JPH11168783A - スピーカグリルとスピーカ装置と電子機器 - Google Patents

スピーカグリルとスピーカ装置と電子機器

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JPH11168783A
JPH11168783A JP9116098A JP9116098A JPH11168783A JP H11168783 A JPH11168783 A JP H11168783A JP 9116098 A JP9116098 A JP 9116098A JP 9116098 A JP9116098 A JP 9116098A JP H11168783 A JPH11168783 A JP H11168783A
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JP
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speaker
speaker grill
photocatalyst
antibacterial
coloring
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JP9116098A
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Kaoru Shimizu
薫 志水
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 殺菌、防臭、汚染物質の分解、夜間に目立つ
デザインと照明を可能にする。 【解決手段】 着色部材、蓄光部材、抗菌部材、光触媒
の内いずれか一つまたはその組み合わせをスピーカグリ
ルに備えた構成。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スピーカグリルと
スピーカ装置とこれらを備えた電子機器に関し、特に抗
菌部材、蓄光部材、光触媒等の機能性部材の内いずれか
一つまたはその組合せを備えたものに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、スピーカグリルはスピーカ振動
板の保護を目的として付設される。前記スピーカグリル
に特定の機能、たとえば防臭部材を備えた構成として特
開平6−339190号公報が提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】金属ネットや不織布な
どからなるスピーカグリルには塵埃が堆積したり油煙、
タバコのヤニ、場合によっては飲食物の飛沫が付着する
場合がある。これが原因でダニや細菌の繁殖する場合も
考えられる。
【0004】しかし、構成部材の表面または内部に抗菌
性や光触媒を備えたスピーカグリルは提案されていな
い。また、夜光性(残光)を備えたスピーカグリルも提
案されていない。さらに、殺菌作用を有する抗菌部材と
蓄光部材との両方を備えたスピーカグリル、または蓄光
部材と光触媒との両方を備えたスピーカグリル、同一表
面側に蓄光部材と光触媒とを備えたスピーカグリル等は
提案されていない。
【0005】本発明はスピーカグリルの表面または内部
に、光触媒,蓄光部材,抗菌部材の内いずれか一つを、
またはその組み合わせからなる機能性部材を備えたスピ
ーカグリルを提供することを目的とする。これらの機能
性部材を備えることにより、スピーカグリルが防曇、防
カビ、防虫、夜光性、殺菌、汚染物質の分解などを図れ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明におけるスピーカグリルは、 (1)スピーカグリルの表面に、少なくとも2種類以上
の機能性部材を備えた構成とした。 (2)スピーカグリルの内部に、少なくとも2種類以上
の機能性部材を混入した構成とした。 (3)スピーカグリルの表面に第1の機能性部材を配設
し、スピーカグリルの内部に第2の機能性部材を混入す
ることにより、少なくとも2種類以上の機能性部材を備
えた構成とした。 (4)スピーカグリル表面に抗菌部材を備えた構成とし
た。 (5)スピーカグリル表面に蓄光部材を備えた構成とし
た。 (6)スピーカグリル表面に光触媒を備えた構成とし
た。 (6)スピーカグリル内に抗菌部材を混入した構成とし
た。 (7)スピーカグリル内に蓄光部材を混入した構成とし
た。 (8)スピーカグリルの表面に蓄光部材を備え、更に重
ねて光触媒を備えた構成とした。 (9)スピーカグリルの表面に蓄光部材を備え、更に重
ねて抗菌部材を備えた構成とした。 (10)スピーカグリルの表面に機能性部材を練り込ん
でなる透光性フィルムシートを積層配置した構成とし
た。
【0007】スピーカグリルの表面に機能性部材を配設
する第1の手段としては、透明な接着部材(ビヒクル/
分散媒/担体)に機能性部材を練り込み、塗布する構成
とした。第2の手段は、スピーカグリルの表面にまず接
着材層を配設し、次に機能性部材を散布する構成とし
た。そして、必要に応じ、前記機能性部材を押圧して接
着材層内に埋設する構成とした。第3の手段は、機能性
部材を含んだフィルムシートをスピーカグリルにラミネ
ート(積層)する構成とした。なお、その他の手段とし
てスパッタ(PVD)、蒸着、CVD、電着、浸漬など
任意に用いてよいことは言うまでもない。
【0008】本願発明の上記構成において、機能性部材
を着色部材(染料、顔料)、蛍光染料、蛍光顔料、抗菌
部材、蓄光部材、光触媒等とした。機能性部材を2種類
以上付設する場合、組合せとしては蓄光部材と光触媒,
蓄光部材と抗菌部材,光触媒と抗菌部材,光触媒と着色
部材,抗菌部材と着色部材,蛍光染料/顔料と光触媒,
蛍光染料/顔料と抗菌部材等とした。勿論、これ以外の
任意の組合せが可能である。
【0009】染料としてはアゾ染料、アントラキノン染
料、カルボニウム染料、インジゴイド染料、硫化染料、
フタロシアニン染料等とした。例えば、青色染料として
はシアニンブルー(A13511/デクスター社製、ハ
イソールブルー染料)等を用いればよい。青色以外に
赤、緑、黄色など目的に応じて任意に設定してよいこと
は言うまでもない。蛍光染料としても任意の色、部材と
してよく例えば、青緑色蛍光染料(バスフ社製)等とし
た。顔料も赤、青、緑、黄、白など任意の色、部材とし
てよいことも同様である。
【0010】着色による光の吸収波長域も任意に設定し
てよい。例えば、緑色の場合は約520nm以下でかつ
約570nm以上の波長域で高吸収率、赤色の場合は約
600nm以下でかつ約630nm以上で高吸収率、青
色の場合は約420nm以下でかつ約500nm以上で
高吸収率などとした。
【0011】外装部材に配設する抗菌部材の形態として
は粉末粒子状または液状の内何れか一つの形態とした。
また、粉末粒子状をなす抗菌部材の外形寸法を約0.0
5μm〜5μm程度とした。添加量は重量比0.5%〜
10%程度とした。抗菌部材をスピーカグリルの表面ま
たは内部に配設することにより、スピーカグリルに付着
した細菌の生存環境を絶つ。
【0012】また、抗菌部材としてはゼオライト(抗菌
性金属イオン/銀、銅、亜鉛)、キトサン、ヨモギ、ヒ
ノキ(ヒノキチオール)、ヒバなどの内いずれか一つで
構成した。ゼオライトは銀、銅、亜鉛など殺菌力のある
物質を含んだ抗菌性セラミックスをなす。キトサンはカ
ニ殻やエビ殻に多く含まれる天然多糖で抗菌、抗カビ性
を備える。粉末粒子としてスピーカグリル表面に埋設、
または接着材に混入、または溶液または水などに混入す
る割合は重量比約0.3%〜数%程度で十分で、粒径約
5ミクロンメートル以下の微粉末とした。
【0013】ヨモギはヨモギに含まれるタンニンが抗ア
レルギー、痒み止め効果を、クロロフィル(葉緑素)が
殺菌、制菌などの効果を備え、ヨモギの抽出液を含んだ
粒径約0.05ミクロンメートル〜約5ミクロンメート
ルのマイクロカプセルとして埋設、または塗布して対象
物の表面に固定すればよい。ヒノキはヒノキに含まれる
トロピロンが細菌、カビなどを寄せ付けない防腐剤の役
割を果たし、他の抗菌部材と同様に数ミクロンメートル
の粒径のマイクロカプセルとして用いればよい。
【0014】また、液状の抗菌部材としてはヒノキやヒ
バの精油(エッセンシャルオイル)、またはメトロニダ
ゾール、その他に、酢酸銀または硝酸銀を純水に溶解
し、該溶液にK↓2SO↓3とK↓2S↓2O↓3を順
次添加し、銀のチオスルファト錯体塩または銀塩の内少
なくとも一つを含む溶液としている。また、銀のチオス
ルファト錯体塩または銀塩の内少なくとも一つを含水無
晶形二酸化珪素に担持吸着させ、さらにその外表面に外
殻被覆層を形成した抗菌性複合体、または有機砒素のバ
イナジンなどを重量比約0.5%〜10%程度の割合で
混入させればよい。
【0015】上記の他に、抗菌部材としてヨードホル
ム、銀シリカゲル系抗菌剤粒子、ジフェニール・エーテ
ル系またはシリコン第4級アンモニゥム塩(商品名AC
P−20,TK−520)、リン酸ジルコニゥムと酸化
銀の混合物、イソチオシアン酸エステルを抗菌成分とし
サイクロデキストリンで包接した化合物等任意に用いて
よい。
【0016】光触媒としても任意の部材を用いてよい。
例えば、二酸化チタン、または二酸化チタンと活性炭と
の混合物等からなる光触媒の微粉末粒子を用いた。光触
媒の粉末粒子、または光触媒を含んだ接着材の薄膜を対
象物表面に配設することにより、表面の汚れを防いだり
表面の菌を殺したり付着した臭いを取る。即ち、太陽や
蛍光灯など300nm〜400nmの近紫外線を受けた
光触媒は活性化して有機物(アセトアルデヒドやアンモ
ニア等)、窒素酸化物、塩素化合物等を酸化し分解す
る。
【0017】二酸化チタンまたは二酸化チタンと活性炭
との混合物等からなる光触媒の微粉末粒子は0.001
μm〜数μmの外形を有する。また、ビヒクルに含ませ
る割合は0.1重量%〜10重量%程度とすればよい。
塗布膜厚については使用目的に応じ任意に実施すればよ
い。例えば0.1μm〜数μmの膜厚に塗布すればよ
い。スピーカグリルへの塗布手段はビヒクルに混入して
スプレー、静電印刷、インクジェット、ディップなどに
より行う。二酸化チタンを配設する手段として上記の他
に真空蒸着、CVD、スパッタなど任意の手段を用いて
よい。
【0018】なお、二酸化チタンはアナターゼ型のもの
が好ましいが、銅、銀、白金、その他の金属でメタライ
ズされたルチル型二酸化チタンとしてもよい。また、W
O↓2,Cds,SrTiO↓2,MoS↓2のような
半導体で光触媒を形成するようにしてもよい。
【0019】さらに、光触媒に水または有機溶剤(アニ
リン等)を含浸させてもよいことも同様である。水また
は有機溶剤を含浸した光触媒を無機、有機の任意のバイ
ンダ、ビヒクル、塗料、接着材等の液状体に混合し、対
象部材の表面に塗布するようにしてもよい。液状体の加
熱、乾燥過程で水または有機溶剤が蒸発し、光触媒の保
持膜に気孔を形成し、光触媒に近紫外線を直接照射可能
にする。
【0020】さらに、光不活性物質で酸化チタン粒子表
面を覆う構成、または光不活性物質からなる多孔質壁で
二酸化チタン粒子の表面を覆う構成、またはセラミック
スのアパタイトで二酸化チタン粒子の表面を1μm厚さ
程度に覆う構成等、任意の構成としてよい。
【0021】前記光不活性物質としては、シリコン、ア
ルミニウム、ジルコニウム、カルシウム、バリウム、ス
チロンチウム、マグネシウム、亜鉛、ニオブ等の内、い
ずれか一つまたはその組み合わせとした。光不活性物
質、光不活性物質からなる多孔質壁、アパタイト等の一
つで二酸化チタンの表面を被覆することにより、光触媒
の担体(保持部材)たとえば紙、樹脂、繊維等の劣化を
軽減できる。
【0022】蓄光物質としては、例えば根本特殊化学/
N夜光、またはSrAl↓2O↓4:Eu(発光ピーク
波長520nm、残光輝度300mcd/m↑2(20
0LXで4分照射した20分後の輝度)、残光時間20
00分以上(0.32mcd/m↑2に減衰するまで要
する時間))、またはZNs:Cu、またはZnS,C
dS,CaS,(ZnCd)S等の一種または二種類の
硫化物系蓄光物質など任意の部材としてよい。蓄光物質
を含んだ接着部材(ビヒクル等)の塗布厚さは最小0.
1μm〜10μm程度とした。接着部材に配合する蓄光
物質の配合比は0.1重量%〜10重量%の範囲とし
た。
【0023】機能性部材を含ませる接着部材(ビヒクル
等)としては、熱硬化性のアクリル系樹脂部材(例えば
アクリルメラミン樹脂)やアルキッドメラミン樹脂部
材、酢酸ビニール系、フッ素樹脂系、シリコン樹脂系、
エポキシ樹脂系、ウレタン系、UV樹脂(紫外線硬化樹
脂)等の有機バインダ、ゴム部材(例えば天然ゴム、ブ
チルゴム等)、塩化ビニール、フェノール樹脂等任意の
部材の内いずれか一つとした。
【0024】キャビネット材料としては例えば、アクリ
ル系樹脂、エポキシ系樹脂、ポリカーボネート、塩化ビ
ニル、塩化ビニリデン、スチロール、ポリアセタール、
ウレタン、ABS、PS等とした。スピーカグリルの構
成材料としては例えば、織布、不織布、金属ネット、樹
脂成形ネット、パンチングメタル、パンチング樹脂シー
ト、前記キャビネットと同一の各種樹脂部材等とした。
【0025】本願発明は上記した構成によって、光触
媒、抗菌部材、蓄光物質などの機能性部材を、容易にス
ピーカグリルに配設できる。そして、抗菌部材はカビや
細菌の繁殖を防止し、光触媒は大気中または表面に付着
した汚染物質を分解する。蓄光物質(蓄光蛍光体、蓄光
塗料、蛍光塗料等と呼ぶ。)は太陽光や蛍光灯の光を吸
収・蓄積し、照明が途切れ暗くなっても一定時間、明る
さを維持でき、周辺を照らし電子機器等の操作を容易に
する。また、夜間に目立つデザインと色を構成できる。
【0026】
【発明の実施の形態】本発明における第1の発明は、蓄
光部材、抗菌部材、光触媒の内いずれか一つまたはその
組み合わせを表面に備えたことを特徴とするスピーカグ
リルとしたもので、抗菌部材はカビや細菌の繁殖を防止
し、光触媒は大気中または表面に付着した汚染物質を分
解し、蓄光物質は照明が途切れても一定時間、自己発光
し夜間に目立つデザインを構成できる。また、機能性部
材の付設を塗布工法によって量産可能とする。
【0027】さらに、第2の発明は、蓄光部材、抗菌部
材、光触媒の内いずれか一つまたはその組み合わせを構
成部材内に含んだことを特徴とするスピーカグリルとし
たもので、機能性部材を成形用樹脂に練り込み、該樹脂
を射出成形したり、紡糸して付設できる。
【0028】さらに、第3の発明は、内部に蓄光部材を
含むとともに、表面に光触媒を備えたことを特徴とする
スピーカグリルとしたもので、二つの機能を付与でき
る。
【0029】さらに、第4の発明は、蓄光部材、抗菌部
材、光触媒の内いずれか一つまたはその組み合わせを表
面に備えたスピーカグリルと、スピーカと、キャビネッ
トとからなることを特徴とするスピーカ装置としたもの
で、抗菌部材はカビや細菌の繁殖を防止し、光触媒は大
気中または表面に付着した汚染物質を分解し、蓄光物質
は照明が途切れても一定時間、自己発光し夜間に目立つ
デザインを構成できる。
【0030】さらに、第5の発明は、蓄光部材、抗菌部
材、光触媒の内いずれか一つまたはその組み合わせを構
成部材内に含んだスピーカグリルと、スピーカと、キャ
ビネットとからなることを特徴とするスピーカ装置とし
たもので、機能性部材を成形用樹脂に練り込み、該樹脂
を射出成形したり、紡糸して付設できる。
【0031】さらに、第6の発明は、内部に蓄光部材を
含むとともに,表面に光触媒を備えたスピーカグリル
と、スピーカと、キャビネットとからなることを特徴と
するスピーカ装置としたもので、二つの機能を付与でき
る。
【0032】さらに、第7の発明は、蓄光部材、抗菌部
材、光触媒の内いずれか一つまたはその組み合わせを表
面に備えたスピーカグリルと、スピーカと、キャビネッ
トと、制御回路基板とからなることを特徴とする電子機
器としたもので、抗菌部材はカビや細菌の繁殖を防止
し、光触媒は大気中または表面に付着した汚染物質を分
解し、蓄光物質は照明が途切れても一定時間、自己発光
し夜間に目立つデザインを構成できる。
【0033】さらに、第8の発明は、蓄光部材、抗菌部
材、光触媒の内いずれか一つまたはその組み合わせを構
成部材内に含んだスピーカグリルと、スピーカと、キャ
ビネットと、制御回路基板とからなることを特徴とする
電子機器としたもので、機能性部材を成形用樹脂に練り
込み、該樹脂を射出成形したり、紡糸して付設できる。
【0034】さらに、第9の発明は、内部に蓄光部材を
含むとともに,表面に光触媒を備えたスピーカグリル
と、スピーカと、キャビネット、制御回路基板とからな
ることを特徴とする電子機器としたもので、二つの機能
を付与できる。
【0035】さらに、第10の発明は、蓄光部材、抗菌
部材、光触媒の内いずれか一つまたはその組み合わせを
表面に備えたスピーカグリルとキャビネットとを一体成
形したことを特徴とする電子機器としたもので、抗菌部
材はカビや細菌の繁殖を防止し、光触媒は大気中または
表面に付着した汚染物質を分解し、蓄光物質は照明が途
切れても一定時間、自己発光し夜間に目立つデザインを
構成できる。
【0036】さらに、第11の発明は、蓄光部材、抗菌
部材、光触媒の内いずれか一つまたはその組み合わせを
構成部材内に含んだスピーカグリルとキャビネットとを
一体成形したことを特徴とする電子機器としたもので、
機能性部材を成形用樹脂に練り込み、該樹脂を射出成形
したり、紡糸して付設できる。
【0037】さらに、第12の発明は、内部に蓄光部材
を含むとともに,表面に光触媒を備えたスピーカグリル
とキャビネットとを一体成形したことを特徴とする電子
機器としたもので、二つの機能を付与できる。
【0038】さらに、第13の発明は、機能性部材を練
り込んでなる透光性フィルムシートを積層配置したこと
を特徴とするスピーカグリルとしたもので、機能性部材
の使用量を少なくでき、シート種類の切り換えを容易に
する。
【0039】以下、本発明の実施の形態におけるスピー
カグリルとスピーカ装置と電子機器について図1から図
13を用いて説明する。なお、スピーカグリルを構成す
る基材を代表的に樹脂成形部材の例により示す。
【0040】(実施の形態1)図1は本発明の実施の形
態1におけるスピーカグリルの表面近傍を模式的に示す
要部断面図である。図1において符号101はスピーカ
グリル基材、102は第1の機能性部材、103は第2
の機能性部材を示す。
【0041】図1に示すように、スピーカグリル100
は、スピーカグリル基材101の外面(表面)にまず第
1の機能性部材102を備え、次に、第1の機能性部材
102に重ねて第2の機能性部材103を備えたことを
特徴とする。第1の機能性部材102と第2の機能性部
材103との組合せを任意に選択することにより、着色
部材(染料、顔料)、蛍光染料、蛍光顔料、光触媒、抗
菌部材、蓄光物質などの機能性部材を、少なくとも2種
類以上、容易にスピーカグリル基材の表面に配設でき
る。また、各機能性部材の混入量とともに、各機能性部
材の塗布膜厚によっても呈色調整が可能で、容易に量産
できる。
【0042】各機能性部材はビヒクルたとえば透明なア
クリル系樹脂、エポキシ樹脂、塩化ビニル等の樹脂部材
に、それぞれ数重量%〜10重量%の範囲で混入、練り
込んでなる。各層の塗布厚さは0.01μm〜数μmの
範囲とした。塗布手段はスプレー、静電印刷、インクジ
ェット、浸漬、スクリーン印刷などの内いずれか一つと
した。勿論、他の任意手段としてよい。
【0043】なお、前記各機能性部材の配設手段とし
て、必ずしも樹脂系のビヒクルを用いることに限定する
ものでない。分散媒は水、アルコール等の溶媒等であっ
てもよい。また、ビヒクルに練り込んで塗布することの
他に、スピーカグリル基材の表面にまず接着材層を配設
し、次に機能性部材を散布する構成としてもよい。そし
て、必要に応じ、前記機能性部材を押圧して接着材層内
に埋設する構成としてもよい。さらに、蒸着、スパッ
タ、CVD、PVD、溶着、ディップ等の手段により配
設するようにしてよい。さらに、機能性部材の塗布膜厚
も各機能性部材毎に異ならせてよいことは言うまでもな
い。目的に応じて任意寸法に設定すればよい。
【0044】スピーカグリル基材としてポリエステル系
の繊維を用いた織布、または不織布、金属ネット等の場
合、繊維や線材の状態で機能性部材を付与してもよい
し、シート状に加工した状態で塗布するようにしてもよ
い。パンチングメタル、パンチング樹脂シートの場合
も、バンチング前、またはバンチング後等任意に機能性
部材の付与を実施してよい。
【0045】スピーカグリルの表面に機能性部材を備え
ることにより、着色部材(染料、顔料)や蛍光染料/蛍
光顔料は光の吸収波長域を調整し、呈色を調整できる。
蓄光部材は暗い場所でも一定時間周囲を照明し、夜間に
目立つ。抗菌部材はカビや細菌の繁殖を防止し、光触媒
は有機物、窒素酸化物、塩素化合物等を酸化し分解す
る。その結果、スピーカグリルの防曇、防カビ、防臭、
たばこのヤニや汗等の汚染物質を分解する。
【0046】図9は実施の形態1で説明したスピーカグ
リルを用いたスピーカ装置の一例の分解斜視図を示す。
図9において、符号1はキャビネット(木製、樹脂成形
品等)、2はスピーカ、3は表面または内部に抗菌部
材、光触媒、蓄光部材の内いずれか一つまたはその組み
合わせを備えてなるスピーカグリル、4はスピーカグリ
ルの取付枠(フレーム)を示す。この場合のスピーカ装
置はスピーカグリルを別ピースとし、キャビネットに組
み込む例を示すが、別段、スピーカグリルとキャビネッ
トとを一体成形した構成としてもよい。
【0047】図10は実施の形態1で説明したスピーカ
グリルを用いたテレビジョン受信機60の正面図、図1
1は図10を破断線S−Sで切断した要部断面図を示
す。この場合はスピーカグリルとキャビネットとを一体
成形した構成例を示す。キャビネット50は内部にブラ
ウン管(図示せず。)と複数のスピーカを取り付けると
共に、制御回路基板(チューナ回路、音声信号制御回
路、映像信号増幅回路、色回路、同期偏向回路、電源回
路等、いずれも図示せず。)を収納してなる。また、ス
ピーカの前面に放音孔域を形成する貫通穴11と非貫通
穴(ダミー穴)21とを複数箇所穿設してなる。即ち、
前記放音孔域はスピーカ音の導出とスピーカ振動板の保
護を行うスピーカグリル部を形成している。この場合の
スピーカグリルも当然のことながら、表面または内部に
抗菌部材、光触媒、蓄光部材の内いずれか一つまたはそ
の組み合わせを備えてなる。なお、テレビジョン受信機
を構成するャビネットに織布、不織布、パンチングシー
ト等の別ピースを取り付けることにより、スピーカグリ
ルを形成してよいことは言うまでもない。
【0048】図12は実施の形態1で説明したスピーカ
グリルを用いた車載用スピーカ装置の一例の要部断面図
を示す。樹脂成形部材等からなるキャビネットにスピー
カとこのスピーカの前面に取り付く防護ネットを備えて
なる。防護ネットはパンチングメタル、パンチングシー
ト、金属線ネットまたは樹脂成形ネット等よりなり、表
面または内部に抗菌部材、光触媒、蓄光部材の内いずれ
か一つまたはその組み合わせを備えてなる。
【0049】図13は実施の形態1で説明したスピーカ
グリルを用いた音響機器(ポータブルステレオ)の一例
の正面図を示す。このポータブルステレオはカセットプ
レーヤ、CDプレーヤ、ミニディスクブレーヤ等を備え
るとともに、両側にスピーカボックスを付属し、スピー
カの前部に防護用のパンチングメタル、金属ネット等を
所定に取り付けスピーカグリルを構成してなる。この場
合のパンチングメタル、金属ネットにもディップ、スプ
レー、静電塗装等の手段により表面に抗菌部材、光触
媒、蓄光部材の内いずれか一つまたはその組み合わせを
備えてなる。
【0050】本発明のスピーカグリルは上記音響・映像
機器の他、マイク、携帯用電子機器たとえばパソコン、
電子ブック、携帯電話、PHS、ラジオ、ドアホン、ハ
ンディターミナル等の各種電子機器用筐体を一体型また
は分割・組立型で構成してよいことは言うまでもない。
【0051】(実施の形態2)図2は本発明の実施の形
態2におけるスピーカグリルの表面近傍を模式的に示す
要部断面図である。図2において符号111はスピーカ
グリル基材、112は第1の機能性部材、113は第2
の機能性部材を示す。
【0052】図2に示すように、スピーカグリル110
は、スピーカグリル基材111の外面(表面)に、透明
樹脂等からなるビヒクル内に第1の機能性部材112と
第2の機能性部材113とを混合したものを所定の膜厚
に塗布したことを特徴とする。第1の機能性部材112
と第2の機能性部材113との組合せを任意に選択する
ことにより、着色部材(染料、顔料)、蛍光染料、蛍光
顔料、光触媒、抗菌部材、蓄光物質などの機能性部材
を、少なくとも2種類以上、容易にスピーカグリル表面
に配設できる。また、各機能性部材の混入量とともに、
各機能性部材の塗布膜厚によっても呈色調整が可能で、
容易に量産できる。
【0053】各機能性部材はビヒクルたとえば透明なア
クリル系樹脂、エポキシ樹脂、塩化ビニル等の樹脂部材
に、それぞれ数重量%〜10重量%の範囲で混入、練り
込んでなる。塗布厚さは0.01μm〜数μmの範囲と
した。塗布手段、分散媒、機能性部材の種類、機能性部
材の配設手段についても実施の形態1と同様に実施すれ
ばよい。この実施の形態2の場合も実施の形態1と同様
の作用・効果を有する。
【0054】(実施の形態3)図3は本発明の実施の形
態3におけるスピーカグリルの表面近傍を模式的に示す
要部断面図である。図3において符号121はスピーカ
グリル基材、122は第1の機能性部材、123は第2
の機能性部材を示す。
【0055】図3に示すように、スピーカグリル120
は、スピーカグリル基材121の内部に第1の機能性部
材122を練り込むとともに、前記スピーカグリル基材
121の外面(表面)に、透明樹脂等からなるビヒクル
内に第2の機能性部材123を練り込んだ部材を所定の
膜厚に備えたことを特徴とする。第1の機能性部材12
2と第2の機能性部材123との組合せを任意に選択す
ることにより、着色部材(染料、顔料)、蛍光染料、蛍
光顔料、光触媒、抗菌部材、蓄光物質などの機能性部材
を、少なくとも2種類以上、容易にスピーカグリルに配
設できる。また、各機能性部材の混入量とともに、第2
の機能性部材の塗布膜厚によっても呈色調整が可能で、
容易に量産できる。
【0056】スピーカグリル基材121に混入する第1
の機能性部材122の添加量は数重量%〜10重量%の
範囲とした。第2の機能性部材はビヒクルたとえば透明
なアクリル系樹脂、エポキシ樹脂、塩化ビニル等の樹脂
部材に、それぞれ数重量%〜10重量%の範囲で混入、
練り込んでなる。塗布厚さは0.01μm〜数μmの範
囲とした。第2の機能性部材の塗布手段、分散媒、機能
性部材の種類、機能性部材の配設手段についても実施の
形態1と同様に実施すればよい。この実施の形態3の場
合も実施の形態1と同様の作用・効果を有する。
【0057】(実施の形態4)図4は本発明の実施の形
態4におけるスピーカグリルの表面近傍を模式的に示す
要部断面図である。図4において、符号131はスピー
カグリル基材、132は第1の機能性部材、133は第
2の機能性部材を示す。
【0058】図4に示すように、スピーカグリル130
は、スピーカグリル基材131の内部に第1の機能性部
材132と第2の機能性部材133とを練り込んで分散
させたことを特徴とする。第1の機能性部材132と第
2の機能性部材133との組合せを任意に選択すること
により、着色部材(染料、顔料)、蛍光染料、蛍光顔
料、光触媒、抗菌部材、蓄光物質などの機能性部材を、
少なくとも2種類以上、容易にスピーカグリルに配設で
きる。また、各機能性部材の混入量によって呈色調整が
可能で、より優れた量産性を発揮できる。
【0059】各機能性部材の混入量はそれぞれ数重量%
〜10重量%の範囲で混入、練り込んでなる。この実施
の形態4の場合も実施の形態1と同様の作用・効果を有
する。また、スピーカグリルの生産性に優れる。
【0060】(実施の形態5)図5は本発明の実施の形
態5におけるスピーカグリルの表面近傍を模式的に示す
要部断面図である。図5において符号141はスピーカ
グリル基材、142は蓄光部材を示す。図5に示すよう
に、スピーカグリル140は、スピーカグリル基材14
1の外面(表面)に、透明樹脂等からなるビヒクル内に
蓄光部材142を練り込んだ部材を所定の膜厚に備えた
ことを特徴とする。
【0061】蓄光部材の混入量とともに、ビヒクルの塗
布膜厚によっても発光輝度の調整が可能となる。蓄光部
材142はビヒクルたとえば透明なアクリル系樹脂、エ
ポキシ樹脂、塩化ビニル等の樹脂部材に、それぞれ数重
量%〜10重量%の範囲で混入、練り込んでなる。塗布
厚さは0.01μm〜数μmの範囲とした。蓄光部材1
42の塗布手段、分散媒は実施の形態1と同様に実施す
ればよい。蓄光物質は照明が途切れ暗くなっても一定時
間、明るさを維持でき、周辺を照らす。また、自己発光
する。
【0062】図6は、図5における蓄光部材に代えて抗
菌部材152または光触媒を配設した実施例を示す。抗
菌部材は殺菌作用により、光触媒は汚染物質の分解によ
りスピーカグリルの防カビ、防ダニ、防曇、防臭を図れ
る。
【0063】なお、抗菌部材、光触媒をビヒクルに含ま
せてスピーカグリルの表面に塗布配設することに代え、
スパッタ、浸漬、蒸着、CVD等の手段によりスピーカ
グリルの表面に設けた構成としてよいことは言うまでも
ない。
【0064】(実施の形態6)図7は本発明の実施の形
態6におけるスピーカグリルの表面近傍を模式的に示す
要部断面図である。図7において、符号161はスピー
カグリル基材、162は蓄光部材を示す。図7に示すよ
うに、スピーカグリル160は、スピーカグリル基材1
61の内部に蓄光部材162を練り込んで分散させたこ
とを特徴とする。蓄光部材162の混入量によって自己
発光時の輝度調整や呈色調整が可能で、容易に量産でき
る。混入量はそれぞれ数重量%〜10重量%の範囲で混
入、練り込んでなる。蓄光物質は照明が途切れ暗くなっ
ても一定時間、明るさを維持でき、周辺を照らす。ま
た、自己発光してスピーカグリル面に記載した文字・図
形を表示する。
【0065】図8は、図7における蓄光部材に代えて抗
菌部材172または光触媒を配設した実施例を示す。抗
菌部材、光触媒はスピーカグリルの防カビ、防ダニ、防
曇、防臭を図れる。
【0066】(実施の形態7)実施の形態7におけるス
ピーカグリルは、1つまたは複数の機能性部材を含んだ
フィルムシートまたは透光性フィルムシートを、スピー
カグリル表面にラミネート(積層)する構成とした。
(図示せず。) いわゆる、インモールド成形手法を用いるものである。
2つの分割金型からなるキャビティ内に前記透光性フィ
ルムシートを予め配置しておき、前記透光性フィルムシ
ートが表皮を形成するごとく透光樹脂または一般樹脂を
射出、成形してなる。透光性フィルムシートに練り込む
機能性部材としては、着色部材(染料、顔料等)、蓄光
部材、抗菌部材、光触媒、蛍光染料、蛍光顔料等の内い
ずれか一つ、またはその組み合わせとした。なお、機能
性部材を練り込むことに代え、表面に印刷する構成とし
てもよい。前記透光性フィルムシートの厚さ寸法は数μ
m〜100μm程度の範囲とした。透光性フィルムシー
トへの放音孔穿設を、インモールド成形の前後いずれに
実施するかは任意に決定してよい。
【0067】この実施の形態7における構成は、機能性
部材の使用量を少なくでき、シートの厚さによって輝度
を調整できる。また、種々のフィルムシートを別工程で
予め準備でき、射出成形工程での機種切り換えを容易に
する。
【0068】以上、上記各実施の形態1〜7において、
機能性部材として上記以外の任意部材としてよいことは
言うまでもない。例えば、反射防止膜を最外層に塗布、
または多層にスパッタするようにしてもよい。
【0069】
【発明の効果】以上のように本発明は、着色部材、蛍光
染料、蛍光顔料、蓄光部材、光触媒、抗菌部材の内いず
れか一つ、またはその組合せの機能性部材を容易にスピ
ーカグリルを構成するスピーカグリルの表面または内部
に配設てきる。抗菌部材はカビや細菌の繁殖を防止し、
光触媒はスピーカグリル表面に付着した汚染物質(油
煙、たばこのヤニ等)を分解する。これにより、スピー
カグリルの防カビ、防曇、防臭等を図れる。蓄光物質は
照明が切れてからも一定時間、自己発光し周囲を照らす
とともに、自己発光し、スピーカグリル面に配置した文
字・図形を表示する。着色部材、蛍光染料、蛍光顔料は
光の吸収波長域を選択でき、呈色の調整を図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1におけるスピーカグリル
表面近傍の要部断面図
【図2】本発明の実施の形態2におけるスピーカグリル
表面近傍の要部断面図
【図3】本発明の実施の形態3におけるスピーカグリル
表面近傍の要部断面図
【図4】本発明の実施の形態4におけるスピーカグリル
表面近傍の要部断面図
【図5】本発明の実施の形態5におけるスピーカグリル
表面近傍の要部断面図
【図6】本発明の実施の形態5におけるもう一つのスピ
ーカグリルの表面近傍の要部断面図
【図7】本発明の実施の形態6におけるスピーカグリル
表面近傍の要部断面図
【図8】本発明の実施の形態6におけるもう一つのスピ
ーカグリルの表面近傍の要部断面図
【図9】本発明の実施の形態1におけるスピーカグリル
を用いたスピーカ装置の分解斜視図
【図10】本発明の実施の形態1におけるスピーカグリ
ルを用いたテレビジョン受信機の正面図
【図11】図10を破断線S−Sで切断した要部断面図
【図12】本発明の実施の形態1におけるスピーカグリ
ルを用いた車載用スピーカ装置の要部断面図
【図13】本発明の実施の形態1におけるスピーカグリ
ルを用いたポータブルステレオの正面図
【符号の説明】
1,50 キャビネット 2 スピーカ 3 スピーカグリル 4 枠 5 ブラウン管 11 貫通穴 21 非貫通穴 60 テレビジョン受信機 100,110,120,130,140,150,1
60,170 スピーカグリル 101,111,121,131,141,151,1
61,171 スピーカグリル基材 102,112,122,132 第1の機能性部材 103,113,123,133 第2の機能性部材 142,162 蓄光部材 152,172 抗菌部材または光触媒

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 蓄光部材、抗菌部材、光触媒の内いずれ
    か一つまたはその組み合わせを備えたことを特徴とする
    スピーカグリル。
  2. 【請求項2】 着色部材層または蓄光部材層のいずれか
    一方に重ね、光触媒層を備えたことを特徴とするスピー
    カグリル。
  3. 【請求項3】 光触媒または蓄光部材のいずれか一方と
    蓄光部材とを練り込んだ液状体を塗布したことを特徴と
    するスピーカグリル。
  4. 【請求項4】 内部に着色部材または蓄光部材のいずれ
    か一方を練り込むとともに、表面に光触媒を備えたこと
    を特徴とするスピーカグリル。
  5. 【請求項5】 着色部材、蓄光部材、抗菌部材、光触媒
    の内、少なくとも二つの組み合わせを構成部材内に含ん
    だことを特徴とするスピーカグリル。
  6. 【請求項6】 着色部材、蓄光部材、抗菌部材、光触媒
    の内いずれか一つまたはその組み合わせを練り込んでな
    るフィルムシートをスピーカグリル基材に積層配置した
    ことを特徴とするスピーカグリル。
  7. 【請求項7】 織布、不織布、金属ネット、樹脂成形ネ
    ット、パンチングメタル、パンチング樹脂シート、樹脂
    成形部材の内、少なくとも一つの部材からなることを特
    徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載のスピーカ
    グリル。
  8. 【請求項8】 光不活性物質、光不活性物質からなる多
    孔質壁、セラミックスのアパタイトの内、いずれか一つ
    で光触媒粒子の表面を覆ったことを特徴とする請求項1
    〜6のいずれか一項に記載のスピーカグリル。
  9. 【請求項9】 光不活性物質をシリコン、アルミニウ
    ム、ジルコニウム、カルシウム、バリウム、スチロンチ
    ウム、マグネシウム、亜鉛、ニオブの内、いずれか一つ
    またはその組み合わせとしたことを特徴とする請求項8
    記載の発光ダイオード。
  10. 【請求項10】 請求項1〜9のいずれか一項に記載の
    スピーカグリルと、スピーカと、キャビネットとからな
    ることを特徴とするスピーカ装置。
  11. 【請求項11】 請求項1〜9のいずれか一項に記載の
    スピーカグリルと、スピーカと、キャビネットと、制御
    回路基板とからなることを特徴とする電子機器。
  12. 【請求項12】 制御回路基板を内部に収納するととも
    に、請求項1〜9のいずれか一項に記載のスピーカグリ
    ルとキャビネットとを一体成形したことを特徴とする電
    子機器。
  13. 【請求項13】 着色部材、蓄光部材、抗菌部材、光触
    媒の内いずれか一つまたはその組み合わせを練り込んで
    なるフィルムシートを積層配置したスピーカグリルと,
    キャビネットとを一体成形し、内部に制御回路基板を収
    納したことを特徴とする電子機器。
  14. 【請求項14】 着色部材、蓄光部材、抗菌部材、光触
    媒の内いずれか一つまたはその組み合わせを練り込んで
    なるフィルムシートを積層配置したスピーカグリルと、
    スピーカと、キャビネットとからなることを特徴とする
    スピーカ装置。
  15. 【請求項15】 着色部材、蓄光部材、抗菌部材、光触
    媒の内いずれか一つまたはその組み合わせを練り込んで
    なるフィルムシートを積層配置したスピーカグリルと、
    スピーカと、キャビネットと、制御回路基板とからなる
    ことを特徴とする電子機器。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003079718A1 (fr) * 2002-03-15 2003-09-25 Sharp Kabushiki Kaisha Dispositif d'affichage d'image
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US7747033B2 (en) 2005-04-01 2010-06-29 Kabushiki Kaisha Audio-Technica Acoustic tube and directional microphone

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