JPH11167266A - 画像処理装置及びその方法 - Google Patents

画像処理装置及びその方法

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JPH11167266A
JPH11167266A JP9335989A JP33598997A JPH11167266A JP H11167266 A JPH11167266 A JP H11167266A JP 9335989 A JP9335989 A JP 9335989A JP 33598997 A JP33598997 A JP 33598997A JP H11167266 A JPH11167266 A JP H11167266A
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JP9335989A
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Yasuhiro Yakobu
康博 八國生
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 LBPにおいてトナー残量検知を行なうため
には、トナー残量を検知する磁気センサの他に、トナー
カートリッジカバーの開閉を検知するカバーセンサと、
トナーカートリッジの有無を検知するトナーカートリッ
ジセンサが更に必要であり、装置の高価格化や大型化、
更に部品点数の増加に伴う故障の可能性の増大を招いて
いた。 【解決手段】 トナーカートリッジ150の未装着時に
おける磁気センサ160の出力をトナーカートリッジ無
し電圧値記憶部133に予め保持しておき、該保持され
た出力値と現在の磁気センサ160の出力値とをシーケ
ンス制御部131において比較することにより、トナー
カートリッジ150の装着の有無を判定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像処理装置及びそ
の方法に関し、例えば、電子写真方式により画像を形成
する画像処理装置及びその方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、記録媒体上に画像形成を行なう画
像処理装置として、レーザビームプリンタ(LBP)が
広く用いられている。例えばファクシミリ装置等におい
ても、その画像形成及び記録媒体への出力を行なう構成
は、LBPによって実現されていた。
【0003】このLBPにおいては、電子写真方式によ
り感光ドラム上に画像の静電潜像を形成し、該潜像を現
像剤(トナー)によって現像することにより可視像を形
成し、該可視像を記録媒体上に転写、定着した後に該記
録媒体を出力する。
【0004】通常、LBPにおけるトナーは、感光ドラ
ム等と一体化されたトナーカートリッジと呼ばれる収容
器に、予め一定量が充填されている。そして、画像を形
成するにつれてトナーカートリッジ内のトナー残量が減
少して行き、トナーが無くなればトナーカートリッジご
と交換することが一般的であった。
【0005】また、例えばファクシミリ装置において
は、遠隔地から電話回線を介して送信される画像を、オ
ペレータの介在無しに記録媒体上に記録する装置である
から、送信側のオペレータは、受信側における受信画像
の記録状態を把握することはできない。例えば、受信側
のファクシミリ装置においてトナーが減少しており、記
録画像の濃度が極端に薄くなっていても、送信側ではそ
の状態に気づくことはない。従って従来のファクシミリ
装置においては、トナー残量を自動的に検知し、一定量
以下に減少して記録画像の濃度を確保できないと判断さ
れたら受信画像の記録を保留し、オペレータにトナーカ
ートリッジの交換を指示することにより、上記不都合を
回避する方法が採用されている。
【0006】以下、従来のLBPにおいて、トナーカー
トリッジを交換する際の一般的な動作について説明す
る。
【0007】トナーカートリッジをLBP本体に装着す
る部分には、トナーカートリッジを外光から遮断するド
ア(カバー)が設けられており、外光が感光ドラムにあ
たらないようになっている。そして、トナーカートリッ
ジを交換する際は、まずこのドアを開けて中のトナーカ
ートリッジを外し、新しいトナーカートリッジを装着し
た後にドアを閉める。従ってLBP本体においては、こ
のドアの開閉動作をカバーセンサによって検知すること
により、オペレータによるトナーカートリッジの交換動
作を認識することができる。
【0008】尚、ドアを開けて中のトナーカートリッジ
を外したまま、新しいトナーカートリッジを入れ忘れる
場合も考えられる。この場合、一旦ドアを閉めてしまう
と、オペレータは中にトナーカートリッジを装着したか
否かを目視で判断することはできない。そこで従来のL
BPにおいては、ドアの開閉を検知するカバーセンサと
は別に、トナーカートリッジが装着されているか否かを
検知するトナーカートリッジセンサが設けられている。
従って、カバーセンサがドアの閉状態を検知し、かつ、
トナーカートリッジセンサがトナーカートリッジ有状態
を検知した場合のみ、トナーカートリッジが正常に実装
されていると判断することができる。
【0009】また、トナーカートリッジ内のトナー残量
を検知するトナー残量検知手段としては、トナーカート
リッジの外側に接触し、内部のトナー残量に応じて変化
する磁界強度を電圧に変換する磁気センサが用いられ
る。この磁気センサと、コントローラであるワンチップ
マイコンとをコネクタケーブルで結び、磁気センサの出
力するアナログ電圧をワンチップマイコン内蔵のA/D
変換回路でデジタル電圧に変換し、ワンチップマイコン
がこのデジタル電圧を、予め設定されている一定値と比
較する。そして、該デジタル電圧が一定値以下であれ
ば、トナー残量無しと判断する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のLBPにお
いてトナー残量検知を行なうためには、トナー残量検知
手段である磁気センサの他に、トナーカートリッジを装
着する部分のドアの開閉を検知するカバーセンサと、ト
ナーカートリッジの有無を検知するトナーカートリッジ
センサの両方を備えることが必要であった。従って、装
置が高価となるばかりでなく、部品点数が多くなること
により故障の可能性も増大する。また、装置全体の小型
化の障害にもなっていた。
【0011】また、磁気センサと装置本体のコントロー
ラを結ぶコネクタケーブルが断線、ないしは接触不良等
の機械的不具合が発生した場合であっても、コントロー
ラ内の信号レベルではトナー残量無しを示すレベルとな
ってしまうため、オペレータに対してトナーカートリッ
ジの交換指示がなされる。しかしながらオペレータは実
際にトナー残量が無いのか、またはコネクタケーブルの
不具合が発生しているのかを判断することはできないた
め、まだ十分にトナー残量があるトナーカートリッジを
も交換してしまう可能性があった。
【0012】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたものであり、最小限の構成でトナーカートリッジ内
のトナー残量検知を高精度に可能とする画像処理装置及
びその方法を提供することを目的とする。
【0013】また、トナー残量検知処理において装置の
正確な故障診断を可能とする画像処理装置及びその方法
を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の一手段として、本発明の画像処理装置は以下の構成を
備える。
【0015】即ち、電子写真プロセスにより感光体上に
形成された画像を着脱可能な収容器内の現像剤により現
像して画像形成を行なう画像処理装置であって、前記収
容器内の現像剤の残量を検知する残量検知手段と、前記
収容器が未装着である場合の前記残量検知手段の出力値
を保持する第1の保持手段と、前記残量検知手段の出力
値を前記第1の保持手段に保持された値と比較すること
により、前記収容器の装着の有無を判定する制御手段
と、を有することを特徴とする。
【0016】例えば、前記制御手段は、前記残量検知手
段の出力値が前記第1の保持手段に保持された値以下で
あった場合に、前記収容器が未装着であると判定するこ
とを特徴とする。
【0017】更に、前記残量検知手段の最低出力値を保
持する第2の保持手段を有し、前記制御手段は、前記残
量検知手段の出力値を前記第2の保持手段に保持された
最低出力値と比較することにより、前記残量検知手段と
の接続状態を判定することを特徴とする。
【0018】例えば、前記制御手段は、前記残量検知手
段の出力値が前記第2の保持手段に保持された最低出力
値以下であった場合に、該残量検知手段は正常に接続さ
れていないと判定することを特徴とする。
【0019】更に、前記制御手段による判定結果を報知
する報知手段を有することを特徴とする。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る一実施形態に
ついて、図面を参照して詳細に説明する。
【0021】<第1実施形態>図1は、本実施形態にお
ける画像処理装置の構成を示すブロック図である。ただ
し、本実施形態の説明に直接関係のない通信機能等の構
成部分は省略してある。本実施形態の画像処理装置にお
いては、装置全般の制御を司るメインコントローラ11
0と、装置内において画像形成を司るLBP部の動作を
制御するプリンタコントローラ130が存在する。メイ
ンコントローラ110はプリンタコントローラ130に
対して種々のコマンド信号(CMD)を発行して動作指
示を行なう。一方、プリンタコントローラ130はステ
ータス信号(STS)を発行してLBPの状態をメイン
コントローラ110に報知する。
【0022】また、オペレータに種々のメッセージを伝
える表示装置としてLCD120が存在し、メインコン
トローラ110は、プリンタコントローラ130からの
STS信号に応じてLCD120にメッセージを表示す
る。150はトナーカートリッジであり、その外側に接
触している磁気センサ160によって、トナーカートリ
ッジ150内部のトナー残量が検知される。磁気センサ
160より出力される、トナー残量を電圧で表すアナロ
グ信号ATNRは、プリンタコントローラ130内のA
/D変換回路132に送られてデジタル信号DTNRに
変換され、該DTNRをシーケンス制御部131が読み
取ってトナー残量が認識される。
【0023】シーケンス制御部131においては、DT
NRの値とトナーカートリッジ無し電圧値記憶部133
に記憶された電圧値(DTNR0)の値とを比較するこ
とにより、トナーカートリッジ150の有無を認識す
る。また同様に、DTNRと、トナー無しスレショルド
電圧値記憶部134に記憶されているところの、記録濃
度を確保できる最低のトナー残量を表す電圧値(本実施
形態においては2.0V)とを比較することにより、ト
ナーの有無を認識する。
【0024】さらにシーケンス制御部131において
は、DTNRと、最高トナーカートリッジ無し電圧値記
憶部135に記憶してあるところの、トナーカートリッ
ジ150が装着されていないときの磁気センサ160の
出力する電圧値の中の最高値(本実施形態では1.2
V)とを比較することにより、実際にトナーカートリッ
ジ150が装着されているかどうかの判断をする。磁気
センサ160の個体差により、トナーカートリッジ15
0が装着されていないときの電圧値にはばらつきがある
が、絶対的にある一定値以上にはならない。本実施形態
においては、その絶対値を最高トナーカートリッジ無し
電圧値として、1.2Vであるとした。
【0025】さらにシーケンス制御部131において
は、DTNRと、最高コネクタケーブル抜け電圧値記憶
部136に格納されているところの、磁気センサ160
とA/D変換回路132とを結んでいるコネクタケーブ
ル170が抜けたときの電圧の最高値(本実施例では
0.5V)とを比較して、コネクタケーブル170が正
常に接続されているか否かを認識する。最高コネクタケ
ーブル抜け電圧値記憶部136に格納されるべき値は、
コネクタケーブル170が完全に抜けていれば0Vとな
るが、本実施形態では種々のマージンを考慮して、最高
コネクタケーブル抜け電圧値として0.5Vを設定し
た。即ち、この0.5Vが、磁気センサ160が正常に
接続されている場合の最低出力電圧値となる。
【0026】また、トナーカートリッジ150を装置本
体に収納する部分のカバーの開閉を検知する、トナーカ
ートリッジカバーセンサ140からの信号CVSNSを
シーケンス制御部131で読み取り、カバーの開閉状態
を認識する。尚、本実施形態においては、CVSNS=
1(CMOSレベルでHレベル)でカバーオープン、C
VSNS=0(CMOSレベルでLレベル)でカバーク
ローズとする。
【0027】また、前述のコマンド信号CMD及びステ
ータス信号STSは各々8ビットのシリアル信号である
とし、トナーカートリッジ150の有無状態、トナーの
有無状態、コネクタケーブル170の接続状態をSTS
信号の適当なビットにステータスとして割り当てる。そ
して、メインコントローラ110は、STS信号の各ビ
ットの状態(1あるいは0)に応じて、LCD120に
表示するメッセージを切り替える。ここで図10に本実
施形態においてLCD120に表示されるメッセージ例
を示し、図11にSTS信号におけるステータス割り付
け例を示す。例えば、STS信号の第6ビットのみが
「1」であった場合、メインコントローラ110はLC
D120に「トナーカートリッジが入っていません」と
いうメッセージを表示する。
【0028】図9は、本実施形態におけるトナー残量を
表すデジタル電圧値DTNRのレベルと、トナーカート
リッジ150の有無、及びトナー残量の有無、コネクタ
ケーブル170の接続状態との関係を表す図である。同
図によれば、シーケンス制御部131においては、DT
NRのレベルに応じて以下のように装置状態が判定され
ることが分かる。
【0029】即ち、 2.0V<DTNR :トナー有り 1.2V<DTNR≦2.0V :トナーカートリッジ有りだがトナー無し 0.5V<DTNR≦1.2V :コネクタケーブルは接続されているが トナーカートリッジ無し DTNR≦0.5V :コネクタケーブル未接続(断線) 次に、本実施形態におけるトナーカートリッジ交換メッ
セージ表示処理の動作の詳細をフローチャートを参照し
て説明する。
【0030】まず、プリンタコントローラ130におけ
る動作について、図2〜図7のフローチャートを参照し
て説明する。
【0031】図2のフローチャートは、画像処理装置本
体の主電源投入(パワーオン)以降のトナー残量検知処
理のメインルーチンを示す。パワーオンの後ステップS
2102(以降、ステップ番号を単にSnnnnで記
す)でトナーカートリッジ無し電圧値記憶部133内の
DTNR0として、1.2Vをセットし、次にS210
3でサブルーチン1を呼び出す(コールする)。サブル
ーチン1は、磁気センサ160のアナログ出力をA/D
変換したDTNRをプリンタコントローラ130が読み
取る処理を行なうルーチンであり、そのフローチャート
を図3に示す。図3のS2201でA/D変換が終了し
てなければ、メインルーチンに戻る(リターンする)。
A/D変換が終了していれば、S2202でDTNRを
読み込む。
【0032】そしてメインルーチンに戻って、次にS2
104でサブルーチン2を呼び出す。サブルーチン2は
パワーオン時のコネクタケーブル抜けの検知、及びトナ
ーカートリッジの有無検知を行なうルーチンであり、そ
のフローチャートを図4に示す。サブルーチン2が呼び
出されると、S2203でDTNRが最高コネクタケー
ブル抜け電圧値記憶部136に記憶されている0.5V
以下であるかを判定する。DTNRが0.5V以下であ
ればS2204に進み、コネクタケーブル170が抜け
ていることを表すステータスビットであるSTSの第4
ビットに「1」をセットする。一方、DTNRが0.5
Vを超えていたらコネクタケーブル170が抜けていな
い、即ちとりあえず正常に接続されていることがわかる
のでS2205に進み、トナーカートリッジ150が装
着されているか否かを判定するために、DTNRと、最
高トナーカートリッジ無し電圧値記憶部135に記憶さ
れている1.2Vとを比較する。ここで、DTNRの値
は磁気センサ160の感度ばらつきやトナーカートリッ
ジ収納部分の汚れ等により、実際にトナーカートリッジ
150が無い時の電圧が1.2V以下となる場合もある
が、トナーカートリッジ150があれば、必ず1.2V
よりも高い電圧値となる。従って、S2205の判定に
おいて、該判定がY(YES)ならトナーカートリッジ
150有り、N(NO)ならトナーカートリッジ150
は無いことが示される。トナーカートリッジがなければ
S2206に進み、その際のDTNRをトナーカートリ
ッジ無し電圧値記憶部133にDTNR0として格納す
る。
【0033】そしてメインルーチンに戻って、次にS2
105でサブルーチン1を再度呼び出して新たにDTN
Rを読み込んだ後、S2106でサブルーチン3を呼び
出す。サブルーチン3はトナーカートリッジ150のカ
バーの開閉状態を検知するルーチンであり、そのフロー
チャートを図5に示す。サブルーチン3が呼び出される
と、S2207で、前回、トナーカートリッジ150の
カバーが開状態(OPEN)であることを示すフラグF
L_CVR_OPNが「1」であるか否かを判定する。
尚、FL_CVR_OPNはRAM138内に保持され
ており、「1」であれば、カバーが開いていることを示
す。「1」でなければS2208でトナーカートリッジ
カバーセンサ140より出力される検出信号CVRSN
S=1であるか(カバーが開いたか)を検知する。そし
てCVRSNSが「1」であればS2209でFL_C
VR_OPNに「1」をセットする。一方、S2207
でFL_CVR_OPNが「1」であれば(カバーが開
いていれば)、S2210でCVRSNS=0であるか
(カバーが閉まったか)を検知し、CVRSNSが
「0」であればS2211でFL_CVR_OPNに
「0」をセットする。即ちサブルーチン3においては、
前回のカバー開閉状態を示すFL_CVR_OPNを、
現在の開閉状態を示すように更新する。
【0034】そしてメインルーチンに戻り、次にS21
07でサブルーチン4を呼び出す。サブルーチン4はト
ナーカートリッジ150の有無を検知するルーチンであ
り、そのフローチャートを図6に示す。サブルーチン4
が呼び出されると、S2212でSTS信号の第4ビッ
トが「1」にセットされているか否かを判定する。この
ビットが「1」にセットされていれば、即ちコネクタケ
ーブル170にコネクタ抜けや断線等、何等かの異常が
発生しているので、トナーカートリッジ有無の検知を正
しく行なうことはできない。従って、そのままメインル
ーチンに戻る。一方、S2212でSTS信号の第4ビ
ットが「0」であればコネクタケーブル170に異常は
無いので、S2213でFL_CVR_OPNが「1」
であるか否かを判定する。FL_CVR_OPNが
「1」でない(カバー閉状態)なら、S2214で該D
TNRと、上述したサブルーチン2のS2206でセッ
トされたトナーカートリッジ無し電圧値DTNR0とを
比較する。そして、DTNRがDTNR0を超えていれ
ば、S2216でSTS信号の第6ビットに「0」をセ
ットし、トナーカートリッジ有りを示す。また、DTN
RがDTNR0以下であれば、トナーカートリッジ15
0が未装着と判断され、S2215でSTS信号の第6
ビットに「1」をセットし、トナーカートリッジ無しを
示す。一方、S2213でFL_CVR_OPNが
「1」(カバー開状態)であれば、S2217でDNT
Rが1.2V(最高トナーカートリッジ無し電圧値)を
超えているかを判定する。超えていればトナーカートリ
ッジ150が装着されていると判断できるのでメインル
ーチンに戻るが、DNTRが1.2V以下であればトナ
ーカートリッジ150が未装着であると判断され、S2
218で該DNTRをDNTR0にセットし、メインル
ーチンに戻る。ここで、カバー開状態であれば、トナー
カートリッジの有無に関らすSTS信号の第6ビットの
操作を行なわない。これは即ち、カバー開状態であれば
プリンタ本体の動作そのものがカバークローズ待ち状態
(待機状態)となり、作動しないため、この状態ではト
ナー検知の必要がないためである。従って、カバー閉状
態となってから(S2214以降)、トナー検知処理を
行なえばよい。
【0035】次に、メインルーチンのS2108でサブ
ルーチン5を呼び出す。サブルーチン5はトナー残量を
検知するルーチンであり、そのフローチャートを図7に
示す。サブルーチン5が呼び出されると、S2301で
STS信号の第4ビットが「1」にセットされているか
を判定する。「1」にセットされていれば、コネクタケ
ーブル170になんらかの異常が発生しているために正
確なトナー残量の検知は不可能であるから、そのままメ
インルーチンに戻る。一方、STS信号の第4ビットが
「1」でなければ、S2302でSTS信号の第6ビッ
トに「1」がセットされているかを判定する。「1」が
セットされていればトナーカートリッジ150が装着さ
れていないので同様にメインルーチンに戻る。「1」で
ない、即ちトナーカートリッジ150が装着されていれ
ば、S2303でDTNRが2.0V(トナー無しスレ
ッショルド電圧値)を超えているかを判定し、超えてい
ればトナーが十分あるとしてS2304でSTS信号の
第5ビットに「0」をセットしトナー有りを示す。ま
た、DTNRが2.0V以下であればS2305でST
S信号の第5ビットに「1」をセットしてトナー無しを
示し、メインルーチンに戻る。
【0036】図2に示すメインルーチンにおいては、S
2108でサブルーチン5の呼び出しが終了すると処理
はS2105に戻り、以上説明した処理を繰り返す。
【0037】以上、プリンタコントローラ130におけ
るトナー残量検知処理について説明した。上述した様
に、プリンタコントローラ130によって判断されたト
ナーカートリッジ150の有無、コネクタケーブル17
0の状態、トナー残量の有無は、ステータス信号STS
としてメインコントローラ110に通知される。以下、
該ステータスを受け取った際のメインコントローラ11
0における動作を、図8のフローチャートを参照して説
明する。
【0038】まずS2401で、STS信号の第6ビッ
トに「1」がセットされているかを判定する。この第6
ビットはトナーカートリッジ150の有無を示すビット
であるため、「1」がセットされていれば、S2402
で図10に示すメッセージ2(「トナーカートリッジが
入っていません」)をLCD120に表示する。S24
01で第6ビットが「0」であれば次にS2403で同
じくSTS信号の第5ビット「1」がセットされている
かを判定する。この第5ビットはトナー残量無しを示す
ビットであるため、「1」がセットされていれば、S2
404で図10に示すメッセージ1(「トナーカートリ
ッジを交換して下さい」)をLCD120に表示する。
【0039】そして同様に、S2405でSTS信号の
第4ビットが「1」か判定する。第4ビットはコネクタ
ケーブル170の異常を示すビットであるため、「1」
であればS2406で図10に示すメッセージ1(「コ
ネクタケーブルが異常です」)をLCD120に表示す
る。尚、この場合、トナー残量検知の磁気センサの故障
も考えられるので、表示するメッセージは例えば「トナ
ーセンサーが故障です」でも良い。
【0040】そして、STS信号の第6ビット,第5ビ
ット,第4ビットの全てが「0」である(何のステータ
スも立っていない)場合は、S2407で例えば日時表
示等のイニシャル表示を行なう。
【0041】なお、上述したプリンタコントローラ13
0の動作を示す各フローチャートにおいて、STS信号
の該当するビットを「1」にセットするステップでは、
他のビットは全て「0」にリセットされるものとする。
即ち、STS信号の第4,第5,第6ビットが同時に
「1」になることは無い。
【0042】以上説明したように本実施形態によれば、
トナーカートリッジカバーが開いている時の磁気センサ
160の電圧値を記憶しておき、トナーカートリッジカ
バーが閉じた時の同電圧値と比較することにより、トナ
ーカートリッジ150の装着の有無、あるいは磁気セン
サ160の故障、また、磁気センサ160とプリンタコ
ントローラ130を結ぶコネクタケーブル170の断線
/接続不良、等の種々の状態をオペレータに正確に報知
することができる。これにより、現在のプリンタ状況に
対するオペレータの正確かつ迅速な処置を可能にする効
果がある。
【0043】従って、コネクタケーブル170の断線/
接続不良時、あるいはトナーカートリッジ150の未装
着時における誤ったトナー残量検知を防止することがで
きるため、トナー残量が十分であるにもかかわらず、ト
ナーカートリッジをオペレータが交換してしまうことを
防止できる。従って、トナーカートリッジを無駄に消費
することを防止する効果も期待できる。
【0044】
【他の実施形態】なお、本発明は、複数の機器(例えば
ホストコンピュータ,インタフェイス機器,リーダ,プ
リンタなど)から構成されるシステムに適用しても、一
つの機器からなる装置(例えば、複写機,ファクシミリ
装置など)に適用してもよい。
【0045】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そ
のシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPU
やMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを
読出し実行することによっても、達成されることは言う
までもない。
【0046】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は
本発明を構成することになる。
【0047】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピディスク,ハードディス
ク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD
−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROMな
どを用いることができる。
【0048】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0049】さらに、記憶媒体から読出されたプログラ
ムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に
基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わ
るCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれることは言うまでもない。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
トナーカートリッジが未装着である場合のトナー残量検
知手段の出力値を予め記憶しておき、該トナー残量検知
手段の出力値が、該記憶した出力値以下になった時にト
ナーカートリッジが未装着であると判断することによ
り、トナー残量検知手段の感度のばらつきを補正して高
精度なトナーカートリッジ有無検知を実現することがで
きる。これにより、トナーカートリッジ有無を検知する
ための独立した手段を備える必要がなくなる。
【0051】また、トナー残量検知手段の出力が所定値
以下であれば、トナー残量検出手段と制御部を結ぶケー
ブルの断線ないしは接触不良と判断することにより、正
確な故障診断が可能となる。
【0052】また、上述したように判断された装置状態
をオペレータへ報知することにより、オペレータの迅速
かつ適切な処置を可能とする。
【0053】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一実施形態における画像処理装置
の構成を示すブロック図である。
【図2】本実施形態におけるトナー残量検知処理のメイ
ンルーチンを示すフローチャートである。
【図3】本実施形態におけるトナー残量検知処理のサブ
ルーチンを示すフローチャートである。
【図4】本実施形態におけるトナー残量検知処理のサブ
ルーチンを示すフローチャートである。
【図5】本実施形態におけるトナー残量検知処理のサブ
ルーチンを示すフローチャートである。
【図6】本実施形態におけるトナー残量検知処理のサブ
ルーチンを示すフローチャートである。
【図7】本実施形態におけるトナー残量検知処理のサブ
ルーチンを示すフローチャートである。
【図8】本実施形態におけるトナー残量メッセージ表示
処理を示すフローチャートである。
【図9】本実施形態におけるトナー残量検知手段出力値
と、装置状態との関係を示す図である。
【図10】本実施形態における表示メッセージ例を示す
図である。
【図11】本実施形態におけるステータスビット割付例
を示す図である。
【符号の説明】
110 メインコントローラ 120 LCD 130 プリンタコントローラ 140 トナーカートリッジカバーセンサー 150 トナーカートリッジ 160 磁気センサ 131 シーケンス制御手段 132 A/D変換回路 133 トナーカートリッジ無し電圧値記憶部 134 トナー無しスレショルド電圧値記憶部 135 最高トナーカートリッジ無し電圧値記憶部 136 最高コネクタケーブル抜け電圧値記憶部

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子写真プロセスにより感光体上に形成
    された画像を着脱可能な収容器内の現像剤により現像し
    て画像形成を行なう画像処理装置であって、 前記収容器内の現像剤の残量を検知する残量検知手段
    と、 前記収容器が未装着である場合の前記残量検知手段の出
    力値を保持する第1の保持手段と、 前記残量検知手段の出力値を前記第1の保持手段に保持
    された値と比較することにより、前記収容器の装着の有
    無を判定する制御手段と、を有することを特徴とする画
    像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、前記残量検知手段の出
    力値が前記第1の保持手段に保持された値以下であった
    場合に、前記収容器が未装着であると判定することを特
    徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】 更に、前記残量検知手段の最低出力値を
    保持する第2の保持手段を有し、 前記制御手段は、前記残量検知手段の出力値を前記第2
    の保持手段に保持された最低出力値と比較することによ
    り、前記残量検知手段との接続状態を判定することを特
    徴とする請求項2記載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】 前記残量検知手段の最低出力値は、該残
    量検知手段において、前記制御手段と正常に接続されて
    いない場合の最高出力値であることを特徴とする請求項
    3記載の画像処理装置。
  5. 【請求項5】 前記制御手段は、前記残量検知手段の出
    力値が前記第2の保持手段に保持された最低出力値以下
    であった場合に、該残量検知手段は正常に接続されてい
    ないと判定することを特徴とする請求項4記載の画像処
    理装置。
  6. 【請求項6】 更に、前記収容器が未装着である場合の
    前記残量検知手段の最高出力値を保持する第3の保持手
    段を有し、 前記制御手段は、前記残量検知手段の出力値を前記第3
    の保持手段に保持された最高出力値と比較することによ
    り、前記収容器の装着の有無を判定することを特徴とす
    る請求項5記載の画像処理装置。
  7. 【請求項7】 前記制御手段は、前記残量検知手段の出
    力値が前記第3の保持手段に保持された最高出力値以上
    であった場合に、前記収容器が装着されていると判定す
    ることを特徴とする請求項6記載の画像処理装置。
  8. 【請求項8】 前記制御手段は、前記残量検知手段の出
    力値が所定値以上であった場合に、前記収容器内の現像
    剤の残量が十分であると判断することを特徴とする請求
    項1記載の画像処理装置。
  9. 【請求項9】 更に、前記制御手段による判定結果を報
    知する報知手段を有することを特徴とする請求項1乃至
    8のいずれかに記載の画像処理装置。
  10. 【請求項10】 前記報知手段はLCD表示を行なうこ
    とを特徴とする請求項9記載の画像処理装置。
  11. 【請求項11】 電子写真プロセスにより感光体上に形
    成された画像を着脱可能な収容器内の現像剤により現像
    して画像形成を行なう画像処理装置における画像処理方
    法であって、 前記収容器が未装着である場合に、残量検知手段により
    該収容器内の現像剤の残量を検知して該検知結果を保持
    する第1の検知工程と、 前記残量検知手段により、現在の前記収容器内の現像剤
    の残量を検知する第2の検知工程と、 前記第2の検知工程における検知結果と、前記第1の検
    知工程における検知結果とを比較することにより、前記
    収容器の装着の有無を判定する判定工程と、を有するこ
    とを特徴とする画像処理方法。
  12. 【請求項12】 前記判定工程においては、前記第2の
    検知工程における前記残量検知手段の出力値が、前記第
    1の検知工程における前記残量検知手段の出力値以下で
    あった場合に、前記収容器が未装着であると判定するこ
    とを特徴とする請求項11記載の画像処理装置。
  13. 【請求項13】 電子写真プロセスにより感光体上に形
    成された画像を着脱可能な収容器内の現像剤により現像
    して画像形成を行なう画像処理装置における画像処理の
    プログラムコードが格納されたコンピュータ可読メモリ
    であって、 前記収容器が未装着である場合に、残量検知手段により
    該収容器内の現像剤の残量を検知して該検知結果を保持
    する第1の検知工程のコードと、 前記残量検知手段により、現在の前記収容器内の現像剤
    の残量を検知する第2の検知工程のコードと、 前記第2の検知工程における検知結果と、前記第1の検
    知工程における検知結果とを比較することにより、前記
    収容器の装着の有無を判定する判定工程のコードと、を
    有することを特徴とするコンピュータ可読メモリ。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7466931B2 (en) 2005-05-26 2008-12-16 Samsung Electronics Co., Ltd. Apparatus and method for controlling laser scanning unit

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