JPH11168811A - 電力ケーブル保護管の配管装置 - Google Patents
電力ケーブル保護管の配管装置Info
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- JPH11168811A JPH11168811A JP27361398A JP27361398A JPH11168811A JP H11168811 A JPH11168811 A JP H11168811A JP 27361398 A JP27361398 A JP 27361398A JP 27361398 A JP27361398 A JP 27361398A JP H11168811 A JPH11168811 A JP H11168811A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 保護管ユニットを台車に搭載し、これをトン
ネル内に押し進め、トンネル内で既設の保護管ユニット
と順次接続して配管を行なう配管装置において、上記保
護管ユニットの台車を装置あたり1台使用し、これを繰
返し使用できるようにして、装置及び施工のコストの低
減を図ることである。 【解決手段】 保護管ユニット21を組立て枠23によ
って組立て、その組立て枠23を保護管ユニット21と
共にユニット台車1に搭載し、トンネル5内での接続完
了後、組立て枠23の下枠27を接地させ、ユニット台
車1上に組立て枠23の端板26を載せた状態でユニッ
ト台車1を後退させ、トンネル5内に上記の保護管ユニ
ット21と共に下枠27を残すようにした。
ネル内に押し進め、トンネル内で既設の保護管ユニット
と順次接続して配管を行なう配管装置において、上記保
護管ユニットの台車を装置あたり1台使用し、これを繰
返し使用できるようにして、装置及び施工のコストの低
減を図ることである。 【解決手段】 保護管ユニット21を組立て枠23によ
って組立て、その組立て枠23を保護管ユニット21と
共にユニット台車1に搭載し、トンネル5内での接続完
了後、組立て枠23の下枠27を接地させ、ユニット台
車1上に組立て枠23の端板26を載せた状態でユニッ
ト台車1を後退させ、トンネル5内に上記の保護管ユニ
ット21と共に下枠27を残すようにした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は電力ケーブル保護
管を多列多段に組立ててなる保護管ユニットをトンネル
内に配管する装置に関するものである。
管を多列多段に組立ててなる保護管ユニットをトンネル
内に配管する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】保護管ユニットを台車上に搭載し、押圧
装置を備えた起動車により上記台車をトンネル内に押し
進め、トンネル内において既設の保護管ユニットの各保
護管の受け口と台車上の各保護管の差し口とを接続した
のち、台車を起動車から切り離し、起動車のみトンネル
入口の立坑まで後退させ、同様の作業を繰返してトンネ
ルの全長にわたり保護管ユニットを配管したのち、トン
ネル内にモルタル充填し、保護管ユニットを台車と共に
トンネル内に埋設するようにした配管装置及び配管方法
は従来から知られている(特開平5−344621号、
特開平5−344622号公報参照)。
装置を備えた起動車により上記台車をトンネル内に押し
進め、トンネル内において既設の保護管ユニットの各保
護管の受け口と台車上の各保護管の差し口とを接続した
のち、台車を起動車から切り離し、起動車のみトンネル
入口の立坑まで後退させ、同様の作業を繰返してトンネ
ルの全長にわたり保護管ユニットを配管したのち、トン
ネル内にモルタル充填し、保護管ユニットを台車と共に
トンネル内に埋設するようにした配管装置及び配管方法
は従来から知られている(特開平5−344621号、
特開平5−344622号公報参照)。
【0003】また、上記の台車を保護管ユニットから分
離させ、全ての保護管ユニットの配管終了後、遠隔操作
により各台車を保護管ユニットから分離し、予め各台車
に連続したワイヤーを引張って台車を回収するようにし
た配管方法も知られている(特開平9−23524号公
報参照)。
離させ、全ての保護管ユニットの配管終了後、遠隔操作
により各台車を保護管ユニットから分離し、予め各台車
に連続したワイヤーを引張って台車を回収するようにし
た配管方法も知られている(特開平9−23524号公
報参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記のように台車を保
護管ユニットと共にトンネル内に埋設する方法は、台車
の再使用ができないためにコスト高になる問題がある。
このため、ユニット台車を回収することが望ましいが、
前述の特開平9−23524号公報に示された方法は、
立坑間のトンネル全長にわたり接続される多数の保護管
ユニットと同数の台車が必要となるので、台車の数が保
護管ユニットの数だけ多数必要になると共に、その取扱
いが繁雑となり、台車の回収が可能であるとはいっても
コストの低減効果は不十分である。
護管ユニットと共にトンネル内に埋設する方法は、台車
の再使用ができないためにコスト高になる問題がある。
このため、ユニット台車を回収することが望ましいが、
前述の特開平9−23524号公報に示された方法は、
立坑間のトンネル全長にわたり接続される多数の保護管
ユニットと同数の台車が必要となるので、台車の数が保
護管ユニットの数だけ多数必要になると共に、その取扱
いが繁雑となり、台車の回収が可能であるとはいっても
コストの低減効果は不十分である。
【0005】そこで、この発明は1台の台車を繰返し使
用するようにして台車の数を減らすと共に、保護管ユニ
ットと共にモルタル中に埋設される部品の数を減らし
て、保護管の配管作業の大幅なコストの低減及び作業能
率の向上を図ることを課題とする。
用するようにして台車の数を減らすと共に、保護管ユニ
ットと共にモルタル中に埋設される部品の数を減らし
て、保護管の配管作業の大幅なコストの低減及び作業能
率の向上を図ることを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段及び作用】上記の目的を達
成するために、この発明は、ケーブル保護管を多列多段
に組立ててなる保護管ユニットをユニット台車に搭載
し、起動車によりトンネル内に押し進め、該保護管ユニ
ットを既設の保護管ユニットに接続するようにした電力
ケーブル保護管の配管装置において、上記組立て枠を、
上記保護管ユニットの各保護管後端部の受け口部分を支
持し、かつ上記ユニット台車に着脱自在に取り付けられ
る端板と、上記端板から差し口側に所要距離を隔てた位
置で上記保護管ユニットと一体化されその下面を支持す
ると共に、一対の接地脚を有する下枠とにより構成し、
上記ユニット台車を、上記端板の着脱手段、上記下枠を
受けてこれを上下に移動させる移動装置、該移動装置に
より上記枠が下降したときこれが載り移る支持部材、及
び上記保護管ユニットの後端面に対向した進退自在の押
圧板により構成し、上記支持部材に上記下枠が載る平坦
面と、その平坦面前端から下降傾斜した傾斜面とを設
け、上記起動車に、上記押圧板の押圧装置を設けると共
に、その押圧装置の反力支持機構を上記ユニット台車又
は起動車の少なくとも一方に設けた構成としたものであ
る。
成するために、この発明は、ケーブル保護管を多列多段
に組立ててなる保護管ユニットをユニット台車に搭載
し、起動車によりトンネル内に押し進め、該保護管ユニ
ットを既設の保護管ユニットに接続するようにした電力
ケーブル保護管の配管装置において、上記組立て枠を、
上記保護管ユニットの各保護管後端部の受け口部分を支
持し、かつ上記ユニット台車に着脱自在に取り付けられ
る端板と、上記端板から差し口側に所要距離を隔てた位
置で上記保護管ユニットと一体化されその下面を支持す
ると共に、一対の接地脚を有する下枠とにより構成し、
上記ユニット台車を、上記端板の着脱手段、上記下枠を
受けてこれを上下に移動させる移動装置、該移動装置に
より上記枠が下降したときこれが載り移る支持部材、及
び上記保護管ユニットの後端面に対向した進退自在の押
圧板により構成し、上記支持部材に上記下枠が載る平坦
面と、その平坦面前端から下降傾斜した傾斜面とを設
け、上記起動車に、上記押圧板の押圧装置を設けると共
に、その押圧装置の反力支持機構を上記ユニット台車又
は起動車の少なくとも一方に設けた構成としたものであ
る。
【0007】上記組立て枠の端板と下枠との間に、これ
らを連結するための側枠を着脱自在に取付てもよい。
らを連結するための側枠を着脱自在に取付てもよい。
【0008】上記組立て枠の下枠に上記トンネルに敷設
された案内レールに係合する一対の開閉自在の係合腕を
設け、上記ユニット台車に上記係合腕と係合してこれを
開放させる所要長さの開放部材を上記案内レールと平行
に、かつ前方向きに突設してもよい。
された案内レールに係合する一対の開閉自在の係合腕を
設け、上記ユニット台車に上記係合腕と係合してこれを
開放させる所要長さの開放部材を上記案内レールと平行
に、かつ前方向きに突設してもよい。
【0009】上記ユニット台車と起動車とは上下及び水
平方向に屈曲可能に連結され、上記押圧板を上記ユニッ
ト台車に設けたガイド装置により前後方向にスライド自
在に支持し、上記押圧板の後端面に設けた継手部材と、
上記起動車に設けた押圧装置のピストンロッドとにより
自在継手を構成するようにしてもよい。
平方向に屈曲可能に連結され、上記押圧板を上記ユニッ
ト台車に設けたガイド装置により前後方向にスライド自
在に支持し、上記押圧板の後端面に設けた継手部材と、
上記起動車に設けた押圧装置のピストンロッドとにより
自在継手を構成するようにしてもよい。
【0010】上記の起動車を、上記押圧装置を搭載した
駆動車と、電源を搭載した電源車とにより構成し、上記
電源車を上記駆動車の後端部に分離可能に連結し、上記
電源車に上記案内レールに対するロック装置を設け、上
記ロック装置と連動する検知棒を上記電源車の前方にス
ライド自在に突出せしめ、上記検知棒とロック装置に対
し、該検知棒が突出する方向及び該ロック装置が案内レ
ールにロックされる方向にばね力を与え、通常は上記駆
動車に上記検知棒の先端を押し当てて該検知棒を後退さ
せて、上記ロック装置を解除状態に保持した構成として
もよい。
駆動車と、電源を搭載した電源車とにより構成し、上記
電源車を上記駆動車の後端部に分離可能に連結し、上記
電源車に上記案内レールに対するロック装置を設け、上
記ロック装置と連動する検知棒を上記電源車の前方にス
ライド自在に突出せしめ、上記検知棒とロック装置に対
し、該検知棒が突出する方向及び該ロック装置が案内レ
ールにロックされる方向にばね力を与え、通常は上記駆
動車に上記検知棒の先端を押し当てて該検知棒を後退さ
せて、上記ロック装置を解除状態に保持した構成として
もよい。
【0011】上記の移動装置は、上下移動装置と左右移
動装置とからなり、該上下移動装置は上記の支持部材に
並設された昇降板と、これを上下方向に移動させる昇降
ジャッキにより構成され、上記の左右移動装置は上記昇
降板上に載った下枠にその下方から挿通して係合される
係合部材と、これを左右方向に移動させる水平ジャッキ
により構成することができる。
動装置とからなり、該上下移動装置は上記の支持部材に
並設された昇降板と、これを上下方向に移動させる昇降
ジャッキにより構成され、上記の左右移動装置は上記昇
降板上に載った下枠にその下方から挿通して係合される
係合部材と、これを左右方向に移動させる水平ジャッキ
により構成することができる。
【0012】上記の昇降ジャッキを上記の各昇降板ごと
に設け、各昇降ジャッキを独立して駆動するようにして
もよい。
に設け、各昇降ジャッキを独立して駆動するようにして
もよい。
【0013】上記組立て枠の端板に設けた保護管支持穴
に対向して、上記の押圧板に既設の保護管ユニットと新
設の保護管ユニットの各保護管相互の位置確認手段を設
けるようにしてもよい。
に対向して、上記の押圧板に既設の保護管ユニットと新
設の保護管ユニットの各保護管相互の位置確認手段を設
けるようにしてもよい。
【0014】上記起動車が4輪駆動である構成としても
よい。
よい。
【0015】
【実施の形態】以下、この発明の第1実施形態を図1か
ら図20に基づき、また第2実施形態を図21から図2
8に基づいて説明する。第1実施形態の配管装置は、図
1及び図2に示すように、ユニット台車1、駆動車2、
電源車3とから成る。第1実施形態では駆動車2と電源
車3を合わせたものを起動車20と称し、後述の第2実
施形態では駆動車2に電源を搭載したものを起動車20
と称する。
ら図20に基づき、また第2実施形態を図21から図2
8に基づいて説明する。第1実施形態の配管装置は、図
1及び図2に示すように、ユニット台車1、駆動車2、
電源車3とから成る。第1実施形態では駆動車2と電源
車3を合わせたものを起動車20と称し、後述の第2実
施形態では駆動車2に電源を搭載したものを起動車20
と称する。
【0016】立坑4からトンネル5の全長にわたりその
底に敷設されたH型鋼でなる案内レール6の両側面を、
上記のユニット台車1、駆動車2、電源車3の底面に設
けた一対の案内ローラ7で挟むと共に、トンネル5の円
弧状内壁面に左右一対の車輪8を接地させる(図3参
照)。立坑4の部分においては、図4に示すようにトン
ネル5の内壁に沿った傾斜面を有する平行2本の導入レ
ール10を案内レール6の両側に設け、その上に車輪8
を載せるようにしている。
底に敷設されたH型鋼でなる案内レール6の両側面を、
上記のユニット台車1、駆動車2、電源車3の底面に設
けた一対の案内ローラ7で挟むと共に、トンネル5の円
弧状内壁面に左右一対の車輪8を接地させる(図3参
照)。立坑4の部分においては、図4に示すようにトン
ネル5の内壁に沿った傾斜面を有する平行2本の導入レ
ール10を案内レール6の両側に設け、その上に車輪8
を載せるようにしている。
【0017】上記の配管装置によってトンネル5内に配
管されるケーブル保護管9は、図5に示すように定尺の
強化プラスチック管の一端に受け口11、他端に差し口
12を設けたものである。
管されるケーブル保護管9は、図5に示すように定尺の
強化プラスチック管の一端に受け口11、他端に差し口
12を設けたものである。
【0018】受け口11は、該強化プラスチック管の一
端外周面にスペーサ13を介して受け口部材14を固着
し、更にその受け口部材14にカバー部材15を被せ、
受け口部材14の先端から突き出したカバー部材15の
先端部内面から受け口部材14の先端に至るガイド部1
6を設け、そのガイド部16を先端側が拡がるテーパ状
に形成している。ガイド部16と受け口部材14との間
に挟んだパッキン17が該受け口部材14の内周面に接
着固定される。また、上記カバー部材15の後端部に抜
け止めピン18を挿入し、これを受け口部材14の後端
面に係合するようにしている。
端外周面にスペーサ13を介して受け口部材14を固着
し、更にその受け口部材14にカバー部材15を被せ、
受け口部材14の先端から突き出したカバー部材15の
先端部内面から受け口部材14の先端に至るガイド部1
6を設け、そのガイド部16を先端側が拡がるテーパ状
に形成している。ガイド部16と受け口部材14との間
に挟んだパッキン17が該受け口部材14の内周面に接
着固定される。また、上記カバー部材15の後端部に抜
け止めピン18を挿入し、これを受け口部材14の後端
面に係合するようにしている。
【0019】上記のケーブル保護管9は、スペーサ13
及び受け口部材14を設けた管を製作したのち、別途成
形したカバー部材15を取付けるようにしたものであ
る。このカバー部材15は熱可塑性合成樹脂の成形品で
ある。
及び受け口部材14を設けた管を製作したのち、別途成
形したカバー部材15を取付けるようにしたものであ
る。このカバー部材15は熱可塑性合成樹脂の成形品で
ある。
【0020】図5に一点鎖線で示すように、他のケーブ
ル保護管9の差し口12は上記のガイド部16で案内さ
れつつ受け口部材14内に強固に圧入される。パッキン
17は差し口12の外周面で圧縮され接続部でのシール
を行う。
ル保護管9の差し口12は上記のガイド部16で案内さ
れつつ受け口部材14内に強固に圧入される。パッキン
17は差し口12の外周面で圧縮され接続部でのシール
を行う。
【0021】上記のケーブル保護管9は、ユニット台車
1に搭載する前に立坑4の外部において図6に示した組
立て装置19により多列多段に組立てられ、保護管ユニ
ット21(図1、図2、図19、図20参照)を構成す
る。
1に搭載する前に立坑4の外部において図6に示した組
立て装置19により多列多段に組立てられ、保護管ユニ
ット21(図1、図2、図19、図20参照)を構成す
る。
【0022】組立て装置19は、図6に示すように組立
て治具22と組立て枠23とにより構成される。組立て
治具22は保護管ユニット21の大きさに合わせた基台
24とその一端に立設固定された当て板25とから成
り、その基台24に組立て枠23の所要数の位置決め突
起30、30’が設けられる。組立て枠23は、上記当
て板25の内側に沿って基台24上に立てられる端板2
6と下枠27及び2本の側枠28、28により構成さ
れ、端板26に5列5段の円形の支持穴29が設けられ
ている。この支持穴29は前記のケーブル保護管6の受
け口11が所要の余裕をもって挿通支持される大きさで
ある(図3参照)。
て治具22と組立て枠23とにより構成される。組立て
治具22は保護管ユニット21の大きさに合わせた基台
24とその一端に立設固定された当て板25とから成
り、その基台24に組立て枠23の所要数の位置決め突
起30、30’が設けられる。組立て枠23は、上記当
て板25の内側に沿って基台24上に立てられる端板2
6と下枠27及び2本の側枠28、28により構成さ
れ、端板26に5列5段の円形の支持穴29が設けられ
ている。この支持穴29は前記のケーブル保護管6の受
け口11が所要の余裕をもって挿通支持される大きさで
ある(図3参照)。
【0023】上記端板26の両側辺の下部に、該端板2
6を後述するユニット台車1と着脱自在に連結するため
の係止片40が設けられる(図3、図6、図10参
照)。
6を後述するユニット台車1と着脱自在に連結するため
の係止片40が設けられる(図3、図6、図10参
照)。
【0024】また、下枠27には図7に示すように、2
本のステー38が上向きに着脱自在に螺合立設されると
共に、その下枠27の両端の腕部31、31と、各腕部
31、31に前記側枠28、28との係合穴31’、3
1’が設けられ、これらの係合穴31’、31’と同じ
高さで前記端板26に受け部材32、32(図6参照)
が設けられ、各受け部材32、32に係合穴32’、3
2’が設けられる。2本の側枠28、28の両端部分の
ピン39がこれらの係合穴31’、32’にそれぞれ着
脱自在に挿入される。
本のステー38が上向きに着脱自在に螺合立設されると
共に、その下枠27の両端の腕部31、31と、各腕部
31、31に前記側枠28、28との係合穴31’、3
1’が設けられ、これらの係合穴31’、31’と同じ
高さで前記端板26に受け部材32、32(図6参照)
が設けられ、各受け部材32、32に係合穴32’、3
2’が設けられる。2本の側枠28、28の両端部分の
ピン39がこれらの係合穴31’、32’にそれぞれ着
脱自在に挿入される。
【0025】これらの側枠28、28は後述のように、
立坑4からトンネル5内へ配管装置を押し進める前に取
外す必要があるが、万一の取外し忘れを防止するため
に、一方の側枠28に張出し部33を設け、その張出し
部33の外方への張出し幅をトンネル4の入口壁面と干
渉するように設定してある(図4参照)。その張出し部
33がトンネル4の入口に干渉すると、該張出し部33
に設けたセンサが作動し警報を発して取り外し忘れを作
業者に知らせるようにしている。
立坑4からトンネル5内へ配管装置を押し進める前に取
外す必要があるが、万一の取外し忘れを防止するため
に、一方の側枠28に張出し部33を設け、その張出し
部33の外方への張出し幅をトンネル4の入口壁面と干
渉するように設定してある(図4参照)。その張出し部
33がトンネル4の入口に干渉すると、該張出し部33
に設けたセンサが作動し警報を発して取り外し忘れを作
業者に知らせるようにしている。
【0026】また、下枠27の中央部分には、図7に示
すように、一対の係合腕34がその下枠27の幅方向の
ピン50により揺動可能に垂設され、両方の係合腕34
が外方に開いた開状態と、自重により下方に垂れた閉状
態とがとれるようになっている。この係合腕34は、後
述のように、トンネル5内にモルタルを充填した際に保
護管ユニット21の浮き上がりを防止するために、案内
レール6に係合させるものである。上記の下枠27の下
面両端部に斜め外方に向けて接地脚35が設けられる。
すように、一対の係合腕34がその下枠27の幅方向の
ピン50により揺動可能に垂設され、両方の係合腕34
が外方に開いた開状態と、自重により下方に垂れた閉状
態とがとれるようになっている。この係合腕34は、後
述のように、トンネル5内にモルタルを充填した際に保
護管ユニット21の浮き上がりを防止するために、案内
レール6に係合させるものである。上記の下枠27の下
面両端部に斜め外方に向けて接地脚35が設けられる。
【0027】上記の組立て枠23の組立て治具22に対
する位置決めのために、下枠27の下面に位置決め穴3
6が設けられ(図7参照)、また端板26の下端に設け
た支持板37に位置決め穴36’が設けられる(図6参
照)。上記の位置決め穴36、36’はそれぞれ基台2
4上の位置決め突起30、30’に嵌合される。
する位置決めのために、下枠27の下面に位置決め穴3
6が設けられ(図7参照)、また端板26の下端に設け
た支持板37に位置決め穴36’が設けられる(図6参
照)。上記の位置決め穴36、36’はそれぞれ基台2
4上の位置決め突起30、30’に嵌合される。
【0028】上記の組立て枠23の端板26の支持穴2
9にケーブル保護管9の受け口11部分を下段から順次
挿通し、当て板25に受け口11の先端を当てることに
より頭をそろえながら積み上げる(図8(a)参照)。
下枠27の上方においては管枕41を介在しながら積み
上げ、その管枕41を2本のステー38に挿通する。
9にケーブル保護管9の受け口11部分を下段から順次
挿通し、当て板25に受け口11の先端を当てることに
より頭をそろえながら積み上げる(図8(a)参照)。
下枠27の上方においては管枕41を介在しながら積み
上げ、その管枕41を2本のステー38に挿通する。
【0029】このようにして、5列5段に積み上げたの
ち、ステー38の上端に締付け部材42を挿通し、ナッ
ト43で締付ける(図8(b)参照)。また、そのステ
ー38の上端及び端板26の上端に吊り環44、44を
取付けて保護管ユニット21の組立てを完了する。
ち、ステー38の上端に締付け部材42を挿通し、ナッ
ト43で締付ける(図8(b)参照)。また、そのステ
ー38の上端及び端板26の上端に吊り環44、44を
取付けて保護管ユニット21の組立てを完了する。
【0030】次に、吊り環44に吊り具45を係止し、
その吊り具45を介してクレーン46(図1参照)によ
り吊り上げ、組立て枠23及びこれと一体の保護管ユニ
ット21を組立て治具22から分離し、立坑4に吊り込
んでユニット台車1上に搭載する。
その吊り具45を介してクレーン46(図1参照)によ
り吊り上げ、組立て枠23及びこれと一体の保護管ユニ
ット21を組立て治具22から分離し、立坑4に吊り込
んでユニット台車1上に搭載する。
【0031】ユニット台車1は、図9に示すように、前
後方向に伸びた平行2本の基枠1a、1aを有し、前記
の組立て枠23の端板26の位置決め穴36’に嵌合す
る一対の位置決め突部47、47が台車後端部の連結枠
1b上に設けられ、前端部に寄った位置に前記下枠27
の位置決め穴36(図7参照)に嵌合する一対の位置決
め突部48、48が各基枠1a、1a上に設けられる。
後方向に伸びた平行2本の基枠1a、1aを有し、前記
の組立て枠23の端板26の位置決め穴36’に嵌合す
る一対の位置決め突部47、47が台車後端部の連結枠
1b上に設けられ、前端部に寄った位置に前記下枠27
の位置決め穴36(図7参照)に嵌合する一対の位置決
め突部48、48が各基枠1a、1a上に設けられる。
【0032】上記端板26の一側片下部に設けられた前
記の係止片40をその両側から挟む一対の固定片49
が、ユニット台車1の両側面に設けられる(図9、図1
0、図11参照)。上記の係止片40と固定片49の楔
穴に楔51を軽く打ち込むことにより端板26がユニッ
ト台車1に固定される。
記の係止片40をその両側から挟む一対の固定片49
が、ユニット台車1の両側面に設けられる(図9、図1
0、図11参照)。上記の係止片40と固定片49の楔
穴に楔51を軽く打ち込むことにより端板26がユニッ
ト台車1に固定される。
【0033】前述した下枠27を受ける位置決め突部4
8は、図12及び図13に示すように昇降板52に設け
られる。ユニット台車1の各基枠1aには上下方向の移
動装置60を構成する昇降ジャッキ53が支持板53’
に固定され、上記の昇降板52はその昇降ジャッキ53
の昇降自在のピストンロッド54に固定される。昇降板
52は各基枠1aに設けられた長方形の孔59(図9、
図12参照)に上下動可能に挿入され、ガイド棒52’
によりガイドされる。
8は、図12及び図13に示すように昇降板52に設け
られる。ユニット台車1の各基枠1aには上下方向の移
動装置60を構成する昇降ジャッキ53が支持板53’
に固定され、上記の昇降板52はその昇降ジャッキ53
の昇降自在のピストンロッド54に固定される。昇降板
52は各基枠1aに設けられた長方形の孔59(図9、
図12参照)に上下動可能に挿入され、ガイド棒52’
によりガイドされる。
【0034】上記の各孔59の外側に沿って、基枠1a
の上面にその長さ方向に長い支持部材55が取付けられ
る。この支持部材55はその上面に水平の平坦面56
と、その平坦面56の前端に連続し前方に下降傾斜した
傾斜面57とを有する。その平坦面56の高さは前述の
ようにして下枠27を受けた昇降板52の面より若干の
距離d(図12参照)だけ低い位置にあるように設定さ
れる。また、平坦面56の後端に係止突起58(図9、
図15参照)が設けられる。
の上面にその長さ方向に長い支持部材55が取付けられ
る。この支持部材55はその上面に水平の平坦面56
と、その平坦面56の前端に連続し前方に下降傾斜した
傾斜面57とを有する。その平坦面56の高さは前述の
ようにして下枠27を受けた昇降板52の面より若干の
距離d(図12参照)だけ低い位置にあるように設定さ
れる。また、平坦面56の後端に係止突起58(図9、
図15参照)が設けられる。
【0035】下枠27は上記のように昇降板52に載っ
た図12及び図13の状態が最も高い位置であり、昇降
ジャッキ53の作動によりピストンロッド54が下降す
ると図14のように支持部材55の平坦面56上に載り
移り、その平坦面56で支持される。また、後述のよう
に保護管ユニット21の接続完了後ユニット台車1が後
退する際に、図15(a)に示すように下枠27が傾斜
面57上に移動する。
た図12及び図13の状態が最も高い位置であり、昇降
ジャッキ53の作動によりピストンロッド54が下降す
ると図14のように支持部材55の平坦面56上に載り
移り、その平坦面56で支持される。また、後述のよう
に保護管ユニット21の接続完了後ユニット台車1が後
退する際に、図15(a)に示すように下枠27が傾斜
面57上に移動する。
【0036】下枠27には、前述のように一対の接地脚
35が設けられているが、前述のように下枠27が昇降
板52上に載った状態では接地脚35はトンネル5の内
壁から最も離れた位置A(図13(b)参照)にあり、
昇降ジャッキ53の下降により平坦面56に載った図1
4の状態ではそれより若干接近した位置Bにある。更
に、図15に示すように下枠27が傾斜面57の上を相
対的に移動して下降すると、その下降の途中で最も低い
位置Cとなり、トンネル5の内面に接地する。
35が設けられているが、前述のように下枠27が昇降
板52上に載った状態では接地脚35はトンネル5の内
壁から最も離れた位置A(図13(b)参照)にあり、
昇降ジャッキ53の下降により平坦面56に載った図1
4の状態ではそれより若干接近した位置Bにある。更
に、図15に示すように下枠27が傾斜面57の上を相
対的に移動して下降すると、その下降の途中で最も低い
位置Cとなり、トンネル5の内面に接地する。
【0037】上記ユニット台車1の基枠1aの中間部分
に設けられた連結枠1c1 の前端面に、開放部材61が
前方向きに突設され(図9参照)、その前端側(ユニッ
ト台車1の進行方向側端部)が自由端となっている。開
放部材61はその断面形状が三角山形をなし、その両側
辺に前記の係合腕34の各内側辺が係合し、係合腕34
を開放させる(図13、図14参照)。また、下枠27
と一体の保護管ユニット21に対してユニット台車1が
後退すると、その後退の途中で係合腕34が開放部材6
1の自由端から外れるため、係合腕34はその自重によ
って垂れ下がり案内レール6に係合する(図15参
照)。
に設けられた連結枠1c1 の前端面に、開放部材61が
前方向きに突設され(図9参照)、その前端側(ユニッ
ト台車1の進行方向側端部)が自由端となっている。開
放部材61はその断面形状が三角山形をなし、その両側
辺に前記の係合腕34の各内側辺が係合し、係合腕34
を開放させる(図13、図14参照)。また、下枠27
と一体の保護管ユニット21に対してユニット台車1が
後退すると、その後退の途中で係合腕34が開放部材6
1の自由端から外れるため、係合腕34はその自重によ
って垂れ下がり案内レール6に係合する(図15参
照)。
【0038】また、ユニット台車1には後述する押圧装
置84の押圧力に対抗する反力支持機構としての制動装
置62が設けられる(図9参照)。制動装置62は図1
6に示すように、案内レール6の両側面を挟む一対の金
属製摩擦部材63がユニット台車1の後方を向くよう
に、案内レール6に対し一定の傾斜面をもってピン64
により、水平面内で揺動可能に連結枠1c2 に取付けら
れる。上記のピン64にそれぞれセクタギヤ68、68
が取付けられ、各セクタギヤ68、68は相互に噛み合
う。
置84の押圧力に対抗する反力支持機構としての制動装
置62が設けられる(図9参照)。制動装置62は図1
6に示すように、案内レール6の両側面を挟む一対の金
属製摩擦部材63がユニット台車1の後方を向くよう
に、案内レール6に対し一定の傾斜面をもってピン64
により、水平面内で揺動可能に連結枠1c2 に取付けら
れる。上記のピン64にそれぞれセクタギヤ68、68
が取付けられ、各セクタギヤ68、68は相互に噛み合
う。
【0039】一方セクタギヤ68の偏心位置に油圧シリ
ンダ66のピストンロッド67が連結される。摩擦部材
63が図16のように案内レール6から離れた状態から
油圧シリンダ66を作動させると、セクタギヤ68、6
8を介して摩擦部材63が連動し、一点鎖線で示すよう
に案内レール6の両側面に所要の押圧力で押し当てられ
ユニット台車1を制動し、強く制動することによりロッ
クする。
ンダ66のピストンロッド67が連結される。摩擦部材
63が図16のように案内レール6から離れた状態から
油圧シリンダ66を作動させると、セクタギヤ68、6
8を介して摩擦部材63が連動し、一点鎖線で示すよう
に案内レール6の両側面に所要の押圧力で押し当てられ
ユニット台車1を制動し、強く制動することによりロッ
クする。
【0040】上記ユニット台車1の各基枠1aの外側に
設けたさや管1dに図9、図13に示すように補助台枠
71がスライド可能に収納され、ケーブル保護管9の長
さに対応できるようになっている。一方の補助台枠71
の先端に2台のCCDカメラ72、72’が上向き及び
前向に取付けられ、他方の補助台枠71の先端に同様の
CCDカメラ72が上向きに取付けられ、更に、そのカ
メラ72と並んで前照灯70が取付けられる。上記の各
カメラ72、72’は配管作業の様子を撮影し、制御室
に伝送するものである。
設けたさや管1dに図9、図13に示すように補助台枠
71がスライド可能に収納され、ケーブル保護管9の長
さに対応できるようになっている。一方の補助台枠71
の先端に2台のCCDカメラ72、72’が上向き及び
前向に取付けられ、他方の補助台枠71の先端に同様の
CCDカメラ72が上向きに取付けられ、更に、そのカ
メラ72と並んで前照灯70が取付けられる。上記の各
カメラ72、72’は配管作業の様子を撮影し、制御室
に伝送するものである。
【0041】上記ユニット台車1の後端部上面に、図1
1に示すように押圧板74のガイド装置75が固定され
る。ガイド装置75はユニット台車1上に立設固定した
支持枠76と、その支持枠76の上下左右合計4箇所に
ガイド筒77が水平方向に固定され、各ガイド筒77に
ロッド78がスライド自在に挿通され、支持枠76と保
護管ユニット21の間に配置した押圧板74が各ロッド
78の先端に固定される。押圧板74は保護管ユニット
21の後端面(受け口11側)に対し適当な間隔をおい
て対面する。
1に示すように押圧板74のガイド装置75が固定され
る。ガイド装置75はユニット台車1上に立設固定した
支持枠76と、その支持枠76の上下左右合計4箇所に
ガイド筒77が水平方向に固定され、各ガイド筒77に
ロッド78がスライド自在に挿通され、支持枠76と保
護管ユニット21の間に配置した押圧板74が各ロッド
78の先端に固定される。押圧板74は保護管ユニット
21の後端面(受け口11側)に対し適当な間隔をおい
て対面する。
【0042】また、上記押圧板74の後端面(駆動車2
側の面)の中央、即ち前記の4本のロッド78の中間部
分にこれらと平行の継手部材79が設けられ、その継手
部材79の後端に雌継手81が設けられる。
側の面)の中央、即ち前記の4本のロッド78の中間部
分にこれらと平行の継手部材79が設けられ、その継手
部材79の後端に雌継手81が設けられる。
【0043】駆動車2は、連結ピン82によりユニット
台車1の後端部に連結され、またその前端部上面に支持
台83が設けられる。その支持台83の後面に油圧シリ
ンダにより構成された押圧装置84を水平方向に取付
け、そのピストンロッド85の先端に球面を有する雄継
手86を設け、前記の雌継手81と結合することにより
自在継手87を構成している。
台車1の後端部に連結され、またその前端部上面に支持
台83が設けられる。その支持台83の後面に油圧シリ
ンダにより構成された押圧装置84を水平方向に取付
け、そのピストンロッド85の先端に球面を有する雄継
手86を設け、前記の雌継手81と結合することにより
自在継手87を構成している。
【0044】上記の自在継手87はトンネル5のカーブ
に応じてユニット台車1と駆動車2が水平方向又は上下
方向に屈曲した場合に、その屈曲方向に力の伝達方向を
変えて押圧装置84の押圧力を押圧板74に伝える。
に応じてユニット台車1と駆動車2が水平方向又は上下
方向に屈曲した場合に、その屈曲方向に力の伝達方向を
変えて押圧装置84の押圧力を押圧板74に伝える。
【0045】なお、駆動車2には、モータ、油圧ポンプ
等を含む駆動装置88が設置され(図2参照)、また反
力支持機構としての制動装置62(ユニット台車1のも
のと同一機構、図16参照)が設けられる。
等を含む駆動装置88が設置され(図2参照)、また反
力支持機構としての制動装置62(ユニット台車1のも
のと同一機構、図16参照)が設けられる。
【0046】電源車3は前記の駆動装置88を駆動する
ための蓄電池89が搭載され、前記の駆動車2の後端に
連結ピン91(図17参照)により着脱自在に連結され
る。電源車3を着脱自在に連結するのは、立坑4内に電
源車3を搬入する際の便宜のためであるが、万一その連
結が不完全なことがあると、トンネル5の上り勾配部分
においては、駆動車2から離れて電源車3のみが自走す
る危険がある。このためつぎのようなロック装置96を
備えている。
ための蓄電池89が搭載され、前記の駆動車2の後端に
連結ピン91(図17参照)により着脱自在に連結され
る。電源車3を着脱自在に連結するのは、立坑4内に電
源車3を搬入する際の便宜のためであるが、万一その連
結が不完全なことがあると、トンネル5の上り勾配部分
においては、駆動車2から離れて電源車3のみが自走す
る危険がある。このためつぎのようなロック装置96を
備えている。
【0047】即ち、このロック装置96は前記の制動装
置62と同様に案内レール6を挟む一対のロック部材9
2とセクタギヤ93、93を備えると共に、電源車3の
前端面に突き出した平行2本の検知棒94を進退自在に
設け、その2本の検知棒94を一体に連結する連結バー
95から出たアームをピン95’により一方のセクタギ
ヤ93に連結する。これにより検知棒94の進退に応じ
てセクタギヤ93、93を連動させる。また連結バー9
5と一方のセクタギヤ93との間にばね97を介在させ
ることによりロック部材92を案内レール6に押し付け
る方向に付勢する。上記の検知棒94が駆動車2に押さ
れて後退すると(実線参照)、ロック部材92が案内レ
ール6から離れ、通常はその状態で使用される。何らか
の理由により電源車3が駆動車2から分離されると、ば
ね97の力で検知棒94が突き出す(一点鎖線参照)と
共に、ロック部材92が案内レール6に押圧され、ロッ
クする。
置62と同様に案内レール6を挟む一対のロック部材9
2とセクタギヤ93、93を備えると共に、電源車3の
前端面に突き出した平行2本の検知棒94を進退自在に
設け、その2本の検知棒94を一体に連結する連結バー
95から出たアームをピン95’により一方のセクタギ
ヤ93に連結する。これにより検知棒94の進退に応じ
てセクタギヤ93、93を連動させる。また連結バー9
5と一方のセクタギヤ93との間にばね97を介在させ
ることによりロック部材92を案内レール6に押し付け
る方向に付勢する。上記の検知棒94が駆動車2に押さ
れて後退すると(実線参照)、ロック部材92が案内レ
ール6から離れ、通常はその状態で使用される。何らか
の理由により電源車3が駆動車2から分離されると、ば
ね97の力で検知棒94が突き出す(一点鎖線参照)と
共に、ロック部材92が案内レール6に押圧され、ロッ
クする。
【0048】上記ロック装置96の手動操作装置として
の、ハンドル98及びこれに連結された連結ロッド99
を介してレバー100が設けられ、そのレバー100を
一方のセクタギア93に固定し、更に上記レバー100
にばね101の一端を連結し、これによりレバー100
及びセクタギア93を介してロック部材92をロック方
向へ付勢している。上記のハンドル98を操作すること
によりロック装置96を入り切りすることができる。
の、ハンドル98及びこれに連結された連結ロッド99
を介してレバー100が設けられ、そのレバー100を
一方のセクタギア93に固定し、更に上記レバー100
にばね101の一端を連結し、これによりレバー100
及びセクタギア93を介してロック部材92をロック方
向へ付勢している。上記のハンドル98を操作すること
によりロック装置96を入り切りすることができる。
【0049】なお、上記の電源車3には、制御室との通
信設備102が設けられ(図2参照)、その通信設備1
02を通じて駆動装置88その他の各種の器機を制御室
内の作業者が遠隔制御を行う。またCCDカメラ72、
72’の画像信号を制御室で受信して、モニタ画面に表
示するようになっている。
信設備102が設けられ(図2参照)、その通信設備1
02を通じて駆動装置88その他の各種の器機を制御室
内の作業者が遠隔制御を行う。またCCDカメラ72、
72’の画像信号を制御室で受信して、モニタ画面に表
示するようになっている。
【0050】第1実施形態の配管装置は以上のごときも
のであり、次にこれを用いて保護管ユニット21をトン
ネル5内に配管する方法について説明する。
のであり、次にこれを用いて保護管ユニット21をトン
ネル5内に配管する方法について説明する。
【0051】配管方法の工程は、工程順に大きく分けて
準備工程、組立て工程、搭載工程、接続工程、後退工程
とからなる。準備工程は、トンネル5の到達坑側の端部
に手作業により1台分の保護管ユニットを組立てる工程
である。手作業により組立てられた保護管ユニットは、
以後の工程におけるアンカーとなるよう前後方向の押圧
力に耐えられる程度に安定よく、かつ所要の位置精度を
もって組立てられる。
準備工程、組立て工程、搭載工程、接続工程、後退工程
とからなる。準備工程は、トンネル5の到達坑側の端部
に手作業により1台分の保護管ユニットを組立てる工程
である。手作業により組立てられた保護管ユニットは、
以後の工程におけるアンカーとなるよう前後方向の押圧
力に耐えられる程度に安定よく、かつ所要の位置精度を
もって組立てられる。
【0052】組立て工程においては、図6に示す組立て
装置19を用いて立坑4の外部において前述の要領で保
護管ユニット21を組立てる。
装置19を用いて立坑4の外部において前述の要領で保
護管ユニット21を組立てる。
【0053】搭載工程においては、図1に示すように、
クレーン46を用いて組立て枠23及びこれと一体の保
護管ユニット21を立坑4内に吊り込み、ユニット台車
1上に搭載しその下枠27をユニット台車1上の昇降ジ
ャッキ53に支持された昇降板52上に載せると共に、
係止片40と固定片49の嵌合部分に楔51を打ち込ん
で端板26をユニット台車1に連結する(図10、図1
1参照)。また、組立て枠23の両側枠28、28を取
外す。
クレーン46を用いて組立て枠23及びこれと一体の保
護管ユニット21を立坑4内に吊り込み、ユニット台車
1上に搭載しその下枠27をユニット台車1上の昇降ジ
ャッキ53に支持された昇降板52上に載せると共に、
係止片40と固定片49の嵌合部分に楔51を打ち込ん
で端板26をユニット台車1に連結する(図10、図1
1参照)。また、組立て枠23の両側枠28、28を取
外す。
【0054】接続工程は、制御室において、モニタ画面
を見ながら作業者が遠隔操作によって行う。即ち、電源
車3の電源によって起動車20を駆動し、その起動車2
0と共にユニット台車1をトンネル5内に押し進め(図
2参照)、ユニット台車1上の保護管ユニット21の各
保護管9の差し口12を既設の保護管ユニット21の受
け口11のガイド部16の開口範囲内に臨ませて、ユニ
ット台車1の前進を停止させる(図18(a)参照)。
このとき、受け口11の中心線は基準高さHの位置にあ
り、差し口12の中心線はこれより若干の寸法Y1 だけ
高い位置にある。
を見ながら作業者が遠隔操作によって行う。即ち、電源
車3の電源によって起動車20を駆動し、その起動車2
0と共にユニット台車1をトンネル5内に押し進め(図
2参照)、ユニット台車1上の保護管ユニット21の各
保護管9の差し口12を既設の保護管ユニット21の受
け口11のガイド部16の開口範囲内に臨ませて、ユニ
ット台車1の前進を停止させる(図18(a)参照)。
このとき、受け口11の中心線は基準高さHの位置にあ
り、差し口12の中心線はこれより若干の寸法Y1 だけ
高い位置にある。
【0055】昇降ジャッキ53のピストンロッド54を
下降させて、下枠27を支持部材55の平坦面56上に
載せると、差し口12は寸法Y2 だけ下降するが、基準
高さHより寸法Y3 だけ高い位置にある(図18(b)
参照)。なお、このとき、接地脚35は図13(b)に
示す位置Bにあり、トンネル5との接触は生じていな
い。
下降させて、下枠27を支持部材55の平坦面56上に
載せると、差し口12は寸法Y2 だけ下降するが、基準
高さHより寸法Y3 だけ高い位置にある(図18(b)
参照)。なお、このとき、接地脚35は図13(b)に
示す位置Bにあり、トンネル5との接触は生じていな
い。
【0056】そこで、ユニット台車1及び駆動車2の制
動装置62を案内レール6に対してロックさせ反力支持
の準備を行ったのち、駆動車2上の押圧装置84を作動
させ、押圧板74によって保護管ユニット21の受け口
11側端面を押すと、保護管ユニット21は端板26の
支持穴29から抜け出しながら前進し、ガイド部16の
内面に押し当てられ(図18(b)の一点鎖線参照)、
その力で強制的に受け口11側をY3 だけ持ち上げ、両
者の中心線を合致させる(図18(c)参照)。差し口
12は受け口11の内部に所定の深さだけ押し込まれ
る。押し込みを停止させる時期は、差し口12側の目印
線103の位置をモニタ画面で見ながら作業者が判断す
る。
動装置62を案内レール6に対してロックさせ反力支持
の準備を行ったのち、駆動車2上の押圧装置84を作動
させ、押圧板74によって保護管ユニット21の受け口
11側端面を押すと、保護管ユニット21は端板26の
支持穴29から抜け出しながら前進し、ガイド部16の
内面に押し当てられ(図18(b)の一点鎖線参照)、
その力で強制的に受け口11側をY3 だけ持ち上げ、両
者の中心線を合致させる(図18(c)参照)。差し口
12は受け口11の内部に所定の深さだけ押し込まれ
る。押し込みを停止させる時期は、差し口12側の目印
線103の位置をモニタ画面で見ながら作業者が判断す
る。
【0057】上記の接続は保護管ユニット21の全ての
保護管9について同時に行われるが、差し口12側と受
け口11側の多少の位置ずれは受け口11のテーパ状ガ
イド部16の最大径の大きさとそのガイド部16による
案内作用により吸収することができる。
保護管9について同時に行われるが、差し口12側と受
け口11側の多少の位置ずれは受け口11のテーパ状ガ
イド部16の最大径の大きさとそのガイド部16による
案内作用により吸収することができる。
【0058】上記のようにして接続を完了すると後退工
程に移る。後退工程は、制動装置62のロックを解除し
たのち、ユニット台車1、起動車20を後退させる。こ
のとき先の工程で接続した保護管ユニット21の各保護
管9はその受け口11と差し口12との結合抵抗は相当
強力であるので、特別の措置を講ずることなくユニット
台車1を後退させても、その上に搭載した保護管ユニッ
ト21が既設の保護管ユニット21から抜け出すことは
ない。万一、抜け出すおそれがあるときは押圧装置84
を作動させて押圧板74で押しながらユニット台車1、
駆動車2及び電源車3を後退させるとよい。
程に移る。後退工程は、制動装置62のロックを解除し
たのち、ユニット台車1、起動車20を後退させる。こ
のとき先の工程で接続した保護管ユニット21の各保護
管9はその受け口11と差し口12との結合抵抗は相当
強力であるので、特別の措置を講ずることなくユニット
台車1を後退させても、その上に搭載した保護管ユニッ
ト21が既設の保護管ユニット21から抜け出すことは
ない。万一、抜け出すおそれがあるときは押圧装置84
を作動させて押圧板74で押しながらユニット台車1、
駆動車2及び電源車3を後退させるとよい。
【0059】ユニット台車1の後退によって下枠27が
支持部材55の平坦面56上を滑り、傾斜面57上に移
動しながら徐々に下降する。その途中で接地脚35がト
ンネル5の内壁面に接地するので(図13(b)の位置
C参照)、保護管ユニット21の荷重はトンネル5の内
面で支持されることになり、ユニット台車1は駆動車2
及び電源車3と共に後退する。その後退の初期において
保護管ユニット21の各保護管9の受け口11が端板2
6の支持穴29から抜け出る。
支持部材55の平坦面56上を滑り、傾斜面57上に移
動しながら徐々に下降する。その途中で接地脚35がト
ンネル5の内壁面に接地するので(図13(b)の位置
C参照)、保護管ユニット21の荷重はトンネル5の内
面で支持されることになり、ユニット台車1は駆動車2
及び電源車3と共に後退する。その後退の初期において
保護管ユニット21の各保護管9の受け口11が端板2
6の支持穴29から抜け出る。
【0060】接地脚35の接地により差し口12側が下
がり、受け口11が支持穴29から抜け出すことによ
り、接続部分の高さがY3 だけ下降し、両者の中心線が
基準高さHの高さで揃うことになる(図18(d)参
照)。
がり、受け口11が支持穴29から抜け出すことによ
り、接続部分の高さがY3 だけ下降し、両者の中心線が
基準高さHの高さで揃うことになる(図18(d)参
照)。
【0061】なお、ユニット台車1の後退の途中で下枠
27の係合腕34が開放部材61から外れるため、係合
腕34が閉じて案内レール6に係合する。
27の係合腕34が開放部材61から外れるため、係合
腕34が閉じて案内レール6に係合する。
【0062】図19及び図20は、このようにして配管
を完了したトンネル5内の様子を示している。トンネル
5内には保護管ユニット21のほか、下枠27、ステー
38及び管枕41及び締付け部材42、ナット43が残
されることになり、端板26はユニット台車1に搭載さ
れたまま立坑4に後退し、該ユニット台車1と共に再利
用される。
を完了したトンネル5内の様子を示している。トンネル
5内には保護管ユニット21のほか、下枠27、ステー
38及び管枕41及び締付け部材42、ナット43が残
されることになり、端板26はユニット台車1に搭載さ
れたまま立坑4に後退し、該ユニット台車1と共に再利
用される。
【0063】その後の作業としてはトンネル5の天井部
分に予め設けられた配管104を通じてモルタルをトン
ネル5内に充填することであるが、その際保護管ユニッ
ト21は下枠27とステー38とにより一体に結合され
ていると共に、下枠27の係合腕34により案内レール
6に係合されているので浮き上りが防止され、所定の設
定位置に埋設される。
分に予め設けられた配管104を通じてモルタルをトン
ネル5内に充填することであるが、その際保護管ユニッ
ト21は下枠27とステー38とにより一体に結合され
ていると共に、下枠27の係合腕34により案内レール
6に係合されているので浮き上りが防止され、所定の設
定位置に埋設される。
【0064】次に、第2実施形態の配管装置は、基本的
には前述の第1実施形態のものと同じであるので、同一
部分は同一符合を使用し、相違する点を中心に説明す
る。
には前述の第1実施形態のものと同じであるので、同一
部分は同一符合を使用し、相違する点を中心に説明す
る。
【0065】第1の相違点は、第1実施形態の移動装置
60は上下方向にのみ移動するものであったが、第2実
施形態の移動装置120は上下方向のみならず、左右方
向にも移動するようになっている点である。
60は上下方向にのみ移動するものであったが、第2実
施形態の移動装置120は上下方向のみならず、左右方
向にも移動するようになっている点である。
【0066】即ち、図21に示すように、移動装置12
0は上下方向の駆動源となる前述と同様の一対の昇降ジ
ャッキ53、53に加え、水平方向の駆動源となる1つ
の水平ジャッキ118を有する。
0は上下方向の駆動源となる前述と同様の一対の昇降ジ
ャッキ53、53に加え、水平方向の駆動源となる1つ
の水平ジャッキ118を有する。
【0067】図22、図23に示すように、上記の基枠
1aの連結枠1c1 によって連結された部分において、
前述の各支持部材55の内側に設けた孔59に昇降板5
2が挿入される。昇降板52上面前端部に係止突起11
1が設けられ、その係止突起111と前述の支持部材5
5の係止突起58とにより前述の下枠27を前後から挾
み、下枠27の前後方向の位置を定める。
1aの連結枠1c1 によって連結された部分において、
前述の各支持部材55の内側に設けた孔59に昇降板5
2が挿入される。昇降板52上面前端部に係止突起11
1が設けられ、その係止突起111と前述の支持部材5
5の係止突起58とにより前述の下枠27を前後から挾
み、下枠27の前後方向の位置を定める。
【0068】また、上記の連結枠1eの部分に左右移動
装置120が設けられる。即ち、連結枠1c1 の後面に
左右方向のガイドレール112が設けられ(図22参
照)、そのガイドレール112に一対のスライダー11
3が取付けられる。さらに、そのスライダー113の上
面に移動板114が固定され、その移動板114の上面
にL型の係止板115が固着される。この係止板115
は前記の下枠27の後面に設けた左右一対のL型金具1
16の間を、その上方から挿脱自在に挿入する(図23
参照)。上記の移動板114の下面に固定されたブラケ
ット117に水平ジャッキ118のピストンロッド11
9が取付けられ、その水平ジャッキ118は一方の基枠
1aに水平状態に取付けられる。前記の連結枠1c1 の
前端面中央に開放部材61が前方向きに突設される。
装置120が設けられる。即ち、連結枠1c1 の後面に
左右方向のガイドレール112が設けられ(図22参
照)、そのガイドレール112に一対のスライダー11
3が取付けられる。さらに、そのスライダー113の上
面に移動板114が固定され、その移動板114の上面
にL型の係止板115が固着される。この係止板115
は前記の下枠27の後面に設けた左右一対のL型金具1
16の間を、その上方から挿脱自在に挿入する(図23
参照)。上記の移動板114の下面に固定されたブラケ
ット117に水平ジャッキ118のピストンロッド11
9が取付けられ、その水平ジャッキ118は一方の基枠
1aに水平状態に取付けられる。前記の連結枠1c1 の
前端面中央に開放部材61が前方向きに突設される。
【0069】次に、第2の相違点は、図25に示した押
圧装置84の押圧板74の構造に関するものである。即
ち、上記押圧板74は、図25に示すように前後2枚の
板を重ねた四角形のものであり、前板の4コーナ部分に
おいて、前述の端板26の4コーナの支持穴29に合致
する見通し穴121が設けられ、その見通し穴121に
対向して後板に切欠き部122が設けられる。更に、後
板の後面の4コーナ部分にCCDカメラ123が取付け
られ、上記の切欠き部122と見通し穴121を通して
前方を撮影し、既設保護管ユニット21’(図2参照)
と新設の保護管ユニット21の4コーナに配置された各
保護管9相互の位置関係を確認できるようになってい
る。
圧装置84の押圧板74の構造に関するものである。即
ち、上記押圧板74は、図25に示すように前後2枚の
板を重ねた四角形のものであり、前板の4コーナ部分に
おいて、前述の端板26の4コーナの支持穴29に合致
する見通し穴121が設けられ、その見通し穴121に
対向して後板に切欠き部122が設けられる。更に、後
板の後面の4コーナ部分にCCDカメラ123が取付け
られ、上記の切欠き部122と見通し穴121を通して
前方を撮影し、既設保護管ユニット21’(図2参照)
と新設の保護管ユニット21の4コーナに配置された各
保護管9相互の位置関係を確認できるようになってい
る。
【0070】第3の相違点は、図26に示した起動車2
0に関するものである。即ち、この場合の起動車20
は、駆動車2の駆動装置88の上に蓄電池89を搭載す
ることにより、前述の実施形態の場合の電源車3を省略
するようにしたものであり、その起動車2上に制御盤9
0が設置される。また、その制御盤90に遠隔制御のた
めの通信設備102が設置される。上記の起動車2の下
面に、前記のユニット台車1に設けられた制動装置62
(図16参照)と同様の制動装置62が設けられる。
0に関するものである。即ち、この場合の起動車20
は、駆動車2の駆動装置88の上に蓄電池89を搭載す
ることにより、前述の実施形態の場合の電源車3を省略
するようにしたものであり、その起動車2上に制御盤9
0が設置される。また、その制御盤90に遠隔制御のた
めの通信設備102が設置される。上記の起動車2の下
面に、前記のユニット台車1に設けられた制動装置62
(図16参照)と同様の制動装置62が設けられる。
【0071】上記の駆動装置88は、図27に示すよう
に、トルクモータ124、これとベルトにより連動され
るクラッチブレーキ125、これにカップリング126
を介して連結された減速機127を有し、その減速機1
27の出力軸128に、2枚のスプロケット129が設
けられる。各スプロケット129から前車輪軸130と
後車輪軸131にそれぞれチェーン32が掛け渡され、
これにより4個の車輪8に駆動力が伝達される。いわゆ
る、4輪駆動であり大きな駆動力を発揮する。
に、トルクモータ124、これとベルトにより連動され
るクラッチブレーキ125、これにカップリング126
を介して連結された減速機127を有し、その減速機1
27の出力軸128に、2枚のスプロケット129が設
けられる。各スプロケット129から前車輪軸130と
後車輪軸131にそれぞれチェーン32が掛け渡され、
これにより4個の車輪8に駆動力が伝達される。いわゆ
る、4輪駆動であり大きな駆動力を発揮する。
【0072】なお、上記の通信設備102を通じてCC
Dカメラ72、72’、123の画像信号を外部の制御
室に伝送しモニタ画面に表示すると共に、制御室から駆
動装置88その他の各種の機器の遠隔操作を行う。
Dカメラ72、72’、123の画像信号を外部の制御
室に伝送しモニタ画面に表示すると共に、制御室から駆
動装置88その他の各種の機器の遠隔操作を行う。
【0073】第2実施形態の配管装置の第1実施形態と
の相違点は以上のようなものであり、該配管装置の作用
も基本的には第1実施形態と同様である。
の相違点は以上のようなものであり、該配管装置の作用
も基本的には第1実施形態と同様である。
【0074】相違する点は、接続工程における制御方法
にある。即ち、第1実施形態と同様に、起動車20を駆
動してユニット台車1をトンネル5内に押し進め、ユニ
ット台車1上の新設の保護管ユニット21の各保護管9
の差し口12を、既設保護管ユニット21’の受け口1
1のガイド部16の開口範囲内に臨ませて、ユニット台
車1の前進を停止させる。この時、既設保護管ユニット
21’の保護管9の受け口11の開口範囲内に、新設の
保護管ユニット21の保護管9の差し口12が位置して
いるとは限らない。
にある。即ち、第1実施形態と同様に、起動車20を駆
動してユニット台車1をトンネル5内に押し進め、ユニ
ット台車1上の新設の保護管ユニット21の各保護管9
の差し口12を、既設保護管ユニット21’の受け口1
1のガイド部16の開口範囲内に臨ませて、ユニット台
車1の前進を停止させる。この時、既設保護管ユニット
21’の保護管9の受け口11の開口範囲内に、新設の
保護管ユニット21の保護管9の差し口12が位置して
いるとは限らない。
【0075】いま、図28(a)に示すように、受け口
11の中心が基準高さHにあるとして、差し口12が上
方にY0 、水平方向にX0 だけずれているとする。先ず
水平ジャッキ118を駆動させると、移動板114と一
体の係止板115により下枠27が左右方向に移動さ
れ、ずれ量X0 が0になる(図27(b)参照)。次
に、昇降ジャッキ53によって昇降板52を下方向に移
動させて、差し口12が受け口11のガイド部16の範
囲内で、基準高さHに対して上方向に所定のずれ量Y1
(<Y0 )となるように設定する(図28(c)参
照)。上記の操作は、前述のCCDカメラ123(図2
5参照)によって撮影された画像をモニタ上で確認しな
がら行う。
11の中心が基準高さHにあるとして、差し口12が上
方にY0 、水平方向にX0 だけずれているとする。先ず
水平ジャッキ118を駆動させると、移動板114と一
体の係止板115により下枠27が左右方向に移動さ
れ、ずれ量X0 が0になる(図27(b)参照)。次
に、昇降ジャッキ53によって昇降板52を下方向に移
動させて、差し口12が受け口11のガイド部16の範
囲内で、基準高さHに対して上方向に所定のずれ量Y1
(<Y0 )となるように設定する(図28(c)参
照)。上記の操作は、前述のCCDカメラ123(図2
5参照)によって撮影された画像をモニタ上で確認しな
がら行う。
【0076】上記のように、上下方向のずれ量がY1 で
あることを確認したのち、起動車20を前進させながら
差し口12を受け口11に差し込み、しかる後に後退工
程に移行して接続を完了することは、第1実施形態の場
合と同じである。
あることを確認したのち、起動車20を前進させながら
差し口12を受け口11に差し込み、しかる後に後退工
程に移行して接続を完了することは、第1実施形態の場
合と同じである。
【0077】上記は既設保護管ユニット21’(図1参
照)に対して新設保護管ユニット21が単純に上下左右
方向にずれている場合の調整方法であるが、既設保護管
ユニット21’と新設保護管ユニット21の対向端面
が、トンネル5の壁面の円弧に沿った方向に相対的に若
干回転した関係に対向する場合もある。このような場合
であっても、昇降ジャッキ53が両側の基枠1aにそれ
ぞれ独立して作動するように設けられており、また各保
護管ユニット21、21’はケーブル保護管9を同数、
同一ピッチで配置しているので、各昇降ジャッキ53の
独自の移動と、水平ジャッキ118の移動を総合するこ
とにより、各ケーブル保護管9の受け口11と差し口1
2の関係を図28(c)の状態に調整することができ
る。
照)に対して新設保護管ユニット21が単純に上下左右
方向にずれている場合の調整方法であるが、既設保護管
ユニット21’と新設保護管ユニット21の対向端面
が、トンネル5の壁面の円弧に沿った方向に相対的に若
干回転した関係に対向する場合もある。このような場合
であっても、昇降ジャッキ53が両側の基枠1aにそれ
ぞれ独立して作動するように設けられており、また各保
護管ユニット21、21’はケーブル保護管9を同数、
同一ピッチで配置しているので、各昇降ジャッキ53の
独自の移動と、水平ジャッキ118の移動を総合するこ
とにより、各ケーブル保護管9の受け口11と差し口1
2の関係を図28(c)の状態に調整することができ
る。
【0078】
【発明の効果】この発明は以上のごときものであるか
ら、1台のユニット台車を繰返し使用することができ、
またトンネル内に残る部品は、組立て装置の下枠、これ
と一体のステー及び締付け部材だけであるので、台車全
部を残す場合及び保護管ユニットごとの台車を全て回収
する場合に比べ配管作業のコストを著しく低減すること
ができる(請求項1)。
ら、1台のユニット台車を繰返し使用することができ、
またトンネル内に残る部品は、組立て装置の下枠、これ
と一体のステー及び締付け部材だけであるので、台車全
部を残す場合及び保護管ユニットごとの台車を全て回収
する場合に比べ配管作業のコストを著しく低減すること
ができる(請求項1)。
【0079】組立て枠に側枠を着脱自在に設けることに
より、保護管ユニットの組立て作業が容易になると共
に、組立て完了後はこれを分離して、端板と下枠との連
結関係を分断することができる(請求項2)。
より、保護管ユニットの組立て作業が容易になると共
に、組立て完了後はこれを分離して、端板と下枠との連
結関係を分断することができる(請求項2)。
【0080】組立て枠の下枠に案内レールに係合する係
合腕を設けることにより、トンネル内にモルタルを充填
した場合の保護管ユニット及びこれと一体の下枠の浮き
上がりを防止することができる(請求項3)。
合腕を設けることにより、トンネル内にモルタルを充填
した場合の保護管ユニット及びこれと一体の下枠の浮き
上がりを防止することができる(請求項3)。
【0081】ユニット台車と起動車との間に自在継手を
設けることにより、トンネルのカーブ部分においても押
圧装置の押圧力を保護管ユニットに及ぼすことができる
(請求項4)。
設けることにより、トンネルのカーブ部分においても押
圧装置の押圧力を保護管ユニットに及ぼすことができる
(請求項4)。
【0082】電源車にロック装置を設けることにより、
何らかの理由により電源車が起動車から分離された場合
にロック装置が自動的に作用するので安全である(請求
項5)。
何らかの理由により電源車が起動車から分離された場合
にロック装置が自動的に作用するので安全である(請求
項5)。
【0083】移動装置を上下左右に移動できるようにし
たことにより、受け口に対する差し口の位置合わせが容
易になり、接続作業を円滑に行うことができる(請求項
6)。
たことにより、受け口に対する差し口の位置合わせが容
易になり、接続作業を円滑に行うことができる(請求項
6)。
【0084】既設保護管と新設保護管の位置確認手段を
設けることにより、上記の位置合わせの制度を向上させ
ることができる(請求項7)。
設けることにより、上記の位置合わせの制度を向上させ
ることができる(請求項7)。
【0085】起動車を4輪駆動とすることにより、勾配
のあるトンネルにも使用することができる(請求項
8)。
のあるトンネルにも使用することができる(請求項
8)。
【図1】立坑部分の断面図
【図2】トンネル内部の断面図
【図3】図2のIII −III 線の拡大断面図
【図4】図1のIV−IV線の拡大断面図
【図5】ケーブル保護管の一部省略断面図
【図6】組立て装置の一部省略分解斜視図
【図7】下枠の斜視図
【図8】(a)保護管ユニット吊込み時の正面図 (b)同上の一部拡大斜視断面図
【図9】ユニット台車部分の平面図
【図10】同上の一部斜視断面図
【図11】ユニット台車と駆動車の連結部分の断面図
【図12】ユニット台車上の一部拡大断面図
【図13】(a)図12のXIII−XIII断面図 (b)(a)図の一部拡大図
【図14】(a)ユニット台車の一部拡大断面図 (b)(a)図のb−b線の断面図
【図15】(a)ユニット台車の一部拡大断面図 (b)(a)図のb−b線の断面図
【図16】ユニット台車のブレーキ装置の平面図
【図17】電源車の平面図
【図18】(a)〜(d)差し口と受け口の接続状態を
示す断面図
示す断面図
【図19】接続完了状態のトンネルの断面図
【図20】図19のX−X線の断面図
【図21】他の実施形態のユニット台車部分の平面図
【図22】同上のユニット台車部分の一部斜視図
【図23】同上のユニット台車部分の一部平面図
【図24】(a)同上のユニット台車の一部拡大断面図 (b)(a)図のb−b線の断面図
【図25】同上のユニット台車と起動車の連結部分の断
面図
面図
【図26】同上の起動車の部分の側面図
【図27】同上の起動車の部分の横断平面図
【図28】(a)〜(c) 同上の受け口と差し口の位
置関係図
置関係図
1 ユニット台車 1a 基枠 1b 連結枠 1c1 、1c2 、1c3 連結枠 1d さや管 2 駆動車 3 電源車 4 立坑 5 トンネル 6 案内レール 7 案内ローラ 8 車輪 9 ケーブル保護管 10 導入レール 11 受け口 12 差し口 13 スペーサ 14 受け口部材 15 カバー部材 16 ガイド部 17 パッキン 18 抜止めピン 19 組立て装置 20 起動車 21 保護管ユニット 22 組立て治具 23 組立て枠 24 基台 25 当て板 26 端板 27 下枠 28 側枠 29 支持穴 30、30’ 位置決め突起 31 腕部 31’ 係合穴 32 受け部材 32’ 係合穴 33 張出し部 34 係合腕 35 接地脚 36、36' 位置決め穴 37 支持板 38 ステー 39 ピン 40 係止片 41 管枕 42 締付け部材 43 ナット 44 吊り環 45 吊り具 46 クレーン 47 位置決め突部 48 位置決め突部 49 固定片 50 ピン 51 楔 52 昇降板 52’ ガイド棒 53 昇降ジャッキ 53’ 支持板 54 ピストンロッド 55 支持部材 56 平坦面 57 傾斜面 58 係止突起 59 孔 60 移動装置 61 開放部材 62 制動装置 63 摩擦部材 64 ピン 66 油圧シリンダ 67 ピストンロッド 68 セクタギヤ 70 前照灯 71 補助台枠 72、72’ CCDカメラ 74 押圧板 75 ガイド装置 76 支持枠 77 ガイド筒 78 ロッド 79 継手部材 81 雌継手 82 連結ピン 83 支持台 84 押圧装置 85 ピストンロッド 86 雄継手 87 自在継手 88 駆動装置 89 蓄電池 90 制御盤 91 連結ピン 92 ロック部材 93 セクタギヤ 94 検知棒 95 連結バー 95’ ピン 96 ロック装置 97 ばね 98 ハンドル 99 連結ロッド 100 レバー 101 ばね 102 通信設備 103 目印線 104 配管 111 係止突起 112 ガイドレール 113 スライダー 114 移動板 115 係止板 116 L型金具 117 ブラケット 118 水平ジャッキ 119 ピストンロッド 120 左右移動装置 121 見通し穴 122 切欠き部 123 CCDカメラ 124 トルクモータ 125 クラッチブレーキ 126 カップリング 127 減速機 128 出力軸 129 スプロケット 130 前車輪軸 131 後車輪軸 132 チェーン
フロントページの続き (72)発明者 福岡 敬介 大阪市西区北堀江1丁目12番19号 株式会 社栗本鐵工所内
Claims (9)
- 【請求項1】 ケーブル保護管を多列多段に組立ててな
る保護管ユニットをユニット台車に搭載し、起動車によ
りトンネル内に押し進め、該保護管ユニットを既設の保
護管ユニットに接続するようにした電力ケーブル保護管
の配管装置において、 上記組立て枠を、上記保護管ユニットの各保護管後端部
の受け口部分を支持し、かつ上記ユニット台車に着脱自
在に取り付けられる端板と、上記端板から差し口側に所
要距離を隔てた位置で上記保護管ユニットと一体化され
その下面を支持すると共に、一対の接地脚を有する下枠
とにより構成し、 上記ユニット台車を、上記端板の着脱手段、上記下枠を
受けてこれを上下に移動させる移動装置、該移動装置に
より上記枠が下降したときこれが載り移る支持部材、及
び上記保護管ユニットの後端面に対向した進退自在の押
圧板により構成し、上記支持部材に上記下枠が載る平坦
面と、その平坦面前端から下降傾斜した傾斜面とを設
け、 上記起動車に、上記押圧板の押圧装置を設けると共に、
その押圧装置の反力支持機構を上記ユニット台車又は起
動車の少なくとも一方に設けたことを特徴とする電力ケ
ーブル保護管の配管装置。 - 【請求項2】 上記組立て枠の端板と下枠との間に、こ
れらを連結するための側枠を着脱自在に取付けたことを
特徴とする請求項1に記載の電力ケーブル保護管の配管
装置。 - 【請求項3】 上記組立て枠の下枠に上記トンネルに敷
設された案内レールに係合する一対の開閉自在の係合腕
を設け、上記ユニット台車に上記係合腕と係合してこれ
を開放させる所要長さの開放部材を上記案内レールと平
行に、かつ前方向きに突設したことを特徴とする請求項
1又は2に記載の電力ケーブル保護管の配管装置。 - 【請求項4】 上記ユニット台車と起動車とは上下及び
水平方向に屈曲可能に連結され、上記押圧板を上記ユニ
ット台車に設けたガイド装置により前後方向にスライド
自在に支持し、上記押圧板の後端面に設けた継手部材
と、上記起動車に設けた押圧装置のピストンロッドとに
より自在継手を構成したことを特徴とする請求項1から
3のいずれかに記載の電力ケーブル保護管の配管装置。 - 【請求項5】 上記の起動車を、上記押圧装置を搭載し
た駆動車と、電源を搭載した電源車とにより構成し、上
記電源車を上記駆動車の後端部に分離可能に連結し、上
記電源車に上記案内レールに対するロック装置を設け、
上記ロック装置と連動する検知棒を上記電源車の前方に
スライド自在に突出せしめ、上記検知棒とロック装置に
対し、該検知棒が突出する方向及び該ロック装置が案内
レールにロックされる方向にばね力を与え、通常は上記
駆動車に上記検知棒の先端を押し当てて該検知棒を後退
させて、上記ロック装置を解除状態に保持したことを特
徴とする請求項1から4のいずれかに記載の電力ケーブ
ル保護管の配管装置。 - 【請求項6】 上記の移動装置は、上下移動装置と左右
移動装置とからなり、該上下移動装置は上記の支持部材
に並設された昇降板と、これを上下方向に移動させる昇
降ジャッキにより構成され、上記の左右移動装置は上記
昇降板上に載った下枠にその下方から挿通して係合され
る係合部材と、これを左右方向に移動させる水平ジャッ
キにより構成されたことを特徴とする請求項1から5の
いずれかに記載の電力ケーブル保護管の配管装置。 - 【請求項7】上記の昇降ジャッキを上記の各昇降板ごと
に設け、各昇降ジャッキを独立して駆動するようにした
請求項6に記載の電力ケーブル保護管の配管装置。 - 【請求項8】 上記組立て枠の端板に設けた保護管支持
穴に対向して、上記の押圧板に既設の保護管ユニットと
新設の保護管ユニットの各保護管相互の位置確認手段を
設けたことを特徴とする請求項1から7のいずれかに記
載の電力ケーブル保護管の配管装置。 - 【請求項9】 上記起動車が4輪駆動であることを特徴
とする請求項1から8のいずれかに記載の電力ケーブル
保護管の配管装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27361398A JP3208117B2 (ja) | 1997-10-03 | 1998-09-28 | 電力ケーブル保護管の配管装置 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27116497 | 1997-10-03 | ||
JP9-271164 | 1997-10-03 | ||
JP27361398A JP3208117B2 (ja) | 1997-10-03 | 1998-09-28 | 電力ケーブル保護管の配管装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
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