JPH11172897A - 滑り止め部材及びその製造方法 - Google Patents

滑り止め部材及びその製造方法

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JPH11172897A
JPH11172897A JP9339010A JP33901097A JPH11172897A JP H11172897 A JPH11172897 A JP H11172897A JP 9339010 A JP9339010 A JP 9339010A JP 33901097 A JP33901097 A JP 33901097A JP H11172897 A JPH11172897 A JP H11172897A
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coating
metal member
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molten
inorganic coarse
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JP9339010A
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English (en)
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建宏 ▲濱▼口
Takehiro Hamaguchi
Shinji Yamada
真司 山田
Akira Yamada
山田  晃
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NIKKEN KAKO KOGYO KK
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NIKKEN KAKO KOGYO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 滑り止め部材、及び、粉末塗装法により金属
部材の表面にプラスチック粉末塗料を塗着し、しかるの
ち、その塗膜面に無機質粗粒体を埋設塗着して滑り止め
部材を製造する方法を提供する。 【解決手段】 金属部材(11)の表面に形成されたプ
ラスチック被膜(13)上に、無機質粗粒体(2)を、
その一部が露出するように埋設塗着してなる滑り止め部
材であり、また、金属部材(11)をプラスチック粉末
塗料(12)の融点以上に加熱し、金属部材(11)の
表面に、プラスチック粉末塗料(12)を塗着して溶融
被膜(13−1)を形成したのち、プラスチック被膜
(13)が溶融状態にあるうちに、溶融被膜(13−
1)面に、無機質粗粒体(2)をその一部が露出するよ
うに埋設塗着するか、或いは、該無機質粗粒体(2)の
塗着面を更に粉末塗装し、しかるのち、冷却することを
特徴とする滑り止め部材の製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は滑り止め部材及びそ
の製造方法に係り、特に、滑り止め効果、耐蝕性並びに
耐摩耗性に優れたグレーチング、溝蓋、階段の踏板、床
材やマンホール蓋等に好適に使用することができる滑り
止め部材に関し、また、粉末塗装法により被塗装基材で
ある金属部材の表面にプラスチック粉末塗料を塗着した
のち、その塗膜面に無機質粗粒体を埋設塗着して滑り止
め部材を得るための製造方法に関するものである。
【0002】
【従来技術とその課題】従来、グレーチング、溝蓋、階
段の踏板、金属製床材やマンホール蓋等の室内外で使用
される金属部材には、防蝕性を付与するために、該金属
部材の表面を亜鉛メッキしたり、プラスチック粉末を金
属部材の表面で加熱溶融させて、連続被膜を形成する粉
末塗装法、即ち、流動浸漬法、静電粉末塗装法、溶射法
等により防蝕処理を施すことが行なわれている。
【0003】しかしながら、上記亜鉛メッキを施した金
属部材や、プラスチック粉末塗料が塗着された金属部材
は、その表面が極めて平滑であるために、人や自動車が
立入る場所に取付けられている場合、とりわけ、これが
雨水に曝される室外に設置されている場合には非常に滑
り易くなり、歩行者の転倒や自動車のスリップ事故等の
虞れがあると云う問題があると共に、金属部材の表面に
施されている亜鉛メッキや粉末塗装された被膜は、薄く
且つ比較的摩耗し易い層であるために、経時的に磨り減
り易いと云う問題がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するためのものであって、その要旨は、金属部材の表面
に形成されたプラスチック被膜面に、無機質粗粒体を、
その一部が露出するように埋設塗着してなる滑り止め部
材であり、また、金属部材の表面にプラスチック粉末塗
料を塗着して溶融被膜を形成したのち、該プラスチック
被膜が溶融状態にあるうちに、該被膜面に無機質粗粒体
を、その一部が露出するように埋設塗着するか、或い
は、該無機質粗粒体の塗着面を更に粉末塗装し、しかる
のち、冷却することを特徴とする滑り止め部材の製造方
法である。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づき具体的に説明する。図1は、本発明の一実施例を斜
視図で示し、図2は、図1のX−X線矢視部分を拡大側
断面略図で示し、図3は、流動浸漬法による本発明の製
造例を側断面略図で示し、図4は、無機質粗粒体を溶融
被膜面に塗着する状態を側断面略図で示す。
【0006】本発明は、図1に斜視図で、また、図2乃
至図4に側断面略図で示す如く、金属部材11の表面に
形成されたプラスチック塗装被膜13上に、無機質粗粒
体2を、その一部2−1が露出するように埋設塗着して
なることを特徴とするものであり、また、その製造方法
は、金属部材11をプラスチック粉末塗料12の融点以
上に加熱し、金属部材11の表面に、プラスチック粉末
塗料12を塗着して溶融被膜13−1を形成したのち、
該プラスチック被膜が溶融状態にあるうちに、該被膜1
3−1面に、無機質粗粒体2を、その一部が露出するよ
うに圧着又は吹付け手段により埋設塗着するか、或い
は、該無機質粗粒体2の塗着面を更に粉末塗装し、しか
るのち、冷却することを特徴とするものである。
【0007】本発明により、粉末塗装手段を利用して金
属部材11の表面に塗着したプラスチック被膜13面
に、無機質粗粒体2を、その一部が露出するように強固
に塗着することができるので、グレーチング、溝蓋、階
段の踏板、床材やマンホール蓋等の室内外で使用される
用途に適用すれば、優れた滑り止め効果と防蝕性並びに
耐摩耗性が期待できるものである。
【0008】本発明で使用する金属部材11としては、
鋼板、ステンレス鋼板、亜鉛メッキ処理鋼板、アルミニ
ウム板及び銅板等が好適であるが、これらに拘束される
ことなく使用でき、その厚みは、2〜5mm範囲のもの
が良い。また、その表面をサンドブラスト等で微細な凹
凸を形成することにより粗面化したものが好ましく使用
できる。
【0009】また、本発明で上記金属部材11に塗着す
るプラスチック粉末塗料12としては、低密度ポリエチ
レン、高密度ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオ
レフィン樹脂、ナイロン等のポリアミド樹脂、飽和ポリ
エステル樹脂、ポリ塩化ビニル、ポリカーボネート、塩
素化ポリエーテル等の熱可塑性プラスチック、並びに、
不飽和ポリエステル樹脂やエポキシ樹脂、フッ素樹脂等
の熱硬化性プラスチックが使用できる。
【0010】なお、本発明で溶融被膜13−1面に塗着
する無機質粗粒体2としては、砂、アルミニウム、セラ
ミック、亜鉛、鉄など、高硬度であって耐摩耗性に優れ
た材料が選ばれ、その粒径は、0.1〜2.0mm範囲
のものを使用し得るが、好ましくは、0.5〜1.0m
m範囲のものが好適であり、上記範囲の粒径のものを、
一種類のみ又は二種類以上を混合して使用することがで
きる。上記粒径範囲を下回って0.1mm未満のものの
みでは、滑り防止効果が少なく、また、上記粒径範囲を
上回って2.0mm以上のもののみでは、溶融被膜13
−1が限られた膜厚であるために塗着加工し難く、且
つ、塗着強度が得られないので好ましくない。
【0011】本発明で適用する粉末塗装法には、予熱し
た金属部材11の表面にプラスチック粉末塗料12を塗
着して、均一厚みの溶融被膜13−1を形成する流動浸
漬法や、負に帯電させ接地した金属部材11の表面にプ
ラスチック粉末塗料12を噴射し、該金属部材11にプ
ラスチック粉末塗料12を静電付着させたのち、被着部
材を加熱炉に送り込み、付着したプラスチック粉末塗料
12を溶融させて均一厚みの溶融被膜13−1を形成す
る静電粉末塗装法や、更には、プラスチック粉末塗料1
2を火炎で溶融させながら金属部材11の表面に吹付け
る溶射法等がある。
【0012】上記粉末塗装法で、被塗装基材である金属
部材11の表面にプラスチック粉末塗料12を塗着して
溶融被膜13−1を形成したのち、プラスチック被膜1
3がまだ溶融状態にあるうちに、溶融被膜13−1面に
上記無機質粗粒体2を圧着又は吹付けして、無機質粗粒
体2の一部が溶融被膜13−1から露出するように埋設
塗着することができる。
【0013】また、上記溶融被膜13−1から無機質粗
粒体2が一部露出した状態の塗着面に、更なる粉末塗装
を施すことによって、無機質粗粒体2同士間に新たに溶
融塗膜13−1が形成され、該溶融塗膜13−1によっ
て無機質粗粒体2が、プラスチック被膜13中に確実強
固に塗着される。そして、プラスチック被膜13から一
部露出した状態の無機質粗粒体2は、耐摩耗性に優れた
材質のものを使用するために磨り減り難いと共に、滑り
止め効果が大きく、しかも、更なる粉末塗装により塗膜
厚みが増すので防蝕性も向上するものである。
【0014】
【実施例】以下、実施例について説明するが、本発明は
これに限定されるものではない。 (実施例1)本発明の滑り止め部材として、例えば、上
板1−1を格子状に形成したグレーチング1の例につい
て説明する。即ち、予め、亜鉛メッキされた鋼製のグレ
ーチング用金属部材11を製作し、該金属部材11の全
面をサンドブラスト法で粗面化処理しておく。次いで、
図3に示す如く、加熱炉で300℃に加熱した金属部材
11を流動浸漬槽a内に入れ、矢印方向から吹込み室a
−2へ圧縮空気bを送り込み、多孔質板a−1を通して
槽a内へ吹き込んで、予め槽a内に装填してあった熱可
塑性ポリエステル粉末塗料(融点:230℃)12を流
動化させつつ、該粉末塗料12を上記金属部材11の全
面に溶融塗着させることによって、均一厚みのポリエス
テル樹脂の溶融被膜13−1が形成されたグレーチング
1を得た。
【0015】得られたグレーチング1の溶融被膜13−
1の温度が250℃のまだ溶融状態のときに、図4に示
す如く、倒立したグレーチング1の上板1−1面を、粒
径0.5〜1.0mmの砂又はアルミニウムの粗粒体2
に圧着して、該粗粒体2をグレーチング1の上板1−1
面に埋設塗着した。次いで、粗粒体2を埋設塗着した上
板1−1面を、再び流動浸漬槽a内に入れて流動浸漬し
たのち、水冷して、図1に示すような本発明のグレーチ
ング1が得られた。
【0016】即ち、上記本発明方法により得られたグレ
ーチング1は、図2に、図1のX−X線矢視部分を拡大
して側断面略図で示す如く、金属部材11の全面にプラ
スチック被膜13が形成されており、滑り止めが必要と
される上板1−1面には、無機質粗粒体2の露出部分2
−1がプラスチック被膜13から凸出し、埋設部分2−
2がプラスチック被膜13中に埋設塗着されている。そ
して、無機質粗粒体2が一部露出した状態の塗着面を更
に粉末塗装すると、無機質粗粒体2同士間に新たにプラ
スチック被膜13が形成され、該被膜13によって無機
質粗粒体2が抱持されると共に接着され、且つ、無機質
粗粒体2の埋設部分2−2は、プラスチック被膜13中
に確実強固に塗着されている。
【0017】上記得られたグレーチング1について、塩
水噴霧試験(JIS K5400に準拠、 槽内温度:
35℃、 加湿器温度:47℃ 塩水濃度:5W/V
%)を実施し、防蝕性を評価した結果、4ケ月後であっ
ても発錆が見られず外観品質上の問題が無かった。ま
た、雨天時に、本発明のグレーチング1を屋外に曝して
滑り性のテストを実施した結果、全く滑らないことが判
明したので、歩行者の転倒や自動車のスリップ事故等の
虞れが無くなり実用上の効果が大きい。
【0018】(実施例2)予め、亜鉛メッキされた鋼製
溝蓋(500mm×1,000mm×3.2mm)を製
作したのち、該鋼製溝蓋を酸洗いして全面を粗面化処理
しておく。次いで、加熱炉で220℃に加熱した鋼製溝
蓋を、上記実施例1の如く、流動浸漬槽内に入れ、該槽
の底部の多孔質板を通して圧縮空気を送り込んで、予め
槽内に装填してあったポリエチレン粉末塗料(融点:1
20℃)を流動化させつつ、該粉末塗料を鋼製溝蓋の全
面に溶融付着させることによって、均一厚みの被膜が形
成された溝蓋を得た。
【0019】得られた溝蓋の溶融被膜の温度が180℃
のまだ溶融状態のときに、倒立した溝蓋の上板面を、粒
径0.5〜1.0mmの砂又はアルミニウムの粗粒体に
圧着して、該粗粒体を溝蓋の上板面に埋設塗着した。次
いで、上記粗粒体を埋設塗着した溝蓋の上板面を、再び
流動浸漬槽に入れて流動浸漬したのち、水冷して、滑り
止め処理された溝蓋が得られた。上記得られた本発明の
溝蓋について、上記実施例1と同様の防蝕性と滑り性テ
ストを実施し評価した結果、発錆等の防蝕性並びに滑り
性において実用上の問題は全く無かった。
【0020】(比較例1)上記実施例1と同様に、亜鉛
メッキされた鋼製のグレーチング用金属部材を製作し、
該金属部材の全面をサンドブラスト法で粗面化処理して
おく。次いで、加熱炉で300℃に加熱した金属部材を
流動浸漬槽に入れ、予め槽内に装填してあった熱可塑性
ポリエステル粉体塗料(融点:230℃)を流動化させ
つつ、該粉体塗料を金属部材の全面に溶融付着させるこ
とによって、均一厚みの被膜が形成されたグレーチング
を得た。
【0021】上記得られたグレーチングについて、実施
例1及び2と同様に、塩水噴霧試験を実施して防蝕性を
評価した結果、4ケ月後であっても発錆は見られないも
のの、滑り性テストの結果滑り易いことが判明したの
で、歩行者の転倒や自動車のスリップ事故等の発生が懸
念されるなど実用上に問題がある。
【0022】上述の如く、本発明は、粉末塗装法で被塗
装基材である金属部材11の表面にプラスチック粉末塗
料12を塗着して溶融被膜13−1を形成したのち、プ
ラスチック被膜13がまだ溶融状態にあるうちに、防滑
処理が必要とされる上板1−1の溶融被膜13−1面
に、無機質粗粒体2を圧着又は吹付けして、無機質粗粒
体2の一部が溶融被膜13−1から露出するように埋設
塗着することができる。
【0023】また、上記溶融被膜13−1から無機質粗
粒体2が一部露出した状態の塗着面に、更なる粉末塗装
を施すことによって、無機質粗粒体2の露出部分2−1
の表面には溶融塗膜13−1が形成されずに、無機質粗
粒体2同士間に新たに溶融塗膜13−1が形成され、該
溶融塗膜13−1によって無機質粗粒体2が抱持される
と共に接着されるので、無機質粗粒体2の埋設部分2−
2は、プラスチック被膜13中に確実強固に塗着され
る。そして、プラスチック被膜13から一部露出した状
態の無機質粗粒体2は、表面硬度が大きく摩耗に耐える
材質であるために、経時的に磨り減り難いと共に、滑り
止め効果が大きく、しかも、再度、無機質粗粒体2の一
部埋設面を粉末塗装すれば、塗膜厚みも増すので防蝕性
が大きくなるものである。
【0024】
【発明の効果】本発明は上記構成よりなるので下記効果
を奏する。即ち、本発明では、粉末塗装手段を利用して
金属部材の表面に塗着したプラスチック被膜に、耐摩耗
性に優れた無機質粗粒体を圧着又は吹付けて、その一部
が露出するように均等且つ強固に埋設塗着することがで
きるので、滑り防止性、防蝕性並びに耐摩耗性が要求さ
れるグレーチング、溝蓋、階段の踏板、床材やマンホー
ル蓋等の用途に好適な滑り止め部材を得ることができる
と云う効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を斜視図で示す。
【図2】図1のX−X線矢視部分を拡大側断面略図で示
す。
【図3】流動浸漬法による本発明の製造例を側断面略図
で示す。
【図4】無機質粗粒体を溶融被膜面に塗着する状態を側
断面略図で示す。
【符号の説明】
1 グレーチング 1−1 上板 11 金属部材 12 プラスチック粉末塗料 13 プラスチック被膜 13−1 溶融被膜 2 無機質粗粒体 2−1 露出部分 2−2 埋設部分 a 流動浸漬装置 a−1 多孔質板 a−2 吹込み室 b 圧縮空気

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属部材の表面に形成されたプラスチッ
    ク被膜上に、無機質粗粒体を、その一部が露出するよう
    に埋設塗着してなることを特徴とする滑り止め部材。
  2. 【請求項2】 金属部材をプラスチック粉末塗料の融点
    以上に加熱し、流動浸漬法により、前記金属部材の表面
    に、プラスチック粉末塗料を塗着して溶融被膜を形成し
    たのち、該プラスチック被膜が溶融状態にあるうちに、
    無機質粗粒体をその一部が露出するように圧着又は吹付
    け手段により、前記溶融被膜に埋設塗着するか、或い
    は、該無機質粗粒体の塗着面を再度流動浸漬し、しかる
    のち、冷却することを特徴とする滑り止め部材の製造方
    法。
  3. 【請求項3】 金属部材の表面にプラスチック粉末塗料
    を静電付着したのち、該被着部材を加熱して金属部材の
    表面に溶融被膜を形成し、該溶融被膜が溶融状態にある
    うちに、無機質粗粒体を、その一部が露出するように圧
    着又は吹付け手段により、前記溶融被膜に埋設塗着し、
    しかるのち、冷却することを特徴とする滑り止め部材の
    製造方法。
  4. 【請求項4】 金属部材の表面に、プラスチック粉末塗
    料を火焔で吹付け溶射して、金属部材の表面に溶融被膜
    を形成したのち、該溶融被膜面に、無機質粗粒体をその
    一部が露出するように埋設塗着するか、或いは、該無機
    質粗粒体の塗着面を再度溶射し、しかるのち、冷却する
    ことを特徴とする滑り止め部材の製造方法。
  5. 【請求項5】 無機質粗粒体が、砂、アルミニウム、セ
    ラミック、亜鉛、鉄から選ばれた一種又は二種以上の混
    合物からなることを特徴とする請求項1記載の滑り止め
    部材。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6740355B2 (en) * 2001-09-14 2004-05-25 Knittel Engraving Co. Inc. Article having a no-slip surface and method of applying same
KR101035474B1 (ko) * 2010-11-26 2011-05-18 주식회사 보국산업 친환경 그레이팅
JP2014124585A (ja) * 2012-12-26 2014-07-07 Totetsu Kogyo Co Ltd 金属薄板の粗面形成方法,及び前記方法により粗面が形成された金属薄板

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JP2014124585A (ja) * 2012-12-26 2014-07-07 Totetsu Kogyo Co Ltd 金属薄板の粗面形成方法,及び前記方法により粗面が形成された金属薄板

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