JPH11165642A - 改良されたベビーカー構成 - Google Patents
改良されたベビーカー構成Info
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- JPH11165642A JPH11165642A JP10197772A JP19777298A JPH11165642A JP H11165642 A JPH11165642 A JP H11165642A JP 10197772 A JP10197772 A JP 10197772A JP 19777298 A JP19777298 A JP 19777298A JP H11165642 A JPH11165642 A JP H11165642A
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- Japan
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- seat support
- stroller
- frame
- support frame
- rear end
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62B—HAND-PROPELLED VEHICLES, e.g. HAND CARTS OR PERAMBULATORS; SLEDGES
- B62B7/00—Carriages for children; Perambulators, e.g. dolls' perambulators
- B62B7/04—Carriages for children; Perambulators, e.g. dolls' perambulators having more than one wheel axis; Steering devices therefor
- B62B7/06—Carriages for children; Perambulators, e.g. dolls' perambulators having more than one wheel axis; Steering devices therefor collapsible or foldable
- B62B7/08—Carriages for children; Perambulators, e.g. dolls' perambulators having more than one wheel axis; Steering devices therefor collapsible or foldable in the direction of, or at right angles to, the wheel axis
- B62B7/083—Carriages for children; Perambulators, e.g. dolls' perambulators having more than one wheel axis; Steering devices therefor collapsible or foldable in the direction of, or at right angles to, the wheel axis the wheel axes being moved from each other during folding
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62B—HAND-PROPELLED VEHICLES, e.g. HAND CARTS OR PERAMBULATORS; SLEDGES
- B62B2205/00—Hand-propelled vehicles or sledges being foldable or dismountable when not in use
- B62B2205/02—Hand-propelled vehicles or sledges being foldable or dismountable when not in use foldable widthwise
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62B—HAND-PROPELLED VEHICLES, e.g. HAND CARTS OR PERAMBULATORS; SLEDGES
- B62B2205/00—Hand-propelled vehicles or sledges being foldable or dismountable when not in use
- B62B2205/06—Foldable with a scissor-like mechanism
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62B—HAND-PROPELLED VEHICLES, e.g. HAND CARTS OR PERAMBULATORS; SLEDGES
- B62B7/00—Carriages for children; Perambulators, e.g. dolls' perambulators
- B62B7/004—Carriages supporting a hammock-style seat
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62B—HAND-PROPELLED VEHICLES, e.g. HAND CARTS OR PERAMBULATORS; SLEDGES
- B62B7/00—Carriages for children; Perambulators, e.g. dolls' perambulators
- B62B7/04—Carriages for children; Perambulators, e.g. dolls' perambulators having more than one wheel axis; Steering devices therefor
- B62B7/06—Carriages for children; Perambulators, e.g. dolls' perambulators having more than one wheel axis; Steering devices therefor collapsible or foldable
- B62B7/064—Carriages for children; Perambulators, e.g. dolls' perambulators having more than one wheel axis; Steering devices therefor collapsible or foldable the handle bar being parallel to the front leg
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62B—HAND-PROPELLED VEHICLES, e.g. HAND CARTS OR PERAMBULATORS; SLEDGES
- B62B9/00—Accessories or details specially adapted for children's carriages or perambulators
- B62B9/20—Handle bars; Handles
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Carriages For Children, Sleds, And Other Hand-Operated Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【課題】折り畳んで持ち運びに便とする。
【解決手段】「Ｘ」フレーム１２は、ベビーカーの使用
位置で水平に展張され、主要座席支持フレーム３８が、
ベース「Ｘ」フレーム１２の前部２２、２４に枢動可能
に結合され、ベース「Ｘ」フレーム１２の後部７８、８
０で枢支され、主要座席支持フレーム３８で枢動可能に
連結した支持フレームが連結される。使用状態のベビー
カーを維持するためのラッチは、保管又は運搬のため
に、ベース「Ｘ」フレーム１２を横方向に折りたたみ、
同時に主要座席支持フレーム３８及び支持フレームを、
折りたたまれたベース「Ｘ」フレームに向かって垂直方
向に折りたたむことを可能にする。
位置で水平に展張され、主要座席支持フレーム３８が、
ベース「Ｘ」フレーム１２の前部２２、２４に枢動可能
に結合され、ベース「Ｘ」フレーム１２の後部７８、８
０で枢支され、主要座席支持フレーム３８で枢動可能に
連結した支持フレームが連結される。使用状態のベビー
カーを維持するためのラッチは、保管又は運搬のため
に、ベース「Ｘ」フレーム１２を横方向に折りたたみ、
同時に主要座席支持フレーム３８及び支持フレームを、
折りたたまれたベース「Ｘ」フレームに向かって垂直方
向に折りたたむことを可能にする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明はベビーカー技術に関
し、更に詳細には、コンパクトな形態に折りたたむこと
のできる折りたたみ可能かつ傾斜可能なベビーカーに関
する。
し、更に詳細には、コンパクトな形態に折りたたむこと
のできる折りたたみ可能かつ傾斜可能なベビーカーに関
する。
【０００２】
【従来の技術】先行米国特許第３，９９５，８８２号に
開示された折りたたみベビーカーのような先行技術の折
りたたみベビーカーが、子供、病弱者、障害の即ちいく
ぶん衰弱した疾患又はそのような状態に悩んでいる人、
及び幼すぎる即ち補助なしでどうしても歩くことができ
ない人のために使用され、そしてその他の所望の適用の
ために使用されてきた。使用しないときにベビーカーを
都合よく保管したり運搬したりすることができるように
ベビーカーを折りたためることが、しばしば、望まし
い。そのような保管は、例えば、自動車のトランク内、
ベッドの下、クロゼット内等である。更に、又、よりよ
い心地よさと便利さのために重力に関して座席位置の種
々の角度関係を得るために、支持フレームに関して傾け
られる座席支持部及び背もたれ支持部を含む、ベビーカ
ーの座席部分を有することが、しばしば、望ましい。
開示された折りたたみベビーカーのような先行技術の折
りたたみベビーカーが、子供、病弱者、障害の即ちいく
ぶん衰弱した疾患又はそのような状態に悩んでいる人、
及び幼すぎる即ち補助なしでどうしても歩くことができ
ない人のために使用され、そしてその他の所望の適用の
ために使用されてきた。使用しないときにベビーカーを
都合よく保管したり運搬したりすることができるように
ベビーカーを折りたためることが、しばしば、望まし
い。そのような保管は、例えば、自動車のトランク内、
ベッドの下、クロゼット内等である。更に、又、よりよ
い心地よさと便利さのために重力に関して座席位置の種
々の角度関係を得るために、支持フレームに関して傾け
られる座席支持部及び背もたれ支持部を含む、ベビーカ
ーの座席部分を有することが、しばしば、望ましい。
【０００３】先行技術のベビーカーは直立位置からほぼ
水平位置に折りたたむための機構を含んでいるけれど
も、そのようなベビーカーは、使用しないとき、保管の
ためのよりコンパクトな形態を与えるように横方向に折
りたためなかった。更に、もしそのように運ばれる人が
ベビーカーで眠るならば、直立座席状態で与えられる位
置よりももっともたれの位置が望まれる。加えて、ベビ
ーカーを押して縁石等のようないくつかの障害物を越え
たり下りたりするとき、快適性と安全性の両方のため
に、人とベビーカーの合計の重心を移動させて、人がベ
ビーカーから落ちたり、ベビーカーから落ちるような感
覚を受けないようにすることが望まれる。座席支持構造
及び背もたれ支持構造は、使用中いつでも、支持フレー
ムに関するそれらの相対的な移動にかかわらず安全な座
席状態を提供しなければならない。便利な使用のため
に、ベビーカーを１人の人によって容易に運び、移動
し、保管位置に配置し、そこから取り出すことができる
ように、全構造の重量を安全性の要求に矛盾しない最小
に保たなければならない。
水平位置に折りたたむための機構を含んでいるけれど
も、そのようなベビーカーは、使用しないとき、保管の
ためのよりコンパクトな形態を与えるように横方向に折
りたためなかった。更に、もしそのように運ばれる人が
ベビーカーで眠るならば、直立座席状態で与えられる位
置よりももっともたれの位置が望まれる。加えて、ベビ
ーカーを押して縁石等のようないくつかの障害物を越え
たり下りたりするとき、快適性と安全性の両方のため
に、人とベビーカーの合計の重心を移動させて、人がベ
ビーカーから落ちたり、ベビーカーから落ちるような感
覚を受けないようにすることが望まれる。座席支持構造
及び背もたれ支持構造は、使用中いつでも、支持フレー
ムに関するそれらの相対的な移動にかかわらず安全な座
席状態を提供しなければならない。便利な使用のため
に、ベビーカーを１人の人によって容易に運び、移動
し、保管位置に配置し、そこから取り出すことができる
ように、全構造の重量を安全性の要求に矛盾しない最小
に保たなければならない。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は改良し
た折りたたみベビーカーを提供することにある。本発明
の他の目的は、横方向に折りたためると同時に、水平方
向の形態に折りたためる、折りたたみ可能なベビーカー
を提供することにある。本発明の他の目的は、使用しな
いとき、コンパクトな形態に折りたたむことができ、か
つ使用中傾斜可能な座席部分を有するベビーカーを提供
することにある。本発明の更に別の目的は、選択可能な
傾斜位置に係止できる座席位置を有するベビーカーを提
供することにある。
た折りたたみベビーカーを提供することにある。本発明
の他の目的は、横方向に折りたためると同時に、水平方
向の形態に折りたためる、折りたたみ可能なベビーカー
を提供することにある。本発明の他の目的は、使用しな
いとき、コンパクトな形態に折りたたむことができ、か
つ使用中傾斜可能な座席部分を有するベビーカーを提供
することにある。本発明の更に別の目的は、選択可能な
傾斜位置に係止できる座席位置を有するベビーカーを提
供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は折りたたみベビ
ーカーの分野で特定の実用性をもつけれども、本発明の
原理は車椅子及び他の移動式座席構成に応用できるの
で、そのような適用に限られない。折りたたみベビーカ
ーへの本発明の適用を示す以下の説明は、本発明の構造
の広範囲の適用を示すことの目的のためである。本発明
の上記の目的及びその他の目的は、本発明の好ましい実
施形態によれば、ベース「Ｘ」フレームを提供すること
によって達成され、該ベース「Ｘ」フレームは、伸張し
た「Ｘ」形態から横方向に折りたたんだ「Ｘ」形態に折
りたたむために「Ｘ」フレームのアームがその中間点で
互いに枢動可能に結合されている。
ーカーの分野で特定の実用性をもつけれども、本発明の
原理は車椅子及び他の移動式座席構成に応用できるの
で、そのような適用に限られない。折りたたみベビーカ
ーへの本発明の適用を示す以下の説明は、本発明の構造
の広範囲の適用を示すことの目的のためである。本発明
の上記の目的及びその他の目的は、本発明の好ましい実
施形態によれば、ベース「Ｘ」フレームを提供すること
によって達成され、該ベース「Ｘ」フレームは、伸張し
た「Ｘ」形態から横方向に折りたたんだ「Ｘ」形態に折
りたたむために「Ｘ」フレームのアームがその中間点で
互いに枢動可能に結合されている。
【０００６】伸張した「Ｘ」位置では、アームの遠方の
横端はその最大距離の間隔で隔てられる。伸張位置はベ
ビーカーを使用する位置である。折りたたんだ「Ｘ」位
置では、アームの横端は密接した間隔を隔てた形態にな
る。ベビーカーを保管するとき、折りたたんだ「Ｘ」位
置が望まれる。「Ｘ」フレームは、一般的に、その使用
位置で水平に配向され、ベビーカーの前輪と後輪との間
にほぼ隣接し、そこを渡っている。「Ｘ」フレームのア
ームの各々の前方端はアングルブラケットの１つの脚に
枢動可能に連結され、各アングルブラケットの他方の脚
は、それぞれの主要座席支持フレームの下部分に枢動可
能に連結される。主要座席支持フレームの開放端はその
下部分であり、主要座席支持フレームは概ね逆「Ｕ」形
状のものである。「Ｕ」形主要座席支持フレームの上端
即ち閉鎖端は、ベビーカーを使用位置と折りたたみ位置
との間で移動させるときに、「Ｕ」アーム端を互いに近
づけたり遠ざけたりするための調節可能な手段を備え
る。そのような調節可能な手段は、可撓性部材、伸縮部
材、又はそのような移動を可能にする目的を達成するた
めのその他の所望の構造であるのが良い。使用位置で
は、主要座席支持フレームは「Ｘ」フレームに対して所
定の角度にあり、座席部分の剛性支持を行う。
横端はその最大距離の間隔で隔てられる。伸張位置はベ
ビーカーを使用する位置である。折りたたんだ「Ｘ」位
置では、アームの横端は密接した間隔を隔てた形態にな
る。ベビーカーを保管するとき、折りたたんだ「Ｘ」位
置が望まれる。「Ｘ」フレームは、一般的に、その使用
位置で水平に配向され、ベビーカーの前輪と後輪との間
にほぼ隣接し、そこを渡っている。「Ｘ」フレームのア
ームの各々の前方端はアングルブラケットの１つの脚に
枢動可能に連結され、各アングルブラケットの他方の脚
は、それぞれの主要座席支持フレームの下部分に枢動可
能に連結される。主要座席支持フレームの開放端はその
下部分であり、主要座席支持フレームは概ね逆「Ｕ」形
状のものである。「Ｕ」形主要座席支持フレームの上端
即ち閉鎖端は、ベビーカーを使用位置と折りたたみ位置
との間で移動させるときに、「Ｕ」アーム端を互いに近
づけたり遠ざけたりするための調節可能な手段を備え
る。そのような調節可能な手段は、可撓性部材、伸縮部
材、又はそのような移動を可能にする目的を達成するた
めのその他の所望の構造であるのが良い。使用位置で
は、主要座席支持フレームは「Ｘ」フレームに対して所
定の角度にあり、座席部分の剛性支持を行う。
【０００７】前輪が、前アングルブラケットと主要座席
支持フレームとの連結部から間隔を隔てた領域で、主要
座席支持フレームの下端に回転可能に取り付けられる。
オーバセンターヒンジ手段が主要座席支持フレームの下
端に枢動可能に結合され、その間に延びる。オーバセン
ターヒンジ手段の枢着点は主要座席支持フレームの開放
端の中間にあり、かつ「Ｘ」フレームのアームの前方端
の中間にあって、「Ｘ」フレームとオーバセンターヒン
ジ手段の両方を同時に折りたたむことを可能にする。使
用位置では、オーバセンターヒンジ手段は伸張位置にあ
り、ベビーカーを折りたたむとき、「Ｘ」フレームがそ
の中心、即ちヒンジ枢着点を中心に枢動すると、主要座
席支持フレームのアームの遠方端を互いに向かって移動
させ、かつ「Ｘ」フレームの前方端を互いに向かって移
動させるように、オーバセンターヒンジ手段の外側部分
は主要座席部分の下端で互いに関して枢動し、かつ互い
に向かって移動する。
支持フレームとの連結部から間隔を隔てた領域で、主要
座席支持フレームの下端に回転可能に取り付けられる。
オーバセンターヒンジ手段が主要座席支持フレームの下
端に枢動可能に結合され、その間に延びる。オーバセン
ターヒンジ手段の枢着点は主要座席支持フレームの開放
端の中間にあり、かつ「Ｘ」フレームのアームの前方端
の中間にあって、「Ｘ」フレームとオーバセンターヒン
ジ手段の両方を同時に折りたたむことを可能にする。使
用位置では、オーバセンターヒンジ手段は伸張位置にあ
り、ベビーカーを折りたたむとき、「Ｘ」フレームがそ
の中心、即ちヒンジ枢着点を中心に枢動すると、主要座
席支持フレームのアームの遠方端を互いに向かって移動
させ、かつ「Ｘ」フレームの前方端を互いに向かって移
動させるように、オーバセンターヒンジ手段の外側部分
は主要座席部分の下端で互いに関して枢動し、かつ互い
に向かって移動する。
【０００８】オーバセンター作用は、依然として望まれ
るような折りたたみを起こさせながら、使用位置で、ベ
ビーカーの所望のかつ確実な掛け止め保持を行う。オー
バセンターヒンジ手段のヒンジ運動可能な部材の１つ
は、ヒンジ点を主要座席支持フレームのハンドル端に向
かって移動させ、これにより、オーバセンターラッチを
解放するためのハンドルを使用者に提供するように、ヒ
ンジ点を越えて延びる。「Ｘ」フレームの各アームの後
端は、後アングルブラケットの１つの脚に枢動可能に連
結され、各後アングルブラケットの他方の脚が１次調節
ロッドのそれぞれの下端に枢動可能に連結される。後輪
が１次調節ロッドの下端に回転可能に取り付けられる。
１次調節ロッドの下端の中間にかつ「Ｘ」フレームのア
ームの後端の中間に、ヒンジピボットをもった後オーバ
センター係止ヒンジ手段が１次調節ロッドの下端に枢動
可能に結合され、「Ｘ」フレームのアームの後端間に延
びて、「Ｘ」フレームと後オーバセンター係止ヒンジ手
段の両方を同時に折りたたむことを可能にする。係止ヒ
ンジのヒンジ運動は、「Ｘ」フレームがその中心ピボッ
トを中心に枢動するとき、「Ｘ」フレームの後端及び１
次調節ロッドの下端を、互いに近づけたり遠ざけたりす
る。係止ヒンジ手段は、使用位置で、ベビーカーの所望
の突張りを与える。しかしながら、ベビーカーを折りた
たむべきとき、係止ヒンジのヒンジ点の少しの前方移動
はオーバセンター係止を解放する。
るような折りたたみを起こさせながら、使用位置で、ベ
ビーカーの所望のかつ確実な掛け止め保持を行う。オー
バセンターヒンジ手段のヒンジ運動可能な部材の１つ
は、ヒンジ点を主要座席支持フレームのハンドル端に向
かって移動させ、これにより、オーバセンターラッチを
解放するためのハンドルを使用者に提供するように、ヒ
ンジ点を越えて延びる。「Ｘ」フレームの各アームの後
端は、後アングルブラケットの１つの脚に枢動可能に連
結され、各後アングルブラケットの他方の脚が１次調節
ロッドのそれぞれの下端に枢動可能に連結される。後輪
が１次調節ロッドの下端に回転可能に取り付けられる。
１次調節ロッドの下端の中間にかつ「Ｘ」フレームのア
ームの後端の中間に、ヒンジピボットをもった後オーバ
センター係止ヒンジ手段が１次調節ロッドの下端に枢動
可能に結合され、「Ｘ」フレームのアームの後端間に延
びて、「Ｘ」フレームと後オーバセンター係止ヒンジ手
段の両方を同時に折りたたむことを可能にする。係止ヒ
ンジのヒンジ運動は、「Ｘ」フレームがその中心ピボッ
トを中心に枢動するとき、「Ｘ」フレームの後端及び１
次調節ロッドの下端を、互いに近づけたり遠ざけたりす
る。係止ヒンジ手段は、使用位置で、ベビーカーの所望
の突張りを与える。しかしながら、ベビーカーを折りた
たむべきとき、係止ヒンジのヒンジ点の少しの前方移動
はオーバセンター係止を解放する。
【０００９】２次調節ロッドが、１次調節ロッドに関し
て摺動軸線方向移動できるように、１次調節ロッドの前
端に伸縮自在に取り付けられる。２次調節ロッドの前方
端は、枢動できるように、連結ブラケットの第１脚に枢
動可能に連結され、連結ブラケットは主要座席支持フレ
ームのアームに結合される。戻り止めが１次調節ロッド
に設けられ、バネ負荷ピンが、戻り止めとの選択的な係
合のために２次調節ロッドに設けられる。２次調節ロッ
ドの外端が主要座席支持フレームのアームの前方に延
び、２次調節ロッドの外端に取り付けられた座席支持部
のための連結部を設け、該座席支持部は布、プラスチッ
ク、或いは他の可撓性材料であるのが良い。背もたれ支
持部は主要座席支持フレームのアームに取り付けられ、
連結ブラケットと主要座席支持フレームの閉鎖端との間
に延び、前記背もたれ支持部もまた、布、プラスチッ
ク、或いはあるその他の所望の可撓性材料であるのが良
い。足載せを使用者の足の支持用に前オーバセンターヒ
ンジ手段に設けても良い。
て摺動軸線方向移動できるように、１次調節ロッドの前
端に伸縮自在に取り付けられる。２次調節ロッドの前方
端は、枢動できるように、連結ブラケットの第１脚に枢
動可能に連結され、連結ブラケットは主要座席支持フレ
ームのアームに結合される。戻り止めが１次調節ロッド
に設けられ、バネ負荷ピンが、戻り止めとの選択的な係
合のために２次調節ロッドに設けられる。２次調節ロッ
ドの外端が主要座席支持フレームのアームの前方に延
び、２次調節ロッドの外端に取り付けられた座席支持部
のための連結部を設け、該座席支持部は布、プラスチッ
ク、或いは他の可撓性材料であるのが良い。背もたれ支
持部は主要座席支持フレームのアームに取り付けられ、
連結ブラケットと主要座席支持フレームの閉鎖端との間
に延び、前記背もたれ支持部もまた、布、プラスチッ
ク、或いはあるその他の所望の可撓性材料であるのが良
い。足載せを使用者の足の支持用に前オーバセンターヒ
ンジ手段に設けても良い。
【００１０】
【発明の実施の形態】今、図面を参照して、本発明によ
る全体的に１０で指示したベビーカーの好ましい実施形
態を示す。図１に示すようなベビーカー１０は使用位置
にあり、そしてを有するベース「Ｘ」フレーム１２を備
え、該交差アーム１４、１６は、矢印２０で指示した横
方向の移動中、枢着点１８で指示されるようにベースフ
レーム枢着軸線１９（図３参照）を中心に枢動できるよ
うに、交差アームの中間点で、互いに枢動可能に結合さ
れている。交差アーム１４、１６の前方端２２、２４
は、枢着軸線２９、３１（図２）を中心として枢動でき
るように、前方即ち前アングルブラケット２６、２８の
第１の横方向に延びた脚２３、２５に枢動可能に連結さ
れる。図１に示す使用位置では、ベース「Ｘ」フレーム
１２は伸張位置にあり、一般的に、水平平面に配向され
る。アングルブラケット２６、２８の他方の垂直方向に
延びた脚３０、３２が、枢着軸線３３、３５（図１０）
を中心としてアングルブラケットに対して枢動できるよ
うに、主要座席支持フレーム３８の下端部分３４、３６
に枢動可能に連結される。
る全体的に１０で指示したベビーカーの好ましい実施形
態を示す。図１に示すようなベビーカー１０は使用位置
にあり、そしてを有するベース「Ｘ」フレーム１２を備
え、該交差アーム１４、１６は、矢印２０で指示した横
方向の移動中、枢着点１８で指示されるようにベースフ
レーム枢着軸線１９（図３参照）を中心に枢動できるよ
うに、交差アームの中間点で、互いに枢動可能に結合さ
れている。交差アーム１４、１６の前方端２２、２４
は、枢着軸線２９、３１（図２）を中心として枢動でき
るように、前方即ち前アングルブラケット２６、２８の
第１の横方向に延びた脚２３、２５に枢動可能に連結さ
れる。図１に示す使用位置では、ベース「Ｘ」フレーム
１２は伸張位置にあり、一般的に、水平平面に配向され
る。アングルブラケット２６、２８の他方の垂直方向に
延びた脚３０、３２が、枢着軸線３３、３５（図１０）
を中心としてアングルブラケットに対して枢動できるよ
うに、主要座席支持フレーム３８の下端部分３４、３６
に枢動可能に連結される。
【００１１】主要座席支持フレーム３８は、概ね逆
「Ｕ」形状のものである。主要座席支持フレームのアー
ム４０、４２の開放端即ち下端４５、４７は、ベース
「Ｘ」フレーム１２のアーム１４、１６に隣接した領域
にあって、図２乃至図４及び図６で最もよく見られるよ
うに、前アングルブラケット２６、２８との連結を可能
にする。「Ｕ」形主要座席支持フレーム３８の上端即ち
閉鎖端４４は、ベビーカー１０の折りたたみ及び開きの
間、アーム４０、４２を矢印４７（図４）の方向に、互
いに近づけたり遠ざけたりするための、全体的に４６で
指示した調節可能な手段を備える。図面に示す調節可能
な手段４６は、アーム４０、４２の上端５０、５２を超
えて延びる脚５４、５６及び横部材５８を有する、
「Ｕ」形のナイロンキャップ４８である。ナイロンは、
撓んでアーム４０、４２の所望の移動を可能にするに十
分な可撓性を横部材５８に有する。横部材５８はまた、
使用中、ベビーカー１０を押すためのハンドルでもあ
る。
「Ｕ」形状のものである。主要座席支持フレームのアー
ム４０、４２の開放端即ち下端４５、４７は、ベース
「Ｘ」フレーム１２のアーム１４、１６に隣接した領域
にあって、図２乃至図４及び図６で最もよく見られるよ
うに、前アングルブラケット２６、２８との連結を可能
にする。「Ｕ」形主要座席支持フレーム３８の上端即ち
閉鎖端４４は、ベビーカー１０の折りたたみ及び開きの
間、アーム４０、４２を矢印４７（図４）の方向に、互
いに近づけたり遠ざけたりするための、全体的に４６で
指示した調節可能な手段を備える。図面に示す調節可能
な手段４６は、アーム４０、４２の上端５０、５２を超
えて延びる脚５４、５６及び横部材５８を有する、
「Ｕ」形のナイロンキャップ４８である。ナイロンは、
撓んでアーム４０、４２の所望の移動を可能にするに十
分な可撓性を横部材５８に有する。横部材５８はまた、
使用中、ベビーカー１０を押すためのハンドルでもあ
る。
【００１２】ナイロンキャップ４８の代わりに他の調節
可能な手段をアーム４０と４２との間に使用して、必要
な運動を与えても良い。そのような手段は、例えば、伸
縮チューブ、枢着ヒンジ手段、アーム４０、４２の曲げ
られ向かい合った端に嵌った可撓性プラグ（図示せず）
等である。調節可能な手段４６及び脚４０、４２は、一
緒になって、「Ｕ」形主要座席支持フレーム３８を構成
する。図１に示す使用位置では、主要座席支持フレーム
３８は、「ａ」で指示したようにベース「Ｘ」フレーム
１２に対して所望の角度にあり、角度「ａ」を以下に説
明するように変化させることができる。前輪６０、６２
が、前アングルブラケット２６、２８と主要座席支持フ
レーム３８のアーム４０、４２との連結部から間隔を隔
てた領域で、アーム４０、４２の下端４５、４７に、軸
線６１（図２）を中心に回転できるように、回転可能に
取り付けられる。
可能な手段をアーム４０と４２との間に使用して、必要
な運動を与えても良い。そのような手段は、例えば、伸
縮チューブ、枢着ヒンジ手段、アーム４０、４２の曲げ
られ向かい合った端に嵌った可撓性プラグ（図示せず）
等である。調節可能な手段４６及び脚４０、４２は、一
緒になって、「Ｕ」形主要座席支持フレーム３８を構成
する。図１に示す使用位置では、主要座席支持フレーム
３８は、「ａ」で指示したようにベース「Ｘ」フレーム
１２に対して所望の角度にあり、角度「ａ」を以下に説
明するように変化させることができる。前輪６０、６２
が、前アングルブラケット２６、２８と主要座席支持フ
レーム３８のアーム４０、４２との連結部から間隔を隔
てた領域で、アーム４０、４２の下端４５、４７に、軸
線６１（図２）を中心に回転できるように、回転可能に
取り付けられる。
【００１３】図４、図６及び図１０を特に参照すると、
オーバセンターヒンジ手段６４が、枢着軸線６３、６５
（軸線６３は示されていないが、軸線６５の鏡像であ
る）を中心として枢動できるように、主要座席支持フレ
ーム３８のアーム４０、４２の下端４５、４７に枢動可
能に結合される。オーバセンターヒンジ手段６４のピボ
ットは枢着点６６で指示され、アーム４０、４２の下端
４５、４７の中間であり、かつ「Ｘ」フレーム１２のア
ーム１４、１６の前端２２、２４の中間である。使用位
置では、オーバセンターヒンジ手段６４は伸張状態にあ
り、アーム４０、４２の下端４５、４７、及び「Ｘ」フ
レーム１２のアーム１４、１６の前方端２２、２４が互
いに向かって移動するとき、折りたたみ位置へ移動でき
るように６６で枢動する。
オーバセンターヒンジ手段６４が、枢着軸線６３、６５
（軸線６３は示されていないが、軸線６５の鏡像であ
る）を中心として枢動できるように、主要座席支持フレ
ーム３８のアーム４０、４２の下端４５、４７に枢動可
能に結合される。オーバセンターヒンジ手段６４のピボ
ットは枢着点６６で指示され、アーム４０、４２の下端
４５、４７の中間であり、かつ「Ｘ」フレーム１２のア
ーム１４、１６の前端２２、２４の中間である。使用位
置では、オーバセンターヒンジ手段６４は伸張状態にあ
り、アーム４０、４２の下端４５、４７、及び「Ｘ」フ
レーム１２のアーム１４、１６の前方端２２、２４が互
いに向かって移動するとき、折りたたみ位置へ移動でき
るように６６で枢動する。
【００１４】オーバセンターヒンジ手段６４のオーバセ
ンター作用は、依然として折りたたみ及び開き運動を起
こさせながら、図１に指示した使用位置で、ベビーカー
１０の所望のかつ安全な掛け止め保持を行うのを助け
る。オーバセンターヒンジ手段６４の部材６４ａの１つ
の延長部６４ｂが、曲り端部６４ｃ（図３、図６及び図
１０参照）を有し、該曲り端部６４ｃは、持ち上げられ
たとき、枢着点６６をセンターより上に上げて、掛け止
め状態を解放する。今、図１、図３乃至図５、図７及び
図９参照すると、ベース「Ｘ」フレーム１２のアーム１
４、１６の後端７０、７２が、枢着軸線８３、８５（軸
線８５は示されていないが、軸線８３の鏡像である）を
中心として枢動できるように、枢着点７４、７６で後ブ
ラケット８２、８４の脚７８、８０に枢動可能に連結さ
れる。後アングルブラケット８２、８４の他方の脚８
６、８８は、枢着軸線１０１、１０３を中心として回転
できるように、９８、１００で指示したように１次調節
ロッド９４、９６の下端９０、９２に枢動可能に連結さ
れる。
ンター作用は、依然として折りたたみ及び開き運動を起
こさせながら、図１に指示した使用位置で、ベビーカー
１０の所望のかつ安全な掛け止め保持を行うのを助け
る。オーバセンターヒンジ手段６４の部材６４ａの１つ
の延長部６４ｂが、曲り端部６４ｃ（図３、図６及び図
１０参照）を有し、該曲り端部６４ｃは、持ち上げられ
たとき、枢着点６６をセンターより上に上げて、掛け止
め状態を解放する。今、図１、図３乃至図５、図７及び
図９参照すると、ベース「Ｘ」フレーム１２のアーム１
４、１６の後端７０、７２が、枢着軸線８３、８５（軸
線８５は示されていないが、軸線８３の鏡像である）を
中心として枢動できるように、枢着点７４、７６で後ブ
ラケット８２、８４の脚７８、８０に枢動可能に連結さ
れる。後アングルブラケット８２、８４の他方の脚８
６、８８は、枢着軸線１０１、１０３を中心として回転
できるように、９８、１００で指示したように１次調節
ロッド９４、９６の下端９０、９２に枢動可能に連結さ
れる。
【００１５】後輪１０４、１０６が、軸線１１１を中心
として回転できるように、１０８、１１０で指示したよ
うに１次調節ロッド９４、９６の下端９０、９２に回転
可能に取り付けられる。オーバセンター係止ヒンジ手段
１１２が、後アングルブラケット８２、８４の枢着連結
部と間隔を隔てた関係をなして、枢着点１１４、１１６
で指示したように１次調節ロッド９４、９６の下端９
０、９２に枢動可能に連結される。係止ヒンジ手段１１
２の枢着点１１３は１次調節ロッド９４、９６の下端９
０、９２の中間にあって、ベビーカーを使用位置と折り
たたみ位置との間で移動させるとき、ベース「Ｘ」フレ
ーム１２のアーム１４、１６の後端及び１次調節ロッド
９４、９６の下端９０、９２を、互いに近づけたり遠ざ
けたりする。係止ヒンジ手段１１２は、開放位置即ち使
用位置で、ベビーカーの安全で、解放可能な所望の突張
りを行う。
として回転できるように、１０８、１１０で指示したよ
うに１次調節ロッド９４、９６の下端９０、９２に回転
可能に取り付けられる。オーバセンター係止ヒンジ手段
１１２が、後アングルブラケット８２、８４の枢着連結
部と間隔を隔てた関係をなして、枢着点１１４、１１６
で指示したように１次調節ロッド９４、９６の下端９
０、９２に枢動可能に連結される。係止ヒンジ手段１１
２の枢着点１１３は１次調節ロッド９４、９６の下端９
０、９２の中間にあって、ベビーカーを使用位置と折り
たたみ位置との間で移動させるとき、ベース「Ｘ」フレ
ーム１２のアーム１４、１６の後端及び１次調節ロッド
９４、９６の下端９０、９２を、互いに近づけたり遠ざ
けたりする。係止ヒンジ手段１１２は、開放位置即ち使
用位置で、ベビーカーの安全で、解放可能な所望の突張
りを行う。
【００１６】２次調節ロッド１１８、１２０が、図４の
矢印１２３によって指示した方向に滑り運動できるよう
に、１次調節ロッド９４、９６の前端１２２、１２４に
伸縮自在に取り付けられる。２次調節ロッド１１８、１
２０の前方即ち外端は、軸線１３１、１３３を中心とし
て枢動できるように、枢着点１３０、１３２で指示した
ように連結ブラケット１２６、１２８に枢動可能に結合
される。ブラケット１２６、１２８は、オーバセンター
ヒンジ手段６４と間隔を隔てた関係をなして、それぞれ
主要座席支持フレーム３８のアーム４２、４０に結合さ
れる。戻り止め（図から隠れている）が１次調節ロッド
９４、９６に設けられ、バネ負荷ピン１４１、１４３
が、戻り止めとの選択的な係合のために、２次調節ロッ
ド１１８、１２０に取り付けられる。バネ負荷ピン１４
１、１４３を１次調節ロッド９４、９６の異なる選択さ
れた戻り止めに位置決めすることにより、１次調節ロッ
ド及び２次調節ロッドの相対的な伸縮位置は、後アング
ルブラケット８２、８４と連結ブラケット１２６、１２
８との間の距離を長くしたり短くしたりするのに役立
つ。
矢印１２３によって指示した方向に滑り運動できるよう
に、１次調節ロッド９４、９６の前端１２２、１２４に
伸縮自在に取り付けられる。２次調節ロッド１１８、１
２０の前方即ち外端は、軸線１３１、１３３を中心とし
て枢動できるように、枢着点１３０、１３２で指示した
ように連結ブラケット１２６、１２８に枢動可能に結合
される。ブラケット１２６、１２８は、オーバセンター
ヒンジ手段６４と間隔を隔てた関係をなして、それぞれ
主要座席支持フレーム３８のアーム４２、４０に結合さ
れる。戻り止め（図から隠れている）が１次調節ロッド
９４、９６に設けられ、バネ負荷ピン１４１、１４３
が、戻り止めとの選択的な係合のために、２次調節ロッ
ド１１８、１２０に取り付けられる。バネ負荷ピン１４
１、１４３を１次調節ロッド９４、９６の異なる選択さ
れた戻り止めに位置決めすることにより、１次調節ロッ
ド及び２次調節ロッドの相対的な伸縮位置は、後アング
ルブラケット８２、８４と連結ブラケット１２６、１２
８との間の距離を長くしたり短くしたりするのに役立
つ。
【００１７】伸縮１次調節ロッド及び伸縮２次調節ロッ
ドが更に伸ばされるとき、座席支持部１５０は上方且つ
後方に傾き、背もたれ支持部１５２、即ち主要座席支持
フレーム３８は上方且つ前方に傾く。かくして、好まし
い実施形態では、１次調節ロッドと２次調節ロッドとの
間の完全に伸張した伸縮関係では、座席支持部１５０及
び背もたれ支持部１５２は互いにほぼ直角であり、人が
ベビーカー１０で運ばれる直立位置を定める。一方、伸
縮１次調節ロッド及び伸縮２次調節ロッドが比較的引っ
込められた関係にあるように、バネ負荷ピン１４１、１
４３が異なる戻り止めに係合するときには、座席支持部
１５０は下方に前方に傾き、背もたれ支持部１５２は後
方に且つ下方に傾き、これにより、座席部分１５０と背
もたれ部分１５２との間の角度を増大させ、人がベビー
カーによって運ばれるもたれ位置を定める。後者のもた
れ位置は、例えば、運ばれる人をよりリラックスした位
置にあるようにさせるために選択されるであろう。この
後者の位置はまた、運ばれる人の重心を後方に移し、そ
してこの位置は、障害物を乗り越え、かつ／又は縁石等
を下りるときに望まれることがある。
ドが更に伸ばされるとき、座席支持部１５０は上方且つ
後方に傾き、背もたれ支持部１５２、即ち主要座席支持
フレーム３８は上方且つ前方に傾く。かくして、好まし
い実施形態では、１次調節ロッドと２次調節ロッドとの
間の完全に伸張した伸縮関係では、座席支持部１５０及
び背もたれ支持部１５２は互いにほぼ直角であり、人が
ベビーカー１０で運ばれる直立位置を定める。一方、伸
縮１次調節ロッド及び伸縮２次調節ロッドが比較的引っ
込められた関係にあるように、バネ負荷ピン１４１、１
４３が異なる戻り止めに係合するときには、座席支持部
１５０は下方に前方に傾き、背もたれ支持部１５２は後
方に且つ下方に傾き、これにより、座席部分１５０と背
もたれ部分１５２との間の角度を増大させ、人がベビー
カーによって運ばれるもたれ位置を定める。後者のもた
れ位置は、例えば、運ばれる人をよりリラックスした位
置にあるようにさせるために選択されるであろう。この
後者の位置はまた、運ばれる人の重心を後方に移し、そ
してこの位置は、障害物を乗り越え、かつ／又は縁石等
を下りるときに望まれることがある。
【００１８】２次調節ロッド１１８、１２０の外端１４
０、１４２は、それぞれ、主要座席支持フレーム３８ア
ーム４２、４０の前方に延び、座席支持部１５０のため
の連結部をなす。座席支持部１５０は、布、プラスチッ
ク、或いは目的に適した任意の可撓性材料であるのが良
い。背もたれ支持部１５２もまた、布、プラスチック、
或いはいくつかのその他の所望の可撓性材料であるのが
良く、主要座席支持フレーム３８のアーム４０、４２に
取り付けられる。矢印１２３の方向の移動が起こると
き、角度「ａ」は変化し、座席支持部１５０及び背もた
れ支持部１５２は傾き、ベビーカー１０に座っている人
の重心を変化させる。構造のコンパクトな折りたたみに
加えてこの傾く特徴は、ベビーカー１０のより大きな心
地よさと利便性を可能にする。
０、１４２は、それぞれ、主要座席支持フレーム３８ア
ーム４２、４０の前方に延び、座席支持部１５０のため
の連結部をなす。座席支持部１５０は、布、プラスチッ
ク、或いは目的に適した任意の可撓性材料であるのが良
い。背もたれ支持部１５２もまた、布、プラスチック、
或いはいくつかのその他の所望の可撓性材料であるのが
良く、主要座席支持フレーム３８のアーム４０、４２に
取り付けられる。矢印１２３の方向の移動が起こると
き、角度「ａ」は変化し、座席支持部１５０及び背もた
れ支持部１５２は傾き、ベビーカー１０に座っている人
の重心を変化させる。構造のコンパクトな折りたたみに
加えてこの傾く特徴は、ベビーカー１０のより大きな心
地よさと利便性を可能にする。
【００１９】足支持部１６０、１６２をオーバセンター
ヒンジ手段６４に取付けるのが良く、１つの足支持部は
オーバセンターヒンジ手段６４の各ヒンジの半部に取付
けられる。有利には、足支持部の人の足の重量は、オー
バセンターヒンジ手段６４のしっかりした掛け止め状態
を確実にする。図１１乃至図１３に示すように、ベビー
カー１０を２つの方向に折りたたむことができる。一方
は、主要座席支持フレーム３８がベース「Ｘ」フレーム
１２に向かって移動する方向であり、他方は、「Ｘ」フ
レーム１２が横方向に一緒になり、主要座席支持フレー
ム３８のアーム４０、４２の下端が互いに向かって移動
する方向である。そのような２方向の折りたたみは、保
管や取り扱いを容易にするために非常にコンパクトな折
りたたみ形態をもたらす。
ヒンジ手段６４に取付けるのが良く、１つの足支持部は
オーバセンターヒンジ手段６４の各ヒンジの半部に取付
けられる。有利には、足支持部の人の足の重量は、オー
バセンターヒンジ手段６４のしっかりした掛け止め状態
を確実にする。図１１乃至図１３に示すように、ベビー
カー１０を２つの方向に折りたたむことができる。一方
は、主要座席支持フレーム３８がベース「Ｘ」フレーム
１２に向かって移動する方向であり、他方は、「Ｘ」フ
レーム１２が横方向に一緒になり、主要座席支持フレー
ム３８のアーム４０、４２の下端が互いに向かって移動
する方向である。そのような２方向の折りたたみは、保
管や取り扱いを容易にするために非常にコンパクトな折
りたたみ形態をもたらす。
【００２０】折りたたみ手順はとても簡単である。１）
前オーバセンターヒンジ手段６４のハンドル６４ｃを上
げる。２）オーバセンターヒンジ手段１１２の枢着点１
１３の近辺を前方に蹴る。３）主要座席支持フレーム３
８の横断部材５８を押し下げる。逆の手順はベビーカー
構成を拡張する。更に、上述した折りたたみ動作及び傾
き作用をもたらす構造的要素の独自の組合わせは、ベビ
ーカーが受ける使用に耐えるほど頑丈でもある軽量ベビ
ーカーを可能にする。本発明の好ましい実施形態の説明
を終わる。当業者は上述のような発明の多くの変化例を
見出すことができる。そのような当業者は、依然として
本発明を実施しながら、ここに教示された原理を他の構
造に応用することができる。
前オーバセンターヒンジ手段６４のハンドル６４ｃを上
げる。２）オーバセンターヒンジ手段１１２の枢着点１
１３の近辺を前方に蹴る。３）主要座席支持フレーム３
８の横断部材５８を押し下げる。逆の手順はベビーカー
構成を拡張する。更に、上述した折りたたみ動作及び傾
き作用をもたらす構造的要素の独自の組合わせは、ベビ
ーカーが受ける使用に耐えるほど頑丈でもある軽量ベビ
ーカーを可能にする。本発明の好ましい実施形態の説明
を終わる。当業者は上述のような発明の多くの変化例を
見出すことができる。そのような当業者は、依然として
本発明を実施しながら、ここに教示された原理を他の構
造に応用することができる。
【図１】本発明の原理によるベビーカーの１つの実施形
態の斜視図である。
態の斜視図である。
【図２】折りたたまない状態、即ち「使用中」の状態に
おけるベビーカー構成の正面立面図である。
おけるベビーカー構成の正面立面図である。
【図３】ベビーカー構成の後方からの部分立面図であ
る。
る。
【図４】ベビーカー構成の後方からの全体立面図であ
る。
る。
【図５】ベビーカー構成の左後部分の部分斜視図であ
る。
る。
【図６】ベビーカー構成の左前部分の部分斜視図であ
る。
る。
【図７】ベビーカー構成用のハンドルの構造及び構成を
示す、ベビーカー構成の頂部の部分背面図である。
示す、ベビーカー構成の頂部の部分背面図である。
【図８】ベビーカー構成の中央部分及び前部分の左後方
からの部分斜視図である。
からの部分斜視図である。
【図９】後オーバセンター係止ヒンジを示すベビーカー
構成の後方からの部分立面図である。
構成の後方からの部分立面図である。
【図１０】前オーバセンター係止ヒンジを示すベビーカ
ー構成の前方からの部分立面図である。
ー構成の前方からの部分立面図である。
【図１１】折りたたんだ状態における本発明によるベビ
ーカー構成の正面斜視図である。
ーカー構成の正面斜視図である。
【図１２】折りたたんだベビーカー構成の右下方からの
斜視図である。
斜視図である。
【図１３】折りたたんだベビーカー構成の底面立面図で
ある。
ある。
１２ ベース「Ｘ」フレーム １４ 交差アーム １６ 交差アーム １８ 枢着点 ２２ 前端 ２４ 前端 ３８ 主要座席支持フレーム ６４ オーバセンターヒンジ ６４ａ 部材 ６４ｂ 延長部 ６４ｃ 曲り端 ６５ 軸線 ６６ 枢着点 ７０ 後端 ７２ 後端 ９４ １次調節ロッド ９６ １次調節ロッド １１２ オーバセンター係止ヒンジ手段 １１８ ２次調節ロッド １２０ ２次調節ロッド １４１ バネ負荷ピン １４３ バネ負荷ピン １５０ 座席支持部 １５２ 背もたれ支持部
Claims (19)
- 【請求項１】 前端及び後端を備えた１対の交差要素
を有する「Ｘ」フレームベースと、 前記前端に枢動可能に結合された主要座席支持フレーム
と、 前記後端に枢動可能に結合され、且つ、前記主要座席支
持フレームに枢動可能に結合されるように前方に延びる
１次支持構造と、 前記交差要素を互いから角度をなして配置された状態に
維持する、解放可能な剛性ラッチとを有し、それによ
り、 前記剛性ラッチの解放時、前記交差要素は、横方向に一
緒にされて、前記「Ｘ」フレームベースを折りたたみ、
前記主要座席支持フレーム及び前記１次支持構造を互い
に向かって、かつ、折りたたまれた「Ｘ」フレームベー
スに向かって折りたたむベビーカー構成。 - 【請求項２】 前記主要座席支持フレームは背もたれ
支持部を有し、 前記１次支持構造は座席支持部を有し、 ベビーカー構成は、該ベビーカー構成の使用中、前記剛
性ラッチが前記交差要素を互いに角度をなして配置され
た状態に維持するとき、前記背もたれ支持部及び前記座
席支持部を、互いに関して約９０度の相対角度に維持す
るための結合装置を有する、請求項１に記載のベビーカ
ー構成。 - 【請求項３】 前記主要座席支持フレームは背もたれ
支持部を有し、 前記１次支持構造は座席支持部を有し、 前記１次支持構造は、前記後端との前記枢着結合部と前
記主要座席支持フレームとの前記枢着結合部との間の距
離を変化させるために延びたり引っ込んだりでき、それ
により、前記座席支持部と前記背もたれ支持部との間の
角度を変化させて、比較的直立から比較的もたれまでの
座席位置の範囲を定める、請求項１に記載のベビーカー
構成。 - 【請求項４】 前記１次支持構造は、外側管状部材及
び該外側管状部材内で摺動できる内側管状部材を有する
細長い伸縮構成からなり、前記内側伸縮部材と前記外側
伸縮部材のうちの一方が前記主要座席支持フレームに枢
動可能に結合され、他方が前記交差要素の前記後端に枢
動可能に結合される、請求項２に記載のベビーカー構
成。 - 【請求項５】 前記１次支持構造は．主要座席支持フ
レームの枢着連結部と交差要素の後端の枢着連結部との
間の前記伸縮構成の長さを選択的にとびとびに変化させ
るための割り出し機構を更に有する、請求項４に記載の
ベビーカー構成。 - 【請求項６】 前端及び後端を備えた１対の交差要素
を有する「Ｘ」フレームベースと、 前記前端に枢動可能に結合され、かつ、背もたれ支持部
を有する主要座席支持フレームと、 前記後端に枢動可能に結合され、前記主要座席支持フレ
ームに枢動可能に結合されるように前方に延び、かつ、
座席支持部を有する１次支持構造と、 使用中、前記背もたれ支持部及び前記座席支持部を、互
いに関して約９０度の相対角度に維持するための結合装
置を有するベビーカー構成。 - 【請求項７】 前記結合装置の各々が前記１次支持構
造の長さを選択的にとびとびに変化させるための割り出
し機構を更に有し、それにより、前記座席支持部と前記
背もたれ支持部との間の角度を変化させて、座席位置の
範囲を比較的直立位置から比較的寄り掛かり位置まで構
成する、請求項５に記載のベビーカー構成。 - 【請求項８】 前端及び後端を備えた１対の交差要素
を有する「Ｘ」フレームベースと、 前記前端に枢動可能に結合され、かつ、背もたれ支持部
を有する主要座席支持フレームと、 前記後端に枢動可能に結合され、前記主要座席支持フレ
ームに枢動可能に結合されるように前方に延び、かつ、
座席支持部を有する１次支持構造と、 主要座席支持フレームの枢着連結部と交差要素の後端の
枢着連結部との間の前記１次支持構造の長さを選択的に
とびとびに変化させるための割り出し機構とを有し、そ
れにより、前記座席支持部と前記背もたれ支持部との間
の角度を変化させて、比較的直立から比較的もたれまで
の座席位置の範囲を定めるベビーカー構成。 - 【請求項９】 前記ベビーカー構成の使用中、前記背
もたれ支持部及び前記座席支持部を互いに関して約９０
度の相対角度に維持するための結合装置を有する、請求
項８に記載のベビーカー構成。 - 【請求項１０】 前端及び後端を備えた１対の交差要素
を有する「Ｘ」フレームベースと、 前記前端に枢動可能に結合され、かつ、背もたれ支持部
を有する背もたれ支持フレームと、 前記背もたれ支持フレームに枢動可能に結合されるよう
に前方に延び、かつ、前記後端に枢動可能に結合された
座席支持構造とを有し、 前記交差要素は、横方向に一緒にされて、前記「Ｘ」フ
レームベースを折りたたみ、前記背もたれ支持フレーム
及び前記座席支持構造を互いに向かって、かつ、折りた
たまれた「Ｘ」フレームベースに向かって折りたたむベ
ビーカー構成。 - 【請求項１１】 前記座席支持構造の長さを選択的にと
びとびに変化させるための割り出し機構を有し、それに
より、前記座席支持構造と前記背もたれ支持部との間の
角度を変化させて、比較的直立から比較的もたれまでの
座席位置の範囲を定める、請求項１０に記載のベビーカ
ー構成。 - 【請求項１２】 前記座席支持構造は、前記後端との
前記枢着結合部と前記背もたれ支持フレームとの前記枢
着結合部との間の距離を変化させるために延びたり引っ
込んだりでき、それにより、前記座席支持部と前記背も
たれ支持部との間の角度を変化させて、比較的直立から
比較的もたれまでの座席位置の範囲を定める、請求項１
０に記載のベビーカー構成。 - 【請求項１３】 前記ベビーカー構成の使用中、前記背
もたれ支持部及び前記座席支持部を互いに関して約９０
度の相対角度に維持するための結合装置を有する、請求
項１０に記載のベビーカー構成。 - 【請求項１４】 前端及び後端を有する横方向に折りた
たみ可能なフレームベースと、 前記ベース前端に枢動可能に結合された前端、及びベビ
ーカーハンドルを構成する後端を有する背もたれ支持フ
レームと、 前記ベース後端に枢動可能に結合された後端、及び前記
背もたれ支持フレームの前端と後端との間で前記背もた
れ支持フレームに枢動可能に結合された前端を有する座
席支持部と、を有するベビーカー構成。 - 【請求項１５】 前記フレームベースは、横方向に枢動
可能に一緒にされ、前記フレームベースを折りたたみ、
前記背もたれ支持フレーム及び前記座席支持部に向かっ
て折りたたむことができる交差要素を有する、請求項１
４に記載のベビーカー構成。 - 【請求項１６】 前記交差要素を互いに角度をなして配
置された維持する、解放可能な剛性ラッチを有し、それ
により、 前記剛性ラッチの解放時、前記交差要素は、横方向に一
緒にされて、前記フレームベースを折りたたみ、前記背
もたれ支持フレーム及び前記座席支持部に向かって折り
たたむ、請求項１５に記載のベビーカー構成 - 【請求項１７】 前記ベビーカー構成の使用中、前記背
もたれ支持フレーム及び前記座席支持部を互いに関して
約９０度の相対角度に維持するための結合装置を有す
る、請求項１４に記載のベビーカー構成。 - 【請求項１８】 前記座席支持部は、前記フレームベー
スの前記枢着結合部と前記背もたれ支持フレームの前記
枢着結合部との間の距離を変化させるために延びたり引
っ込んだりでき、それにより、前記座席支持部と前記背
もたれ支持フレームとの間の角度を変化させて、比較的
直立から比較的もたれまでの座席位置の範囲を定める、
請求項１４に記載のベビーカー構成。 - 【請求項１９】 前記座席支持部の長さを選択的にとび
とびに変化させるための割り出し機構を有し、それによ
り、前記座席支持部と前記背もたれ支持フレームとの間
の角度を変化させて、比較的直立から比較的もたれまで
の座席位置の範囲を定める、請求項１４に記載のベビー
カー構成。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US08/946302 | 1997-10-07 | ||
| US08/946,302 US6105997A (en) | 1996-11-13 | 1997-10-07 | Stroller Arrangement |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11165642A true JPH11165642A (ja) | 1999-06-22 |
Family
ID=25484282
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10197772A Pending JPH11165642A (ja) | 1997-10-07 | 1998-07-13 | 改良されたベビーカー構成 |
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