JPH11166839A - 車両用計器の検査方法および検査用接続ケーブル - Google Patents

車両用計器の検査方法および検査用接続ケーブル

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JPH11166839A
JPH11166839A JP36548797A JP36548797A JPH11166839A JP H11166839 A JPH11166839 A JP H11166839A JP 36548797 A JP36548797 A JP 36548797A JP 36548797 A JP36548797 A JP 36548797A JP H11166839 A JPH11166839 A JP H11166839A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
connector
inspection
signal
instrument
tachograph
Prior art date
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Pending
Application number
JP36548797A
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English (en)
Inventor
Sadayasu Arakawa
貞保 荒川
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DAIWA KEIKI KK
Original Assignee
DAIWA KEIKI KK
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Publication date
Application filed by DAIWA KEIKI KK filed Critical DAIWA KEIKI KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】車両用の計器を能率良く検査するための手段を
提供する。 【解決手段】車載の各センサーからの信号を受けて必要
事項を表示または記録するための計器の検査方法におい
て、信号の送信側と受信側間にコネクターを介して接続
ケーブルを挿入し、該ケーブル他端に導通コネクターを
係止接続して通常接続状態を維持させておき、検査時に
はこの導通コネクターを外して、検査機のコネクターを
係止することにより、各センサーからの信号を遮断する
とともに、検査機からの発生信号を計器に伝達して計器
の作動検査を行うことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、車両用の計器と
くにタコグラフや速度計およびタクシーメーターを検査
するための方法と、この検査時に使用する接続ケーブル
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、自動車などの車両には種々の
計器が取り付けられ、運転者がその計器を確認できるよ
うになっている。これらの計器は、正常に作動している
かどうかをチェックするため、必要に応じて検査が行わ
れるが、タコグラフ(車両速度等を記録する)などの場
合、センサーからの信号はコネクターを介して直接に計
器に伝達されており、また計器類はフロントパネル等に
取り付けられている。そのため、検査のときは検査機な
どを計器に接続するためには、この計器をパネルから取
り外して行うよりほかにないのが現状である。また、車
種によってこの計器の取付方法が異なるので、専門技能
者によって計器の着脱を行わねばならず、多くの時間と
労力を要していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記したように、従来
手段では検査の度に計器の着脱が必要となって非能率的
である。またこれら計器の検査はロードテスター等によ
り、実走行状態にて検査されるので、従来手段では簡単
に行うことができないものであった。本発明は、以上の
ような従来からの車両用の計器検査手段に関わる課題を
解決するために発明されたものであり、検査専用の接続
ケーブルを用いることにより、短時間で容易に計器の検
査を行う方法および接続ケーブルを提供することを目的
として開発されたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】課題を解決する手段とし
て本発明は、センサーからの信号を、別設のケーブルを
介して計器に供給し、このケーブル端に検査用の検査機
を接続するものとした。すなわち、車載の各センサーか
らの信号を受けて必要事項を表示または記録するための
計器の検査方法において、信号の送信側と受信側間にコ
ネクターを介して接続ケーブルを挿入し、該ケーブル他
端に導通コネクターを係止接続して通常接続状態を維持
させておき、検査時にはこの導通コネクターを外して検
査機のコネクターを係止することにより、各センサーか
らの信号を遮断するとともに、検査機からの発生信号を
計器に伝達して計器の作動検査を行う。本発明の一つは
以上の構成よりなる車両用計器の検査方法である。。ま
た、本発明の他の一つは、所定数の端子を有するコネク
ターAとB間において、その一部の端子間をケーブルに
て接続し、残りの端子間は別のコネクターCの端子間と
ケーブル接続するとともに、コネクターCに係止可能な
るコネクターDを設け、コネクターDは各端子の入口と
出口間を導通させて、コネクターDの着脱によって、コ
ネクターAB間における必要信号のON・OFFが可能
となるよう構成したことを特徴とする車両用計器検査用
接続ケーブルである。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明を使用するには、まず準備
としてケーブルセッティングを行う。車両には各センサ
ーが設けられ、これらのセンサーからの信号はコネクタ
ー接続にてタコグラフや速度計などの計器へと供給さ
れ、各表示や記録などが行われている。このコネクター
を分離し、本発明による検査用の接続ケーブルを各々の
コネクターに接続する。この接続ケーブル他端のコネク
ターCは運転席のフロントパネル適所に露出させて取り
付ける。このコネクターCはこのままでは導通がないの
で、内部配線にて導通状態としたコネクターC’をコネ
クターCに係止接続させる。この状態のとき、センサー
からの信号は各コネクターを介してタコグラフ等の計器
へ供給される。以上でケーブルセッティングが完了す
る。計器検査のときは、コネクターC’をコネクターC
より取り外し、検査用の検査機に設けられているコネク
ターDをコネクターCに接続する。このときセンサーか
らの信号は遮断されて、計器電源等のみが計器へと供給
される状態となり、検査機からの信号がセンサーからの
信号の代わりに計器に供給可能な状態となっている。そ
して検査機を作動させると、各センサーの正常作動時と
同等の信号が計器へと供給されて、その計器表示や記録
などの状態を確認し、計器が正常に作動するかをチェッ
クすることができる。従って、従来手段のように、検査
の都度、計器をパネルから取り外すことなく、いつでも
手軽に計器検査を行うことができる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。図
において、1はタコグラフ、2はタコグラフに設けられ
ているコネクターA、3はコネクターAに係止されるコ
ネクターBである。コネクターBには、速度センサーか
らの信号、回転センサーからの信号、バッテリーか
らの速度表示灯出力、タコグラフに電力を供給するた
めの電源などが結線される。4は本発明による接続ケ
ーブルに用いるコネクターA’、5はコネクターB’、
6はコネクターC、7はコネクターC’である。コネク
ターA’はコネクターAに、またコネクターB’はコネ
クターBに各々係止可能であり、コネクターCはコネク
ターC’に係止可能である。8はケーブル線で、被覆コ
ードを複数本束ねて形成され、コネクターのA’、
B’、Cに各コードが接続している。9は電気式のタコ
グラフ検査機で、パルス発振回路を内蔵している。10
はコネクターDで、タコグラフ検査機に接続され、コネ
クターCと係止可能である。なお検査機を用いて検査す
るのは、速度表示、回転表示、速度表示灯なので、これ
ら以外の信号等は検査に不要のため、ケーブル線8を介
さずコネクターB’よりA’へ直に伝達される。
【0007】本発明の概要については前述したが、本例
ではセンサー信号等を受けるコネクターAおよびBの信
号のうち、必要分のみをコネクターCへ供給し、他の信
号はコネクターA’とB’間へ直接に伝達するようケー
ブル接続を行っている。すなわち、コネクターCへは検
査に関係ある信号等のみが結線され、コネクターC’は
その内部の必要部分を導通状態とした。各コネクターは
図3にて示すように、複数個の端子が並設され、上段と
下段の対応する端子は入力と出力の関係にある。そして
一般的使用形態としては、コネクターの背面へはコード
が挿入接続されるが、コネクターC’の場合は内部導通
が目的のため、適当長のU形コードをコネクター背面よ
り差し込んで接続し、上下の端子間を導通する方法を用
いている。この方法により、コネクターCを介さない信
号はコード長を短くすることができて、ケーブル構造を
簡略化することができる。本例では速度表示灯出力を3
灯用いているが、コネクター端子数ならびにコネクター
Cの導通端子数は必要に応じてコネクター選択等により
増減させて用いることができる。以上のごとく、本発明
によってタコグラフ等の計器を効率よく検査することが
できる。
【0008】
【発明の効果】本発明によれば、タコグラフなどの検査
時において、計器をパネルから取り外すことなく検査機
を接続して検査することができて、時間・労力ともに大
幅に減少させることのできる、有用なる計器検査手段を
提供することができる。とくにタコグラフ取付義務のあ
る大型トラックの記録検査において大きな効果を発揮す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の検査方法における各機器接続系統図
【図2】本発明のコネクターC’の背面の端面説明図
【図3】本発明の接続ケーブルおよびコネクター端面の
説明図
【図4】本発明のコネクターのCとC’およびDにおけ
る端子接続説明図
【符号の説明】
1 タコグラフ 2 コネクターA 3 コネクターB 4 コネクターA’ 5 コネクターB’ 6 コネクターC 7 コネクターC’ 8 ケーブル線 9 タコグラフ検査機 10 コネクターD 11 コネクター背面導通線 速度センサー信号 回転センサー信号 速度表示灯出力 タコグラフ電源 ▲a▼ タコグラフ側結線 ▲b▼ 車両側結線 ▲c▼ 検査機側信号結線

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車載の各センサーからの信号を受けて必要
    事項を表示または記録するための計器の検査方法におい
    て、信号の送信側と受信側間にコネクターを介して接続
    ケーブルを挿入し、該ケーブル他端に導通コネクターを
    係止接続して通常接続状態を維持させておき、検査時に
    はこの導通コネクターを外して、検査機のコネクターを
    係止することにより、各センサーからの信号を遮断する
    とともに、検査機からの発生信号を計器に伝達して計器
    の作動検査を行うことを特徴とする車両用計器の検査方
    法。
  2. 【請求項2】所定数の端子を有するコネクターAとB間
    において、その一部の端子間をケーブルにて接続し、残
    りの端子間は別のコネクターCの端子間とケーブル接続
    するとともに、コネクターCに係止可能なるコネクター
    Dを設け、コネクターDは各端子の入口と出口間を導通
    させて、コネクターDの着脱によって、コネクターAB
    間における必要信号のON・OFFが可能となるよう構
    成したことを特徴とする車両用計器検査用接続ケーブ
    ル。
JP36548797A 1997-12-02 1997-12-02 車両用計器の検査方法および検査用接続ケーブル Pending JPH11166839A (ja)

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JP36548797A JPH11166839A (ja) 1997-12-02 1997-12-02 車両用計器の検査方法および検査用接続ケーブル

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JPH11166839A true JPH11166839A (ja) 1999-06-22

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ID=18484383

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JP36548797A Pending JPH11166839A (ja) 1997-12-02 1997-12-02 車両用計器の検査方法および検査用接続ケーブル

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