JPH11165305A - マットとその製造装置 - Google Patents

マットとその製造装置

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JPH11165305A
JPH11165305A JP34864097A JP34864097A JPH11165305A JP H11165305 A JPH11165305 A JP H11165305A JP 34864097 A JP34864097 A JP 34864097A JP 34864097 A JP34864097 A JP 34864097A JP H11165305 A JPH11165305 A JP H11165305A
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hopper
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 木製スライス片からなる床材料1を使って、
畳床などに適用できるマットを提供する。 【解決手段】 木製スライス片からなる主材料1を下側
布材17と上側布材28とで覆って圧縮し、それらを縫
い合わせてマット材33を構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、檜などの木製ス
ライス片を主材料としたマットに係わり、例えば畳床と
して用いるのに最適なマットに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、畳床についていえば、天然の畳
床はいわゆる藁材から構成されている。しかし、今で
は、この藁材がほとんど手に入らないので、天然の畳床
を大量に作れないというのが現状である。そこで、現在
では、発泡スチロールなどを畳床に用いたいわゆる化学
畳が主流になっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の化学畳
は、大量生産には向いているが、畳としての本来の機
能、例えば、吸湿性、脱臭性および防カビ性などに欠け
るという問題があった。また、この化学畳では、畳本来
の微妙な弾性も得られないという不満も多くあった。さ
らに、この化学畳の畳床を構成する発泡スチールは、例
えば土の中に埋めたとしても、木や鉄のように分解され
ない。そのため、発泡スチロールが土壌中にそのまま残
ってしまう。このようなことを防止するために、化学畳
を廃棄処分する場合には、発泡スチロールを焼却処理等
していた。しかし、化学畳が不法投棄される場合があ
り、この場合には、当然のこととして発泡スチロールが
残ってしまう。そして、このように放置された発泡スチ
ロールが、環境問題の一つになっていた。この発明の第
1の目的は、木製スライス片からなる主材料を用いるこ
とで、吸湿性、脱臭性および防カビ性などの機能を維持
するとともに、環境に優しいマットを提供することであ
る。第2の目的は、上記のマットを製造するのに最適な
マット製造装置を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、織布ある
いは不織布からなる2枚の布材間に、多数の木製スライ
ス片からなる主材料を介在させるとともに、それらを圧
縮しながら互いに縫い合わせて1枚のマット材を構成す
る一方、このようにした複数枚のマット材をさらに圧縮
しながら縫い合わせた点に特徴を有する。第2の発明
は、木製スライス片が、その幅を5mm〜30mm、長さを
30mm〜130mmとした長方形にするとともに、その厚
さを0.1mm〜0.5mmとした点に特徴を有する。。第
3の発明は、所定のマット材とマット材との間に、これ
らマット材の長さよりもやや短い板状芯材を、そのマッ
ト材の幅方向に間隔を保って複数並べた点に特徴を有す
る。
【0005】このように第1〜3の発明は、木製スライ
ス片を主原料にしているので、天然素材の特徴である吸
湿性、脱臭性および防カビ性などの機能をすべて備える
ことができる。
【0006】第4の発明は、木製スライス片からなる主
材料を搬送する第1帯状コンベヤと、この第1帯状コン
ベヤの下流側に設けるとともに、第1帯状コンベヤで搬
送された主材料を受け入れるホッパーと、このホッパー
の上流側にあって、第1帯状コンベヤで搬送される主材
料の供給量を一定に保つための供給量規制手段と、ホッ
パーの排出口の下方に設けた第2帯状コンベヤと、この
第2帯状コンベヤの上に敷いてそのコンベヤとともに走
行する下側布材と、この下側布材を送り出す第1送り出
し手段と、上記第2帯状コンベヤ上の布材に載せられた
主材料を、その下側布材上に万遍なくいき亘らせるため
の均し手段と、この均し手段の下流側にあって、上記布
材に載せられた主材料を覆う上側布材と、この布材を送
り出す第2送り出し手段と、上記両布材およびそれらに
挟まれた木製スライス片を圧縮する圧縮ローラーと、こ
の圧縮ローラーから導き出されるマット材を縫製する縫
製手段と、連続的に導き出されるマット材を所定の長さ
にカットする裁断手段とを備えた点に特徴を有する。
【0007】第5の発明は、供給量規制手段は、複数枚
の羽根を放射状に設けた回転体からなり、この回転体
は、第1帯状コンベヤに載せられた主材料を、その搬送
方向と反対側に払い除く方向に回転する点に特徴を有す
る。第6の発明は、ホッパーに振動手段を設けた点に特
徴を有する。第7の発明は、ホッパーの排出口に、円弧
状のすべり板を設けた点に特徴を有する。第8の発明
は、均し手段を複数設けた点に特徴を有する。第9の発
明は、少なくとも一つの均し手段は、第2帯状コンベヤ
の幅とほぼ等しい軸方向長さを保持したローラーとする
とともに、このローラーには凸部を複数形成した点に特
徴を有する。
【0008】第10の発明は、少なくとも一つの均し手
段を上下移動体で構成し、第2帯状コンベヤで搬送され
ている主材料を、この上下移動体で軽く叩くようにした
点に特徴を有する。第11の発明は、複数の均し手段の
うち、二つの均し手段を上下移動板で構成し、上流側に
設けた上下移動板は、第2帯状コンベヤの幅とほぼ等し
い長さを保持し、その板の下面に多数の山形の凸部を形
成する一方、下流側に設けた上下移動板は、同じく第2
帯状コンベヤの幅とほぼ等しい長さを保持し、この板の
下面中央を突出させるとともに、その中央から左右に向
かって上昇する斜辺を形成した点に特徴を有する。
【0009】第12の発明は、ローラーからなる第1均
し手段と、下面に多数の山形の凸部を形成した上下移動
板からなる第2均し手段と、下面中央に一つの山を形成
した上下移動板からなる第3均し手段とを備え、上流側
から、第1均し手段、第2均し手段および第3均し手段
の順で並べた点に特徴を有する。第4〜第12の発明
は、主材料を圧縮する工程以前に、その主材料の量を正
確に制御できるので、常に均質なマットを製造できる。
【0010】
【発明の実施の形態】図1に示したマットmの主材料1
としての木製スライス片は、檜の間伐材を用いたもの
で、その幅を約20mm、長さを約80mm、厚さを約0.
2mmの長方形にスライスしたものである。この主材料1
をマットmにするための製造装置の全体を示したのが、
図3である。上記製造装置の最も上流側には、第1帯状
コンベヤ2を設けている。この第1帯状コンベヤ2に
は、主材料1を間欠的に供給するが、その供給手段は図
示していない。ただし、この供給手段は、主材料1を一
定量供給するとともに、この供給時には、主材料1が、
上記第1帯状コンベヤ2の幅方向に万遍なく振り分けら
れるようにしている。なお、上記第1帯状コンベヤ2の
両側には、そこに載せた主材料1がこぼれないようにす
るための側壁を設けているが、その側壁は図示していな
い。
【0011】上記第1帯状コンベヤ2の下流側には、ホ
ッパーhを設けているが、このホッパーhの上流側に、
供給量規制手段としての回転体tを設けている。この回
転体tは、複数枚の羽根3を放射状に設けるとともに、
真下に位置する羽根3と第1帯状コンベヤ2との間隔に
よって、この回転体tの部分を通過する主材料1の量を
規制するようにしている。ただし、この回転体tは、第
1帯状コンベヤ2を支えるホィールの回転方向と同じ方
向に回転するようにしている。したがって、複数の羽根
3のうち第1帯状コンベヤ2と向き合う羽根は、その搬
送方向と反対方向に回ることになる。そして、この向き
合った羽根の先端と第1帯状コンベヤ2との間隔によっ
て、そこを通過する量が規制されることになる。
【0012】また、上記のように第1帯状コンベヤ2と
向き合う羽根3を、上記搬送方向と反対方向に回すよう
にしたので、そこを通過しようとする設定量以上の主材
料1を払いのけることができる。したがって、この回転
体tよりも下流側には、設定量以上の主材料1が供給さ
れたりしなくなる。言い換えれば、常に一定量の主材料
がホッパーhに供給されることになる。なお、この回転
体tの位置に、まったく回転しない堰を立てて、この堰
の下を主材料1を通過させるようなことも考えられる。
しかし、このような堰の下を通すようにすると、その堰
の部分を通過できない主材料が堰の後側に溜まってしま
う。例えば、主材料である木製スライス片には、真っ直
ぐのものや、カールされたものや、あるいは捻れたもの
などがある。このように形状が一定しない木製スライス
片を、堰の下に通そうとすれば、これら木製スライス片
が、堰に引っかかったりして、スムーズに通り抜けられ
ないものがでてくる。ほんのわずかなスライス片が、堰
に引っかかっても、それが原因で後からくるスライス片
が次々と引っかかってしまい、結局は、上記したように
堰の後ろにスライス片がたくさん溜まってしまう。
【0013】堰の後側に主材料を溜めたままにしておく
と、そこを通過する主材料の量、すなわち供給量が一定
しなくなる。ところが、天然の木製スライス片を主材料
として、一定の大きさにまとめるためには、供給量を一
定にしなければならない。もし、供給量にバラ付きがあ
ると、それをまとめた畳床mは、厚さが不均一になった
り、全体に波をうったりしてしまう。
【0014】また、カールしたり捻れたりしている木製
スライス片が、上記のように堰を無理して通過すると、
それが折れたり細かく分断されたりしてしまう。もし、
個々のスライス片が、折れたり分断されたりして、細か
くなりすぎると、マットとしてまとめたときの主材料1
の密度も、場所によって異なってしまう。場所によって
密度が異なると、マットmは、やはり、厚さが不均一に
なったり、全体に波をうったりする。したがって、この
供給量を一定に保つということと、スライス片の形状を
なるべく崩さないということとは、かなり重要な要素に
なる。しかし、この実施例のように、第1帯状コンベヤ
2と、それに向き合う羽根3とを反対方向に移動すれ
ば、先にも説明したように、設定量以上の主材料を、羽
根3で搬送方向とは反対側に払いのけてくれる。したが
って、この回転体tの後側に主材料を溜めてしまうこと
もないし、その形状を崩すこともない。その上、この回
転体tを通過する量、すなわち供給量も一定に保てる。
【0015】また、上記のように第1帯状コンベヤ2で
搬送された主材料1はホッパーhに投入されるが、この
ホッパーhは、次のように構成している。すなわち、こ
のホッパーhは、その投入口4を長方形にするととも
に、この長方形の長辺の長さを、第1帯状コンベヤ2の
幅とほぼ同じにしている。つまり、第1帯状コンベヤ2
で搬送された主材料1のすべてが、このホッパーhに自
動的に落下するようにしている。
【0016】このホッパーhは、図4に示すように、そ
の本体5を凹字状にするとともに、この凹字状の開口部
分を前板6でふさいでいる。また、この前板6はその上
端を本体5の上部に軸7を中心に揺動自在に取り付けて
いる。そして、この前板6は、電動モータ8の駆動軸9
に固定した円板10に、板状の伝達手段11を介して連
係している。しかも、この伝達手段11と円板10との
連結部分を、駆動軸9に対して偏心させている。したが
って、電動モータ8を駆動すると、伝達手段11が往復
運動を繰り返す。この伝達手段11の往復運動にともな
って、前板6も軸7を中心に揺動するが、この前板6、
伝達手段11、円板10および電動モータ8が相まっ
て、この発明の振動手段を構成する。
【0017】このようにホッパーhに振動手段を設けた
ので、このホッパーhに供給された主材料1は、前板6
の振動で、ごく自然に下方に落下していく。このよう
に、振動手段は、ホッパーh内の主材料1に、圧力をか
けずに自然に落下させるためのものである。したがっ
て、主材料1の自然落下さえ促せれば、前板6をそれほ
ど大きく揺動させる必要はない。このようにホッパーh
を揺動させることによって、その中の主材料1をごく自
然に落下させられるので、ここでも木製スライス片1が
折れたり、細かく分断されたりしない。また、ホッパー
hにおける主材料1も、その自重で自然に詰め込まれる
ので、このホッパーh内の材料の密度も一定になる。こ
の密度の一定化も、マットmの形状や厚さを均一化する
ために必要なことである。なお、このホッパーhの側面
に覗き窓12を形成し、この覗き窓12の外側にセンサ
ー13を設けている。このセンサー13は、ホッパーh
内の主材料1の量を監視するとともに、その量が設定量
以下になったとき、信号を出力して、第1帯状コンベヤ
2および回転体tを駆動させるようにしている。
【0018】上記ホッパーhの排出口14側には、円弧
状のすべり板15を形成している。このすべり板15の
延長上には、第2帯状コンベヤ16を設けている。ただ
し、このすべり板15と第2帯状コンベヤ16との間に
は、麻布からなる下側布材17を敷くようにしている。
この下側布材17は、図4に示すように、上記第2帯状
コンベヤ16を支えるローラー18の後方に設けた巻取
りローラー19に巻取られている。このようにした下側
布材17は、巻取りローラー19から導き出して、図3
に示した引っ張り機構20に止める。したがって、この
引っ張り機構20が、レール21上を走行することによ
って、下側布材17が巻取りローラー19から引っ張り
出されることになる。なお、この第2帯状コンベヤ16
の両側にも、第1帯状コンベヤ2と同様に、側壁を設け
ているが、この側壁は図示していない。また、上記巻取
りローラー19は、この発明の第1送り出し手段を構成
するものである。
【0019】上記のように構成したので、ホッパーhの
排出口14から排出された主材料1は、円弧上のすべり
板15をすべりながら、そのまま下側布材17の上に移
行する。このようにすべり板15を通って下側布材17
に移行するので、主材料群の連続性が断たれることがな
い。例えば、ホッパーhの排出口14から上記主材料群
を下側布材17の上に直接落としてしまうと、下側布材
17の上で主材料群の谷ができたりして、その連続性が
断たれてしまう。この連続性が断たれると、たとえ、そ
れを最終工程でどのように圧縮しても、その谷などによ
る凹凸が修正されない。しかし、この実施例では、上記
のように主材料群の連続性が断たれたりしないので、こ
の段階で主材料群に凹凸などできない。
【0020】上記すべり板15の下流側には、第1均し
手段Xを設けている。この第1均し手段Xは、ローラー
22に、その軸方向に伸びる凸部23を、円周方向に等
間隔に設けている。この第1均し手段Xも、下側布材1
7上の主材料群を圧縮するのではなく、その主材料群を
凸部23で軽く押して、その材料群に量的なむらが生じ
ないようにするためのものである。
【0021】上記第1均し手段Xの下流側には、第2均
し手段Yと第3均し手段Zとを設けている。上記第2均
し手段Yは、図5に示すように、第2帯状コンベヤ16
の幅とほぼ同じ長さを有する複数の上下移動板24を平
行に並べたもので、これら上下移動板24を、図示して
いない電動モータを用いて、上下に移動できるようにし
ている。そして、個々の上下移動板24の下面には、そ
の中央部分を突出させるとともに、その中央から左右に
向かって上昇する斜辺25を形成している。このように
した第2均し部材Yは、主材料群を軽く叩くものであ
る。ただし、この第2均し手段Zは、どちらかという
と、下側布材17の両側の主材料群が、他の部分よりも
薄くならないようにするものである。つまり、この上下
移動板24で下側布材17上の主材料群を軽く叩くこと
によって、主材料を斜辺25に沿って両サイドに導くも
のである。
【0022】図6に示した第3均し手段Zも、第2均し
手段Yと同様に、第2帯状コンベヤ16の幅とほぼ同じ
長さを有する複数の上下移動板26を平行に並べるとと
もに、図示していない電動モータを用いて、上下に移動
できるようにしたものである。そして、個々の上下移動
板26の下面は、多数の山形の凸部27を形成してい
る。そして、この第3均し手段Zも、その凸部27で下
側布材17上のその上下動によって、下側布材17上の
主材料群を軽く叩くためのものである。そして、この上
下移動板24に多数の山形の凸部27を形成したのは、
この凸部27で、下側布材17上の主材料群の量的な均
一化を図るためである。
【0023】上記のようにした第3均し手段Zの下流側
には、上側布材28を巻いた巻取りローラー29を設け
ている。この巻取りローラー29に巻取られた上側布材
28は、木製スライス片1からなる材料を均一に分配さ
れた主材料群の上を覆うために導き出される。なお、上
記巻取りローラー29は、この発明の第2送り出し手段
を構成するものである。上記のように上下の布材17お
よび28に覆われた主材料群は、これら布材17、18
とともに圧縮ローラー群で圧縮されながら縫製手段とし
てのミシン31を通過し、そこで縫い合わされる。な
お、前記引っ張り機構20は、この両布材17、28を
同時に間欠的に引っ張るものである。そして、所定の長
さ分だけ引っ張り出されたら、カッター32でカットし
て、1枚のマット材33を形成する。
【0024】次に、この実施例の装置を用いて、マット
mを形成する工程を説明する。まず最初に、檜の間伐材
をスライスした木製スライス片からなる主材料を、第1
帯状コンベヤ2に載せる。このときの木製スライス片
は、その幅を約20mm、長さを約80mm、厚さを約0.
2mmの長方形にしている。木製スライス片をこのような
寸法にしたのは、次の理由からである。すなわち、マッ
トとしての特性を維持するためには、この木製スライス
片が、ある程度長い方がいい。なぜなら、ある程度の長
さがないと、スライス片同士が絡み合わず、マットとし
ての弾性を保てないからである。
【0025】しかし、あまり長すぎると、材料としての
供給量を一定に保ち難くなる。このことは、1mもの長
さにした木製スライス片を想定すれば、簡単に理解でき
ることである。つまり、この木製スライス片が長すぎる
と、極端にカールしたり捻れたりするので、それだけで
量の規制がやり難くなる。それだけではなく、長いスラ
イス片は、お互いが絡み合ってしまうので、その量を正
確に規制できなくなる。もし、供給量を一定に保てず
に、搬送過程の下側布材17上の主材料群に厚いところ
と薄いところとができてしまうと、たとえ、それらを圧
縮したとしても、その材料の不均一さが、そのままマッ
トの厚さの不均一さにとなって現れてしまう。このよう
な理由から、木製スライス片の大きさを上記のように特
定したものである。ただし、この寸法が絶対的なもので
はなく、例えば、幅5mm〜30mm、長さ30mm〜130
mm、厚さ0.1mm〜0.5mm程度のものであれば、それ
ほど支障なく使える。しかし、材料の量的な規制や、マ
ットとしての弾性の維持などの条件を満たす上で、幅を
約20mm、長さを約80mm、厚さを約0.2mmの長方形
のものが最も好ましい。
【0026】上記のようにした木製スライス片からなる
主材料1を供給するときには、第1帯状コンベヤ2の幅
方向にも、材料が均一に行き亘るようにする。また、そ
の供給のタイミングは、ホッパーhに設けたセンサー1
3の出力信号に依存させている。このセンサー13は、
ホッパーh内の材料が設定量よりも少なくなったときに
信号を出力するので、この第1帯状コンベヤ2には、間
欠的に材料が供給されることになる。主材料が供給され
た第1帯状コンベヤ2が走行すると、それにともなって
回転体tが回転し始める。コンベヤ2が走行し、しかも
回転体tが回転すると、その回転体tの羽根3が、その
コンベヤ2上の設定量以上の主材料を、その搬送方向と
は反対側に払いのける。したがって、この回転体tを通
過すれば、主材料の量が均一化される。
【0027】上記のようにして第1帯状コンベヤ2で搬
送された主材料1は、ホッパーhに投入される。このと
き、主材料は、ホッパーh内に自重で落下するので、ホ
ッパーh内においても量が均一化される。しかも、この
段階で前板6を振動させるので、ホッパーh内における
主材料の密度も均一化する。この前板6の振動は、ホッ
パーh内の主材料の密度を均一化するとともに、その主
材料をスムーズに落下させるためである。したがって、
この実施例とは異なり、ホッパーhそのものを振動させ
るようにしてもよいこと当然である。そして、このホッ
パーh内の主材料が設定量よりも少なくなれば、センサ
ー13が作動して信号を出力する。このセンサー13の
出力信号に基づいて、上記したように、第1帯状コンベ
ヤ2に主材料が供給されるとともに、このコンベヤ2が
走行して、ホッパーh内に主材料を補給する。
【0028】このようにしてホッパーhに溜められた主
材料は、前板6が振動する度に、すべり板15から滑り
落ちて、第2帯状コンベヤ16上に導かれた下側布材1
7上に移行する。このときの主材料の供給量は、ホッパ
ーhの排出口14の開口面積によって決められる。つま
り、この排出口14の幅と厚みをもった主材料群とし
て、下側布材17に供給される。ただし、前板6が振動
して、ホッパーh内の主材料を排出口14から排出する
タイミングは、ミシン31の一縫いに合わせるようにし
ている。また、下側布材17も、このミシン31の一縫
いに合わせて、間欠的に搬送されるようにしている。
【0029】上記のように下側布材17に供給される主
材料は、そのまま第1均し手段Xに到達する。このと
き、すべり板15を通過する過程で、主材料群に割れ目
のような谷が形成されていたたとしても、この第1均し
手段Xのローラー22が回転することによって、その谷
も均されて平坦になる。その上、この主材料群は、第2
均し手段Yおよび第3均し手段Zによって、量的にも均
一にされる。すなわち、第2均し手段Yでは、その斜辺
25によって、下側布材17の両サイドの主材料群が薄
くならないように均される。また、第3均し手段Zで
は、山形の凸部27の叩き作用で、主材料群の中に空洞
などが生じないように均される。
【0030】このように下側布材17上で、主材料の量
的な均一性が保たれるが、この状態を維持した上で、主
材料群の上に上側布材28をかぶせる。そして、これら
両布材17、28とともに主材料群を圧縮ローラー群3
0で圧縮し、その圧縮状態を保ちながら、ミシン31で
それらを縫い合わせる。この縫い合わせたものを、さら
にカッター32で所定の長さにカットして、図2に示す
1枚のマット材33を形成する。このようにして形成さ
れたマット材33は、その厚みにほとんどバラ付きがな
くなる。その理由は、主材料の供給量を一定に保つとと
もに、その主材料の分配も均一に保つようしたからであ
る。
【0031】上記のようにして形成されたマット材33
を2枚重ねて、マットmを形成するが、これら2枚のマ
ット材33の間には、図2に示すように、板状の板状芯
材34を介在させる。この板状芯材34には、木製スラ
イス片と同様に檜材を用いている。そして、この板状芯
材34の長さは、例えばこのマットmを畳床として用い
る場合には、畳の長さよりもわずかに短くし、幅はだい
たい50mm程度のものである。このようにした細い板状
芯材34を幅方向に間隔を保って複数介在させる。板状
芯材34を介在させた2枚のマット材33を、図示して
いない圧縮ローラーで圧縮しつつ、ミシンでそれら2枚
を縫い合わせる。そして、この圧縮して縫い合わせた2
枚のマット材33、33を一畳分の大きさにカットす
る。
【0032】この実施例では、2枚のマット材33、3
3を重ね合わせて、一畳分のマットmを形成するように
したが、その理由は、次の通りである。もし、1枚のマ
ット材33で、一畳分の厚さのマットmを得ようとする
と、それが厚すぎて十分に圧縮しきれない。この圧縮力
が弱いと、厚さが安定しないだけでなく、ミシン31の
針の通りも悪くなってしまう。それだけではなく、でき
あがったマットmの形状も維持し難くなってしまう。し
かし、この実施例のように、2枚のマット材33を重ね
るようにすれば、1枚1枚のマット材33の厚さを薄く
できる。このように薄いものは、ある程度の圧縮力を作
用させれば、十分に圧縮してくれるので、主材料の量さ
え一定であれば、そのマット材33の厚さも一定にな
る。このように1枚1枚の厚さが一定なので、それらを
重ね合わせたマットmの厚さも常に一定になる。
【0033】また、しっかりと圧縮された状態で縫い合
わされたマット材33は、当然のこととして、その形状
維持能力も大きくなる。このように形状維持能力の大き
な2枚のマット材33を重ね合わせて縫い合わせるの
で、当然に形状維持能力が大きなマットmを得ることが
できる。このようにしてできたマットmは、最終段階
で、その周辺をカットしても、まったく型くずれしない
だけでなく、その角を正確に90度に保つこともできる
ので、畳床として用いることができる。なお、この実施
例では、上記したように2枚のマット材33を重ね合わ
せて、一畳分のマットmを形成するようにしたが、何枚
かのマット材33を重ね合わせるようにしてもよいこと
当然である。また、2枚のマット材33、33の間に、
細い板状芯材34を介在させたので、畳床としての最適
な弾性も保つことができる。そして、この実施例では、
この発明のマットの用途として畳床の例を挙げたが、そ
の用途としては畳床に限定されるものではなく、例えば
ベッドのマットなどにも用いることができる。
【0034】
【発明の効果】第1の発明によれば、木製スライス片を
主材料にしているので、その木の特性である吸湿性、脱
臭性および防カビ性などの機能を備えたマットが得られ
る。また、木製スライス片を利用できるということは、
間伐材を利用できるということである。したがって、自
然林の保護という現代社会のテーマを守りながら、マッ
トの主材料を大量に確保できる。そして、このようなマ
ットを畳床として用いれば、藁材の確保が困難という問
題も解決できる。そして、木製スライス片からなる主材
料を圧縮して形成した複数枚のマット材を、2枚重ねて
さらに圧縮し、それらを縫い合わせるようにしたので、
不定型な木製スライス片を用いても、形状、厚さおよび
形状維持能力などにおいて、均一なマットを得ることが
できる。さらに、このマットは土の中で自然に分解する
材質から構成されているので、環境に非常に優しいもの
となっている。なお、この第1の発明における布材は、
織布であってもよいし不織布であってもよい。また、そ
の材質は特に問わないが、麻布の方が通気性や吸湿性に
優れているし、公害もないという点で有利である。
【0035】第2の発明によれば、木製スライス片が適
度に絡み合うので、マットとしての腰の強さや弾性を維
持できる。しかも、そのスライス片が必要以上に長くな
いので、その量の管理もやりやすくなる。第3の発明に
よれば、マット材とマット材との間に板状芯材を介在さ
せたので、よりいっそう腰の強さや弾性を維持できる。
【0036】第4の発明によれば、主材料の供給量を一
定に保てるとともに、その主材料を万遍なく分配できる
ので、形状や厚さなどが一定の均質なマットを、連続し
て製造することができる。第5の発明によれば、木製ス
ライス片の形状等を損なわずに、ホッパーに供給される
主材料の量を常に一定に保てる。第6の発明によれば、
ホッパーに振動手段を設けたので、このホッパーを通過
する主材料の密度を一定に保てる。したがって、当然の
こととして、主材料の供給量も一定に保つことができ
る。第7の発明によれば、ホッパーから主材料群がスム
ーズに排出されるので、主材料の分配を均質化できる。
【0037】第8〜10の発明によれば、ホッパーの下
流側に均し手段を複数設けたので、コンベヤの布材上に
分配された主材料を万遍なく行き亘らせることができ
る。第11の発明によれば、二つの均し手段で、コンベ
ヤの布材上に分配された主材料を叩くので、その分配状
況が均一化する。第12の発明によれば、三つの均し手
段を設けたので、主材料の分配状況がいっそう均一化す
る。いずれにしても、第8〜12の発明によれば、下側
布材に供給される主材料が、均一に分配されるので、そ
の主材料群に山や谷などの凹凸ができない。もし、この
凹凸があると、たとえそれを圧縮したとしても、完成し
たマットにも凹凸が残ってしまう。しかし、第8〜12
の発明によれば、このような問題が一切ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】マットの斜視図である。
【図2】マット材を重ね合わせる過程を示した斜視図で
ある。
【図3】マット製造装置全体の概略図である。
【図4】ホッパー部分の斜視図である。
【図5】第2均し手段の斜視図である。
【図6】第3均し手段の斜視図である。
【符号の説明】
1 主材料 2 第1帯状コンベヤ h ホッパー t 供給量規制手段としての回転体 3 羽根 6 振動手段の構成要素である前板 8 振動手段の構成要素である電動モータ 9 振動手段の構成要素である駆動軸 10 振動手段の構成要素である円板 11 振動手段の構成要素である伝達手段 15 すべり板 16 第2帯状コンベヤ 17 下側布材 19 第1送り出し手段としての巻取りローラー X 第1均し手段 22 ローラー 23 凸部 Y 第2均し手段 Z 第3均し手段 24 上下移動板 25 斜辺 26 上下移動板 27 凸部 28 上側布材 29 第2送り出し手段としての巻取りローラー 30 圧縮ローラー群 31 縫製手段としてのミシン 33 マット材 34 板状芯材

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 織布あるいは不織布からなる2枚の布材
    間に、多数の木製スライス片からなる主材料を介在させ
    るとともに、それら主材料を圧縮しながら互いに縫い合
    わせて1枚のマット材を構成する一方、このようにした
    複数枚のマット材をさらに圧縮しながら縫い合わせてな
    るマット。
  2. 【請求項2】 木製スライス片は、幅を5mm〜30mm、
    長さを30mm〜130mmの長方形にするとともに、その
    厚さを0.1mm〜0.5mmとした請求項1記載のマッ
    ト。
  3. 【請求項3】 所定のマット材とマット材との間に、こ
    れらマット材の長さよりもやや短い板状芯材を、そのマ
    ット材の幅方向に間隔を保って複数並べてなる請求項1
    記載のマット。
  4. 【請求項4】 木製スライス片からなる主材料を搬送す
    る第1帯状コンベヤと、この第1帯状コンベヤの下流側
    に設けるとともに、第1帯状コンベヤで搬送された主材
    料を受け入れるホッパーと、このホッパーの上流側にあ
    って、第1帯状コンベヤで搬送される主材料の供給量を
    一定に保つための供給量規制手段と、ホッパーの排出口
    の下方に設けた第2帯状コンベヤと、この第2帯状コン
    ベヤの上に敷いてそのコンベヤとともに走行する下側布
    材と、この下側布材を送り出す第1送り出し手段と、上
    記第2帯状コンベヤ上の布材に載せられた主材料を、そ
    の下側布材上に万遍なくいき亘らせるための均し手段
    と、この均し手段の下流側にあって、上記布材に載せら
    れた主材料を覆う上側布材と、この布材を送り出す第2
    送り出し手段と、上記両布材およびそれらに挟まれた主
    材料を圧縮する圧縮ローラーと、この圧縮ローラーから
    導き出されるマット材を縫製する縫製手段と、連続的に
    導き出されるマット材を所定の長さにカットする裁断手
    段とを備えたマット製造装置。
  5. 【請求項5】 供給量規制手段は、複数枚の羽根を放射
    状に設けた回転体からなり、この回転体は、第1帯状コ
    ンベヤに載せられた主材料を、その搬送方向と反対側に
    払い除く方向に回転する請求項4記載のマット製造装
    置。
  6. 【請求項6】 ホッパーに振動手段を設けた請求項4ま
    たは5記載のマット製造装置。
  7. 【請求項7】 ホッパーの排出口に、円弧状のすべり板
    を設けた請求項4〜6のいずれか1に記載したマット製
    造装置。
  8. 【請求項8】 ホッパーの排出口の下流側に複数の均し
    手段を設けた請求項4〜7のいずれか1に記載したマッ
    ト製造装置。
  9. 【請求項9】 少なくとも一つの均し手段は、第2帯状
    コンベヤの幅とほぼ等しい軸方向長さを保持したローラ
    ーとし、このローラーには、その軸方向に凸部を複数形
    成するとともに、これら凸部を円周方向に等間隔に設け
    た請求項4〜8のいずれか1に記載のマット製造装置。
  10. 【請求項10】 少なくとも一つの均し手段は上下移動
    体で構成し、第2帯状コンベヤで搬送されている主材料
    を、この上下移動体で軽く叩くようにした請求項4〜9
    記載のマット製造装置。
  11. 【請求項11】 複数の均し手段のうち、二つの均し手
    段を上下移動板で構成し、上流側に設けた上下移動板
    は、第2帯状コンベヤの幅とほぼ等しい長さを保持し、
    その板の下面に多数の山形の凸部を形成する一方、下流
    側に設けた上下移動板は、同じく第2帯状コンベヤの幅
    とほぼ等しい長さを保持し、この板の下面中央を突出さ
    せるとともに、その中央から左右に向かって上昇する斜
    辺を形成した請求項4〜8、10のいずれか1に記載の
    マット製造装置。
  12. 【請求項12】 ローラーからなる第1均し手段と、下
    面に多数の山形の凸部を形成した上下移動板からなる第
    2均し手段と、下面中央に一つの山を形成した上下移動
    板からなる第3均し手段とを備え、上流側から、第1均
    し手段、第2均し手段および第3均し手段の順で並べた
    請求項4〜8のいずれか1に記載のマット製造装置。
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