JPH11166968A - レーダ装置の干渉検出装置 - Google Patents

レーダ装置の干渉検出装置

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JPH11166968A
JPH11166968A JP9333086A JP33308697A JPH11166968A JP H11166968 A JPH11166968 A JP H11166968A JP 9333086 A JP9333086 A JP 9333086A JP 33308697 A JP33308697 A JP 33308697A JP H11166968 A JPH11166968 A JP H11166968A
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JP
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frequency
radio wave
interference
reception
transmission
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JP9333086A
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English (en)
Inventor
Yasushi Aoyanagi
靖 青柳
Toshishige Fukuchi
稔栄 福地
Kei Inoue
圭 井上
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Furukawa Electric Co Ltd
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の電波が存在することによる電波の干渉
を確実に検出する。 【解決手段】 スペクトラム拡散変調によって帯域を拡
散された電波を送信し、該電波に基づく物体10からの
反射波を受信するとともに逆拡散して、物体を検出する
レーダ装置において、制御処理部11は、搭載される車
両固有に割り付けられている情報から作成した乱数に基
づくタイミングで、VCO12の周波数及びPN符号器
15のPN符号をランダムに変更し、アップコンバータ
17から拡散した電波を送信させ、ダウンコンバータ2
0で受信したこの変更された各電波に基づいて電波の干
渉を検出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、送信された電波に
基づく物体からの反射波を受信して、物体との相対速度
測定、物体までの距離測定を行うレーダ装置に設置さ
れ、電波の干渉を検出する干渉検出装置に関し、特に自
動車に用いるレーダ装置の干渉検出装置に関する。
【0002】
【関連する背景技術】従来、一般的な無線設備において
は、同一周波数帯を利用する他の無線設備との干渉を考
慮した設計のものがあった。例えば、固定して使用され
る無線設備においては、近接した無線設備同士が異なる
周波数になるように、周波数割り当てを適切に行うこと
で、他の無線設備との干渉を防いでいた。また、携帯電
話のような移動体用無線通信システムにおいては、割り
当てられたいくつかの周波数(チャネル)を、このチャ
ネル数よりもはるかに多くの移動局で共用しているが、
移動局は通信を必要とするときにだけ、基地局の制御に
基づいて、チャネルを使用(電波を送信)しているた
め、すなわち、チャネルを各移動局が時分割で利用して
いるために移動局同士の干渉を防ぐことができていた。
【0003】また、最近では、自動車用レーダ装置の必
要性が高まっている。そこで、このようなレーダ装置に
無線設備を利用したものが提案されており、この場合も
上記無線設備と同様に、他のレーダ装置との干渉を考慮
する必要性が生じていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記レーダ
装置では、移動体に搭載される関係上、全てのレーダに
固有の周波数を割り当てなければ干渉を防ぐことはでき
ないが、自動車の台数は膨大であるため、上記固定無線
設備のような固有の割り当ては困難となるという問題点
があった。
【0005】また、上記レーダ装置を使用するときに
は、基本的に連続的に電波を送信するために、上記移動
体用無線通信設備のような周波数の時分割利用は困難と
なるという問題点があった。例えば、周波数を時分割利
用する方式、すなわち電波を間欠的に送信する方式でレ
ーダを機能させることができたとしても、自動車用レー
ダ装置は、自立型であるために、上記移動体用無線通信
設備のように基地局による移動局(自動車)の統合管理
は現実的ではなかった。
【0006】また、上記レーダ装置では、船舶・航空機
用レーダと較べて、狭い領域(道路)に複数のレーダが
存在するとともに、前方監視の場合が多いので、各レー
ダは同程度のスピードで走行しながら、同一方向に電波
を発射し続けるため、他のレーダとの強い干渉が長時間
連続して生じるという問題点もあった。さらに、上記レ
ーダ装置では、遠方で反射した弱いレベルの反射波も、
近傍で反射した強いレベルの反射波も受信できるよう
に、広いダイナミックレンジを持つ受信回路が用いられ
ている。しかも、上記レーダ装置では、ある程度のレベ
ル差のある信号が同時に受信されても、それぞれを受信
できるように構成されている。しかしながら、従来技術
によるレーダ装置では、干渉を避けられないため、例え
ば図3に示すような場合には、移動局Aは、移動局Bか
らの必要な信号bの他に、他の移動局Cの電波に基づく
移動局Dからの強い干渉信号dを同時に受信してしま
い、弱いレベルの信号aを検出できなくなってしまうと
いう問題点もあった。
【0007】本発明は、上記問題点に鑑みなされたもの
で、複数の電波が存在することによる電波の干渉を検出
することができるレーダ装置の干渉検出装置を提供する
ことを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明では、送信した電波に基づく物体からの反射
波を受信して、該物体を検出するレーダ装置において、
所定の周波数変更規則に基づいて電波の送信周波数及び
受信周波数の変更を制御する制御処理部からなる周波数
変更手段と、前記制御に応じて複数の送信周波数の中か
ら所定の送信周波数を設定し、該所定送信周波数の電波
を送信する周波数可変発振器(以下、「VCO」とい
う)及びアップコンバータからなる送信手段と、前記制
御に応じて複数の受信周波数の中から所定の受信周波数
を設定し、該所定受信周波数の電波を受信し、前記変更
された各周波数の受信信号を得るVCO及びダウンコン
バータからなる受信手段と、前記各周波数の受信信号に
基づいて電波の干渉を検出する制御処理部からなる干渉
検出手段とを備えたレーダ装置の干渉検出装置が提供さ
れる。
【0009】すなわち、この干渉検出装置では、電波の
送信周波数及び受信周波数を可変にして、所定周波数変
更規則に基づいて上記送信周波数及び受信周波数を、例
えば所定タイミングでランダムに変更して、順次電波を
送信するとともに、受信周波数が変更された各電波を受
信して、電波の干渉検出を可能にする。また、本発明で
は、送信手段による電波の送信を禁止させ、送信禁止中
に所定受信周波数の電波を受信して、電波の干渉を検出
することも可能である。
【0010】上記干渉検出装置は、例えば直接拡散方式
のスペクトラム拡散変調技術によるレーダに用いること
が可能であり、疑似雑音信号(以下、「PN符号」とい
う)によって帯域拡散及び逆拡散する電波の送信周波数
及び受信周波数を変更して、順次電波を送信し、これら
変更された各電波を受信し、かつPN符号で逆拡散され
た電波に基づき電波の干渉を検出している。
【0011】また、制御処理部は、所定タイミングで電
波の送信周波数及び受信周波数をランダムに変更するこ
とが好ましい。上記レーダ装置を自動車に搭載する場合
には、上記乱数には、搭載される車両固有に割り付けら
れている情報に基づく乱数を用いることが好ましい。上
記車両固有に割り付けられている情報には、例えばレー
ダに割り付けられている無線局呼出符号を用いることが
好ましい。
【0012】また、上記乱数には、上記搭載される各車
両が一致し得ない状態に基づく乱数系列を用いることが
好ましい。さらに制御処理部は、異なる周波数で測定し
た複数回の測定結果に基づいて電波の干渉を検出するこ
とで、電波干渉による異常を認識することが可能にな
る。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明に係るレーダ装置の干渉検
出装置を図1乃至図2の図面に基づいて説明する。図1
は、本発明に係る干渉検出装置の第1実施例の概略構成
を示すブロック図である。図において、本実施例の干渉
検出装置は、移動体、例えば自動車に搭載され、各種制
御及び入力する信号に対する演算処理を行う制御処理部
11と、制御処理部11に接続されてRF周波数の信号
fRFを出力するVCO12と、上記信号fRFを2つに分
配する分配器13と、中間周波数の信号fIFを発振する
発振器14と、制御処理部11に接続されてPN符号P
NTX,PNRXを発生させるPN符号器15と、帯域拡散
された信号fIFTXを出力する拡散器16と、上記信号f
RFTXを出力するアップコンバータ17と、送信用アンテ
ナ18と、受信用アンテナ19と、中間周波数帯の信号
fIFRXを出力するダウンコンバータ20と、上記信号f
IFRXを逆拡散する逆拡散器21と、逆拡散により狭帯域
にパワーが集中した信号を検出する信号検出器22とか
ら構成されている。
【0014】VCO12は、出力する信号fRFをn通り
(nチャネル)に変化させることができ、制御処理部1
1の制御によって、上記nチャネルのRF周波数の中か
ら、選択された所望チャネルの信号fRFを分配器13へ
出力する。なお、上記信号fRFには、例えばミリ波帯の
信号が用いられる。各チャネルの周波数間隔は、送信す
る電波の帯域幅以上に設定することが望ましいが、上記
帯域幅以下であっても一定の効果は得ることができる。
また、チャネル数nについては、想定される干渉波の数
以上に設定することが望ましい。ただし、このように想
定した最大数の干渉を受ける状況は少ないため、チャネ
ル数をある程度少なく設定しても一定の効果は得られ
る。上記周波数間隔やチャネル数は、レーダの用途によ
って、どれだけの効果を期待するかに応じて決定され
る。すなわち、周波数間隔を広く、チャネル数も十分に
多く設定すれば、大きな効果が得られ、逆に周波数間隔
を狭く、チャネル数を少なくすれば、得られる効果は小
さくなり、干渉の影響を受ける可能性が高くなる。
【0015】制御処理部11は、上記周波数の変更制御
を、例えば一定のタイミングでランダムに設定チャネル
を変更することによって行う。なお、このランダムな値
を設定するためには、種々の方法が考えられるが、例え
ばOCC系列等からなる規則性や周期性のある擬似的な
乱数を用いる場合が考えられる。この場合には、他のレ
ーダの周波数変更のタイミングと自己の周波数変更のタ
イミングが一致し、干渉波の影響を受け続けてしまう可
能性がある。
【0016】そこで、上記規則性を複雑にしたり、上記
周期性を十分に長くしても、干渉波と上記周波数変更の
タイミングが一致する確率を十分に小さくすることがで
きる。しかし、本実施例では、自動車に搭載されること
を鑑み、各車両固有に割り付けられている情報、例えば
レーダに割り付けられている無線局呼出符号やドアロッ
クのリモコン装置に使われるIDコード等を、各車両固
有の乱数を決めるための初期値として、上記乱数を作成
する。また、本実施例では、上記各車両のそれぞれが一
致し得ない状態、例えば車両の走行速度、エンジン回転
数、走行距離等の各種センサ値を組み合わせて作成した
値に基づく乱数系列を用いることも可能である。
【0017】しかしながら、各車両が上記作成した乱数
に基づき、周波数変更の制御を行っても、ある期間、複
数の車両のレーダが同一のチャネル(周波数)に設定さ
れることが、容易に推定される。この場合には、次の周
波数変更のタイミングで互いに異なる周波数に設定され
るまで、干渉の影響を受けてしまうことになる。そこ
で、本実施例の制御処理部11では、異なるチャネルで
設定した複数回の測定結果(履歴)に基づき、干渉の影
響による異常、例えば追跡中のターゲットの測定値が急
に変化してしまう現象を検出するものとする。すなわ
ち、制御処理部11は、ほぼ同じ測定結果が続いている
中で、全く異なる測定結果が得られた場合に、異常測定
と判断して電波の干渉を認識することが可能になる。な
お、制御処理部11は、上記異常と判断した測定結果を
除去し、それ以外のほぼ同じ測定結果から物体(自動
車)10を検出することも可能である。
【0018】PN符号器15は、制御処理部11の制御
によって、所定のPN符号PNTX,PNRXを、拡散器1
6及び逆拡散器21へ出力する。なお、上記PN符号P
NTX,PNRXには、例えばM系列符号等が用いられる。
また、PN符号器15は、出力するPN符号の種類をn
通りに変化させることも可能で、例えば制御処理部11
の制御によって、上記n通りのPN符号の種類の中か
ら、選択された所望の種類のPN符号PNTX,PNRXを
出力する。
【0019】PN符号の数は、想定される干渉波の数以
上に設定することが望ましい。ただし、このように想定
した最大数の干渉を受ける状況は少ないため、選択でき
るPN符号の数をある程度少なく設定しても一定の効果
は得られる。選択できるPN符号の数は、レーダの用途
によって、どれだけの効果を期待するかに応じて決定さ
れる。すなわち、選択できるPN符号の数が多ければ、
大きな効果が得られ、逆に少なくすれば、得られる効果
は小さくなり、干渉の影響を受ける可能性が高くなる。
【0020】制御処理部11は、上記PN符号の種類の
変更制御を、例えば一定のタイミングでランダムに設定
種類を変更することによって行う。なお、このランダム
な値を設定するためには、種々の方法が考えられるが、
上記周波数の変更の場合と同様に、作成した乱数に基づ
き、そのランダムな値を設定し、かつ異なる種類で設定
したPN符号による測定結果に基づき、上記ある期間、
複数のレーダで同一のPN符号が設定された場合の干渉
の影響による異常を検出することも可能である。このた
め、制御処理部11内には、上記測定結果のデータを記
憶するための図示しないメモリが設けられている。
【0021】次に本実施例の干渉検出装置の動作を説明
する。まず、発振器14は中間周波数の信号fIFを、ま
たPN符号器15は制御処理部11の制御によって所定
種類の送信用PN符号PNTXを拡散器16へそれぞれ出
力する。拡散器16は、直接拡散方式を用いて、入力す
る送信用PN符号PNTXによって、中心周波数が信号f
IFと同一で、かつ広帯域に拡散された信号fIFTXを、ア
ップコンバータ17へ出力する。
【0022】VCO12は、制御処理部11によって変
更制御されたRF周波数の信号fRFを分配器13へ出力
する。上記信号fRFは、分配器13で2つに分配され、
一方はアップコンバータ17に入力され、他方はダウン
コンバータ20に入力される。アップコンバータ17
は、分配器13からの上記信号fRFに基づき、拡散器1
6からの送信信号fIFTXをRF帯の信号fRFTXに変換し
て、送信用アンテナ18に出力している。上記信号fRF
TXは、電波となって送信用アンテナ18から送信され
る。
【0023】送信された電波は、物体10で反射し、反
射波となって受信用アンテナ19で受信されて、受信信
号fRFRXとなってダウンコンバータ20に入力する。ダ
ウンコンバータ20は、分配器13からの上記信号fRF
に基づき、受信用アンテナ19からの受信信号fRFRXを
中間周波数帯の信号fIFRXに変換して、逆拡散器21へ
出力する。
【0024】逆拡散器21には、上記信号fIFRXの他
に、PN符号器15からの受信用PN符号PNRXも入力
されている。上記受信用PN符号PNRXは、送信用PN
符号PNTXと同一の符号によって生成されたもので、制
御処理部11の制御によって、上記送信用PN符号PN
TXに対して、所定時間T1だけ遅延されてPN符号器1
5から出力される。逆拡散器21は、上記信号fIFRXを
上記PN符号PNTXによって逆拡散し、この逆拡散後の
信号FIFRXを信号検出器22へ出力する。電波が送信さ
れ、物体10に反射してレーダ装置に戻ってくるまでの
時間T2が、上記遅延時間T1と一致した時、逆拡散器2
1の出力信号FIFRXは、拡散していたパワーが狭帯域に
集中した信号に変換される。この時、信号FIFRXの周波
数は、物体との相対速度によって生じたドップラ効果の
影響を受け、その周波数が増減することとなる。
【0025】信号検出器22は、上記パワーが狭帯域に
集中した信号FIFRXを検出して制御処理部11に知らせ
るとともに、上記信号FIFRXの周波数も計測して制御処
理部11に知らせる。なお、上記遅延時間T1と電波の
往復に要する時間T2が一致しない時には、信号FIFRX
は、パワーが集中せず、拡散したままの信号であるた
め、信号検出器22では検出される可能性が非常に低
い。
【0026】制御処理部11は、上記検出の履歴を順次
記憶し、異なるチャネルで設定した複数回の履歴に基づ
き、電波の干渉を検出する。また、制御処理部11は、
上記検出の知らせから、物体10の存在を認識させ、か
つ上記信号FIFRXの周波数の計測から物体10とレーダ
装置との間の相対速度を求めることができる。すなわ
ち、制御処理部11は、受信用PN符号PNRXの遅延時
間T1を、物体との測定距離を電波が往復するのに要す
る時間に設定すると、信号検出器22からの上記知らせ
の有無から、設定距離に物体が存在するかどうかを知る
ことができる。従って、制御処理部11は、上記遅延時
間T1の設定を順次切り替えて、測定したい領域の物体
の有無とその相対速度を調べることが可能となる。
【0027】このように本実施例では、送信周波数及び
受信周波数を所定規則に基づいて一定のタイミングでラ
ンダムに変更して物体を検出するので、図3に示したよ
うに干渉波と同時に、本来検出しなければならない物体
からの反射波を受信していた場合に、上記干渉波のパワ
ーが上記反射波に較べて著しく大きく、受信回路のダイ
ナミックレンジの問題で上記反射波が検出できない状態
の時でも、干渉波を検出することができ、かつ電波の干
渉を大幅に軽減して反射波を受信することができる。
【0028】また、本実施例では、送信周波数及び受信
周波数を変更するので、本発明を適用していない固定の
周波数のレーダとの間の干渉にも有効であり、上述した
効果を得ることができる。また、本実施例では、PN符
号を所定規則に基づいて一定のタイミングでランダムに
変更して物体を検出することが可能なので、干渉波を誤
って本来の反射波と誤認識する可能性を軽減し、干渉波
を確実に検出することができ、かつ検出したい物体から
の反射波を受信することができる。
【0029】また、本実施例では、送信周波数及び受信
周波数と同時にPN符号も、車両固有に割り付けられて
いる情報に基づいて作成された乱数を用いて変更するこ
とが可能なので、自動車用レーダに起因する問題を解決
して、上述した両者の効果を有することとなり、電波干
渉の異常による影響を軽減することも可能となる。ま
た、本実施例では、車両固有に割り付けられている情報
に基づいて送信周波数及び受信周波数とPN符号を変更
するので、各車両固有の送信周波数及び受信周波数とP
N符号の変更が可能となる。
【0030】さらに、本実施例では、各車両が一致し得
ない状態に基づく乱数及び乱数系列を用いて送信周波数
及び受信周波数とPN符号の変更を行うので、自己の車
両と他の車両が用いる送信周波数及び受信周波数やPN
符号が一致する確率を大幅に低減することができる。ま
たさらに、本実施例では、制御処理部は異なる周波数で
測定し、かつ異なるPN符号で逆拡散した複数回の受信
信号の測定結果に基づいて物体を検出することが可能な
ので、電波干渉の異常による影響を著しく軽減すること
ができる。
【0031】また、図2は、本発明に係る干渉検出装置
の第2実施例の概略構成を示すブロック図である。図に
おいて、第1実施例と異なる点は、アップコンバータ1
7と送信用アンテナ18との間にスイッチ23を接続さ
せて、制御処理部11でオン/オフ制御するとともに、
ダウンコンバータ20から分岐した信号fIFRXを取り込
んで、その受信電力を検出して制御処理部11に出力す
る電力検出器24を設けた点である。なお、本発明の送
信禁止手段は、スイッチ23のオン/オフ制御に限ら
ず、例えばPN符号器15からの出力を停止するか又は
“0”を出力することで拡散器16からの出力を停止す
る、また例えば拡散器16とアップコンバータ17間又
は分配器13とアップコンバータ17間にスイッチを挿
入してオン/オフ制御する等の手段も可能である。
【0032】すなわち、制御処理部11は、第1実施例
と同様に、各車両固有に割り付けられている情報を、各
車両固有の乱数を決めるための初期値として、上記乱数
を作成する。制御処理部11は、電波を送信する前にス
イッチ23をオフ制御して電波の送信を禁止する。そし
て、制御処理部11は、上記作成した乱数に基づいてV
CO12を制御し、所定RF周波数の信号fRFを分配器
13を介してダウンコンバータ20に入力される。
【0033】受信用アンテナ19で受信された電波は、
受信信号fRFRXとなってダウンコンバータ20に入力す
る。ダウンコンバータ20は、分配器13からの上記信
号fRFに基づき、受信用アンテナ19からの受信信号f
RFRXを中間周波数帯の信号fIFRXに変換して、逆拡散器
21及び電力検出器24へ出力する。電力検出器24で
は、受信信号fRFRXの受信電力を検出して、その電力値
を制御処理部11に出力している。なお、上記受信信号
fRFRXは、逆拡散器21にも入力するが、PN符号が異
なり相関がとれる可能性は非常に少ない。
【0034】制御処理部11には、ノイズの受信電力値
よりも高い値で、かつ通常の物体検出の時に受信される
受信信号fRFRXに影響を与える受信電力値が、基準電力
値(閾値)として設定されている。制御処理部11は、
送信禁止状態の時に、電力検出器24から入力する電力
値と、上記基準電力値を比較する。ここで、上記電力値
が基準電力値より高い場合には、制御処理部11は、干
渉波の検出と判断して、上記作成した乱数に基づいてV
CO12を制御し、所定RF周波数の信号fRFを分配器
13を介してダウンコンバータ20に入力させ、再び電
力値の比較を行う。
【0035】また、上記電力値が基準電力値より低い場
合には、干渉による影響はないものと判断して、スイッ
チ23をオン制御して送信の禁止状態を解く。これによ
り、アップコンバータ17は、上記設定された所定RF
周波数の信号fRFに基づき、拡散器16からの送信信号
fIFTXをRF帯の信号fRFTXに変換して、送信用アンテ
ナ18に出力することができる。上記信号fRFTXは、電
波となって送信用アンテナ18から送信される。
【0036】送信された電波は、物体10で反射し、反
射波となって受信用アンテナ19で受信され、第1実施
例と同様に、ダウンコンバータ20、逆拡散器21及び
信号処理部22を介して制御処理部11での物体の検知
が可能となる。このように本実施例では、電波の送信を
行う前に、予め乱数に基づく所定の周波数で干渉波の受
信を行って、上記干渉波の存在を検出するので、干渉波
を確実に検出できて、干渉波の検出確度を向上できると
ともに、干渉波が検出された場合には、上記所定周波数
を迅速に変更することが可能となり、物体の検出確率も
向上できる。
【0037】また、本実施例では、第1実施例と同様
に、異なるチャネルで測定した複数回の履歴に基づいて
物体を検出するように設定すれば、選択した干渉のない
チャネルに同時に他のレーダが電波を送信したために生
じる干渉を検出することが可能となり、このため上記干
渉の影響による異常な測定結果を、異常測定として除去
することが可能となる。
【0038】なお、これら実施例では、直接拡散方式の
スペクトラム拡散レーダに適用した場合を説明したが、
本発明はこれに限らず、例えばFMCW方式等の他の方
式のレーダにも適用が可能であり、同様の効果を得るこ
とができる。また、これら実施例では、送信周波数及び
受信周波数と同時にPN符号を所定規則でそれぞれ変更
する組み合わせの場合を説明したが、本発明はこれに限
らず、例えば送信周波数及び受信周波数とPN符号を別
々のタイミングで変更することも可能であるし、また送
信周波数及び受信周波数の変更のみでレーダ装置を構成
することも可能である。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、送信
した電波に基づく物体からの反射波を受信して、該物体
を検出するレーダ装置において、所定の周波数変更規則
に基づいて前記送信される電波の送信周波数及び受信周
波数の変更を制御する周波数変更手段と、前記制御に応
じて複数の送信周波数の中から所定の送信周波数を設定
し、該所定送信周波数の電波を送信する送信手段と、前
記制御に応じて複数の受信周波数の中から所定の受信周
波数を設定し、該所定受信周波数の電波を受信し、前記
変更された各周波数の受信信号を得る受信手段と、前記
各周波数の受信信号に基づいて電波の干渉を検出する干
渉検出手段とを備えたので、複数の電波が存在すること
による電波の干渉を確実に検出することができ、かつ上
記干渉を軽減して物体を確実に検出する確率を高めるこ
とができる。
【0040】また、本発明では、送信した電波に基づく
物体からの反射波を受信して、該物体を検出するレーダ
装置において、所定の周波数変更規則に基づいて電波の
送信周波数及び受信周波数の変更を制御する周波数変更
手段と、前記制御に応じて複数の送信周波数の中から所
定の送信周波数を設定し、該所定送信周波数の電波を送
信する送信手段と、前記送信手段による電波の送信を禁
止する送信禁止手段と、前記送信禁止中に、前記周波数
変更手段の制御に応じて複数の受信周波数の中から所定
の受信周波数を設定し、該所定受信周波数の電波を受信
し、前記変更された各周波数の受信信号を得る受信手段
と、前記各周波数の受信信号に基づいて電波の干渉を検
出する干渉検出手段とを備えたので、複数の電波が存在
することによる電波の干渉を検出することができ、これ
により干渉の検出確率を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るレーダ装置の干渉検出装置の第1
実施例の概略構成を示すブロック図である。
【図2】同じく干渉検出装置の第2実施例の概略構成を
示すブロック図である。
【図3】自動車に搭載された従来のレーダ装置の動作を
説明するための模式図である。
【符号の説明】
10 物体(自動車) 11 制御処理部 12 周波数可変発振器(VCO) 13 分配器 14 発振器 15 PN符号器 16 拡散器 17 アップコンバータ 18,19 アンテナ 20 ダウンコンバータ 21 逆拡散器 22 信号検出器 23 スイッチ 24 電力検出器

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信した電波に基づく物体からの反射波
    を受信して、該物体を検出するレーダ装置において、 所定の周波数変更規則に基づいて電波の送信周波数及び
    受信周波数の変更を制御する周波数変更手段と、 前記制御に応じて複数の送信周波数の中から所定の送信
    周波数を設定し、該所定送信周波数の電波を送信する送
    信手段と、 前記制御に応じて複数の受信周波数の中から所定の受信
    周波数を設定し、該所定受信周波数の電波を受信し、前
    記変更された各周波数の受信信号を得る受信手段と、 前記各周波数の受信信号に基づいて電波の干渉を検出す
    る干渉検出手段とを備えたことを特徴とするレーダ装置
    の干渉検出装置。
  2. 【請求項2】 送信した電波に基づく物体からの反射波
    を受信して、該物体を検出するレーダ装置において、 所定の周波数変更規則に基づいて電波の送信周波数及び
    受信周波数の変更を制御する周波数変更手段と、 前記制御に応じて複数の送信周波数の中から所定の送信
    周波数を設定し、該所定送信周波数の電波を送信する送
    信手段と、 前記送信手段による電波の送信を禁止させる送信禁止手
    段と、 前記送信禁止中に、前記周波数変更手段の制御に応じて
    複数の受信周波数の中から所定の受信周波数を設定し、
    該所定受信周波数の電波を受信し、前記変更された各周
    波数の受信信号を得る受信手段と、 前記各周波数の受信信号に基づいて電波の干渉を検出す
    る干渉検出手段とを備えたことを特徴とするレーダ装置
    の干渉検出装置。
  3. 【請求項3】 スペクトラム拡散変調によって帯域を拡
    散された電波を送信し、該電波に基づく物体からの反射
    波を受信するとともに逆拡散して、該物体を検出するレ
    ーダ装置において、 所定の周波数変更規則に基づいて前記拡散される電波の
    送信周波数及び前記逆拡散される電波の受信周波数の変
    更を制御する周波数変更手段と、 前記制御に応じて複数の送信周波数の中から所定の送信
    周波数を設定し、該所定送信周波数の電波を送信する送
    信手段と、 前記制御に応じて複数の受信周波数の中から所定の受信
    周波数を設定し、該所定受信周波数の電波を受信し、前
    記変更された各周波数の受信信号を得る受信手段と、 前記各周波数の受信信号に基づいて電波の干渉を検出す
    る干渉検出手段とを備えたことを特徴とするレーダ装置
    の干渉検出装置。
  4. 【請求項4】 スペクトラム拡散変調によって帯域を拡
    散された電波を送信し、該電波に基づく物体からの反射
    波を受信するとともに逆拡散して、該物体を検出するレ
    ーダ装置において、 所定の周波数変更規則に基づいて前記拡散される電波の
    送信周波数及び前記逆拡散される電波の受信周波数の変
    更を制御する周波数変更手段と、 前記制御に応じて複数の送信周波数の中から所定の送信
    周波数を設定し、該所定送信周波数の電波を送信する送
    信手段と、 前記送信手段による電波の送信を禁止させる送信禁止手
    段と、 前記送信禁止中に、前記周波数変更手段の制御に応じて
    複数の受信周波数の中から所定の受信周波数を設定し、
    該所定受信周波数の電波を受信し、前記変更された各周
    波数の受信信号を得る受信手段と、 前記各周波数の受信信号に基づいて電波の干渉を検出す
    る干渉検出手段とを備えたことを特徴とするレーダ装置
    の干渉検出装置。
  5. 【請求項5】 前記周波数変更手段は、所定のタイミン
    グで前記送信周波数及び受信周波数をランダムに変更す
    ることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の
    レーダ装置の干渉検出装置。
  6. 【請求項6】 前記周波数変更手段は、所定の乱数に基
    づくタイミングで前記送信周波数及び受信周波数をラン
    ダムに変更することを特徴とする請求項5に記載のレー
    ダ装置の干渉検出装置。
  7. 【請求項7】 前記送信周波数及び受信周波数は、同じ
    周波数からなることを特徴とする請求項1から6のいず
    れかに記載のレーダ装置の干渉検出装置。
  8. 【請求項8】 前記レーダ装置の干渉検出装置は、車両
    に搭載され、前記乱数には、前記搭載される車両固有に
    割り付けられている情報に基づく乱数を用いることを特
    徴とする請求項6に記載のレーダ装置の干渉検出装置。
  9. 【請求項9】 前記車両固有に割り付けられている情報
    には、前記レーダに割り付けられている無線局呼出符号
    を用いることを特徴とする請求項8に記載のレーダ装置
    の干渉検出装置。
  10. 【請求項10】 前記乱数には、前記搭載される各車両
    が一致し得ない状態に基づく乱数系列を用いることを特
    徴とする請求項9に記載のレーダ装置の干渉検出装置。
  11. 【請求項11】 前記干渉検出手段は、異なる周波数で
    測定した複数回の測定結果に基づいて電波の干渉を検出
    することを特徴とする請求項1又は3に記載のレーダ装
    置の干渉検出装置。
  12. 【請求項12】 前記レーダ装置の干渉検出装置は、前
    記受信信号の受信電力を検出する受信電力検出手段を備
    え、前記干渉検出手段は、該検出された受信電力に基づ
    いて電波の干渉を検出することを特徴とする請求項2又
    は4に記載のレーダ装置の干渉検出装置。
  13. 【請求項13】 前記レーダ装置の干渉検出装置は、前
    記送信禁止が解除された時に、前記各周波数の受信信号
    に基づいて電波の干渉を検出する第2の干渉検出手段を
    備えたことを特徴とする請求項2又は4に記載のレーダ
    装置の干渉検出装置。
  14. 【請求項14】 前記第2の干渉検出手段は、異なる周
    波数で測定した複数回の測定結果に基づいて電波の干渉
    を検出することを特徴とする請求項13に記載のレーダ
    装置の干渉検出装置。
  15. 【請求項15】 前記レーダ装置の干渉検出装置は、前
    記各周波数の受信信号に基づいて物体を検出する物体検
    出手段を備えたことを特徴とする請求項1又は3に記載
    のレーダ装置の干渉検出装置。
  16. 【請求項16】 前記レーダ装置の干渉検出装置は、前
    記送信禁止が解除された時に、前記各周波数の受信信号
    に基づいて物体を検出する物体検出手段を備えたことを
    特徴とする請求項2又は4に記載のレーダ装置の干渉検
    出装置。
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