JPH0965332A - 画像符号化装置とその方法 - Google Patents

画像符号化装置とその方法

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JPH0965332A
JPH0965332A JP7214894A JP21489495A JPH0965332A JP H0965332 A JPH0965332 A JP H0965332A JP 7214894 A JP7214894 A JP 7214894A JP 21489495 A JP21489495 A JP 21489495A JP H0965332 A JPH0965332 A JP H0965332A
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JP
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data
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image
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Application number
JP7214894A
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English (en)
Inventor
Nariaki Tagami
就章 田上
Hiroaki Seto
浩昭 瀬戸
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】所定容量の記録領域に可変レート符号化により
画像データを記録する画像符号化装置においては、各画
像データのデータ量を検出するための符号化部が別に必
要となり、装置が複雑になり規模が大きくなる。 【解決手段】第1の符号化部100で、入力動画像デー
タに対して動き補償予測符号化を行いDCTを行って圧
縮し、目標とする圧縮率よりも十分低い圧縮率になるよ
うな所定の固定量子化ステップで量子化し、可変長符号
化して記憶部200に記憶する。また、その際の各画像
のデータ発生量を求め、同時に記憶部200に記憶す
る。第2の符号化部300で、そのデータ発生量に基づ
いて各画像データに対してデータ量を割り当て、各画像
データごとに量子化ステップを決め第1の符号化部10
0で符号化された画像データに対して再度量子化を行
い、所望のレートで符号化された画像データを得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、連続的な画像デー
タを可変レート符号化する画像符号化装置およびその方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】画像を符号化する方法を、データ量の制
御という点で考えると、固定レート符号化と可変レート
符号化に分類される。図4は、ある番組データを固定レ
ート符号化および可変レート符号化により各々符号化し
た際の、再生時間と符号化ビットレートの関係を示す図
である。図4に示すように、固定レート符号化では、ビ
ットレートは常に一定である。また、可変レート符号化
においては、画像データの複雑さによりビットレートが
変化する。期間aは比較的難しい画像データの期間なの
で発生データ量が大きくなっており、期間b1,b2 は比
較的簡単な画像データの期間なので低いビットレートで
符号化できている。
【0003】このように、可変レート符号化では、複雑
な画像にはデータ量を多く割り当て、簡単な画像にはデ
ータ量を少なく割り当てるため、均質な画像を維持しな
がら符号化が行える。一方、固定レート符号化では、情
報発生量が多い期間aにおいては、図4の領域Aに示す
ように情報が不足しており、情報発生量の少ない期間b
1,b2 においては図4の領域Bに示すように過剰な情報
を符号化していることになる。したがって、画質に着目
すると、一般的には可変レート符号化の方が有効な符号
化方法と言える。
【0004】ところで、ある記録時間の画像データを、
たとえばディジタル・ビデオ・ディスク(DVD)装置
などの記録容量に制限のある記録媒体に記録しようとす
ると、符号化レートを制御して、その画像データがその
記録媒体に記録できるようにしなければならない。その
ような場合に、固定レート符号化を行うのであれば、式
1を満たすようなビットレートRf を求め、このビット
レートRf で画像データ全体を符号化することになる。
【0005】
【数1】 Rf × T ≦ S ・・・(1) ただし、Rf は、符号化ビットレート、Tは、画像デー
タの記録時間、Sは、記録メディアの容量である。
【0006】また、可変レート符号化を行う場合には、
その番組データが全て記録できるように、記録容量から
逆算して各画像データに記録領域を割り当て、それに基
づいて各画像の符号化ビットレートを求め、そのビット
レートで符号化をすることになる。具体的には、たとえ
ば図5に示すように、画像データを時間tscene ごとの
場面に分割し、各場面iごとにその場面に適したデータ
量d(i)を設定し、そのデータ量d(i)の全画像デ
ータの中に占める割合に基づいて、たとえば式2を満足
するようなビットレートを各場面について求め、そのビ
ットレートでその場面の符号化を行うことになる。
【0007】
【数2】 Rv (i) ×tscene ≦ (S×(d(i)/D) ) ・・・(2) ただし、Rv (i) は、場面iの画像データの符号化ビッ
トレート、tscene は、場面iの時間、Sは、記録メデ
ィアの容量、iは、場面の番号、d(i) は、場面iの画
像データの符号化データ量、Dは、全画像データのデー
タ量でD=Σd(i)である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような、
所定の記録容量を有する記録媒体に可変レート符号化に
より画像データを記録する画像符号化装置においては、
実際の符号化に先立って各画像データごとのデータ発生
量を求めるための符号化を行う符号化部が必要となり、
装置が複雑になり規模が大きくなるという問題があっ
た。また、そのデータ量を割り当てるための符号化と、
実際に画像データを記録するための符号化の各々の段階
においてソース画像データを再生入力しなければならな
いために、その画像データの再生時間の約2倍の処理時
間が実質的に必要になるという問題も生じた。
【0009】さらに、たとえばそのソース画像データが
VTRテープに記録された画像データであれば巻き戻し
などの処理を行わなければならず、処理が煩雑になると
いう問題も生じた。これらの問題は、映画などの番組を
順次DVDなどの記録媒体に記録する場合に特に重要と
なり、その作業を効率よく行えないという問題を生じて
いた。
【0010】したがって本発明の目的は、より簡単な装
置構成で、供給された画像データを所定のデータ量以下
に可変レート符号化することのできる画像符号化装置を
提供することにある。また、本発明の他の目的は、供給
された画像データを所定のデータ量以下に可変レート符
号化する処理を、効率よく行うことのできる画像符号化
方法を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、目的とする符号化処理の途中段階でデータ発生量を
検出し、その検出したデータ発生量に基づいて各画像デ
ータに符号化データ量を割り当て、その割り当てられた
データ量以下に各画像データが符号化されるように前記
符号化処理を引き続き行うようにした。
【0012】すなわち、本発明の画像符号化装置におい
ては、第1の符号化手段において、少なくとも画像の冗
長性を削除する圧縮を各画像に施して、供給された連続
的な画像データを符号化する。そして、符号化データ量
割り当て手段において、その圧縮された各画像データの
データ発生量を検出し、各画像データに符号化データ量
を割り当てる。そして、第2の符号化手段において、前
記各画像データのデータ量が前記割り当てられた符号化
データ量以下になるように、前記第1の符号化手段で符
号化された画像データをさらに符号化する。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の好適な一実施形態を図1
〜図3を参照して説明する。本例に示す動画像符号化装
置は、ディジタル・ビデオ・ディスク(DVD)などの
所定の記録容量を有する記録媒体、換言すれば記録容量
が制限されている記録媒体に、動画像データを記録する
ための動画像符号化装置であり、入力された動画像に対
してMPEG2(Moving Picture coding Experts Group
による動画像符号化方式) に基づいて、圧縮、量子化、
可変レート符号化などを行い、画像ビットストリームを
生成する。
【0014】まず、本例の動画像符号化装置の構成につ
いて説明する。図1は、本例の動画像符号化装置の構成
を示すブロック図である。動画像符号化装置10は、第
1の符号化部100、記憶部200、第2の符号化部3
00を有する。
【0015】第1の符号化部100は、入力された画像
データを圧縮符号化し、さらに、各画像データの符号化
されたデータ量を求め、その符号化された画像データ、
および、その各画像データごとのデータ量を記憶部20
0に出力する。第1の符号化部100の構成について、
図2を参照して説明する。図2は、第1の符号化部10
0の構成を示すブロック図である。第1の符号化部10
0は、演算部101、DCT部102、第1の量子化部
103、第1の可変長符号化部104、逆量子化部10
5、逆DCT部106、加算器107、フレームメモリ
108、動き検出部109、動き補償部110、切り換
え回路111、第1の外部インターフェイス112およ
び第1の制御部113を有する。
【0016】第1の符号化部100に入力された画像デ
ータは、演算部101において切り換え回路111から
の入力との差分が求められ、その差分がDCT部102
に出力される。イントラピクチャモードの時には、切り
換え回路111からは有意な画像が入力されないので、
加算器101に入力された画像データがそのままDCT
部102に出力される。動き補償予測モードの時には、
切り換え回路111からはその前の再生画像に基づいた
画像データが入力されるので、その差分を加算器101
で求め、その誤差をDCT部102に入力する。
【0017】DCT部102は、加算器101から入力
された画像信号に対して、離散コサイン変換(DCT:D
iscrete Cosine Transform)を行い、得られた変換結果
を第1の量子化部103に出力する。第1の量子化部1
03は、第1の制御部113より入力される所定の量子
化レートに従って、DCT部102により得られた変換
結果の量子化を行い、第1の可変長符号化部104およ
び逆量子化部105に出力する。
【0018】第1の可変長符号化部104は、量子化さ
れた変換結果を可変長符号化し、画像ビットストリーム
を生成し、その画像ビットストリームを記憶部200
に、その画像ビットストリームの各画像データごとのデ
ータ量を第1の外部インターフェイス112に各々出力
する。第1の外部インターフェイス112は、第1の符
号化部100と記憶部200とのインターフェイス回路
であり、第1の可変長符号化部104より入力された画
像ビットストリームの各画像データごとのデータ量を、
記憶部200に出力する。第1の制御部113は、第1
の量子化部103への量子化レートの指示、後述するフ
レームメモリ108への画像データの記録、切り換え回
路111の切り換え、および、第1の符号化部100を
構成する各部の制御などを行う制御手段である。
【0019】第1の量子化部103で量子化された変換
結果は、逆量子化部105において逆量子化され、さら
に、逆DCT部106において逆離散コサイン変換(逆
DCT)される。そして、動き補償予測を行うモードだ
った時には、加算器107で、その逆DCTが行われた
画像信号と前記動き補償予測により得られた画像信号を
加算して元の画像信号に戻し、フレームメモリ108に
記録する。イントラピクチャモードの時には、逆DCT
部106で逆DCTされた画像信号がそのままフレーム
メモリ108に記録される。
【0020】動き補償予測を行う場合には、このフレー
ムメモリ108に記録されている画像信号を用いる。す
なわち、フレームメモリ108に記録されている画像信
号に基づいて、次のフレームの入力画像信号より動き検
出部109において動き検出を行い、動きベクトルを検
出する。さらに、その動きベクトルに基づいて、動き補
償部110において動き補償予測を行う。そして、この
動き補償予測により得られた画像信号を切り換え回路1
11を介して加算器101に出力し、入力された次のフ
レームの入力画像信号との差分を求める。
【0021】動画像符号化装置10の記憶部200は、
第1の符号化部100で符号化された画像ビットストリ
ーム、および、その画像ビットストリームの各画像デー
タのデータ発生量を記録する手段であり、本実施の形態
においてはハード磁気ディスク装置である。記憶部20
0に記録されたデータは、第2の符号化部300より適
宜読み出し可能である。
【0022】第2の符号化部300は、第1の符号化部
100で符号化され、記憶部200に記録されている各
画像データのデータ発生量に基づいて、各画像データに
対してデータ量を割り当て、同じく記憶部200に記録
されている画像ビットストリームをさらに符号化して、
前記割り当てられたデータ量まで圧縮する。第2の符号
化部300の構成について、図3を参照して説明する。
図3は、第2の符号化部300の構成を示すブロック図
である。第2の符号化部300は、復号化部301、第
2の量子化部303、第2の可変長符号化部304、第
2の外部インターフェイス312および第2の制御部3
13を有する。
【0023】記憶部200から読み込まれた画像ビット
ストリームは、復号化部301に入力され、第1の符号
化部100の第1の可変長符号化部104で行われた符
号化が復号化される。復号化された画像データは、第1
の符号化部100で動き補償予測符号化され、DCTが
行われ、所定の固定量子化ステップで量子化された結果
のデータである。復号化されたデータは、第2の量子化
部303に出力される。
【0024】また、記憶部200に記録されている第1
の符号化部100で符号化した際の各画像データのデー
タ発生量は、第2の外部インターフェイス312により
読み込まれ、第2の制御部313に出力される。第2の
制御部313は、第2の外部インターフェイス312よ
り入力された各画像のデータ発生量に基づいて、各画像
の量子化レートを算出し、最終的にその量子化レートで
画像データが符号化されるように、第2の量子化部30
3の量子化レートを各画像ごとに制御する。具体的に
は、第2の制御部313は、各画像のデータ発生量と、
記録しようとする記録媒体の記録容量とに基づいて、ま
ず式3に基づいて各画像に対して符号化データ量を割り
当てる。本実施形態においては、所定の時間tごとに、
式3に基づいて、その時間内の画像データの符号化デー
タ量を決定する。
【0025】
【数3】 dd(i) = S×(d(i)/D) ・・・(3) ただし、dd(i) は、割り当てデータ量、iは、時間tご
との期間の番号、Sは、記録メディアの容量、d(i)
は、期間iの画像データの符号化時のデータ発生量、D
は、全画像データの符号化時のデータ発生量、である。
【0026】そして、式3により割り当てられたデータ
量に基づいて式4により符号化ビットレートを決定す
る。
【0027】
【数4】 Rv (i) ≦ dd(i) / t ・・・(4) ただし、iは、時間tごとの期間の番号、Rv (i) は、
期間iの画像データの符号化ビットレート、dd(i) は、
割り当てられたデータ量、である。
【0028】そして、第2の制御部313は、符号化ビ
ットレートが最終的に式4により求められた値以下にな
るように、第2の量子化部303において行われる量子
化のビットレートを決定する。
【0029】第2の量子化部303は、第2の制御部3
13より入力される前記量子化レートに従って、復号化
部301で復号された画像ビットストリームを量子化す
る。量子化された画像データは、第2の可変長符号化部
304に出力される。
【0030】第2の可変長符号化部304は、量子化さ
れた変換結果を可変長符号化し、画像ビットストリーム
を生成し、その画像ビットストリームを動画像符号化装
置10における符号化ビット列として出力する。
【0031】次に、動画像符号化装置10の動作につい
て説明する。動画像符号化装置10には、図示せぬ外部
の再生装置により画像データが再生され入力される。入
力された番組データは、第1の符号化部100において
順次DCT変換され、所定の固定レートで量子化され、
可変長符号化されて、画像ビットストリームが生成され
る。そして、生成された画像ビットストリーム、およ
び、各画像データごとのデータ発生量は、記憶部200
に記録される。
【0032】一連の画像データの再生が終了し、第1の
符号化部100における符号化が終了したら、第2の符
号化部300は、まず各画像データごとのデータ発生量
を記憶部200から読み出し、記録しようとするDVD
の記録容量に基づいて、各画像データごとにデータ量を
割り当て、量子化レートを決定する。そして、第1の符
号化部100において符号化された画像データを適宜読
み出し、第1の符号化部100で行われた可変長符号化
を復号化し、その復号化されたデータに対して各画像デ
ータが、その割り当てられたデータ量になるように、各
画像データごとに量子化レートを決定し、量子化してい
く。量子化された画像データは、再び可変長符号化され
画像ビットストリームが生成され、その画像ビットスト
リームを、図示せぬ記録装置によりDVDに記録する。
【0033】このように、動画像符号化装置10におい
ては、第1の符号化部100において一度符号化を行
い、その際の各画像のデータ発生量を求め、そのデータ
発生量に基づいて各画像データに対してデータ量を割り
当てて、第2の符号化部において符号化を行っている。
したがって、各画像データに対して画質を維持した適切
な可変レート符号化を行った上で、DVDなどの記録容
量に制限のある記録媒体にその画像データを記録容量内
で適切に記録することができる。
【0034】そして特に本例の動画像符号化装置10に
おいては、第1の符号化部100において、まず画像に
対して、DCT、量子化、さらに動き補償などを行っ
て、空間的および時間的冗長度を削減する圧縮をし、さ
らに目的とする圧縮率よりも十分低い圧縮率になるよう
な所定の固定量子化ステップで量子化し、可変長符号化
して記憶部200に記憶している。そして、第2の符号
化部300において、各画像データごとに決められた量
子化ステップを用いて、各画像データを再度量子化する
ことにより、所望のレートで符号化された画像データを
得るようにしている。したがって、第2の符号化部30
0としては、DCT部、動き検出部、動き補償部などの
構成部が必要なく、第1の符号化部100のような符号
化部を重複して設けなければならない場合に比べて装置
構成が大幅に簡単になる。さらに、第2の符号化部30
0による符号化は、第1の符号化部100の符号化結果
の画像データを用いているので、元の画像データの再生
は1回行えばよく処理の煩雑さが解消される。
【0035】また、その第1の符号化部100による処
理結果の画像データは、最終的に目的とする圧縮率より
も低いものの、元の入力画像データに比べれば十分少な
いデータ量に圧縮されているので、たとえばハード磁気
ディスク装置などの記録媒体にも記録することができ
る。そしてその結果、第2の符号化部300による符号
化処理は、元の画像データを再生して行うよりも高速に
行うことができ、符号化処理全体の処理時間が短縮でき
る。少なくとも、元の画像データの再生時間の2倍より
も短い時間で符号化が行える。
【0036】さらに、複数の番組データに対して順次符
号化を行う場合には、新たな画像データに対する第1の
符号化部における符号化と、最終的に記録される画像ビ
ットストリームを生成する第2の符号化部における符号
化とを同時的に行うことができるので、1回の番組デー
タの再生時間ごとに順次番組データの符号化が行われ
る。すなわち、複数の番組データを順次符号化し記録す
る場合には、高速に処理することができる。
【0037】なお、本発明は本実施形態にのみ限られる
ものではなく、種々の改変が可能である。たとえば、本
例においては、第1の符号化部100において検出され
た各画像データのデータ発生量に基づいて、符号化デー
タ量を割り当て、符号化ビットレートを決定する処理
を、第2の符号化部300の第2の制御部313におい
て行っていた。しかし、この処理は、たとえば第1の符
号化部100の第2の制御部313で行うようにしても
よいし、第1の符号化部100および第2の符号化部3
00とは別の演算手段により行うようにしてもよい。
【0038】また、本実施形態においては、符号化する
ソースの画像データはVTRテープに記録されている画
像データを用いるものとしたが、その他、ハード磁気デ
ィスク(HD)、光磁気ディスク(MO)、ディジタル
ビデオディスク(DVD)などの、任意の媒体を用いて
よい。また、動画像符号化装置10としてそのような媒
体の再生装置を包含するような構成であっても何ら差し
支えない。また、第1の符号化部100における符号化
方法も、本実施形態においては、図2で示したようなM
PEGに従った符号化方法としたがこれに限られない。
たとえば、DCT以外の変換符号化方法、たとえばHada
mard、フーリエ変換などを用いるような方法でもよい。
【0039】また、本実施形態の動画像符号化装置にお
いて動画像データの記録された記録媒体には、これまで
と同じ形式で動画像データが記録されている。したがっ
て、再生装置においては、これまでと同じ動画像再生装
置を使用することができ、互換性を維持できる。
【0040】
【発明の効果】本発明によれば、連続的な画像データを
所定の容量で適切に可変レート符号化することができる
画像符号化装置を、より簡単な装置構成で提供できる。
そして、その画像符号化装置を用いれば、より簡単で高
速に、画像データをDVDなどの記録容量に制限のある
記録媒体に適切に記録できる。また、本発明の画像符号
化方法によれば、供給された画像データを所定のデータ
量以下に可変レート符号化する処理をより効率よく行う
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の動画像符号化装置の構成
を示すブロック図である。
【図2】図1に示した動画像符号化装置の第1の符号化
部の構成を示すブロック図である。
【図3】図1に示した動画像符号化装置の第2の符号化
部の構成を示すブロック図である。
【図4】固定レート符号化と可変レート符号化のビット
レートを示す図である。
【図5】可変レート符号化におけるビットレートの決定
方法を説明する図である。
【符号の説明】
10…動画像符号化装置 100…第1の符号化部 101…演算部 102…DCT部 103…第1の量子化部 104…第1の可変長
符号化部 105…逆量子化部 106…逆DCT部 107…加算器 108…フレームメモ
リ 109…動き検出部 110…動き補償部 111…切り換え回路 112…第1の外部イ
ンターフェイス 113…第1の制御部 200…記憶部 300…第2の符号化部 301…復号化部 303…第2の量子化
部 304…第2の可変長符号化部 312…第2の外部イ
ンターフェイス 313…第2の制御部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】連続的な画像データを、該画像データ全体
    が所定のデータ量以下になるように圧縮符号化する画像
    符号化装置であって、 前記連続的な画像データの各画像データを、当該画像デ
    ータを前記所定のデータ量以下に圧縮符号化する際の圧
    縮率より低い圧縮率で符号化する第1の符号化手段と、 前記画像データ全体に対する所定のデータ量と、前記符
    号化された各画像データのデータ発生量に基づいて、前
    記各画像データに符号化データ量を割り当てる符号化デ
    ータ量割り当て手段と、 前記各画像データのデータ発生量が前記割り当てられた
    符号化データ量以下になるように、前記第1の符号化手
    段で符号化された画像データをさらに符号化する第2の
    符号化手段とを有する画像符号化装置。
  2. 【請求項2】前記第1の符号化手段は、前記連続的な画
    像データを圧縮する圧縮手段と、該圧縮された画像デー
    タを所定の量子化ステップ幅で量子化する第1の量子化
    手段とを有し、 前記第2の符号化手段は、前記第1の符号化手段で符号
    化された画像データを各画像データごとに異なる量子化
    ステップ幅でさらに量子化する第2の量子化手段を有す
    る請求項1記載の画像符号化装置。
  3. 【請求項3】前記第1の符号化手段は、 さらに、前記第1の量子化手段により量子化された信号
    を可変長符号化する可変長符号化手段と、前記量子化さ
    れた信号を逆量子化する逆量子化手段と、該逆量子化さ
    れた信号を伸長する伸長手段と、該伸長された信号に基
    づいて画像間の動きを検出する動き検出手段と、該検出
    された動きに基づいて動き補償を行う動き補償手段と、
    該動き補償された信号に基づいて前記連続的な画像デー
    タの各画像データの予測誤差を求める演算手段とを有
    し、 前記第2の符号化手段は、 前記第2の量子化手段の前段に設けられ前記可変長符号
    化手段により可変長符号化された信号を復号化する復号
    化手段と、該復号化された信号を量子化する前記量子化
    手段の後段に設けられ該量子化された信号を可変長符号
    化する可変長符号化手段とを有する請求項2記載の画像
    符号化装置。
  4. 【請求項4】一連の画像データが所定記録容量の記録媒
    体にほぼ満杯に記録されるように、該画像データを前記
    記録容量以下であって該記録容量に近いデータ量に符号
    化する請求項1〜3いずれか記載の画像符号化装置。
  5. 【請求項5】連続的な画像データを、該画像データ全体
    が所定のデータ量以下になるように圧縮符号化する画像
    符号化方法であって、 前記連続的な画像データの各画像データを圧縮する工
    程、 前記圧縮された画像データを、当該画像データ全体のデ
    ータ量が前記所定のデータ量より大きくなるような所定
    の固定量子化ステップ幅で量子化する工程、 前記量子化された画像データの各画像データのデータ発
    生量に基づいて、該画像データ全体が前記所望のデータ
    量以下になるように、当該各画像データに符号化データ
    量を割り当てる工程、 前記各画像データのデータ量が前記割り当てられた符号
    化データ量以下になるように、前記圧縮された各画像デ
    ータ各々を異なる量子化ステップ幅でさらに量子化する
    工程を有する画像符号化方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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