JPH11171461A - 乗客コンベア用踏板の清掃兼安全装置 - Google Patents
乗客コンベア用踏板の清掃兼安全装置Info
- Publication number
- JPH11171461A JPH11171461A JP36858097A JP36858097A JPH11171461A JP H11171461 A JPH11171461 A JP H11171461A JP 36858097 A JP36858097 A JP 36858097A JP 36858097 A JP36858097 A JP 36858097A JP H11171461 A JPH11171461 A JP H11171461A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- riser plate
- tread
- step tread
- gap
- contact body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Escalators And Moving Walkways (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】簡単な構成で隣接踏板間の清掃と安全性の向上
を図り得る乗客コンベア用踏板の清掃兼安全装置を提供
する。 【構成】踏板１、４の前部に配置される注意帯１Ｄ、４
Ｃの先端部に、隣接踏板との隙間ｇを塞ぐように前方に
突出する摺接体３Ｃ、５Ａからなる清掃兼安全装置３、
５を設けた。
を図り得る乗客コンベア用踏板の清掃兼安全装置を提供
する。 【構成】踏板１、４の前部に配置される注意帯１Ｄ、４
Ｃの先端部に、隣接踏板との隙間ｇを塞ぐように前方に
突出する摺接体３Ｃ、５Ａからなる清掃兼安全装置３、
５を設けた。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、エスカレーターや動く
歩道等の乗客コンベア用踏板の清掃兼安全装置に関す
る。
歩道等の乗客コンベア用踏板の清掃兼安全装置に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】一般に、エスカレーターや動く歩道の踏
板には、清掃装置を装備する実例はなく、これに類する
発明例としては、特開昭４９−１１２３８４号公報に示
されている単なる刷毛体による蹴上げ板清掃方法があ
る。また、踏板前部と隣接踏板との構成は、特開昭５５
−６１５８６号公報に開示されたものが知られている。
板には、清掃装置を装備する実例はなく、これに類する
発明例としては、特開昭４９−１１２３８４号公報に示
されている単なる刷毛体による蹴上げ板清掃方法があ
る。また、踏板前部と隣接踏板との構成は、特開昭５５
−６１５８６号公報に開示されたものが知られている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】最近の清潔指向の一環
としてエスカレーターの美観、特に踏板後面の蹴上げ板
の常時清掃が求められ始めている。しかしながら、上記
公知例の前者の清掃方法では、刷毛体の寿命時点におい
て、踏板全ての脱着作業を要し、保守管理上の隘路とな
っていた。また、上記公知例の後者のものは、隣接する
踏板と踏板相互の隙間に足先が挟まれるという安全上の
問題があるなど、従来、この保守管理面と安全面の問題
を一挙に解決するための提案及び方策はなかった。
としてエスカレーターの美観、特に踏板後面の蹴上げ板
の常時清掃が求められ始めている。しかしながら、上記
公知例の前者の清掃方法では、刷毛体の寿命時点におい
て、踏板全ての脱着作業を要し、保守管理上の隘路とな
っていた。また、上記公知例の後者のものは、隣接する
踏板と踏板相互の隙間に足先が挟まれるという安全上の
問題があるなど、従来、この保守管理面と安全面の問題
を一挙に解決するための提案及び方策はなかった。
【０００４】本発明の目的とするところは、簡単な構成
で隣接踏板間の清掃と安全増しを図り得る乗客コンベア
用踏板の清掃兼安全装置を提供することにある。
で隣接踏板間の清掃と安全増しを図り得る乗客コンベア
用踏板の清掃兼安全装置を提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、無端状に連結されて移動する乗客コンベ
アの踏板において、前記踏板の前部に配置される注意帯
の先端部に、前記隣接踏板との隙間を塞ぐように前方に
突出する摺接体を設け、隣接踏板の後面を清掃するとと
もに、踏板相互間における安全増しを図る構成としたも
のである。
成するために、無端状に連結されて移動する乗客コンベ
アの踏板において、前記踏板の前部に配置される注意帯
の先端部に、前記隣接踏板との隙間を塞ぐように前方に
突出する摺接体を設け、隣接踏板の後面を清掃するとと
もに、踏板相互間における安全増しを図る構成としたも
のである。
【０００６】
【作用】本発明による乗客コンベア用踏板の清掃兼安全
装置は、上記のように踏板先端部に設けられた摺接体が
隣接踏板と摺接し、相互隙間を埋めるので、清掃の実行
と足先の挟まれ防止に寄与できる。
装置は、上記のように踏板先端部に設けられた摺接体が
隣接踏板と摺接し、相互隙間を埋めるので、清掃の実行
と足先の挟まれ防止に寄与できる。
【０００７】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
面によって説明する。図１は、無端状に連結されて移動
するエスカレーター式踏段列の中の踏板１を斜視的に示
したもので、この踏板１相互は傾斜路において案内レー
ル２に支えられて所定段差Ｈ、乗降口（図示省略）にお
いて、段差なし（Ｈ＝０）の状態となるように上下方向
に相対運動する仕組みになっている。さらに、踏板１同
士は、図１のＩ−Ｉ線に沿う断面図である図２に示した
ように、後段の乗客が立つ踏板部１Ａの先端に配置され
た注意帯１Ｄとその前部の蹴上げ板１Ｂとは溝深さｎ部
分においてδ（数ミリメートル）だけ噛み合って凹凸係
合している。ここで、本発明の踏板１は、踏板部１Ａの
先端にビス１Ｃで着脱自在に固定された注意帯１Ｄの前
部の、隣接する蹴上げ板１Ｂの全幅方向にわたって突出
する先端部１ＤＤに植立部３Ａと突出部３Ｂからなる摺
接体３Ｃを主部材とする清掃兼安全装置３が設けられ、
これが、隣接する蹴上げ板１Ｂに常時接触して自動清掃
を行うと共に、踏板部１Ａと蹴上げ板１Ｂとの相互隙間
ｇ（符号ｎ−δ分）を塞いで、ここへの足先の浸入を阻
止し挟まれ事故を防止するものである。また、この摺接
体３Ｃが摩滅して寿命に至った場合は、踏板１の表面側
からビス１Ｃを脱着し、摺接体３Ｃの植立し直し、ある
いは注意帯１Ｄと共に新品と交換して保守管理対応する
ものである。
面によって説明する。図１は、無端状に連結されて移動
するエスカレーター式踏段列の中の踏板１を斜視的に示
したもので、この踏板１相互は傾斜路において案内レー
ル２に支えられて所定段差Ｈ、乗降口（図示省略）にお
いて、段差なし（Ｈ＝０）の状態となるように上下方向
に相対運動する仕組みになっている。さらに、踏板１同
士は、図１のＩ−Ｉ線に沿う断面図である図２に示した
ように、後段の乗客が立つ踏板部１Ａの先端に配置され
た注意帯１Ｄとその前部の蹴上げ板１Ｂとは溝深さｎ部
分においてδ（数ミリメートル）だけ噛み合って凹凸係
合している。ここで、本発明の踏板１は、踏板部１Ａの
先端にビス１Ｃで着脱自在に固定された注意帯１Ｄの前
部の、隣接する蹴上げ板１Ｂの全幅方向にわたって突出
する先端部１ＤＤに植立部３Ａと突出部３Ｂからなる摺
接体３Ｃを主部材とする清掃兼安全装置３が設けられ、
これが、隣接する蹴上げ板１Ｂに常時接触して自動清掃
を行うと共に、踏板部１Ａと蹴上げ板１Ｂとの相互隙間
ｇ（符号ｎ−δ分）を塞いで、ここへの足先の浸入を阻
止し挟まれ事故を防止するものである。また、この摺接
体３Ｃが摩滅して寿命に至った場合は、踏板１の表面側
からビス１Ｃを脱着し、摺接体３Ｃの植立し直し、ある
いは注意帯１Ｄと共に新品と交換して保守管理対応する
ものである。
【０００８】一方、図２のエスカレーター方式の踏板１
と異なり、相互段差（図１の符号Ｈ）のない動く歩道の
踏板４について図３を用いて説明すれば、踏板部４Ａの
前部にビス４Ｂで固定された注意帯４Ｃの先端部４ＣＣ
に植立された摺接体５Ａからなる清掃兼安全装置５を設
けている。そして、隣接する踏板部４Ｄとδａだけ噛み
合い、隙間δｂを有する凹凸係合部の足先が進入しやす
い危険な間隔を塞ぐ構成となっていて上記と同様に清
掃、安全増し及び保守管理対応を図る構成となってい
る。
と異なり、相互段差（図１の符号Ｈ）のない動く歩道の
踏板４について図３を用いて説明すれば、踏板部４Ａの
前部にビス４Ｂで固定された注意帯４Ｃの先端部４ＣＣ
に植立された摺接体５Ａからなる清掃兼安全装置５を設
けている。そして、隣接する踏板部４Ｄとδａだけ噛み
合い、隙間δｂを有する凹凸係合部の足先が進入しやす
い危険な間隔を塞ぐ構成となっていて上記と同様に清
掃、安全増し及び保守管理対応を図る構成となってい
る。
【０００９】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による乗客
コンベア用踏板の清掃兼安全装置によれば、摺接体によ
る自動清掃、隙間埋めによる安全性向上、保守作業の簡
易対応を図ることができる。
コンベア用踏板の清掃兼安全装置によれば、摺接体によ
る自動清掃、隙間埋めによる安全性向上、保守作業の簡
易対応を図ることができる。
【図１】本発明の一実施例による踏板の斜視図。
【図２】図１のＩ−Ｉ線に沿う断面図。
【図３】他の実施例を説明する図２相当の断面図。
１，４…踏板、１Ａ，４Ａ，４Ｄ…踏板部、１Ｂ…蹴上
げ板、１Ｃ，４Ｂ…ビス、１Ｄ，４Ｃ…注意帯、１Ｄ
Ｄ，４ＣＣ…先端部、２…案内レール、３，５…清掃兼
安全装置、３Ａ…植立部、３Ｂ…突出部、３Ｃ，５Ａ…
摺接体
げ板、１Ｃ，４Ｂ…ビス、１Ｄ，４Ｃ…注意帯、１Ｄ
Ｄ，４ＣＣ…先端部、２…案内レール、３，５…清掃兼
安全装置、３Ａ…植立部、３Ｂ…突出部、３Ｃ，５Ａ…
摺接体
Claims (1)
- 【請求項１】無端状に連結されて移動する乗客コンベア
の踏板において、前記踏板の前部に配置される注意帯の
先端部に、隣接踏板との隙間を塞ぐように前方に突出す
る摺接体を設けたことを特徴とする乗客コンベア用踏板
の清掃兼安全装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP36858097A JPH11171461A (ja) | 1997-12-08 | 1997-12-08 | 乗客コンベア用踏板の清掃兼安全装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP36858097A JPH11171461A (ja) | 1997-12-08 | 1997-12-08 | 乗客コンベア用踏板の清掃兼安全装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11171461A true JPH11171461A (ja) | 1999-06-29 |
Family
ID=18492198
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP36858097A Pending JPH11171461A (ja) | 1997-12-08 | 1997-12-08 | 乗客コンベア用踏板の清掃兼安全装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11171461A (ja) |
-
1997
- 1997-12-08 JP JP36858097A patent/JPH11171461A/ja active Pending
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