JPH11167770A - 記録再生装置及び方法 - Google Patents

記録再生装置及び方法

Info

Publication number
JPH11167770A
JPH11167770A JP9334388A JP33438897A JPH11167770A JP H11167770 A JPH11167770 A JP H11167770A JP 9334388 A JP9334388 A JP 9334388A JP 33438897 A JP33438897 A JP 33438897A JP H11167770 A JPH11167770 A JP H11167770A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
recording
encoding
recorded
rate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9334388A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideo Tsurufusa
秀夫 鶴房
Shuji Abe
修司 阿部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP9334388A priority Critical patent/JPH11167770A/ja
Publication of JPH11167770A publication Critical patent/JPH11167770A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】記録媒体の空き領域に新規のデータを記録して
いるときに、空き容量が無くなった場合でも、さらに継
続して長い時間の記録を可能とすること。 【解決手段】再生用ピックアップ部46にてディスク4
5の記録済みのデータを再生し、その再生データを再エ
ンコード手段47にて再生前より低いビットレートのデ
ータに再エンコード(再圧縮)し、この再エンコードデ
ータを記録用ピックアップ部44でディスク45に再記
録する際には、入力データをエンコード(圧縮)した新
規データと加算器43にて時分割に合成して記録する。
このとき、前記合成データの合計ビットレートが記録再
生装置の記録可能レートを超えないように、レート制御
部50が前記エンコーダ42及び再エンコード手段47
の各転送ビットレートを制御する。記録済みデータを高
い圧縮率で減量しながら同時に新規のデータを圧縮記録
することに特徴がある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、MPEG等によ
り圧縮された動画データ等を、光ディスク,光磁気ディ
スク,ハードディスク等の記録媒体へデータを記録し再
生する記録再生装置及びその方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、画像信号処理技術の進歩に伴い、
ビデオや音声などのディジタル信号を、例えば任意に記
録・再生可能なDVD−RAM等のディスク状記録媒体
に記録する記録再生装置が開発されている。このような
記録再生装置は、一般のDVDとは異なり、映像ソース
に応じたディジタル信号を任意に記録・再生可能である
ことから、複数種の画像データの編集を容易に行うこと
ができる。
【0003】画像データは情報量が多いため、上記のよ
うなディスク状記録媒体に画像データを記録する際に
は、画像データを圧縮符号化することが行われている。
【0004】画像データを圧縮符号化する方法として
は、JPEG,MPEG等をはじめとする各種符号化方
法が知られている。パソコンのハードディスク(HD
D)や光磁気ディスク等の記録再生装置に、これらの圧
縮符号化方法により画像データを記録する場合、通常、
選択した圧縮率やビットレートなどで記録を行なってい
る。
【0005】記録したい映像の時間がわかっている場合
には、特開平8−17137号公報に示されている様に
記録媒体の記録容量と、予め設定された記録時間とに基
づいて、目標ビットレートを算出し、記録媒体に納まる
ようにエンコードを行う方法が知られている。つまり、
記録媒体の記録容量と、記録時間が分かっているので、
ビットレートは、記録容量÷記録時間 で決定でき、こ
のレートにて圧縮記録が行われるように制御する方法で
ある。
【0006】一方、リアルタイムにエンコードしながら
記録する様な、記録しようとする画像データの圧縮前の
データ量が分かっていて記録を行なう場合には、予想外
の総データ量になり、記録媒体の空き容量を超えてしま
い、途中で記録を中止するか、既に記録したデータを消
去して新しいデータを記録する方法が採られることが多
かった。
【0007】また、残量が減ってきた使いかけのディス
クにおける記録中で、記録時間を延長する方法として
は、記録ビットレートを途中で下げる等の方法が知られ
ている。即ち、残量に応じて圧縮率を増減するようエン
コード部を制御する方法である。また、ディジタルビデ
オカメラ等のテープ状記録媒体の記録再生機器では、使
用するテープにより予め決められた記録時間があり、残
量が減ってきた時は、テープスピードを標準モードから
長時間モードへ切り替える等の方法が、タイマー録画機
能などで知られている。
【0008】しかしながら、このような記録媒体の残量
を把握して、記録ビットレートや圧縮率を変えるような
方法では、短時間の時間延長なら対応可能だが、更に記
録したい場合には、既に記録済みの圧縮データを消去し
て空き領域を作成するしかなかった。また、特開平8−
17137号公報の方法の場合は、予め記録する画像デ
ータの総量が分かっているような未使用の記録媒体に記
録する時には効果があるが、ビデオカメラのような使い
方や未知の容量のものを記録する場合には、記録する画
像データの総量が不明な上、記録媒体が既に途中まで使
用されている時は使用可能な残量が少ないため、根本的
な解決にはならなかった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
8−17137号公報のような方法の場合は、記録媒体
の残量がある程度分かっていても、記録する画像データ
の総量が不明な場合や、記録媒体における使用可能な残
量が少ない場合には、根本的な解決にはなっていなかっ
た。また、記録媒体の残量を把握して、記録レートや圧
縮レートを変える様な方法では、その変更によって短時
間の時間延長なら可能だが、更に記録したい場合には、
既に記録済みの圧縮データを消去するしかなかった。
【0010】そこで、本発明は上記の問題に鑑み、記録
媒体の空き領域に新規のデータを記録しているときに、
空き容量が無くなった場合でも、さらに長時間の記録が
可能となる記録再生装置及び方法を提供することを目的
とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本願第1の発明による記
録再生装置は、請求項1に記載したように、記録媒体の
記録済みのデータを再生する再生手段と、前記再生手段
からの再生データを再生前より低レートのデータに再エ
ンコードする再エンコード手段と、入力として供給され
る新規データをエンコードするエンコード手段と、前記
エンコード手段と前記再エンコード手段の各出力データ
を時分割に合成する合成手段と、前記合成手段からの合
成データを前記記録媒体に記録する記録手段と、前記合
成データの合計ビットレートが記録再生装置の記録可能
レートを超えないように前記エンコード手段及び再エン
コード手段の各転送ビットレートを制御するレート制御
手段とを具備したことを特徴とする。
【0012】第1の発明によれば、記録済みデータを再
生し、より低レートのデータに再圧縮し直して記録する
こととほぼ並行して新規のデータも記録することによ
り、記録済みデータをより低いレートのデータに再圧縮
(データを高い圧縮率で減量)しながら新規のデータを
記録することに特徴がある。記録媒体の空き容量が増加
するので、当初の残量に記録可能な時間に比べ長時間の
記録が可能になる。このとき、記録媒体から再生して再
圧縮し直して記録するデータと、新規に圧縮して記録す
るデータとの合計レートを1個の記録手段(ピックアッ
プ部)で記録可能なレート以下に制限したので、リアル
タイムに、記録済みデータを再圧縮したデータと新規デ
ータとの合算記録が可能になる。
【0013】また、新規のデータを記録しているとき
に、残量が無くなった場合でも、記録済みデータを再び
再生し再エンコードすれば残量を生成しながらさらに継
続して記録することができるので、1枚の記録媒体に対
して記録する放送番組等の記録時間が分かっていなく
も、記録途中で残量が無くなったとき再び記録済みデー
タを再生及び再圧縮して記録媒体に記録することを何回
か行えば、たとえ長時間の番組であっても1枚の記録媒
体にリアルタイム記録することができる。しかも、記録
済みデータを再圧縮したデータと新規データとを同時的
に記録していくので、再エンコードによる圧縮をした後
に次に新規データを記録するのに比べて、処理時間が短
くて済む利点がある。
【0014】本願第2の発明による記録再生装置は、請
求項2に記載したように、記録媒体に対してデータをN
倍速(N≧2)で記録及び再生を行う記録/再生手段
と、前記記録/再生手段からの再生データを再生前より
低レートのデータに再エンコードする再エンコード手段
と、入力として供給される新規データをエンコードする
エンコード手段と、前記エンコード手段と前記再エンコ
ード手段の各出力データを時分割に合成する合成手段
と、前記合成手段からの合成データを前記記録媒体に記
録する記録手段と、前記合成データの合計ビットレート
が記録再生装置の記録可能レートを超えないように前記
エンコード手段及び再エンコード手段の各転送ビットレ
ートを制御するレート制御手段とを具備したことを特徴
とする。
【0015】第2の発明によれば、1個の記録/再生手
段(ピックアップ部)で記録済みデータの再生と、再圧
縮データの記録及び新規データの記録を行なうので、記
録/再生手段としてはN倍速(標準の記録再生速度の例
えば3倍)のものを使用し、簡単な構成で第1の発明と
同様な効果を得ることができる。
【0016】本願第3の発明による記録再生方法は、請
求項6に記載したように、記録媒体に記録された記録済
みデータを再生するステップと、その再生データを再生
前より低レートのデータに再エンコードするステップ
と、その再エンコード後のデータを記録媒体に記録する
ステップと、新規にエンコードされたデータを記録媒体
に記録するステップとを備え、新規データの記録と並行
して、記録済みデータを再生し、より低レートのデータ
に再エンコードし直して記録媒体に記録することを特徴
とする。
【0017】第3の発明によれば、使いかけの記録媒体
の空き領域に新規データを記録するする場合に、記録済
みデータを再生し、より低レートのデータに再圧縮し直
して記録すると同時に新規データを記録することによ
り、記録媒体の空き容量を増加しながら新規データを記
録再生できるので、当初の残量(空き容量)に記録可能
な時間に比べより長時間の新規記録が可能になる。
【0018】
【発明の実施の形態】発明の実施の形態について図面を
参照して説明する。図1は本発明の第1の実施の形態の
記録再生装置を示す図である。
【0019】図1において、記録再生装置20は、エン
コーダ22と、記録手段としてのピックアップ部23
と、記録媒体としてのディスク24と、再生/記録手段
としてのピックアップ部25と、再エンコード手段26
とを備えて構成される。
【0020】エンコーダ22は入力端子21に供給され
る新規の画像データ等をエンコードしてピックアップ部
23に供給する。ディスク24は画像データ等を記録す
るDVD RAMなどで構成される。ピックアップ部2
3は新規にエンコードされたデータを記録するための第
1の記録手段である。ピックアップ部25は、記録済み
のデータを再生するための再生手段であるピックアップ
部と、再生データを再エンコードした後のデータを記録
するための第2の記録手段であるピックアップ部とを兼
用している。再エンコード手段26はピックアップ部2
5で再生した再生データを再生前より低いビットレート
(以下、単に低レートという)のデータにエンコードし
てピックアップ部25に供給する。再エンコード手段2
6は、ピックアップ部25で再生した記録済みデータを
デコードするデコーダ27と、デコードしたデータを低
レートのデータにエンコードするエンコーダ28とで構
成されている。このような構成によって、記録再生装置
20は、新規の入力データをピックアップ部23でディ
スク24に記録するのと並行して、ディスク24の記録
済みデータをピックアップ部25で再生し、より低レー
トのデータに再エンコードし直してピックアップ部25
でディスク24に記録することが可能である。
【0021】次に、図1の動作について説明する。
【0022】入力として供給される画像データは、MP
EG等のエンコーダ22により圧縮符号化され、ピック
アップ部23によりディスク24に記録される。ディス
ク24の残量(空き容量)が所定の分量より減少してい
る場合には、ディスク24から、記録済みのデータをピ
ックアップ部25で再生し、再エンコード手段26によ
って、より低レートの圧縮データに再エンコードし直し
てから、ピックアップ部25でディスク24に記録す
る。新規データの記録はピックアップ部23で行われ、
記録済みデータの再生及び再エンコード後の記録はピッ
クアップ部25を時間的に交互に用いて行われる。
【0023】図2は図1の装置の記録再生タイミングの
一例を示している。第1の実施の形態では、2つのピッ
クアップ部23,25を用いており、図2(a) に示すよ
うに、ディスク24上のxトラック領域に対してはピッ
クアップ部25による記録済みデータの再生及び再エン
コードデータの記録が行われ、図2(b) に示すようディ
スク24上のyトラック領域に対してはピックアップ部
23による新規データの記録が行われている。
【0024】図2(a) に示すように、ピックアップ部2
5では、記録済みデータが記録されたxトラックに対し
てピックアップ部25による再生が行われ、再生データ
はデコーダ27でデコードされた後、エンコーダ28で
低レートの圧縮データに再エンコードされる。この再エ
ンコードの期間には、ピックアップ部25による記録再
生動作は行われない。所定の再エンコード期間(例えば
ディスク1回転の期間)が過ぎると、次にピックアップ
部25による再エンコードデータの記録が行われる。そ
して、記録済みデータのあるxトラックの次のエリアに
ピックアップ部25を移動し、再びその位置での再生を
行い、その後再エンコードを経て、その再エンコードデ
ータの記録再生が行われる。
【0025】このピックアップ部25によるxトラック
の再生,再エンコード及びその再エンコードデータの記
録の一連の動作と並行して、図2(b) に示すようにピッ
クアップ部23によってディスク24のyトラックへの
新規データの記録が行われている。
【0026】図3は図2の記録再生タイミングに対応し
たディスク24への新規記録及び再エンコード記録の状
態を示している。(a) は再エンコード前の記録状態、
(b) は再エンコード後の記録状態を示している。
【0027】再エンコード前にはディスク24上のほぼ
半分の領域を占めていたxトラックの記録済みデータ
は、再エンコード動作によってより低レートの圧縮デー
タで記録され、xトラック上に新たな記録可能領域(空
き領域)を生成することになる。新規データについては
前記xトラックより外部のエリアにあるyトラック上に
前記再エンコード動作と同時に記録されることになる。
【0028】なお、上記ピックアップ部25では、1回
の再生でファイル全体を再生する必要はなく、適当なト
ラック数で再生・再エンコード・記録を繰り返せば良
い。また、ピックアップ部23が記録を行なうyトラッ
クとピックアップ部25が記録再生を行うxトラック
は、近接したトラックを選択する必要はなく、離れたト
ラックでも何等問題はない。
【0029】このようにして、第1の実施の形態によれ
ば、再エンコード前の記録済みデータが、再エンコード
後は記録面積が減少し、新たに記録可能領域が生み出さ
れる。新たに記録可能領域が作られるので、ディスク2
4の残量が限られている時でも、長時間の記録が可能に
なる。
【0030】なお、図1の装置では、ピックアップ部2
5で記録及び再生を共用しているが、記録及び再生で別
々のピックアップ部を用いても良い。また、入力画像デ
ータ用のエンコーダ22と再エンコード用のエンコーダ
28を別個に記載しているが、新規入力データのエンコ
ードと記録済みデータの再エンコードとを切り替えて行
っても入力データのエンコードが速度的に間に合えば、
1つのエンコーダを切り替えて使用しても良い。
【0031】さらに、再エンコード手段26は、図示し
たようにデコーダ27及びエンコーダ28をシリーズに
接続した構成でも良いし、画質等を重視しない場合に
は、完全にデコードせずに各部の係数の桁数を減らすと
いった方法等により、デコードせずに低レートの圧縮デ
ータに変換しても良い。
【0032】図4は上記エンコーダ28としてMPEG
によるエンコーダを示し、図5は上記デコーダ27とし
てのデコーダを示している。エンコーダ、デコーダとも
実際には色々な実現方法があるので、図4,図5に限定
するものではない。MPEGは基本的にDCT(離散コ
サイン変換)を画像内の小ブロックに対して行い、高い
周波数成分ほどビットの割り当てを少なくしたうえで可
変長符号化している。そして、さらに効率を高めるため
に、量子化(Quantize)による振幅方向の圧縮、フィー
ルド間あるいはフレーム間での動き補償による時間軸方
向の圧縮を行っている。動き補償により残った差分情報
と、フィールド内あるいはフレーム内の情報自体とで情
報量の少ないほうのみを切り替えて伝送することが行わ
れている。
【0033】図4に示すMPEGエンコーダ部28で
は、入力端子281 に入力された画像データをマクロブロ
ック化(MB化)回路で282 でマクロブロック化(即ち
ピクチャ画面をブロック単位に分割)する。動き検出及
び動き補償回路283 では、マクロブロック回路282 から
の現画面と逆DCT回路287 からの信号に基づいて生成
される予測画面とにより差分画面を作成する。回路283
からの差分画面データはそのままDCT回路284 で8×
8ブロックの2次元DCT処理によって空間座標成分か
ら周波数成分に変換される。これにより、空間的な相関
成分が削減される。次に、DCT回路284 の出力は、量
子化回路285に与えられて、所定の量子化幅で量子化す
ることによって、1ブロックの信号の冗長度が低減され
る。量子化回路285 からの量子化データは、可変長符号
化回路288 に入力されハフマン符号表等に基づいて可変
長符号化し、出力端子289 より圧縮データとして出力さ
れる。この圧縮データは、所定の転送ビットレートでピ
ックアップ部25に供給されてディスク24に記録され
ることになる。
【0034】動き検出及び動き補償回路283 では、動き
補償された予測画面のブロック(参照ブロック)の画素
データと、現画面のブロックとの差分画面を予測誤差と
して出力する。一方、動き補償された参照ブロックは、
前記量子化回路285 の量子化出力を復号することにより
得ている。量子化回路285 の出力は、逆量子化回路286
にも与えられ、ここで逆量子化し、更に逆DCT回路28
7 において逆DCT処理して元の映像データ(これは差
分データである)に戻される。そして、逆DCT回路28
7 の出力は、動き検出及び動き補償回路283 に帰還さ
れ、前述したように、動き検出及び動き補償回路283 で
は、動き補償された参照ブロックデータと現画面のブロ
ックデータとの差分から予測誤差が求められ、DCT回
路284 でDCT処理が行われる。
【0035】図5に示すデコーダでは、ピックアップ部
25から再生された可変長符号化された圧縮データは入
力端子271 に供給され、可変長復号化回路272 で逆可変
長符号化された後、逆量子化回路273 で逆量子化され、
さらに逆DCT回路274 で逆DCT処理され、動き補償
回路275 に供給される。動き補償回路275 では、逆DC
T回路274 からの画像データと動き補償された参照画像
データとが加算され、さらにマクロブロック(MB)回
路276 を経て出力画像データとして出力端子277 に出力
される。
【0036】図6は、本発明の第2の実施の形態の記録
再生装置を示すブロック図である。図6において、記録
再生装置40は、エンコーダ42と、合成手段としての
加算器43と、記録手段としてのピックアップ部44
と、記録媒体としてのディスク45と、再生手段として
のピックアップ部46と、再エンコード手段47と、レ
ート制御部50と、合計レート計算部51とを備えて構
成される。
【0037】エンコーダ42は入力端子41に供給され
る新規の画像データ等をエンコードしてピックアップ部
44に供給する。ディスク45は画像のデータ等を記録
するDVD RAMなどで構成される。ピックアップ部
44は新規にエンコードされたデータをディスク45に
記録すると共にピックアップ部46で再生された再生デ
ータを再エンコードした後のデータをディスク45に記
録するための記録手段である。ピックアップ部46はデ
ィスク45の記録済みのデータを再生するための再生手
段である。再エンコード手段47はピックアップ部46
による再生データを再生前より低いレートのデータにエ
ンコードして出力する。加算器43はエンコーダ42か
らのエンコードデータとエンコーダ49からの再エンコ
ードデータとを時分割に合算してピックアップ部44に
供給する。再エンコード手段47は、ピックアップ部4
6で再生した記録済みデータをデコードするデコーダ4
8と、デコードしたデータを低レートのデータにエンコ
ードするエンコーダ49とで構成されている。レート制
御部50は、ピックアップ部44における合算データの
記録レートが記録再生装置の記録可能レートを超えない
ように、エンコーダ42からのエンコードデータとエン
コーダ49からの再エンコードデータの各出力レートを
制御する。合計レート計算部51は、エンコーダ42か
らのエンコードデータとエンコーダ49からの再エンコ
ードデータの各出力レートを時分割的に合計して、単位
時間当たりの合算データの合計レートを計算してレート
制御部50に供給する。このような構成によって、記録
再生装置40は、新規のデータをピックアップ部44で
ディスク45に記録するのとほぼ並行して、記録済みデ
ータをピックアップ部46で再生し、より低レートのデ
ータに再エンコードし直してピックアップ部44で時分
割に記録する。
【0038】上記実施の形態では、本格的なレート制御
を行っているがもっと簡単に値を設定する様な方法でも
良い。
【0039】次に、図6の動作について説明する。
【0040】入力として供給される画像データは、MP
EG等のエンコーダ42により圧縮符号化され、記録用
ピックアップ部44によりディスク45に記録される。
ディスク45の残量(空き容量)が所定値よりも減少し
ている場合には、ディスク45から記録済みのデータを
再生用ピックアップ部46で再生し、再エンコード手段
47により、より低レートの圧縮データに再エンコード
し直して、先ほどの入力データと時分割にピックアップ
部44で記録する。
【0041】第2の実施の形態の場合は、記録を1つの
ピックアップ部44で行うため、レート制御部50でエ
ンコーダ42やエンコーダ49の出力レートの合計レー
トがピックアップ部44の最高記録可能レートを超えな
いようにエンコーダ42やエンコーダ49の出力レート
を制御する。
【0042】図7は、第2の実施の形態の記録再生タイ
ミングの例を示す。(a) は再生用ピック部46の再生タ
イミングを、(b) は記録用ピックアップ部44の記録タ
イミングを示している。ピックアップ部44で入力デー
タを記録する一方で、ピックアップ部46で記録済みデ
ータを再生し、より低レートのデータに再エンコード
し、ピックアップ部44で前記入力データと時分割に記
録する。第2の実施の形態では、同じピックアップ部4
4が入力データと再エンコード出力の両方の記録を行う
ため、入力データと再エンコードデータを記録するトラ
ックは、できれば同じトラックであることが望ましい。
この場合には、トラック上に交互に2つのストリームが
記録されるが、ストリームID(識別符号)等を変えれ
ば、区別が可能である。
【0043】同一トラックにならない時は、記録ピック
アップ部やヘッドの移動時間を考慮し、十分なバッファ
メモリを用意しておく必要がある。
【0044】第2の実施の形態の場合も、再エンコード
に伴い、新たに記録可能領域ができるので、ディスク4
5の残量(空き領域)が限られている時でも、長時間の
記録が可能になる。
【0045】また、第1の実施の形態と同様、エンコー
ダ42とエンコーダ49は共通にしても良いし、再エン
コード手段47は、デコードしないでビットレートを低
減するものでも良いことは言うまでもない。
【0046】図8は本発明の第3の実施の形態の記録再
生装置を示すブロック図である。
【0047】図8において、記録再生装置60は、エン
コーダ62と、合成手段としての加算器63と、記録/
再生手段としてのピックアップ部64と、記録媒体とし
てのディスク65と、再エンコード手段66と、レート
制御部69と、合計レート計算部70とを備えて構成さ
れる。
【0048】エンコーダ62は入力端子61に供給され
る新規の画像データ等をエンコードしてピックアップ部
64に供給する。ディスク65は画像データ等を記録す
るDVD RAMなどで構成される。ピックアップ部6
4は、新規にエンコードされたデータを記録すると共
に、記録済みのデータを再生し該再生データを再エンコ
ードした後のデータを記録するための記録/再生手段で
ある。このピックアップ部64は、ディスク65からデ
ータを通常の記録再生速度のN倍速(N≧2)で記録/
再生を行うものである。再エンコード手段66はピック
アップ部64からの再生データを再生前より低いレート
のデータにエンコードする。再エンコード手段66は、
ピックアップ部64で再生した記録済みデータをデコー
ドするデコーダ67と、デコードしたデータを低レート
のデータにエンコードするエンコーダ68とで構成され
る。加算器63はエンコーダ62からのエンコードデー
タとエンコーダ68からの再エンコードデータとを時分
割に合算する。レート制御部69はピックアップ部64
における合算データの記録レートが記録再生装置の記録
可能レートを超えないように、エンコーダ62からのエ
ンコードデータとエンコーダ68からの再エンコードデ
ータの各出力レートを制御する。合計レート計算部70
は、エンコーダ62からのエンコードデータとエンコー
ダ68からの再エンコードデータの各出力レートを時分
割的に合計して、単位時間当たりの合算データの合計レ
ートを計算してレート制御部69に供給する。このよう
な構成によって、記録再生装置60は、新規のデータを
ピックアップ部64でディスク65に記録するのとほぼ
並行して、記録済みデータをピックアップ部64で再生
し、より低レートのデータに再エンコードし直してピッ
クアップ部64で時分割に記録する。
【0049】次に、図8の動作について説明する。
【0050】入力した画像データはMPEG等のエンコ
ーダ62により圧縮符号化され、ピックアップ部64に
よりディスク65に記録される。ディスク65の残量
(空き容量)が所定値よりも減少している場合には、デ
ィスク65から記録済みのデータをピックアップ部64
で再生し、再エンコード手段66により、より低レート
の圧縮データに再エンコードし直して、先ほどの入力デ
ータと時分割にピックアップ部64で記録する。
【0051】第3の実施の形態の場合は、記録/再生を
1つのピックアップ部64で行うため、ピックアップ部
64の移動時間等を含めた再生と記録にかかる所要時間
が、リアルタイムにデータを処理できるだけの高速性が
必要になる。したがって、n倍速(n≧2)のドライブ
を使用する。
【0052】また、ピックアップ部64の最高記録可能
レートを超えないようにレート制御部69でエンコーダ
62やエンコーダ68のレートを制御するほかに、記録
/再生まで含めてリアルタイムに実行できるかという観
点からも、レート制御を行う。
【0053】図9及び図10に、第3の実施の形態の記
録再生タイミングの例を示す。
【0054】図9では、ディスク65の1回転目にピッ
クアップ部64で新規の入力データを記録し、ディスク
65の2回転目にピックアップ部64で記録済みデータ
を再生し、ディスク65の3回転目に、その再生データ
をより低レートのデータに再エンコードし、4回転目に
再エンコードデータをピックアップ部64で記録する。
そして5回転目に記録可能領域の次のトラックに新規の
入力データを記録し、5回転目に記録済みデータの次の
トラックを再生する、……というように4回転毎に同様
な処理を繰り返していく。
【0055】再エンコードにかかる時間が非常に少なけ
れば、1回転目に新規データを記録し、2回転目に記録
済みデータを再生及びデコードしかつ再エンコードし、
3回転目に再エンコードデータを記録し、以後3回転で
順次データを処理していっても良い。
【0056】また、再エンコードに時間がかかる場合で
も、図10のように再エンコード時間中は前データの記
録や、次データを再生するようにして、見かけ上、常に
記録か再生を実行するようにして、効率を向上させるよ
うなタイミング設定も考えられる。図10では、ディス
ク65の1回転目にピックアップ部64で新規入力のB
1 データを記録し、ディスク65の2回転目にピックア
ップ部64で記録済みのA1 データを再生し、ディスク
65の3回転目に、A1 データの再エンコードを行うと
共に記録済みのA2 データを再生し、4回転目にピック
アップ部64でA2 データを再エンコードすると共に3
回転目で再エンコードされたA1 データの記録を行う。
そして、5回転目にピックアップ部64で新規のB2 デ
ータを記録し、6回転目に記録済みの次のA3 データを
再生し、7回転目に、A3 データの再エンコードを行う
と共に4回転目で再エンコードされたA2 データをディ
スク65に記録する。そして、同様にして、8回転目に
ピックアップ部64で新規のB3 データを記録し、9回
転目に記録済みの次のA4 データを再生し、10回転目
に、A4 データの再エンコードを行うと共に7回転目で
再エンコードされたA3 データをディスク65に記録
し、11回転目に新規のB4 データを記録し、12回転
目に記録済みの次のA5 データを再生する。
【0057】なお、図9及び図10の記録再生タイミン
グの例では、ディスク回転1周毎に処理したが、リアル
タイムに処理できれば、1周以下でも2周以上でも良
く、毎回違っていても何ら問題ない。
【0058】図11は、本発明の第4の実施の形態の記
録再生装置を示すブロック図である。
【0059】図11の第4の実施の形態は、第3の実施
の形態におけるディスクに代えて、記録媒体としてハー
ドディスク(以下、HDD)85を用いた例を示す。図
8とは記録媒体とヘッドの部分が違うだけで、他の構成
はほぼ同じである。なお、このようなHDDを使うシス
テムとしてはパーソナルコンピュータ(以下、パソコ
ン)等がある。
【0060】図11において、記録再生装置80は、エ
ンコーダ82と、合成手段としての加算器83と、記録
/再生手段としてのヘッド部84と、記録媒体としての
ディスク85と、再エンコード手段86と、レート制御
部89と、合計レート計算部90とを備えて構成され
る。
【0061】エンコーダ82は入力端子81に供給され
る新規の画像データ等をエンコードしてヘッド部84に
供給する。ディスク85は画像データ等を記録するハー
ドディスクで構成される。ヘッド部84は、新規にエン
コードされたデータを記録すると共に、記録済みのデー
タを再生し該再生データを再エンコードした後のデータ
を記録するための記録/再生手段である。このヘッド部
84は、ディスク85からデータを通常の記録再生速度
のN倍速(N≧2)で記録/再生を行うものである。再
エンコード手段86はヘッド部84からの再生データを
再生前より低いレートのデータにエンコードする。再エ
ンコード手段86は、ピックアップ部84で再生した記
録済みデータをデコードするデコーダ87と、デコード
したデータを低レートのデータにエンコードするエンコ
ーダ88とで構成される。加算器83はエンコーダ82
からのエンコードデータとエンコーダ88からの再エン
コードデータとを時分割に合算する。レート制御部89
はピックアップ部84における合算データの記録レート
が記録再生装置の記録可能レートを超えないように、エ
ンコーダ82からのエンコードデータとエンコーダ88
からの再エンコードデータの各出力レートを制御する。
合計レート計算部90は、エンコーダ82からのエンコ
ードデータとエンコーダ88からの再エンコードデータ
の各出力レートを時分割的に合計して、合算データにつ
いての単位時間当たりの合計レートを計算してレート制
御部89に供給する。このような構成によって、記録再
生装置80は、新規のデータをヘッド部84でディスク
85に記録するのとほぼ並行して、記録済みデータをヘ
ッド部84で再生し、より低レートのデータに再エンコ
ードし直してヘッド部84で時分割に記録する。
【0062】動作については、図8の第3の実施の形態
と同様であるので省略する。
【0063】図12は、図11のようなHDDを使う記
録再生装置を、パソコンに適用した例を示している。図
12では、図11に付した符号A,B,Cに相当する箇
所に、同じ符号A,B,Cを記載してある。
【0064】パソコン100 では、パソコン全体の動作を
演算制御するCPU101 と、ATバス或いはPCIバス
などのバス102 と、メモリカード等の各種カード類103
と、ディスク(HDD)に記録するために入力データを
エンコードするエンコーダ104 と、ヘッド部及びHDD
を含むHDD装置105 と、HDDの記録済みデータを再
生してデコードするデコーダ106 と、デコードしたデー
タをレートを低くするように再エンコードするエンコー
ダ107 と、デコーダ106 やエンコーダ107 のレート制御
等を行う制御部108 とで構成されている。
【0065】なお、パソコンの場合、入力データは画像
データとは限らないので、Bで示したエンコーダ104 は
省略し、圧縮してない画像以外のデータを再エンコード
データに対して直接加算しても良い。この場合には、入
力データと再エンコードデータの合計レートが、バス10
2 の転送能力やオペレーティングシステム(OS)の負
荷などを含めたシステム全体としての能力を超えないよ
うにレート制御を行う。 図13は、図11或いは図1
2のようにHDD装置を使用した時の、(a) 再エンコー
ド前のディスクと、(b) 再エンコード後のディスクの様
子を示している。実際にはセクタ毎にあちこちに記録さ
れているが、説明を簡略化するためにトラック単位で記
録してある。
【0066】図13(a) の再エンコード前には記録済み
データがディスク上のあちこちに記録されているが、再
エンコードにより、図13(b) の如く記録済みデータの
占有領域は半分近くに減少し、新たな記録可能領域が増
大し、再エンコードデータとともに時分割に記録される
新規データを含めてもデータ量は大幅には増加しない。
【0067】図14は、以上述べた第1〜第4の実施の
形態における再エンコード手段26,47,66或いは
86(以下これらを代表して符号110 にて示す)のよう
に、再エンコードをする際に、デコード及びエンコード
を行うようなシステムの場合、デコーダ112 のデータス
トリームに含まれる動きベクトル情報をエンコーダ113
に供給する構成としたものである。
【0068】これは、デコードされる画像とエンコード
する画像は同じなので、動きベクトルもそのまま流用で
きるためである。即ち、デコード側のストリームに含ま
れる動きベクトル情報をデコーダ112 からエンコーダ11
3 に供給し、エンコーダ113で従来必要とされていた動
きベクトルを求める処理を省略することができる。これ
により、従来、エンコードでは、動きベクトルを求める
処理が大きな比重を占めていて、エンコード処理時間の
増大や回路規模の増大を招く原因となっていたのを、時
間的及び規模的に大幅に減少することが可能になる。
【0069】図15は、本発明の第5の実施の形態の記
録再生装置を示すブロック図である。
【0070】図15において、記録再生装置120 は、エ
ンコーダ122 と、記録手段としてのピックアップ部123
と、記録媒体としてのディスク124 と、再生/記録手段
としてのピックアップ部125 と、再エンコード手段126
と、制御手段129 とを備えて構成される。
【0071】エンコーダ122 は入力端子121 に供給され
る新規の画像データ等をエンコードしてピックアップ部
123 に供給する。ディスク124 は画像データ等を記録す
るDVD RAMなどで構成される。ピックアップ部12
3 は新規にエンコードされたデータを記録するための第
1の記録手段を構成している。ピックアップ部125 は、
記録済みのデータを再生するための再生手段であるピッ
クアップ部と、再生データを再エンコードした後のデー
タを記録するための第2の記録手段であるピックアップ
部とを兼用する再生/記録手段である。再エンコード手
段126 はピックアップ部125 で再生した再生データを再
生前より低いレートのデータにエンコードする。再エン
コード手段126 は、ピックアップ部125 で再生した記録
済みデータをデコードするデコーダ127 と、デコードし
たデータを低レートのデータにエンコードするエンコー
ダ128 とで構成されている。制御手段129 はCPUなど
で構成され、記録済みデータのうち再エンコードを許容
するデータと再エンコードを禁止するデータを、入力端
子130 に供給される指示信号に基づいて、指定したりそ
の指定に基づいてピックアップ部123 ,125 を制御して
ディスク124 への記録再生を制御する。このような構成
によって、新規のデータをピックアップ部123 でディス
ク124 に記録するのと並行して、記録済みデータをピッ
クアップ部125 で再生し、より低レートのデータに再エ
ンコードし直してピックアップ部125で記録する。そし
て、再エンコードにあたっては、記録済みデータのう
ち、再エンコード許容/禁止の指示に基づいて再エンコ
ードして良いデータだけを選択して再エンコードするよ
うにした。
【0072】以上のように構成された第5の実施の形態
では、第1〜第4の実施の形態に対して制御手段129 を
追加することによって、ユーザーが操作手段を用いて、
画質劣化を許容する画像データと、現状のままで残して
おく画像データとを指定したり、この指定にしたがって
実際の記録再生を制御することを可能とした。第1〜第
4の実施の形態では、再エンコード手段126 でレートを
下げて再エンコードすると、1つのデータストリームに
割り当てられるビットレートが減るため、基本的には画
質が劣化する。しかし、本実施の形態のように、再エン
コードの可否を設定できるようにすると、画質を落とし
たくないデータがあった場合は、それを指定して再エン
コードを禁止しそのままの状態でディスク125 に記録し
ておくことができる。
【0073】図16は、図15におけるディスクの様子
を示す。
【0074】図16では、ハッチングの箇所の記録済み
データが再エンコード禁止とされていて、新規データの
記録を開始しても、制御手段129 により、ハッチングの
箇所のデータはそのままの状態で残され、白色の箇所だ
けが再エンコードされ、新規データと共に記録されるこ
とになる。
【0075】第5の実施の形態によれば、1枚の記録媒
体に記録されている複数のストリームのうち、画質を落
としてもいいデータと、画質劣化が許容できないデータ
を選択できるようにしたので、画質劣化が許容できない
データは、元のまま画質で残すことができる。
【0076】なお、図15の構成は、第1の実施の形態
におけるピックアップ部構成で書かれているが、これに
限定しているわけでなく、第2,第3の実施の形態にお
けるピックアップ部構成でも何ら問題はない。
【0077】ところで、図15の第5の実施の形態で
は、再エンコードの可否を設定できるようにしたが、も
っと細かく再エンコード後の画質の許容値を個々に設定
することも可能である。
【0078】図17は、本発明の第6の実施の形態の記
録再生装置を示すブロック図である。
【0079】図17において、記録再生装置140 は、エ
ンコーダ142 と、記録手段としてのピックアップ部143
と、記録媒体としてのディスク144 と、再生/記録手段
としてのピックアップ部145 と、再エンコード手段146
と、制御手段129 と、レート制御部150 とを備えて構成
される。
【0080】エンコーダ142 は入力端子141 に供給され
る新規の画像データ等をエンコードしてピックアップ部
143 に供給する。ディスク144 は画像データ等を記録す
るDVD RAMなどで構成される。ピックアップ部14
3 は新規にエンコードされたデータを記録するための第
1の記録手段を構成している。ピックアップ部145 は、
記録済みのデータを再生するための再生手段であるピッ
クアップ部と、再生データを再エンコードした後のデー
タを記録するための第2の記録手段であるピックアップ
部とを兼用する再生/記録手段である。再エンコード手
段146 はピックアップ部145 で再生した再生データを再
生前より低いレートのデータにエンコードする。再エン
コード手段146 は、ピックアップ部145 で再生した記録
済みデータをデコードするデコーダ147 と、デコードし
たデータを低レートのデータにエンコードするエンコー
ダ148 とで構成されている。制御手段149 はCPUなど
で構成され、入力端子130 に供給される指示信号に基づ
いて、再エンコードの際に、記録済みデータの各々のデ
ータ毎に個別にビットレートを設定したりその設定に基
づいてピックアップ部143 ,145 を制御してディスク14
4 への記録再生を制御する。レート制御部150 は、新規
データをエンコーダ142 でエンコードする際のレートを
決定すると共に、再エンコードの際に、エンコーダ148
でエンコードする際のレートを制御手段149 で指定した
データ毎のレート設定に基づいて実行する。このような
構成によって、新規のデータをピックアップ部143 でデ
ィスク144 に記録するのと並行して、記録済みデータを
ピックアップ部145 で再生し、より低レートのデータに
再エンコードし直してピックアップ部145 で記録する。
そして、再エンコードにあたっては、記録済みデータに
おけるデータ毎のレート指示に基づいて再エンコードす
るようにした。
【0081】図18に、図17におけるディスクの様子
を示す。
【0082】図18では、制御手段149 による指定によ
り、ハッチングの箇所の記録済みデータは再エンコード
後のビットレートがC以上に保たれ、クロスハッチの箇
所のデータは再エンコード後のビットレートがA以上に
保たれ、白色の箇所のデータは再エンコード後のデータ
がB以上に保たれるように再エンコードが行われ、新規
データと共に再びディスク144 に記録される。
【0083】第6の実施の形態によれば、1枚の記録媒
体に記録されている複数のデータストリームについて個
々に、画質劣化の許容度を設定できるようにしたので、
許容範囲内の画質を維持した上で、データの種類や内容
に応じてビットレートを変え画質指定することができ
る。
【0084】なお、図17の第6の実施の形態は、再エ
ンコードの際に、記録済みデータのうちデータ毎に個別
にビットレートを設定するものであったが、このように
設定にビットレートを用いることに限定するものではな
く、圧縮率、画質、或いはS/N等、最終的に再エンコ
ード出力のビットレートを変えることができるものなら
何でも良い。
【0085】また、図17は第1の実施の形態における
ピックアップ部構成で書かれているが、これに限定され
るわけではなく、第2,第3の実施の形態におけるピッ
クアップ部構成でも何ら問題ない。
【0086】次に、第1〜第6の実施の形態で述べたエ
ンコード処理、再エンコード処理及びレート制御等をC
PUで行う場合の実施の形態について説明する。
【0087】図19は、本発明の第7の実施の形態の記
録再生装置を示すブロック図である。
【0088】図19において、記録再生装置160 は、処
理・制御手段としてのCPU162 と、記録手段としての
ピックアップ部163 と、記録媒体としてのディスク164
と、再生/記録手段としてのピックアップ部165 とを備
えて構成される。
【0089】CPU166 は、入力端子161 に供給される
新規の画像データ等をエンコード処理してピックアップ
部163 に供給すると共に、ピックアップ部165 で再生し
た記録済みデータを低レートのデータにエンコードする
再エンコード処理を行いピックアップ部165 に供給し、
かつエンコード及び再エンコードの各レート制御を行
う。ディスク164 は画像データ等を記録するDVD R
AMなどで構成される。ピックアップ部163 は新規にエ
ンコードされたデータを記録するための第1の記録手段
である。ピックアップ部165 は、記録済みのデータを再
生するための再生手段であるピックアップ部と、再生デ
ータを再エンコードした後のデータを記録するための第
2の記録手段であるピックアップ部とを兼用する再生/
記録手段である。このような構成によって、記録再生装
置160 は、新規のデータをピックアップ部163 でディス
ク164 に記録するのと並行して、記録済みデータをピッ
クアップ部165 で再生し、より低レートのデータに再エ
ンコードし直してピックアップ部165 で記録する。
【0090】図20は、図19におけるCPUの動作を
示すフローチャートである。図20に示すように、CP
U162 は、(a) プロセス1,(b) プロセス2の2つの処
理動作を並行して行う。入力端子166 に供給される図示
しない操作手段からの記録指示に基づいて、記録が開始
(REC START)されると、プロセス1,2が同時にスタ
ートする。プロセス1では、入力データをエンコード処
理してピックアップ部163 にてディスク164 に記録し
(ステップS11,S12)、記録(REC )モード継続中か
否かを見て(ステップS13)、継続するならば入力デー
タ処理を続行する。プロセス2では、記録済みデータを
再生した後再エンコードしてピックアップ部165 にてデ
ィスク164 に記録し(ステップS21,S22,S23)、記
録(REC )モード継続中か否かを見て(ステップS2
4)、継続するならばステップS21〜S23を続行する。
【0091】図19の第7の実施の形態では、上記のC
PU162 の動作フローによって、入力データのエンコー
ド等の各種処理や再生データの再エンコードが行われ
る。このフローチャートでは、2つのプロセスが動く場
合を説明したが、1つのフローチャートですべてを実施
してもよく、また目的の処理が実行できれば、これ以外
のアルゴリズムを用いても良い。また、再エンコードの
方式は、デコードした後、エンコードを行ってもいい
し、デコードせずに係数の桁数を削減する等して、再エ
ンコードしてもよい。また、ピックアップ部の構成は図
19のほか、ビットレートが低い場合には、図21や図
22の様な構成でも良い。
【0092】図21は、本発明の第8の実施の形態の記
録再生装置を示すブロック図である。
【0093】図21において、記録再生装置170 は、処
理・制御手段としてのCPU172 と、記録手段としての
ピックアップ部173 と、記録媒体としてのディスク174
と、再生手段としてのピックアップ部175 とを備えて構
成される。
【0094】CPU166 は、入力端子171 に供給される
新規の画像データ等をエンコード処理してピックアップ
部173 に供給すると共に、ピックアップ部175 で再生し
た記録済みデータを低レートのデータにエンコードする
再エンコード処理を行い前記エンコード処理データと合
算してピックアップ部173 に供給し、かつエンコード及
び再エンコードの合算データの合計レート制御を行う。
ディスク174 は画像データ等を記録するDVD RAM
などで構成される。ピックアップ部173 は新規にエンコ
ードされたデータと再エンコードされたデータとを時分
割に記録するための記録手段である。ピックアップ部17
5 は、記録済みのデータを再生するための再生手段であ
る。このような構成によって、記録再生装置170 は、新
規のデータをピックアップ部173 でディスク174 に記録
するのと並行して、記録済みデータをピックアップ部17
5 で再生し、より低レートのデータに再エンコードし直
してピックアップ部173 で前記新規データと時分割に記
録する。
【0095】図22は、図21におけるCPUの動作示
すフローチャートである。図22に示すように、CPU
172 は、入力端子176 に供給される図示しない操作手段
からの記録指示に基づいて、記録が開始(REC START)
されると、記録済みデータを再生し(ステップS31)、
合計レート制御をしてその再生データのエンコード処理
と共に新規の入力データのエンコード処理を行う(ステ
ップS32)。このとき、CPU172 はピックアップ部17
3 における合算データの記録レートが記録再生装置の記
録可能レートを超えないように、新規データのエンコー
ドデータと再エンコードデータの各出力レートを制御す
る。そして、CPU172 で時分割的に合成されたデータ
を、ピックアップ部173 でディスク174 に記録し(ス
テップS33)、記録(REC )モード継続中か否かを見て
(ステップS34)、継続するならば入力データ処理を続
行する。
【0096】第8の実施の形態では、上記のCPU172
の動作フローによって、入力データのエンコード等の各
種処理や再生データの再エンコードが行われる。目的の
処理が実行できれば、これ以外のアルゴリズムを用いて
も良い。また、ピックアップ部の構成は、図21のほ
か、図19や図23のような構成を用いても良い。
【0097】図23は、本発明の第9の実施の形態の記
録再生装置を示すブロック図である。
【0098】図23において、記録再生装置180 は、処
理・制御手段としてのCPU182 と、記録媒体としての
ディスク184 と、再生/記録手段としてのピックアップ
部183とで構成される。
【0099】CPU182 は、入力端子181 に供給される
新規の画像データ等をエンコード処理してピックアップ
部183 に供給すると共に、ピックアップ部183 で再生し
た記録済みデータを低レートのデータにエンコードする
再エンコード処理を行い、新規エンコードデータと再エ
ンコードデータとを時分割に合算し、その合算データを
ピックアップ部183 に供給し、かつエンコード及び再エ
ンコードの合計レート制御を行う。ディスク184 は画像
データ等を記録するDVD RAMなどで構成される。
ピックアップ部183 は、新規にエンコードされたデータ
の記録と、記録済みデータの再生と、その再生データを
再エンコードした後のデータの記録とを行うための再生
/記録手段である。このような構成によって、記録再生
装置180は、新規のデータをピックアップ部183 でディ
スク184 に記録するのと並行して、記録済みデータをピ
ックアップ部183 で再生し、より低レートのデータに再
エンコードし直してピックアップ部183 で前記新規デー
タと時分割して記録する。
【0100】図23の第9の実施の形態では、上記のC
PU182 の動作フローは、図22のフローチャートと同
様で良い。ただし記録再生を同一のピックアップ部183
で実施するため、演算速度は十分速くする必要がある。
目的の処理が実行できれば、これ以外のアルゴリズムを
用いてもよいことは言うまでもない。また、ピックアッ
プ部の構成は、図23のほか、図19や図21のような
構成を用いても良い。
【0101】図24は、以上述べた図19,図21,図
23の第7,第8,第9の実施の形態におけるCPU動
作における再エンコード処理を改善したものである。
【0102】図24(a) は図20(b) のフローチャート
におけるステップS22或いは図22のフローチャートに
おけるステップS32の再エンコード処理部分を示すもの
である。これらの再エンコード処理においては、記録済
みデータを再生したデータをデコードした後、そのデコ
ードデータをエンコードすることによって行われてい
る。
【0103】図24(b) は図24(a) のように、再エン
コードをする際にデコード及びエンコードを行うような
システムの場合、デコードした再生データに含まれる動
きベクトル情報をエンコーダ処理に利用するものであ
る。これにより、エンコード処理で従来必要とされてい
た動きベクトルを求める処理を省略でき、エンコード処
理時間や回路規模を大幅に減少することが可能になる。
【0104】なお、以上述べた図19,図21,図23
の第7,第8,第9の実施の形態における再エンコード
(記録再生)の際に、図16のように操作手段にて指示
された通りに、記録済みデータの各データ毎に再エンコ
ード(記録再生)の可否を実行できるようにしてもよ
い。この場合には、図20或いは図22は記録再生中の
動作を示すフローチャートなので、再エンコードの可否
の指定は記録再生が停止している「停止モード」等の図
示されていない上位のフローチャートで設定される。
【0105】また、以上述べた図19,図21,図23
の第7,第8,第9の実施の形態における再エンコード
(記録再生)の際に、図18のように操作手段にて指示
された通りに、記録済みデータの各データ毎にビットレ
ートを決めるようにしてもよい。図20或いは図22は
記録再生中の動作を示すフローチャートなので、許容ビ
ットレート等の指定は記録再生が停止している「停止モ
ード」等の図示されていない上位のフローチャートで設
定される。
【0106】なお、以上述べた本発明の各実施の形態で
は、記録媒体としては相変化方式の光ディスクを例とし
てあるが、特に光ディスクに限定するものではなく、H
DD等の磁気ディスクやMo等の光磁気ディスクを用い
ても良い。さらに、各実施の形態の各図では再エンコー
ドについて、「デコードした後エンコードする」形態で
記載したが、特にこの形態に限定されるものでなく、デ
コード途中からエンコードをしたり、デコードせずに、
各数値の桁数を減らすなどして再エンコードを行っても
良い。
【0107】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、使い
かけの記録媒体に多くの画像等のデータを記録しようと
した時に、記録済みのデータを再圧縮しながら新規の入
力データを圧縮して記録することが可能となり、当初の
残量(空き容量)の時間より長い時間の記録が可能にな
る。また、新規のデータを記録しているときに、残量が
無くなった場合でも、記録済みデータを再び再生し再エ
ンコードすれば残量を生成しながらさらに継続して記録
することができる。従って、1枚の記録媒体に対して記
録する放送番組等の記録時間が分かっていなくも、記録
途中で残量が無くなったとき再び記録済みデータを再生
及び再圧縮して記録媒体に記録することを何回か行え
ば、たとえ長時間の番組であっても1枚の記録媒体にリ
アルタイム記録することができる。しかも、記録済みデ
ータを再圧縮したデータと新規データとを同時的に記録
していくので、再エンコードによる圧縮をした後に次に
新規データを記録するのに比べて、処理時間が短くて済
む利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の記録再生装置を示
すブロック図。
【図2】図1の第1の実施の形態の動作を説明するタイ
ミング図。
【図3】図1の第1の実施の形態における記録媒体の様
子を示す図。
【図4】エンコーダの構成例を示すブロック図。
【図5】デコーダの構成例を示すブロック図。
【図6】本発明の第2の実施の形態の記録再生装置を示
すブロック図。
【図7】図6の第2の実施の形態の動作を説明するタイ
ミング図。
【図8】本発明の第3の実施の形態の記録再生装置を示
すブロック図。
【図9】図8の第3の実施の形態の動作を説明する再生
/記録タイミング図。
【図10】図8の第3の実施の形態の動作を説明する再
生/記録タイミング図。
【図11】本発明の第4の実施の形態の記録再生装置を
示すブロック図。
【図12】図11の第4の実施の形態をパソコンに適用
した例を示すブロック図。
【図13】図11及び図12の第4の実施の形態におけ
る記録媒体の様子を示す図。
【図14】本発明の第1〜第4の実施の形態における再
エンコード手段を改善した構成のブロック図。
【図15】本発明の第5の実施の形態の記録再生装置を
示すブロック図。
【図16】図15の第5の実施の形態における記録媒体
の様子を示す図。
【図17】本発明の第6の実施の形態の記録再生装置を
示すブロック図。
【図18】図17の第6の実施の形態における記録媒体
の様子を示す図
【図19】本発明の第7の実施の形態の記録再生装置を
示すブロック図。
【図20】図19の第7の実施の形態におけるCPUの
動作を説明するフローチャート。
【図21】本発明の第8の実施の形態の記録再生装置を
示すブロック図。
【図22】図21の第8の実施の形態におけるCPUの
動作を説明するフローチャート。
【図23】本発明の第9の実施の形態の記録再生装置を
示すブロック図。
【図24】本発明の第7〜第9の実施の形態のCPU動
作における再エンコード部分を改善した図。
【符号の説明】
20,40,60,80,120,140,160,1
70,180…記録再生装置 22,42,62,82,122,142…エンコーダ 23,44,123,143,163,173…記録用
ピックアップ部 24,45,65,124,144,164,174,
184…ディスク 25,64,125,145,165,183…再生/
記録用ピックアップ部 26,47,66,126,146…再エンコード手段 46,175…再生用ピックアップ部 85…ハードディスク 50,69,89,150…レート制御部 29,49,69,79,99,109…再エンコード
手段

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体の記録済みのデータを再生する
    再生手段と、 前記再生手段からの再生データを再生前より低レートの
    データに再エンコードする再エンコード手段と、 入力として供給される新規データをエンコードするエン
    コード手段と、 前記エンコード手段と前記再エンコード手段の各出力デ
    ータを時分割に合成する合成手段と、 前記合成手段からの合成データを前記記録媒体に記録す
    る記録手段と、 前記合成データの合計ビットレートが記録再生装置の記
    録可能レートを超えないように前記エンコード手段及び
    再エンコード手段の各転送ビットレートを制御するレー
    ト制御手段とを具備したことを特徴とする記録再生装
    置。
  2. 【請求項2】 記録媒体に対してデータをN倍速(N≧
    2)で記録及び再生を行う記録/再生手段と、 前記記録/再生手段からの再生データを再生前より低レ
    ートのデータに再エンコードする再エンコード手段と、 入力として供給される新規データをエンコードするエン
    コード手段と、 前記エンコード手段と前記再エンコード手段の各出力デ
    ータを時分割に合成する合成手段と、 前記合成手段からの合成データを前記記録媒体に記録す
    る記録手段と、 前記合成データの合計ビットレートが記録再生装置の記
    録可能レートを超えないように前記エンコード手段及び
    再エンコード手段の各転送ビットレートを制御するレー
    ト制御手段とを具備したことを特徴とする記録再生装
    置。
  3. 【請求項3】 再生データの動きベクトルを取り出し前
    記再エンコード手段に供給する手段を具備し、 前記再エンコード手段における再エンコードの際には、
    再生データの動きベクトルを利用することを特徴とする
    請求項1又は2に記載の記録再生装置。
  4. 【請求項4】 記録済みデータのうちデータ毎に再エン
    コードの可否を設定し前記記録媒体への記録再生を制御
    する制御手段を具備し、 再エンコードにあたっては、記録済みデータのうち、再
    エンコードしても良いデータだけを再エンコードするよ
    うにしたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つ
    に記載の記録再生装置。
  5. 【請求項5】 再エンコードする際に、記録済みデータ
    のうちデータ毎に許容できるビットレートや圧縮率を指
    定し該ビットレートや圧縮率を前記レート制御手段に設
    定する制御手段を具備し、 再エンコードにあたっては、前記指定に従うようにした
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の
    記録再生装置。
  6. 【請求項6】 記録媒体に記録された記録済みデータを
    再生するステップと、 その再生データを再生前より低レートのデータに再エン
    コードするステップと、 その再エンコード後のデータを記録媒体に記録するステ
    ップと、 新規にエンコードされたデータを記録媒体に記録するス
    テップとを備え、 新規データの記録と並行して、記録済みデータを再生
    し、より低レートのデータに再エンコードし直して記録
    媒体に記録することを特徴とする記録再生方法。
JP9334388A 1997-12-04 1997-12-04 記録再生装置及び方法 Pending JPH11167770A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9334388A JPH11167770A (ja) 1997-12-04 1997-12-04 記録再生装置及び方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9334388A JPH11167770A (ja) 1997-12-04 1997-12-04 記録再生装置及び方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11167770A true JPH11167770A (ja) 1999-06-22

Family

ID=18276823

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9334388A Pending JPH11167770A (ja) 1997-12-04 1997-12-04 記録再生装置及び方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11167770A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001020826A1 (fr) * 1999-09-10 2001-03-22 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Procede et appareil de conversion de flux et procede et appareil d'enregistrement
EP1326440A2 (en) * 2001-12-28 2003-07-09 Kabushiki Kaisha Toshiba Recording apparatus and recording method
JP2003274360A (ja) * 2002-03-14 2003-09-26 Sony Corp 撮像装置、撮像方法、撮像管理装置、撮像管理システム
JP2003274359A (ja) * 2002-03-14 2003-09-26 Sony Corp 撮像装置、撮像方法、撮像管理装置、撮像管理システム
US7315651B2 (en) 2002-07-23 2008-01-01 Ricoh Company, Ltd. Image recording apparatus and image data selection method
US7456875B2 (en) 2002-03-14 2008-11-25 Sony Corporation Image pickup apparatus and method, signal processing apparatus and method, and wearable signal processing apparatus

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001020826A1 (fr) * 1999-09-10 2001-03-22 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Procede et appareil de conversion de flux et procede et appareil d'enregistrement
US7653289B1 (en) 1999-09-10 2010-01-26 Panasonic Corporation Stream converting method and apparatus thereof, and stream recording method and apparatus thereof
EP1326440A2 (en) * 2001-12-28 2003-07-09 Kabushiki Kaisha Toshiba Recording apparatus and recording method
EP1326440A3 (en) * 2001-12-28 2006-06-07 Kabushiki Kaisha Toshiba Recording apparatus and recording method
US7209639B2 (en) 2001-12-28 2007-04-24 Kabushiki Kaisha Toshiba Recording apparatus and recording method
JP2003274360A (ja) * 2002-03-14 2003-09-26 Sony Corp 撮像装置、撮像方法、撮像管理装置、撮像管理システム
JP2003274359A (ja) * 2002-03-14 2003-09-26 Sony Corp 撮像装置、撮像方法、撮像管理装置、撮像管理システム
US7456875B2 (en) 2002-03-14 2008-11-25 Sony Corporation Image pickup apparatus and method, signal processing apparatus and method, and wearable signal processing apparatus
US7315651B2 (en) 2002-07-23 2008-01-01 Ricoh Company, Ltd. Image recording apparatus and image data selection method

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3019912B2 (ja) 画像データ編集装置
JPH10145798A (ja) デジタル符号化信号処理方式
JPH0879704A (ja) 固定ビット率の符号化方法および装置とこれを利用した高速探索のためのトラッキング方法
US5291283A (en) Decoding apparatus of a compressed digital video signal
JP3956394B2 (ja) 音声・映像データ符号化装置およびその方法
JP3496604B2 (ja) 圧縮画像データ再生装置および圧縮画像データ再生方法
US20080152313A1 (en) Image processing apparatus
JP3356004B2 (ja) 可変レート符号化装置及び方法
JPH11167770A (ja) 記録再生装置及び方法
KR100732867B1 (ko) 기록 장치 및 방법, 및 기록 매체
US5774624A (en) Image signal recording apparatus having intrapicture and interpicture coding modes
US6549677B1 (en) Data conversion method and apparatus and signal recording and reproduction apparatus utilizing same
JPH02141088A (ja) 動画像符号化方式
JPH0918830A (ja) 映像編集装置
US20040101051A1 (en) Image processing apparatus and method for processing motion-picture data and still-image data
JPH09294263A (ja) 画像情報圧縮装置
JPH08331556A (ja) 画像符号化装置および画像符号化方法
JP2957340B2 (ja) ディジタル録画装置
JP3964563B2 (ja) ビデオサーバ装置
JP4487196B2 (ja) 記録装置及びその制御方法
JPH0738851A (ja) 映像圧縮記録再生装置
JP3384563B2 (ja) 光ディスク、再生装置および再生方法
JPH0965332A (ja) 画像符号化装置とその方法
JP3273601B2 (ja) 符号化装置および方法、データ記録再生装置および方法、並びに記録媒体
JPH08265693A (ja) 映像信号符号化方法及び映像信号記録媒体