配置されている。該シリンダ部材2の下
部側方には開口21が設けられており、該開口21には
ボルトにより下部蓋4が取り付けられている。シリンダ
部材2の上部には開口22が設けられており、該開口2
2にはボルトにより上部蓋6が取り付けられている。シ
リンダ部材2の下部には通気口23が形成されており、
シリンダ部材2の上部外面には放熱フィン24が形成さ
れている。
【0018】シリンダ部材2の内部には、上下方向のシ
リンダ内面25が形成されており、該シリンダ内面と適
合せるピストン10が上下方向に往復移動可能なように
配置されている。該ピストン10の下部にはカム部材1
2が取り付けられている。該カム部材12は、図3に最
も良く示されているように、シリンダ内面25内でのピ
ストン10の往復移動方向(上下方向)に対して斜め4
5度の角度をなすカム溝12aを有する。カム溝12a
を有するカム部材12とピストン10とを含んでピスト
ン組立体が構成される。尚、ピストン組立体におけるカ
ム溝は、本実施形態のような長孔(即ち溝底部がなく貫
通しているもの)の形態であってもよい。
リンダ内面25が形成されており、該シリンダ内面と適
合せるピストン10が上下方向に往復移動可能なように
配置されている。該ピストン10の下部にはカム部材1
2が取り付けられている。該カム部材12は、図3に最
も良く示されているように、シリンダ内面25内でのピ
ストン10の往復移動方向(上下方向)に対して斜め4
5度の角度をなすカム溝12aを有する。カム溝12a
を有するカム部材12とピストン10とを含んでピスト
ン組立体が構成される。尚、ピストン組立体におけるカ
ム溝は、本実施形態のような長孔(即ち溝底部がなく貫
通しているもの)の形態であってもよい。
【0019】下部蓋4を貫通して駆動回転軸30がシリ
ンダ部材2内へと挿入されている。駆動回転軸30は、
上記ピストン10の往復移動方向と直交する方向(水平
方向)に中心を有しており、スペーサ32により所定間
隔に維持された2つのベアリング34,36により下部
蓋4に対して回転可能に保持されている。シリンダ部材
2内において、駆動回転軸30の先端にはクランクピン
38が付設されている。該クランクピン38は、駆動回
転軸30と平行に延びており、図3に示されているよう
に該駆動回転軸30から距離xだけ隔てられて位置して
いる。そして、クランクピン38は上記カム部材12の
カム溝12aと係合している。クランクピン38の直径
はカム溝12aの溝幅とほぼ等しい。
ンダ部材2内へと挿入されている。駆動回転軸30は、
上記ピストン10の往復移動方向と直交する方向(水平
方向)に中心を有しており、スペーサ32により所定間
隔に維持された2つのベアリング34,36により下部
蓋4に対して回転可能に保持されている。シリンダ部材
2内において、駆動回転軸30の先端にはクランクピン
38が付設されている。該クランクピン38は、駆動回
転軸30と平行に延びており、図3に示されているよう
に該駆動回転軸30から距離xだけ隔てられて位置して
いる。そして、クランクピン38は上記カム部材12の
カム溝12aと係合している。クランクピン38の直径
はカム溝12aの溝幅とほぼ等しい。
【0020】上部蓋6には、吸入ポート50及び吐出ポ
ート52が設けられている。吸入ポート50には、シリ
ンダ部材2内への流体の流入を許容しシリンダ部材2内
からの流体の流出を阻止する吸入弁50aが取り付けら
れている。吐出ポート52には、シリンダ部材2内への
流体の流入を阻止しシリンダ部材2内からの流体の流出
を許容する吐出弁52aが取り付けられている。
ート52が設けられている。吸入ポート50には、シリ
ンダ部材2内への流体の流入を許容しシリンダ部材2内
からの流体の流出を阻止する吸入弁50aが取り付けら
れている。吐出ポート52には、シリンダ部材2内への
流体の流入を阻止しシリンダ部材2内からの流体の流出
を許容する吐出弁52aが取り付けられている。
【0021】不図示の駆動源により、駆動回転軸30を
回転させると、クランクピン38が駆動回転軸30から
偏心して該駆動回転軸30の回転中心の周りで回転(旋
回)し、クランクピン38がカム溝12a内で該カム溝
の延在方向にスライド移動する。このクランクピン38
とカム溝12aとの係合関係に基づき、カム部材12及
び該カム部材12に固定されたピストン10が、シリン
ダ部材2に対して上下方向に往復運動する。その際、ピ
ストン10の外周面はシリンダ内面25に対し摺動す
る。ピストン10の往復運動の周期は、駆動回転軸30
の回転運動の周期と同一である。
回転させると、クランクピン38が駆動回転軸30から
偏心して該駆動回転軸30の回転中心の周りで回転(旋
回)し、クランクピン38がカム溝12a内で該カム溝
の延在方向にスライド移動する。このクランクピン38
とカム溝12aとの係合関係に基づき、カム部材12及
び該カム部材12に固定されたピストン10が、シリン
ダ部材2に対して上下方向に往復運動する。その際、ピ
ストン10の外周面はシリンダ内面25に対し摺動す
る。ピストン10の往復運動の周期は、駆動回転軸30
の回転運動の周期と同一である。
【0022】図6は、図3及び図4に示される状態から
駆動回転軸30が角度180度回転した後の状態を示
す。ピストン10は、図3の状態では上下方向往復移動
の最上端に位置しており、図6の状態では上下方向往復
移動の最下端に位置している。
駆動回転軸30が角度180度回転した後の状態を示
す。ピストン10は、図3の状態では上下方向往復移動
の最上端に位置しており、図6の状態では上下方向往復
移動の最下端に位置している。
【0023】図6に最もよく示されているように、シリ
ンダ内面25とピストン10の上面と上部蓋6とにより
キャビティCAが形成され、該キャビティCAの容積は
図3の状態では最小であり図6の状態では最大である。
従って、駆動回転軸30が回転するにつれて、図3に示
す状態から図6に示す状態への移行時にはキャビティC
Aの容積が増加するので、吸入ポート50を介して外部
からキャビティCA内へと流体が吸入される。一方、駆
動回転軸30が回転するにつれて、図6に示す状態から
図3に示す状態への移行時にはキャビティCAの容積が
減少するので、吐出ポート52を介してキャビティCA
内から外部へと流体が吐出される。
ンダ内面25とピストン10の上面と上部蓋6とにより
キャビティCAが形成され、該キャビティCAの容積は
図3の状態では最小であり図6の状態では最大である。
従って、駆動回転軸30が回転するにつれて、図3に示
す状態から図6に示す状態への移行時にはキャビティC
Aの容積が増加するので、吸入ポート50を介して外部
からキャビティCA内へと流体が吸入される。一方、駆
動回転軸30が回転するにつれて、図6に示す状態から
図3に示す状態への移行時にはキャビティCAの容積が
減少するので、吐出ポート52を介してキャビティCA
内から外部へと流体が吐出される。
【0024】図7により、本実施形態において用いられ
ている回転運動−往復運動変換機構の機能を説明する。
図7(a)は本発明によるピストン組立体を用いた回転
運動−往復運動変換機構を示し、図7(b)は従来の回
転運動−往復運動変換機構を示す。従来のスコッチヨー
ク機構やクランク機構を用いた装置では、図7(b)に
示されているように、クランクピンの回転(旋回)半径
をxとしたときに、ピストン10の往復移動のストロー
クは2xとなる。これに対して、本発明ピストン組立体
を用いた機構では、図7(a)に示されているように、
クランクピンの回転(旋回)半径をxとしたときに、ピ
ストンの往復移動のストロークは2√(2)xとなる。
このように、本発明のピストン組立体を用いた回転運動
−往復運動変換機構によれば、小さな半径の回転運動で
大きな往復運動ストロークを得ることができ、従って、
長手方向と直交する方向の寸法を大きくすることなく細
長くして、大きな容量のポンプを実現することができ
る。
ている回転運動−往復運動変換機構の機能を説明する。
図7(a)は本発明によるピストン組立体を用いた回転
運動−往復運動変換機構を示し、図7(b)は従来の回
転運動−往復運動変換機構を示す。従来のスコッチヨー
ク機構やクランク機構を用いた装置では、図7(b)に
示されているように、クランクピンの回転(旋回)半径
をxとしたときに、ピストン10の往復移動のストロー
クは2xとなる。これに対して、本発明ピストン組立体
を用いた機構では、図7(a)に示されているように、
クランクピンの回転(旋回)半径をxとしたときに、ピ
ストンの往復移動のストロークは2√(2)xとなる。
このように、本発明のピストン組立体を用いた回転運動
−往復運動変換機構によれば、小さな半径の回転運動で
大きな往復運動ストロークを得ることができ、従って、
長手方向と直交する方向の寸法を大きくすることなく細
長くして、大きな容量のポンプを実現することができ
る。
【0025】図8は本発明によるピストン組立体を用い
た往復運動−回転運動変換機構を用いた2サイクル内燃
エンジンの一実施形態を示す組立て状態を示す断面図で
ある。本図において、上記図1〜7のものと対応する部
材には、同番号に符号「’」を付して示している。本実
施形態では、30’は出力回転軸である。
た往復運動−回転運動変換機構を用いた2サイクル内燃
エンジンの一実施形態を示す組立て状態を示す断面図で
ある。本図において、上記図1〜7のものと対応する部
材には、同番号に符号「’」を付して示している。本実
施形態では、30’は出力回転軸である。
【0026】本実施形態では、シリンダ部材2’には、
燃料・空気混合気導入口70と、連絡通路72と、排気
口74とが形成されている。連絡通路72内には逆止め
弁76が介在している。また、上部蓋6’には、点火プ
ラグ78が取り付けられている。
燃料・空気混合気導入口70と、連絡通路72と、排気
口74とが形成されている。連絡通路72内には逆止め
弁76が介在している。また、上部蓋6’には、点火プ
ラグ78が取り付けられている。
【0027】ピストン10’は図8の状態では上下方向
往復移動の最上端に位置しており、キャビティCA’の
容積は最小である。ピストン10’及びカム部材12’
を含んでなるピストン組立体の往復運動と出力回転軸3
0’の回転運動との関係は、上記図1〜7に関し説明し
た通りである。但し、本実施形態では、ピストン10’
の往復運動に同期して、適宜のタイミングで、燃料・空
気混合気導入口70からシリンダ部材2’内に燃料・空
気混合気を導入し、連絡通路72を介して吸気ポートか
らキャビティCA’内に燃料・空気混合気を導入し、キ
ャビティCA’をピストン10’により密閉し、点火プ
ラグ78により燃料・空気混合気に点火して爆発させ、
排気口(排気ポート)74から燃焼済気体を排出する。
このピストン10’の往復運動に基づき、出力回転軸3
0’が回転せしめられる。
往復移動の最上端に位置しており、キャビティCA’の
容積は最小である。ピストン10’及びカム部材12’
を含んでなるピストン組立体の往復運動と出力回転軸3
0’の回転運動との関係は、上記図1〜7に関し説明し
た通りである。但し、本実施形態では、ピストン10’
の往復運動に同期して、適宜のタイミングで、燃料・空
気混合気導入口70からシリンダ部材2’内に燃料・空
気混合気を導入し、連絡通路72を介して吸気ポートか
らキャビティCA’内に燃料・空気混合気を導入し、キ
ャビティCA’をピストン10’により密閉し、点火プ
ラグ78により燃料・空気混合気に点火して爆発させ、
排気口(排気ポート)74から燃焼済気体を排出する。
このピストン10’の往復運動に基づき、出力回転軸3
0’が回転せしめられる。
【0028】上記図7において部材を示す番号に符
号「’」を付してみるとわかるように、本実施形態で
は、ピストン10’が最上位置(点火プラグ78による
点火時期の近傍でのピストン10’の位置)にある時に
は、図8においてクランクピン38’の中心と出力回転
軸30’の中心とを結ぶ線の方向は上下方向から角度4
5度傾いているので、点火爆発時のピストン10’の下
向き移動の運動エネルギーを出力回転軸30’の回転ト
ルクに有効に変換することができ、このため駆動力発生
の効率を向上させることができる。
号「’」を付してみるとわかるように、本実施形態で
は、ピストン10’が最上位置(点火プラグ78による
点火時期の近傍でのピストン10’の位置)にある時に
は、図8においてクランクピン38’の中心と出力回転
軸30’の中心とを結ぶ線の方向は上下方向から角度4
5度傾いているので、点火爆発時のピストン10’の下
向き移動の運動エネルギーを出力回転軸30’の回転ト
ルクに有効に変換することができ、このため駆動力発生
の効率を向上させることができる。
【0029】以上の実施形態では吸気ポートからキャビ
ティCA’内に燃料・空気混合気を導入しているが、吸
気ポートからキャビティCA’内に空気を導入し且つ別
途設けられた燃料供給手段によりキャビティCA’内に
燃料を供給(例えば噴射による)し、キャビティCA’
内で燃料・空気混合気を生成し、該燃料・空気混合気に
点火するようにしてもよい。
ティCA’内に燃料・空気混合気を導入しているが、吸
気ポートからキャビティCA’内に空気を導入し且つ別
途設けられた燃料供給手段によりキャビティCA’内に
燃料を供給(例えば噴射による)し、キャビティCA’
内で燃料・空気混合気を生成し、該燃料・空気混合気に
点火するようにしてもよい。
【0030】また、以上の実施形態では燃料・空気混合
気に対する点火のための点火プラグを設けているが、特
別の点火手段を付することなしに、キャビティCA’の
容積減少に伴う圧力上昇によりひき起こされる温度上昇
に基づき点火することも可能である。
気に対する点火のための点火プラグを設けているが、特
別の点火手段を付することなしに、キャビティCA’の
容積減少に伴う圧力上昇によりひき起こされる温度上昇
に基づき点火することも可能である。
【0031】尚、以上の実施形態ではカム溝12a,1
2a’がピストンの往復移動の方向に対して45度の角
度をなしているが、この角度は30〜60度の範囲内の
その他の値とすることもできる。
2a’がピストンの往復移動の方向に対して45度の角
度をなしているが、この角度は30〜60度の範囲内の
その他の値とすることもできる。
【0032】また、以上の実施形態ではカム部材12,
12’をピストン10,10’に取り付けてピストン組
立体を構成しているが、ピストン10,10’に一体的
に形成した部材(カム部)にカム溝を形成することも可
能である。
12’をピストン10,10’に取り付けてピストン組
立体を構成しているが、ピストン10,10’に一体的
に形成した部材(カム部)にカム溝を形成することも可
能である。
【0033】
【発明の効果】以上説明した様に、本発明によれば、偏
心回転部材の回転半径が小さくとも、大きなストローク
を得ることができるポンプが提供され、また点火爆発時
点の近傍に死点がなく駆動力発生の効率を向上させ得る
エンジンが提供される。そして、本発明によれば、以上
のようなポンプ及びエンジン等の装置を実現するために
用いられる回転運動−往復運動変換機構で使用され得る
ピストン組立体が提供される。
心回転部材の回転半径が小さくとも、大きなストローク
を得ることができるポンプが提供され、また点火爆発時
点の近傍に死点がなく駆動力発生の効率を向上させ得る
エンジンが提供される。そして、本発明によれば、以上
のようなポンプ及びエンジン等の装置を実現するために
用いられる回転運動−往復運動変換機構で使用され得る
ピストン組立体が提供される。
【図1】本発明による回転運動−往復運動変換機構を用
いたポンプの一実施形態を示す分解斜視図である。
いたポンプの一実施形態を示す分解斜視図である。
【図2】本発明による回転運動−往復運動変換機構を用
いたポンプの一実施形態の組立て状態を示す斜視図であ
る。
いたポンプの一実施形態の組立て状態を示す斜視図であ
る。
【図3】本発明による回転運動−往復運動変換機構を用
いたポンプの一実施形態の組立て状態を示す断面図であ
る。
いたポンプの一実施形態の組立て状態を示す断面図であ
る。
【図4】本発明による回転運動−往復運動変換機構を用
いたポンプの一実施形態の組立て状態を示す断面図であ
る。
いたポンプの一実施形態の組立て状態を示す断面図であ
る。
【図5】本発明による回転運動−往復運動変換機構を用
いたポンプの一実施形態の組立て状態を示す断面図であ
る。
いたポンプの一実施形態の組立て状態を示す断面図であ
る。
【図6】本発明による回転運動−往復運動変換機構を用
いたポンプの一実施形態の組立て状態を示す断面図であ
る。
いたポンプの一実施形態の組立て状態を示す断面図であ
る。
【図7】本発明による回転運動−往復運動変換機構を用
いたポンプの一実施形態において用いられている回転運
動−往復運動変換機構の機能の説明図である。
いたポンプの一実施形態において用いられている回転運
動−往復運動変換機構の機能の説明図である。
【図8】本発明による往復運動−回転運動変換機構を用
いた2サイクル内燃エンジンの一実施形態を示す組立て
状態を示す断面図である。
いた2サイクル内燃エンジンの一実施形態を示す組立て
状態を示す断面図である。
2,2’ シリンダ部材 4 下部蓋 6,6’ 上部蓋 10,10’ ピストン 12,12’ カム部材 12a,12a’ カム溝 21 開口 22 開口 23 通気口 24,24’ 放熱フィン 25,25’ シリンダ内面 30 駆動回転軸 30’ 出力回転軸 32 スペーサ 34,36 ベアリング 38,38’ クランクピン 50 吸入ポート 50a 吸入弁 52 吐出ポート 52a 吐出弁 70 燃料・空気混合気導入口 72 連絡通路 74 排気口 76 逆止め弁 78 点火プラグ CA キャビティ
Claims (13)
- 【請求項1】 駆動回転軸と、該駆動回転軸に対して偏
心して取り付けられ該駆動回転軸に対して偏心して回転
する偏心回転部材と、該偏心回転部材に係合するカム溝
を有するカム部材を含むピストン組立体と、該ピストン
組立体を前記駆動回転軸の方向と非平行な方向に往復移
動させるように収容しているシリンダと、該シリンダ及
び前記ピストンにより形成されるキャビティに対する流
体の吸入ポート及び流体の吐出ポートとを備えており、
前記カム溝は前記ピストン組立体の往復移動の方向に対
して斜めに延びていることを特徴とする、ポンプ。 - 【請求項2】 前記カム溝は前記ピストン組立体の往復
移動の方向に対して30〜60度の角度をなしているこ
とを特徴とする、請求項1に記載のポンプ。 - 【請求項3】 前記カム溝は前記ピストン組立体の往復
移動の方向に対して略45度の角度をなしていることを
特徴とする、請求項2に記載のポンプ。 - 【請求項4】 出力回転軸と、該出力回転軸に対して偏
心して取り付けられ該出力回転軸に対して偏心して回転
する偏心回転部材と、該偏心回転部材に係合するカム溝
を有するカム部材を含むピストン組立体と、該ピストン
組立体を前記出力回転軸の方向と非平行な方向に往復移
動させるように収容しているシリンダと、該シリンダ及
び前記ピストンにより形成されるキャビティに対する燃
料・空気混合気の吸気ポート及び燃焼済気体の排気ポー
トとを備えており、前記カム溝は前記ピストン組立体の
往復移動の方向に対して斜めに延びていることを特徴と
する、内燃エンジン。 - 【請求項5】 出力回転軸と、該出力回転軸に対して偏
心して取り付けられ該出力回転軸に対して偏心して回転
する偏心回転部材と、該偏心回転部材に係合するカム溝
を有するカム部材を含むピストン組立体と、該ピストン
組立体を前記出力回転軸の方向と非平行な方向に往復移
動させるように収容しているシリンダと、該シリンダ及
び前記ピストンにより形成されるキャビティに対する燃
料供給手段、吸気ポート及び燃焼済気体の排気ポートと
を備えており、前記カム溝は前記ピストン組立体の往復
移動の方向に対して斜めに延びていることを特徴とす
る、内燃エンジン。 - 【請求項6】 前記キャビティ内の燃料・空気混合気に
対する点火手段を備えていることを特徴とする、請求項
4〜5のいずれかに記載の内燃エンジン。 - 【請求項7】 前記カム溝は前記ピストン組立体の往復
移動の方向に対して30〜60度の角度をなしているこ
とを特徴とする、請求項5〜6のいずれかに記載の内燃
エンジン。 - 【請求項8】 前記カム溝は前記ピストン組立体の往復
移動の方向に対して略45度の角度をなしていることを
特徴とする、請求項7に記載の内燃エンジン。 - 【請求項9】 前記請求項1〜3のいずれかに記載のポ
ンプまたは前記請求項4〜8のいずれかに記載の内燃エ
ンジンに使用される前記ピストン組立体。 - 【請求項10】 回転軸に対して偏心して取り付けられ
該回転軸に対して偏心して回転する偏心回転部材に係合
するカム溝を有し、前記回転軸の方向と非平行な方向に
往復移動可能なようにシリンダ内に収容されるピストン
組立体であって、前記カム溝は前記シリンダ内での往復
移動の方向に対して斜めになるように形成されているこ
とを特徴とする、ピストン組立体。 - 【請求項11】 前記カム溝はカム部材に形成されてお
り、該カム部材は前記シリンダと摺動可能に接触するピ
ストンに取り付けられていることを特徴とする、請求項
10に記載のピストン組立体。 - 【請求項12】 前記カム溝は前記シリンダ内での往復
移動の方向に対して30〜60度の角度をなしているこ
とを特徴とする、請求項10〜11のいずれかに記載の
ピストン組立体。 - 【請求項13】 前記カム溝は前記シリンダ内での往復
移動の方向に対して略45度の角度をなしていることを
特徴とする、請求項12に記載のピストン組立体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34272797A JPH11173266A (ja) | 1997-12-12 | 1997-12-12 | 回転運動と往復運動との変換機構を用いたポンプ及びエンジン並びにこれらに用いるピストン組立体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34272797A JPH11173266A (ja) | 1997-12-12 | 1997-12-12 | 回転運動と往復運動との変換機構を用いたポンプ及びエンジン並びにこれらに用いるピストン組立体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11173266A true JPH11173266A (ja) | 1999-06-29 |
Family
ID=18356026
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34272797A Pending JPH11173266A (ja) | 1997-12-12 | 1997-12-12 | 回転運動と往復運動との変換機構を用いたポンプ及びエンジン並びにこれらに用いるピストン組立体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11173266A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2865499A1 (fr) * | 2004-01-22 | 2005-07-29 | Pascale Ghyslain Di | Moteur a piston rotatif |
WO2007012701A1 (fr) * | 2005-07-27 | 2007-02-01 | Ghyslain Di-Pascale | Moteur a piston rotatif |
ITMI20110370A1 (it) * | 2011-03-10 | 2012-09-11 | Giorgio Amedeo Morandi | "motore a combustione interna perfezionato" |
-
1997
- 1997-12-12 JP JP34272797A patent/JPH11173266A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2865499A1 (fr) * | 2004-01-22 | 2005-07-29 | Pascale Ghyslain Di | Moteur a piston rotatif |
WO2007012701A1 (fr) * | 2005-07-27 | 2007-02-01 | Ghyslain Di-Pascale | Moteur a piston rotatif |
ITMI20110370A1 (it) * | 2011-03-10 | 2012-09-11 | Giorgio Amedeo Morandi | "motore a combustione interna perfezionato" |
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