JPH11169160A - 壜詰め果実酒とその製造方法 - Google Patents

壜詰め果実酒とその製造方法

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JPH11169160A
JPH11169160A JP36226597A JP36226597A JPH11169160A JP H11169160 A JPH11169160 A JP H11169160A JP 36226597 A JP36226597 A JP 36226597A JP 36226597 A JP36226597 A JP 36226597A JP H11169160 A JPH11169160 A JP H11169160A
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JP
Japan
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fruit
bottle
bottled
mouth
wine
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JP36226597A
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English (en)
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Matsuo Matsuki
松雄 松木
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 壜に焼酎などのアルコールと果実を入れて製
造した果実酒に関し、壜の口より大きな果実をそのまま
の形で壜に入れた壜詰め果実酒を得る。 【解決手段】 口部2より大径の中間部3を有する透明
ないし半透明の壜1の中間部3に、その口部2の内径よ
り大径の果実16がそのままの形で収納されている。果
実としては、ナシ5やリンゴ等のバラ科のものが好まし
い。この発明の壜詰め果実酒は、果物の実がまだ小さい
うちに、枝についたままの実を壜の中に差し込んで壜の
中で成長させ、実が熟したら茎を切って収穫し、果実と
共に取り入れた壜のなかに焼酎などを入れることによっ
て製造される。壜は透明ないし半透明のものを用い、壜
を天地逆にした状態で果実を成育させるか雨水が入らな
いように覆いを付ける。壜は口部が短いものが好まし
く、壜の内壁と成育中の果物とが接触しないように、紐
や網や支え棒などを適宜用いて壜を保持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、壜に果実と焼酎な
どのアルコールを入れて製造した果実酒に関し、特に果
実をそのままの形で壜に入れて漬けた果実酒に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】果実をそのままの形で漬けた果実酒とし
ては、壜詰めの梅酒やイチゴ酒がある。例えば、梅酒は
広口壜に多数の青梅の実をそのまま入れ、砂糖とともに
焼酎に漬けて造ったものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のこの種の果実酒
は、飲むことを主眼としており、見て楽しむものではな
かった。また、使用されている壜は円筒形の広口壜であ
り、果実を入れやすくした形状であった。更に、その製
造方法も壜の口から果実、砂糖、焼酎を入れて漬けるも
のであり、別段の工夫を必要とするものではなかった。
【0004】本発明は、飲むだけでなく棚等に飾って楽
しむことができる、壜詰め果実酒を提供することを課題
としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明の壜詰め果実酒
は、口部2より大径の中間部3を有する透明ないし半透
明の壜1の中間部3に、その口部2の内径より大径の果
実16がそのままの形で収納されていることを特徴とす
るものである。使用する果実としては、オレンジ、レモ
ン、ライム、グレープフレーツ等の柑橘属のものやリン
ゴ、ナシ、サクランボ、モモ、アンズ、プラム、ビワ等
のバラ科のもの、ブドウ等の蔓性植物のものを用いるこ
とができる。
【0006】請求項2記載の発明は、請求項1記載の壜
詰め果実酒において、果実16がナシやリンゴ等のバラ
科のものであることを特徴とするものである。
【0007】この発明の壜詰め果実酒は、果物の花が散
った後の実がまだ小さいうちに、枝についたままの実を
壜の中に差し込んで壜の中で成長させ、実が熟したら茎
を切って収穫し、果実と共に取り入れた壜のなかに焼酎
と砂糖などを入れることによって製造される。壜の中で
果実を育てるためには、壜が日光を通すこと、壜の中に
雨水が溜まらずかつ空気が流通すること、成育中に果物
を傷めたり正常な成育を阻害しないように壜を保持する
ことが必要である。従って壜は透明ないし半透明のもの
を用い、壜を天地逆にした状態で果実を成育させるか雨
水が入らないように覆いを付ける。壜は口部が短いもの
が好ましく、壜の内壁と成育中の果物とができるだけ接
触しないように、紐や網や支え棒などを適宜用いて果樹
の枝や別途設けた支柱等で壜を保持する。
【0008】
【作用】この発明の壜詰め果実酒は、透明ないし半透明
の壜1の中間部に、その口部2の内径より大径の果実1
6がそのまま収納されているので、開栓して果実酒とし
て飲むことができるほか、飲む前又は飲んでいる間中、
サイドボード、陳列棚などに陳列して楽しむことができ
る。この壜詰め果実酒は、中に収納されている果実が壜
の口より大きいので、従来の方法では壜の中に入れるこ
とができず、見る人の興味をそそる。また、贈答品とし
ても好適なものである。
【0009】請求項2記載の壜詰め果実酒は、ナシ等の
バラ科の果実は、実の根元にある茎(「つくし」と呼ば
れている)が長いので、果実を傷めずにこの発明の壜詰
め果実酒を比較的容易に製造することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は本発明の一実施例を示した
ものである。本実施例の壜詰め果実酒は、透明なガラス
壜1を備えている。壜1は、口部2が狭く中間部3が大
きく膨らんだ徳利形をしている。壜の口部2は栓4で密
封されており、壜1の中間部3には熟したナシがそのま
まの形で焼酎に漬けて収納されている。
【0011】図2及び図3に基づき壜詰め果実酒の製造
方法を説明する。徳利形の壜1をナイロン糸を粗く編ん
だ袋7で包み、壜1を天地逆にしてその口部2を通して
ナシの花が散った後の茎9及びその先端の実11を挿入
し、袋7と他の枝12とを紐13で結んで吊るす。周り
に適当な枝12がないときは、木材14を枝12の間に
架設して、これに縛りつける。このとき、実11が壜1
になるべく接触しないようにする。
【0012】初期段階では、実が小さく枝の上方にある
ので、壜を天地逆にして装着しており、壜の中に雨水が
入らない。しかし実が大きくなってナシ(果実)にな
り、これが枝12から垂れ下がりだしたら、壜1を正常
な姿勢に戻して袋7で保持する。このとき壜の口部2が
上方を向くので、壜の中に雨水が入りやすくなる。そこ
で、U字形のプラスチック製の板やシート片15をナシ
の下がっている枝にかけて通気性を確保しながら、壜の
口部2を覆い、この状態でナシが熟するのを待つ。壜が
透明ないし半透明なので、日光が壜を通過して果実を照
射し、果実が熟するのを妨げない。実が熟したら、茎を
切って壜の中に焼酎を入れる。なお、ナシの代わりにリ
ンゴやカキを用いることができるが、ナシは外皮が薄く
しかも甘味があり水分も多いので、そのままの形で果実
酒6にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】壜詰め果実酒の側面図
【図2】製造の初期段階の側面図
【図3】製造の中期段階の側面図
【符号の説明】
1 壜 2 壜の口部 3 壜の中間部 16 果実

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 口部(2) より大径の中間部(3) を有する
    透明ないし半透明の壜(1) を備えており、壜(1) の中間
    部(3) に口部(2) の内径より大径の果実(16)がそのまま
    の形で収納されていることを特徴とする、壜詰め果実
    酒。
  2. 【請求項2】 果実(16)がナシやリンゴ等のバラ科のも
    のであることを特徴とする、請求項1記載の壜詰め果実
    酒。
  3. 【請求項3】 果物の実がまだ小さいうちに枝についた
    ままの実を壜の中に差し込んで壜の中で成長させ、実が
    壜の口部の内径より大きくなったら茎を切って収穫し、
    果実と共に取り入れた壜のなかに焼酎を入れることを特
    徴とする壜詰め果実酒の製造方法。
JP36226597A 1997-12-10 1997-12-10 壜詰め果実酒とその製造方法 Pending JPH11169160A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2814356A1 (fr) * 2000-09-26 2002-03-29 A114Fun Consumer Products Ltd Dispositif d'injection d'un morceau de fruit dans un recipient
KR100988426B1 (ko) 2009-10-26 2010-10-18 인제군 산돌배 혼성주 제조 방법
KR101178378B1 (ko) 2010-08-18 2012-08-29 황길수 성장 과일을 가공하지 않고 과일주를 제조하는 방법
CN103122302A (zh) * 2013-03-19 2013-05-29 中国农业大学 一种配制梨酒的制作方法

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