JPH11169085A - シャーベット供給装置 - Google Patents

シャーベット供給装置

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JPH11169085A
JPH11169085A JP34002097A JP34002097A JPH11169085A JP H11169085 A JPH11169085 A JP H11169085A JP 34002097 A JP34002097 A JP 34002097A JP 34002097 A JP34002097 A JP 34002097A JP H11169085 A JPH11169085 A JP H11169085A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sherbet
refrigerator
cooling means
frozen dessert
cylinder
Prior art date
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Pending
Application number
JP34002097A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideya Sato
秀也 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daiwa Industries Ltd
Original Assignee
Daiwa Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Daiwa Industries Ltd filed Critical Daiwa Industries Ltd
Priority to JP34002097A priority Critical patent/JPH11169085A/ja
Publication of JPH11169085A publication Critical patent/JPH11169085A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 冷菓ベースを冷却・攪拌しながらシャーベッ
トを調製する装置において、攪拌用スクリュー駆動軸に
かかる負荷を平準化して検出し、冷凍機の適切な運転制
御を行う。 【解決手段】 蓄溜するタンク4から冷菓ベースを冷却
手段2を備えたシリンダー3内に導きスクリュー9で攪
拌しながらシャーベット状にし、抽出コック7を開閉し
てシャーベットを抽出する装置において、上記スクリュ
ー駆動軸9’にロータリーエンコーダー11を設け、こ
のロータリーエンコーダー11が検出する回転数と、マ
イクロコンピユータに予め書き込まれた電源電圧に対応
するトルク−回転数特性の情報とを比較演算し上記冷却
手段2の冷凍機を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、冷却手段を備え
たシリンダー内に冷菓ベースを導き、シリンダー内で回
転するスクリューで攪拌しながらシャーベット状にする
シャーベット供給装置であって、上記冷却手段の冷凍機
の運転を制御する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】シャーベット供給装置は、図4に示すよ
うにタンク4内に蓄溜した冷菓ベースを冷却手段2を備
えたシリンダー3内に導き、この冷菓ベースをスクリュ
ー9で攪拌しながら適度に冷却してシャーベットにし、
これを抽出コック7からカップCに供給するように構成
したものである。ここで、冷菓ベースがシリンダー3内
・外で過度に冷却されて固体になってしまうと食感の悪
くなるだけではなく、スクリュー9を駆動するモーター
8が過負荷により焼損する恐れがある。
【0003】そこで、こうした事故が発生しないように
モーター8を含むギヤーボックス10全体を、スクリュ
ー駆動軸9’にかかる回転トルクによって振り子のよう
に揺動するようにし、これをリミットスイッチSで検出
して冷凍機の運転を制御していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記の如く
構成する従来技術に係るシャーベット製造装置では、冷
菓ベースが冷却・攪拌されてシャーベット化する過程で
凍結ムラが存在し、スクリュー駆動軸に発生する回転ト
ルクが瞬間的に高くなることが多く、この瞬間的ピーク
をリミットスイッチが検知して冷凍機を停止していたの
では適切な冷凍機の運転ができなくなる。
【0005】また、上記のような過敏なリミットスイッ
チの作動を回避するために、揺動するギヤーボックスと
リミットスイッチとの間隔を広げると、今度は逆に回転
トルク増大の検出が遅れてモーターが焼損する恐れがあ
る。
【0006】さらに、リミットスイッチは、バネ材に接
点を設け、これをケーシングに支持してなる機構である
ため、接点の表面荒れやバネ材の金属疲労によって長期
間の使用のうちに動作特性が低下する。従って、良好な
制御を保証するためには有効寿命内に取り替えなければ
ならず保全のための工数と経費が嵩む問題があった。
【0007】この発明は上記の問題に鑑み、冷菓ベース
の凍結ムラに起因するスクリュー駆動軸の回転トルクの
瞬間的変動にかかわりなく適切な冷凍機の運転制御をし
得るシャーベット供給装置を提供しようとするものであ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に請求項1の発明は、蓄溜するタンクの冷菓ベースを冷
却手段を備えたシリンダー内に導き攪拌しながらシャー
ベット状にし、抽出コックを開閉して該シャーベットを
供給する装置において、攪拌用スクリュー軸に回転速度
検出手段を設け、回転速度検出手段の平均出力とマイク
ロコンピユータに予め書き込まれた電源電圧に対応する
情報とを比較演算し、上記演算結果に基づき上記シリン
ダの冷却手段の冷凍機を制御する構成を採用したもので
ある。
【0009】請求項2の発明は、上記マイクロコンピュ
ータに予め書き込まれた電源電圧に対応する情報を、電
源電圧の計測値に連動して選択されるような構成を採用
したものである。
【0010】上記の如く構成するこの発明にあっては、
スクリュー駆動軸に発生するトルクを、電源電圧に対応
するモーターの回転数で判定することとなり、瞬間的な
トルク変動を除去して適切な冷凍機の運転制御を行うこ
とができる。
【0011】請求項3の発明は、蓄溜するタンクの冷菓
ベースを冷却手段を備えたシリンダー内に導き攪拌しな
がらシャーベット状にし、抽出コックを開閉して該シャ
ーベットを供給する装置において、攪拌用スクリュー軸
に発生するトルクをロードセルで検出し、上記ロードセ
ルの出力の積分値と基準値とを対比し、得られた出力に
より上記シリンダの冷却手段の冷凍機を制御するように
してなる構成を採用したものである。
【0012】上記の如く構成するこの発明にあっては、
スクリューにかかる回転トルクの積分値により冷凍機の
制御を行うので、瞬間的回転トルクの変動には動作せず
適切な運転制御を行うことができる。
【0013】
【発明の実施の形態】次に、この発明に係る実施形態を
図面を参照しながら説明する。フレーム1内には冷凍機
を構成する圧縮機、凝縮器、放熱扇(図示せず)が据え
つけられている。フレーム1上のタンク4には冷却手段
2を備えたシリンダー3が設置され、シリンダー3には
後方開口5と前方開口6が設けられ、スクリュー9によ
って冷菓ベースが冷却・攪拌され循環しながらてシャー
ベット化される。
【0014】上記シリンダー3の内・外に設置されたス
クリュー9は、モーター8によって駆動され、シリンダ
ー3の前端側タンク4壁面に取り付けられたコック7か
らシャーベットを抽出できるようになっている。
【0015】ギヤーボックス10を介してモーター8に
より駆動されるスクリュー駆動軸9’にはロータリーエ
ンコーダー(以下REという)11が取り付けられてス
クリュー9の回転数に応じた信号が出力される。なお、
ここでRE11に替えて他の回転速度検出手段を採用し
てもよい。
【0016】図1、図2を参照して説明する。RE11
の出力信号はマイクロコンピュータのメモリーに書き込
まれた情報と比較演算され、回転数が正常ならば冷凍機
の運転は継続され、シリンダー3内の冷菓ベースが凍結
状態になってスクリュー駆動軸9’の回転トルクが大き
くなり回転速度が低下すると冷凍機の運転は停止され
る。
【0017】なお、モーター8の「トルク−回転数特
性」は電源電圧によって変化するのでマイクロコンピュ
ータのメモリーには、電源電圧に対応する「トルク−回
転数特性」の情報が書き込まれ、電源電圧の計測データ
ーに基づき上記書き込まれた情報を選択し、比較演算さ
れた結果により冷凍機の運転が制御される。
【0018】上記実施形態では、スクリュー駆動軸9’
の回転速度を検出することにより冷凍機の運転を制御し
たが、スクリュー駆動軸9’の回転トルクをロードセル
で検出し、この出力の積分値を基準情報と比較演算して
制御することもできる。
【0019】具体的には、図3に示すようにロードセル
12の出力を電圧信号として取り出し、コンパレーター
13の正端子にこの出力を接続し、負端子に可変電源1
4を接続してコンパレーター13の出力で冷凍機の運転
を制御することができる。さらに必要ならば、コンパレ
ーター13の出力をコンデンサー15と抵抗16(いず
れかを可変とする)接続して接地し、コンデンサー15
の充電電圧によりリレーRを介して冷凍機の運転を制御
すればスクリューの回転トルクの小さい変動を除去して
制御できる。
【0020】
【発明の効果】以上説明した如くこの発明によれば、冷
菓ベースの凍結ムラに起因するスクリュー駆動軸の回転
トルクの瞬間的変動にかかわりなく適切な冷凍機の運転
制御が可能になり、シャーベット供給装置の運転制御が
実使用に適したものとなり、保全管理上の工数と経費の
節減に資することができるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a) この発明に係る実施形態の一部切り欠
き正面図 (b) 図1(a)の駆動部分の背面図
【図2】同冷凍機の制御ブロック図
【図3】この発明に係る別の実施形態の回路図
【図4】(a) 従来技術の一部切り欠き正面図 (b) 図4(a)の駆動部分の背面図
【符号の説明】
1 フレーム 2 冷却手段 3 シリンダー 4 タンク 5 後方開口 6 前方開口 7 コック 8 モーター 9 スクリュー 9’ スクリュー駆動軸 10 ギヤーボックス 11 ロータリーエンコーダー(RE) 12 ロードセル 13 コンパレーター 14 可変電源 15 コンデンサー 16 可変抵抗 C カップ R リレー S リミットスイッチ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 蓄溜するタンクの冷菓ベースを冷却手段
    を備えたシリンダー内に導き攪拌しながらシャーベット
    状にし、抽出コックを開閉して該シャーベットを供給す
    る装置において、攪拌用スクリュー軸に回転速度検出手
    段を設け、回転速度検出手段の平均出力とマイクロコン
    ピユータに予め書き込まれた電源電圧に対応する情報と
    を比較演算し、上記演算結果に基づき上記シリンダの冷
    却手段の冷凍機を制御するようにしてなることを特徴と
    するシャーベット供給装置。
  2. 【請求項2】 上記マイクロコンピュータに予め書き込
    まれた電源電圧に対応する情報を、電源電圧の計測値に
    連動して選択される請求項1に記載のシャーベット供給
    装置。
  3. 【請求項3】 蓄溜するタンクの冷菓ベースを冷却手段
    を備えたシリンダー内に導き攪拌しながらシャーベット
    状にし、抽出コックを開閉して該シャーベットを供給す
    る装置において、攪拌用スクリュー軸に発生するトルク
    をロードセルで検出し、上記ロードセルの出力の積分値
    と基準値とを対比し、得られた出力により上記シリンダ
    の冷却手段の冷凍機を制御するようにしてなることを特
    徴とするシャーベット供給装置。
JP34002097A 1997-12-10 1997-12-10 シャーベット供給装置 Pending JPH11169085A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34002097A JPH11169085A (ja) 1997-12-10 1997-12-10 シャーベット供給装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34002097A JPH11169085A (ja) 1997-12-10 1997-12-10 シャーベット供給装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11169085A true JPH11169085A (ja) 1999-06-29

Family

ID=18332983

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP34002097A Pending JPH11169085A (ja) 1997-12-10 1997-12-10 シャーベット供給装置

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JP (1) JPH11169085A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007054004A (ja) * 2005-08-26 2007-03-08 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 冷菓製造装置
JP2018085982A (ja) * 2016-10-07 2018-06-07 エイエルアイ エス.ピイ.エイ. カルピジャーニ グループALI S.p.A. CARPIGIANI GROUP 液状又は半液状製品を製造する機械

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007054004A (ja) * 2005-08-26 2007-03-08 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 冷菓製造装置
JP2018085982A (ja) * 2016-10-07 2018-06-07 エイエルアイ エス.ピイ.エイ. カルピジャーニ グループALI S.p.A. CARPIGIANI GROUP 液状又は半液状製品を製造する機械

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