JPH11165422A - インク転写プリンタ - Google Patents

インク転写プリンタ

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Publication number
JPH11165422A
JPH11165422A JP26590398A JP26590398A JPH11165422A JP H11165422 A JPH11165422 A JP H11165422A JP 26590398 A JP26590398 A JP 26590398A JP 26590398 A JP26590398 A JP 26590398A JP H11165422 A JPH11165422 A JP H11165422A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ink
ink container
valve
film
transfer printer
Prior art date
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Pending
Application number
JP26590398A
Other languages
English (en)
Inventor
Minoru Suzuki
実 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Pentax Corp
Original Assignee
Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd filed Critical Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
Priority to JP26590398A priority Critical patent/JPH11165422A/ja
Publication of JPH11165422A publication Critical patent/JPH11165422A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 インク容器の内圧の変化に起因するプリント
むらの発生を防止すること。 【解決手段】 貫通孔を有するフィルムとサーマルヘッ
ドとを両者の間にインクを保持するインクスペースが形
成されるよう配置し、フィルムのサーマルヘッドと反対
の側に記録紙を密着させ、サーマルヘッドにより加熱さ
れたインクがフィルムを透過して記録紙に転写されるよ
う構成したインク転写プリンタにおいて、インクスペー
スと連通したインク容器を設けると共に、該インク容器
に外部に連通する開口部を設け、該開口部に弁を設けた
構成。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インクを記録紙に
転写して画像を形成するインク転写プリンタに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】本出願人は、貫通孔を有するフィルムと
サーマルヘッドとを用い、フィルムとサーマルヘッドの
間にインクを保持すると共に、フィルムのサーマルヘッ
ドと反対の側に記録紙を密着させ、サーマルヘッドで加
熱されたインクがフィルムを透過して記録紙に転写され
るよう構成されたインク転写プリンタを提案している
(特願平9−96548号)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなインク転写プリンタでは、サーマルヘッドにより加
熱されたインクの溶媒が気化して気泡となったり、イン
ク中に溶解していた空気が気泡となって現れたりするこ
とがある。このような場合、転写部近傍(インクが透過
するフィルムの孔の近傍)の外気圧とインクの液圧との
バランスがくずれ、フィルムの貫通孔を介して外気がイ
ンク中に侵入し、そのまま気泡として残存してしまう可
能性がある。このような気泡の残存があると、プリント
時に、インクと共に気泡が記録紙に転写され、プリント
むらが生ずるという問題点がある。
【0004】本発明は、上記の課題に鑑みてなされたも
のであり、インク容器の内圧の変化に起因するプリント
むらの発生を防止することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、請求項1に係るインク転写プリンタは、貫通孔を有
するフィルムと加熱手段とを両者の間にインクを保持す
るインクスペースが形成されるよう対向配置し、フィル
ムの加熱手段と反対の側に記録紙を密着させ、加熱手段
により加熱されたインクがフィルムを透過して記録紙に
転写されるよう構成したインク転写プリンタにおいて、
インクスペースと連通したインク容器を設けると共に、
当該インク容器に、インク容器と外部とを連通する開口
部を設け、該開口部に、インク容器内の気圧が低下した
場合に開口部を開放する弁を設けたこと、を特徴とする
ものである。
【0006】このように構成すれば、外気を取り込む弁
の作用によってインク容器内の気圧低下が防止されるた
め、インク容器内の気圧とバランスしているインクの液
圧の低下が防止される。従って、外気がフィルムの貫通
孔からインク中に侵入することが無くなり、インクと共
に気泡が記録紙に転写されて生ずるプリントむらを防止
することができる。
【0007】また、請求項8に係るインク転写プリンタ
は、インク容器の開口部に弾性部材からなる弁を設け、
インク容器内の気圧が上昇した場合に、弁がインク容器
の外側に変形してインク容器内の気圧の上昇を抑えるよ
う構成したものである。このように構成すれば、インク
容器内の気圧の上昇によって、インクがフィルムの貫通
孔から飛び出してしまうことが防止される。
【0008】
【発明の実施の形態】図1は、第1の実施形態のインク
転写プリンタの基本構成を示す側断面図である。インク
転写プリンタは、複数の発熱体35を紙面に直交する方
向に一列に配列したサーマルラインヘッド3と、該サー
マルラインヘッド3の上方に配置されたフィルム2とを
備えて構成されている。フィルム2のサーマルラインヘ
ッド3と反対の側には、ゴムローラであるプラテンロー
ラ4が設けられている。フィルム2とプラテンローラ4
の間には記録紙Pが挟み込まれており、プラテンローラ
4が回転すると、記録紙Pとの間にトラクションが作用
し、図中矢印方向に記録紙Pが搬送される。
【0009】フィルム2を支持する支持板8は、熱伝導
性の良い金属等で形成された薄いプレートであり、その
厚みは約0.01mmである。フィルム2と支持板8と
は、両者の間に僅かなスペースができるよう貼り合わさ
れている。このフィルム2と支持板8に挟まれたスペー
スが、インクを保持するインクスペース1となる。
【0010】インクスペース1の側方(図中左側)に
は、インクスペース1にインクを供給するためのインク
容器100が設けられている。インク容器100の一端
部(図中右端)はサーマルラインヘッド3とプラテンロ
ーラ4との隙間に延びており、当該端部でインクスペー
ス1と連通されている。インク容器100の底部には、
脚部150が設けられ、この脚部150がサーマルライ
ンヘッド3の基板3aの上面に固定されている。
【0011】なお、インク容器100のインクをインク
スペース1に確実に導くため、インクスペース1とイン
ク容器100の境界には、インクの吸収性の良い部材
(所謂アルコールランプの紐のようなもの)を設けるこ
とも可能である。
【0012】図2は、フィルム2とサーマルラインヘッ
ド3の位置関係を示す斜視図である。なお、図2ではイ
ンク容器100は省略する。フィルム2には、表裏を貫
通する貫通孔25が、サーマルラインヘッド3の発熱体
35の配列方向と平行に、2列に亘って多数形成されて
いる。そして、夫々の発熱体35には、複数の貫通孔2
5が相対している。
【0013】図3は、インク転写プリンタによる画像形
成の原理を示す概略図である。なお、図3では、プラテ
ンローラ4と記録紙Pは省略する。フィルム2の貫通孔
25の内径は十分小さく、図3(a)に示すように、発
熱体35が発熱していない時にはインクが貫通孔25を
透過することは無い。
【0014】発熱体35が発熱すると、発熱体35の熱
は支持板8を介してインクに伝達される。支持板8は非
常に薄い(約0.01mm)ため、ある発熱体35が発
熱すると、その発熱体35の上方に位置する(その発熱
体35の面積にほぼ対応する)インクが加熱される。同
時に、インクスペース1を挟んで支持板8と対向してい
るフィルム2も局所的に加熱される。その結果、図3
(b)に示すように、発熱体35により加熱されたイン
クが気化・膨張し、その蒸気圧によりインクに局所的な
圧力が生ずる。同時に、フィルム2の加熱部分は弾性係
数が低下し、変形し易くなる。
【0015】このような局所的な圧力発生及びフィルム
2の弾性低下によって、インクがフィルム2の貫通孔2
5に押し込まれ、フィルム2の貫通孔25が押し広げら
れる。そして、インクは、フィルム2の貫通孔25を透
過し、フィルム2の上面に密着している記録紙P(図
1)に転写される。転写後、加熱が停止されると、イン
ク及びフィルム2の加熱されていた部分は周囲のインク
に冷却されるため、フィルム2の貫通孔25は元の大き
さ(インクを透過させない大きさ)に戻る。
【0016】このように構成されているため、所望のプ
リント情報に従って局所的にサーマルラインヘッド3の
発熱制御を行うと共に、プラテンローラ4を回転制御し
て記録紙Pを順次搬送することによって、記録紙Pに二
次元のインク画像を形成することができる。
【0017】次に、気室200の構成について説明す
る。図1に示すように、インク容器100の上方には、
インク容器100内の気体を集めるための気室200が
設けられている。気室200は、インク容器100の他
の部分とパーティション120により仕切られている。
パーティション120は頂点を上に向けた錐形状に形成
されており、当該頂点に連通孔122が形成されてい
る。即ち、連通孔122はインク容器100において最
も上方に位置する場所となっている。また、インクは、
その液面が連通孔122よりも高くなるのに十分な量だ
け蓄えられている。気泡はインクよりも比重が軽く、イ
ンク中を上へ上へと移動するため、インク容器100内
に存在する気泡は全て連通孔122から気室200に導
かれる。
【0018】なお、インク容器100の天井部102
は、インクスペース1から離れるほど(図中左に行くほ
ど)高くなっている。即ち、インクスペース1あるいは
インク容器100内の気泡が、インク容器100の天井
部102に沿って気室200に移動し易いよう構成され
ている。
【0019】ここで、インク転写プリンタが低温下に置
かれた場合など、インク容器100内の気圧が低下する
可能性がある。インク容器100内の気圧とインクの液
圧とはバランスしているため、インク容器100内の気
圧が低下すると、インク液圧がそれだけ低下し、図4に
示すように、転写部近傍の外気がフィルム2の貫通孔2
5からインクスペース1内に入り込む可能性がある。
【0020】そこで、図1に示すように、インク容器1
00の頂部201には開口部205が形成され、その開
口部205には弁210が設けられている。弁210は
ゴム製のシート状部材であり、インク容器100の頂部
201に内側から固着されている。
【0021】図5は、弁210を開口部205に取り付
けるための構成を示す斜視図である。開口部205と弁
210はいずれも円形であり、弁210の外径は開口部
205の外径よりも所定量大きい。そして、弁210の
外周部は、図中手前側の一部分を除き、インク容器10
0の開口部205の周縁に接着されている。弁210の
外周部を開口部205の周縁に接着すると、弁210の
中央部214が開口部205を閉塞する。
【0022】弁210の外周部において、インク容器1
00の開口部205の周縁に接着されていない部分(開
放部212)は弾性変形可能である。又、弁210の中
央部214も弾性変形可能である。従って、インク容器
100の内部の気圧が低下すると、図6(a)に示すよ
うに弁210の開放部212と中央部214がインク容
器100の内側(図中下方)に向けて弾性変形する。こ
れにより、開放部212とインク容器100の頂部20
1との間に隙間が生じ、この隙間からインク容器100
内部に外気が流入する。
【0023】このように、インク容器100内の気圧が
低下した場合には、弁210の開放部212が弾性変形
して外気がインク容器100に流入するため、インク容
器100内の気圧は外気圧と同じになる。インク容器1
00内の気圧とインクの液圧とはバランスしているた
め、インクの液圧も正常の圧力に復帰する。尚、フィル
ム2の貫通孔25からインクスペース1内に外気が侵入
する時のインク容器100内の気圧をP1とすると、弁
210は、インク容器100内の気圧がP1まで下がる
前に変形して開口部205を開放するよう構成されてい
る。
【0024】このように構成されているため、フィルム
2の貫通孔25からインクスペース1への外気の侵入が
防止される。そのため、インクと共に気泡が記録紙に転
写されて生ずるプリントむらを確実に防止することがで
きる。また、開口部205は通常は弁210により閉鎖
されているため、インクの不要な蒸発が防止される。
【0025】また、逆に、インク転写プリンタが高温下
に置かれた場合など、インクの蒸発のためにインク容器
100内の気圧が上昇した場合には、図6(b)に示す
ように弁210の中央部214が上方に変形する。変形
した中央部214は開口部205から上方に突出し、イ
ンク容器100の体積を増加させることによって、圧力
上昇分を吸収する。弁210の材質及び形状は、貫通孔
25からインクが透過するのに必要な最小の圧力P3よ
りも小さい圧力P4で弁210が変形するように設定さ
れている。従って、インク容器100内の気圧の上昇に
よって、インクがフィルム2の貫通孔25から飛び出し
てしまうことが無い。
【0026】次に、本発明の第2の実施形態について説
明する。図7は、第2の実施形態によるインク転写プリ
ンタの概略構成を示す側断面図である。第2の実施形態
では、サーマルラインヘッド3とフィルム2は、スペー
サー308を介して貼り合わされている。又、第1の実
施形態と同様、フィルム2の上方には、フィルム2の上
面に記録紙Pを密着させるためのプラテンローラ4が設
けられている。なお、サーマルラインヘッド3とフィル
ム2及びプラテンローラ4の構成は、第1実施形態と同
様である。
【0027】スペーサー308とサーマルラインヘッド
3のケース3aは、インクを透過させない材質で形成さ
れており、スペーサー308とケース3aとフィルム2
とによって囲まれた領域がインクを保持するインクスペ
ース301となる。なお、フィルム2とサーマルヘッド
3の発熱体35とは僅かに離れているか、あるいは接し
ている。
【0028】図8は、第2の実施形態のインク転写プリ
ンタのプラテンローラ4を除く部分の分解斜視図であ
る。スペーサー308は、一列に配列された発熱体35
を四方から囲む薄いプレートであり、インクスペース3
01には発熱体35が収容されている。インクスペース
301に対し図中左奥側には、インクスペース301に
インクを補給するためのインク容器350が設けられて
いる。インク容器350内のインクはスペーサー308
に形成された連通孔305を通って毛細管現象によって
インクスペース301に引き込まれる。
【0029】サーマルラインヘッド3の発熱体35が発
熱すると、その発熱体35の上方に位置するインクが加
熱される。その結果、加熱されたインクが気化・膨張
し、その蒸気圧によりインクに局所的な圧力が生ずる。
同時に、発熱体35と対向しているフィルム2も局所的
に加熱され、変形し易くなる。かくして、インクはフィ
ルム2の貫通孔25を透過し、フィルム2の上面に密着
している記録紙Pに転写される。転写後、インク及びフ
ィルム2の加熱部分は周囲のインクに冷却され、フィル
ム2の貫通孔25は元の大きさ(インクを透過させない
大きさ)に戻る。
【0030】次に、第2の実施形態のインク容器350
について説明する。第1の実施形態のインク容器100
ではパーティション120によって気室200と気室以
外の部分とが分けられていたが、第2の実施形態のイン
ク容器350では、そのようなパーティションは設けら
れていない。
【0031】第1の実施形態と同様、インク容器350
の天井部352は、インクスペース301から離れるほ
ど(図中左に行くほど)高くなっている。そして、イン
ク容器350の図中左端部は他の部分よりも一段高い天
井部(頂部)351を有している。かくして、インクス
ペース301あるいはインク容器100内の気泡は、イ
ンク容器100の天井部102に沿ってインク容器35
0の頂部351近傍に集まる。
【003a】インク容器350の頂部351には、第1
の実施形態と同様の開口部205と弁210とが設けら
れている。そのため、インク容器350内の気圧が低下
した場合には、弁210が弾性変形して外気がインク容
器350内に流入する。これにより、インク容器350
内の気圧は外気圧と同じになり、フィルム2の貫通孔か
らインクスペース内への外気の侵入が防止される。ま
た、インク容器350内の気圧が上昇した場合には、弁
210の中央部が上方に変形して、圧力上昇分を吸収す
る。従って、インク容器350内の気圧の上昇によっ
て、インクがフィルム2の貫通孔から外に飛び出してし
まうことが無い。
【0033】なお、上述の第1及び第2実施形態におい
て、弁210を複数個設けても良い。
【0034】
【発明の効果】以上のように、本発明のインク転写プリ
ンタによると、弁の作用によってインク容器内の気圧低
下が防止され、(インク容器内部の気圧とバランスして
いる)インクの液圧の低下が防止される。従って、外気
がフィルムの貫通孔からインク中に侵入することが無く
なり、インクと共に気泡が記録紙に転写されて生ずるプ
リントむらを確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態のインク転写プリンタの基本構成
を示す断面図である。
【図2】フィルムとサーマルラインヘッドの位置関係を
示す斜視図である。
【図3】図1のインク転写プリンタによる画像形成の原
理を示す図である。
【図4】インクスペース内に気泡が侵入する状態を示す
概略図である。
【図5】インク容器の開口部に弁を取り付ける状態を示
す斜視図である。
【図6】弁の動作を示す概略図である。
【図7】第2実施形態のインク転写プリンタの基本構成
を示す断面図である。
【図8】図7のインク転写プリンタのインクスペースを
示す斜視図である。
【符号の説明】
1 インクスペース 2 フィルム 3 サーマルラインヘッド 4 プラテンローラ 8 支持板 25 貫通孔 35 発熱体 100 インク容器 120 パーティション 122 連通孔 200 気室 205 開口部 210 弁 212 開放部 214 中央部 300 インク容器

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】貫通孔を有するフィルムと加熱手段とを、
    両者の間にインクを保持するインクスペースが形成され
    るよう対向配置し、 前記フィルムの前記加熱手段と反対の側に記録紙を密着
    させ、 前記加熱手段により加熱されたインクがフィルムを透過
    して記録紙に転写されるよう構成したインク転写プリン
    タにおいて、 前記インクスペースと連通したインク容器を設けると共
    に、 前記インク容器に、該インク容器と外部とを連通する開
    口部を設け、 該開口部に、前記インク容器内の気圧が低下した場合に
    当該開口部を開放する弁を設けたこと、を特徴とするイ
    ンク転写プリンタ。
  2. 【請求項2】前記弁は弾性部材であり、前記インク容器
    内の気圧が低下すると、前記弁の少なくとも一部が前記
    インク容器の内側に変形して前記開口部を開放するこ
    と、を特徴とする請求項1に記載のインク転写プリン
    タ。
  3. 【請求項3】前記インク容器内の気圧が上昇すると、前
    記弁が前記インク容器の外側に変形し、前記インク容器
    内の気圧の上昇を抑えること、を特徴とする請求項2に
    記載のインク転写プリンタ。
  4. 【請求項4】前記弁は、前記インク容器の前記開口部の
    周縁部に、前記インク容器の内側から固着されているこ
    と、を特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のイ
    ンク転写プリンタ。
  5. 【請求項5】前記弁は略円形状であり、その外周部が前
    記開口部の前記周縁部に固着されていること、を特徴と
    する請求項4に記載のインク転写プリンタ。
  6. 【請求項6】前記弁の前記外周部の少なくとも一部が、
    前記開口部の前記周縁部から離間可能であること、を特
    徴とする請求項5に記載のインク転写プリンタ。
  7. 【請求項7】前記開口及び前記弁は、前記インク容器の
    上面に形成されていること、を特徴とする請求項1から
    6のいずれかに記載のインク転写プリンタ。
  8. 【請求項8】貫通孔を有するフィルムと加熱手段とを、
    両者の間にインクを保持するインクスペースが形成され
    るよう対向配置し、 前記フィルムの前記加熱手段と反対の側に記録紙を密着
    させ、 前記加熱手段により加熱されたインクがフィルムを透過
    して記録紙に転写されるよう構成したインク転写プリン
    タにおいて、 前記インクスペースと連通したインク容器を設けると共
    に、 前記インク容器に、該インク容器と外部とを連通する開
    口部を設け、 該開口部に、弾性部材からなる弁を設け、 前記インク容器内の気圧が上昇すると、前記弁が前記イ
    ンク容器の外側に変形し、前記インク容器内の気圧の上
    昇を抑えるよう構成したこと、 を特徴とするインク転写プリンタ。
  9. 【請求項9】前記加熱手段はサーマルヘッドを含むこ
    と、を特徴とする請求項1から8のいずれかに記載のイ
    ンク転写プリンタ。
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