JPH11166431A - 内燃機関の可変圧縮装置 - Google Patents
内燃機関の可変圧縮装置Info
- Publication number
- JPH11166431A JPH11166431A JP9369881A JP36988197A JPH11166431A JP H11166431 A JPH11166431 A JP H11166431A JP 9369881 A JP9369881 A JP 9369881A JP 36988197 A JP36988197 A JP 36988197A JP H11166431 A JPH11166431 A JP H11166431A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- container
- passage
- during
- combustion chamber
- adjusted
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/10—Internal combustion engine [ICE] based vehicles
- Y02T10/12—Improving ICE efficiencies
Abstract
(57)【要約】
【課題】吸気行程においてのポンプロスの低減と、圧縮
行程における吸入されたガスの量の調整。 【解決手段】可動調整体（１０）による内容積の調整が
可能な容器（９）を、通路（１１）を通して燃焼室
（１）と接続する。そして通路（１１）を開閉する弁
（１２）が設けられている。吸気行程で吸入したガスを
圧縮行程で調整するものであり、圧縮行程の一時期に燃
焼室（１）から容器（９）へのガスの移動量で実圧縮比
を調整することを特徴としている。ガスの移動量は、通
路（１１）の開閉時期が一定なら、容器（９）の内容積
で決まる。
行程における吸入されたガスの量の調整。 【解決手段】可動調整体（１０）による内容積の調整が
可能な容器（９）を、通路（１１）を通して燃焼室
（１）と接続する。そして通路（１１）を開閉する弁
（１２）が設けられている。吸気行程で吸入したガスを
圧縮行程で調整するものであり、圧縮行程の一時期に燃
焼室（１）から容器（９）へのガスの移動量で実圧縮比
を調整することを特徴としている。ガスの移動量は、通
路（１１）の開閉時期が一定なら、容器（９）の内容積
で決まる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関の吸期行
程で吸入したガスの量を、圧縮行程中に調整する方法に
関するものである。
程で吸入したガスの量を、圧縮行程中に調整する方法に
関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来の技術は、ガソリンエンジンの場
合、スロットルバルブによる吸入ガスの量調整であるた
めに、スロットルバルブ自体が抵抗となりポンプロスと
なっていた。特に、低回転ほどポンプロスは大きかっ
た。また、自然吸気ディーゼルエンジンの場合、出力調
整は燃料噴射量だけであった。
合、スロットルバルブによる吸入ガスの量調整であるた
めに、スロットルバルブ自体が抵抗となりポンプロスと
なっていた。特に、低回転ほどポンプロスは大きかっ
た。また、自然吸気ディーゼルエンジンの場合、出力調
整は燃料噴射量だけであった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】吸期行程におけるポン
プロスの低減と、圧縮行程中における吸入されたガス量
の調整。
プロスの低減と、圧縮行程中における吸入されたガス量
の調整。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記課題の解決策とし
て、本発明は、燃焼室と通路で接続された容器を燃焼室
外部に設ける。通路を開閉する弁が設置されている。容
器には、容器の内容積を可変するための可動調整体が設
けられている。本発明は、圧縮行程において燃焼室から
容器へのガスの移動量を、可動調整体による容器の内容
積調整と、燃焼室と容器とを接続する通路の開閉タイミ
ングにより調整しようとすることに関するものである。
て、本発明は、燃焼室と通路で接続された容器を燃焼室
外部に設ける。通路を開閉する弁が設置されている。容
器には、容器の内容積を可変するための可動調整体が設
けられている。本発明は、圧縮行程において燃焼室から
容器へのガスの移動量を、可動調整体による容器の内容
積調整と、燃焼室と容器とを接続する通路の開閉タイミ
ングにより調整しようとすることに関するものである。
【０００５】
【発明の実施の形態】図２は、スロットルバルブの無い
吸気管（２）から吸入されたガスを、圧縮行程初期にお
いて調整中の図である。開閉弁（１２）は、吸気行程中
期から圧縮行程中期までの一定の時間開いている場合
で、容器（９）の内容積に応じて燃焼室（１）から通路
（１１）を通って容器（９）へとガスが移動している図
である。この様に、可動調整体（１０）による内容積の
調整が可能な容器（９）を、燃焼室（１）に通路（１
１）を通して接続する。そして通路（１１）を開閉する
弁（１２）が設置されている。図２で容器（９）へ移動
したガスは、開閉弁（１２）が閉じることで保持され、
次回の吸気行程中期に燃焼室（１）へと放出される。
吸気管（２）から吸入されたガスを、圧縮行程初期にお
いて調整中の図である。開閉弁（１２）は、吸気行程中
期から圧縮行程中期までの一定の時間開いている場合
で、容器（９）の内容積に応じて燃焼室（１）から通路
（１１）を通って容器（９）へとガスが移動している図
である。この様に、可動調整体（１０）による内容積の
調整が可能な容器（９）を、燃焼室（１）に通路（１
１）を通して接続する。そして通路（１１）を開閉する
弁（１２）が設置されている。図２で容器（９）へ移動
したガスは、開閉弁（１２）が閉じることで保持され、
次回の吸気行程中期に燃焼室（１）へと放出される。
【０００６】
【発明の効果】圧縮行程でガスの量を調整するので、ガ
ソリンエンジンのスロットルバルブは不要になる。これ
により、吸気行程におけるポンプロスの低減と充填率の
向上。圧縮行程においてガスの量を調整するので、遅閉
じによるアトキンソンサイクルとなる。燃料の質に合っ
た実圧縮比に調整することができるので、レギュラーガ
ソリンとアトキンソンサイクル、ハイオクガソリンでオ
ットーサイクルにすることが可能となる。以上の様に、
実圧縮比を広い範囲で調整できるので、燃費、出力、燃
料の種類に幅広く対応できる。また、ガソリンエンジン
の場合、最も低公害化が可能な燃料濃度での全域運転を
可能とする。
ソリンエンジンのスロットルバルブは不要になる。これ
により、吸気行程におけるポンプロスの低減と充填率の
向上。圧縮行程においてガスの量を調整するので、遅閉
じによるアトキンソンサイクルとなる。燃料の質に合っ
た実圧縮比に調整することができるので、レギュラーガ
ソリンとアトキンソンサイクル、ハイオクガソリンでオ
ットーサイクルにすることが可能となる。以上の様に、
実圧縮比を広い範囲で調整できるので、燃費、出力、燃
料の種類に幅広く対応できる。また、ガソリンエンジン
の場合、最も低公害化が可能な燃料濃度での全域運転を
可能とする。
【図１】燃焼室上部より見た略図である。
【図２】図１のＡＡ断面図である。圧縮行程初期に、燃
焼室から容器内へガスが移動、調整中の図である。
焼室から容器内へガスが移動、調整中の図である。
１ 燃焼室 ２ 吸気管 ３ 排気管 ４ 吸気弁 ５ 排気弁 ６ プラグ ７ ピストン ８ カム ９ 容器 １０ 可動調整体 １１ 通路 １２ 通路を開閉する弁又は開閉弁
Claims (1)
- 【請求項１】 燃焼室（１）と燃焼室（１）外部の容器
（９）を、通路（１１）で接続。通路（１１）を開閉す
る弁（１２）が設置されている。容器（９）には、容器
（９）の内容積を可変するための可動調整体（１０）が
設けられている。以上の様に構成された可変圧縮装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9369881A JPH11166431A (ja) | 1997-12-02 | 1997-12-02 | 内燃機関の可変圧縮装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9369881A JPH11166431A (ja) | 1997-12-02 | 1997-12-02 | 内燃機関の可変圧縮装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11166431A true JPH11166431A (ja) | 1999-06-22 |
Family
ID=18495548
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9369881A Pending JPH11166431A (ja) | 1997-12-02 | 1997-12-02 | 内燃機関の可変圧縮装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11166431A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005076628A (ja) * | 2003-08-28 | 2005-03-24 | Osamu Nakada | 圧縮工程の時、下死点で開き上死点の手前の間で閉じる弁の、何も無い空間への通路の、開閉具合。 |
| KR100739550B1 (ko) * | 2001-12-11 | 2007-07-16 | 엘지전자 주식회사 | 다중용량 압축기 |
| CN102207026A (zh) * | 2010-03-31 | 2011-10-05 | 本田技研工业株式会社 | 带副燃烧室内燃机 |
| JP2011214531A (ja) * | 2010-03-31 | 2011-10-27 | Honda Motor Co Ltd | 副室付き内燃機関 |
| US8286597B2 (en) | 2008-05-04 | 2012-10-16 | Yasuhito Yaoita | Engine with a slidable valve |
-
1997
- 1997-12-02 JP JP9369881A patent/JPH11166431A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100739550B1 (ko) * | 2001-12-11 | 2007-07-16 | 엘지전자 주식회사 | 다중용량 압축기 |
| JP2005076628A (ja) * | 2003-08-28 | 2005-03-24 | Osamu Nakada | 圧縮工程の時、下死点で開き上死点の手前の間で閉じる弁の、何も無い空間への通路の、開閉具合。 |
| US8286597B2 (en) | 2008-05-04 | 2012-10-16 | Yasuhito Yaoita | Engine with a slidable valve |
| CN102207026A (zh) * | 2010-03-31 | 2011-10-05 | 本田技研工业株式会社 | 带副燃烧室内燃机 |
| JP2011214531A (ja) * | 2010-03-31 | 2011-10-27 | Honda Motor Co Ltd | 副室付き内燃機関 |
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