JPH11173187A - エンジンの始動制御装置 - Google Patents

エンジンの始動制御装置

Info

Publication number
JPH11173187A
JPH11173187A JP9335864A JP33586497A JPH11173187A JP H11173187 A JPH11173187 A JP H11173187A JP 9335864 A JP9335864 A JP 9335864A JP 33586497 A JP33586497 A JP 33586497A JP H11173187 A JPH11173187 A JP H11173187A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
engine
cylinder
fuel
control device
fuel injection
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP9335864A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3562277B2 (ja
Inventor
Hiroyuki Itoyama
浩之 糸山
Takashi Tsuneyoshi
孝 恒吉
Minoru Arimitsu
有満  稔
Masajiro Sato
正次郎 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP33586497A priority Critical patent/JP3562277B2/ja
Priority to US09/201,259 priority patent/US6112723A/en
Publication of JPH11173187A publication Critical patent/JPH11173187A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3562277B2 publication Critical patent/JP3562277B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D41/00Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents
    • F02D41/009Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents using means for generating position or synchronisation signals
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D41/00Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents
    • F02D41/02Circuit arrangements for generating control signals
    • F02D41/04Introducing corrections for particular operating conditions
    • F02D41/06Introducing corrections for particular operating conditions for engine starting or warming up
    • F02D41/062Introducing corrections for particular operating conditions for engine starting or warming up for starting
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D2250/00Engine control related to specific problems or objectives
    • F02D2250/06Reverse rotation of engine

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
  • Arrangement Or Mounting Of Propulsion Units For Vehicles (AREA)
  • Fuel-Injection Apparatus (AREA)
  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 エンジンの停止直前に逆転があった場合でも
エンジンを確実に始動する。 【解決手段】 エンジン始動後の第1回目の燃料噴射タ
イミングで、記憶停止位置に対応する次に燃料噴射すべ
きシリンダーと、そのシリンダーと所定の位置関係にあ
るシリンダーとに同時に燃料を噴射する。これにより、
エンジンの停止時に逆転した場合でも、少なくとも燃料
を噴射すべきシリンダーに確実に燃料噴射を行うことが
でき、エンジンを確実に始動することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は内燃機関の始動を制
御する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】エンジン停止時のクランク角を記憶し、
始動時にクランク角の記憶値に基づいて最初からシーケ
ンシャル噴射を行う内燃機関の始動制御装置が知られて
いる(特開平7−83093号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、エンジン
は、停止直前に逆転してから停止することがある。しか
し、上述した従来の内燃機関の始動制御装置では、エン
ジンが停止直前にいったん逆転して停止した場合でも停
止時のクランク角を記憶し、その記憶値に基づいて再始
動時の最初の噴射シリンダーを決定しているので、停止
直前に逆転があった場合には最初に燃料を噴射すべきシ
リンダーに正しく燃料噴射できないという問題がある。
【0004】本発明の目的は、エンジンの停止直前に逆
転があった場合でもエンジンを確実に始動することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】
(1) 請求項1の発明は、エンジンの各シリンダーに
個別に燃料を噴射する手段と、ピストンが基準位置を通
過したときに信号を発生する手段と、基準位置信号によ
りエンジンの停止位置を記憶する手段と、記憶停止位置
に基づいてエンジン始動後の燃料を噴射すべきシリンダ
ーを決定するとともに、基準位置信号に基づいて燃料噴
射タイミングを制御する制御手段とを備えたエンジンの
始動制御装置に適用される。そして、制御手段は、エン
ジン始動後の第1回目の燃料噴射タイミングで、記憶停
止位置に対応する次に燃料噴射すべきシリンダーと、そ
のシリンダーと所定の位置関係にあるシリンダーとに同
時に燃料を噴射する。 (2) 請求項2のエンジンの始動制御装置は、所定の
位置関係にあるシリンダーを、記憶停止位置に対応する
シリンダーから2個前の点火順序のシリンダーとしたも
のである。 (3) 請求項3のエンジンの始動制御装置は、制御手
段によって、N個のシリンダーを有するエンジンに対し
て、第1回目の燃料噴射に続いて(N/2−1)回、点
火順序にしたがって2シリンダーづつ燃料噴射を行うよ
うにしたものである。 (4) 請求項4のエンジンの始動制御装置は、制御手
段によって、(N/2)回、2シリンダーづつ燃料噴射
を行った後、引き続き(N/2)回、点火順序にしたが
って2シリンダーづつ、最初の(N/2)回の噴射燃料
よりも少ない燃料を噴射するようにしたものである。 (5) 請求項5のエンジンの始動制御装置は、基準位
置信号に第1のシリンダーに対応する第1の基準位置信
号が含まれ、制御手段によって、第1の基準位置信号が
入力したら通常のシーケンシャル噴射を行うようにした
ものである。 (6) 請求項6のエンジンの始動制御装置は、制御手
段によって、記憶手段にエンジンの停止位置が記憶され
ていない場合、または異常な停止位置が記憶されている
場合には、エンジン始動後の第1回目の燃料噴射タイミ
ングで全シリンダーに燃料を噴射するようにしたもので
ある。 (7) 請求項7のエンジンの始動制御装置は、制御手
段によって、第1回目の燃料噴射後、エンジンが2回転
するまでの各燃料噴射タイミングにおいて第1回目の噴
射燃料よりも少ない燃料を全シリンダーに噴射するよう
にしたものである。 (8) 請求項8のエンジンの始動制御装置は、基準位
置信号に第1のシリンダーに対応する第1の基準位置信
号が含まれ、制御手段によって、第1の基準位置信号が
入力したら通常のシーケンシャル噴射を行うようにした
ものである。 (9) 請求項9の発明は、エンジンの各シリンダーに
個別に燃料を噴射する手段と、各シリンダーのピストン
が基準位置を通過したときに信号を発生する手段と、基
準位置信号によりエンジンの停止位置を記憶する手段
と、記憶停止位置に基づいてエンジン始動後の燃料を噴
射すべきシリンダーを決定するとともに、基準位置信号
に基づいて燃料噴射タイミングを制御する制御手段とを
備えたエンジンの始動制御装置に適用される。そして、
制御手段によって、記憶手段にエンジンの停止位置が記
憶されていない場合、または異常な停止位置が記憶され
ている場合には、エンジン始動後の第1回目の燃料噴射
タイミングで全シリンダーに燃料を噴射するようにした
ものである。 (10) 請求項10のエンジンの始動制御装置は、制
御手段によって、第1回目の燃料噴射後、エンジンが2
回転するまでの各燃料噴射タイミングにおいて第1回目
の噴射燃料よりも少ない燃料を全シリンダーに噴射する
ようにしたものである。 (11) 請求項11のエンジンの始動制御装置は、基
準位置信号に第1のシリンダーに対応する第1の基準位
置信号が含まれ、制御手段によって、第1の基準位置信
号が入力したら通常のシーケンシャル噴射を行うように
したものである。
【0006】
【発明の効果】(1) 請求項1および請求項2の発明
によれば、エンジンの停止時に逆転した場合でも、少な
くとも燃料を噴射すべきシリンダーに確実に燃料噴射を
行うことができ、エンジンを確実に始動することができ
る。 (2) 請求項3〜5の発明によれば、エンジンの始動
性を向上させるとともに、不要なシリンダーへの燃料噴
射を避けることができ、燃費性能と排気浄化性能を向上
させることができる。 (3) 請求項6および請求項9の発明によれば、エン
ジンの停止記憶位置が消失した場合、あるいは異常な停
止位置が記憶されている場合でも、エンジンを確実に始
動することができる。 (4) 請求項7、8、10、11の発明によれば、エ
ンジンの始動性を向上させるとともに、必要以上の燃料
噴射を避けることができ、燃費性能と排気浄化性能を向
上させることができる。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明を4シリンダー、4サイク
ルのガソリン・エンジンに適用した一実施の形態を説明
する。なお、本発明はディーゼル・エンジンを含む4シ
リンダー、4サイクル以外の内燃機関にも適用すること
ができる。
【0008】図1は一実施の形態の構成を示す。エンジ
ン1は4シリンダー、4サイクルの電子制御燃料噴射型
ガソリン・エンジンであり、シリンダー#1〜#4には
それぞれインジェクター2〜5から燃料が噴射される。
エンジン1には、クランク角センサー6と水温センサー
7が設けられている。クランク角センサー6は各シリン
ダーのピストンが基準位置を通過したときにパルス信号
(以下、REF信号と呼ぶ)を発生する。この基準位置
信号は、燃料噴射タイミングと点火タイミングを決定す
るために用いられる。また、水温センサー7はエンジン
1の冷却水温度を検出する。
【0009】コントローラー8はマイクロコンピュータ
ーとその周辺部品から構成され、エンジン1の始動制
御、燃料噴射制御、点火制御などを行う。コントローラ
ー8には、上述したクランク角センサー6と水温センサ
ー7の他に、イグニッション・スイッチ9、スタート・
スイッチ10、メモリ11、バッテリー12が接続され
る。イグニッション・スイッチ9はイグニッション・キ
ーがSTARTまたはON位置にあるときに閉路し、スタート
・スイッチ10はイグニッション・キーがSTART位置に
あるときに閉路する。メモリ11は、クランク角センサ
ー6の基準位置信号に基づいて検出されたエンジン1の
停止位置を記憶する。また、コントローラー8とメモリ
11はバッテリー12から電源が供給される。
【0010】図2は、一実施の形態のエンジン1の4サ
イクル工程とREF信号との関係を示す図である。エン
ジン1は、REF信号を基準として#1→#3→#4→
#2の順序で燃料噴射、点火が行われる。REF信号は
各シリンダーの上死点前15度で出力され、#1シリン
ダーのみクランク角6度の幅広パルスとなっている。図
から明らかなように、各シリンダーへの燃料噴射は、当
該シリンダーのREF信号から2個後のREF信号が入
力したタイミングで行われる。例えば#1シリンダーへ
の燃料噴射は、#1シリンダーのREF信号が入力して
から2個後の#4シリンダーのREF信号が入力したタ
イミングで行われる。この明細書では、#1シリンダー
〜#4シリンダーのREF信号をそれぞれ単に#1RE
F信号〜#4REF信号と呼ぶ。
【0011】なお、燃料噴射と点火の順序が#1→#2
→#4→#3の4気筒エンジンに対しても本発明を適用
できる。また、この実施の形態では、幅広パルスのRE
F信号が#1のシリンダーに対応する例を示すが、幅広
パルスのREF信号が#1シリンダー以外のシリンダー
と対応する場合もあり、その場合でも本発明を適用でき
る。
【0012】この実施の形態では幅広パルスのREF信
号が#1シリンダーに対応しているので、幅広パルスの
REF信号が入力したら#1シリンダーのピストンが上
死点前15度の位置を通過したと認識できる。しかし、
それ以外のREF信号はいずれもパルス幅が短いので、
REF信号を見ただけではどのREF信号がどのシリン
ダーに対応するか分からない。通常、幅広パルスのRE
F信号から何番目のREF信号かをカウントして、入力
したREF信号がどのシリンダーに対応するかを判断し
ている。
【0013】次に、この実施の形態のエンジン始動制御
について説明する。クランク角センサー6のREF信号
に基づいてエンジンの停止位置を記憶しておき、エンジ
ン始動時に、エンジンの記憶停止位置に対応する次に燃
料噴射すべきシリンダーと、そのシリンダーから2個前
の点火順序のシリンダーとの、合計2個のシリンダーに
同時に基本噴射量の燃料を噴射する。なお、以下ではエ
ンジン始動時に基本噴射量の燃料を噴射する動作を基本
噴射と呼び、基本噴射量よりも少ない燃料を噴射する動
作を補助噴射と呼ぶ。
【0014】図3、図4はエンジン停止時および再始動
時のエンジン回転速度NeとREF信号との関係を示す
図であり、図3はエンジン停止時に逆転があった場合を
示し、図4はエンジン停止時に逆転がなかった場合を示
す。図3に示すように、エンジン停止時に、時刻t1で
#3REF信号が入り、時刻t2でエンジンの回転速度
Neがいったん0になった後、エンジンが逆転して時刻
t3でふたたびREF信号が入り、その後、時刻t4で
停止したとする。この場合、逆転直前の時刻t1で#3
REF信号の入力を確認しているので、逆転時の時刻t
3においてふたたび#3REF信号が入力したときに、
これを#3REF信号の次のREF信号である#4RE
F信号と誤認してしまう。そして、エンジンの停止位置
は#4シリンダーのピストンが上死点前15度を通過し
た位置である、と記憶する。
【0015】時刻t5でエンジンを再始動すると、今度
はエンジンが正転するために時刻t6でふたたび#3R
EF信号が入るが、再始動前の停止位置が#4シリンダ
ーのピストンが上死点前15度を通過した位置であると
記憶しているので、#3REF信号を#2REF信号と
誤認する。
【0016】一方、停止時に逆転しなかった場合には、
図4に示すように、停止直前に#4REF信号の入力を
検出し、#4シリンダーのピストンが上死点前15度を
通過した位置で停止したことを記憶する。エンジンを再
始動すると、エンジンの停止記憶位置に基づいて最初に
入力したREF信号を#2REF信号と正しく認識す
る。
【0017】図3、図4に示すどちらの場合も、エンジ
ンの記憶停止位置は#4シリンダーのピストンが上死点
前15度を通過した位置である。しかし、実際には、停
止時に逆転した図3の場合と逆転しなかった図4の場合
とでは停止位置がクランク角で360度(1回転)も違
う。つまり、エンジン停止時に逆転した場合の停止位置
は、逆転しなかった場合の停止位置に対してクランク角
で360度(1回転)だけ前になる。
【0018】そこで、この実施の形態では、メモり11
に記憶されているエンジン停止位置に基づいて、エンジ
ンの始動後の最初のREF信号に対応するシリンダーを
決定するとともに、そのシリンダーと2個前の点火順序
のシリンダーとに同時に基本噴射量の燃料を噴射する。
【0019】例えば、図3、図4に示す例では、いずれ
の場合もエンジン再始動後の最初のREF信号を#2シ
リンダーのREFU信号と推定しているから、この場合
は図2に示すように#2REF信号発生時に排気行程終
了間際の状態にある#3シリンダーと、#3シリンダー
から点火順序で2個前の#2シリンダーとに同時に燃料
噴射する。停止時に逆転した場合、図3に示すように再
始動後の最初のREF信号に対応する実際のシリンダー
は#3シリンダーであり、また、停止時に逆転しなかっ
た場合、図4に示すように再始動時の最初のREF信号
に対応するシリンダーは#2シリンダーである。したが
って、この実施の形態の方法によれば、同時に燃料噴射
する2個のシリンダーの内の一方は燃料噴射すべき正し
いシリンダーとなり、エンジン停止時の逆転の有無に拘
わらず、エンジンを確実に始動できる。
【0020】エンジン始動時の第1回目の燃料噴射後
に、幅広パルスの#1REF信号が入力したときは、そ
の#1REF信号に基づいてエンジンの現在位置を正確
に認識できるから、ただちに通常のシーケンシャル噴射
を開始する。
【0021】エンジン始動時の第1回目の燃料噴射後
に、幅広パルスの#1REF信号が入力せず、他のシリ
ンダーのREF信号が入力したときは、第1回目の燃料
噴射シリンダーの次のシリンダーと、そのシリンダーか
ら2個前の点火順序のシリンダーとに同時に基本噴射を
行う。例えば、図5に示すように、エンジン始動後の第
1回目の燃料噴射時に、#4シリンダーとその2個前の
点火順序の#1シリンダーとに同時に燃料を噴射した場
合には、次のREF信号の入力タイミングで#4シリン
ダーの次の#2シリンダーとその#2シリンダーから2
個前の点火順序の#3シリンダーとに同時に燃料を噴射
する。つまり、エンジン始動後、#1REF信号が入力
してシリンダー判別が終了するまでは、点火順序にした
がって2回連続して2シリンダーづつ同時に基本噴射を
行う。その後に#1REF信号が入力したときは、ただ
ちに通常のシーケンシャル噴射を開始する。
【0022】2回連続して2シリンダーづつ同時に燃料
噴射した後も#1REF信号が入力しなかった場合は、
図5に示すように、2回連続して2シリンダーづつ補助
噴射を行うか、あるいは燃料噴射を停止する。
【0023】以上の、エンジン始動後の燃料噴射方法を
整理すると、エンジン始動後のREF信号による燃料噴
射タイミングにおいて、2回連続して2シリンダーづつ
基本噴射を行った後、2回連続して2シリンダーづつ補
助噴射を行うか、または燃料噴射を停止する。
【0024】なお、この実施の形態では、4気筒エンジ
ンを例にあげて説明しているが、一般的なN気筒エンジ
ンに対するエンジン始動後の燃料噴射順序は、REF信
号による燃料噴射タイミングにおいて、(N/2)回連
続して2シリンダーづつ基本噴射を行った後、(N/
2)回連続して2シリンダーづつ補助噴射を行うか、ま
たは燃料噴射を停止する。
【0025】バッテリー12の交換時にメモリ11への
電源供給が停止され、エンジン停止位置の記憶が消失し
た場合には、スタート・スイッチ10が閉路したら、図
6に示すように、ただちに全シリンダーに基本噴射を行
い、その後、エンジンが2回転するまでの各燃料噴射タ
イミングにおいて全シリンダーに補助噴射を行うか、ま
たは燃料噴射を停止する。
【0026】ここで、インジェクター2〜5の燃料噴射
時間(パルス幅)Tiは次式により決定する。
【数1】Ti=Tp・Tf/a・α+Ts 数式1において、Tpは基本噴射時間であり、エンジン
始動時はエンジン冷却水温に対して予め設定したマップ
から表引き演算して求める。Tf/aは目標当量比であ
り、エンジン始動時の基本噴射時は例えば1.0を設定
し、補助噴射時は1より小さい例えば0.1を設定す
る。また、αは空燃費フィードバック補正係数と空燃費
学習値による決まる係数であり、Tsはインジェクター
の作動遅れを補償するための時間である。
【0027】図7〜図9はエンジンの始動制御プログラ
ムを示すフローチャートである。これらのフローチャー
トにより、一実施の形態の動作を説明する。コントロー
ラー8は、クランク角センサー6からREF信号を受信
するたびに、図7に示すシリンダー判別ルーチンを実行
する。ステップ1において、#1REFフラグF1を確
認する。この#1REFフラグF1は、REF信号のパ
ルス幅が所定のクランク角以上あればハードウエアによ
りセットされる。この実施の形態では、REF信号のパ
ルス幅が6度CA以上あれば#1REF信号としてフラ
グF1がセットされる。#1REFフラグF1がセット
されているときはステップ2へ進み、バッテリー・バッ
クアップ・メモリ11上に設定されたシリンダーカウン
ターC1をクリヤする。このシリンダーカウンターC1
のカウント値は、エンジン始動後にピストンが上死点前
15度を通過したシリンダーをカウントし、C1=0が
#1シリンダー(#1REF)を、C1=1が#3シリ
ンダー(#3REF)を、C1=2が#4シリンダー
(#4REF)を、C1=3が#2シリンダー(#2R
EF)をそれぞれ表す。#1REFフラグF1がセット
されているときはREF信号に対応するシリンダー判別
が可能な状態にあるので、続くステップ3でシリンダー
判別終了フラグF2をセットして処理を終了する。
【0028】ステップ1で#1REFフラグF1がセッ
トされていないときはステップ4へ進み、シリンダーカ
ウンターC1をインクリメントし、続くステップ5でシ
リンダー判別フラグF2をクリヤして処理を終了する。
【0029】図8は目標当量比設定ルーチンを示すフロ
ーチャートである。コントローラー8は、クランク角セ
ンサー6からREF信号を受信するたびに、図8に示す
当量比設定ルーチンを実行する。ステップ11におい
て、初回の始動か、またはシリンダーカウンターC1の
値が3より大きいかどうかを判断する。ここで、初回の
始動とは、バッテリー交換のためにメモリ11の記憶内
容が消失した後の最初の始動などをいう。また、シリン
ダーカウンターC1の値が3より大きい場合は、カウン
ター機能の誤動作か、あるいはバッテリー外し時に異常
な値が記憶されたものと判断する。初回の始動またはカ
ウント値が異常な場合はステップ14へ進み、そうでな
ければステップ12へ進む。
【0030】バッテリー外しが行われず、カウンターC
1も正常な場合は、ステップ12で、噴射回数をカウン
トするカウンターC2のカウント値が3または4か否か
を確認する。この実施の形態では、エンジン始動後のR
EF信号による燃料噴射タイミングにおいて、2回連続
して2シリンダーづつ基本噴射を行った後、2回連続し
て2シリンダーづつ補助噴射を行う(または、燃料噴射
を停止する)。したがって、エンジン始動後の噴射回数
が3または4回目の場合にはステップ13へ進み、目標
当量比Tf/aに始動時減量噴射用設定値TF/A23を設定す
る。ここで、始動時減量噴射用設定値TF/A23は1より
小さい、例えば0.1とする。一方、噴射回数が1また
は2、あるいは5以上の場合はステップ15へ進み、目
標当量比Tf/aに基本噴射時の当量比1を設定する。な
お、燃料噴射回数カウンターC2はハードウエアによっ
てエンジン始動後の燃料噴射のたびにカウントアップさ
れる。
【0031】また、ステップ11でバッテリー外しが行
われたか、またはカウンターC1の異常と判断された場
合には、ステップ14で、噴射回数カウンターC2の値
が2または2または3か否かを確認する。この実施の形
態では、初回の始動時にはREF信号による燃料噴射タ
イミングにおいて最初に全シリンダーに基本噴射を行
い、その後3回連続して全シリンダーに補助噴射を行う
(または、燃料噴射を停止する)。したがって、燃料噴
射回数が1、2、3回目のいずれかの場合はステップ1
3へ進み、目標当量比Tf/aに始動時減量噴射用設定値
TF/A23を設定する。一方、燃料噴射回数が1、2、3
回目のいずれでもない場合は、基本噴射であると判断し
てステップ15へ進み、目標当量比Tf/aに基本噴射時
の当量比1を設定する。
【0032】図9は噴射シリンダー設定ルーチンを示す
フローチャートである。コントローラー8は、クランク
角センサー6からREF信号を受信するたびにこのサブ
ルーチンを実行する。ステップ21において、初回の始
動、またはシリンダーカウンターC1のカウント値が3
よりも大きいかどうかを確認する。バッテリー外し後の
初回の始動、あるいはシリンダーカウンターC1に異常
がある場合にはステップ22へ進み、噴射シリンダーを
設定するためのパラメーターSinjに(1+2+4+
8)、すなわち15を設定する。
【0033】表1に、噴射シリンダー設定パラメーター
Sinjと噴射シリンダーとの対応を示す。
【表1】 初回の始動時の最初の噴射時にはパラメーターSinjに
15が設定され、#1〜#4の全シリンダーに燃料噴射
を行う。
【0034】一方、バッテリー外しがなくカウンターC
1も正常な場合はステップ23へ進み、シリンダー判別
終了フラグF2によりシリンダー判別作業が終了してい
るかどうかを確認する。シリンダー判別作業が終了して
フラグF2がセットされている場合はステップ24へ進
み、噴射シリンダー設定パラメーターSinjを次式によ
り演算する。
【数2】 また、フラグF2がクリアーされており、シリンダー判
別作業が終了していない場合はステップ25へ進み、噴
射シリンダー設定パラメーターSinjを次式により演算
する。
【数3】
【0035】なお、燃料噴射動作、点火動作については
すでに公知であり、本願発明と直接に関係しないので説
明を省略する。
【0036】以上の一実施の形態の構成において、イン
ジェクター2〜5が燃料噴射手段を、クランク角センサ
ー6が信号発生手段を、メモリ11が記憶手段を、コン
トローラー8が制御手段をそれぞれ構成する。
【0037】上述した一実施の形態では、クランク角セ
ンサーに基づきエンジンの停止位置をメモりに記憶する
例を示したが、エンジン停止時のシリンダー番号を記憶
しておくようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 一実施の形態の構成を示す図である。
【図2】 一実施の形態のエンジンの4サイクル工程と
REF信号との関係を示す図である。
【図3】 エンジン停止時に逆転があった場合の、エン
ジン停止時および再始動時のエンジン回転速度NeとR
EF信号との関係を示す図である。
【図4】 エンジン停止時に逆転しなかった場合の、エ
ンジン停止時および再始動時のエンジン回転速度Neと
REF信号との関係を示す図である。
【図5】 エンジン始動後の燃料噴射シリンダーと噴射
量を示す図である。
【図6】 初回の始動時や制御装置に異常があった場合
の、エンジン始動後の燃料噴射シリンダーと噴射量を示
す図である。
【図7】 シリンダー判別ルーチンを示すフローチャー
トである。
【図8】 目標当量比設定ルーチンを示すフローチャー
トである。
【図9】 噴射シリンダー設定ルーチンを示すフローチ
ャートである。
【符号の説明】
1 エンジン 2〜5 インジェクター 6 クランク角センサー 7 水温センサー 8 コントローラー 9 イグニッション・スイッチ 10 スタート・スイッチ 11 メモリ 12 バッテリー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 正次郎 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンの各シリンダーに個別に燃料を
    噴射する手段と、 ピストンが基準位置を通過したときに信号を発生する手
    段と、 前記基準位置信号によりエンジンの停止位置を記憶する
    手段と、 前記記憶停止位置に基づいてエンジン始動後の燃料を噴
    射すべきシリンダーを決定するとともに、前記基準位置
    信号に基づいて燃料噴射タイミングを制御する制御手段
    とを備えたエンジンの始動制御装置において、 前記制御手段は、エンジン始動後の第1回目の燃料噴射
    タイミングで、前記記憶停止位置に対応する次に燃料噴
    射すべきシリンダーと、そのシリンダーと所定の位置関
    係にあるシリンダーとに同時に燃料を噴射することを特
    長とするエンジンの始動制御装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のエンジンの始動制御装
    置において、 前記所定の位置関係にあるシリンダーは、前記記憶停止
    位置に対応するシリンダーから2個前の点火順序のシリ
    ンダーであることを特長とするエンジンの始動制御装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載のエンジ
    ンの始動制御装置において、 前記制御手段は、N個のシリンダーを有するエンジンに
    対して、第1回目の燃料噴射に続いて(N/2−1)
    回、点火順序にしたがって2シリンダーづつ燃料噴射を
    行うことを特長とする内燃機関の始動制御装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載のエンジンの始動制御装
    置において、 前記制御手段は、(N/2)回、2シリンダーづつ燃料
    噴射を行った後、引き続き(N/2)回、点火順序にし
    たがって2シリンダーづつ、最初の(N/2)回の噴射
    燃料よりも少ない燃料を噴射することを特長とするエン
    ジンの始動制御装置。
  5. 【請求項5】 請求項3または請求項4に記載のエンジ
    ンの始動制御装置において、 前記基準位置信号には第1のシリンダーに対応する第1
    の基準位置信号が含まれており、 前記制御手段は、前記第1の基準位置信号が入力したら
    通常のシーケンシャル噴射を行うことを特長とするエン
    ジンの始動制御装置。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載のエンジンの始動制御装
    置において、 前記制御手段は、前記記憶手段にエンジンの停止位置が
    記憶されていない場合、または異常な停止位置が記憶さ
    れている場合には、エンジン始動後の第1回目の燃料噴
    射タイミングで全シリンダーに燃料を噴射することを特
    長とするエンジンの始動制御装置。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載のエンジンの始動制御装
    置において、 前記制御手段は、第1回目の燃料噴射後、エンジンが2
    回転するまでの各燃料噴射タイミングにおいて第1回目
    の噴射燃料よりも少ない燃料を全シリンダーに噴射する
    ことを特長とするエンジンの始動制御装置。
  8. 【請求項8】 請求項7のエンジンの始動制御装置にお
    いて、 前記基準位置信号には第1のシリンダーに対応する第1
    の基準位置信号が含まれており、 前記制御手段は、前記第1の基準位置信号が入力したら
    通常のシーケンシャル噴射を行うことを特長とするエン
    ジンの始動制御装置。
  9. 【請求項9】 エンジンの各シリンダーに個別に燃料を
    噴射する手段と、 各シリンダーのピストンが基準位置を通過したときに信
    号を発生する手段と、 前記基準位置信号によりエンジンの停止位置を記憶する
    手段と、 前記記憶停止位置に基づいてエンジン始動後の燃料を噴
    射すべきシリンダーを決定するとともに、前記基準位置
    信号に基づいて燃料噴射タイミングを制御する制御手段
    とを備えたエンジンの始動制御装置において、 前記制御手段は、前記記憶手段にエンジンの停止位置が
    記憶されていない場合、または異常な停止位置が記憶さ
    れている場合には、エンジン始動後の第1回目の燃料噴
    射タイミングで全シリンダーに燃料を噴射することを特
    徴とするエンジンの始動制御装置。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載のエンジンの始動制御
    装置において、 前記制御手段は、第1回目の燃料噴射後、エンジンが2
    回転するまでの各燃料噴射タイミングにおいて第1回目
    の噴射燃料よりも少ない燃料を全シリンダーに噴射する
    ことを特長とするエンジンの始動制御装置。
  11. 【請求項11】 請求項10に記載のエンジンの始動制
    御装置において、 前記基準位置信号には第1のシリンダーに対応する第1
    の基準位置信号が含まれており、 前記制御手段は、前記第1の基準位置信号が入力したら
    通常のシーケンシャル噴射を行うことを特長とするエン
    ジンの始動制御装置。
JP33586497A 1997-12-05 1997-12-05 エンジンの始動制御装置 Expired - Fee Related JP3562277B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33586497A JP3562277B2 (ja) 1997-12-05 1997-12-05 エンジンの始動制御装置
US09/201,259 US6112723A (en) 1997-12-05 1998-11-30 Activation control device for an internal combustion engine

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33586497A JP3562277B2 (ja) 1997-12-05 1997-12-05 エンジンの始動制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11173187A true JPH11173187A (ja) 1999-06-29
JP3562277B2 JP3562277B2 (ja) 2004-09-08

Family

ID=18293243

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33586497A Expired - Fee Related JP3562277B2 (ja) 1997-12-05 1997-12-05 エンジンの始動制御装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US6112723A (ja)
JP (1) JP3562277B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10116814A1 (de) 2001-04-04 2002-11-07 Bosch Gmbh Robert Verfahren zur Ableitung des Polradlagewinkels
JP3856100B2 (ja) * 2001-08-15 2006-12-13 日産自動車株式会社 内燃機関の燃料噴射制御装置
JP3767484B2 (ja) * 2002-01-18 2006-04-19 日産自動車株式会社 エンジンのシリンダ吸入空気量測定装置
JP5549267B2 (ja) * 2010-02-19 2014-07-16 トヨタ自動車株式会社 内燃機関の制御装置
EP2541026B1 (en) * 2010-02-23 2016-07-20 Honda Motor Co., Ltd. Control device of internal combustion engine

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE4230616A1 (de) * 1992-09-12 1994-03-17 Bosch Gmbh Robert Einrichtung zur Erkennung der Stellung wenigstens einer, eine Referenzmarke aufweisenden Welle
DE4304163A1 (de) * 1993-02-12 1994-08-25 Bosch Gmbh Robert Einrichtung zur Steuerung der Kraftstoffeinspritzung bei einer Brennkraftmaschine
JP3477754B2 (ja) * 1993-09-14 2003-12-10 株式会社デンソー エンジン制御装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP3562277B2 (ja) 2004-09-08
US6112723A (en) 2000-09-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6588397B1 (en) Method for starting an internal combustion engine, in particular on a motor vehicle
US7322342B2 (en) Control device of in-cylinder direct-injection internal combustion engine
US6578551B2 (en) Fuel injection control for internal combustion engine
US5836288A (en) Method and apparatus for controlling fuel injection in a multicylinder internal combustion engine
US6568371B2 (en) Fuel injection control for internal combustion engine
JP3562277B2 (ja) エンジンの始動制御装置
KR100367036B1 (ko) 내연기관의 연료분사 제어장치
US6571775B2 (en) Fuel injection control for start-up of internal combustion engine
US11174802B2 (en) Control system for internal combustion engine, and internal combustion engine
JPH0979066A (ja) 燃焼室内直接燃料噴射式ガソリンエンジンの制御装置
JP2000097071A (ja) 筒内直噴エンジンの制御装置
JPH07158482A (ja) 多気筒内燃機関の燃料噴射制御装置
JP3975982B2 (ja) エンジン制御装置
JP5093050B2 (ja) 直噴火花点火式エンジンの燃料噴射制御装置
JP3967712B2 (ja) 筒内噴射式内燃機関の燃料噴射制御装置
KR100226642B1 (ko) 연료분사제어장치
JP3735933B2 (ja) 内燃機関の燃料噴射制御装置
JPH10212990A (ja) 内燃機関の燃料噴射制御装置
JPS63106340A (ja) 内燃機関の始動時燃料噴射量制御方法
JPH1018951A (ja) 火花点火式多気筒内燃機関の始動制御装置
JP2002303186A (ja) 内燃機関の燃料噴射制御装置
JP2000248980A (ja) エンジン始動制御装置
JPH01125543A (ja) 内燃機関の電子制御燃料噴射装置
KR20040097482A (ko) 차량용 엔진의 시동시 배출가스 저감 제어 방법
JPS61142347A (ja) エンジンの燃料噴射装置

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040210

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040409

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040511

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040524

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080611

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090611

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090611

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100611

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110611

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120611

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120611

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130611

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees