JPH11169298A - 具入りスープ類の小分け装置 - Google Patents

具入りスープ類の小分け装置

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JPH11169298A
JPH11169298A JP10022277A JP2227798A JPH11169298A JP H11169298 A JPH11169298 A JP H11169298A JP 10022277 A JP10022277 A JP 10022277A JP 2227798 A JP2227798 A JP 2227798A JP H11169298 A JPH11169298 A JP H11169298A
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soup
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soup liquid
cylinder
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一誠 生田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】スープ類を小分けして客に供するのに、焦げ付
く恐れがないだけでなく、小分けの都度作業を行うだけ
で直ちに客に供することができ、しかも具の混入量にバ
ラツキが生じたり、具が形崩れしない小分け装置を提供
する。 【解決手段】具の混入したスープ類から具とスープ液と
を分離して収容する容器と、該容器を適温に加熱する手
段と、該容器から具とスープ液とを所定量づつ取り出し
て混合する手段とを具備してなり、前記容器はスープ液
が通過する分離手段によって、具とスープ液とに分離収
容し、具の混入量のバラツキを少なくした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、味噌汁、カレ
ー、スープ等のスープ類を、具の混入量を略一定とし
て、客に供する所定量づつに容易に小分けすることので
きる小分け装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】外食産業、レストラン及び工場の食堂等
では、予め別の場所で調理した10リットル〜20リッ
トル程度の缶詰の味噌汁、カレー、コーンスープ、コー
ンチャウダー等を大きな鍋に投入し、これを常時加熱
し、客に供するときには、おたまで撹拌しながら、容器
に所定量づつ目分量ですくつていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、スー
プ類は常時加熱しているので、焦げ付かないようにする
ため、頻繁に撹拌する必要があった。そのため、専用の
作業員を必要としたので、人件費の点からスープ類がコ
スト高になる問題があった。そればかりか、具の混入量
にバラツキが生じたり、頻繁に撹拌するため、具の形が
崩れたりする問題があった。
【0004】また、常時加熱せずに、客に供する時にの
み加熱するようにしても行っていたが、この場合は、ス
ープ類が温まるまで、ある程度の時間を要するので、直
ちに客に供することができない場合が生じる問題があっ
た。
【0005】この発明は、このような点に着目してなさ
れたものであり、スープ類を小分けして客に供するの
に、焦げ付く恐れがないだけでなく、小分けの都度作業
を行うだけで直ちに客に供することができ、しかも具の
混入量にバラツキが生じたり、具が形崩れしない小分け
装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的に沿う本発明の
構成は、具の混入したスープ類から具とスープ液とに分
離して収容する容器と、該容器を適温に加熱する手段
と、該容器から具とスープ液とを所定量づつ取り出して
混合する手段とを具備してなり、前記容器はスープ液が
通過する分離手段によって、具とスープ液とに分離収容
することを特徴とする。
【0007】要するに本発明は、予め調理したスープ類
を分離手段で具とスープ液とに分離して収容し、これを
所定量づつ取り出して混合することを要旨とするもので
あるが、従来、調理後のスープ類を具とスープ液とに分
離して収容することは全く行われていないし、このよう
な発想も全く知られていない。
【0008】このように、本発明に於いては、具とスー
プ液とを分離して収容することを特徴とするものである
が、これは完全に分離する必要はなく、具にスープ類
が、スープ類に具が一部混入しても差し支えない。
【0009】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を説明
する。図1は、本発明の実施例を示す断面図であり、容
器1は外筒2内に収容され、容器1と外筒2との間に
は、加熱水3が充填されている。加熱水3は、ヒーター
61によって、スープ類を65〜70℃程度の適温に加
熱し得るように維持されている。
【0010】容器1は、下部が具収容部4とスープ液収
容部5とに分離され、スープ液収容部5の上部から具収
容部4に向けて、ステンレス製の網状体6が下降斜設さ
れている。
【0011】従って、容器1の上端の蓋43を開いて投
入口から投入されたスープ類は、網状体6に当たって、
スープ液はスープ液収容部5に収容され、具は、網状体
6から具収容部4に落下する。
【0012】本発明に使用する具とスープ液との分離手
段としては、網状体に限らず、スープ液のみが通過する
多数の開口を形成した板体であっても良く、スープ液と
具とに分離し得るものであれば、特に限定されない。
【0013】上記実施例においては、ステンレス製の網
状体6を下降斜設しているが、これは必ずしもこのよう
でなくとも良い。
【0014】単に網状体で仕切り壁のように形成して
も、或は円筒状の網状体を内装しても良い。この場合
は、具収容部に具の混入したスープ類を投入すれば、ス
ープ類は網状体を通ってスープ液収容部5に流入する。
【0015】具収容部には、或る程度のスープ液が混入
しても差し支えない。スープ類の混入を少なくするに
は、具収容部の容積が小さくなるように網状体を位置さ
せれば良い。
【0016】図中、62はレベルスイッチであり、加熱
水が一定量以下となるのを検知し、自動的に給水するよ
うになっている。
【0017】具収容部4とスープ液収容部5との下端に
は、それぞれ筒体7,7′が、容器下端開口20,2
0′と筒体7,7′の開口8,8′とが一致するよう
に、溶接等によって固定されている。
【0018】筒体7,7′には、図2に示すように、開
口9,9′を形成した定量筒体10,10′が回動し得
るように密嵌され、筒体7,7′が外弁、定量筒体1
0,10′が内弁の作用をし、合わせて定量弁を形成し
ている。定量筒体の後部には、押出棒11,11′が、
往復摺動し得るように密嵌されている。
【0019】筒体7,7′の先端には、図3に示すよう
に、ボール弁19,19′を螺子によって接続するフラ
ンジ円板12が固定され、筒体7,7′の後端には、短
円筒体13が固定されている。短円筒体13には、定量
筒体10と筒体7との間から液が漏れるのを防止するシ
ール筒体14が密嵌され、螺子で連結固定されている。
【0020】定量筒体10,10′の後部には、歯車1
5,15′が螺子16によって、ねじ止め固定されてい
る。歯車15,15′の後方には、短円筒体17が固定
され、短円筒体17には、ピストンシール筒体18が密
嵌され、螺子で連結固定されている。
【0021】上記のように構成されているので、押出棒
11,11′を定量筒体10,10′に所定の位置で密
嵌させた状態では、押出棒11,11′先端と筒体7,
7′先端との間に一定の容積の空間が形成される。
【0022】定量筒体10,10′の開口9,9′と容
器下端の開口20,20′とを、それぞれ合わせた状態
で、前記空間内に一定量の具及びスープ液をそれぞれ収
容し、歯車15,15′を回転させて、一定量の具とス
ープ液とを別々に定量弁内に取り出すことができる。
【0023】それからボール弁19,19′を開き、押
出棒11,11′を前進摺動させて、具とスープ液とを
押し出し、押し出された具とスープ液とを同じ容器に受
けることによって、略同量の具が混入したスープ類に小
分けすることができる。
【0024】上記実施例では、同一の構成の定量筒体1
0,10′にそれぞれ具とスープ液とを別々に収容して
いる。しかしながら、これは必ずしもこのようでなくと
も良く、例えば定量筒体内を隔壁を介して2室に分割
し、それぞれの室に具とスープ液とを別々に収容しても
良い。この場合は、押出棒に隔壁を挟持する切り込みを
形成すれば、上記と同じようにして、具とスープ液とを
同時に押し出すことができる。
【0025】次に、ボール弁19,19′の開閉、定量
筒体10,10′の回転及び押出棒11,11′を前
進、後進摺動させる装置の実施例を図3に基づいて説明
する。尚、図3に於いては省略したが、筒体7,7′の
開口に連結固定する具とスープ液を収容する容器1は、
図4に示すようになっている。
【0026】後端に把手22を設け先端にラック23を
連設した操作かん29は、ガイドレール24,24に固
定した支持具25,25に、往復運動し得るように支持
されている。
【0027】ガイドレール24,24は、断面コ字形に
形成され、対向するコ字部で板体26をスライド自在に
支持している。ガイドレール24,24の下方には、対
向して同様のガイドレール24′,24′が固定され、
同様に対向するコ字部で板体26′をスライド自在に支
持している。
【0028】板体26,26′には、ガイド孔27,2
7′が形成され、該ガイド孔27,27′には、操作か
ん29に下方に向けて垂直に固定したロッド28が嵌挿
され、ロッド28の下端は水平折曲し、折曲部は支持具
30によって操作かんと同方向に往復移動し得るように
支持されている。
【0029】ガイド孔27,27′は、互いに平行な長
孔と該長孔を連結する斜めの長孔とから形成され、ロッ
ド28が斜めの長孔を移動するにつれて、板体26,2
6′がスライドするようになっている。
【0030】板体26には、ラック31が固定され、ラ
ック31は、定量筒体10,10′に固定したピニオン
15,15′に歯合している。
【0031】板体26′にも、ラック32が固定され、
ラック32は、ピニオン33に歯合している。ピニオン
33は、回動自在に支持された軸34の下端に固定さ
れ、軸34の上端には、歯車35が固定され、歯車35
は、ボール弁19,19′を開閉する両歯車36,3
6′に歯合している。
【0032】操作かん29の先端に形成したラック23
は、回動自在に支持された軸37に固定されたピニオン
38に歯合している。
【0033】軸37には、カム39が固定され、カム3
9は、押出棒11と11′の後端を連結する連結棒40
に係合している。
【0034】次に、図3に示す本発明の装置の作用を、
図3〜図8に基づいて説明する。操作前は、図5に示す
ように定量弁の内弁(定量筒体)10,10′は開で、
ボール弁19,19′は閉の状態で、押出棒11,1
1′は右方向のストップ位置にあり、具とスープ液は常
に定量弁内に充満している。
【0035】図3は、把手22を僅かに引いた状態を示
すもので、更に引いてロッド28が長孔27′の屈曲点
にきた状態では、板体26′は移動しないので、図6に
示すようにボール弁19,19′は閉じたままである
が、板体26とラック31は移動するので、定量筒体1
0,10′は180°回転し、容器1の具収容部4及び
スープ液収容部5の下端開口を閉鎖し、具とスープ液と
は、定量弁内に封鎖される。尚、押出棒11,11′
は、この状態では移動しない。
【0036】更に把手22を引いて、ロッド28が板体
27′の斜めの長孔の端部にきた状態では、板体26′
及びラック32は移動するので、図7に示すように、ボ
ール弁19,19′は90°回転して開き、定量弁内の
具とスープ液は、外に出る状態となる。ボール弁が開く
と、定量弁内のスープ液は外に流れ出す。
【0037】更に把手22を引いてロッド28が操作か
んと平行の板体27′の長孔の下端にきた状態では、図
8に示すように、押出棒11,11′が前進摺動し、先
端はボール弁から若干突出して、スープ液と具とを完全
に押し出し、押し出されたスープ液と具とは、両ボール
弁の吐出口に連結した漏斗状物41の流出口42を通っ
て適当な食器に受けることができる。
【0038】押出棒が移動するときは、板体26,2
6′は移動しないので、定量筒体とボール弁は回転しな
い。また、定量筒体とボール弁とが回転するときは、カ
ム39は回転するが、カム39の形状が押出棒を押さな
いように設定されている。
【0039】上記操作時間は、図5から図6の状態まで
が、約0.5秒、図6から図7の状態までが、約0.5
秒、図7から図8の状態までが、約1秒で合計約2秒で
ある。
【0040】次に操作かんを押せば、図8から図7及び
図6の状態を通って、図5の最初の状態(2杯目の工
程)に戻る。この操作時間も上記と同じで、合計約2秒
となり、1工程の操作時間は、約4秒以内である。
【0041】尚、図6の状態では、定量筒体内には、エ
アーが充填されているので、これを図5の状態にする
と、エアーが具とスープ液中に混入し、具中に混入した
エアーが気泡となって具を激しく撹拌する。そのため、
具中にスープ液が混入していても、均一化されて略一定
量が定量筒体内に落下する。
【0042】図4及び図5に示すように、外弁となる筒
体7(7′)には、上端にフランジ44を有する筒体4
5が、溶接固定されている。このフランジ44と容器下
端のフランジ46とを、適当な公知の連結手段によっ
て、着脱自在に連結固定している。
【0043】このように形成すれば、容器1を容易に分
離して、別々に洗浄することができ、本発明の装置が容
易に洗浄できるから、常に清潔な状態に保つことができ
る。連結手段としては、特に限定されないが、バンド状
物でワンタッチで締めつけ、取り外しできる公知の連結
手段を使用すると良い。
【0044】図9は、本発明の装置の他の実施例を示す
ものであり、更に分解組み立てを容易とし、パーツ毎に
容易に分解洗浄できるようにした装置の実施例を示すも
のである。
【0045】ハンドル47に連結した軸48には、先端
にベルト車49、中央及び後部にベベルギアー(スパイ
ラルギアー)50,51が嵌合固定されている。
【0046】ベルト車49とシリンダーバルブ52の軸
に嵌合固定したベルト車53とには、タイミングベルト
54が張設されている。押出棒11,11′の後端を連
結する連結板55の中央には、前記シリンダーバルブ5
2の軸が固定されている。
【0047】シリンダーバルブ52の外周には、カム溝
56が形成され、該カム溝56には、連結板55に連結
した板体に形成した突起58が嵌合し、ベルト車53の
回転運動を、押出棒11,11′の直線運動に変換して
いる。
【0048】中央部のベベルギアー50には、ベベルギ
アー57が歯合し、ベベルギアー50の回転運動を直交
方向の回転運動に変換している。
【0049】ベベルギアー57の後部のギアーの形成さ
れていない部分には、カム溝56′が形成され、カム溝
56′には、ラック32′の一端下面に設けた突起が嵌
合し、ベベルギアー57の回転運動をラック32′の直
線運動に変換している。
【0050】ラック32′には、歯車15,15′が歯
合し、歯車15,15′を回転させることによって、定
量筒体10,10′を回転させ、ホッパージョイント5
9,59′の開口(容器下端の開口)の開閉を行うよう
になっている。
【0051】ホッパージョイント59,59′のフラン
ジと容器1下端のフランジとの連結は、図4に示す実施
例と同様に容易に着脱し得るように形成されている。
【0052】軸48の後部のベベルギアー51には、同
様にベベルギアー60が歯合し、同様にカム溝56″に
案内されたラック32によって、歯車36,36′を回
転させて、ボール弁19,19′の開閉を行うようにな
っている。
【0053】上記実施例の作用は、図5〜図8に示す実
施例と同様である。即ち、定量筒体を180°回転させ
て図6の状態とし、次いでボール弁を90°回転させて
図7の状態とし、それから押出棒を前進摺動させて図8
の状態とする。
【0054】定量筒体が180°回転するまでは、ボー
ル弁は回転せず、ボール弁が90°回転するまでは、押
出棒は移動しないように、それぞれカム溝26,2
6′,26″が形成されている。
【0055】ハンドル47を逆回転させることによっ
て、最初の状態に戻る。上記のように形成されているの
で、歯車同士は容易に取り外しできるから、全てのパー
ツに容易に分解して清掃することができ、本発明の装置
全体を常に清潔に保つことができる。
【0056】図3及び図9に示す実施例では、機構は全
て機械式になっている。これは必ずしもこのようでなく
とも良いが、このように形成すれば、モータ等の電気部
品を使用しないので、故障を起こしにくく且つ安価に構
成することができる。
【0057】図10は、本発明の他の実施例を示すもの
である。上記実施例においては、容器1の加熱は、電気
ヒーターで行っている。温度センサーによって、内温を
検知し、スープ液が65〜70℃の適温となるように電
気ヒーターを制御している。
【0058】また、上記実施例においては、1台の定量
バルブを使用し、定量筒体10内に、スープ液と具とを
一緒に投入するようにしている。このように具とスープ
液とを同じ定量筒体10に収容しても、定量筒体に落下
した具は広がらないので、スープ類への具の混入量を略
一定とすることができる。
【0059】この場合は、容器1下端の具の落下する開
口とホッパージョイントのフランジとの間に板体を進退
し得るように装着し、スープ類の具の種類に応じて、具
の落下する開口の大きさを調整するようにすると良い。
【0060】また、上記実施例においては、スープ類の
液面は、網状体6の上面に達しているので、具収容部に
スープ液が混入するが、上記したように落下した具は略
一定となるので、差し支えない。
【0061】図10中、液面計ノズルは、スープ類の液
面を検知するものであり、スープ液と具とが少なくなっ
たら、これを検知して報知し、ドラム缶などから次のス
ープ液を投入するようになっている。
【0062】また、図10に於いては、安全弁が設けら
れているが、これは電気ヒータが故障し、内温が上昇し
た場合には、この安全弁から蒸気を放出し、装置を安全
に維持するものである。
【0063】本発明の装置は、味噌汁、カレー、スープ
等の具の混入しているスープ類を一人前づつに小分けす
る目的であるなら、全て支障なく適用することができ
る。また、味噌汁を缶に密封し、自動販売機等で販売す
る目的での小分けに使用することもできる。
【0064】本発明によれば、具とスープ液とを自動的
に振り分け、それぞれ略一定量づつ混合するので、具の
混入量を略一定とし、容易に一人前(約180〜200
cc)づつに小分けすることができる。
【0065】また、具とスープ液とを65〜70℃程度
の適温に加熱すれば、焦げ付く恐れがないので、撹拌す
る必要もないから、専用の作業員を必要とせず、また具
の形崩れを防止することができる。
【0066】
【発明の効果】以上述べた如く、本発明によれば、小分
けするスープ類の具の混入量を略一定とすることができ
るほか、容易に一人前づつに小分けすることができるの
で、スープ類の作業コストを大幅に低減することができ
ると共に、スープ類が焦げ付く恐れがなく、具の形崩れ
を防止することができる。
【0067】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す断面図である。
【図2】本発明の定量弁の分解断面図である。
【図3】本発明の実施例を示す斜視図である。
【図4】図3の断面図である。
【図5】本発明の定量弁の操作前の状態を示す斜視図で
ある。
【図6】定量筒体が回転した状態を示す斜視図である。
【図7】ボール弁が回転した状態を示す斜視図である。
【図8】押出棒が前進摺動した状態を示す斜視図であ
る。
【図9】本発明の他の実施例を示す斜視図である。
【図10】本発明の他の実施例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 容器 2 外筒 3 加熱水 4 具収容部 5 スープ液収容部 6 網状体(具とスープ液との分離手
段) 7,7′ 筒体(外弁) 10,10′ 定量筒体(内弁) 11,11′ 押出棒 15,15′ 定量筒体に固定したピニオン 19,19′ ボール弁(内容物を吐出するバル
ブ) 36,36′ ボール弁を開閉する歯車 39 カム

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】具の混入したスープ類から具とスープ液と
    に分離して収容する容器と、該容器を適温に加熱する手
    段と、該容器から具とスープ液とを所定量づつ取り出し
    て混合する手段とを具備してなり、前記容器はスープ液
    が通過する分離手段によって、具とスープ液とに分離収
    容することを特徴とする具入りスープ類の小分け装置。
  2. 【請求項2】前記容器のスープ液収容部の上方から具収
    容部に向けて、具とス−プ液との分離手段を下降斜設し
    てなる請求項1に記載の小分け装置。
  3. 【請求項3】前記具とスープ液とを分離する手段が、網
    状体又はスープ液のみが通過する多数の開口を形成した
    板体である請求項1に記載の小分け装置。
  4. 【請求項4】前記具とスープ液とを、前記容器から定量
    筒体内に略一定量取り出して収容した後、該定量筒体内
    の内容物を吐出するバルブを開いて、定量筒体に密嵌さ
    せた押出棒を前進摺動させ、具とスープ液とを押し出し
    て小分けする請求項1〜3のいずれかに記載の小分け装
    置。
  5. 【請求項5】前記容器下端の開口と連通する開口を有す
    る筒体に、前記定量筒体を回動し得るように密嵌し、前
    記定量筒体に形成した開口と前記筒体の開口とを合わせ
    て、定量筒体内に具とスープ液とを取り出した後、定量
    筒体を回転させて、前記容器下端の開口を閉じ、定量筒
    体内に所定量の具とスープ液とを収容するように構成し
    てなる請求項4に記載の小分け装置。
  6. 【請求項6】前記容器下端にフランジを形成し、前記筒
    体上端にフランジを有するホッパーを固定し、両フラン
    ジ部を着脱自在に連結してなる請求項5に記載の小分け
    装置。
  7. 【請求項7】把手を回転又は押すか引くことにより、把
    手に連設した操作かんの動きに連動してラックを移動さ
    せて、該ラックに歯合した歯車を回転させることによっ
    て、前記定量筒体の回転を行い、次いで更に把手を回転
    又は押すか引くことにより、把手に連設した操作かんの
    動きに連動して別のラックを移動させて、該ラックに歯
    合した前記内容物を吐出するバルブを開き、更に把手を
    回転又は押すか引くことにより、把手に連設した操作か
    んの動きに連動した回転運動をカム機構によって往復運
    動に変換して、前記押出棒の前進摺動を行う請求項5又
    は6に記載の小分け装置。
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