JPH11169602A - 吸着済吸着剤の燃焼装置 - Google Patents

吸着済吸着剤の燃焼装置

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JPH11169602A
JPH11169602A JP9342599A JP34259997A JPH11169602A JP H11169602 A JPH11169602 A JP H11169602A JP 9342599 A JP9342599 A JP 9342599A JP 34259997 A JP34259997 A JP 34259997A JP H11169602 A JPH11169602 A JP H11169602A
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孝弘 近沢
Hiromichi Koizumi
博道 小泉
Toshiaki Kikuchi
俊明 菊池
Wataru Shirato
渡 白土
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Abstract

(57)【要約】 【課題】吸着済吸着剤を簡便に減容し、吸着された目的
元素を酸化物の形態で容易に回収する。 【解決手段】通液可能な多孔質耐熱性材料により形成さ
れた底部11aを有しかつ可燃性吸着剤12が充填され
る耐熱性内装容器11と、内装容器11を封止する通液
可能な多孔質耐熱性材料により形成された蓋体13と、
内装容器11を取出し可能に収容し被処理液が通過可能
に形成された耐熱性カラム14と、カラムの周囲に設け
られ吸着後の吸着剤12を燃焼させる加熱ヒータ16と
を備える。蓋体13を内筒17の下端に取付けることが
好ましく、カラム14に第1フランジ14a、内装容器
に第2フランジ11c、内筒に第3フランジ17aを形
成し、第3フランジ17a上に配置された上蓋19を備
え、第1、第2及び第3フランジと上蓋とを締結手段2
2,23により気密に締結することが好ましい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カラム内に充填さ
れ被処理液中の所定の成分を吸着させた吸着剤を燃焼さ
せる装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】被処理液を処理する処理装置として被処
理液中の所定の成分を吸着剤に吸着させる装置が知られ
ている。一般的に、このような装置は鉛直方向に長い筒
体からなるカラムに吸着剤を充填し、下部又は上部から
カラムの内部に被処理液を流入させることにより被処理
液中の所定の成分をこの吸着剤に吸着させるようになっ
ている。所定の元素を吸着させた後の吸着剤はカラムか
ら取り出されて処理される。従来、このような吸着済吸
着剤から所定の成分を酸化物として得る方法は、吸着剤
に溶離液を流して所定の成分のみを水溶液中に分離回収
し、この水溶液を乾固又は沈殿処理の後に電気炉等によ
り加熱酸化を行う方法や、カラム内部から吸着剤を抜き
出して開放型のボート皿等に入れ酸化雰囲気中で加熱酸
化する方法が知られている。
【0003】一方、吸着剤は被処理液の種類に応じて様
々なものが提案されており、特に、アクチノイド元素等
の金属元素を吸着する吸着剤として、天然物から抽出さ
れるタンニンを原料とするタンニン系吸着剤が知られて
いる(特開平5−50058,特開平5−6629
1)。このタンニン系吸着剤は柿渋等の天然物から抽出
される多くのタンニンを利用するので、資源の有効利用
をはかることができ、しかもこのタンニンは安価で入手
し易く、僅かな工程で吸着剤となるため、量産に適し経
済的効果が大きい利点を有する。また、タンニンはそれ
を構成する元素が酸素、炭素及び水素から成るので、焼
却した際に完全燃焼し、有毒ガスを発生することなく焼
却可能である。このためタンニン系吸着剤は焼却により
吸着剤の容積を大きく減少して固体廃棄物の発生量を少
なくすることができる。また吸着した金属元素によって
は、固形物は不純物を含まない金属酸化物になるため、
再利用を図ることもできる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、吸着剤に上述
したタンニン系吸着剤のような可燃性吸着剤を使用した
場合にあっても、吸着済吸着剤の処理を従来通り水溶液
中に所定の成分を分離回収することは、水溶液を乾固又
は沈殿処理する操作の他に、電気炉等により加熱酸化を
行うことが必要であるため、その作業性が悪く作業に伴
う廃液の量が比較的多い不具合がある。また、吸着剤を
ボート皿等により加熱焼却する方法ではカラム内部から
吸着剤を抜き出す操作が必要であり作業性に欠ける不具
合があるとともに、吸着剤を加熱焼却する際に再利用し
ようとする目的酸化物が排気処理系に飛散する恐れもあ
る。本発明の目的は、吸着済吸着剤を簡便に減容し、か
つ吸着剤に吸着された目的元素を酸化物の形態で容易に
回収し得る吸着済吸着剤の燃焼装置を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
図1に示すように、通液可能な多孔質耐熱性材料により
形成された底部11aを有しかつ被処理液中の所定の成
分を吸着する可燃性吸着剤12が充填される耐熱性内装
容器11と、内装容器11を封止する通液可能な多孔質
耐熱性材料により形成された蓋体13と、内装容器11
を取出し可能に収容し被処理液が通過可能に形成された
耐熱性カラム14と、カラム14の周囲に設けられ吸着
後の吸着剤12を燃焼させる加熱ヒータ16とを備えた
吸着済吸着剤の燃焼装置である。カラム14の周囲に加
熱ヒータ16を備えることによりカラム14の内部にお
いて吸着剤12を燃焼可能にする。吸着剤12を充填可
能な内装容器11をカラム14に設けることにより、吸
着剤12の燃焼後における酸化物の取扱いを容易にす
る。内装容器11を封止する通液可能な多孔質耐熱性材
料により形成された蓋体13を備えることにより、吸着
剤12を加熱ヒータ16により加熱酸化する際の再利用
しようとする目的酸化物の廃棄処理系への飛散を防止す
る。
【0006】請求項2に係る発明は、請求項1に係る発
明であって、耐熱性カラム14の下部に形成され被処理
液を導入する導入口14eと、耐熱性カラム14の上端
外縁に形成された第1フランジ14aと、内装容器の上
端外縁に形成され第1フランジ14a上に配置される第
2フランジ11cと、上端外縁に第2フランジ11c上
に配置される第3フランジ17aが形成され下端に蓋体
13が取付けられた内筒17と、第1フランジ14aに
第2フランジ11cを介して重ね合せた第3フランジ1
7a上に配置され被処理液を排出する排出口19aが形
成された上蓋19と、第1、第2及び第3フランジ14
a,11c,17aと上蓋19とを気密に締結する締結
手段22,23とを備えた吸着済吸着剤の燃焼装置であ
る。
【0007】蓋体13を内筒17の下端に取付けること
により、内装容器11に内筒17を挿入すると蓋体13
は内装容器11内部に進入して内装容器11に充填され
た可燃性吸着剤12がその他の部分に拡散することを防
止する。耐熱性カラム14と内装容器11と内筒17に
第1フランジ14a、第2フランジ11c及び第3フラ
ンジ17aを形成し、第1、第2及び第3フランジ14
a,11c,17aと上蓋19とを締結手段22,23
により気密に締結することにより、内装容器11のカラ
ム14からの離脱を可能にして吸着剤12の燃焼後にお
ける酸化物の取扱い及び新たな吸着剤の充填を容易にす
る。
【0008】請求項3に係る発明は、請求項1又は2に
係る発明であって、耐熱性カラム14の上部及び下部の
各周囲にカラム14を冷却する冷媒流路27が形成され
た吸着済吸着剤の燃焼装置である。加熱ヒータ16が吸
着剤12を加熱する際に冷媒流路27に冷媒を流通させ
ることにより、加熱ヒータ16による熱が吸着剤12以
外の他の部分に伝達することを防止する。
【0009】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態を図面に
基づいて詳しく説明する。図1及び図2に示すように、
吸着済吸着剤の燃焼装置10は通液可能な多孔質耐熱性
材料により形成された底部11aを有する耐熱性内装容
器11と、可燃性吸着剤12が充填された内装容器11
を封止する蓋体13と、この内装容器11を取出し可能
に収容する耐熱性カラム14と、加熱ヒータ16とを備
える。カラム14は円筒状に形成され、下部には被処理
液を導入する導入口14eが形成され、上端外縁には第
1フランジ14aが一体的に形成される。このカラム1
4は導入口14eから被処理液を導入することにより被
処理液がカラム14の内部を通過可能に形成される。
【0010】内装容器11はカラム14に僅かな隙間を
持って挿入可能な外径を有しかつカラム14より短い円
筒体であって、下端に通液可能であって酸化金属元素の
通過を阻止する大きさの孔を有する多孔質耐熱性材料に
より形成された底部11aが設けられる。この内装容器
11の上端外縁には第1フランジ14aと同形同大の第
2フランジ11cが形成され、第2フランジ11cは内
装容器11をカラム14に収容すると、第1フランジ1
4aの上に配置するように構成される。
【0011】蓋体13は底部11aと同様に通液可能で
あって酸化金属元素の通過を阻止する大きさの孔を有す
る多孔質耐熱性材料により形成され、内装容器11に僅
かな隙間を持って挿入可能な外径を有する内筒17の下
端に取付けられる。内筒17は内装容器11より短い筒
状体であって、内筒17の上端外縁には第2フランジ1
1cと同形同大の第3フランジ17aが形成される。第
3フランジ17aは内装容器11に内筒17を挿入する
と第2フランジ11c上に配置可能に構成される。内筒
17、耐熱性内装容器11及び耐熱性カラム14はそれ
ぞれ高温状態における強度があり、耐酸化性のある金属
により構成される。このような金属としては、例えば、
ステンレススチール、ニッケル合金等が挙げられる。
【0012】耐熱性内装容器11の第2フランジ11c
には雌ねじ11bが形成され、第3フランジ17aの雌
ねじ11bに対応する箇所には取付孔17b及び取付孔
17bより大径のざぐり穴17cが同軸上に形成され
る。内装容器11に内筒17を挿入した状態で取付孔1
7bに雄ねじ18を挿入して雌ねじ11bに螺合するこ
とにより内装容器11と内筒17は固定され、蓋体13
は内装容器11内部に進入して内装容器11に充填され
た可燃性吸着剤12がその他の部分に拡散することを防
止し、可燃性吸着剤12を内装容器11の内部に封止す
るように構成される。
【0013】内筒17を固定した内装容器11をカラム
14に挿入すると、第1フランジ14aに第2フランジ
11cを介して第3フランジ17aが重ね合され、この
第3フランジ17aの上には更に上蓋19が配置され
る。上蓋19の中央部には被処理液を排出する排出口1
9aが形成され、第1,第2及び第3フランジ11c,
14a,17aの上面にはそれぞれ円周状に第1,第2
及び第3凹溝11d,14c,17bが形成され、それ
ぞれの凹溝11d,14c,17bに収容された図示し
ないパッキンを介して第1、第2、第3フランジ11
c,14a,17a及び上蓋19は重合せ可能に構成さ
れる。
【0014】第1、第2、第3フランジ11c,14
a,17a及び上蓋19には同軸状に貫通して締結孔1
1e,14d,17e,19bがそれぞれ形成され、こ
のそれぞれの締結孔11e,14d,17e,19bに
上蓋19側から締結手段である締結ネジ22を挿入して
第1フランジ14a側からナット23を螺合することに
より重ね合された第1、第2及び第3フランジ11c,
14a,17a及び上蓋19とは気密に締結される。加
熱ヒータ16は吸着剤12に対応するカラム14の周囲
に設けられ、カラム14の上部及び下部の各周囲には冷
媒導入管24及び冷媒排出管26が接続された冷媒流路
27がそれぞれ形成される。加熱ヒータ16は吸着剤1
2を加熱することにより吸着剤12を燃焼させるととも
に、冷媒流路27に冷媒を流通させることによりその熱
がそれ以外の部分に伝達することを防止するように構成
される。
【0015】このように構成された吸着済吸着剤の燃焼
装置における被処理液中の所定の成分の吸着剤12への
吸着は、図1の実線矢印で示すように、先ず耐熱性カラ
ム14の下部に形成された導入口14eから処理する被
処理液を流入させる。導入口14eから流入した被処理
液は下方からカラム14の内部に進入し、耐熱性内装容
器11の下部に設けられた底部11aを通過して吸着剤
12に達する。この被処理液の吸着剤12内部への流通
により被処理液内部の所定の元素は吸着剤12に吸着さ
れ、被処理液が処理される。処理が完了した被処理液は
蓋体13を通過して内筒17に進入し、内筒17に進入
した被処理液は上蓋19の排出口19aから外部に排出
される。
【0016】吸着剤12に所定量の元素が吸着して吸着
剤12を処理する必要を生じた場合には、一旦被処理液
の導入口14eからの流入を停止し、図の破線矢印で示
すように、被処理液を流通させた方向と逆に上蓋19の
排出口19aからエアをカラム14の内部に流通させる
とともに、加熱ヒータ16をオン状態にして吸着剤12
を加熱する。加熱ヒータ16による吸着剤12の加熱温
度は吸着剤12の種類により適宜決定されるが、吸着剤
12がタンニン系吸着剤である場合には少なくとも60
0℃以上に吸着剤12を加熱することが必要である。こ
の加熱ヒータ16による加熱により吸着剤12はカラム
14の内部に流通するエア内の酸素と反応して燃焼す
る。
【0017】燃焼により吸着剤12は減容し、吸着剤1
2に吸着された元素は酸化物として残存する。この場
合、底部11a及び蓋体13が酸化金属元素の通過を阻
止する大きさの孔を有する多孔質耐熱性材料により形成
されているので、酸化物元素はカラム14内部に流通す
るエアとともに廃棄処理系に飛散することはなく、目的
酸化物は有効に内装容器11の内部に残存する。特に吸
着剤12がタンニン系吸着剤であればこの燃焼により完
全燃焼し、有毒ガスを発生することなく焼却し、吸着さ
れた元素のみが酸化物として内装容器11に残存する。
【0018】吸着剤12の燃焼が完了したならば、内装
容器11の内部に残存する酸化物を回収する。図2に示
すように、酸化物の回収は締結ネジ22による締結を解
除して上蓋19を取外し、内装容器11をカラム14か
ら図の破線矢印で示すように取出す。この場合、加熱ヒ
ータ16が吸着剤12を加熱する際に冷媒流路27に冷
媒を流通させれば、加熱ヒータ16の熱が吸着剤12以
外の他の部分に伝達することを防止するため、高温のカ
ラム14を取扱う場合に比較して内装容器11をカラム
14から取出す作業が比較的容易になる。次に、内装容
器11と内筒17を固定している雄ねじ18を緩めて固
定を解除した後、内筒17を内装容器11から抜出す。
内筒17を抜出した内装容器11を逆向きにして重力に
より内装容器11の内部に残存する酸化物金属28を図
の実線矢印で示すように回収する。
【0019】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、カ
ラムの周囲に加熱ヒータを備えたのでカラムの内部にお
いて吸着剤を燃焼させることができ、吸着剤を内装容器
に充填してカラムに設けたので、吸着剤の燃焼後におけ
る酸化物の取扱いを容易にすることができる。この結
果、吸着済吸着剤を簡便に減容し、かつ吸着剤に吸着さ
れた目的元素を酸化物の形態で容易に回収することがで
きる。また、耐熱性カラムと内装容器と内筒に第1フラ
ンジ、第2フランジ及び第3フランジを形成し、第1、
第2及び第3フランジと上蓋とを締結手段により気密に
締結すれば、締結手段による締結を解除するだけで内装
容器のカラムからの離脱を可能にし、加熱ヒータが吸着
剤を加熱する際に冷媒流路に冷媒を流通させれば、加熱
ヒータによる熱が吸着剤以外の他の部分に伝達すること
を防止している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の吸着済吸着剤の燃焼装置の縦断面図。
【図2】その装置から酸化物を回収する状態を示す構成
図。
【符号の説明】
11 耐熱性内装容器 11a 底部 11c 第2フランジ 12 可燃性吸着剤 13 蓋体 14 耐熱性カラム 14a 第1フランジ 14e 導入口 16 加熱ヒータ 17 内筒 17a 第3フランジ 19 上蓋 19a 排出口 22 締結ネジ(締結手段) 23 ナット(締結手段) 27 冷媒流路
フロントページの続き (72)発明者 小泉 博道 茨城県那珂郡那珂町大字向山字六人頭1002 番地の1 三菱マテリアル株式会社那珂エ ネルギー研究所内 (72)発明者 菊池 俊明 茨城県那珂郡那珂町大字向山字六人頭1002 番地の1 三菱マテリアル株式会社那珂エ ネルギー研究所内 (72)発明者 白土 渡 茨城県那珂郡東海村大字舟石川622番地1 三菱原子燃料株式会社新事業開発センタ ー内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通液可能な多孔質耐熱性材料により形成
    された底部(11a)を有しかつ被処理液中の所定の成分を
    吸着する可燃性吸着剤(12)が充填される耐熱性内装容器
    (11)と、 前記内装容器(11)を封止する通液可能な多孔質耐熱性材
    料により形成された蓋体(13)と、 前記内装容器(11)を取出し可能に収容し前記被処理液が
    通過可能に形成された耐熱性カラム(14)と、 前記カラム(14)の周囲に設けられ吸着後の前記吸着剤(1
    2)を燃焼させる加熱ヒータ(16)とを備えた吸着済吸着剤
    の燃焼装置。
  2. 【請求項2】 耐熱性カラム(14)の下部に形成され被処
    理液を導入する導入口(14e)と、 前記耐熱性カラム(14)の上端外縁に形成された第1フラ
    ンジ(14a)と、 内装容器の上端外縁に形成され第1フランジ(14a)上に
    配置される第2フランジ(11c)と、 上端外縁に前記第2フランジ(11c)上に配置される第3
    フランジ(17a)が形成され下端に蓋体(13)が取付けられ
    た内筒(17)と、 前記第1フランジ(14a)に前記第2フランジ(11c)を介し
    て重ね合せた第3フランジ(17a)上に配置され前記被処
    理液を排出する排出口(19a)が形成された上蓋(19)と、 前記第1、第2及び第3フランジ(14a,11c,17a)と前記
    上蓋(19)とを気密に締結する締結手段(22、23)とを備え
    た請求項1記載の吸着済吸着剤の燃焼装置。
  3. 【請求項3】 耐熱性カラム(14)の上部及び下部の各周
    囲に前記カラム(14)を冷却する冷媒流路(27)が形成され
    た請求項1又は2記載の吸着済吸着剤の燃焼装置。
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