JPH11170586A - サーマルヘッド制御回路 - Google Patents

サーマルヘッド制御回路

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JPH11170586A
JPH11170586A JP36184497A JP36184497A JPH11170586A JP H11170586 A JPH11170586 A JP H11170586A JP 36184497 A JP36184497 A JP 36184497A JP 36184497 A JP36184497 A JP 36184497A JP H11170586 A JPH11170586 A JP H11170586A
Authority
JP
Japan
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strobe
signal
print
print signal
correction
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Pending
Application number
JP36184497A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomoaki Furukawa
智朗 古川
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Graphtec Corp
Original Assignee
Graphtec Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ベタ印字等を行った際のスジ状模様の発生を低
減する。 【構成】オンデータとオフデータとが不規則なパターン
であるランダム印字信号を作成し、このランダム印字信
号で補正印字を行うよう構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、サーマルヘッド制御
回路に関するもので、印字における濃度差の発生を除去
する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的なサーマルヘッド制御回路の一例
を、図3〜図5を参照して説明する。図5に示すよう
に、サーマルヘッドとしては、一直線上に形成された発
熱抵抗体101と、A相給電パターン102、B相給電
パターン103、A相リード104群、B相リード10
5群および接地リード106群を有している。
【0003】そして、複数のA相リード104は、それ
ぞれA相給電パターン102に接続されるとともに発熱
抵抗体101に等間隔に接触している。同様に、複数の
B相リード105もまた、それぞれB相給電パターン1
03に接続されるとともに発熱抵抗体101に等間隔に
接触している。各A相リード104および各B相リード
105はそれぞれ半ピッチずつずらされて配置されてい
る。
【0004】複数の接地リード106は、それぞれ各A
相,B相リード104,105群の中間位置にて発熱抵
抗体101に接触するよう配置されている。なお、各接
地リード106の他端は、駆動IC110の複数の出力
端子にそれぞれ接続されている。
【0005】サーマルヘッドは、一般に以上のような構
成を有しており、符号a、b、c、d、・・・に示すよ
うに、A相リード104と接地リード106とに挟まれ
た発熱抵抗体101の区画(a、d)及びB相リード1
05と接地リード106とに挟まれた発熱抵抗体101
の区画(b、c)が制御可能な単位となる。すなわち、
これらの各区画がそれぞれ抵抗発熱記録素子(以下、発
熱素子という)となる。
【0006】駆動IC110は、シフトレジスタSR
と、ラッチLT、アンドゲートG群およびスイッチ素子
S群を有している。シフトレジスタSRには、各発熱素
子に対応する印字データが格納される。この印字データ
は、それぞれラッチLTを介して各アンドゲートG群の
一方の入力となる。各アンドゲートの他方の入力端子は
ストローブ線STBに接続されており、所定のタイミン
グで発生されるストローブ信号が一斉に付与される構成
となっている。
【0007】各アンドゲートG群の出力信号は、それぞ
れ対応するスイッチ素子Sのオンオフ制御信号となる。
各スイッチ素子は、対応する各接地リード106を接地
するか否かを制御する。
【0008】したがって、今、駆動IC110のシフト
レジスタSRの右端のレジスタにオンとする印字データ
が格納されていたとすると、このオンデータはラッチL
Tを介して右端のアンドゲートに付与されることとな
る。そして、付与されるストローブ信号STBのオン時
間だけ右端のスイッチ素子Sが閉じられ、右端の接地リ
ード106が接地される。
【0009】このため、A相給電パターンが印字電力を
供給する電源に接続されているA相印字モードにおいて
は符号aで示す発熱素子が作用し、A相給電パターンに
代えてB相給電パターンが動作するB相印字モードにお
いては符号bで示す発熱素子が作用する。
【0010】ところで、以上のように構成されたサーマ
ルヘッド制御回路においては、図3に示すように、一般
に、各発熱素子のそれぞれの抵抗値は一定でない。その
ため、この抵抗値のバラツキを許容範囲内に納めるよう
補正している。
【0011】この補正の電気的な方法の一例としては、
各発熱素子の抵抗値に応じて各発熱素子に付与すべき電
力を増減して各発熱素子の発熱量を一定にする方法があ
る。具体的には、図2に示すように、各発熱素子の電力
付与時間を規定するストローブ信号を一定の長さの基本
ストローブと複数の短いパルス群からなる補正ストロー
ブとで構成し、基本ストローブに対しては画像信号に基
づく本来の意味での印字信号を、補正ストローブの各小
パルス群には抵抗値補正等の濃度補正のための印字信号
を割り当てていた。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、以上の
ような補正を行った場合であっても、補正しきれない部
分が生じうる。このような場合に、ベタ印字(すべての
発熱素子を駆動する印字)を行わせたとすると、図4に
示すように、スジ状の濃度差が表れてしまう不都合が生
じる。これは、図形を塗りつぶす際にかなり目立つもの
となる。この発明は、この点を改善するためになされた
ものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】このため、この発明にお
いては、複数の抵抗発熱記録素子(以下、発熱素子とい
う)が一直線上に配置され、各発熱素子の印字信号と、
基本ストローブと補正ストローブとからなる各発熱素子
に共通に付与されるストローブ信号とに基づき、当該各
発熱素子を発熱制御するサーマルヘッド制御回路におい
て、上記各発熱素子の印字信号をランダムに作成するラ
ンダム印字信号作成手段を設け、上記ストローブ信号の
補正ストローブの少なくとも一部に対応して、上記ラン
ダム印字信号作成手段により作成したランダム印字信号
を付与するよう構成した。
【0014】
【作用】ランダムな印字信号を補正に加えることで、ス
ジ状に表れうる濃度差をぼかすことが可能となり、スジ
状の模様を目立たなくすることができる。
【0015】
【実施例】以下、この発明について、図1および図2を
参照して説明する。図1はこの発明の一実施例に関わる
サーマルヘッド制御回路のブロック構成図であり、図2
は図1の実施例に関わるストローブ信号と印字信号との
関係説明図である。
【0016】図1に示すように、このサーマルヘッド制
御回路は、CPU201と、インターフェース202
と、データメモリ203と、印字信号作成部204およ
びストローブ信号作成部207を有している。印字信号
作成部204はアドレスカウンタ205とラインバッフ
ァ206とで構成されている。
【0017】CPU201は、まずホスト装置より印字
すべき画像データを、インターフェース202を介し
て、データメモリ203内に取り込む。なお、このデー
タメモリ203内の別のヵ所には、ランダム印字信号を
作成するための乱数データと、各発熱素子の抵抗値のバ
ラツキを補正するための抵抗値データあるいはその他の
濃度補正のためのデータがあらかじめ格納されている。
これらのデータを適宜読み出して印字信号作成部204
により所望の印字信号が作成される。
【0018】ストローブ信号作成部は、図2に示すよう
に、一定の長さの基本ストローブと複数の小パルス群か
らなる補正ストローブとを有するストローブ信号を作成
する。このストローブ信号は、1回の印字動作毎に各発
熱素子に対して一斉に付与されるものである。
【0019】印字信号作成部204は、データメモリ2
03から画像データ、乱数データおよび抵抗値データ等
を順次読み出し、アドレスカウンタ205を用いてライ
ンバッファ206にそれぞれライン毎に展開する。した
がって、画像データに基づき展開された各ラインデータ
は画像信号に基づく印字信号であり、乱数データのそれ
はランダム印字信号であり、抵抗値データのそれは抵抗
値のバラツキを補正するための印字信号であり、その他
のデータのそれはその他の濃度補正のための印字信号で
ある。
【0020】印字すべきラインに応じて、対応する画像
信号に基づく印字信号を読み出し、例えば図5に示す駆
動IC110のシフトレジスタに転送する。この転送が
完了した時点で、ストローブ信号作成部207より図2
の基本ストローブが発生され、図5のストローブ線ST
Bに付与される。これにより、画像データに応じた印字
が行われる。
【0021】ついで、印字信号作成部は、当該印字に関
わるラインに属する抵抗値のバラツキを補正するための
印字信号を駆動IC110のシフトレジスタSRに転送
する。そして、ストローブ信号作成部207は、図2の
符号Bで示した補正ストローブを発生する。同様に、そ
の他の濃度補正のための印字信号およびランダム印字信
号が順次駆動IC110のシフトレジスタSRに転送さ
れ、順次対応する補正ストローブに基づき、それぞれの
印字がなされる。
【0022】これらの各印字動作が完了した時点で当該
印字ラインの印字が完了し、引き続き次ラインの印字動
作が行われる。なお、図5の装置に関しては、A相印字
モードとB相印字モードにより、1ラインの印字が行わ
れるので、上述の各印字動作をそれぞれのモードにおい
て実行する。
【0023】以上の実施例において、ランダム印字信号
として、乱数データを用いて作成する手段を用いた。ラ
ンダム印字信号とは、白黒印字で言えば、オンデータと
オフデータとが不規則なパターンとなっているものであ
る。しかしながら、完全に不規則とした場合、一つのラ
インの中で偏りが生じる場合がありうる。
【0024】このため、1ラインの中にオンデータが均
等に分散されるような多数のランダム印字信号をあらか
じめ用意しておき、当該ランダム印字信号を駆動ICの
シフトレジスタに展開する段階で、ランダムに選択する
ようにすることができる。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、ランダム印字信号を補正データとして使用するよう
構成したので、いわゆるベタ印字を行う場合でもスジ状
の模様の発生を低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例に関わるサーマルヘッド制御
回路の構成ブロック図である。
【図2】図1のサーマルヘッド制御回路の印字信号とス
トローブ信号との関係説明図である。
【図3】サーマルヘッドの発熱素子群の抵抗値状態を示
す説明図である。
【図4】ベタ印字におけるスジ状模様の説明図である。
【図5】一般的なサーマルヘッドを示す構成説明図であ
る。
【符号の説明】
204:印字信号作成部 207:ストローブ信号作成

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の抵抗発熱記録素子(以下、発熱素子
    という)が一直線上に配置され、各発熱素子の印字信号
    と、基本ストローブと補正ストローブとからなる各発熱
    素子に共通に付与されるストローブ信号とに基づき、当
    該各発熱素子を発熱制御するサーマルヘッド制御回路に
    おいて、 上記各発熱素子の印字信号をランダムに作成するランダ
    ム印字信号作成手段を設け、上記ストローブ信号の補正
    ストローブの少なくとも一部に対応して、上記ランダム
    印字信号作成手段により作成したランダム印字信号を付
    与するよう構成したことを特徴とするサーマルヘッド制
    御回路。
JP36184497A 1997-12-10 1997-12-10 サーマルヘッド制御回路 Pending JPH11170586A (ja)

Priority Applications (1)

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JP36184497A JPH11170586A (ja) 1997-12-10 1997-12-10 サーマルヘッド制御回路

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JP36184497A JPH11170586A (ja) 1997-12-10 1997-12-10 サーマルヘッド制御回路

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JPH11170586A true JPH11170586A (ja) 1999-06-29

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ID=18475048

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JP36184497A Pending JPH11170586A (ja) 1997-12-10 1997-12-10 サーマルヘッド制御回路

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