JPH11170346A - Ｐｅｔ製２軸延伸ブロー成形ボトル - Google Patents
Ｐｅｔ製２軸延伸ブロー成形ボトルInfo
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- JPH11170346A JPH11170346A JP34621197A JP34621197A JPH11170346A JP H11170346 A JPH11170346 A JP H11170346A JP 34621197 A JP34621197 A JP 34621197A JP 34621197 A JP34621197 A JP 34621197A JP H11170346 A JPH11170346 A JP H11170346A
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- B29C49/20—Blow-moulding, i.e. blowing a preform or parison to a desired shape within a mould; Apparatus therefor of articles having inserts or reinforcements ; Handling of inserts or reinforcements
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Containers Having Bodies Formed In One Piece (AREA)
- Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)
- Polyesters Or Polycarbonates (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】プリフォーム金型のコアへのインサートピース
のセット適性が良好で、口頸部の耐熱性の付与が良好な
ＰＥＴ製２軸延伸ブロー成形ボトルを提供する。 【解決手段】口頸部310 にインサートピース100 を有す
るＰＥＴ製２軸延伸ブロー成形ボトルにおいて、インサ
ートピース100 が、円筒形状で、その内周面120が中央
内周線より両側の開口部110 にかけてプリフォーム成形
金型のコア210 と同一の傾斜比率で開き、中央内周線を
直角方向に横断し開口部までは達しない３本の中心合わ
せの挿入抵抗調整リブ130 を内周面に突設し、且つ、プ
リフォーム成形金型のコアの根元にインサートピースの
定着リング211 を設けてプリフォームを成形する。
のセット適性が良好で、口頸部の耐熱性の付与が良好な
ＰＥＴ製２軸延伸ブロー成形ボトルを提供する。 【解決手段】口頸部310 にインサートピース100 を有す
るＰＥＴ製２軸延伸ブロー成形ボトルにおいて、インサ
ートピース100 が、円筒形状で、その内周面120が中央
内周線より両側の開口部110 にかけてプリフォーム成形
金型のコア210 と同一の傾斜比率で開き、中央内周線を
直角方向に横断し開口部までは達しない３本の中心合わ
せの挿入抵抗調整リブ130 を内周面に突設し、且つ、プ
リフォーム成形金型のコアの根元にインサートピースの
定着リング211 を設けてプリフォームを成形する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、口頸部に耐熱性を
付与したＰＥＴ製２軸延伸ブロー成形ボトルに関するも
のである。
付与したＰＥＴ製２軸延伸ブロー成形ボトルに関するも
のである。
【０００２】
【従来の技術】従来、ＰＥＴ（ポリエチレンテレフタレ
ート）製２軸延伸ブロー成形ボトルの口頸部に、耐熱性
のインサートピースをインサート成形して、耐熱性をボ
トルに付与する方法としては、例えば、実開昭５８−１
７７３３２号公報に記載された開口端を凹凸面に形成し
たインサートピースを金型内に前もってインサートして
置き、容器本体樹脂で被覆嵌合させて口頸部を形成する
ものや、特開平４−１４４７３０号公報に記載された周
壁に多数の貫通孔を形成する耐熱性のインサートピース
を前もってプリフォーム金型内にインサートして置き、
口頸部に耐熱性を付与したプリフォームを作製するもの
などが知られていた。
ート）製２軸延伸ブロー成形ボトルの口頸部に、耐熱性
のインサートピースをインサート成形して、耐熱性をボ
トルに付与する方法としては、例えば、実開昭５８−１
７７３３２号公報に記載された開口端を凹凸面に形成し
たインサートピースを金型内に前もってインサートして
置き、容器本体樹脂で被覆嵌合させて口頸部を形成する
ものや、特開平４−１４４７３０号公報に記載された周
壁に多数の貫通孔を形成する耐熱性のインサートピース
を前もってプリフォーム金型内にインサートして置き、
口頸部に耐熱性を付与したプリフォームを作製するもの
などが知られていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
従来の耐熱性インサートピースにより口頸部へ耐熱性を
付与する方法においては、口頸部の天面に凹凸ができボ
トルとの密封性に問題を生じたり、インサートピースの
金型構造が複雑であったり、プリフォーム金型のコアへ
のセット適性（ピースの方向性、挿入抵抗、適性位置設
定など）に問題を生じることなどがあった。
従来の耐熱性インサートピースにより口頸部へ耐熱性を
付与する方法においては、口頸部の天面に凹凸ができボ
トルとの密封性に問題を生じたり、インサートピースの
金型構造が複雑であったり、プリフォーム金型のコアへ
のセット適性（ピースの方向性、挿入抵抗、適性位置設
定など）に問題を生じることなどがあった。
【０００４】本発明は、上述の従来の問題を解決するも
のであり、プリフォーム金型のコアへのインサートピー
スのセット適性が良好で、口頸部の耐熱性の付与が良好
なＰＥＴ製２軸延伸ブロー成形ボトルを提供するもので
ある。
のであり、プリフォーム金型のコアへのインサートピー
スのセット適性が良好で、口頸部の耐熱性の付与が良好
なＰＥＴ製２軸延伸ブロー成形ボトルを提供するもので
ある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明の第１
の発明は、図２に示すように、口頸部（３１０）にイン
サートピース（１００）を有するＰＥＴ製２軸延伸ブロ
ー成形ボトルにおいて、図１（ａ）又は（ｂ）に示すよ
うに、前記インサートピース（１００）が、円筒形状
で、その内周面（１２０）が中央内周線より両側の開口
部（１１０）にかけてプリフォーム成形金型のコア（２
１０）と同一の傾斜比率で開き、前記中央内周線を直角
方向に横断し前記開口部までは達しない３本の中心合わ
せの挿入抵抗調整リブ（１３０）を内周面に突設し、且
つ、前記プリフォーム成形金型のコアの根元に前記イン
サートピースの定着リング（２１１）を設けてプリフォ
ームを成形したことを特徴とする図２に示すＰＥＴ製２
軸延伸ブロー成形ボトル（１０）である。
の発明は、図２に示すように、口頸部（３１０）にイン
サートピース（１００）を有するＰＥＴ製２軸延伸ブロ
ー成形ボトルにおいて、図１（ａ）又は（ｂ）に示すよ
うに、前記インサートピース（１００）が、円筒形状
で、その内周面（１２０）が中央内周線より両側の開口
部（１１０）にかけてプリフォーム成形金型のコア（２
１０）と同一の傾斜比率で開き、前記中央内周線を直角
方向に横断し前記開口部までは達しない３本の中心合わ
せの挿入抵抗調整リブ（１３０）を内周面に突設し、且
つ、前記プリフォーム成形金型のコアの根元に前記イン
サートピースの定着リング（２１１）を設けてプリフォ
ームを成形したことを特徴とする図２に示すＰＥＴ製２
軸延伸ブロー成形ボトル（１０）である。
【０００６】次に、第２の発明は、図１（ａ）に示すよ
うに、前記インサートピース（１００）の開口部（１１
０）と挿入抵抗調整リブ（１３０）の先端との間（ｄ）
が２ｍｍより大きいことを特徴とする第１の発明に記載
のＰＥＴ製２軸延伸ブロー成形ボトルである。
うに、前記インサートピース（１００）の開口部（１１
０）と挿入抵抗調整リブ（１３０）の先端との間（ｄ）
が２ｍｍより大きいことを特徴とする第１の発明に記載
のＰＥＴ製２軸延伸ブロー成形ボトルである。
【０００７】次に、第３の発明は、図２に示すように、
前記口頸部（３１０）のインサートピース（１００）の
下端が、前記口頸部の絞り部（３１２）の上端からサポ
ートリング（３１１）の下端までの間（Ｄ）に位置する
ことを特徴とする第１の発明に記載のＰＥＴ製２軸延伸
ブロー成形ボトルである。
前記口頸部（３１０）のインサートピース（１００）の
下端が、前記口頸部の絞り部（３１２）の上端からサポ
ートリング（３１１）の下端までの間（Ｄ）に位置する
ことを特徴とする第１の発明に記載のＰＥＴ製２軸延伸
ブロー成形ボトルである。
【０００８】次に、第４の発明は、前記インサートピー
スの材質が、ポリアリレートとポリエチレンテレフタレ
ートのコポリマーであることを特徴とする第１乃至第３
の発明に記載のＰＥＴ製２軸延伸ブロー成形ボトルであ
る。
スの材質が、ポリアリレートとポリエチレンテレフタレ
ートのコポリマーであることを特徴とする第１乃至第３
の発明に記載のＰＥＴ製２軸延伸ブロー成形ボトルであ
る。
【０００９】次に、第５の発明は、前記インサートピー
スの材質が、ポリカーボネート又はポリエチレンテレフ
タレートとポリカーボネートのコポリマーであることを
特徴とする第１乃至第３の発明に記載のＰＥＴ製２軸延
伸ブロー成形ボトルである。
スの材質が、ポリカーボネート又はポリエチレンテレフ
タレートとポリカーボネートのコポリマーであることを
特徴とする第１乃至第３の発明に記載のＰＥＴ製２軸延
伸ブロー成形ボトルである。
【００１０】次に、第６の発明は、前記インサートピー
スの材質が、ポリエチレンナフタレート又はポリエチレ
ンテレフタレートとポリエチレンナフタレートのコポリ
マーであることを特徴とする第１乃至第３の発明に記載
のＰＥＴ製２軸延伸ブロー成形ボトルである。
スの材質が、ポリエチレンナフタレート又はポリエチレ
ンテレフタレートとポリエチレンナフタレートのコポリ
マーであることを特徴とする第１乃至第３の発明に記載
のＰＥＴ製２軸延伸ブロー成形ボトルである。
【００１１】そして、第７の発明は、前記インサートピ
ースの材質が、結晶化ポリエチレンテレフタレートであ
ることを特徴とする第１乃至第３の発明に記載のＰＥＴ
製２軸延伸ブロー成形ボトルである。
ースの材質が、結晶化ポリエチレンテレフタレートであ
ることを特徴とする第１乃至第３の発明に記載のＰＥＴ
製２軸延伸ブロー成形ボトルである。
【００１２】
【作用】本発明のＰＥＴ製２軸延伸ブロー成形ボトルの
口頸部にインサートされているインサートピースは、円
筒形状で、その内周面が中央内周線より両側の開口部に
かけてプリフォーム成形金型のコアと同一の傾斜比率で
開いており、プリフォーム成形金型のコアにインサート
ピースを挿着するときに、方向性がなく、また、中央内
周線を直角方向に横断し前記開口部までは達しない３本
の中心合わせの挿入抵抗調整リブを内周面に突設してお
り、挿入抵抗が小さいので、パーツフィーダーによるコ
アへのインサートピースのセット適性が良好である。
口頸部にインサートされているインサートピースは、円
筒形状で、その内周面が中央内周線より両側の開口部に
かけてプリフォーム成形金型のコアと同一の傾斜比率で
開いており、プリフォーム成形金型のコアにインサート
ピースを挿着するときに、方向性がなく、また、中央内
周線を直角方向に横断し前記開口部までは達しない３本
の中心合わせの挿入抵抗調整リブを内周面に突設してお
り、挿入抵抗が小さいので、パーツフィーダーによるコ
アへのインサートピースのセット適性が良好である。
【００１３】また、本発明のＰＥＴ製２軸延伸ブロー成
形ボトルのプリフォーム成形金型のコアの根元にインサ
ートピースを位置決めする定着リングを設けられてお
り、プリフォームを成形するときに、ゲートから金型内
に射出された溶融樹脂の流動圧によってコアに挿着され
たインサートピースが押され移動し、インサートピース
の先端の開口部がコアの根元の定着リングに挿着するた
め、インサートピースが正確な位置に位置決めされる。
形ボトルのプリフォーム成形金型のコアの根元にインサ
ートピースを位置決めする定着リングを設けられてお
り、プリフォームを成形するときに、ゲートから金型内
に射出された溶融樹脂の流動圧によってコアに挿着され
たインサートピースが押され移動し、インサートピース
の先端の開口部がコアの根元の定着リングに挿着するた
め、インサートピースが正確な位置に位置決めされる。
【００１４】また、開口部と挿入抵抗調整リブの先端と
の間が２ｍｍより大きいインサートピースを用いて作製
した本発明のＰＥＴ製２軸延伸ブロー成形ボトルは、イ
ンナーリング付キャップで封止したときに、キャップの
インナーリングとボトル口部内周面との密着性が良いた
め、ボトルの密封性が良好である。
の間が２ｍｍより大きいインサートピースを用いて作製
した本発明のＰＥＴ製２軸延伸ブロー成形ボトルは、イ
ンナーリング付キャップで封止したときに、キャップの
インナーリングとボトル口部内周面との密着性が良いた
め、ボトルの密封性が良好である。
【００１５】また、口頸部のインサートピースの下端が
口頸部の絞り部の上端からサポートリングの下端までの
間に位置させて作製した本発明のＰＥＴ製２軸延伸ブロ
ー成形ボトルは、インサートピースの位置が適性であり
プリフォームの成形性が良く、また、このプリフォーム
を用いてボトルを２軸延伸ブロー成形するときに、ボト
ルの肩部の成形性が良好である。インサートピースの下
端を口頸部の絞り部の上端より上方に位置させると、プ
リフォームを成形するときに、ゲートから金型内に射出
された溶融樹脂の流動圧によってインサートピースを正
確な位置へ移動させることができず、また、インサート
ピースの下端を口頸部のサポートリングの下端より下方
に位置させると、プリフォームを２軸延伸ブロー成形す
るときに、ボトルの肩部の伸びに影響がでる。
口頸部の絞り部の上端からサポートリングの下端までの
間に位置させて作製した本発明のＰＥＴ製２軸延伸ブロ
ー成形ボトルは、インサートピースの位置が適性であり
プリフォームの成形性が良く、また、このプリフォーム
を用いてボトルを２軸延伸ブロー成形するときに、ボト
ルの肩部の成形性が良好である。インサートピースの下
端を口頸部の絞り部の上端より上方に位置させると、プ
リフォームを成形するときに、ゲートから金型内に射出
された溶融樹脂の流動圧によってインサートピースを正
確な位置へ移動させることができず、また、インサート
ピースの下端を口頸部のサポートリングの下端より下方
に位置させると、プリフォームを２軸延伸ブロー成形す
るときに、ボトルの肩部の伸びに影響がでる。
【００１６】そして、本発明のＰＥＴ製２軸延伸ブロー
成形ボトルの口頸部には、耐熱性の合成樹脂を材質とす
るインサートピースがインサートされているため、口頸
部の耐熱性が良好である。
成形ボトルの口頸部には、耐熱性の合成樹脂を材質とす
るインサートピースがインサートされているため、口頸
部の耐熱性が良好である。
【００１７】
【発明の実施の形態】本発明のＰＥＴ製２軸延伸ブロー
成形ボトルは、内周面形状に特徴をもつ円筒形状の耐熱
性のインサートピースを、図１（ｂ）に示すように、コ
ア（２１０）の根元にインサートピースを位置決めする
定着リング（２１１）を設けたプリフォーム成形金型
（２００）の口頸部成形位置に、前もって装着して置き
（図上、２点鎖線で図示）、ポリエチレンテレフタレー
トを用いて、インサート射出成形法でプリフォーム本体
を成形すると同時に、インサートピースを熱融着させて
一体化して、口頸部にインサートピースを有するプリフ
ォームを作製し、このプリフォーム（３００）を用い
て、２軸延伸ブロー成形法で、図２に示すように、ボト
ル（１０）に成形するものである。
成形ボトルは、内周面形状に特徴をもつ円筒形状の耐熱
性のインサートピースを、図１（ｂ）に示すように、コ
ア（２１０）の根元にインサートピースを位置決めする
定着リング（２１１）を設けたプリフォーム成形金型
（２００）の口頸部成形位置に、前もって装着して置き
（図上、２点鎖線で図示）、ポリエチレンテレフタレー
トを用いて、インサート射出成形法でプリフォーム本体
を成形すると同時に、インサートピースを熱融着させて
一体化して、口頸部にインサートピースを有するプリフ
ォームを作製し、このプリフォーム（３００）を用い
て、２軸延伸ブロー成形法で、図２に示すように、ボト
ル（１０）に成形するものである。
【００１８】上述の円筒形状のインサートピースは、図
１（ａ）に示すように、中央内周線（１２１）より両側
の開口部（１１０、図では上方及び下方）にかけてプリ
フォーム成形金型のコアと同一の傾斜比率で開いた内周
面（１２０）をもち、この内周面に中央内周線を直角方
向に横断し開口部までは達しない（通常では、開口部と
挿入抵抗調整リブの先端との間ｄが２ｍｍより大きい）
３本の中心合わせの挿入抵抗調整リブ（１３０）を内周
面に突設させるものである。このインサートピースは、
ポリアリレートとポリエチレンテレフタレートのコポリ
マー、ポリカーボネート、ポリエチレンテレフタレート
とポリカーボネートのコポマー、ポリエチレンナフタレ
ート、ポリエチレンテレフタレートとポリエチレンナフ
タレートのコポリマー、結晶化ポリエチレンテレフタレ
ートなどの耐熱性の熱可塑性樹脂を用いて、射出成形法
で作製するものである。
１（ａ）に示すように、中央内周線（１２１）より両側
の開口部（１１０、図では上方及び下方）にかけてプリ
フォーム成形金型のコアと同一の傾斜比率で開いた内周
面（１２０）をもち、この内周面に中央内周線を直角方
向に横断し開口部までは達しない（通常では、開口部と
挿入抵抗調整リブの先端との間ｄが２ｍｍより大きい）
３本の中心合わせの挿入抵抗調整リブ（１３０）を内周
面に突設させるものである。このインサートピースは、
ポリアリレートとポリエチレンテレフタレートのコポリ
マー、ポリカーボネート、ポリエチレンテレフタレート
とポリカーボネートのコポマー、ポリエチレンナフタレ
ート、ポリエチレンテレフタレートとポリエチレンナフ
タレートのコポリマー、結晶化ポリエチレンテレフタレ
ートなどの耐熱性の熱可塑性樹脂を用いて、射出成形法
で作製するものである。
【００１９】なお、本発明のＰＥＴ製２軸延伸ブロー成
形ボトルの口頸部にインサートするインサートピース
は、その下端の位置を、図２に示すように、口頸部（３
１０）の絞り部（３１２）の上端からサポートリング
（３１１）の下端までの間（Ｄ）に位置するように設け
るものである。
形ボトルの口頸部にインサートするインサートピース
は、その下端の位置を、図２に示すように、口頸部（３
１０）の絞り部（３１２）の上端からサポートリング
（３１１）の下端までの間（Ｄ）に位置するように設け
るものである。
【００２０】
【発明の効果】本発明のＰＥＴ製２軸延伸ブロー成形ボ
トルは、プリフォーム作製工程において、特殊な形状の
インサートピースを用いるため、コアにインサートピー
スを挿着するときに、方向性がなく、挿入抵抗が小さい
ので、パーツフィーダーによるセット適性が良好であ
る。また、金型内に射出された溶融樹脂の流動圧によっ
てインサートピースが移動し、コアの根元の定着リング
に挿着され、インサートピースが正確な位置に位置決め
される。
トルは、プリフォーム作製工程において、特殊な形状の
インサートピースを用いるため、コアにインサートピー
スを挿着するときに、方向性がなく、挿入抵抗が小さい
ので、パーツフィーダーによるセット適性が良好であ
る。また、金型内に射出された溶融樹脂の流動圧によっ
てインサートピースが移動し、コアの根元の定着リング
に挿着され、インサートピースが正確な位置に位置決め
される。
【００２１】また、本発明のＰＥＴ製２軸延伸ブロー成
形ボトルは、口部の形状が良好であり、キャップを装着
したときに、ボトルの密封性が良好である。
形ボトルは、口部の形状が良好であり、キャップを装着
したときに、ボトルの密封性が良好である。
【００２２】また、本発明のＰＥＴ製２軸延伸ブロー成
形ボトルの口頸部には、耐熱性の合成樹脂を材質とする
インサートピースがインサートされているため、口頸部
の耐熱性が良好である。
形ボトルの口頸部には、耐熱性の合成樹脂を材質とする
インサートピースがインサートされているため、口頸部
の耐熱性が良好である。
【図１】（ａ）は、本発明のＰＥＴ製２軸延伸ブロー成
形ボトルのインサートーピースの断面図であり、（ｂ）
は、そのインサートーピースをプリフォーム成形金型の
コアに挿着するときの状態を示す説明図である。
形ボトルのインサートーピースの断面図であり、（ｂ）
は、そのインサートーピースをプリフォーム成形金型の
コアに挿着するときの状態を示す説明図である。
【図２】実線図は、本発明のＰＥＴ製２軸延伸ブロー成
形ボトルのプリフォームの断面図であり、２点鎖線図
は、そのプリフォームから成形されるボトルの形状を示
す説明図である。
形ボトルのプリフォームの断面図であり、２点鎖線図
は、そのプリフォームから成形されるボトルの形状を示
す説明図である。
１０……ボトル １００……インサートピース １１０……開口部 １２０……内周面 １２１……中央内周線 １３０……リブ ２００……金型 ２１０……コア ２１１……定着リング ３００……プリフォーム ３１０……口頸部 ３１１……サポートリング ３１２……絞り部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 ＦＩ Ｃ０８Ｇ 64/00 Ｃ０８Ｇ 64/00 Ｂ２９Ｋ 67:00 69:00 Ｂ２９Ｌ 22:00 (72)発明者 藤原 伸数 埼玉県越谷市大間野町１丁目８番地 トッ パンプラスチック株式会社内 (72)発明者 金行 伸二 東京都台東区台東１丁目５番１号 凸版印 刷株式会社内
Claims (7)
- 【請求項１】口頸部にインサートピースを有するＰＥＴ
製２軸延伸ブロー成形ボトルにおいて、前記インサート
ピースが、円筒形状で、その内周面が中央内周線より両
側の開口部にかけてプリフォーム成形金型のコアと同一
の傾斜比率で開き、前記中央内周線を直角方向に横断し
前記開口部までは達しない３本の中心合わせの挿入抵抗
調整リブを内周面に突設し、且つ、前記プリフォーム成
形金型のコアの根元に前記インサートピースの定着リン
グを設けてプリフォームを成形したことを特徴とするＰ
ＥＴ製２軸延伸ブロー成形ボトル。 - 【請求項２】前記インサートピースの開口部と挿入抵抗
調整リブの先端との間が２ｍｍより大きいことを特徴と
する請求項１記載のＰＥＴ製２軸延伸ブロー成形ボト
ル。 - 【請求項３】前記口頸部のインサートピースの下端が、
前記口頸部の絞り部の上端からサポートリングの下端ま
での間に位置することを特徴とする請求項１記載のＰＥ
Ｔ製２軸延伸ブロー成形ボトル。 - 【請求項４】前記インサートピースの材質が、ポリアリ
レートとポリエチレンテレフタレートのコポリマーであ
ることを特徴とする請求項１乃至３記載のＰＥＴ製２軸
延伸ブロー成形ボトル。 - 【請求項５】前記インサートピースの材質が、ポリカー
ボネート又はポリエチレンテレフタレートとポリカーボ
ネートのコポリマーであることを特徴とする請求項１乃
至３記載のＰＥＴ製２軸延伸ブロー成形ボトル。 - 【請求項６】前記インサートピースの材質が、ポリエチ
レンナフタレート又はポリエチレンテレフタレートとポ
リエチレンナフタレートのコポリマーであることを特徴
とする請求項１乃至３記載のＰＥＴ製２軸延伸ブロー成
形ボトル。 - 【請求項７】前記インサートピースの材質が、結晶化ポ
リエチレンテレフタレートであることを特徴とする請求
項１乃至３記載のＰＥＴ製２軸延伸ブロー成形ボトル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34621197A JPH11170346A (ja) | 1997-12-16 | 1997-12-16 | Ｐｅｔ製２軸延伸ブロー成形ボトル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34621197A JPH11170346A (ja) | 1997-12-16 | 1997-12-16 | Ｐｅｔ製２軸延伸ブロー成形ボトル |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11170346A true JPH11170346A (ja) | 1999-06-29 |
Family
ID=18381867
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP34621197A Pending JPH11170346A (ja) | 1997-12-16 | 1997-12-16 | Ｐｅｔ製２軸延伸ブロー成形ボトル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11170346A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US20130037508A1 (en) * | 2011-08-12 | 2013-02-14 | Plastipak Packaging, Inc. | Preform with insert ring, container, and method |
| US20210299933A1 (en) * | 2018-07-23 | 2021-09-30 | Nissha Co., Ltd. | Conductive Circuit-Attached Molded Product and Manufacturing Method for the Same, and Conductive Circuit-Attached Preform and Manufacturing Method for the Same |
-
1997
- 1997-12-16 JP JP34621197A patent/JPH11170346A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US20130037508A1 (en) * | 2011-08-12 | 2013-02-14 | Plastipak Packaging, Inc. | Preform with insert ring, container, and method |
| US20210299933A1 (en) * | 2018-07-23 | 2021-09-30 | Nissha Co., Ltd. | Conductive Circuit-Attached Molded Product and Manufacturing Method for the Same, and Conductive Circuit-Attached Preform and Manufacturing Method for the Same |
| US11820065B2 (en) * | 2018-07-23 | 2023-11-21 | Nissha Co., Ltd. | Conductive circuit-attached molded product and manufacturing method for the same, and conductive circuit-attached preform and manufacturing method for the same |
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