JPH11165819A - 構造物一体型自動倉庫 - Google Patents

構造物一体型自動倉庫

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Publication number
JPH11165819A
JPH11165819A JP33292597A JP33292597A JPH11165819A JP H11165819 A JPH11165819 A JP H11165819A JP 33292597 A JP33292597 A JP 33292597A JP 33292597 A JP33292597 A JP 33292597A JP H11165819 A JPH11165819 A JP H11165819A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
space
automatic warehouse
sprinkler
roof
web
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP33292597A
Other languages
English (en)
Inventor
Osamu Fukuda
修 福田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Murata Machinery Ltd filed Critical Murata Machinery Ltd
Priority to JP33292597A priority Critical patent/JPH11165819A/ja
Publication of JPH11165819A publication Critical patent/JPH11165819A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Cabinets, Racks, Or The Like Of Rigid Construction (AREA)
  • Warehouses Or Storage Devices (AREA)
  • Fire-Extinguishing By Fire Departments, And Fire-Extinguishing Equipment And Control Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 梁の上に設けられているスプリンクラー用の
配管や照明設備等を配設するための空間を梁の上から削
減することで、屋根の高さを変えることなく、物品を収
納するラックのスペースを広くとることができる構造物
一体型自動倉庫を提供することが課題である。 【解決手段】 本実施の形態の自動倉庫1は、所定の間
隔で前後(列)方向に並設される複数の支柱2と、それ
らに渡される梁3とが連結され建屋の一部を構成し、梁
3に左右(連)方向に貫通する空間10を設けることと
した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、前後方向に立設さ
れる複数の支柱と、それらに渡される梁とが連結され建
屋の一部を構成している構造物一体型自動倉庫に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】図4に示すように、従来のこの種の構造
物一体型自動倉庫31においては、前後方向に立設され
る複数の支柱32に渡される梁は、H形綱等の充腹梁3
3が用いられていた。そして、充腹梁33の上には、ス
プリンクラー用の配管や照明設備を配設するための空間
34が設けられ、屋根の高さ位置を全体的に高くする原
因になっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来の
複数の支柱と梁を連結させるラーメン構造の構造物一体
型自動倉庫では、スプリンクラー用の配管や照明設備等
を配置するための空間を確保するため、梁の位置を下げ
る必要があり、物品を収納するラックを低く抑える必要
があった。
【0004】本発明は、このような従来の技術に存在す
る問題点に着目して成されたものである。その課題は、
梁の上に設けられているスプリンクラー用の配管や照明
設備等を配設するための空間を削減することで、屋根の
高さを変えることなく、物品を収納するラックのスペー
スを広くとることができる構造物一体型自動倉庫を提供
することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
に、請求項1に記載の発明においては、梁のウエブに左
右方向に貫通する空間が設けられていることとした。
【0006】請求項2に記載の発明では、請求項1に記
載の発明において、貫通する空間がスプリンクラー用の
配管を配設するスペースを有することとした。又、請求
項3に記載の発明では、請求項1又は請求項2に記載の
発明において、梁は上下1組のT形部材と、上下に間隔
をあけて配置された1組のT形部材を連結する複数の平
板材とからなる非充腹梁であることとした。
【0007】従って、請求項1に記載の発明では、ウエ
ブに設けられた左右方向に貫通する空間がスプリンクラ
ー用の配管や照明設備等を配設するための空間となる。
【0008】請求項2に記載の発明では、請求項1に記
載の発明の作用に加えて、スプリンクラー用の配管位置
が、スプリンクラーヘッドが配置されているラックに近
づく。又、請求項3に記載の発明では、請求項1又は請
求項2に記載の発明の作用に加えて、ウエブを貫通する
空間の形成が容易になる。
【0009】
【実施の形態】本発明の構造物一体型自動倉庫の実施の
形態を図面を参照しながら以下に説明する。本実施の形
態の自動倉庫1は、所定の間隔で前後(列)方向に並設
される複数の支柱2と、それらに渡される梁3とが連結
されて建屋の一部を構成し、梁3には左右(連)方向に
貫通する空間10が設けられている。左右方向において
も、所定間隔をおいて支柱2が複数組並設されるととも
に、図示しない梁が渡されている。前後方向及び左右方
向の一番外側の支柱2には、壁が取り付けられるととも
に、梁3には、支持部材7を介して屋根9が取り付けら
れている。又、1対の支柱2の間の所定高さ位置には、
多数の物品支承桟5が設けられており、左右方向におい
て対向する1対の物品支承桟5によって、物品を収納す
る物品支承棚4を構成している。
【0010】梁3は、上下に間隔をあけた各弦材と、弦
材と弦材とを結合する複数の斜材とからなる非充腹梁で
あって、トラス構造にしている。上下の弦材として、T
形部材11,12が用いられ、斜材として、フラットバ
ー(平板材)13が用いられる。梁3の組立は、上下の
各T形部材11,12の各腹部15,15を所定間隔を
あけて対向するように配設し、各腹部15,15に複数
のフラットバー13を所定の三角形を形成するように溶
接することで行われる。上下のT形部材11,12とフ
ラットバー13とにより形成される空間は、梁3のウエ
ブ17を左右方向に貫通する空間10になる。そして、
この貫通する空間10は、スプリンクラー用の配管8や
照明設備16等を配設可能な大きさに設計することが肝
心である。
【0011】この左右方向に貫通する空間10にスプリ
ンクラー用の配管8や照明設備16等を配設すること
で、従来、梁3上に別設していた空間を取り除くことが
可能となる。この結果、梁3の高さ(梁せい)を多少高
くしても、スプリンクラー用の配管8や照明設備16等
をウエブ17の中に配設することで、梁3の下端から屋
根までの距離を短くすることができる。言い換えると、
屋根の高さを変えずに、梁3の下方にあるラック14が
占めるスペースを、梁3の下端から屋根までの距離を短
くした分だけ拡げることが可能となる。
【0012】なお、この発明は以下のようにして具体化
しても良い。本実施の形態の非充腹梁は、上下のT字型
の弦材に斜材を直接溶接するトラス構造としているが、
従来の梁の上に設けられているスプリンクラー用の配管
や照明設備等が配設できる左右方向に貫通する空間を有
していれば良く、強度が確保できれば、ウエブ17の形
状はどの様なものでも良い。例えば、上下のT字型の弦
材の長手方向に平板材を直交するように配置したもので
も良く、又、H形綱のウエブに左右方向に貫通する開口
を形成したものでも良い。更には、H形綱のウエブに、
横一列に連続する6角形の孔を形成したハニカムビーム
でも良い。
【0013】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0014】請求項1に記載の発明によれば、ウエブに
設けられる左右方向に貫通する空間をスプリンクラー用
の配管等の配設スペースとして有効活用することができ
る。このため、従来、梁の上に設けられていたスプリン
クラー用の配管や照明設備等を配設するための空間を削
減することが可能となる。つまり、屋根の高さが一定な
ら、空間を削減した分だけ、ラックが占めるスペースを
拡げることができる。この結果、屋根の高さを変えるこ
となく、物品を収納するラックのスペースを広く取るこ
とができる構造物一体型自動倉庫を提供することが可能
となる。
【0015】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
に記載の発明の効果に加えて、スプリンクラー用の配管
を、従来の梁の上に配置する場合に比べて、消火が必要
な物品収納棚により近づけることができる。この結果、
スプリンクラー用の配管からスプリンクラーヘッドまで
の配管長さを短くするこことができ、コストの低減が図
れる。
【0016】請求項3に記載の発明によれば、請求項1
又は請求項2に記載の発明の効果に加えて、T形部材と
複数の斜材とで組立てた非充腹梁とすることで、強度が
同じなら、従来の充腹梁に比べて鉄骨の使用量を減らす
ことができる。この結果、梁の軽量化を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の自動倉庫の要部正面図である。
【図2】本発明の自動倉庫の要部平面図である。
【図3】本発明の自動倉庫に用いられる梁の要部正面図
である。
【図4】本発明の自動倉庫に用いられる梁の要部側面図
である。
【図5】従来の自動倉庫の要部正面図である。
【符号の説明】
1 自動倉庫 2 支柱 3 梁 10 左右方向に貫通する空間 17 ウエブ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前後方向に立設される複数の支柱と、そ
    れらに渡される梁とが連結されて建屋の一部を構成して
    いる構造物一体型自動倉庫において、梁のウエブに左右
    方向に貫通する空間が設けられていることを特徴とする
    構造物一体型自動倉庫。
  2. 【請求項2】 貫通する空間がスプリンクラー用の配管
    を配設するスペースを有することを特徴とする請求項1
    に記載の構造物一体型自動倉庫。
  3. 【請求項3】 梁は上下1組のT形部材と、上下に間隔
    をあけて配置された1組のT形部材を連結する複数の平
    板材とからなる非充腹梁であることを特徴とする請求項
    1又は請求項2に記載の構造物一体型自動倉庫。
JP33292597A 1997-12-03 1997-12-03 構造物一体型自動倉庫 Pending JPH11165819A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33292597A JPH11165819A (ja) 1997-12-03 1997-12-03 構造物一体型自動倉庫

Applications Claiming Priority (1)

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JP33292597A JPH11165819A (ja) 1997-12-03 1997-12-03 構造物一体型自動倉庫

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11165819A true JPH11165819A (ja) 1999-06-22

Family

ID=18260352

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33292597A Pending JPH11165819A (ja) 1997-12-03 1997-12-03 構造物一体型自動倉庫

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JP (1) JPH11165819A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101440365B1 (ko) * 2014-01-20 2014-09-18 권영종 층고 확장식 컨테이너형 물류창고

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