JPH11164791A - 携帯型臀部および局部洗浄器 - Google Patents

携帯型臀部および局部洗浄器

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JPH11164791A
JPH11164791A JP35008197A JP35008197A JPH11164791A JP H11164791 A JPH11164791 A JP H11164791A JP 35008197 A JP35008197 A JP 35008197A JP 35008197 A JP35008197 A JP 35008197A JP H11164791 A JPH11164791 A JP H11164791A
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nozzle tube
inner cylinder
storage container
cleaning liquid
cylindrical portion
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JP35008197A
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Hiroshi Chugenji
浩 中元寺
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 貯液容器1に対してノズル管3を円滑に引き
出しおよび収納可能であって、しかも洗浄液注入口7を
大きくでき、かつノズル管3の横振れおよび洗浄液の漏
れを防止できる手動式の携帯型臀部および局部洗浄器を
提供する。 【解決手段】 貯液容器1に、テーパー穴状の洗浄液注
入口7を形成する接続筒部5を設け、この接続筒部5の
外周に雄ねじ部6を設ける。外筒部8と内筒部9とを備
えたキャップ体2の内筒部9の外周面をテーパー面と
し、外筒部8の内周に雌ねじ部11、内筒部9に切り割
り12を設ける。先端部付近にノズル孔17を設けられ
ノズル管3を内筒部8に摺動可能に挿通し、内筒部9を
洗浄液注入口7に挿入するとともに雄ねじ部6に雌ねじ
部11を螺合する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、臀部および局部付
近を水、お湯、消毒液等の洗浄液で洗浄するための携帯
型臀部および局部洗浄器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、臀部および局部付近を水、お湯、
消毒液等の洗浄液で洗浄するための臀部および局部洗浄
器としては、大別して次のようなものがあった。
【0003】(a)住宅等のトイレの便器に固定設置さ
れ、商用交流電力により駆動される固定型電動式のも
の、(b)女性専用の一回限りの使い捨ての膣内挿入専
用洗浄ビデ、(c)乾電池で駆動される携帯型乾電池式
のもの、(d)手動携帯型のもの。
【0004】前記(a)の固定型電動式のものは、便器
に対して水またはお湯の噴射孔の位置がほぼ一定位置に
固定されている関係上、水またはお湯の噴射方向を若干
調節できるものの、臀部および局部のうちの非常に限定
された狭い部位しか洗浄できないという問題がある。特
に、病院や高齢者介護等においては、患者や高齢者の臀
部や局部付近を広範囲に洗浄する必要がある場合が多い
が、このような場合には使用できない。また、当該洗浄
器が設置されているトイレ以外の場所では使用できない
という制約もある。
【0005】前記(b)の洗浄ビデは、一回限りの使い
捨てであり、しかも膣内洗浄専用なので、膣内に挿入
し、加圧部を手動で押圧して洗浄液を噴射し洗浄するた
めに、ノズル先端の四方に多数の噴射口穴を設けてあ
る。したがって、水が拡散状に噴射されるので、膣外の
局部及び臀部周辺の洗浄には使用できない。
【0006】前記(c)および(d)の携帯型のもの
は、手で持つことにより、洗浄液の噴射孔の位置および
方向を自由に調整できるので、臀部や局部付近を広範囲
に洗浄することができる。また、使用場所の制約もなく
なる。
【0007】しかし、これらの携帯型のもののうち、前
記(c)の乾電池式のものは、洗浄液を強く噴射するこ
とができず、十分な洗浄を行うことができない。しか
も、電池が消耗してくると、余計噴射力が弱くなる。ま
た、噴射の強弱を調節できないので、臀部および局部付
近の広範囲の部位を洗浄しようとすると、体に当たって
跳ね返った洗浄液が便器外に飛散してしまいやすい。ま
た、使用時の電動音が大きく気になる。また、重量が重
く、携帯型とはいえ、持ち運びに不便である。また、電
動部に水が侵入して故障しやすいという問題もある。ま
た、製造コストが高くなる上、乾電池を頻繁に取替える
必要があり、不便であるとともに、ランニングコストも
高い。
【0008】しかるに、前記(d)の手動携帯型のもの
は、上記のような種々の問題を解決できる利点がある。
このような手動携帯型のものは、特開平3−26872
45号に提案されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記特
開平3−268724号に提案されている手動携帯型の
洗浄器においては、洗浄液を噴射する噴射孔を先端付近
に設けられたノズル管(ノズルパイプ)を貯液容器(洗
浄液容器)に対し引き出しおよび収納可能とするため
に、貯液容器の洗浄液注入口(貫通孔)にノズル管を直
接挿通しているので、ノズル管の外径と洗浄液注入口と
をほぼ同じ大きさとしなければならないという構造上の
大きな制約があった。このため、洗浄液注入口を大きく
することができず、貯液容器に洗浄液を入れにくいとと
もに、洗浄液を入れるのに非常に時間が掛かってしまう
という問題があった。また、洗浄液としてお湯を使用す
る場合、洗浄液注入口から指を貯液容器内に入れて、お
湯が適温であるかどうかを直接確認することができない
という問題もあった。
【0010】また、貯液容器に対しノズル管がしっかり
固定されないので、ノズル管を引き出しているときに、
該ノズル管が貯液容器に対し横振れしやすく、噴射孔の
位置および方向を正確に制御できないとともに、ノズル
管と洗浄液注入口との間のシールが十分でないので、ノ
ズル管の引き出し時も収納時もノズル管と洗浄液注入口
との間から洗浄液が漏れやすいという問題もあった。
【0011】本発明は、このような従来の事情に鑑みて
なされたもので、本発明の1つの目的は、貯液容器に対
してノズル管を引き出しおよび収納可能であって、しか
も洗浄液注入口を大きくすることができ、それにより貯
液容器に対する洗浄液の供給を容易かつ迅速に行えると
ともに、洗浄液としてお湯を使用する場合、注入口から
指を貯液容器内に入れてお湯が適温であるかどうかを直
接確認することができる手動式の携帯型臀部および局部
洗浄器を提供することにある。
【0012】本発明の他の目的は、貯液容器に対するノ
ズル管の引き出し、収納および固定を円滑に行うことが
できる手動式の携帯型臀部および局部洗浄器を提供する
ことにある。
【0013】本発明の他の目的は、貯液容器に対するノ
ズル管の横振れを防止できる手動式の携帯型臀部および
局部洗浄器を提供することにある。
【0014】本発明の他の目的は、ノズル管の引き出し
時および収納時における洗浄液の漏れを防止できる手動
式の携帯型臀部および局部洗浄器を提供することにあ
る。
【0015】本発明の他の目的は、以下の説明から明ら
かになろう。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明においては、洗浄
液を収容する柔軟性を有する貯液容器に、該貯液容器か
ら突出する大略円筒状の接続筒部が設けられる。この接
続筒部の中空部は、該接続筒部の先端側に行くほど径が
拡大するテーパー穴状の洗浄液注入口を形成する。前記
接続筒部の外周には雄ねじ部が設けられる。
【0017】キャップ体は、外筒部と、内筒部と、前記
外筒部と前記内筒部とを連結し該外筒部と内筒部との間
を閉塞する連結部とを備えており、前記内筒部の外周面
は前記洗浄液注入口に対応するテーパー面とされる。前
記外筒部の内周には、前記雄ねじ部に螺合される雌ねじ
部が設けられる。前記内筒部には、該内筒部の先端から
軸方向と平行方向に切り割りが設けられる。
【0018】ノズル管は、一端部を閉じられている一
方、他端部を開口されており、前記他端部が前記貯液容
器内へ侵入するように前記内筒部に軸方向に摺動可能に
挿通される。このノズル管の前記一端部付近の側壁に
は、噴射孔が開けられている。
【0019】前記内筒部が前記洗浄液注入口に挿入され
るとともに前記雄ねじ部に前記雌ねじ部が螺合され、か
つ前記ノズル管が前記内筒部内に所定深さまで押し込ま
れた状態では、前記噴射孔は前記内筒部の内周に対向さ
れるか、または前記内筒部より深く前記貯液容器内に侵
入する。
【0020】本発明の携帯型臀部および局部洗浄器にお
いては、貯液容器に水、お湯あるいは消毒液等の洗浄液
を供給するときは、雄ねじ部と雌ねじ部との螺合を外し
て、キャップ体をノズル管とともに貯液容器から取り外
し、洗浄液注入口から貯液容器内に洗浄液を注入する。
ここで、ノズル管は洗浄液注入口には直接挿通されない
ので、洗浄液注入口の大きさをノズル管の外径と無関係
に決めることができるため、洗浄液注入口を十分大きく
することができる。したがって、貯液容器に対する洗浄
液の供給を容易かつ迅速に行えるとともに、洗浄液とし
てお湯を使用する場合、洗浄液注入口から指を貯液容器
内に入れて、お湯が適温であるかどうかを直接確認する
ことができ、安全である。
【0021】次に、この洗浄器を持ち運びしたり保管す
るときは、雌ねじ部を雄ねじ部に螺合することにより、
キャップ体を貯液容器に装着する(ただし、このとき、
雌ねじ部を雄ねじ部にきつく締め付けない)。そして、
ノズル管を貯液容器側に押し込み、この状態で雄ねじ部
に対して雌ねじ部をきつく締め付けると、テーパー穴状
の洗浄液注入口内にテーパーを付けられた内筒部がより
深く侵入して行くので、洗浄液注入口の周面に内筒部の
外周が強く押圧される。そのため、内筒部が径方向に縮
小し、内筒部の内周がノズル管を締め付けるので、ノズ
ル管は貯液容器内に収納された状態に固定される。
【0022】また、このとき、前記のように洗浄液注入
口の周面に内筒部の外周が強く押圧されることにより、
その両者が強く密着されるので、洗浄液注入口とキャッ
プ体との間が良好にシールされるとともに、内筒部の内
周がノズル管の外周に強く押圧されることにより、噴射
孔が洗浄器内部に封じ込められた状態で、ノズル管とキ
ャップ体との間が良好にシールされる。
【0023】以上のようにして、本発明においては、持
ち運びおよび保管のためにノズル管を貯液容器内に収納
した状態に固定し、かつその際、貯液容器が倒された
り、貯液容器が外部から押されたりしても、洗浄液が外
部に漏れないようにすることができる。
【0024】次に、この洗浄器を使用して臀部または局
部を洗浄するときは、雌ねじ部と雄ねじ部との螺合を緩
めると、内筒部が洗浄液注入口から抜け出る方向に少し
移動し、洗浄液注入口の周面に対し内筒部の外周が押圧
されなくなるので、内筒部が径方向に拡大し、内筒部の
内周がノズル管を締め付けなくなるため、ノズル管を内
筒部に対して引き出し方向に摺動できるようになる。そ
して、ノズル管を引き出した状態で、雄ねじ部に対して
雌ねじ部をきつく締め付けると、内筒部が径方向に縮小
し、内筒部の内周がノズル管を強く締め付けるため、ノ
ズル管は貯液容器から引き出された状態に固定され、か
つこれにより貯液容器に対するノズル管の横振れが防止
される。
【0025】また、このときも、洗浄液注入口の周面に
内筒部の外周が強く押圧されることにより、その両者が
強く密着されるので、洗浄液注入口とキャップ体との間
が良好にシールされるとともに、内筒部の内周がノズル
管の外周に強く押圧されることにより、噴射孔が貯液容
器外に出た状態でノズル管とキャップ体との間が良好に
シールされる。したがって、貯液容器を押してへこませ
ると、噴射孔のみから洗浄液が外部に噴射され、他の部
分から洗浄液が漏れることはない。
【0026】この洗浄器においては、内筒部に切り割り
が設けられているので、前記のようなねじの締め付けお
よび緩めによる内筒部の径方向の拡縮を比較的に小さい
力で円滑に行わせることができ、ひいてはノズル管の引
き出し、収納および固定を円滑に行うことができる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明を実施例に基づいて
説明する。
【0028】
【実施例】図1〜8は、本発明の一実施例を示し、この
実施例の携帯型臀部および局部洗浄器は、大きく分ける
と、貯液容器1と、キャップ体2と、ノズル管3の3つ
の部品から構成されている。前記貯液容器1は、横断面
円形の瓶状とされており、軟質プラスチック等の材料か
らなり、柔軟で材料の弾性による形状復元性を有してい
る。この貯液容器1の側面部には、断面が波状をなす凹
凸4が形成されている。これらの断面波状の凹凸4は、
貯液容器1が手で押圧された後、その押圧を解除された
とき、該貯液容器1が元の形状に戻ろうとする弾性復元
力を増加させる作用および該貯液容器1を手で持ったと
きの手指の滑りを防止する作用を果たすものである。こ
の貯液容器1の容積は、120〜400cc程度が好ま
しい。
【0029】前記貯液容器1の先端部(図の上端部)に
は大略円筒状の接続筒部5が突出して設けられており、
この接続筒部5の外周には雄ねじ部6が設けられてい
る。また、前記接続筒部5の中空部は、該接続筒部5の
先端側に行くほど径が拡大するテーパー穴状をなす洗浄
液注入口7を形成している。
【0030】前記キャップ体2は、軟質プラスチック等
のある程度柔軟性を有する材料からなり、図4によく示
されるように、外筒部8、内筒部9および連結部10を
一体的に備えている。前記連結部10は外筒部8と内筒
部9の一端部同士をそれらの全周に渡って連続的に連結
し、該外筒部8と内筒部9との間を閉塞している。前記
外筒部8の内周には雄ねじ部6に螺合される雌ねじ部1
1が設けられており、この雌ねじ部11を雄ねじ部6に
螺合することにより、キャップ体2を貯液容器1に取り
外し可能に装着できるようになっている。前記内筒部9
の外周面は、洗浄液注入口7のテーパー面に対応するテ
ーパー面を形成している。図5,6等に示されるよう
に、前記内筒部9には、適当な角度間隔で、該内筒部9
の連結部10と反対側の端部から該内筒部9の軸方向と
平行方向に切り割り12が切り込まれている。前記内筒
部9のうちの切り割り12を設けられている部分の内周
には、円周方向に延びるノズル管抜け止め突起13が設
けられている。前記内筒部9のうちの切り割り12を設
けられていない部分の内周には、該内周の全周を巡って
環状をなす内筒部側シール突起14が設けられている。
前記連結部10の内面には、雌ねじ部11が雄ねじ部6
に螺合されたとき接続筒部5の先端に対向される環状の
連結部側シール突起15が設けられている。前記キャッ
プ体2の連結部10側の端部には環状の外部側シール凹
部および凸部16が設けられている。
【0031】前記ノズル管3は、比較的に硬質のプラス
チック等の材料からなり、内筒部9に、該内筒部9に対
して軸方向に摺動可能に挿通されている。このノズル管
3の、外部に突出される外側端部は閉じられる一方、貯
液容器1内へ侵入する内側端部は開口されている。前記
ノズル管3の外部側端部付近の側壁には、噴射孔17が
1つのみ開けられている。前記ノズル管3の外部側端部
には引き出しつまみ18が一体的に設けられており、こ
の引き出しつまみ18には噴射孔17の位置を示す矢印
19(図1参照)が表示されている。また、前記ノズル
管3の内側端部付近の外周には、キャップ体2のノズル
管抜け止め突起13に係脱する抜け止め凹部20が設け
られる一方、外側端部寄りの部分の外周には、ノズル管
抜け止め突起13を収容可能な抜け止め突起収容凹部2
1が設けられている。前記凹部20,21はそれぞれノ
ズル管3の全周を巡って環状とされている。さらに、前
記ノズル管3の引き出しつまみ18と噴射孔17との間
の部分には、外部側シール凹部および凸部16に対応す
る環状のノズル管側シール凸部および凹部22が設けら
れている。
【0032】次に、本実施例の作動を説明する。
【0033】貯液容器1に水、お湯あるいは消毒液等の
洗浄液を供給するときは、雄ねじ部6と雌ねじ部11と
の螺合を外して、キャップ体2をノズル管3とともに貯
液容器1から取り外し、洗浄液注入口7から貯液容器1
内に洗浄液を注入する。ここで、既に述べたように、前
記特開平3−268724号に提案されている手動携帯
型の洗浄器においては、貯液容器の洗浄液注入口にノズ
ル管を直接挿通しているので、ノズル管の外径と洗浄液
注入口とをほぼ同じ大きさとしなければならないから、
洗浄液注入口を大きくすることができないが、本発明に
おいては、ノズル管3は洗浄液注入口7には直接挿通さ
れないので、洗浄液注入口7の大きさをノズル管3の外
径と無関係に決めることができるため、洗浄液注入口7
を十分大きくすることができる。したがって、貯液容器
1に対する洗浄液の供給を容易かつ迅速に行えるととも
に、洗浄液としてお湯を使用する場合、洗浄液注入口7
から指を貯液容器1内に入れて、お湯が適温であるかど
うかを直接確認することができ、安全である。
【0034】次に、この洗浄器を持ち運びしたり保管す
るときは、雌ねじ部11を雄ねじ部6に螺合することに
より、キャップ体2を貯液容器1に装着する(ただし、
このとき、雌ねじ部11を雄ねじ部6にきつく締め付け
ない)。そして、ノズル管3を貯液容器1側に押し込ん
で行く。すると、やがて図3および9に示されるよう
に、噴射孔17が内筒部側シール突起14より内部側に
入るとともに抜け止め突起収容凹部21内にノズル管抜
け止め突起13が収容されたところで、外部側シール凹
部および凸部16にノズル管側シール凸部および凹部2
2が嵌合し、ノズル管3をそれ以上深く押し込めない状
態になる。この状態で雄ねじ部6に対して雌ねじ部11
をきつく締め付けると、テーパー穴状の洗浄液注入口7
内にテーパーを付けられた内筒部9がより深く侵入して
行くので、洗浄液注入口7の周面に内筒部9の外周が強
く押圧されるため、内筒部9が径方向に縮小し、内筒部
9の内周がノズル管3を締め付けるから、ノズル管3は
貯液容器1内に収納された状態に固定される。
【0035】また、このとき、洗浄液注入口7の周面に
内筒部9の外周が強く押圧されることにより、その両者
が強く密着されるので、洗浄液注入口7とキャップ体2
との間が良好にシールされるとともに、内筒部9の内周
のうちの特に内筒部側シール突起14がノズル管3の外
周に強く押圧されることにより、噴射孔17より外部側
においてノズル管3とキャップ体2との間が良好にシー
ルされる。
【0036】なお、本発明においては、内筒部側シール
突起14を設けなくても、内筒部9が径方向に縮小し、
内筒部9の内周がノズル管3の外周に押圧されることに
より、ノズル管3が貯液容器1に固定されるとともにノ
ズル管3とキャップ体2との間がシールされるので、必
ずしも内筒部側シール突起14を設けなくてもよいが、
本実施例のように内筒部側シール突起14を設ければ、
この突起14部分のシール圧を特に高め、より一層良好
にノズル管3とキャップ体2との間をシールできる。
【0037】また、本実施例では、万一、洗浄液注入口
7の周面と内筒部9の外周との間のシールが不十分とな
っても、前記のように雄ねじ部6に対して雌ねじ部11
をきつく締め付けることにより、連結部側シール突起1
5が接続筒部5の先端面に強く押圧されるので、洗浄液
注入口7とキャップ体2との間がより一層確実にシール
される。また、万一、内筒部側シール突起14とノズル
管3の外周との間のシールが不十分になっても、前記の
ようにノズル管3が貯液容器1内に収納されたとき、外
部側シール凹部および凸部16にノズル管側シール凸部
および凹部22が嵌合し、この嵌合によってもシールが
行われるので、ノズル管3とキャップ体2との間がより
一層確実にシールされる。
【0038】以上のようにして、この洗浄器において
は、持ち運びおよび保管のためにノズル管3を貯液容器
1内に収納した状態に固定し、かつその際、貯液容器1
が倒されたり、貯液容器1が外部から押されたりして
も、洗浄液が外部に漏れないようにすることができる。
【0039】次に、この洗浄器を使用して臀部または局
部を洗浄するときは、雌ねじ部11と雄ねじ部6との螺
合を緩めると、内筒部9が洗浄液注入口7から抜け出る
方向に少し移動し、洗浄液注入口7の周面に対し内筒部
9の外周が押圧されなくなるので、内筒部9が径方向に
拡大し、内筒部側シール突起14等の内筒部9の内周が
ノズル管3を締め付けなくなるため、ノズル管3を内筒
部9に対して引き出し方向に摺動できるようになる。引
き出しつまみ18を指で摘んでノズル管3を引き出して
行くと、抜け止め凹部20にノズル管抜け止め突起13
が係合し、それ以上引き出すことができなくなる(これ
により、ノズル管3が内筒部9から抜け出してしまうの
を防止できる)。この状態で雄ねじ部6に対して雌ねじ
部11をきつく締め付けると、内筒部9が径方向に縮小
し、内筒部側シール突起14等の内筒部9の内周がノズ
ル管3を強く締め付けるため、ノズル管3は貯液容器1
から引き出された状態に固定される。そしてこれによ
り、貯液容器1に対するノズル管3の横振れが防止され
るので、後で詳しく説明するように臀部および局部の洗
浄を行うとき、噴射孔17の位置および方向を正確に制
御できる。
【0040】また、このときも、洗浄液注入口7の周面
に内筒部9の外周が強く押圧されることにより、その両
者が強く密着されるので、洗浄液注入口7とキャップ体
2との間が良好にシールされるとともに、内筒部側シー
ル突起14がノズル管3の外周に強く押圧されることに
より、噴射孔17が貯液容器1外に出た状態でノズル管
3とキャップ体2との間が良好にシールされる。したが
って、貯液容器1を押してへこませると、噴射孔17の
みから洗浄液が外部に噴射され、他の部分から洗浄液が
漏れることはない。
【0041】なお、この洗浄器においては、内筒部9に
切り割り12が設けられているので、前記のようなねじ
6,11の締め付けおよび緩めによる内筒部9の径方向
の拡縮を比較的に小さい力で円滑に行わせることがで
き、ひいてはノズル管3の引き出し、収納および固定を
円滑に行うことができる。
【0042】次に、この洗浄器によって臀部および局部
を洗浄する方法の例を図10〜13を使用して説明す
る。図10は男性の使用例、図11は女性の使用例を示
しているが、基本的には大きな相違はない。この洗浄器
は、通常、便器上で使用するが、洋式便器でも、和式便
器でも使用できる。
【0043】基本的には図12,13のように、貯液容
器1を両手で持ち、股間前方からノズル管3の先端部を
股間の下方に差し入れ、噴射孔17を肛門または局部へ
向け、貯液容器1を両手で繰り返し押圧し、洗浄液を噴
射孔17から噴射させ、排泄物等の汚物を洗い流す。
【0044】ここにおいて、この洗浄器では、貯液容器
1からノズル管3を引き出して洗浄が行えるので、体に
当たって跳ね返った水が手に掛かるのを防止できるとと
もに、臀部および局部付近の広範囲の部位を洗浄でき
る。また、洗浄液の噴射量は、押圧する力を加減するこ
とにより調整できるので、従来の乾電池式の場合のよう
に、体に当たった洗浄液が跳ね返って便器外に飛散しな
いようにすることができる。
【0045】なお、大便を排泄する場合は、洗浄液を温
水とし、少量の温水を肛門周辺に噴射して濡らした後に
排便をし、排便後は、図12のように噴射孔17を肛門
に10cm位に近づけて、肛門周辺の外側から中心方向
へ噴射位置を移動しながら排泄物を洗浄するとよい。洗
浄後は、トイレットペーパーで軽く押さえ水分を軽く吸
い取るだけである。
【0046】また、さまざまな理由で、2〜3日間以上
風呂やシャワーに入れない状況では、男女を問わず陰毛
を始め、局部の周辺は細菌等の繁殖で汚れもかなり酷く
悪臭をともなっている。そのような状態では、図10,
11のように、下着は足首あたりまで下げて、図13の
ように、股間を開脚して貯液容器1を片手で持ち、ノズ
ル管3を斜め下方へ向けて、噴射孔17を体の腹側に向
け、貯液容器1を繰り返し軽く押圧し、温水を陰毛のや
や上位置当たりから連続的に垂れ流すようにしながら、
片方の手の指先で局部周辺を洗浄する。温水は股間を通
り、臀部の下方へ流れ便器内へ落ちるので衣服や便器上
部を濡らさずに容易に洗浄できる。あるいは、洗剤を少
量陰毛に付け、泡立たせて局部も洗浄した後、温水を噴
射し、汚れおよび泡を手指に付いてる泡とともに洗い流
し、これらが温水と一緒に陰毛側に沿って便器内へ流れ
落ちるようにすると、一段と清潔となり、効果的であ
る。洗浄終了後は、トイレットペーパーを約10cm四
方に折り重ねて水分を軽く吸い込ませるようにして拭き
取るだけである。
【0047】この洗浄器は、旅行時や、キャンプ、登山
等のアウトドアでの使用に好適であるとともに、固定型
電動式の洗浄器の温水が切れたときの代替用の補助器具
として、また乾電池式洗浄器の故障時の代替補助器具と
して使用するのにも好適である。さらに、アウトドア以
外の、固定型電動式の洗浄器が設置されていない場所で
の使用にも好適であるし、地震、災害、停電等の非常時
用としても最適である。
【0048】また、排便時のみならず、産前、産後、病
中、病後、生理中等で、風呂やシャワーに入れないとき
や、スポーツの前後や、海水浴、プールの前後にも、便
座上で臀部および局部付近を洗浄でき、便座上で温水簡
易シャワーとして使用できる。また、痔病や便秘症等婦
人病の予防目的と重傷患者、入院患者、高齢者等の介護
用としても使用できる。さらに、幼児のオムツ取替時や
高齢者のオムツ取替時、ナプキンの取替時にインスタン
トな洗浄器として好適である。
【0049】図14,15は、本発明の他の実施例を示
す。本実施例においては、キャップ体2の外面に環状の
Oリング収容凹部23が設けられており、この凹部23
内においてキャップ体2とノズル管3との間にOリング
24が介装されている。前記Oリング収容凹部23の開
口は蓋体25により閉じられており、この蓋体25の外
面には環状の外部側シール凸部26が突出されており、
ノズル管3が貯液容器1内に収納されたとき、前記外部
側シール凸部26にノズル管側シール凸部および凹部2
2が嵌合するようになっている。他の構造は前記実施例
と同様である。
【0050】この実施例においては、前記実施例と同様
に内筒部側シール突起14がノズル管3の外周に強く押
圧される上、Oリング24の存在並びに外部側シール凸
部26とノズル管側シール凸部および凹部22との嵌合
によっても、キャップ体2とノズル管3との間がシール
されるので、キャップ体2とノズル管3との間のシール
を確実に行うことができる。
【発明の効果】以上のように本発明は、(イ)貯液容器
に対してノズル管を引き出しおよび収納可能であって、
しかも洗浄液注入口を大きくすることができ、それによ
り貯液容器に対する洗浄液の供給を容易かつ迅速に行え
るとともに、洗浄液としてお湯を使用する場合、注入口
から指を貯液容器内に入れてお湯が適温であるかどうか
を直接確認することができる、(ロ)貯液容器に対する
ノズル管の引き出し、収納および固定を円滑に行うこと
ができる、(ハ)貯液容器に対するノズル管の横振れを
防止できる、(ニ)ノズル管の引き出し時および収納時
における洗浄液の漏れを防止できる、等の優れた効果を
得られるものである。
【0051】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による携帯型臀部および局部洗浄器の一
実施例を示す斜視図である。
【図2】ノズル管を引き出した状態の前記実施例を示す
縦断面図である。
【図3】ノズル管を収納した状態の前記実施例を示す縦
断面図である。
【図4】前記実施例における貯液容器の接続筒部付近を
示す拡大縦断面図である。
【図5】前記実施例におけるキャップ体を示す拡大縦断
面図である。
【図6】前記キャップ体を示す底面図である。
【図7】前記実施例におけるノズル管を示す拡大縦断面
図である。
【図8】ノズル管を引き出した状態における前記実施例
のキャップ体付近を示す拡大縦断面図である。
【図9】ノズル管を収納した状態における前記実施例の
キャップ体付近を示す拡大縦断面図である。
【図10】前記実施例の男性の使用法の例を示す説明図
である。
【図11】前記実施例の女性の使用法の例を示す説明図
である。
【図12】前記実施例により肛門付近を洗浄する方法の
例を示す説明図である。
【図13】前記実施例により股間部前側上部付近を洗浄
する方法の例を示す説明図である。
【図14】本発明の他の実施例の、ノズル管を引き出し
た状態におけるキャップ体付近を示す拡大縦断面図であ
る。
【図15】前記他の実施例の、ノズル管を収納した状態
におけるキャップ体付近を示す拡大縦断面図である。
【符号の説明】
1 貯液容器 2 キャップ体 3 ノズル管 5 接続筒部 6 雄ねじ部 7 洗浄液注入口 8 外筒部 9 内筒部 10 連結部 11 雌ねじ部 12 切り割り 13 ノズル管抜け止め突起 14 内筒部側シール突起 15 連結部側シール突起 16 外部側シール凹部および凸部 17 噴射孔 20 抜け止め凹部 22 ノズル管側シール凸部および凹部 24 Oリング 26 外部側シール凸部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗浄液を収容する柔軟性を有する貯液容
    器と、 この貯液容器から突出される大略円筒状の接続筒部と、 この接続筒部の中空部により形成された、該接続筒部の
    先端側に行くほど径が拡大するテーパー穴状をなす洗浄
    液注入口と、 前記接続筒部の外周に設けられた雄ねじ部と、 外筒部と、外周面を前記洗浄液注入口に対応するテーパ
    ー面とされた内筒部と、前記外筒部と前記内筒部とを連
    結し該外筒部と内筒部との間を閉塞する連結部とを備え
    たキャップ体と、 前記外筒部の内周に設けられた、前記雄ねじ部に螺合さ
    れる雌ねじ部と、 前記内筒部の先端から該内筒部の軸方向と平行方向に切
    り込まれた切り割りと、 一端部を閉じられている一
    方、他端部を開口されており、前記他端部が前記貯液容
    器内へ侵入するように前記内筒部に軸方向に摺動可能に
    挿通されたノズル管と、 前記ノズル管の前記一端部付近の側壁に開けられた噴射
    孔とを有してなり、 前記内筒部が前記洗浄液注入口に挿入されるとともに前
    記雄ねじ部に前記雌ねじ部が螺合され、かつ前記ノズル
    管が前記内筒部内に所定深さまで押し込まれた状態で
    は、前記噴射孔は前記内筒部の内周に対向されるか、ま
    たは前記内筒部より深く前記貯液容器内に侵入すること
    を特徴とする携帯型臀部および局部洗浄器。
  2. 【請求項2】 前記ノズル管の外周に設けられた抜け止
    め凹部と、前記内筒部のうちの前記切り割りを設けられ
    ている部分の内周に設けられたノズル管抜け止め突起と
    をさらに有しており、前記ノズル管が所定長さ前記内筒
    部から引き出されると、前記抜け止め凹部に前記ノズル
    管抜け止め突起が係合し、それ以上ノズル管が引き出し
    方向に移動できなくなる請求項1記載の携帯型臀部およ
    び局部洗浄器。
  3. 【請求項3】 前記内筒部のうちの前記切り割りを設け
    られていない部分の内周に、該内周の全周を巡って環状
    をなすように設けられた内筒部側シール突起をさらに有
    し、前記内筒部が前記洗浄液注入口に挿入されるととも
    に前記雄ねじ部に前記雌ねじ部が螺合され、かつ前記ノ
    ズル管が前記内筒部内に所定深さまで押し込まれた状態
    では、前記噴射孔は前記内筒部側シール突起より深く前
    記貯液容器内に侵入する請求項1または2記載の携帯型
    臀部および局部洗浄器。
  4. 【請求項4】 前記外筒部の前記連続部に設けられた、
    前記雄ねじ部に対し前記雌ねじ部が締め付けられたとき
    前記接続筒部の先端に当接される環状の連結部側シール
    突起をさらに有する請求項1,2または3記載の携帯型
    臀部および局部洗浄器。
  5. 【請求項5】 前記ノズル管に該ノズル管と同軸状に設
    けられた環状のノズル管側シール凸部および(または)
    凹部と、前記キャップ体の前記連続部側の端部に設けら
    れた環状の外部側シール凹部および(または)凸部とを
    さらに有し、前記ノズル管が前記内筒部内に前記所定深
    さまで押し込まれたとき、前記ノズル管側シール凸部お
    よび(または)凹部と前記外部側シール凹部および(ま
    たは)凸部とが互いに嵌合される請求項1,2,3また
    は4記載の携帯型臀部および局部洗浄器。
  6. 【請求項6】 前記キャップ体と前記ノズル管との間を
    シールするOリングをさらに有する請求項1,2,3,
    4または5記載の携帯型臀部および局部洗浄器。
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