JPH11165691A - ウエットスーツ - Google Patents

ウエットスーツ

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JPH11165691A
JPH11165691A JP10280901A JP28090198A JPH11165691A JP H11165691 A JPH11165691 A JP H11165691A JP 10280901 A JP10280901 A JP 10280901A JP 28090198 A JP28090198 A JP 28090198A JP H11165691 A JPH11165691 A JP H11165691A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 首部開口から人の出入りが可能でかつ柔軟性
に富むウエットスーツを提供する。 【解決手段】 上下方トランク部(12,14)と、襟
口(30)を有する首部(16)を有し、閉パネル(3
4)が襟口(30)の一部を構成するV字状のカット部
(38)を封じ、ホック(54)とループ(57)とが
閉パネル(34)を閉位置にとどめる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はウエットスーツ、特
に詳述すれば、ウエットスーツへの出入りを可能にする
伸張自在な襟口を備えるジッパーなしのウエットスーツ
に関する。
【0002】
【従来の技術】ジッパーを用いた出入口を有するウエッ
トスーツに対して、ジッパー無しのウエットスーツはそ
の柔軟性において優れる。ジッパーの部分はウエットス
ーツの比較的硬い部分を構成し、ある程度は柔軟ではあ
るが、その長さ方向には全然伸縮しない。たとえば、サ
ーフィンをする人(サーファー)が身をかがめると、ジ
ッパ式の出入口は背骨に沿い後方域に伸びず、身をかが
めようとするサーファーの能力に制約を加え、又ウエッ
トスーツを首やまたの部分でしめつけることになる。サ
ーファーが彼の背を弓なりにさせると、ジッパーの部分
が収縮せず、首の部分をしてサーファーの首の後側にの
り上げる形とさせる。ウエットスーツの設計者はジッパ
ーを理想よりわずかに短くするか或いは長くするかによ
り妥協した設計をする。
【0003】一つの設計としてジッパーをなくす試みで
あり、人がウエットスーツに出入り可能にさせるに充分
な伸びの能力を首部に与え、又、首まわりにぴったりと
する襟口を作ることにある。実開平7−6097号公報
(1995年1月27日付発行)は、ジッパー無しのウ
エットスーツを開示し、このウエットスーツは首部にV
字形のカット部をかつカット部に縫い付けた三角形のフ
アン状の布のついた前部を有す。ひも状の摘み布がカッ
ト部の上端に固定され、布製ファスナーが首まわりに摘
み布を保持させる摘みの布の使用はウエットスーツの防
水能力を高める。しかし、摘み布が、襟口を出入りのた
めに拡大させるが、首部に好ましくない大きさのものを
付けることになる。
【0004】米国特許第4,809,364号および第4,9
07,295号明細書にジッパー無しのウエットスーツを
開示しかつその背景が記述されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は前述した従来
技術の不具合を解消させることを解決すべき課題とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のウエットスーツ
は、基本的には、上下方トランク部と、脚とアーム
(腕)部とを有し、上下方トランク部の上側部分がウエ
ットスーツへの出入りをなす襟口を含む首部を形成する
ものである。該ウエットスーツは、襟口から該襟口の下
方の点へと延在するカット部と、人の首に密着する円形
の襟口を作りかつカット部をシールさせる閉パネルを備
える。カット部は開位置で閉パネルとともに襟口の一部
を形成し、閉パネルが閉位置であるときより開位置にあ
るときの方が襟口が大となる。ウエットスーツが比較的
に柔らかな弾性材料からなり、襟口が該襟口を介してウ
エットスーツの出入りを容易にさせる程度に拡がる。
【0007】本発明の重要な特徴はカット部がウエット
スーツの上方トランク部に限られていることにあり、閉
パネルが開位置のとき、襟口が人間の体の最っとも幅広
い部が通過できる程又はそれより低目に拡大可能であ
る。襟口の余分な拡大はない。これにより、ウエットス
ーツへの出入りは襟口を介して可能であり、カット部と
閉パネルはウエットスーツの柔軟性と防水性を維持する
に必要な最小寸法とさせ得る。
【0008】好ましくは、カット部は上方トランク部の
下方であって人のけんこう骨と協働するウエットスーツ
の後側の点へと延在する。この点で、拡大した襟口はウ
エットスーツへの出入りのための大きさであり、この開
口はウエットスーツの上方トランク部に制約され、快適
さと柔軟性を求めるウエットスーツの設計を簡単にさ
せ、閉パネルを介しての水洩れを最小にしかつ人の肩部
への水洩れを防止させることにより、ウエットスーツの
防水能力を改善させる。
【0009】本発明によれば、カット部はV字状にして
かつ襟口の下方に頂部(切り口の交る点)を有す。V字
状のカット部は十分に大きな開口を作り、襟口を介して
のウエットスーツの出入りを可能にしかつV字状カット
部の頂部で応力を消失させる。この目的のために、V字
以外のカット部形状を、該形状が応力を適当な補強部材
により正しく処理できる点で応力を隔離又は集中するも
のであれば、採用できよう。
【0010】本発明によれば、スポンジラバーパネルの
表裏にナイロン被覆したネオプレンパネルが、V字状カ
ット部の頂部からウエットスーツの下方かつ側方の領域
のウエットスーツ部位を補強し、応力集中を分散させる
ために設けられる。好ましくは、パネルは上方トランク
部の材料の引張り強度の約2倍の強度の材料とする。
【0011】本発明のウエットスーツはジッパー無しで
あるが、このジッパー無しはウエットスーツへの出入り
のための開口を拡大するために入口部にジッパーを付け
ていないということである。他の目的でジッパーを他の
部位に設け得る。好ましい実施例では、閉パネルはホッ
クとループファスナーにより密閉されるが、他のタイプ
のファスナーを、柔軟性と水溶性が良ければ使用でき
る。
【0012】本発明の上記目的、他の目的および利点は
本発明を実施する最良の形態についての次の記載から明
らかであり、添付図面と請求項は該記載の一部を構成す
る。
【0013】
【発明の実施の形態】添付図面に示す本発明の好ましい
実施形態を参照する。好ましい実施に関連させて本発明
を説明するが、勿論、本発明はこれら実施例に限定され
ることはない。請求項により特定される発明の概念、範
囲内に含まれる実施例、変形例を全て本願は含めるもの
である。
【0014】図1と2は、本発明のファスナー無しのウ
エットスーツ10の前面と後面を示す。ウエットスーツ
10は、下方トランク部12、上方トランク部14、首
部16、一体のアーム部18、一体の脚部20よりな
る。右肩部22、左肩部24、前方パネル26、および
後方パネル28は首部16を作りかつ襟口30を画定す
る。本発明は、首部16に特徴があり、ウエットスーツ
10の他の部分のデザインは図1と2に示されるものか
ら変え得る。一般に、トランク部12,14、首部1
6、アームと脚部18,20は、ウエットスーツに通常
使用される発泡繊維、ネオプレンや他の伸縮性に富む弾
性材等の異なるタイプの繊維材より作られる。好ましい
実施例において、前方パネル26、後方パネル28は日
本のヤマモト株式会社のジャージ/メッシュネオプレ
(7500−10、#39)で作るとよい。他の好まし
い材料として、ヘイワ株式会社のウルトラストレッチネ
オプレン、ヤマモト株式会社のベルクロプラッシュネオ
プレン、台湾のシエイコのネオプレン20Lが例示され
よう。
【0015】図3は後方パネル28、左後方挿入片3
4、右後方挿入片36を示す。左右の後方挿入片34,
36はウエットスーツの色を決める二つの片でありかつ
襟口30を直接決める挿入片34,36は近接して他の
首部材に固定される。後方パネル28は、V形カット部
38を有し、該カット部38が左右の縁40、42によ
り画定され、両縁40、42が頂部43で合流する。左
後方挿入片34は対応V字形のトランク部44、カラー
フラップ46およびループ51を含む短いカラー部48
を有し、これがベルクロ(Velcro)ファスナーのような
フックとループファスナーを形成する。トランク部44
は左側縁50と右側縁52を含む。
【0016】右後方挿入片36は、襟口を部分的に画定
する内側縁46′を有し、さらに、ループ57を有す。
V字形のカット部38が側縁40、42の結合により作
られる頂部43を有す。頂部43は、好ましくは、応力
分散のため点というより円弧となっている。カット部3
8は十分に大きく、かつ、人の肩のけんこう骨の下側に
相当する点へと延在し、襟口を十分に拡げさせ、襟口を
介してのウエットスーツを着たり脱いだりし易くさせ
る。
【0017】後方パネル28はネオプレンの如き材料か
らなる2個の形部49,49′と、形部49,49′に
接着されかつスポンジラバーパネルの表裏にナイロンを
被覆した補強用のネオプレンパネル45よりなる。ネオ
プレンパネル45は頂部の上から延在しかつパネル28
の両縁に横方向へと延在する。両パネル45と28が作
られる素材に関係なく、ネオプレンパネル45は十分な
高張力を備え、頂部43に集中する応力を分散させるの
が好ましい。
【0018】図4は後方パネル28と左後方挿入片34
を示す。右後方挿入片36は示されていない。左後方挿
入片34はホックストリップ54を有す。ホックストリ
ップ54は、左後方挿入片を右後方挿入片に対して閉じ
るためのベルクロ(Velcro)ファスナーのようなホック
とループファスナーの一部を形成する。ホックストリッ
プ54は破線56で示した領域内で左後方挿入片34に
接着されかつ縫い付けることで固定される。左後方挿入
片34はホックタブ58を有し、ホックタブ58がカラ
ー部48の縁まわりに縫い付けにより固定される。線6
0は、ホックタブ58がカラー部48に固定されようと
する部分を示す。
【0019】図5〜7は首部を作る順序を示す。図5に
おいて、右後方挿入片36が頂部43の曲部と一致する
下部縁47を有す。右後方挿入片36は縁42の部分と
縁40とに接着され、縫い付けられて、同平面を作る。
図中のクロスハッチングは縫い付けを示す。右後方挿入
片36のフラシテンのループ面57が外側に面す。
【0020】図6において、左後方挿入片34が縁50
に沿い側縁42に接着され、右後方挿入片36に対面さ
せる。左後方挿入片34が右後方挿入片36の外部に重
なり、そして、点58′から頂部43を通り縁40に沿
って点60へと二重に縫い付け(ステッチ)られる。縫
い付けはクロスハッチングにより示す。点60の上方で
は左後方挿入片34の縁52はパネル28に固定されな
い。
【0021】図7は後方パネル28の内側を示す。頂部
43で、台形のテープ片62が配される(実線は取りつ
け前)。テープ片62は、頂部43を覆う位置で、後方
パネル28、ネオプレンパネル64および右後方挿入片
36の部分に加熱圧着される。ジグザグステッチ64が
テープ片62取付前になされる。該ステッチが右後方挿
入片36とネオプレンパネル45の境を横切って延在
し、テープ片62がジグザグステッチ64の上に配さ
れ、ジグザグステッチ64を介しての水の移動を防ぐ。
補助的な補強テープ片66,68が縁40,42に沿う
縫い目の上に配される(実線は取りつけ前)。
【0022】図8は、襟口16を拡げた形のウエットス
ーツ10の上部を示す。左後方挿入片34は、ホックス
トリップ54とループファスナー57との分離により、
右後方挿入片36から分離されている。タブ58は、開
放位置で、右後方挿入片36の前方に位置する。開放さ
れた形で、襟口30は、左挿入片34の上縁72、左縁
42、および右縁46により画定されるややV字状の形
をなす。Vネックの襟口30は、左後方挿入片が右後方
挿入片に固定されかつ円形のカラー開口が形成されたと
きより大である。加えて、ウエットスーツのネオプレン
材料は、Vネックの襟口30をさらに拡大させるに充分
な引張りの度合いを有し、襟口30を介してウエットス
ーツを着たり、脱いだりすることを可能とさせる。
【0023】襟口30が身体の最も幅広な肩を通すに適
する大きさに開口しかつ拡げられるよう設計される。こ
の点に関し、後方パネルのカット部が後方パネルの下方
へ部分的に延在しかつウエットスーツの下方トランク部
へとは延在していない。
【0024】本発明のウエットスーツは、ウエットスー
ツの入口部が襟口に限定されるので"ネックエントリ"形
のウエットスーツと呼ばれる。襟口は、十分に拡げられ
たとき、首部に限られる。通常のウエットスーツは下方
のトランク部迄下向きに延在する開口を提供する。かく
して、本ウエットスーツは首から入る即ちネックエント
リ形ウエットスーツとして呼ばれよう。上方にトランク
部と首のカラーまわりの領域にV形の襟口を限定するこ
とにより、本発明のネックエントリ形ウエットスーツ
は、襟口を身体のまわりに拡げたとき頂部43で応力を
受ける。V字襟口の頂部と頂部43の下方のネオプレン
パネル(二重縁どり)がこの集中応力を分散させ、ウエ
ットスーツの疲労や摩耗、引きさきを最小とさせる。こ
れは図11と関連させて詳述されよう。
【0025】図9において、左後方挿入片34は右後方
挿入片36上に閉じられる。図10において、タブ58
がカラー部48のホックタブ51上にシールされた形で
閉じられる。この閉位置で首部16は実質的に小さな円
形の襟口30を形成し、人の首まわりをシールする。図
10は、左後方挿入片34のカラーフラップ46が前方
パネル26の縁90と縁92に沿い右後方挿入片36に
固定される。
【0026】図11に示す如く、左後方挿入片34と後
方パネル28のカット部は上方トランク部、好ましく
は、人間の肩のけんこう骨と協働する後方パネル28の
面に制限される。カット部を上方トランク部に限定する
ことにより、挿入片のベルクロ(Velcro)ファスナーを
介して起る水洩れは上方トランク部に限られる。加え
て、水洩れは、両肩のけんこう骨間の領域へのウエット
スーツのぴったりとした着用により上方のトランク部で
遮断される。言い換えれば、水洩れは下方トランク部内
へと下へ降りていかない。何故なら、ウエットスーツは
肩のけんこう骨領域で密着しているからである。それ故
に、カット部下方とウエットスーツの下方トランク部の
上方とで、上方トランク部の上部同様に、ウエットスー
ツの柔軟性と水密性が完全に保たれる。
【0027】加えて、首部にウエットスーツの入口を限
定することにより、ウエットスーツの形が人の体に最大
限一致させ得る。左右後方挿入片は全ての方向で完全に
柔軟にしてかつこの柔軟性を制限する部材はホックとル
ープファスナーおよび縫い付け部材であるが、これらは
必要な程度の柔らかさは持っている。実際、縫い付け、
ホックとループファスナーは身体に密着するに充分な柔
らかさはある。一方、通常のジッパーは体形にウエット
スーツを合わせるのに適した柔さに欠ける。本発明は入
口のところでジッパーを使用しないことにより、ウエッ
トスーツの柔軟性、身体へのここちよい密着性を最大と
させる。ウエットスーツの柔軟性や身体へのウエットス
ーツの密着性の利点はウエットスーツの水密性を改良で
きることにある。挿入片の最小寸法、改良された形、高
められた柔軟性の挿入片の設計はパネルのシールを介し
ての水洩れの可能性を減少させる。
【0028】図11において、左後方挿入片34が右後
方挿入片36から分離して示され、首部16が開位置と
なる。V形の襟口30が人の出入りを可能にさせるよう
拡大されると、頂部43が応力の大部分を受ける。矢印
94により示した如く、応力は頂部43から下に動き、
ネオプレンパネル45内で分散する。特に、応力が下に
向きかつパネル45の横方向に動くと、パネル45が大
きな面域で応力を分散させ該応力に耐える能力を高め得
る。図示の如く、二重に線とりしたネオプレンパネル4
5が後方パネル28の両側縁へとウエットスーツを横方
向にかつ下方へ延在させるに好ましい。しかしながら、
ネオプレンパネル45の張出部は、ウエットスーツの着
ふるしや、すりきれ、ひき裂きを最小にするに充分な大
きな面を介して応力を分散させ得る限り、小さくでき
る。
【0029】本発明の利点は、首部からの出入りを可能
にした設計および単純な閉機構にあり、首部からの出入
を可能にする設計はウエットスーツの上方首部に制約さ
れかつ人の背部の体形と一致する形状となり得る柔軟な
材料で作られる。その結果、柔軟性や水密性は高められ
る。加えて、開口まわりの応力を増大させる傾向を低く
押さえ得るので、応力集中部で応力を分散させ得る。本
明細書において使用されるジッパー無しはウエットスー
ツの出入り部でジッパーを設けていないウエットスーツ
を指すことを意味する。この用語は脚や袖口等の他の部
位でジッパーを使うことを排除していない。
【0030】左右の後方挿入片は製造目的で別部材とし
ているが、しかし、一枚の片としてもよい。その際、ホ
ックやループファスナーは適当な位置に固定される。用
語"閉パネル"は、本明細書では、カット部を閉じか
つ襟口までカット部をシールする左右後方挿入片の特徴
を指すのに用いる。この目的のため分離した挿入片を提
供するというよりむしろ、別の設計では、たれ片、ホッ
クとループファスナーを重ねることで襟口から下がるカ
ット部を設け得る。この例で、分離した挿入片は首部の
カラーを形成しない。
【0031】本発明の実施例の記載は説明の目的のため
に書かれており、本発明を図示例に制限することを意図
したものでなく、この記載からして多くの変形例が可能
である。図示例は本発明の基本的考えや応用を説明する
ために選択され記述されたもので、当業者には多くの種
々の改良や変形が可能である。請求項は法律的に認めら
れる均等論や逆均等論の法律に従って解釈され、その技
術的範囲が理解されよう。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のウエットスーツの前面図である。
【図2】図1のウエットスーツの背面図である。
【図3】後方パネル、左右後方挿入片の分解図である。
【図4】後方パネル、左後方挿入片、ホックファスナー
ストリップとタブの分解図である。
【図5】後方パネルと右後方挿入片の正面図である。
【図6】左後方挿入パネルの取付を示す正面図である。
【図7】補強パネルを示す内面図である。
【図8】本発明のウエットスーツの首部を示す図であ
る。
【図9】左後方挿入フラップを閉じかつ閉タブを開いた
状態を示す図である。
【図10】左後方挿入片を閉じかつ閉タブをシールした
状態を示す斜視図である。
【図11】応力の分散を示すウエットスーツの背面図で
ある。
【符号の説明】
10 ウエットスーツ 12,14 トランク部 16 首部 26,28 パネル 30 襟口 34,36 後方挿入片 38 カット部 40,42 縁 45 ネオプレンパネル 46 カラーフラップ 48 カラー部 51,57 ループ 54 ホックストリップ 57 ループ面 58 ホックタブ

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アーム部を有する上方トランク部と、脚
    部を有する下方トランク部とを有し、上方トランク部が
    ウエットスーツからの出入りを可能にする襟口を画定す
    る首部を有し、首部が襟口からその下方の位置へ延在す
    るカット部を有し、上方トランク部がカット部をシール
    するよう首部に取付けられかつ人の首に密着するようほ
    ゞ円形の襟口を提供できるよう形成された閉パネルを有
    し、閉パネルがカット部の一側から取外し自在である開
    位置を有し、カット部がその開位置で閉パネルとともに
    襟口の一部を形成し、襟口が閉パネルのシール位置のと
    きより閉パネルの開位置のときの方が大きく、ウエット
    スーツを弾性材から作りカット部を有する襟口が襟口を
    介してウエットスーツへの出入りを助ける程度に伸張で
    き、カット部がウエットスーツの上方トランク部に制限
    され、閉パネルの開位置のとき襟口が人体の最も広い部
    位を通すに必要な程度に拡大可能であることを特徴とす
    るウエットスーツ。
  2. 【請求項2】 カット部が肩のけんこう骨と協働する後
    方パネル上の点へ上方トランク部下方から延在する請求
    項1記載のウエットスーツ。
  3. 【請求項3】 カット部がV字形でありかつ襟口の下方
    に頂部を有する請求項1記載のウエットスーツ。
  4. 【請求項4】 補強パネルを有し、該補強パネルがV形
    のカット部の頂部から下方へ延在しかつ頂部に集中する
    応力を頂部から分散させる形状にウエットスーツの横方
    向に延在している請求項3記載のウエットスーツ。
  5. 【請求項5】 補強パネルがウエットスーツの側領域に
    下方かつ側方に延在する請求項4記載のウエットスー
    ツ。
  6. 【請求項6】 補強パネルが上方トランク部から下方ト
    ランク部へと下向きに延在する請求項4記載のウエット
    スーツ。
  7. 【請求項7】 補強パネルが上方トランク部を作る材料
    の2倍の引張り強度をもつ材料からなる請求項1記載の
    ウエットスーツ。
  8. 【請求項8】 上方トランク部がネオプレン材料からな
    りかつ補強パネルが二重線のネオプレンからなる請求項
    7記載のウエットスーツ。
  9. 【請求項9】 閉パネルがホックとループファスナーに
    より密封される請求項1記載のウエットスーツ。
  10. 【請求項10】 閉パネルがカット部の下端から円形の
    襟口まで重なるシールを作る請求項1記載のウエットス
    ーツ。
  11. 【請求項11】 頂部が頂部を形成する上方トランク部
    の補強パッチ固定部を有す請求項3記載のウエットスー
    ツ。
  12. 【請求項12】 ウエットスーツ用繊維からなりかつ長
    手方向に亘って延在し応力集中点に結合される対向する
    縁を有する少くとも2個の隣接するパネル部と、応力集
    中部から離れる分岐方法にて応力集中部から延在する補
    強パネルとを有し、応力が応力集中部からパネル部を分
    離させ補強パネルを介して分散することを特徴とするウ
    エットスーツ。
  13. 【請求項13】 補強パネルが応力集中部から下向きか
    つ側方に延在する請求項12記載のウエットスーツ。
  14. 【請求項14】 補強パネルが隣接するパネル材の2倍
    の引張り強度を有する材料からなる請求項13記載のウ
    エットスーツ。
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