JPH11172031A - 架橋発泡体 - Google Patents
架橋発泡体Info
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- JPH11172031A JPH11172031A JP9363099A JP36309997A JPH11172031A JP H11172031 A JPH11172031 A JP H11172031A JP 9363099 A JP9363099 A JP 9363099A JP 36309997 A JP36309997 A JP 36309997A JP H11172031 A JPH11172031 A JP H11172031A
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- Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
縮率が小さく、靴底材料に適した低コストの架橋発泡体
を提供すること。 【解決手段】(A)ビニル結合含有量が70%以上、結
晶化度が5%以上、固有粘度〔η〕(トルエン溶媒中、
30℃で測定)が0.5dl/g以上のl,2−ポリブ
タジエン、(B)天然ゴム、上記(A)の1,2−ポリ
ブタジエンを除くジエン系合成ゴム、及び芳香族ビニル
化合物と共役ジエン化合物とのブロック共重合体から選
択された少なくとも1種〔ここで、(A)成分と(B)
成分の重量割合は30/70〜90/10((A)/
(B))である〕、(C)発泡剤、並びに(D)架橋剤
を含有するゴム組成物から、射出成形法又はトランスフ
ァー成形法により架橋発泡させて得られる架橋発泡体が
提供される。
Description
1,2−ポリブタジエン及びその他の特定のジエン系ゴ
ムを用いた発泡体用ゴム組成物から射出成形法又はトラ
ンスファー成形法により得られる、靴底材料に好適な架
橋発泡体に関する。
の目的から発泡体が多く使用されている。現在、発泡体
から靴底材料を製造する方法としては、発泡体を従来か
ら用いられている加硫プレス機を使用して、 板状金型を使用して板状発泡体を生産し、靴底形状に
打ち抜く、 靴底形状の金型を使用して発泡し、その後にサイズ調
整の日的から更に靴底形状に打ち抜く、 方法等が用いられている。これらの方法は、少量多品種
の生産には適しているが、大量生産には適していない。
これは、靴底材料のコスト上昇の原因となっている。
て、エチレン−ビニルアセテート共重合体(EVA)、
天然ゴム、合成ゴム等を使用した架橋発泡体が知られて
いる。 この中で、EVAを使用した架橋発泡体は、使
用中の変形(ヘタリ)が大きく、同時に靴底材料として
最も重要である耐ウエットスキッド性が十分でない。一
方、天然ゴム、スチレン−ブタジエンゴム、ポリブタジ
エンゴム等の合成ゴムを使用したゴム系の架橋発泡体
は、ヘタリ及び耐ウエットスキッド性はEVA発泡体よ
りは良好であるが、架橋発泡後の製品の収縮が大きく、
製品のサイズバラツキによる不良率が高く靴底材料のコ
ストアップ要因となり、コストを低下させることが要請
されている。
エットスキッド性に優れ、架橋発泡後の収縮率が小さ
い、靴底材料に適した低コストの架橋発泡体を提供する
ことにある。
を達成すべく研究した結果、ゴム成分として、従来用い
られていた天然ゴム、合成ゴムと特定の1,2−ポリブ
タジエンを組み合わせた発泡体用ゴム組成物を、射出成
形機又はトランスファー成形機を用いて、金型内に充填
し、該金型内で架橋、発泡することにより、低コスト
で、耐ウエットスキッド性に優れ、収縮率の小さい架橋
発泡体が得られること及び該組成物は流動性に優れ、射
出成形工程又はトランスファー成形工程及び架橋発泡工
程を良好に行えることを知見し、本発明を完成するに至
った。
が提供されて、本発明の上記目的が達成される。 〔1〕(A)ビニル結合含有量が70%以上、結晶化度
が5%以上、固有粘度〔η〕(トルエン溶媒中、30℃
で測定)が0.5dl/g以上のl,2−ポリブタジエ
ン(以下、単に「1,2−PBD」ともいう)、(B)
天然ゴム、上記(A)の1,2−ポリブタジエンを除く
ジエン系合成ゴム、及び芳香族ビニル化合物と共役ジエ
ン化合物とのブロック共重合体から選択された少なくと
も1種〔ここで、(A)成分と(B)成分の重量割合は
25/75〜90/10((A)/(B))である〕、
(C)発泡剤、並びに(D)架橋剤を含有するゴム組成
物から射出成形法又はトランスファー成形法により架橋
発泡させて得られた架橋発泡体。以下本発明を詳述する
が、それにより本発明の他の目的、利点及び効果が明ら
かとなるであろう。
−ポリブタジエンは、ビニル結合含有量が70%以上好
ましくは85%以上、結晶化度は5%以上、好ましくは
10〜40%である。また、分子量は、広い範囲にわた
って選択可能であるが、〔η〕(トルエン溶媒中、30
℃で測定)が0.5dl/g以上、特には1.0〜3.0
dl/gの範囲の1,2−ポリブタジエンが好ましい。
と、後記する(B)成分であるゴムとを特定割合で組み
合わせることにより得られるゴム組成物は流動性に優れ
るので、射出成形機又はトランスファー成形機を用い
て、金型内に該ゴム組成物をスムーズに充填することが
可能である。しかも、金型を加熱することにより得られ
る架橋発泡体は、高発泡倍率であって、均一で微細な泡
構造を有する。このような加熱発泡体からなる靴底材料
は、耐ウエットスキッド性に優れている。
(B)成分は、天然ゴム、上記(A)の1,2−ポリブ
タジエンを除くジエン系合成ゴム(以下、天然ゴムを含
めて単に「ジエン系ゴム」ともいう)、及び芳香族ビニ
ル化合物と共役ジエン化合物とのブロック共重合体(以
下、単に「TR」ともいう)から選択される少なくとも
1種である。
天然ゴム、ポリイソプレンゴム、ポリブタジエンゴム、
スチレン−ブタジエンゴム、アクリロニトリル−ブタジ
エンゴム、クロロプレンゴム等が挙げられる。これらの
うち好ましいジエンゴムは、天然ゴム、及びポリイソプ
レンゴム(IR)である。
共役ジエン化合物とのブロック共重合体(TR)は、常
温で熱力学的にゴム状態のポリマーブロック(ソフトセ
グメント)とガラス状態や結晶状態のポリマーブロック
(ハードセグメント)からなり、架橋しなくても常温で
は従来の架橋ゴムと類似した物性を有し、加工温度で
は、従来のプラスチックと同様の流動性を示すポリマー
である。TRのソフトセグメントは共役ジエンブロック
又はその水素化物から構成され、ハードセグメントは芳
香族ビニル化合物ブロックから構成されている。また、
TRのソフトセグメントとハードセグメントとの重量割
合(ソフト/ハード)は、90/10〜10/90、特
には80/20〜40/60が好ましい。
ブタジエンブロック共重合体,ポリスチレン−ポリブタ
ジエン−ポリスチレンブロック共重合体,ポリスチレン
−ポリ(スチレン−ブタジエン/ランダム)−ポリスチ
レンブロック共重合体,ポリスチレン−ポリイソプレン
ーポリスチレンブロック共重合体,上記ブロック共重合
体のスチレンの一部又は全部をα‐メチルスチレンで置
換したブロック共重合体、及びこれらブロック共重合体
の水素化物を挙げることができる。
量割合((A)/(B))は、25/75〜90/10
が好ましく、更に好ましくは35/65〜75/25で
ある。(A)成分と(B)成分の重量割合が上記範囲で
あることにより、上記利点が好ましく発揮され、更に高
発泡倍率においても、高強度を有する発泡体が得られ
る。 本発明の発泡体の発泡倍率は、特に制限はない
が、靴底材料用として用いる場合には1.1〜5.0倍
の範囲のものが好適である。
物には、(C)発泡剤が配合される。発泡剤としては、
それ自体公知の無機又は有機発泡剤を用いることができ
る。発泡剤の具体例として、重炭酸ナトリウム、重炭酸
アンモニウム、塩化アンモニウム、炭酸ナトリウム、炭
酸アンモニウム、アゾジカルボンアミド、ジニトロソペ
ンタメチレンテトラミン、ジニトロソテレフタルアミ
ド、アゾビスイソブチロニトリル、アゾジカルボン酸バ
リウム、トルエンスルホニルヒドラジド等のスルホニル
ヒドラジド類等を挙げることができる。なかでも、アゾ
ジカルボンアミド,ジニトロソペンタメチレンテトラミ
ン、スルホニルヒドラシド類がより好ましいものであ
る。これらの発泡剤は尿素,尿素誘導体等の公知の発泡
助剤と併用してもよい。
成分の合計量100重量部に対して、0.5〜30重重
部が好ましく,1〜15重量部がより好ましい。発泡剤
の使用量が少ないと発泡倍率が低い発泡体しか得られ
ず,30重量部より多いと発泡剤の分解によって発生す
るガスが多くなり、ガス圧が異常に高くなり過ぎて待ら
れる発泡体に亀裂が生しることがある。
物には、(D)架橋剤が配合される。該架橋発泡におけ
る架橋は、通常の方法,例えば硫黄−促進剤系あるいは
有機過酸化物等を用いた方法により架橋を行なうことが
できる。
(A)成分と(B)成分の合計量100重量部に対して、好
ましくは0、3〜3重量部、より好ましくは1〜1.5
重量部である。また、促進剤としては、特に制限はな
く、一般にゴムの架橋に用いられているものが使用でき
る。促進剤の例としては、グアニジン系、アルデヒド−
アミン系、アルデヒド−アンモニア系、チアゾール系、
スルフェンアミド系、チオ尿素系、チウラム系、ジチオ
カルバメート系等を挙げることができる。これらは、1
種単独で又は2種以上を組み合わせて使用することがで
きる。促進剤の配合量は、(A)成分と(B)成分の合
計100重量部に対して、好ましくは0.5〜5重量
部、より好ましくは1.5〜4重量部である。
一般にゴムの架橋に用いられているものが使用できる。
好ましい具体例として、ジ−t−ブチルパーオキシ−
3,3,5−トリメチルシクロヘキサン,ジクミルパーオ
キナイド、n−ブチル(4,4−ビス−t−ブチルパー
オキシ)バレレート、α,α'−ジ−t−ブチルパーオ
キシ−ジ−p−ジイソプロピルべンゼン、1,1−ビス
(t−ブチルパーオキシ)シクロドデカン、2,5−ジメ
チル−2,5−ジ(t−ブチルパーオキシ)ヘキサン、
2,5−ジメチル−2,5−ジ(t−ブチルパーオキシ)
ヘキシンなどを挙げることができ、なかでもシクミルパ
ーオキサイド、α,α'−ジ−t−ブチルパーオキシ−
ジ−p−ジイソプロピルべンゼン、n−ブチル(4,4
−ビス−t−ブチルパーオキシ)バレレートがより好ま
しい。有機過酸化物の使用量は,ポリマ一合計量100
重重部に対して、有効官能基1個換算で、0.05〜3
重量部が好ましく、0.1〜1.0重量部がより好まし
い。有機過酸化物の使用量が過少な場合は架橋密度が低
く、架橋発泡体の機械強度が不十分となり、一方該使用
量が過多な場合は加硫成形時の発泡、架橋発泡体の伸び
の低下等の不都合を生じることがある。
率を向上させるため、公知の架橋助剤を使用する場合に
は、硫黄、p−キノンジオキシム、p−ベンゾキノンジ
オキシム、N,N'−m−フェニレンジマレイミド、ジ
ペンタメチレンチウラムペンタスルフィド、トリアリル
シアヌレート、トリアリルイソシアヌレート、エチレン
グリコールジメタクリレート、ジエチレングリコールジ
メタタリレート、ポリエチレンジメタクリレート、ネオ
ペンチルグリコールジメタクリレート、トリメチロール
プロパントリアクリレート、エリスリトールテトラメタ
クリレート、トリメチロールプロパントリメタクリレー
ト、トリメタクリレート、ジメタクリレート、ジビニル
アジペート、液状ポリブタジエンゴム、マグネシウムジ
アクリレート、亜鉛アクリレート、スタナスアクリレー
ト、メタクリル酸亜鉛、メタクリル酸マグネシウムジメ
タクリル酸亜鉛等の架橋助剤を配合することができる。
これらは単独で又は2種以上を組み合わせて使用するこ
とができる。架橋助剤の配合量は、ゴム成分100重量
部に対して、通常0.5〜20重量部である。
般のゴム組成物に配合される他の配合剤、すなわち加硫
促進助剤、加硫活性剤、加硫遅延剤、充填剤、老化防止
剤、加工助剤、軟化剤等を適宜添加しても差支えない。
他の成分を混合して発泡体用のゴム組成物を調製する方
法は、特に制限はなく、バンバリー型ミキサー、加圧二
ーダー、オープンロール等一般のゴム配合に使用される
混練装置を用いた混合法でよく、70〜130℃の範囲
の温度で混合するのが好ましい。
給するゴム組成物の形状には、特に制限なく、例えぱリ
ボン状、角ペレット状、丸ペレット状等使用する成形機
に適した形状でよい。
性樹脂用あるいはゴム用に使用されている、シリンダ
ー,ノズル,金型各部に温度調節器を有している射出成
形機又はトランスファー成形機が用いられる。これら成
形機の温度条件は、ゴム組成物により異なるが、通常、
シリンダー部を70〜100℃に、ノズル部を80〜1
20℃に、金型部を140〜200℃に設定するのが好
ましい。
3〜10分間加熱することにより、所定形状の金型内で
発泡剤が分解してガスが発生し、且つゴム成分が架橋す
ることにより進行する。金型の型締圧は、発泡剤の分解
によって発生するガスの膨張圧に勝る圧力が必要であ
り、通常は金型のキャビティーにかかる比圧は7Mpa
以上とするのが好ましい。比圧が低いと成形品の気泡径
が大きくなると共に、発泡体にバリが発生し、外観が悪
くなる。所定時間加熱、加圧した後、金型を開くことに
より製品である架橋発泡体が得られる。
靴底材料として好適に用いることができる。また、その
他、工業用品、緩衝材料、包装材料等に使用することが
できる。また、本発明の架橋発泡体は、寸法精度に優
れ,耐久性、クッシヨン性にも優れており、熱成型スポ
ンジにも応用できる。ここで熱成型スポンジとは,発泡
体を所要の形状に予備段断し,発泡体に使用される1、
2‐PBD及びTRの融点以上,好ましくは100〜1
50℃に加熱された金型内て加熱加圧し,発泡体の外安
面に強固な融解皮膜を形成させた後,金型を冷却して発
泡体を取り出すことにより作製されるものである。
が、本発明の範囲は実施例に制限されるものではない。 <基礎物牲試験> (1)試料の作製方法 射出成形機:株式会社 松田製作所製 100N−50GS−P使用 金型:8×150×250mm 成形条件:(実施例l〜3及び比較例2) シリンダー温度:80℃、ノズル温度:95℃、 金型温度:170℃、成形時間:7分 (比較例1) シリンダー温度:70℃、ノズル温度:85℃、 金型温度:150℃、成形時間:8分
ンシ硬度計)により測定した。 (4)M100〔100%引張応力、Mpa)〕 JlS K6301に準拠した方法で測定した。 (5)TB〔破断強度(Mpa)〕 JlS K6301に準拠した方法で測定した。 (6)EB〔破断伸び(%)〕 JlS K6301に準拠した方法で測定した。 (7)TR−B〔引裂強度(KN/m)〕 JlS K6301に準拠した方法で測定した。
の平均値に対するバラツキを算出して下記4段階評価を
おこなった。 ◎製晶のサイズバラツキ=±l.5%以下 ○製品のサイズバラツキ=±1.6〜3% △製晶のサイズバラツキ=±3.1〜5% ×製品のサイズバラツキ=±5.l%以上
した。 測定温度:110℃, 予熱時間:5分 使用ダイ:l×2mm(D×L), 荷重:100Kg
ec 結果を下記のA値で表示した。 A=(路面と試料の接触時のトルク値)÷(接触時の荷重) Aが大きい方が耐スキッド性良好(スベリ難い)
で、加圧ニーダーを用いて混練して、ゴム組成物を調製
し、上記の評価を行った。結果を表2に示した。なお、
実施例で用いた、表1に記載される各成分は下記のとお
りである。 JSR RB830 :1,2−PBD(ジェイエスア
ール社製) JSR BR01 :ポリブタジエンゴム(ジェイエ
スアール社製) JSR lR2200:ポリイソプレンゴム(ジェイエ
スアール社製) JSR TR2000:TR(ジェイエスアール社製) ニップシール VN3:湿式法ホワイトカーボン(日本
シリカ社製) PEG #4000 :ポリエチレングリコール(第一
工業社製) 老化防止剤 TNP :(大内新興化学社製) 酸化チタン(アナターゼ型):(石原産業社製) 発泡剤 ビニホール FZ80:(永和化成工業社製) 架橋剤 パーカドックス 14/40:(化薬アクゾ社
製)
で、実施例1と同様にして、ゴム組成物を調製し、上記
の評価を行った。結果を表4に示した。なお、比較例で
用いた、表3に記載される各成分は下記のとおりであ
る。 JSR 0051 :ハイスチレンゴム(ジェイエスア
ール社製) NR(Rss#3) :天然ゴム EVA 633 :エチレン−ビニルアセテート共重
合体(東ソー社製) 酸化亜鉛 2種 :(白水化学社製) ニップシール VN3:湿式法ホワイトカーボン(日本
シリカ社製) 軽炭(シルバーW):(白石工業社製) ナフテン系オイル :ダイアナプロセスオイルNM−2
80(出光興産社製) 老化防止剤 BHT:(精工化学社製) 酸化チタン(アナターゼ型):(石原産業社製) 粉末イオウ:(鶴見化学社製) 促進剤 MBTS:(大内新興化学社製) 発泡剤 セルラーD:(永和化成工業社製) 発泡剤 ビニホール FZ-80:(永和化成工業社製) 発泡助剤 セルペースト K#5:(永和化成工業社製) 架橋剤 パーカドックス 14/40:(化薬アクゾ社製)
る。実施例1〜3のゴム組成物は流動性に優れると共
に、該組成物から得られる架橋発泡体は、耐スキッド性
及び収縮率に優れ、しかも金型の意匠が鮮明に製品に転
写されており、また製品のサイズバラツキも非常に少な
い。従って、製品の商品価値は高く、大量生産に適して
いる。一方、比較例1のゴム組成物は、流動性に劣り、
該組成物から得られる架橋発泡体は収縮率に劣り、しか
も金型の意匠が鮮明に製品に転写されておらず、また製
品のサイズバラツキも大きい。比較例2の組成物から得
られる架橋発泡体は、収縮率に優れ、金型の意匠の転写
性は良いが、耐スキッド性に劣り、製品のサイズバラツ
キがやや大きい。
ッド性に優れ、架橋発泡後の収縮率が小さく、靴底材料
に適し、しかも低コストである。
Claims (1)
- 【請求項1】 (A)ビニル結合含有量が70%以上、
結晶化度が5%以上、固有粘度〔η〕(トルエン溶媒
中、30℃で測定)が0.5dl/g以上のl,2−ポ
リブタジエン、(B)天然ゴム、上記(A)の1,2−
ポリブタジエンを除くジエン系合成ゴム、及び芳香族ビ
ニル化合物と共役ジエン化合物とのブロック共重合体か
ら選択された少なくとも1種〔ここで、(A)成分と
(B)成分の重量割合は25/75〜90/10
((A)/(B))である〕、(C)発泡剤、並びに
(D)架橋剤を含有するゴム組成物から、射出成形法又
はトランスファー成形法により架橋発泡させて得られた
架橋発泡体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9363099A JPH11172031A (ja) | 1997-12-15 | 1997-12-15 | 架橋発泡体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9363099A JPH11172031A (ja) | 1997-12-15 | 1997-12-15 | 架橋発泡体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11172031A true JPH11172031A (ja) | 1999-06-29 |
Family
ID=18478504
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9363099A Pending JPH11172031A (ja) | 1997-12-15 | 1997-12-15 | 架橋発泡体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11172031A (ja) |
-
1997
- 1997-12-15 JP JP9363099A patent/JPH11172031A/ja active Pending
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