JPH11164818A - 磁気共鳴装置用rfコイル装置 - Google Patents

磁気共鳴装置用rfコイル装置

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JPH11164818A
JPH11164818A JP9332965A JP33296597A JPH11164818A JP H11164818 A JPH11164818 A JP H11164818A JP 9332965 A JP9332965 A JP 9332965A JP 33296597 A JP33296597 A JP 33296597A JP H11164818 A JPH11164818 A JP H11164818A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】SN比及び空間的感度の向上を図った磁気共鳴
装置用RFコイル装置を提供することを目的とする。 【解決手段】RFコイル装置は、コイルエレメント全体
から規定される中心軸A(コイル全体の中心軸)が静磁
場方向(Z方向)に対して直交から角度θだけずれるよ
うに構成されている。なお、ここでは中心軸AはRFコ
イル装置の重心を通る軸とする。コイル全体の中心軸を
Z方向に対してずらす場合の角度θは、イメージング対
象である被検体の脳との位置関係に基づいている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は磁気共鳴装置による
頭部撮影に好適なRFコイル装置に関する。
【0002】
【従来の技術】磁気共鳴装置では、主に被検体の大脳、
小脳のイメージングあるいは脳機能イメージングを行っ
ている。この場合、大脳や小脳のみならず下垂体や橋を
も撮影できることが望ましい。図11に、このような撮
影対象を模式的に示す。同図において、10は大脳、1
1は小脳、12は下垂体、13は橋をそれぞれ示してい
る。
【0003】磁気共鳴装置において用いられるRFコイ
ルは用途に応じて種々のものがあるが、例えば二対の鞍
型コイルからなるQD(Quadrature Dit
ection)コイルなどが知られている。
【0004】このようなRFコイルにおいて、必要以上
に視野を拡大し、感度領域を拡大することはSN比の低
下をきたす。また、当然ながら、必要以上に視野を縮小
することは、診断に必要となる情報が得られなくなるこ
とを意味する。
【0005】図12及び図13は、従来例に係る頭部用
RFコイルを示す概略図である。図12に示されるコイ
ルは、その外形が円筒型であり、被検体の頭部をほぼ完
全に収容可能となっている。図13に示されるコイル
は、その外形がヘルメット型であり、被検体の前頭部か
ら後頭部をカバーする。
【0006】図12の円筒型コイルの視野内には脳以外
の被検体領域が含まれており、当該コイルはこのような
イメージング対象以外の余分な領域にも感度を有してい
る。このため当該コイルは図13のヘルメット型コイル
よりもSN比が相対的に見て低い。図13のヘルメット
型コイルは、脳以外の被検体領域に対する感度領域が取
り除かれており、これによりSN比の向上が図られてい
る。そして、このような従来のRFコイル装置において
は依然としてSN比と空間的感度に改良の余地がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上述した事情
を考慮してなされたものであり、SN比及び空間的感度
の向上を図った磁気共鳴装置用RFコイル装置を提供す
ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決し目的を
達成するために本発明は次のように構成されている。 (1)本発明は複数のコイルエレメントを有する磁気共
鳴装置用RFコイル装置において、前記複数のコイルエ
レメントのうち、少なくとも一つのコイルエレメント
は、その中心軸上の磁場方向を静磁場方向に対して直交
から所定角度ずらして配置されることを特徴とする。 (2)本発明は略半球形状のボビンに配置される複数の
コイルエレメントを有する磁気共鳴装置用RFコイル装
置において、前記ボビンの頂点付近に電気的開口部を有
し、前記ボビン内の所定の点から見た前記開口部の角度
を略10°乃至50°としたことを特徴とする。 (3)本発明はコイルを構成する複数のコイルエレメン
トを有する磁気共鳴装置用RFコイル装置において、前
記複数のコイルエレメントのうち、一つのコイルエレメ
ントの信号を位相シフトさせ、他のコイルエレメントの
信号と合成する手段を一つ以上有し、前記位相シフト手
段は、合成する第1のコイルエレメントと第2のコイル
エレメントの磁場感度方向の相対角に応じて前記位相シ
フト量を決定することを特徴とする。 (4)本発明は複数のコイルエレメントを略半球形状の
ボビンに配置する磁気共鳴装置用RFコイル装置におい
て、前記複数のコイルエレメントのうち、一のコイルエ
レメントを前記ボビンの頂部に配置し、他のコイルエレ
メントを側面部において帯状に配置することを特徴とす
る。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施形態を説明する。 (第1実施形態)本発明は複数のコイルエレメントから
構成されるRFコイル装置において、これら複数のコイ
ルエレメントのうち少なくとも一つのコイルエレメント
を、その中心軸上の磁場方向が静磁場方向に対して直交
から所定角度ずれるように配置することを特徴とする。
ここで、コイルエレメントの中心軸とは、そのコイルエ
レメントが感度を有する主たる磁場方向であり、従来の
RFコイル装置においては、当該中心軸が静磁場方向と
直交する方向となっている。
【0010】図1は本発明の第1実施形態に係る磁気共
鳴装置用RFコイル装置の概略構成を示す図である。同
図において、Pは被検体、1はRFコイル装置のボビ
ン、及びE1,E2,E3はボビン1に配置されるコイ
ルエレメントをそれぞれ示している。コイルエレメント
は矩形コイル、8の字コイル、QDコイル若しくはその
他のコイル、又はこれらの組み合わせのいずれでも良く
特定のコイルに限定されない。
【0011】本実施形態のRFコイル装置は、コイルエ
レメント全体から規定される中心軸A(コイル全体の中
心軸)が静磁場方向(Z方向)に対して角度θだけずれ
るように構成されている。なお、ここでは中心軸AはR
Fコイル装置各々のコイルエレメントの中心軸と直交す
る。コイル全体の中心軸をZ方向に対してずらす場合の
角度θは、イメージング対象である被検体の脳との位置
関係に基づいて定める。ここでは、RFコイル装置全体
の中心軸をずらす場合について述べたが、一部のコイル
エレメントのみ中心軸をずらすことも可能である。
【0012】このように構成されているため、RFコイ
ル装置の空間的感度を向上することができ、当該RFコ
イル装置の視野は大脳や小脳のみならず下垂体や橋を含
む被検体領域を適切にカバーできる。
【0013】静磁場方向に対してコイルを傾けるとSN
比が若干低下するが、脳との位置関係上、角度θは比較
的小さな値となり、(SN比) (cosθ)なる関係
からSN比の低下量はほとんど無視できる。
【0014】以上説明した本実施形態によれば、イメー
ジング対象を適切にカバーできる点において空間的感度
を向上でき、軸をずらすことによるSN比の低下より
も、不要領域からの雑音がなくなることによるSN比の
向上の方が大きくなり、その結果SN比が向上するRF
コイル装置を提供できる。
【0015】(第2実施形態)本実施形態はRFコイル
を構成するコイルエレメントの配置構造に関する。図2
は、本発明の第2実施形態に係る磁気共鳴装置のRFコ
イル装置の概略構成を示す図であり、同図(a)は側面
図、同図(b)は頭頂部の方向から見た正面図である。
【0016】本実施形態のRFコイル装置は、略半球形
状のボビン1に配置される略矩形のコイルエレメントE
1乃至E8(E2,E4,E6,E8は点線によって図
示されている)を有し、また、ボビン1の頂点付近に開
口部Tを有し、コイルエレメントE1乃至E8を電気的
開口部Tを除くボビン1の側面に配置して成る。なお、
コイルエレメントE1乃至E8は矩形コイルのみならず
8の字コイルQDコイル若しくは他のコイル、又はこれ
らの組み合わせのいずれでも良く特定のコイルに限定さ
れない。また、上記電気的開口部Tは、実際に穴が空い
ている必要はない。
【0017】特に本実施形態は、コイルエレメントE1
乃至E8の端部を略半球形状のボビン1の頂点にどれだ
け近づけて配置するかについて着目したものである。具
体的には、ボビン1内の所定の点Bから見た電気的開口
部Tの角度θを規定するものである。なお、点Bは例え
ば略半球の中心又は頭頂部に内接し、頭頂部の曲率をも
つ球の中心であるが、この点Bはこれらの点のみに限定
されない。
【0018】図3は、図2のA−A’方向の断面を簡略
的に示す図である。コイルエレメントE1乃至E8の端
部をボビン1の頂部に対し可能な限り近づけた場合、角
度θは図3(a)に示す通りとなり、電気的開口部Tの
口径は小さくなり、感度領域を大きく取ることができ
る。しかし、このような配置とした場合、図3(b)か
ら明らかなように、コイルエレメントが作る磁界のZ方
向成分は大きくなる。このことは、Z方向に沿った磁場
成分に対する感度が大きくなることを意味する。しか
し、Z方向には磁気共鳴イメージングのための信号は存
在しないのでコイルは雑音のみを受信することになる。
このためSN比が低下してしまう。また頭頂部付近にコ
イルエレメントが集中し、頭頂部が必要以上に明るく撮
影されるので読影上の支障となる。
【0019】一方、コイルエレメントE1乃至E8の端
部をボビン1の頂部から遠ざけた場合、角度θは図3
(b)に示す通りとなり、電気的開口部Tの口径は大き
くなる。このような配置とした場合、コイルが作る磁界
のZ方向成分は小さくなるが、図3(d)に示す領域R
の感度が低下してしまう。
【0020】つまり、空間的感度とSN比の両者はトレ
ードオフの関係にある。そして本実施形態は両者を考慮
して適切なコイルエレメントの配置を提供するものであ
り、より具体的には、点Bから開口部を見た角度θが1
0°乃至50°、好ましくは30°程度となるようにコ
イルエレメントE1乃至E8を配置する。
【0021】図4は角度θを30°とした場合のRFコ
イル装置の感度分布を示すグラフである。同図(a)は
コロナル断面、同図(b)はアキシャル断面の感度分布
をそれぞれ示している。これらのグラフに示されるよう
な感度分布となるコイルエレメントの配置は、均一性及
びカップリング性の観点から見ても好ましい。
【0022】以上説明したように本実施形態によれば、
空間的感度とSN比の両者が適切となるようなコイルエ
レメントの配置構造を有するRFコイル装置を提供でき
る。 (第3実施形態)本実施形態は、RFコイルを構成する
各々のコイルエレメントからの信号合成に関する。
【0023】QD技術を応用すれば受信機のチャネル数
をnとするとき、2つのコイルエレメントを1組(セッ
ト)としてn組(総数2n個)のコイルエレメントを配
置することができる。この場合、コイルエレメントの1
組においては、両コイルエレメントから出力される信号
同士を合成する。例えばチャネル数nが4の場合は、図
5(a)(b)に示すように円筒型のボビン10の周囲
に4組(総数8)のコイルエレメントEを配置すること
ができる。コイルエレメントは矩形コイル、8の字コイ
ル、QDコイル若しくはその他のコイル、又はこれらの
組み合わせのいずれでも良く特定のコイルに限定されな
い。
【0024】図6は本発明の第3実施形態に係るコイル
エレメントの組合わせ方及び信号の合成法を示す図であ
る。本実施形態では、コイルエレメントを間に2つ挟む
ように隔てられたコイルエレメント同士を一組とする。
すなわち同図に示すように、E11とE12、E21と
E22、E31とE32、そしてE41とE42がそれ
ぞれ組み合わされている。
【0025】この場合、コイルエレメントの一組におい
て、両コイルエレメントの磁場感度方向の相対角θは9
0°となる。この相対角に応じて一方のコイルエレメン
トからの信号の位相を、位相シフタにより90°シフト
させたのち、合成器によって他方のコイルエレメントか
らの信号と合成する。同図において、例えばコイルエレ
メントE21からの信号は、位相シフタPS2によって
90°の位相シフトが施され、この信号は合成器AD2
によりコイルエレメントS22からの信号と合成され
る。
【0026】このように、コイルエレメントの各組にお
いて、いずれかのコイルエレメントからの信号の位相を
両コイルエレメントの磁場の感度方向の相対角に応じた
量だけシフトさせてから信号合成を行うことにより、コ
イルの中心部(円筒型コイルの中心軸に沿った領域)に
おいて最適なSN比を得ることができる。
【0027】なお、本発明は上述した例に限定されず、
コイルエレメントの組合わせ方及び信号の合成法に関
し、図7に示すような構成としても良い。なお、図7に
示す構成例は、上記の例と同様に円筒型コイルに適用さ
れている。同図において、(a)は隣合うコイルエレメ
ント同士を一組とする例を示しており、この場合、両コ
イルエレメントの磁場感度方向の相対角θは45°であ
り、これに応じて一方のコイルエレメントからの信号の
位相を45°シフトさせてから合成を行う。
【0028】また同図(b)は、コイルエレメントを間
に2つ挟むように隔てられたコイルエレメント同士を一
組とする例であって、この場合、両コイルエレメントの
磁場感度方向の相対角θは135°であり、これに応じ
て一方のコイルエレメントからの信号の位相を135°
シフトさせてから合成を行う。また同図(c)は、コイ
ルエレメントを間に3つ挟むように隔てられたコイルエ
レメント同士を一組とする例であって、この場合、両コ
イルエレメントの磁場感度方向の相対角θは180°で
あり、これに応じて一方のコイルエレメントからの信号
の位相を180°シフトさせてから合成を行う。
【0029】なお、本実施形態ではRFコイル装置の具
体例として円筒型コイルを例にとって説明したが、これ
に限定されない。また、受信チャンネル数を4とした場
合を例にとったが、これに限定されない。
【0030】以上説明したように、本実施形態によれば
コイルエレメントの組において適切な信号合成を行なう
ことにより、所定の領域(ここでは円筒型コイルの中心
部)において最適なSN比を得ることができるRFコイ
ル装置を提供できる。
【0031】(第4実施形態)本実施形態は、RFコイ
ルを構成するコイルエレメントの配置構造に関する。図
8(a)は、例えばチャネル数が4であるヘルメット型
の従来のRFコイル装置におけるコイルエレメントの配
置を示す図である。
【0032】本実施形態は、上述した第1実施形態と同
様にコイルエレメント全体から規定される中心軸(コイ
ル全体の中心軸)が静磁場方向(Z方向)に対して所定
角度だけずれるようにRFコイル装置を構成する場合に
おいて、個々のコイルエレメントをボビンに対してどの
ように配置するかを定めるものである。
【0033】図9は本発明の第4実施形態に係るRFコ
イル装置におけるコイルエレメントの配置を示す図であ
る。同図に示すように、側頭(面)部に3個、頭頂部に
1個のコイルエレメントを配置する。側頭部において
は、コイルエレメントを一本の帯状に配置する。なお、
コイルエレメントは矩形コイル、8の字コイル、QDコ
イル若しくはその他のコイル、又はこれらの組み合わせ
のいずれでも良く特定のコイルに限定されない。
【0034】図8(a)に示した従来のヘルメット型R
Fコイル装置におけるコイルエレメントの配置では、図
8(b)に示すように、Z方向に略直交するコイルエレ
メントの繋ぎ目C1及びC2が生じる。この繋ぎ目C1
及びC2においてはどうしてもコイルの感度が低下して
しまう。
【0035】一方、本実施形態のRFコイル装置におけ
るコイルエレメントの配置によれば、Z方向と交差する
コイルエレメントの繋ぎ目は図9(b)に示すC3の一
つのみとなり、上記ヘルメット型コイルに比べて感度低
下部分を減少させることができる。
【0036】図10は上記ヘルメット型RFコイル装置
と本実施形態のRFコイル装置の側面図及び断面図であ
る。同図(a)はヘルメット型RFコイル装置の側面
図、同図(b)は同コイル装置のX1−X1’方向の断
面図、同図(c)は本実施形態のRFコイル装置の側面
図、同図(d)は同装置のX2−X2’方向の断面図で
ある。同図(a)及び(c)において、ハッチングは側
頭部のコイルエレメントを示している。
【0037】ヘルメット型RFコイル装置では、側頭部
を2つのコイルエレメントによってカバーしている。ま
た、このとき、一のコイルエレメントの広がり角θ1は
180°となっている。
【0038】一方、本実施形態のRFコイル装置では、
側頭部を3つのコイルエレメントによってカバーするよ
うにこれらが配置される。このとき、一のコイルの広が
り各θ2は高々120°となる。
【0039】このような本実施形態のRFコイル装置の
側頭部におけるコイルエレメントの配置によると、上記
ヘルメット型RFコイル装置に比較して多数のコイルエ
レメントによって撮影領域がカバーされることになり、
一のコイルエレメントは小さくて済む。これにより相対
的にSN比を向上できる。
【0040】以上説明したように本実施形態によれば、
第1実施形態と同様にイメージング対象を適切にカバー
できる点において空間的感度を向上できる上、ヘルメッ
ト型RFコイル装置に比べて感度低下を抑えることがで
きるとともにSN比を向上できるRFコイル装置を提供
できる。
【0041】なお、本発明は上述した実施形態に限定さ
れず種々変形して実施可能である。例えば上述した第1
乃至第4実施形態は幾つかを適宜組み合わせて実施可能
である。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、S
N比及び空間的感度の向上を図った磁気共鳴装置用RF
コイル装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る磁気共鳴装置用R
Fコイル装置の概略構成を示す図。
【図2】本発明の第2実施形態に係る磁気共鳴装置用R
Fコイル装置の概略構成を示す図であり、同図(a)は
側面図、同図(b)は頭頂部の方向から見た正面図。
【図3】図2のA−A’方向の断面を簡略的に示す図。
【図4】角度θを30°とした場合のRFコイル装置の
感度分布を示すグラフ。
【図5】円筒形コイルにおけるコイルエレメントの配置
を示す図。
【図6】本発明の第3実施形態に係るコイルエレメント
の組合わせ方及び信号の合成法を示す図。
【図7】上記実施形態に係る第3実施形態に係るコイル
エレメントの組合わせ方及び信号の合成法の他の例を示
す図。
【図8】例えばチャネル数が4であるヘルメット型の従
来のRFコイル装置におけるコイルエレメントの配置を
示す図。
【図9】本発明の第4実施形態に係るRFコイル装置に
おけるコイルエレメントの配置を示す図。
【図10】従来のヘルメット型RFコイル装置と第4実
施形態のRFコイル装置の側面図及び断面図。
【図11】従来例に係る撮影対象を模式的に示す図。
【図12】従来例に係る頭部用円筒型コイルを示す概略
図。
【図13】従来例に係る頭部用ヘルメット型コイルを示
す概略図。
【符号の説明】
1…ボビン E1〜E3…コイルエレメント P…被検体 A…コイル全体の中心軸 Z…静磁場方向

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のコイルエレメントを有する磁気共
    鳴装置用RFコイル装置において、 前記複数のコイルエレメントのうち、少なくとも一つの
    コイルエレメントは、その中心軸上の磁場方向を静磁場
    方向に対して直交から所定角度ずらして配置されること
    を特徴とする磁気共鳴装置用RFコイル装置。
  2. 【請求項2】 略半球形状のボビンに配置される複数の
    コイルエレメントを有する磁気共鳴装置用RFコイル装
    置において、 前記ボビンの頂点付近に電気的開口部を有し、前記ボビ
    ン内の所定の点から見た前記開口部の角度を略10°乃
    至50°としたことを特徴とする磁気共鳴装置用RFコ
    イル装置。
  3. 【請求項3】 コイルを構成する複数のコイルエレメン
    トを有する磁気共鳴装置用RFコイル装置において、 前記複数のコイルエレメントのうち、一つのコイルエレ
    メントの信号を位相シフトさせ、他のコイルエレメント
    の信号と合成する手段を一つ以上有し、 前記位相シフト手段は、合成する第1のコイルエレメン
    トと第2のコイルエレメントの磁場感度方向の相対角に
    応じて前記位相シフト量を決定することを特徴とする磁
    気共鳴装置用RFコイル装置。
  4. 【請求項4】 複数のコイルエレメントを略半球形状の
    ボビンに配置する磁気共鳴装置用RFコイル装置におい
    て、 前記複数のコイルエレメントのうち、一のコイルエレメ
    ントを前記ボビンの頂部に配置し、他のコイルエレメン
    トを側面部において帯状に配置することを特徴とする磁
    気共鳴装置用RFコイル装置。
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