JPH11173004A - 雨滴感知パワーウィンドウ装置 - Google Patents

雨滴感知パワーウィンドウ装置

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JPH11173004A
JPH11173004A JP9339147A JP33914797A JPH11173004A JP H11173004 A JPH11173004 A JP H11173004A JP 9339147 A JP9339147 A JP 9339147A JP 33914797 A JP33914797 A JP 33914797A JP H11173004 A JPH11173004 A JP H11173004A
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JP
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door
power window
raindrop
sensor
fogging
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JP9339147A
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Akira Shimada
明 島田
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Nissan Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 降雨時にバックする場合、ドアミラーを見や
すいようにドアガラスを自動的にダウンさせる。 【解決手段】 雨滴感知パワーウィンドウ装置1は、雨
滴センサ3が雨滴を感知し、かつポジションセンサ2が
オートマチックセレクトレバーのリアポジションセレク
トを感知した時に、制御回路4が運転席ドア及び助手席
ドアのドアガラス5,6を所定位置までダウンさせる。
これによって、降雨状態で車両をバックさせる際には自
動的に運転席ドア及び助手席ドアのドアガラスが所定位
置まで開いてドアミラーを見すくし、降雨時のバック操
作をしやすくする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、降雨状態で車両を
バックさせる場合にその雨量に応じてパワーウィンドウ
を開閉したりサイドデフロスターを起動したりしてドア
ミラーを見やすくする雨滴感知パワーウィンドウ装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】一般に降雨状態ではドアミラーにもドア
ガラスにも雨の水滴が付着し、さらにドアガラスの内側
には水蒸気が付着して曇りも発生するために、運転席
側、助手席側いずれのドアミラーもガラス越しには見に
くいものになる。そこで降雨状態で車両をバックさせる
際には、運転者はドアミラーの視界を確保するために運
転席、助手席それぞれのドアガラスをダウンさせてドア
ミラーを直接見えるようにするか、また降雨が激しい場
合にはドアガラスをいったん全開までダウンさせた後に
すぐに全閉までアップさせることによってドアガラスに
付着している水滴や曇りを取り除くようにしている。ま
たサイドデフロスターを操作して内側の曇りを取り除く
ようにもしている。
【0003】しかしながら、運転者がバック時に手動で
パワーウィンドウを操作してドアミラーを見やすくする
のは煩わしいものであり、降雨時のバックの際には自動
的にドアミラーを見やすくする装置があればと願われて
いた。
【0004】このような願いに答えるものとして、降雨
状態でもドアミラーを見やすくするために特開平5−8
5315号公報に記載されているようなドアミラー及び
ドアガラスのクリーニング装置が提案されている。この
従来の装置は、ドアミラーの格納状態においてドアミラ
ーの超音波雨滴除去システムを作動させ、ミラー面の雨
滴を霧化してドアガラスに付着させることによりドアガ
ラスの水滴を大きくし、重力で自然落下させることによ
って除去し、ドアミラーを見やすくするものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たドアミラー及びドアガラスのクリーニング装置では、
ドアガラスの内側の曇りを除去することはできず、この
ために運転者がサイドデフロスターを作動させる必要が
あり、煩わしさから解放されるわけではない。
【0006】またドアミラーを格納状態で超音波によっ
てドアミラーの水滴を霧化するので、この間は車両を停
止させておかなければならず、運転者がバックしたいと
思ってオートマチックセレクトレバー若しくはマニュア
ルチェンジレバーをリアポジションに切替えても直ちに
バックさせることができない問題点があった。
【0007】本発明はこのような従来の問題点に鑑みて
なされたもので、降雨時にバックで車庫入れするような
場合に、自動的にパワーウィンドウをダウンさせ、若し
くは降雨状態によっては自動的にダウンさせた後にアッ
プさせることによりドアミラーの視界を確保することが
できる雨滴感知パワーウィンドウ装置を提供することを
目的とする。
【0008】本発明はまた、雨上がり直後でドアガラス
の内側に曇りが発生しやすい状態では自動的にサイドデ
フロスターを起動させて曇りの発生を防止することがで
きる雨滴感知パワーウィンドウ装置を提供することを目
的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明の雨滴感
知パワーウィンドウ装置は、雨滴センサと、オートマチ
ックセレクトレバー若しくはマニュアルチェンジレバー
のポジションセンサと、前記雨滴センサが雨滴を感知
し、かつ前記ポジションセンサが前記レバーのリアポジ
ションセレクトを感知した時に、運転席ドア及び助手席
ドアのパワーウィンドウを所定位置までダウンさせるパ
ワーウィンドウ制御手段とを備えたものである。
【0010】請求項1の発明の雨滴感知パワーウィンド
ウ装置では、雨滴センサが雨滴を感知し、かつポジショ
ンセンサがオートマチックセレクトレバー若しくはマニ
ュアルチェンジレバーのリアポジションセレクトを感知
した時に、パワーウィンドウ制御手段が運転席ドア及び
助手席ドアのパワーウィンドウを所定位置までダウンさ
せる。これによって、降雨状態で車両をバックさせる際
には自動的に運転席ドア及び助手席ドアのパワーウィン
ドウが所定位置まで開いてドアミラーを見すくし、降雨
時のバック操作をしやすくする。
【0011】請求項2の発明の雨滴感知パワーウィンド
ウ装置は、雨滴センサと、前記雨滴センサの出力によ
り、小雨、大雨、豪雨を区別する雨量判定手段と、オー
トマチックセレクトレバー若しくはマニュアルチェンジ
レバーのポジションセンサと、運転席及び助手席ドアの
ドアガラスの曇りを除去するためのサイドデフロスター
と、前記雨量判定手段が前記小雨、大雨又は豪雨のいず
れかの判定をし、かつ前記ポジションセンサが前記レバ
ーのリアポジションセレクトを感知した時には、小雨
判定の場合には、運転席ドア及び助手席ドアのパワーウ
ィンドウを所定位置までダウンさせ、大雨判定の場合
には、前記運転席ドア及び助手席ドアのパワーウィンド
ウをいったんダウンさせた後に略フルアップさせ、豪
雨判定の場合には、前記サイドデフロスターを起動する
パワーウィンドウ制御手段とを備えたものである。
【0012】請求項2の発明の雨滴感知パワーウィンド
ウ装置では、雨量判定手段が小雨、大雨又は豪雨のいず
れかの判定をし、かつポジションセンサがオートマチッ
クセレクトレバー若しくはマニュアルチェンジレバーの
リアポジションセレクトを感知した時には、パワーウィ
ンドウ制御手段が、 小雨判定の場合には、運転席ドア及び助手席ドアのパ
ワーウィンドウを所定位置までダウンさせ、 大雨判定の場合には、運転席ドア及び助手席ドアのパ
ワーウィンドウをいったんダウンさせた後にフルアップ
させ、 豪雨判定の場合には、サイドデフロスターを起動す
る。
【0013】これによって、降雨状態により、 ドアガラスを開けても雨が降り込まないような小雨の
場合には自動的に運転席ドア及び助手席ドアのドアガラ
スを所定位置まで開いてドアミラーを見やすくし、ま
た、 ドアガラスを開けておくと雨が降り込むような大雨の
場合には自動的運転席ドア及び助手席ドアのドアガラス
をいったんダウンさせた後にフルアップさせることによ
ってドアガラスの水滴や曇りを払拭して透明度を上げて
ドアミラーを見やすくし、さらに、 少しでもドアガラスを開くと雨が吹き込むような豪雨
の場合には、自動的に運転席ドア及び助手席ドアのドア
ガラスの内側の曇りをサイドデフロスターで除去するこ
とによってドアミラーを見やすくすることができる。
【0014】請求項3の発明は、請求項2に記載の雨滴
感知パワーウィンドウ装置において、さらに、外気温セ
ンサと、車室内気温センサと、ドアスイッチと、パワー
ウィンドウスイッチと、前記雨滴センサにより降雨を感
知している期間における前記ドアスイッチとパワーウィ
ンドウスイッチとの動作状態から開閉部開放積算時間を
求め、かつ前記外気温センサと車室内センサの出力に基
づいて車室内外の温度差を求め、これらに基づいてドア
ガラス内側の曇り状態を推測する曇り状態推測手段とを
備え、前記パワーウィンドウ制御手段が前記の豪雨判
定の場合に、当該曇り状態推測手段が推測する曇りの発
生状態に応じて前記サイドデフロスターの風量を強弱調
整するようにしたものである。
【0015】請求項3の発明の雨滴感知パワーウィンド
ウ装置では、少しでもドアガラスを開くと雨が吹き込む
ような豪雨の場合には、車両をバックする際に、自動的
にドアガラスの内側の曇り発生状態をドア開時間とウィ
ンドウ開時間の積算時間と車室内外の温度差とに基づい
て推測し、その曇りの発生状態に応じてサイドデフロス
ターの強さを強弱調整しながら運転席ドア及び助手席ド
アのドアガラスの内側の曇りを除去することによってド
アミラーを見やすくする。
【0016】請求項4の発明の雨滴感知パワーウィンド
ウ装置は、雨滴センサと、外気温センサと、車室内気温
センサと、ドアスイッチと、パワーウィンドウスイッチ
と、オートマチックセレクトレバー若しくはマニュアル
チェンジレバーのポジションセンサと、前記雨滴センサ
により降雨を感知している期間における前記ドアスイッ
チとパワーウィンドウスイッチとの動作状態から開閉部
開放積算時間を求め、かつ前記外気温センサと車室内セ
ンサの出力に基づいて車室内外の温度差を求め、これら
に基づいてドアガラス内側の曇り状態を推測する曇り状
態推測手段と、前記雨滴センサが降雨を感知せず、かつ
前記ポジションセンサが前記レバーのリアポジションセ
レクトを感知した時に、前記曇り状態推測手段がドアガ
ラスに曇りが発生していると推測していれば、運転席ド
ア及び助手席ドアのパワーウィンドウを所定位置までダ
ウンさせるパワーウィンドウ制御手段とを備えたもので
ある。
【0017】請求項4の発明の雨滴感知パワーウィンド
ウ装置では、曇り状態推測手段が雨滴センサにより降雨
を感知している期間におけるドアスイッチとパワーウィ
ンドウスイッチとの動作状態から開閉部開放積算時間を
求め、かつ外気温センサと車室内センサの出力に基づい
て車室内外の温度差を求め、これらに基づいてドアガラ
ス内側の曇り状態を推測し、雨滴センサが降雨を感知せ
ず、かつポジションセンサがレバーのリアポジションセ
レクトを感知した時に、曇り状態推測手段がドアガラス
に曇りが発生していると推測していれば、パワーウィン
ドウ制御手段が運転席ドア及び助手席ドアのパワーウィ
ンドウを所定位置までダウンさせる。
【0018】これによって、降雨時にドアを開けたりウ
ィンドウを開けたりしたために、雨上がり時にドアガラ
スに曇りが発生していると推測される場合には、車両を
バックさせる際に自動的に運転席ドア及び助手席ドアの
ドアガラスをダウンさせてドアミラーを見やすくする。
【0019】請求項5の発明は、請求項4の雨滴感知パ
ワーウィンドウ装置において、前記曇り状態推測手段が
ドアガラスに曇りが発生していると推測し、かつ前記ポ
ジションセンサが前記レバーのリアポジションセレクト
を感知した時に、前記パワーウィンドウ制御手段が前記
運転席ドア及び助手席ドアのパワーウィンドウをいった
んダウンさせた後にフルアップさせるようにしたもので
あり、これによって、降雨時にドアを開けたりウィンド
ウを開けたりしたために、雨上がり時にドアガラスに曇
りが発生していると推測される場合には、車両をバック
させる際に自動的に運転席ドア及び助手席ドアのドアガ
ラスをいったんダウンさせた後にフルアップして曇りを
払拭し、ドアミラーを見やすくする。
【0020】
【発明の効果】以上のように、請求項1の発明によれ
ば、降雨状態で車両をバックさせる際には自動的に運転
席ドア及び助手席ドアのパワーウィンドウを所定位置ま
で開いてドアミラーを見すくし、降雨時のバック操作を
しやすくする。
【0021】請求項2の発明によれば、降雨状態によ
り、ドアガラスを開けても雨が降り込まないような小
雨の場合には自動的に運転席ドア及び助手席ドアのドア
ガラスを所定位置まで開いてドアミラーを見やすくし、
また、ドアガラスを開けておくと雨が降り込むような
大雨の場合には自動的運転席ドア及び助手席ドアのドア
ガラスをいったんダウンさせた後にフルアップさせるこ
とによってドアガラスの水滴や曇りを払拭して透明度を
上げてドアミラーを見やすくし、さらに、少しでもド
アガラスを開くと雨が吹き込むような豪雨の場合には、
自動的に運転席ドア及び助手席ドアのドアガラスの内側
の曇りをサイドデフロスターで除去することによってド
アミラーを見やすくすることができる。
【0022】請求項3の発明によれば、少しでもドアガ
ラスを開くと雨が吹き込むような豪雨の場合には、車両
をバックする際に、自動的にドアガラスの内側の曇り発
生状態をドア開時間とウィンドウ開時間の積算時間と車
室内外の温度差とに基づいて推測し、その曇りの発生状
態に応じてサイドデフロスターの強さを強弱調整しなが
ら運転席ドア及び助手席ドアのドアガラスの内側の曇り
を除去することによってドアミラーを見やすくする。
【0023】請求項4の発明によれば、降雨時にドアを
開けたりウィンドウを開けたりしたために、雨上がり時
にドアガラスに曇りが発生していると推測される場合に
は、車両をバックさせる際に自動的に運転席ドア及び助
手席ドアのドアガラスをダウンさせてドアミラーを見や
すくする。
【0024】請求項5の発明によれば、降雨時にドアを
開けたりウィンドウを開けたりしたために、雨上がり時
にドアガラスに曇りが発生していると推測される場合に
は、車両をバックさせる際に自動的に運転席ドア及び助
手席ドアのドアガラスをいったんダウンさせた後にフル
アップして曇りを払拭し、ドアミラーを見やすくする。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図に
基づいて詳説する。図1は本発明の1つの実施の形態の
雨滴感知パワーウィンドウ装置の構成を示している。こ
の実施の形態の雨滴感知パワーウィンドウ装置1は、オ
ートマチックトランスミッション車におけるオートマチ
ックセレクトレバーのリアポジションセレクト時にオン
されるオートマチックポジションスイッチ(ATポジシ
ョンSW)2、降雨状態を検知するための雨滴センサ
3、これらの入力系機器からの信号に基づき、所定の論
理演算により運転席(DR)パワーウィンドウ、助手席
(AS)パワーウィンドウの自動ダウン制御判定を行
う、マイクロコンピュータで構成される制御回路4、D
Rパワーウィンドウモータ5、ASパワーウィンドウモ
ータ6、これらのパワーウィンドウモータそれぞれをア
ップダウン制御するDRパワーウィンドウ制御部7、A
Sパワーウィンドウ制御部8から構成されている。
【0026】この実施の形態の雨滴感知パワーウィンド
ウ装置は、次のように動作する。図2に示すように、雨
滴センサ2は降雨があればその雨量及び圧力に応じた電
圧信号を制御回路4に対して入力する。ATポジション
SW3は、オートマチックセレクトレバーがリアポジシ
ョンに切替えられた時にオン信号を制御回路4に対して
入力する。そして、制御回路4は、雨滴センサ2が降雨
を感知している状態で、ATポジションSW3からリア
ポジションセレクト信号を受け取ると、自動的に運転席
ドア(DR)及び助手席ドア(AS)それぞれのパワー
ウィンドウ制御部7,8にダウン指令を与え、パワーウ
ィンドウ制御部7,8それぞれはパワーウィンドウモー
タ5,6それぞれを駆動して運転席ドア、助手席ドアの
ドアガラスを所定位置までダウンさせる。この運転席ド
ア、助手席ドアのドアガラスのダウン量は特に限定され
るものではないが、図3に示すように、運転席にいる運
転者が左右のドアミラー9を見ようとする時にドアガラ
ス10が邪魔にならない高さ以下になるように設定され
ている。
【0027】なお、上記の実施の形態ではオートマチッ
クトランスミッション車について説明したが、マニュア
ルトランスミッション車においても同様に適用すること
ができる。ただし、その場合には、ATポジションSW
3に代えて、マニュアルチェンジレバーがリアポジショ
ンに切替えられた時にオンするスイッチを採用すること
になる。
【0028】これによって、本発明の第1の実施の形態
雨滴感知パワーウィンドウ装置では、降雨時にドライバ
が車両をバックさせようとすれば、自動的に運転席ドア
及び助手席ドアのドアガラス10が所定位置まで開いて
ドアミラー9が見すくなり、降雨時のバック操作がしや
すくなる。
【0029】次に、本発明の第2の実施の形態の雨滴感
知パワーウィンドウ装置を、図4及び図5に基づいて説
明する。図4に示すように、第2の実施の形態の雨滴感
知パワーウィンドウ装置1は、車速センサ11と、第1
の実施の形態と同様のATポジションSW2及び雨滴セ
ンサ3と、車外気温を検出する外気温センサ12と、車
室内温度を検出する内気温センサ13と、各席ドアスイ
ッチ14と、これらの入力系機器からの信号に基づき、
降雨状態を判定し、その降雨状態に応じてバック時の運
転席、助手席ドアのドアガラスのアップダウン制御及び
サイドデフロスターの起動制御を行う制御回路15と、
エアコン及びデフロスターの制御を行うエアコン制御部
16と、そして、第1の実施の形態と同様にDRパワー
ウィンドウモータ5及びASパワーウィンドウモータ6
と、これらのパワーウィンドウモータそれぞれをアップ
ダウン制御するDRパワーウィンドウ制御部7及びAS
パワーウィンドウ制御部8とから構成されている。
【0030】次に、上記構成の第2の実施の形態の雨滴
感知パワーウィンドウ装置1の動作について説明する。
雨滴センサ3は降雨状態に応じて、図5に示すような雨
滴検出信号を出力する。すなわち、小雨状態では同図
(a)に示すようにぽつり、ぽつりと落ちてくる雨滴を
検出して間欠的な信号を出力し、大雨状態では同図
(b)に示すように雨滴が多数センサに衝突して周期の
早い検出信号を出力し、さらに豪雨状態では雨滴が途切
れることなく連続的な電圧信号を出力する。
【0031】そこで制御回路15は、この雨滴センサ3
からの信号を一定時間ずつ時間積分し、その積分値In
をしきい値ref1,ref2(ref1<ref2)と比較し、雨滴を
感知しながらも積分値Inがref1>Inであれば小雨
、積分値Inがref1≦In<ref2であれば大雨、さ
らに積分値Inがref2≦Inであれば豪雨と判定する。
【0032】また制御回路15は、外気温センサ12と
内気温センサ13の温度差を監視し、また各席ドアスイ
ッチ14によるドアオープン時間を積算し、同時にドア
ガラスのダウン時間(つまり、ドアガラスが開いている
時間)も積算し、その積算時間を保持する。
【0033】そして制御回路15は、オートマチックセ
レクトレバーがリアポジションに投入され、ATポジシ
ョンSW2がオンすると、まず上述した〜の降雨状
態を判断し、の小雨状態であれば、DRパワーウィン
ドウ制御部7、ASパワーウィンドウ制御部8にドアガ
ラスダウン指令を出力し、運転席ドアガラス、助手席ド
アガラスを所定位置までダウンさせてドアミラーを見や
すくする。
【0034】なお、ここで、制御回路15は車速センサ
11の信号により車速が所定速度、例えば、20km/
h以上になったかどうかも監視していて、車速が所定速
度を超えた場合には、バックであっても雨の吹き込みが
激しくなることが予想されるので、ダウンさせているド
アガラスを強制的にアップさせるために、DRパワーウ
ィンドウ制御部7、ASパワーウィンドウ制御部8それ
ぞれにフルアップ指令を与えて運転席ドア、助手席ドア
のドアガラスを強制的に閉めるようにする。
【0035】次に、車両をバックしようとする時の降雨
状態がの大雨状態であれば、車内への雨の降り込みが
あるので、それを避けるために、DRパワーウィンドウ
制御部7、ASパワーウィンドウ制御部8にドアガラス
をいったんダウンさせた後、直ちにフルアップする制御
指令を出力し、DRドアガラス及びASドアガラスをい
ったん所定位置以下まで開いた後、直ちに全閉までアッ
プさせ、ドアガラスの外側に付着している水滴とドアガ
ラス内側に発生しているかもしれない曇りとを払拭し、
ドアガラスの透明度を上げてそのガラス越しにドアミラ
ーを見やすくする。
【0036】さらに車両をバックしようとする時の降雨
状態がの豪雨状態であれば、雨の吹き込みが激しくて
ドアガラスをいったんダウンさせることも無理なので、
サイドデフロスターを起動させて運転席と助手席とのド
アガラスの曇りを除去するだけにする。
【0037】そのために制御回路15は、ドアオープン
時間及びドアガラスオープン時間の積算時間と内外温度
差とに基づいてドアガラスの曇り発生状態を、例えば、
強弱若しくは強、中、弱と判定し、エアコン制御部16
にエアコンオン指令ON1、サイドデフロスターの起動
指令ON2、そして風量の強弱切替指令ON3を与え
る。エアコン制御部16はこの指令を受けると、コンプ
レッサのマグネットクラッチ17を投入してエアコンを
起動し、モード切替モータ18を駆動してデフロスター
モードにし、さらにファンモータ19を強弱所定の強さ
で駆動し、運転席及び助手席のサイドデフロスターを働
かせてドアガラスの曇りを除去し、ドアミラーを見やす
くする。
【0038】このようにして第2の実施の形態の雨滴感
知パワーウィンドウ装置では、降雨状態により、ドア
ガラスを開けても雨が降り込まないような小雨の場合に
は自動的に運転席ドア及び助手席ドアのドアガラスを所
定位置まで開いてドアミラーを見やすくし、また、ド
アガラスを開けておくと雨が降り込むような大雨の場合
には自動的運転席ドア及び助手席ドアのドアガラスをい
ったんダウンさせた後にフルアップさせることによって
ドアガラスの水滴や曇りを払拭して透明度を上げてドア
ミラーを見やすくし、さらに、少しでもドアガラスを
開くと雨が吹き込むような豪雨の場合には、自動的に運
転席ドア及び助手席ドアのドアガラスの内側の曇りをサ
イドデフロスターで除去することによってドアミラーを
見やすくすることができる。
【0039】これに加えて、本実施の形態では、豪雨状
態の場合には、車両をバックする際に、自動的にドアガ
ラスの内側の曇り発生状態をドア開時間とウィンドウ開
時間の積算時間と車室内外の温度差とに基づいて推測
し、その曇りの発生状態に応じてサイドデフロスターの
強さを強弱調整しながら運転席ドア及び助手席ドアのド
アガラスの内側の曇りを除去することによってエネルギ
ロス、騒音を必要最低限度にしてドアミラーを見やすく
することができる。
【0040】また、本実施形態では大雨の場合ドアガラ
スをいったんダウンさせた後全閉させるようにしたが、
例えばサンバイザーが付いている車両においては、ドア
ガラスをいったんダウンさせた後、閉める高さをサンバ
イザーで雨が室内に入り込まない程度にしてもよい。こ
れにより、全閉するとすぐガラスがくもってしまうよう
な高湿の場合でも、確実にドアミラーを視認することが
可能となる。
【0041】次に、本発明の第3の実施の形態の雨滴感
知パワーウィンドウ装置を図6及び図7に基づいて説明
する。第3の実施の形態の雨滴感知パワーウィンドウ装
置は、雨上がり直後のドアガラスの曇りの発生を推測
し、曇りが発生していると推測される場合にはオートマ
チックトランスミッションのセレクトレバーがリアポジ
ションに投入された時に、自動的に運転席ドア及び助手
席ドアのドアガラスをダウンさせてドアミラーを見やす
くすることを特徴とする。
【0042】図6に示すように、第3の実施の形態の雨
滴感知パワーウィンドウ装置1は、第1の実施の形態と
同様のATポジションSW2及び雨滴センサ3と、車外
気温を検出する外気温センサ12と、車室内温度を検出
する内気温センサ13と、各席ドアスイッチ14と、こ
れらの入力系機器からの信号に基づき、雨上がりを判定
し、雨上がり時点から所定時間Tが経過するまでの間、
ドアガラスの曇り発生の有無を推測し、バック時の運転
席、助手席ドアのドアガラスをアップダウン制御する制
御回路20と、DRパワーウィンドウモータ5及びAS
パワーウィンドウモータ6と、これらのパワーウィンド
ウモータ5,6それぞれをアップダウン制御するDRパ
ワーウィンドウ制御部7及びASパワーウィンドウ制御
部8とから構成されている。
【0043】次に、上記構成の第3の実施の形態の雨滴
感知パワーウィンドウ装置1の動作について説明する。
図7のタイミングチャートに示すように、制御回路20
は雨滴センサ3の信号から降雨状態から雨滴検出信号が
なくなることによって雨上がりと判定し、この雨上がり
判定タイミングτから所定時間Tを計測する。また制御
回路20は、雨滴センサ3が降雨を検出している間中、
各席ドアスイッチ14の開信号によるドアオープン時間
及びドアガラスのオープン時間(ダウン時間)の積算時
間と、外気温センサ12と内気温センサ13との温度信
号から求まる内外温度差とに基づいてドアガラスの曇り
発生の有無を判定する。つまり、開閉装置の開放積算時
間がしきい値Aを超え、かつ内外温度差がしきい値Bを
超えている場合にドアガラスに曇りが発生していると判
定するのである。
【0044】そして、オートマチックセレクトレバーが
リアポジションに投入され、ATポジションSW2がオ
ンした時には、そのタイミングt1が前記雨上がり検出
タイミングτから所定時間Tを経過していなければ、ド
アガラスが曇っていてドアミラーが見にくい状態にある
ものと見なし、DRパワーウィンドウ制御部7、ASパ
ワーウィンドウ制御部8に対してパワーウィンドウダウ
ン指令を与え、運転席ドアガラス、助手席ドアガラスを
所定位置までダウンさせ、ドアミラーを運転席から直接
見える状態にする。
【0045】これによって、第3の実施の形態の雨滴感
知パワーウィンドウ装置では、降雨時にドアを開けたり
ウィンドウを開けたりしたために、雨上がり時にドアガ
ラスに曇りが発生していると推測される場合には、車両
をバックさせる際に自動的に運転席ドア及び助手席ドア
のドアガラスをダウンさせてドアミラーを見やすくする
のである。
【0046】なお、この第3の実施の形態の雨滴感知パ
ワーウィンドウ装置1の場合、制御回路20により、ド
アガラスに曇りが発生していると推測し、かつオートマ
チックセレクトレバーがリアポジションに投入された時
に、上記のように単純に運転席ドア及び助手席ドアのド
アガラスをダウンさせたままにするのではなく、いった
んダウンされた後にフルアップさせるようにしてもよ
い。これによって、運転席ドア及び助手席ドアのドアガ
ラスのダウンアンドアップ動作によって曇りを払拭でき
てドアミラーが見やすくなり、かつ寒い季節であればド
アガラスを開けたままにすることによって室内が冷える
のを避け、逆に暑い季節であればせっかく冷えている室
内が暑くなるのを防止してエアコンのエネルギロスを避
けることができる。
【0047】なお、上記の各実施の形態ではオートマチ
ックトランスミッション車についてセレクトレバーのリ
アポジション投入を検知してバックを判定するようにし
たが、マニュアルトランスミッション車の場合にはチェ
ンジレバーのバックギアへの切替を検出してバックを判
定する構成にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の回路ブロック図。
【図2】上記の実施の形態における雨滴センサの降雨検
出信号のグラフ。
【図3】上記の実施の形態におけるドアガラスの自動ダ
ウン動作を示す説明図。
【図4】本発明の第2の実施の形態の回路ブロック図。
【図5】上記の実施の形態にあける雨滴センサの降雨状
態による出力信号特性を示すグラフ。
【図6】本発明の第3の実施の形態の回路ブロック図。
【図7】上記の実施の形態の雨上がり直後のバック時の
ドアガラスの自動ダウン動作を示すタイミングチャー
ト。
【符号の説明】
1 雨滴感知パワーウィンドウ装置 2 オートマチックセレクトレバーポジションスイッチ 3 雨滴センサ 4 制御回路 5 パワーウィンドウモータ 6 パワーウィンドウモータ 7 運転席パワーウィンドウ制御部 8 助手席パワーウィンドウ制御部 9 ドアミラー 10 ドアガラス 11 車速センサ 12 外気温センサ 13 内気温センサ 14 各席ドアスイッチ 15 制御回路 16 エアコン制御部 20 制御回路

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 雨滴センサと、 オートマチックセレクトレバー若しくはマニュアルチェ
    ンジレバーのポジションセンサと、 前記雨滴センサが雨滴を感知し、かつ前記ポジションセ
    ンサが前記レバーのリアポジションセレクトを感知した
    時に、運転席ドア及び助手席ドアのパワーウィンドウを
    所定位置までダウンさせるパワーウィンドウ制御手段と
    を備えて成る雨滴感知パワーウィンドウ装置。
  2. 【請求項2】 雨滴センサと、 前記雨滴センサの出力により、小雨、大雨、豪雨を区別
    する雨量判定手段と、 オートマチックセレクトレバー若しくはマニュアルチェ
    ンジレバーのポジションセンサと、 運転席及び助手席ドアのドアガラスの曇りを除去するた
    めのサイドデフロスターと、 前記雨量判定手段が前記小雨、大雨又は豪雨のいずれか
    の判定をし、かつ前記ポジションセンサが前記レバーの
    リアポジションセレクトを感知した時には、小雨判定
    の場合には、運転席ドア及び助手席ドアのパワーウィン
    ドウを所定位置までダウンさせ、大雨判定の場合に
    は、前記運転席ドア及び助手席ドアのパワーウィンドウ
    をいったんダウンさせた後に略フルアップさせ、豪雨
    判定の場合には、前記サイドデフロスターを起動するパ
    ワーウィンドウ制御手段とを備えて成る雨滴感知パワー
    ウィンドウ装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の雨滴感知パワーウィン
    ドウ装置において、さらに、外気温センサと、車室内気
    温センサと、ドアスイッチと、パワーウィンドウスイッ
    チと、前記雨滴センサにより降雨を感知している期間に
    おける前記ドアスイッチとパワーウィンドウスイッチと
    の動作状態から開閉部開放積算時間を求め、かつ前記外
    気温センサと車室内センサの出力に基づいて車室内外の
    温度差を求め、これらに基づいてドアガラス内側の曇り
    状態を推測する曇り状態推測手段とを備え、 前記パワーウィンドウ制御手段は、前記の豪雨判定の
    場合に、当該曇り状態推測手段が推測する曇りの発生状
    態に応じて前記サイドデフロスターの風量を強弱調整す
    ることを特徴とする雨滴感知パワーウィンドウ装置。
  4. 【請求項4】 雨滴センサと、 外気温センサと、 車室内気温センサと、 ドアスイッチと、 パワーウィンドウスイッチと、 オートマチックセレクトレバー若しくはマニュアルチェ
    ンジレバーのポジションセンサと、 前記雨滴センサにより降雨を感知している期間における
    前記ドアスイッチとパワーウィンドウスイッチとの動作
    状態から開閉部開放積算時間を求め、かつ前記外気温セ
    ンサと車室内センサの出力に基づいて車室内外の温度差
    を求め、これらに基づいてドアガラス内側の曇り状態を
    推測する曇り状態推測手段と、 前記雨滴センサが降雨を感知せず、かつ前記ポジション
    センサが前記レバーのリアポジションセレクトを感知し
    た時に、前記曇り状態推測手段がドアガラスに曇りが発
    生していると推測していれば、運転席ドア及び助手席ド
    アのパワーウィンドウを所定位置までダウンさせるパワ
    ーウィンドウ制御手段とを備えて成る雨滴感知パワーウ
    ィンドウ装置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の雨滴感知パワーウィン
    ドウ装置において、前記曇り状態推測手段がドアガラス
    に曇りが発生していると推測し、かつ前記ポジションセ
    ンサが前記レバーのリアポジションセレクトを感知した
    時に、前記パワーウィンドウ制御手段が前記運転席ドア
    及び助手席ドアのパワーウィンドウをいったんダウンさ
    せた後に略フルアップさせることを特徴とする雨滴感知
    パワーウィンドウ装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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