JPH11171122A - 物品を包装する方法、包装機、およびカートン - Google Patents

物品を包装する方法、包装機、およびカートン

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JPH11171122A
JPH11171122A JP10280923A JP28092398A JPH11171122A JP H11171122 A JPH11171122 A JP H11171122A JP 10280923 A JP10280923 A JP 10280923A JP 28092398 A JP28092398 A JP 28092398A JP H11171122 A JPH11171122 A JP H11171122A
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JP
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carton
blank
folding
article
packaging
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JP10280923A
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Gianpaolo Belloli
ベローリ ジャンパオロ
Ernesto Gamberini
ガンベリーニ エルネスト
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MG 2 SpA
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    • B65D5/00—Rigid or semi-rigid containers of polygonal cross-section, e.g. boxes, cartons or trays, formed by folding or erecting one or more blanks made of paper
    • B65D5/20—Rigid or semi-rigid containers of polygonal cross-section, e.g. boxes, cartons or trays, formed by folding or erecting one or more blanks made of paper by folding-up portions connected to a central panel from all sides to form a container body, e.g. of tray-like form
    • B65D5/28—Rigid or semi-rigid containers of polygonal cross-section, e.g. boxes, cartons or trays, formed by folding or erecting one or more blanks made of paper by folding-up portions connected to a central panel from all sides to form a container body, e.g. of tray-like form with extensions of sides permanently secured to adjacent sides, with sides permanently secured together by adhesive strips, or with sides held in place solely by rigidity of material
    • B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
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    • B65B5/00—Packaging individual articles in containers or receptacles, e.g. bags, sacks, boxes, cartons, cans, jars
    • B65B5/02—Machines characterised by incorporation of means for making the containers or receptacles
    • B65B5/024—Machines characterised by incorporation of means for making the containers or receptacles for making containers from preformed blanks
    • B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B65D5/42—Details of containers or of foldable or erectable container blanks
    • B65D5/64—Lids
    • B65D5/66—Hinged lids
    • B65D5/6626—Hinged lids formed by folding extensions of a side panel of a container body formed by erecting a "cross-like" blank
    • B65D5/665—Hinged lids formed by folding extensions of a side panel of a container body formed by erecting a "cross-like" blank the lid being held in closed position by self-locking integral flaps or tabs
    • B65D5/6652—Flaps or tabs provided at the side edges of the lid only

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
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  • Auxiliary Devices For And Details Of Packaging Control (AREA)
  • Containers And Plastic Fillers For Packaging (AREA)
  • Basic Packing Technique (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 物品を対応するカートン内に自動的に包装す
る方法および装置であって、低い製造コストで長期間連
続作動できる方法および装置を提供する。 【解決手段】 予め定められた方向Ｖ1 に供給された物
品１０を対応するカートン４０内に包装する方法および
装置は折り畳み部署６０において少なくとも一つの物品
１０をブランク２０の供給方向Ｖ2 に対し垂直な方向Ｖ
5 に供給し、ブランク２０の前側壁２５、後側壁２８、
および第１の端フラップ対２７を、少なくとも一つの物
品１０回りに同時に折り畳む。第２の端フラップ対２６
を第１の端フラップ対２７上に折り畳んで接着する。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は物品を対応するカー
トン内に包装するまたは詰め込む方法と、この方法を実
行する装置と、対応するカートンとに関する。
【０００２】
【従来の技術】様々な形式の物品を対応するカートン内
または箱内に自動的に包装する包装機が公知である。カ
ートンまたは箱は通常、ボール紙または類似物からなる
ブランクから形成される。現在使用されているブランク
は通常、一側に沿って側壁により互いに結合された底壁
および頂壁を画定する。最終的に底壁に接着される外方
舌状部を具備した部分が側壁に結合された部分と反対側
の頂壁の一側から延びている。頂壁は互いに対向する端
フラップ対をさらに具備し、これら端フラップは最終的
に挿入または接着されてカートンが閉鎖される。
【０００３】このようなブランクは包装材のシート材か
ら形成される。廃材を最小にするために、或るブランク
の突出部分、例えば端フラップが隣接するブランクの凹
部内に挿入されるようにシート材上にブランクが配置さ
れる。公知の包装機では、予め接着剤が適用された管状
ブランクが採用される。これら管状ブランクは包装機の
貯蔵部内に平坦状に積み上げられ、底壁上に折り畳まれ
た頂壁を有する。上述したように、最終的には前壁に接
着される舌状部分が頂壁から延びている。
【０００４】実際の包装プロセスの途中において、梱包
機上の適当な部材が貯蔵部からブランクを連続的に引き
出し、ブランクを管状に戻し、包装のために物品を挿入
し、最後に端フラップを閉鎖する。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
形式の包装機の連続作動時間は平坦にされた管状ブラン
クがかなり厚いためにひどく制限される。平坦にされた
管状ブランクの厚さはブランクを形成するボード紙の厚
さの３倍である。したがって、この厚さのために、予め
定められた寸法の貯蔵部に充填されうるブランクの数が
制限される。
【０００６】さらに、このような包装機は高品質、高密
度の包装材を用いてカートンの構造上の低い耐性を補
い、それにより包装機の高い信頼性および出力を確保す
るようにしている。その結果、上述の形式の包装機によ
り製造された包みはコストが比較的高く、包装される物
品の形式によっては釣り合いがとれない場合もある。
【０００７】あるいは、貯蔵部内に積み上げられた平坦
なブランクを用い、平坦なブランクを予め脆弱化された
折り曲げ線に沿い適当な折り畳み手段により折り畳み、
物品を挿入し、次いで横方向および端部分に接着剤を適
用することによりカートンを閉鎖するようにした包装機
も提案されている。本発明の目的は物品を対応するカー
トン内に自動的に包装する方法であって、低い製造コス
トで長期間連続作動できる方法を提供することにある。
【０００８】本発明の別の目的は物品を対応するカート
ン内に包装する機械であって、真っ直ぐでかつ多目的使
用可能な機械を提供することにある。本発明のさらに別
の目的は包装材を最適に使用して製造コストを低減する
ことができるブランクから形成されるカートンを提供す
ることにある。本発明の教示に従って形成すると、カー
トンは特に横壁に関し、様々な適用に対し十分に強く、
また、特に薬品に好都合に使用されうる。
【０００９】
【課題を解決するための手段】したがって本発明によれ
ば、予め定められた方向に供給された物品を対応するカ
ートン内に包装する方法であって、包装材の部分に、予
脆弱化部署および切断部署において少なくとも一回の予
脆弱化作用および少なくとも一回の切断作用を施して適
当に成形されたブランクを獲得し、このブランクを予め
定められた方向に折り畳み部署に供給し、折り畳み部署
においてブランクを少なくとも部分的に折り畳み、少な
くとも一つの物品をブランク内に挿入して少なくとも部
分的に閉鎖されたカートンを形成し、少なくとも部分的
に閉鎖されたカートンを必要に応じて、予め定められた
方向に接着部署に供給し、接着部署においてカートンの
部分を接着する、各段階を具備した方法において、折り
畳み部署において少なくとも一つの物品をブランクの供
給方向に対し垂直な方向に供給し、折り畳み部署におい
てブランクの前壁、前側壁、後側壁、および第１の端フ
ラップ対を、少なくとも一つの物品回りに同時に折り畳
み、接着部署において第２の端フラップ対を第１の端フ
ラップ対上に折り畳んで接着する方法が提供される。
【００１０】また、本発明は上述の方法を実行する機
械、およびこの方法により形成されるカートンにも関す
る。折り畳み部署における単一の作用により物品はほと
んど完全に包囲され、したがってカートンと内部に収容
される物品との間のあらゆる寸法上の公差をなくすこと
ができるので、ブランクの寸法を最小にすることがで
き、したがって廃ボード紙の量が無視できる程にされ、
処分される包装材の量が低減される。
【００１１】
【発明の実施の形態】添付図面を参照して本発明の、本
発明を限定しない好ましい複数の実施態様を説明する。
図１のブランク２０は帯状材２１（図３，４，５）の長
方形部分３０から形成される。部分３０から部分Ａ1 ，
Ａ2 が切断、除去され図１に示す輪郭が得られる。切り
込みＬ1 ，Ｌ2 ，Ｌ3 ，Ｌ4 と、予め深く脆弱化された
折り曲げ線（破線で示される）とが後述する装置により
ブランク２０に形成される。図１には、接着剤適用装置
（後述する）により接着剤が適用されるブランク２０の
部分Ｇ1，Ｇ2 ，Ｇ3 ，Ｇ4 も示され、これら部分
Ｇ1 ，Ｇ2 ，Ｇ3 ，Ｇ4 はブランク２０の接続部分に接
着される。
【００１２】さらに具体的には、ブランク２０は前側壁
２５により一側に沿って互いに結合された前壁２３およ
び後壁２４を具備する。これら前壁２３および後壁２４
はそれぞれ端フラップ対２６，２７を具備し、これら端
フラップ対２６，２７は最終的にカートン４０（図２）
の組立状態において重ね合わされる。端フラップ２６，
２７の一部、すなわち部分Ｇ1 ，Ｇ2 ，Ｇ3 ，Ｇ4 は包
装プロセスにおいて接着剤により被覆されて互いに接着
せしめられる。部分Ｇ1 およびＧ2 はブランク２０の下
方に位置し、部分Ｇ3 および部分Ｇ4 は上方に位置す
る。前側壁２５の反対側において、後壁２４から後側壁
２８が延びており、後側壁２８は折り畳み可能な外方舌
状部２８ａを具備する。この外方舌状部２８ａにより完
全に閉鎖されたカートン４０が開けられる。端フラップ
２７は切り込みＬ1 ，Ｌ2 ，Ｌ3 ，Ｌ4 により画定され
る横断方向の内向き折り畳みフラップ対２９ａ，２９ｂ
を具備する。
【００１３】図２は折り畳まれて半開きのカートン４０
を形成するブランク２０を示している。この半開きのカ
ートン４０は実質的に、本発明による包装機の一部を形
成する折り畳み部署により形成されるカートン４０の形
状をなしている。図３および４において符号５０は本発
明による包装機の第１実施態様を表しており、包装され
る物品１０はブランク２０の供給方向Ｖ2 に対し平行な
方向Ｖ1に供給される。
【００１４】カートン４０はブランク２０を折り畳むこ
とにより形成され、ブランク２０は図１を参照して説明
したような予脆弱化作用および切断作用により、適当に
予め印刷された包装材、例えばボール紙または類似物、
からなる帯状材２１から形成される。帯状材２１は軸線
４回りに包装機５０に取り付けられたリール２２から連
続的に供給され、軸線４は物品１０の移動方向と交差す
る。帯状材２１は予脆弱化部署５、印刷心出し部署６、
切断部署７を介し供給される。これら予脆弱化部署５、
印刷心出し部署６、切断部署７はすべて一列に整列され
ると共に、帯状材２１の幅に等しい幅の平らな長方形状
のブランク２０を連続的に供給するための部材を具備す
る。
【００１５】切断部署７から下流において、装置５０は
可撓性運搬手段８、例えばベルトを具備し、この可撓性
運搬手段８はブランク２０を折り畳み部署６０まで移送
して対応するカートン４０を形成し、このときカートン
４０内部に対応する物品１０が挿入される。ここで、カ
ートン４０という言葉は空のカートンと、物品１０の少
なくとも一部を含むカートンとの両方を含む。
【００１６】図５は本発明による包装機５０の第２実施
態様を示しており、包装材の帯状材２１は物品１０の供
給方向Ｖ1 に対し垂直な第１の方向Ｖ2 に、ブランク切
断部署７に供給される。また、ブランク２０は方向Ｖ1
に対し平行な第２の方向Ｖ3にも供給される。図３，４
の解決策を採用するか、あるいは図５の解決策を採用す
るかは製造プラントにおいて包装機が利用可能なフロア
空間に依存し、また、いずれの解決策がブランク２０を
形成するワークリール２２を経済的に最もよく利用でき
るかにも依存する。すなわち、ワークリールは幅広のリ
ールから横断方向に切断されるので、ワークリールの幅
はブランクが経済的に最も形成されるのが横方向である
か、縦方向であるかか否かに応じてそれぞれ図３，４の
解決策、または図５の解決策が採用される。ブランクの
間隙はワークリール２２の選ばれた幅に応じて選択され
ることは明らかである。
【００１７】図６は折り畳み部署６０を詳細に示してい
る。物品１０は方向Ｖ1 ，Ｖ4 に、持ち上げ部署６１に
供給される。物品１０は物品１０の上面が図３，４，お
よび５に示される従来型の運搬手段により方向Ｖ2 （図
４）または方向Ｖ3 （図５）に供給されたブランク１０
と面一の位置になるよう移動せしめられる。部分的に物
品１０を包囲するブランク２０が持ち上げ装置６１によ
り（方向Ｖ 5 ）持ち上げられるので、ブランク２０の上
面が包装スピンドル６２に当接する。この包装スピンド
ル６２はブランク２０の供給方向Ｖ2 （または図５では
Ｖ3）と交差して平行に延びる一対のバー６３，６４
と、これらバー６３，６４に直行して平行に延びる一対
のバー６５，６６を具備する。
【００１８】包装スピンドル６２基本的に次のことを特
徴とする。すなわち、バー６３，６４が包装機５０の枠
に固定され、バー６５，６６がブランク２０の供給方向
Ｖ2（または図５ではＶ3 ）に対し垂直な方向Ｖ6 ，Ｖ
7 に移動可能である。バー６５，６６は係止位置におい
て図６で実線で示される位置にあり、図６に示されない
手段により起動されると後述する理由により方向Ｖ6 に
移動せしめられて破線で示される位置に位置せしめられ
る。
【００１９】バー６５，６６を移動せしめる装置は図７
に詳細に示される。図７を参照すると、バー６５，６６
はそれぞれ対応するアクチュエータ（図示しない）とロ
ッド７３，７４とにより方向Ｖ6 ，Ｖ7 に移動せしめら
れる。ロッド７３，７４はそれぞれ対応するバー６５，
６６と一体的であり、支持板７７に取り付けられた対応
する案内部材７５，７６の内部を摺動する。水平方向に
摺動するためにバー６５，６６はそれぞれスロット６５
ａ，６６ａを具備し、これらスロット６５ａ，６６ａに
より、支持板７７に固定されたピン６５ｂ，６６ｂによ
り画定される二つの制限位置間のあらゆる位置をとるこ
とが可能となる。
【００２０】ブランク２０の上面が包装スピンドル６２
に接しているので（図６）、前側壁２５、後側壁２８、
および第１の端フラップ対２７、すなわち図１および２
に示されるブランク２０の一部を形成するすべての要素
が同時に下向きに折り畳まれ、物品１０は持ち上げ装置
６１により、依然として水平方向に拡がっているブラン
ク２０の後壁２３に対して押され、ブランク２０の様々
な要素により部分的に包囲されてカートン４０の形成が
開始される。
【００２１】バー６５，６６が図６の実線の位置から破
線の位置まで、方向Ｖ6 に移動可能であるということは
端フラップ２６がバー６５，６６と衝突してブランク２
０が損傷するの阻止しつつ、持ち上げ装置６１が完全に
上昇可能であるという点で、重要な技術革新を表してい
る。言い換えると、図７に示される手段によりバー６
５，６６が方向Ｖ6 に外向きに移動することによって、
すでに部分的に包囲されている物品１０によりブランク
２０を上向きに供給することが可能となる。
【００２２】ブランク２０および対応する物品１０が一
旦通過すると、バー６５，６６が方向Ｖ6 と逆の方向Ｖ
7 に移動して実線で示される位置まで戻り、方向Ｖ
2 （またはＶ2 ，Ｖ3 ）に供給される別のブランク２０
と、方向Ｖ1 ，Ｖ4 ，Ｖ5 に供給される別の物品１０と
に対する次のサイクルの準備ができている。包装スピン
ドル６２の折り畳み作用に続いて、従来型の起動手段に
より作動される櫛状要素６７は折り畳み可能な舌状部２
８ａを、持ち上げ装置６１の上面と物品１０の下面との
間に押す。図１および２を参照して説明したように、舌
状部２８ａはカートン４０を開けて物品１０を取り出す
ために使用者により使用されるものであり、したがって
通常、カートン４０の形成時にブランク２０の別の部分
に接着されない。しかしながら、持ち上げ装置６１の作
用に先立って前壁２３に接着剤を適用するスプレー装置
（図示しない）を設け、舌状部２８ａを前壁２３に接着
するようにしてもよい。
【００２３】折り畳み可能な舌状部２８ａがカートン４
０の下に一旦挿入されると、カートン４０は後側壁２８
により接着部署７０（図３，４，５）まで押圧装置６８
により押される。押圧装置６８は機械的カム手段（図示
しない）により起動され、方向Ｖ8 に上昇する次のカー
トン４０との衝突を避けるために「くわ入れ（ｈｏｅｉ
ｎｇ）」上下動を行う。押圧装置６８により作用される
コンベアベルト６９（図３から６）に向かう力強い推力
は前壁２３をカートン４０の下に折り畳み、物品１０上
を覆う後壁２４に対し平行な位置に位置せしめる。コン
ベアベルト６９は折り畳み部署６０と接着部署７０間を
方向Ｖ9 に移動している。互いに平行な前壁２３と後壁
２５間の間隙はこの段階になると物品１０により占めら
れている。
【００２４】包装スピンドル６２による折り畳み作用の
途中、内向き折り畳みフラップ対２９ａ，２９ｂはそれ
ぞれ対応する端フラップ２７により引かれて前側壁２５
および後側壁２８上に、しかしながらカートン４０の内
部に位置せしめられる。この段階において、二つの端フ
ラップ２６が未だ自由であり、折り畳み部署６０から排
出されるときに別の二つの端フラップ２７に対し垂直に
なっている。
【００２５】折り畳み部署６０（図６）下流の接着部署
７０は従来型であり、底部コンベア６９と、一対の頂部
コンベア７１と、端フラップ２６，２７に接着剤を適用
するためのスプレー装置７２とを具備する。一般的に使
用される二つの折り畳み装置（図６には示されない）が
最終的に、それぞれ対応する端フラップ２６を対応する
端フラップ２７上まで折り畳む。
【００２６】したがって、このときブランク２０のすべ
ての構成要素が折り畳まれ、端フラップ２６が対応する
端フラップ２７上に接着されて物品１０を含む完全なカ
ートン４０が形成される。さらに、包装機５０は二つの
支持要素７８，７９（図６，８）を具備する。これら支
持要素７８，７９は包装スピンドル６２に配置されると
共に、櫛状要素６７の作動時および押圧装置６８の作動
時にカートン４０を支持する。
【００２７】支持要素７８，７９（図８）は溝付カム８
０により移動せしめられ、溝付カム８０は図８に示され
ない手段により移動せしめられると共に、少なくとも二
つの接続ロッド８１に接続される。なお、明瞭にするた
めに、これら接続ロッド８１のうち一つのみが図示され
る。接続ロッド８１は支持手段８２に接続され、図８に
おいて細い実線で示される位置間のあらゆる位置をとる
ことができる。また、接続ロッド８１は方向Ｖ6 ，Ｖ7
に対し平行なＶ10，Ｖ11に移動可能な概ね水平方向に延
びるロッド８４に、ヒンジピン８３を介して接続され
る。
【００２８】ロッド８４は二つの傾斜スロット８４ａ，
８４ｂを具備する。これらスロット８４ａ，８４ｂはそ
れぞれ対応する案内ピン８５ａ，８５ｂと係合し、これ
ら案内ピン８５ａ，８５ｂはそれぞれ支持部材８６ａ，
８６ｂと一体的である。ロッド８４は二つの水平方向ス
ロット８７ａ，８７ｂをさらに具備する。これらスロッ
ト８７ａ，８７ｂは対応する支持要素７９，７８のピン
８８ａ，８８ｂと係合する。
【００２９】その結果、ロッド８４が溝付カム８０およ
び接続ロッド８１により方向Ｖ10に移動せしめられる
と、スロット８４ａ，８４ｂと係合する案内ピン８５
ａ，８５ｂがロッド８４を上昇せしめ、水平方向スロッ
ト８７ａ，８７ｂと係合するピン８８ａ，８８ｂが支持
要素７８，７９を対応するピン７８ａ、７９ａ回りに回
転せしめる。
【００３０】したがって、包装スピンドル６２および支
持要素７８，７９の移動の時期を適当に合わせることに
より、カートン４０が持ち上げ装置６１により支持要素
７８，７９よりもわずかばかり高い位置まで押し上げら
れ、これら支持要素７８，７９は方向１１に移動してカ
ートン４０を必要に応じ支持するためにカートン４０の
下に位置せしめられる。
【００３１】櫛状要素６７を、溝付カム８０と同じシャ
フトに取り付けられたカムを具備した装置（図示しな
い）を用いて移動させるようにしてもよい。この装置は
接続ロッドによりスリーブ８９を方向Ｖ12に移動せしめ
ることができ、スリーブ８９はＬ字状要素９０と一体的
であり、Ｌ字状要素９０は櫛状要素６７と一体的であ
る。したがって、櫛状要素６７の移動の時期は支持要素
７８，７９の移動の時期と合わされ、一方、上述したよ
うに押圧装置６８は装置（図示しない）により形成され
る「くわ入れ」動作を行い、これも他の動作と適当に時
期が合わされる。したがって、本発明による方法は物品
１０を対応するカートン４０内に自動的に包装し、同時
に、長期にわたる連続動作および低い製造コストを保証
する。特に、カートン４０の製造コストは従来のカート
ンの製造コストの概ね５０％であると推定されている。
【００３２】さらに、本発明によるカートン４０の横断
方向側壁は端フラップ２６，２７を重ね合わせて接着す
ることにより形成され、カートン４０の耐性のある壁の
厚さは実際２倍であり、したがって安くて低質の包装材
を用いることが可能となり、同時にカートン４０全体の
大きな強度が確保される。言うまでもなく、上述の方法
を用いて形成されるブランク２０を、従来型の貯蔵器か
ら包装機５０に供給するようにしてもよい。
【００３３】本発明の範囲を逸脱することなく本明細書
に開示された方法、包装機、およびカートンに変更を加
えてもよいことは明らかである。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明によるブランクの平面図である。
【図２】図１のブランクを折り畳んで形成されるカート
ンの軸測投影図である。
【図３】図２に示すようなカートンの内部に物品を包装
する包装機の第１実施態様の概略側面図である。
【図４】図３の包装機の平面図である。
【図５】本発明による包装機の第２実施態様の平面図で
ある。
【図６】図３，４，または５の包装機の一部を形成する
折り畳み装置の分解図である。
【図７】図６の折り畳み装置の一部を形成する包装スピ
ンドルの詳細図である。
【図８】輸送中のカートンを支持する二つの支持要素を
移動させる装置を示す図である。
【符号の説明】
５…予脆弱化部署 ７…切断部署 １０…物品 ２０…ブランク ２３…前壁 ２５…前側壁 ２６，２７…端フラップ対 ２８…後側壁 ４０…カートン ６０…折り畳み部署 ７０…接着部署

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 予め定められた方向（Ｖ1 ）に供給され
    た物品（１０）を対応するカートン（４０）内に包装す
    る方法であって、包装材の部分（３０）に、予脆弱化部
    署（５）および切断部署（７）において少なくとも一回
    の予脆弱化作用および少なくとも一回の切断作用を施し
    て適当に成形されたブランク（２０）を獲得し、該ブラ
    ンク（２０）を予め定められた方向（Ｖ2 ；Ｖ2 および
    Ｖ3 ）に折り畳み部署（６０）に供給し、該折り畳み部
    署（６０）においてブランク（２０）を少なくとも部分
    的に折り畳み、少なくとも一つの物品（１０）をブラン
    ク（２０）内に挿入して少なくとも部分的に閉鎖された
    カートン（４０）を形成し、該少なくとも部分的に閉鎖
    されたカートン（４０）を必要に応じて、予め定められ
    た方向（Ｖ9 ）に接着部署（７０）に供給し、該接着部
    署（７０）においてカートン（４０）の部分を接着す
    る、各段階を具備した方法において、折り畳み部署（６
    ０）において少なくとも一つの物品（１０）をブランク
    （２０）の供給方向（Ｖ2 ；Ｖ2 およびＶ3 ）に対し垂
    直な方向（Ｖ5 ）に供給し、折り畳み部署（６０）にお
    いてブランク（２０）の前壁（２３）、前側壁（２
    ５）、後側壁（２８）、および第１の端フラップ対（２
    ７）を、少なくとも一つの物品（１０）回りに同時に折
    り畳み、接着部署（７０）において第２の端フラップ対
    （２６）を第１の端フラップ対（２７）上に折り畳んで
    接着する方法。
  2. 【請求項２】 前記折り畳み部署（６０）において、舌
    状部（２８ａ）を、適当な機械的手段により作動せしめ
    られる櫛状手段（６７）により、前記カートン（４０）
    の下に折り畳む請求項１に記載の方法。
  3. 【請求項３】 前記折り畳み部署（６０）において、押
    圧手段（６８）が前記カートン（４０）を予め定められ
    た方向（Ｖ9 ）に、輸送手段（６９）上まで押して同時
    に前記カートン（４０）の前壁（２３）をカートン（４
    ０）自体の下に折り畳むようにした請求項１または２に
    記載の方法。
  4. 【請求項４】 適当に成形されたブランク（２０）を得
    るための少なくとも一つの予脆弱化部署（５）および少
    なくとも一つの切断部署（７）と、該ブランク（２０）
    を予め定められた方向（Ｖ2 ；Ｖ2 ，Ｖ3 ）に少なくと
    も折り畳み部署（６０）に供給し、該折り畳み部署（６
    ０）においてブランク（２０）が少なくとも部分的に折
    り畳まれ、少なくとも一つの物品（１０）がブランク
    （２０）内に挿入されて少なくとも部分的に閉鎖された
    カートン（４０）が形成される手段と、該少なくとも部
    分的に閉鎖されたカートン（４０）を予め定められた方
    向（Ｖ9 ）に少なくとも接着部署（７０）に供給し、該
    接着部署（７０）においてカートン（４０）の部分が接
    着される手段とを具備した包装機（５０）において、少
    なくとも一つの物品（１０）をブランク（２０）の供給
    方向（Ｖ2 ；Ｖ2 ，Ｖ3 ）に対し垂直な方向（Ｖ5 ）に
    折り畳み部署（６０）に供給する手段と、折り畳み部署
    （６０）においてブランク（２０）の前壁（２３）、前
    側壁（２５）、後側壁（２８）、および第１の端フラッ
    プ対（２７）を、少なくとも一つの物品（１０）回りに
    同時に折り畳む手段と、少なくとも接着部署（７０）と
    を具備し、該接着部署（７０）において第２の端フラッ
    プ対（２６）が第１の端フラップ対（２７）上に折り畳
    まれて接着される包装機。
  5. 【請求項５】 前記折り畳み部署（６０）が包装スピン
    ドル（６２）を具備し、該包装スピンドル（６２）が前
    記ブランク（２０）の供給方向（Ｖ2 ；Ｖ2，Ｖ3 ）と
    交差する二つの第１の細長要素（６３，６４）と、これ
    ら二つの細長要素（６３，６４）に対し垂直な二つの第
    ２の細長要素（６５，６６）とを具備し、前記カートン
    （４０）が予め定められた引き離し方向（Ｖ6 ）に対し
    垂直な方向（Ｖ5 ）に持ち上げ装置（６１）により上昇
    せしめられたときに、これら二つの第２の細長要素（６
    ５，６６）が適当な機械的手段により引き離し方向（Ｖ
    6 ）に引き離されるようにした請求項４に記載の包装機
    （５０）。
  6. 【請求項６】 前記カートン（４０）が前記持ち上げ装
    置（６１）により完全に上昇せしめられると直ちに、前
    記二つの第２の細長要素（６５，６６）が適当な機械的
    手段により、予め定められた接近方向（Ｖ7 ）に互いに
    他に向けて移動せしめられるようにした請求項５に記載
    の包装機（５０）。
  7. 【請求項７】 前記折り畳み部署（６０）が適当な機械
    的手段により移動せしめられて舌状部（２８ａ）を前記
    カートン（４０）の下に折り畳む櫛状要素（６７）をさ
    らに具備した請求項４から６までのいずれか一項に記載
    の包装機（５０）。
  8. 【請求項８】 前記折り畳み部署（６０）が前記カート
    ン（４０）の後側壁（２８）を予め定められた方向（Ｖ
    9 ）に押して該カートン（４０）を運搬手段（６９，７
    １）に供給し、それにより同時に前壁（２３）をカート
    ン（４０）の下に折り畳むようにする押圧装置（６８）
    をさらに具備した請求項４から７までのいずれか一項に
    記載の包装機（５０）。
  9. 【請求項９】 輸送時に前記カートン（４０）を支持す
    るための二つの支持要素が第１の溝付カム装置（８０）
    により移動せしめられる請求項４から８までのいずれか
    一項に記載の包装機（５０）。
  10. 【請求項１０】 前記櫛状要素（６７）が前記第１の溝
    付カム装置（８０）に対し時期が合わせられた第２の溝
    付カム装置により移動せしめられる請求項９に記載の包
    装機（５０）。
  11. 【請求項１１】 前記ブランク（２０）が前記物品（１
    ０）の供給方向（Ｖ 1 ）に対し概ね平行な方向（Ｖ2 ）
    に前記折り畳み部署（６０）に供給されるようにした請
    求項４から１０までのいずれか一項に記載の包装機（５
    ０）。
  12. 【請求項１２】 前記ブランク（２０）が前記物品（１
    ０）の供給方向（Ｖ 1 ）に対し少なくとも部分的に垂直
    な方向（Ｖ2 ，Ｖ3 ）に前記折り畳み部署（６０）に供
    給されるようにした請求項４から１０までのいずれか一
    項に記載の包装機（５０）。
  13. 【請求項１３】 ブランク（２０）から形成されるカー
    トン（４０）において、該ブランク（２０）が一側に沿
    って前側壁（２５）により互いに接続された前壁（２
    ３）および後壁（２４）を具備し、これら前壁（２３）
    および後壁（２４）が該カートン（４０）組立状態にお
    いて互いに重ね合わされる端フラップ対（２６，２７）
    をそれぞれ具備したカートン（４０）。
  14. 【請求項１４】 後側壁（２８）が前記ブランク（２
    ０）の前記前側壁（２５）と反対側から、すなわち前記
    後壁（２４）から延びると共に、折り畳み可能な外方舌
    状部（２８ａ）を具備し、完全に閉鎖された前記カート
    ン（４０）が該舌状部（２８ａ）により開放され、前記
    端フラップ（２６，２７）がそれぞれ横断方向の内向き
    折り畳みフラップ対（２９ａ，２９ｂ）を具備した請求
    項１３に記載のカートン（４０）。
  15. 【請求項１５】 前記ブランク（２０）が包装材の長方
    形部分（３０）から形成され、該部分（３０）から部分
    （Ａ1 ，Ａ2 ）が切断、除去されると共に、該部分（３
    ０）に切り込み（Ｌ1 ，Ｌ2 ，Ｌ3 ，Ｌ4 ）と、予め深
    く脆弱化された折り曲げ線とが形成される請求項１３ま
    たは１４に記載のカートン（４０）。
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