JP2007326568A - 乳児および幼児用の折り畳み可能な手押し車 - Google Patents

Abstract

【課題】乳児および幼児用の折り畳み可能な手押し車を、より小型に折り畳む。
【解決手段】対応する車輪が取り付けられた後脚部２を有する車台を備えている。車輪の支持部１１は、留具結合部１２によって対応する後脚部の下端部に取り付けられている。これにより、手押し車を折り畳んだときに、支持部が後脚部に対して折り畳まれる車輪３の支持部１１は、後脚部２を前脚部６に連結する２つの交差する交差部９の後端部に関節でつながれるように連結されている。
【選択図】図５

Description

本発明は、乳児および幼児用の折り畳み可能な手押し車に関するものである。

手押し車には、車輪に対応させて取り付けられた２つの後脚を有する型がある。この手押し車が折り畳まれたとき、支持部を有する車輪は、脚部の延長線上に位置する。

このような手押し車は、傘型手押し車と呼ばれる特徴的な形式である。傘型手押し車においては、各後脚が、その上端部において各アーム部に関節でつながれるように連結されている。このアーム部は、ハンドル部を形成し、各ハンドルに端部を有している。各前脚は、各アーム部の関節でつながれるように連結されており、これらの前脚は、２つの交差する交差部によって後脚に関節でつながれるように連結されている。

これらの手押し車は、その側面の中央部分において折り畳むことが可能であり、手押し車を折り畳んで持ち運ぶとき、手押し車の後部のより近い位置を持つが、手押し車を完全に折り畳んでも、かなりの長さを有することがある。

本発明は、乳児および幼児用の折り畳み可能な手押し車に関するものであり、その目的は、主にその長さを縮減することによって、より小型に折り畳むことが可能な手押し車を提供することにある。

本発明の目的は、乳児および幼児用の折り畳み可能な手押し車に関するものであり、主にその長さを縮減することによって、より小型に折り畳むことが可能な手押し車を提供することにある。これにより、手押し車をより小さいかたまりで梱包するように構成させることが可能であり、その結果、輸送費用を削減し、倉庫においても場所を取らない。

この目的のために、本発明に係る手押し車は、後輪の下端部に、留具結合部によって取り付けられた支持部を有することを特徴としている。この留具結合部は、手押し車を折り畳んだとき、脚部とともに支持部を折り畳むことを可能にする。それゆえに、支持部は折り畳まれた状態において、脚部の下に位置する。

後輪の支持部は、交差する交差部の後端部に関節でつながれるように連結されているので、自動的に折り畳まれる。交差部は、後輪の支持部を前脚部に連結している。

これらの特徴点および他の特徴点は、以下の詳細な説明によって明白になるだろう。図面が、さらに本発明の理解を容易にする。詳細な説明および図面は、本発明の実質的な例を示し、例示のためにのみ引用しているものであり、本発明の範囲を制限するものではない。

図１および２には、下方に車輪部（３）が取り付けられた後脚部（２）を含む車台を有する従来の傘型手押し車（１）が示されている。この手押し車の上方には、ハンドルを形成するアーム部（４）が関節でつながれるように連結されており、各ハンドル（５）において端部を有する。

アーム部（４）の下方には、対応する車輪部（７）を含む前脚部（６）が間接でつながれるように連結されている。前脚部（６）および後脚部（２）は、２つの交差する交差部（８）・（９）によって、互いに関節でつながれるように結合している。そして、前脚部および後脚部の間の各側面には、各側面にはそれぞれ側面部（１０）が備えられ、側面部は、シートを支持するために取り付けられている。

本発明に係る手押し車は、留具結合部（１２）によって後脚部（２）の下端部に取り付けられた車輪（３）の支持部（１１）に特徴を有している。この支持部（１１）には、対応する交差部（９）の後端部が関節でつながれるように連結されている。対応する側面部（１０）の後端部は、前述した留具結合部（１２）の実質的な留具（１３）に取り付けられている（図３および４）。

図５および６に示すように、後輪の支持部（１１）が交差した交差部（８）・（９）に連結されていることによって、手押し車を折り畳んだとき、支持部は、留具結合部（１２）の留具（１３）の周囲を回転するように折り畳まれる。そして、支持部は、最終的には、後脚部（２）の下に位置し、それゆえに折り畳まれた手押し車の全長を短くすることができる。

参照番号（１４）は、車輪に取り付けることが可能な泥よけの存在を示している。

本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能である。すなわち、請求項に示した範囲で適宜変更した技術的手段を組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。

図１は、それぞれ、従来の乳児および幼児用手押し車の、折り畳んでいない状態および折り畳んだ状態を示す斜視図および横立面図である。 図２は、それぞれ、従来の乳児および幼児用手押し車の、折り畳んでいない状態および折り畳んだ状態を示す斜視図および横立面図である。 図３は、本発明に係る手押し車において、後輪の支持部が、対応する脚部にどのように取り付けられているかを示す斜視図である。 図４は、本発明に係る手押し車において、後輪の支持部が、対応する脚部にどのように取り付けられているかを示す斜視図である。 図５は、本発明に係る手押し車を折り畳んだとき、折り畳まれている車輪の支持部を示す斜視図である。 図６は、本発明に係る手押し車を折り畳んだとき、後輪の支持部の状態を示す横立面図である。

符号の説明

１ 手押し車
２ 後脚部
３ 車輪部
４ アーム部
５ ハンドル
６ 前脚部
７ 車輪部
８ 交差部
９ 交差部
１０ 側面部
１１ 支持部
１２ 留具結合部
１３ 留具
１４ 泥よけ

Claims (2)

1. 乳児および幼児用の折り畳み可能な手押し車であって、
   対応する車輪が取り付けられた後脚部を有する車台を備えており、
   前記車輪（３）の支持部（１１）が、留具結合部（１２）によって対応する前記後脚部（２）の下端部に取り付けられていることによって、手押し車を折り畳んだときに、前記支持部が前記後脚部に対して折り畳まれることを特徴とする手押し車。
2. 前記車輪（３）の前記支持部（１１）は、前記後脚部（２）を前脚部（６）に連結する２つの交差する交差部（８および９）の後端部に関節でつながれるように連結されていることを特徴とする請求項１に記載の乳児および幼児用の折り畳み可能な手押し車。

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