JPH11166163A - 感圧接着用積層体及び貼り付け方法 - Google Patents

感圧接着用積層体及び貼り付け方法

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JPH11166163A
JPH11166163A JP33548697A JP33548697A JPH11166163A JP H11166163 A JPH11166163 A JP H11166163A JP 33548697 A JP33548697 A JP 33548697A JP 33548697 A JP33548697 A JP 33548697A JP H11166163 A JPH11166163 A JP H11166163A
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JP
Japan
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pressure
sensitive adhesive
adherend
layer
laminate
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JP33548697A
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English (en)
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Shinya Sawamura
伸也 澤村
Tetsuo Takahashi
鉄夫 高橋
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DIC Corp
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Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd
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  • Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 事前の成形性と被着体に対する貼り付け作業
に耐えうる程度の剛性を備え、かつ従来の塗装塗膜と同
等の被覆性能を持つ感圧接着用積層体を得る。 【解決手段】 第一の構成は、着色樹脂層(a)、支持
体層(b)、粘着剤層(c)及び、剥離ライナー層
(d)を有する感圧接着用積層体であって、着色樹脂層
(a)及び、剥離ライナー層(d)が熱可塑性樹脂から
なり、支持体層(b)が熱可塑性樹脂、金属箔、金属網
又は熱可塑性樹脂と金属網の複合体で構成されることを
特徴とする感圧接着用積層体。第二の構成は前記した感
圧接着用積層体を事前に被着体の形状に合わせて成形し
た後、該被着体に貼り付けることを特徴とする感圧接着
用積層体の貼り付け方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】塗装にかわる被覆材であって
3次元曲面を被覆するための感圧接着用積層体に関す
る。特に自動車部品被覆に用いられる感圧接着用積層体
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の塗装に代わる手段として、80〜
200μm程度の基材厚みを有する着色塩ビ粘着フィル
ムの使用が考えられる。しかし、そのままでは、形状追
従性が悪いので、比較的フラットな面や単純な2次曲面
にしか使用することができない。このように通常の平ら
な粘着フィルムでは、貼付される被着体の形状に制約が
あり、複雑な形状の3次曲面に貼付することができない
という問題点があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は事前の
成形性と被着体に対する貼り付け作業に耐えうる程度の
剛性を兼ね備え、かつ従来の塗装塗膜と同等の被覆性能
を併せ持つ感圧接着用積層体を得ることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、鋭意検討
の結果、特定の着色樹脂層と支持体層と粘着剤層、及び
剥離ライナー層を有する感圧接着用積層体が問題を解決
する事を見いだし本発明を完成するに至った。
【0005】即ち、本発明の第一の構成は、着色樹脂層
(a)、支持体層(b)、粘着剤層(c)及び、剥離ラ
イナー層(d)を有する感圧接着用積層体であって、着
色樹脂層(a)及び、剥離ライナー層(d)が熱可塑性
樹脂からなり、支持体層(b)が熱可塑性樹脂、金属
箔、金属網又は熱可塑性樹脂と金属網の複合体で構成さ
れることを特徴とする感圧接着用積層体である。又、本
発明は、前記した積層体に於いて、粘着剤層(c)がポ
リアクリル樹脂系及び又はゴム系からなる感圧接着用積
層体を含む。
【0006】更に、本発明の第二の構成は、前記した感
圧接着用積層体を事前に被着体の形状に予備附形した該
被着体に貼り付けることを特徴とする感圧接着用積層体
の貼り付け方法である。又、前記した方法であって、被
着体が自動車筐体センターピラー部上部T字型部分であ
る感圧接着用積層体貼り付け方法を含む。
【0007】
【発明の実施の形態】着色樹脂層(a)は、一般汎用の
熱可塑性樹脂が使用でき特に限定されるものではないが
易成形性、防汚性、耐擦傷、耐候性等が求められ、ポリ
オレフィン系樹脂、ポリメチルメタクリレート系樹脂、
ポリウレタン系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリカーボ
ーネート系樹脂、軟質及び半硬質ポリ塩化ビニル樹脂、
ポリ沸化ビニル、ポリ沸化ビニリデン等及びこれらの共
重合体等が用いられるがこれらに限定されるものではな
く、またこれらの組み合わせた多層フィルムであっても
よい。価格と環境対応の観点からポリオレフィン樹脂が
好ましく、ポリプロピレン樹脂が特に好ましい。
【0008】厚みは10〜500μmであり、好ましく
は50〜300μm、より好ましくは80〜200μm
である。また表面の平滑性は必要に応じて高光沢、低光
沢のものを適宜選択しても何ら差し支えない。又、積層
して用いられるので、コロナ放電処理又はプライマーが
コーテングされていても良い。
【0009】支持体層(b)は成形性、加工性に優れ、
且つその成形後にその形状を保持できるものが望まし
く、金属箔(アルミ箔、銅箔)、金属金網、ABS樹
脂、硬質塩化ビニル樹脂、非晶性ポリエステル樹脂、ポ
リオレフィン系樹脂等から適宜選択して用いることがで
きる。価格と形状保持の観点からアルミ箔、硬質塩化ビ
ニル樹脂、ポリプロピレン樹脂が特に好ましい。また着
色支持体層との接着方法としては熱ラミネーション法接
着剤を用いたドライラミネーション法を使用することが
できるがこれらに限定されるものではない。
【0010】粘着剤層(c)は、一般公知の粘着剤の中
から選択する事ができ、ゴム系、アクリル樹脂系粘着剤
等から適宜選択することができるが、これらに限定され
るものではない。粘着剤層の厚みは10〜100μmで
あり、20〜80μmが好ましく、30〜50μmが特
に好ましい。粘着剤の物性はJIS−Z−0237に記
載の標準測定条件下に於いて、貼り作業性の観点からj
dow法ボールタック8以下が好ましく、5以下が特に
好ましい。接着強度は9.8N/25mm以上、特には
19.6N/25mm以上が好ましい。また定荷重90
度剥離が10mm幅で300g荷重で、1時間後に0.
1mm以上30mm以下、好ましくは0.1mm以上2
0mm以下、特には0.1mm以上10mm以下である
ことが好ましい。
【0011】剥離ライナー層(d)は、剥離処理されて
いる熱可塑性樹脂フィルムであればその材質は特に限定
されるものではないが、ポリエステル樹脂、ポリオレフ
ィン樹脂、等が安価でよい。また成形時の温度によるが
樹脂の軟化温度は50〜200℃、好ましくは80〜1
50℃、より好ましくは120〜140℃である。フィ
ルムの厚みは10〜150μm、好ましくは25〜10
0μm、より好ましくは30〜75μmである。
【0012】実際に成形加工、実装されるまでの着色層
の保護を目的として表面保護層を設けてもよく、熱可塑
性樹脂、特に安価なものとして、ポリエチレン樹脂、ポ
リプロピレン樹脂のようなオレフィン系の樹脂が好まし
く用いられる。また低接着力の粘着剤が塗布されていて
もよい。
【0013】本発明に係る感圧接着用積層体の製造方法
は従来の公知の積層体の製造方法が適用できる。厚さ3
00μmの熱可塑性樹脂フィルム(着色ポリプロピレン
樹脂)と、金属箔(アルミ箔100μm)、または軟化
点温度が50℃以上200℃以下、好ましくは100℃
以上150℃以下、さらに好ましくは120℃以上15
0℃以下である熱可塑性樹脂フィルムを接着剤を用いて
ドライラミネート法で貼り合わせる。次に、剥離処理さ
れたOPPフィルムにアクリル樹脂系粘着剤をコーティ
ングし熱乾燥し溶剤を飛ばし後、熱可塑性樹脂フィルム
貼り合わせ、感圧接着用積層体を得た。
【0014】本発明に係わる感圧接着用積層体の貼付方
法は以下のごとく行われる。すなわち、予め樹脂の軟化
点温度以上に加温した、被着体の形状にあわせた所定の
型をセットしたプレス成形機に感圧接着用積層体をセッ
トし、プレス成型機にて感圧接着用積層体をプレス成形
する。次に予備成形された積層体の余白と裏面の剥離ラ
イナーを取り除く。予備成形された感圧接着用積層体の
粘着面を被着体の所定の位置に貼付する。
【0015】
【実施例】〔実施例1〕カーボンブラックで着色された
厚さ300μmの軟質塩化ビニル樹脂フィルムと、アル
ミニウム箔100μmをドライラミネート法にてディッ
クドライ接着剤LX75と架橋剤KW75を9:1の配
合比で混合し適宜溶剤で希釈したものを用いて貼り合わ
せた。次に、剥離処理された40μmのOPPフィルム
にアクリル樹脂系粘着剤(大日本インキ化学工業(株)
製粘着剤PSA−1010)をコーティングし熱乾燥し
溶剤を飛ばした後、前記した積層フィルムと貼り合わ
せ、感圧接着用積層体(1)を得た。
【0016】次に、被着体の形状にあわせた所定の型を
プレス成形機に取り付け、予め樹脂の軟化点温度以上に
加温した後、前記した感圧接着用積層体(1)をセット
し、プレス成形機にて感圧接着用積層体をプレス成形
し、予備成形された感圧接着用積層体を得た。次に予備
成形された感圧接着用積層体の余白と裏面の剥離ライナ
ーを取り除き、粘着面を被着体の所定の位置に貼り付け
た。貼り作業性、形状追従性、外観等の仕上がり、耐久
性を評価した結果を表1に示す
【0017】〔実施例2〕カーボーンブラックで着色さ
れた厚さ500μmの硬質塩化ビニル樹脂フィルムと、
アルミニウム箔50μmをドライラミネート法にてディ
ックドライ接着剤LX75と架橋剤KW75を9:1の
配合比で混合し適宜溶剤で希釈したものを用いて貼り合
わせた。次に、剥離処理された40μmのOPPフィル
ムにアクリル樹脂系粘着剤(大日本インキ化学工業
(株)製粘着剤PSA−1010)をコーティングし熱
乾燥し溶剤を飛ばした後、前記した積層フィルムと貼り
合わせ、感圧接着用積層体(2)を得た。実施例1と同
様の手順で予備成形及び被着体への貼り付けを行った。
【0018】〔実施例3〕カーボーンブラックで着色さ
れた厚さ300μmのポリプロピレン樹脂フィルムと、
アルミニウム箔100μmをドライラミネート法にてデ
ィックドライ接着剤LX75と架橋剤KW75を9:1
の配合比で混合し適宜溶剤で希釈したものを用いて貼り
合わせた。次に、剥離処理された40μmのOPPフィ
ルムにアクリル樹脂系粘着剤(大日本インキ化学工業
(株)製粘着剤PSA−1010)をコーティングし熱
乾燥し溶剤を飛ばした後、前記した積層フィルムと貼り
合わせ、感圧接着用積層体(3)を得た。実施例1と同
様の手順で予備成形及び被着体への貼り付けを行った。
【0019】〔実施例4〕カーボーンブラックで着色さ
れた厚さ300μmのABS樹脂フィルムと、アルミニ
ウム箔50μmをドライラミネート法にてディックドラ
イ接着剤LX75と架橋剤KW75を9:1の配合比で
混合し適宜溶剤で希釈したものを用いて貼り合わせる。
次に、剥離処理されたOPPフィルムにアクリル樹脂系
粘着剤をコーティングし熱乾燥し溶剤を飛ばした後、前
記した積層フィルムと貼り合わせ、感圧接着用積層体
(4)を得た。実施例1と同様の手順で予備成形及び被
着体への貼り付けを行った。
【0020】〔実施例5〕カーボンブラックで着色され
た厚さ100μmの軟質塩化ビニル樹脂フィルムと、厚
さ300μmのABS樹脂フィルムをドライラミネート
法にてディックドライ接着剤LX75と架橋剤KW75
を9:1の配合比で混合し適宜溶剤で希釈したものを用
いて貼り合わせた。次に、剥離処理された40μmのO
PPフィルムにアクリル樹脂系粘着剤(大日本インキ化
学工業(株)製粘着剤PSA−1010)をコーティン
グし熱乾燥し溶剤を飛ばした後、前記した積層フィルム
と貼り合わせ、感圧接着用積層体(5)を得た。実施例
1と同様の手順で予備成形及び被着体への貼り付けを行
った。
【0021】〔実施例6〕カーボンブラックで着色され
た厚さ300μmのポリプロピレンフィルムと、100
メッシュのステンレス金網をドライラミネート法にてデ
ィックドライ接着剤LX75と架橋剤KW75を9:1
の配合比で混合し適宜溶剤で希釈したものを用いて貼り
合わせた。次に、剥離処理された40μmのOPPフィ
ルムにアクリル樹脂系粘着剤(大日本インキ化学工業
(株)製粘着剤PSA−1010)をコーティングし熱
乾燥し溶剤を飛ばした後、前記した積層フィルムと貼り
合わせ、感圧接着用積層体(6)を得た。実施例1と同
様の手順で予備成形及び被着体への貼り付けを行った。
【0022】〔比較例1〕カーボンブラックで着色され
た厚さ300μmの軟質塩化ビニル樹脂フィルムと、剥
離処理された40μmのOPPフィルムにアクリル樹脂
系粘着剤(大日本インキ化学工業(株)製粘着剤PSA
−1010)をコーティングし熱乾燥し溶剤を飛ばした
ものを貼り合わせ、感圧接着用積層体(7)を得た。得
られた感圧接着用積層体(7)を所定の形状に打ち抜
き、予備成形せずに粘着面を被着体の所定の位置に貼り
付けた。しかしながら、形状追従性が悪くうまく貼れな
かった。また貼付した部分もあとから浮き剥がれが発生
したり、気泡が抜けず外観の見栄えが損なわれた。
【0023】〔比較例2〕比較例1で得られた感圧接着
用積層体(7)を用い、実施例1の手順に従い予備成形
及び被着体への貼り付けを行った。しかしながら、寸法
安定が悪く、予備成形物が収縮し、寸法が狂い被着体の
形状に充分に追従出来ず、しかも、後から浮きや剥がれ
が生じた。
【0024】〔比較例3〕カーボーンブラックで着色さ
れた厚さ100μmの軟質塩化ビニル樹脂フィルムと、
剥離処理された40μmのOPPフィルムにアクリル樹
脂系粘着剤(大日本インキ化学工業(株)製粘着剤PS
A−1010)をコーティングし熱乾燥し溶剤を飛ばし
たものを貼り合わせ、感圧接着用積層体(8)を得た。
実施例1の手順に従い予備成形及び被着体への貼り付け
を行った。しかしながら、寸法安定が悪く被着体の形状
に充分に追従出来ず、後から浮きや剥がれが生じた。
【0025】〔比較例4〕カーボーンブラックで着色さ
れた厚さ300μmのポリプロピレン樹脂フィルムと、
剥離処理された40μmのOPPフィルムにアクリル樹
脂系粘着剤(大日本インキ化学工業(株)製粘着剤PS
A−1010)をコーティングし熱乾燥し溶剤を飛ばし
たものを貼り合わせ、感圧接着用積層体(9)を得た。
実施例1の手順に従い予備成形及び被着体への貼り付け
を行った。しかしながら、寸法安定が悪く予備成形物が
収縮し寸法が狂い被着体の形状に充分に追従出来ず後か
ら浮きや剥がれが生じた。
【0026】〔比較例5〕カーボーンブラックで着色さ
れた厚さ300μmのABS樹脂フィルムと、剥離処理
されたOPPフィルムにアクリル樹脂系粘着剤をコーテ
ィングし熱乾燥し溶剤を飛ばしたものを貼り合わせ、感
圧接着用積層体(10)を得た。実施例1の手順に従い
予備成形及び被着体への貼り付けを行った。しかしなが
ら、寸法安定が悪く被着体の形状に充分に追従出来ず後
から浮きや剥がれが生じた。
【0027】〔比較例6〕実施例1で用いた積層体
(1)を予備成形しないこと以外は実施例1と同様にし
て被着体の所定の位置に貼り付けたが、被着体の形状に
うまく追従せず、又、しばらくして浮きや剥がれが発生
した。
【0028】〔試験項目〕 貼り作業性 所定の形状の被着体に対する貼り作業のし易さ(作業に
費やした時間)が ○:2分未満に外観に問題なく貼ることができた。 △:2分以上5分未満の時間を必要とした。 ×:5分以上の時間がかかってもきれいに貼ることがで
きなかった。
【0029】形状追従性 所定の形状をした透明の被着体にサンプルを貼り付け裏
面から被着体の接着表面積に対する接着面積率で評価し
た。 ○:接着面積の保持率が95%以上のもの。 △:接着面積の保持率が50%以上95%未満の範囲の
もの。 ×:接着面積の保持率が50%未満のもの。
【0030】形状追従性保持性 感圧積層体を貼り付けた所定の形状被着体を下記条件の
冷熱サイクルテストを行った後、被着体に対する接着面
積の保持率で評価した。評価条件は「80℃×11時間
→20℃×1時間→−30℃×5時間→20℃×1時間
→50℃×95%RH×5時間→20℃×1時間」を1
サイクルとし、これを5サイクル行った。 ○:接着面積の保持率が95%以上のもの。 △:接着面積の保持率が50%以上95%未満の範囲の
もの。 ×:接着面積の保持率が50%未満のもの。
【0031】寸法安定性 プレス成形した後の型形状維持率(収縮率) ○:成形加工絞り部の24時間後寸法収縮率が2%未満
のもの △:成形加工絞り部の24時間後寸法収縮率が2%以上
5%未満のもの ×:成形加工絞り部の24時間後寸法収縮率が5%以上
のもの
【0032】
【表1】
【0033】
【発明の効果】本発明によれば事前の成形性と、被着体
に対する貼り付け作業に耐えうる程度の剛性を兼ね備
え、且つ従来の塗装皮膜と同等の皮膜性能を併せ持つ感
圧接着用積層体を得ることが出来る。特に自動車筐体の
センターピーラー部上部のT型ゾーンの被覆に優れた性
能を示す。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 着色樹脂層(a)、支持体層(b)、粘
    着剤層(c)及び、剥離ライナー層(d)を有する感圧
    接着用積層体であって、着色樹脂層(a)及び、剥離ラ
    イナー層(d)が熱可塑性樹脂からなり、支持体層
    (b)が熱可塑性樹脂、金属箔、金属網又は熱可塑性樹
    脂と金属網の複合体で構成されることを特徴とする感圧
    接着用積層体。
  2. 【請求項2】 前記した粘着剤層(c)がポリアクリル
    樹脂系及び又はゴム系からなる請求項1に記載の感圧接
    着用積層体。
  3. 【請求項3】 請求項1、2のいずれかに記載の感圧接
    着用積層体を事前に被着体の形状に合わせて成形した
    後、該被着体に貼り付けることを特徴とする感圧接着用
    積層体の貼り付け方法。
  4. 【請求項4】 前記した被着体が自動車筐体センターピ
    ラー上部T字型部分である請求項3に記載の感圧接着用
    積層体の貼り付け方法。
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Cited By (4)

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