JPH11164430A - 変電機器監視制御盤 - Google Patents

変電機器監視制御盤

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JPH11164430A
JPH11164430A JP32876997A JP32876997A JPH11164430A JP H11164430 A JPH11164430 A JP H11164430A JP 32876997 A JP32876997 A JP 32876997A JP 32876997 A JP32876997 A JP 32876997A JP H11164430 A JPH11164430 A JP H11164430A
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JP
Japan
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monitoring
data
unit
substation equipment
control panel
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Application number
JP32876997A
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English (en)
Inventor
Masaru Takimoto
勝 滝本
Takaaki Sakakibara
高明 榊原
Shiro Maruyama
志郎 丸山
Shin Hasegawa
伸 長谷川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 変電設備の設置スペースの縮小化および低廉
化を図ることが可能な変電機器監視制御盤を提供する。 【解決手段】 現場作業盤として構成された変電機器監
視制御盤53には、変電機器30を制御する制御回路5
1と変電機器30を監視する機器監視ユニット52とが
同一の盤ケース54内に収納されている。このうち、機
器監視ユニット52には変電機器30の監視データを入
力する監視データ入力ボード52aと、監視データに基
づいて判定データを導くデータ判定ボード52bと、監
視データおよび判定データを記憶・表示するデータ記憶
・表示ボード52cとが設置されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の変電機器
と、変電機器の近傍に配設された現場作業盤と、現場作
業盤に対して変電機器の制御データおよび電源を供給す
る上位システム部とを備えた変電設備に係わり、特に、
現場作業盤の構成に改良を加えたものである。
【0002】
【従来の技術】現代社会において電力は不可欠なエネル
ギーであり、停電の発生は様々な分野で問題となる。こ
のことから明らかなように、今日では電力を常に安定し
て供給することが要求されており、しかもこの要求は今
後更に厳しくなるものと予想される。また、電力供給を
行う送電系統には変電設備を用いるが、この変電設備に
障害が発生した場合、電力系統に対する影響は非常に大
きなものとなる。したがって、電力の安定供給を行うた
めには変電設備の信頼性を向上させなくてはならない。
さらに、変電設備に対しては信頼性の向上だけではな
く、電力の需要や、地価高騰による用地確保の困難さが
増大傾向にあるため、大容量化や設置スペースの縮小化
も強く求められている。
【0003】このような変電設備の従来例について、図
面を用いて具体的に説明する。図10は変電設備の全体
構成を示すブロック図である。変電設備には、変電機器
30と、現場監視盤32および現場制御盤33と、上位
システム部40とが備えられている。
【0004】[変電機器]変電機器30は開閉装置や変
電器などを主要機器としているが、ここでは開閉装置の
主流を占めるガス絶縁開閉装置を例にとって説明する。
ガス絶縁開閉装置とは、絶縁性および消弧性に優れたS
F6 ガスなどの絶縁媒体を接地金属容器内に充填し、さ
らに接地金属容器内に開閉器や導体などの高電圧充電部
を収納してなる装置である。ガス絶縁開閉装置は、kV
・A当たりの据え付け体積をコンパクト化でき、しかも
耐環境性に優れている。そのため、変電設備の大容量化
および設置スペースの縮小化の両方を満足させる装置と
して、広く普及し稼働している。
【0005】図11および図12は、このようなガス絶
縁開閉装置の平面図および単線結線図である。これらの
図に示すように、送電線はブッシング1を介して引き込
まれ、断路器2、遮断器3aおよび主母線断路器4aを
介して主母線5に接続されている。また、主母線5は変
圧器回線の主母線断路器4bおよび遮断器3bを介して
変圧器6へと接続されている。
【0006】[監視センサ]ところで、以上のようなガ
ス絶縁開閉装置などの変電機器30には、危機本体側に
複数の監視センサ31が設置されている。監視センサ3
1は、変電機器30における各種の物理量および化学量
などの状態量を検出して、この検出結果を監視データと
して出力するようになっている。
【0007】監視センサ31による検出対象すなわち監
視項目としては、コロナ量、ガス圧力、油圧、遮断電
流、開閉機器動作指令電流、開閉機器動作位置、避雷器
漏れ電流、避雷器放電電流、分解ガス量などがある。こ
のような監視センサ31にはケーブル42が取付けられ
ており、このケーブル42を介して現場監視盤32に接
続されている。
【0008】[現場監視盤]現場監視盤32および現場
制御盤33は現場作業盤を構成するものであり、変電機
器30の近傍に配設されている。例えば、上記ガス絶縁
開閉装置では、図11に示すように、現場制御盤33が
各回線ごとに設置されている。
【0009】ここではまず、現場監視盤32について、
図13(A),(B)を用いて説明する。図13
(A),(B)に示すように、現場監視盤32には盤ケ
ース39が設けられており、この盤ケース39内には絶
縁変換器61、受信ユニット63、データ処理伝送装置
65および電源ユニット66が収納されている。絶縁変
換器61は前記監視センサ31から監視データを入力す
る監視データ入力手段である。
【0010】また、受信ユニット63およびデータ処理
伝送装置65は、監視データの計測処理を行い、コロナ
量、ガス圧力、開閉機器動作時間などの計測値データを
求めると共に、あらかじめ設定された管理値データと求
めた計測値データとを比較して、管理値逸脱などの判定
データを導くデータ判定手段である。さらに、絶縁変換
器61および受信ユニット63には光ケーブル62が接
続され、受信ユニット63およびデータ処理伝送装置6
5には通信ケーブル64が接続されている。
【0011】[現場制御盤]続いて、もう1つの現場作
業盤である現場制御盤33について、図14(A),
(B)を参照して説明する。図14(A),(B)に示
すように、現場制御盤33には盤ケース21が設けられ
ており、盤ケース21に模擬母線表示部22、操作スイ
ッチ23、切換スイッチ24、故障表示部25および中
継リレー26が設置されている。
【0012】このような現場制御盤33には回線単位で
制御回路が組込まれており、上位システム部40から変
電機器30の入/切状態情報、故障情報、操作ロック情
報、操作指令情報といった制御データを受取り、この制
御データに基づいて各回線の切離し、投入など変電機器
30を制御するようになっている。
【0013】変電機器30を動作させる制御回路として
は各種のスイッチの接点やリレー類の接点から構成され
ている。例えば、図11および図12にて示したガス絶
縁開閉装置の遮断器3a,3bを制御する遮断器制御回
路としては、図15に示すような制御回路が用いられて
いる。
【0014】すなわち、遮断器制御回路は、投入回路、
引外し回路および欠相検出回路から構成される。このう
ち、投入回路は、投入指令入力端子11、切換スイッチ
12、インピーダンス素子13およびこのインピーダン
ス素子13と並列に設けられた投入コイル14aを主な
構成要素として構成されている。また、引外し回路は、
引外し指令入力端子19、インピーダンス素子10およ
びこのインピーダンス素子10と直列に設けられた引外
しコイル14bを主な構成要素として構成されている。
【0015】なお、図15中の2点鎖線で囲まれた符号
15,16は、遮断器3a,3b側に設置された接点で
あり、符号15は遮断器本体3a,3bの油圧操作機構
部の油圧が低下した場合にオンとなる油圧スイッチ接
点、符号16は遮断器3a,3b本体の接地金属容器内
のガス圧力低下時にオンとなるガス密度スイッチ接点で
ある。これらの接点15,16には遮断器3a,3bの
操作ロックや操作指令の一定時間以上の継続防止などの
機能が付与されている。
【0016】[上位システム部]上位システム部40に
は互いに接続された保守支援CPU34、監視制御CP
U35および表示手段36が設けられている(図10参
照)。このうち、保守支援CPU34には光ケーブル3
7が取付けられており、この光ケーブル37を介して保
守支援CPU34と現場監視盤32とが接続されてい
る。また、監視制御CPU35には光ケーブル37およ
び制御用光LAN38が取付けられており、これらを介
して監視制御CPU35と現場制御盤33とが接続され
ている。
【0017】このような上位システム部40は変電機器
30から離れた変電設備の制御室に設置されており、現
場監視盤32および現場制御盤33に対して電源を供給
するように構成されている。上位システム部40のう
ち、保守支援CPU34は光ケーブル37を介して現場
監視盤32から伝送された計測値データを受信し、この
計測値データに基づいて変電機器30の状態データを求
めるようになっている。
【0018】また、監視制御CPU35は現場監視盤3
2からの監視データおよび判定データを取込み、これら
監視データおよび判定データに基づいて変電設備全体の
多様な状況を正確に把握し、より複雑できめ細かな制御
データを現場制御盤33に伝送するようになっている。
さらに、表示手段36は保守支援CPU34から前記状
態データを、監視制御CPU35から監視データおよび
判定データをそれぞれ受取り、これらのデータを定期的
あるいは連続的に表示するように構成されている。
【0019】以上のような構成を有する変電機器によれ
ば、現場監視盤32から監視データおよび判定データを
上位システム部40が受取り、変電機器30の異常な兆
候を容易に発見することができる。したがって、変電機
器30に事故が発生する前に変電機器30を停止させて
事故を未然に防止でき、予測保全を実施することができ
る。また、オンラインで変電機器30の状態を監視する
ことが可能であるため、巡視点検、定期点検の自動化、
点検項目の削除が可能となり、保守点検業務の合理化や
自動化に貢献することができる。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】ところで、以上の従来
の変電設備において次のような欠点があった。すなわ
ち、従来の変電設備では変電機器30近傍に配設される
現場監視盤32および現場制御盤33を、回線ごとに個
別に設けていた。そのため、変電機器30近傍の構成が
複雑化し、変電設備全体の設置スペースが拡大した。地
価高騰による用地確保の困難さが増している現在、この
ような問題は早急な解消が望まれる課題となっている。
【0021】また、現場監視盤32や現場制御盤33と
いった現場作業盤と、変電機器30および上位システム
部40との間に、多数のケーブルを設置しているため、
ケーブル数が増大して変電設備のコストの高騰を招いて
いた。さらに、変電設備の信頼性向上を図る上で、保守
点検業務の強化は重要な課題となっている。そこで、変
電機器の点検業務はいっそうの省力化および自動化が期
待されていた。
【0022】本発明は、以上のような従来技術の問題点
を解決するために提案されたものであり、その主たる目
的は、変電設備の設置スペースの縮小化および低廉化を
図ることが可能な変電機器監視制御盤を提供することで
ある。
【0023】また、本発明の他の目的は、変電機器にお
ける点検業務の省力化および自動化に寄与することがで
きる変電機器監視制御盤を提供することである。
【0024】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に対応する発明は、絶縁媒体を充填した
接地金属容器内に高電圧充電部を収納してなる遮断器を
含む複数の変電機器と、前記変電機器近傍に配設され当
該変電機器の監視、制御および現場表示・操作を行う現
場作業盤と、前記現場作業盤に対して前記変電機器の制
御データおよび電源を供給する上位システム部とが備え
られた変電設備において、前記現場作業盤として構成さ
れた変電機器監視制御盤であって、前記変電機器監視制
御盤には、前記変電機器を制御する制御回路と前記変電
機器を監視する機器監視ユニットとが同一の盤ケース内
に収納され、前記機器監視ユニットには前記変電機器の
監視結果である監視データを入力する監視データ入力手
段と、前記監視データに基づいて判定データを導くデー
タ判定手段と、前記監視データおよび前記判定データを
記憶・表示するデータ記憶・表示手段とが設置されたこ
とを特徴とするものである。
【0025】以上のような構成を有する請求項1の発明
では、現場作業盤である変電機器監視制御盤が、変電機
器を制御する制御回路と変電機器を監視する機器監視ユ
ニットとを同一の盤ケース内に収納するため、1つの現
場作業盤にて従来の現場監視盤と現場制御盤との働きを
兼ね備えることができる。
【0026】したがって、現場監視盤と現場制御盤とを
個別に設けた場合と比較して、現場作業盤が占めるスペ
ースを大幅に縮小することができる。さらに、現場作業
盤の設置数の削減に伴って、現場監視盤および現場制御
盤と変電機器および上位システム部とを接続していたケ
ーブル数も減らすことができる。これにより、変電設備
の低廉化に貢献することができる。
【0027】請求項2に対応する発明は、請求項1記載
の変電機器監視制御盤において、前記機器監視ユニット
には独立した開閉スイッチを有する電源供給回路部が設
けられたことを特徴とする。
【0028】このような請求項2の発明においては、変
電機器が運転中であっても電源供給回路部の開閉スイッ
チを動作させて機器監視ユニットの電源開閉を行うこと
ができる。したがって、万が一、機器監視ユニットが故
障した場合でも、変電機器の制御回路を停止することな
く、故障した機器監視ユニットの交換が可能となり、よ
り信頼性の高い変電設備とすることができる。
【0029】請求項3に対応する発明は、請求項1また
は2記載の変電機器監視制御盤において、前記機器監視
ユニットおよび前記上位システム部には前記機器監視ユ
ニットから前記上位システム部に前記監視データおよび
前記判定データを伝送する監視・判定データ用シリアル
伝送路が接続されたことを特徴とする。
【0030】このような請求項3の発明では、機器監視
ユニットに接続された監視・判定データ用シリアル伝送
路を用いて上位システム部に対し監視データおよび判定
データを送ることができる。そのため、変電設備が大規
模であり、監視データおよび判定データが大きくとも、
これらのデータをシリアル伝送路を介して確実に送るこ
とができ、大規模な変電設備の監視制御システムに対応
することができる。
【0031】請求項4に対応する発明は、請求項1、2
または3記載の変電機器監視制御盤において、前記機器
監視ユニットおよび前記上位システム部には前記上位シ
ステム部から前記機器監視ユニットに前記制御データを
伝送する制御データ用シリアル伝送路が接続され、さら
に前記機器監視ユニットには前記機器監視ユニットから
前記制御回路に前記制御データを伝送するための伝送手
段が設けられたことを特徴とする。
【0032】このような請求項4の発明では、機器監視
ユニットに接続された制御データ用シリアル伝送路およ
び機器監視ユニットの伝送手段を利用して、上位システ
ム部から機器監視ユニットへ、さらには機器監視ユニッ
トから制御回路へと制御データを伝送することができ
る。したがって、制御回路において上位システム部との
取合い用端子台が不要となり、上位システム部と接続す
るケーブル数を削減することができる。さらに制御デー
タの追加、変更にもフレキシブルに対応可能である。
【0033】請求項5に対応する発明は、請求項1、
2、3または4記載の変電機器監視制御盤において、前
記機器監視ユニットには前記変電機器の入/切状態を表
示する入/切状態表示部が設けられたことを特徴とす
る。
【0034】請求項6に対応する発明は、請求項1、
2、3、4または5記載の変電機器監視制御盤におい
て、前記機器監視ユニットには前記変電機器および前記
変電機器監視制御盤自体の故障表示を行う故障表示部が
設けられたことを特徴とする。
【0035】以上のような請求項5および6の発明にお
いては、機器監視ユニットに状態表示部あるいは故障表
示部を設けたので、これらの表示部をコンパクトに構成
することができる。しかも、機器監視ユニットと状態表
示部とを別々に設けた場合と比べて盤内部の配線を低減
することが可能である。
【0036】請求項7に対応する発明は、請求項1、
2、3、4、5または6記載の変電機器監視制御盤にお
いて、前記機器監視ユニットには可搬式パーソナルコン
ピュータまたはハンディターミナルを接続可能なコネク
タが設けられたことを特徴とする。
【0037】このような請求項7の発明においては、機
器監視ユニットに設けたコネクタに対して、可搬式パー
ソナルコンピュータまたはハンディターミナルを接続す
ることにより、機器監視ユニットと可搬式パーソナルコ
ンピュータまたはハンディターミナルとの間でデータの
入出力を行うことができる。そのため、変電機器の巡視
点検や定期点検の際に、可搬式パーソナルコンピュータ
またはハンディターミナルを持ち歩き、これらを変電機
器監視制御盤に接続するだけで変電機器の監視データを
収集することができる。したがって、点検業務の大幅な
省力化を図ることができる。
【0038】請求項8に対応する発明は、請求項1、
2、3、4、5、6または7記載の変電機器監視制御盤
において、前記機器監視ユニットにはメモリカードと接
続可能なメモリカードインターフェイス部が設けられた
ことを特徴とする。
【0039】このような請求項8の発明においては、メ
モリカードインターフェイス部にメモリカードを挿入、
接続することにより、このメモリカードを介して機器監
視ユニットとパーソナルコンピュータなどのデータ処理
手段との間でデータ入出力を行うことが可能となる。し
たがって、変電機器の巡視点検や定期点検の際に、メモ
リカードを持ち歩き、これをメモリカードインターフェ
イス部に挿入、接続するだけで変電機器の監視データを
収集でき、点検業務のさらなる省力化が可能となる。
【0040】請求項9に対応する発明は、請求項1、
2、3、4、5、6、7または8記載の変電機器監視制
御盤において、前記機器監視ユニットには点検データを
入力する点検データ入力部と、前記点検データを処理す
る点検データ処理部とが設けられたことを特徴とする。
【0041】このような請求項9の発明においては、変
電機器の定期点検時に機器監視ユニットの点検データ入
力部に可搬式パーソナルコンピュータなどを接続して点
検データを入力し、点検データ処理部により点検データ
処理を自動的に行うことができる。すなわち、従来では
上位システム部が負担していた点検データ処理機能を変
電機器監視制御盤の機器監視ユニットに持たせることが
できる。
【0042】請求項10に対応する発明は、請求項1、
2、3、4、5、6、7、8または9記載の変電機器監
視制御盤において、前記機器監視ユニットには前記変電
機器の点検用センサを接続可能なセンサ用入力インター
フェイス部が設けられたことを特徴とする。
【0043】このような請求項10の発明においては、
機器監視ユニットのセンサ入力インターフェイス部に変
電機器の点検用センサを接続することにより、点検デー
タ処理の自動化をより進めることが可能となる。
【0044】請求項11に対応する発明は、請求項1、
2、3、4、5、6、7、8、9または10記載の変電
機器監視制御盤において、前記機器監視ユニットが前記
変電機器監視制御盤に対して着脱自在に設けられたこと
を特徴とする。
【0045】このような請求項11の発明においては、
機器監視ユニットを変電機器監視制御盤から容易に取外
すことができるため、この機器監視ユニットを変電機器
の定期点検時に可搬式の測定装置として使用することが
できる。したがって、変電機器が変電機器監視制御盤か
ら離れた場所にある場合であっても、変電機器の点検業
務を容易に実施することができる。
【0046】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。本実施の形態にかか
る変電機器監視制御盤はいずれも、変電機器および上位
システム部を含む変電設備において、変電機器近傍に配
設される現場作業盤として構成されたものである。な
お、従来技術と同一の部材に関しては同一符号を付し、
説明は省略する。
【0047】(1)第1の実施形態…図1、図2参照 [構成]第1の実施形態は、請求項1〜3を包含する実
施形態であり、図1は第1の実施形態の構成を示すブロ
ック図、図2(A)および(B)は第1の実施形態の外
観を示す側面図および正面図である。
【0048】本実施形態にかかる変電機器監視制御盤5
3は変電設備の現場作業盤を構成するもので、図1に示
すように、変電機器30を制御する制御回路51と、変
電機器30を監視する機器監視ユニット52とが設けら
れたことを構成上の特徴としている。
【0049】制御回路51は各種のスイッチやリレー類
から構成されており、変電機器30を構成する遮断器、
断路器、接地装置の操作機構箱の電気回路や、主回路の
電流、電圧を計測するCT,PTの2次回路に対してケ
ーブル42により接続されている。また、制御回路51
には開閉機器動作指令電流、遮断電流などを検出する複
数の監視センサ41が取付けられている。監視センサ4
1からの監視データは機器監視ユニット52に出力され
るようになっている。さらに、制御回路51には機器監
視ユニット52と接続されるケーブル43が取付けられ
ている。このケーブル43は変電機器30の補助接点デ
ータを伝送するようになっている。
【0050】制御回路51には上位システム部40と接
続されるケーブル44,45,46,47が取付けられ
ている。このうち、ケーブル44は変電機器30および
制御回路51の故障データ伝送用であり、ケーブル45
は変電機器30の入/切状態データ伝送用である。さら
に、ケーブル46は変電機器30の制御データを伝送す
るためのものであり、ケーブル47は保護リレー盤(図
示せず)から出力される保護トリップデータを伝送する
ためのものである。
【0051】機器監視ユニット52には監視データ入力
ボード52aと、データ判定ボード52bと、データ記
憶・表示ボード52cとが、同一のユニットケース内に
まとめて収納されている。これらのボード52a,52
b,52cにはデータを処理するための電子回路が配設
されており、各ボード52a,52b,52c間にはデ
ータバスが設けられている。
【0052】これらのボートのうち、監視データ入力ボ
ード52aは監視項目の異なる前記監視センサ31,4
1ごとに対応して設置されており、監視センサ31およ
び監視センサ41から監視データを絶縁入力するように
構成されている。また、データ記憶・表示ボード52c
は監視データおよび判定データを記憶すると共に、これ
らデータの表示処理を行うものである。
【0053】データ判定ボード52bは、監視データ入
力ボード52aからの監視データを数値化し、演算処理
を行って計測値データを求め、この計測値データとあら
かじめ設定された管理値データとを比較して、判定デー
タを導くようになっている。また、データ判定ボード5
2bは、ケーブル43を介して制御回路51から変電機
器30の補助接点データが入力されるようになってお
り、このデータに関しても前記監視データと同様の処理
を行うようになっている。
【0054】また、機器監視ユニット52には監視デー
タおよび判定データを上位システム部40に伝送する監
視・判定データ用シリアル伝送路48が接続されてい
る。さらに、機器監視ユニット52には電源供給回路4
9が接続されており、この電源供給回路49には開閉ス
イッチ50が設けられている。
【0055】以上のような変電機器監視制御盤53に
は、図14(A),(B)に示した従来の現場制御盤3
3とほぼ同寸法の盤ケース54が設けられている(図2
(A),(B)参照)。この盤ケース54には従来の、
前記現場制御盤33と同じように模擬母線表示部22、
操作スイッチ23、切換スイッチ24、故障表示部25
および中継リレー26が設置されており、さらに本実施
の形態の特徴である制御回路51および機器監視ユニッ
ト52が設置されている。
【0056】[作用および効果]以上のような第1の実
施形態において、監視データの絶縁入力、判定データ処
理ならびにデータ伝送まで行う機器監視ユニット52
は、3つのボード52a,52b,52cを同一のユニ
ットケース内に収納したものであるが、近年の半導体高
集積化技術の進歩により、このような構成の機器監視ユ
ニット52はその大きさを現場制御盤33などで使用さ
れるリレーボックス程度までに縮小化することが可能で
ある。したがって、従来の現場制御盤33の寸法を変え
ることなく、機器監視ユニット52を取付けるだけで、
機器の制御機能に加えて監視機能を備えた高機能の現場
作業盤を得ることができる。
【0057】以上説明した第1の実施形態によれば、現
場監視盤32と現場制御盤33とを個別に設けた場合と
比べて、現場作業盤の占有スペースを大幅に縮小でき
る。さらに、盤面数の削減により、盤側と変電機器30
および上位システム部40とを接続していたケーブル数
も減らすことができる。これにより、変電設備の低廉化
に貢献することができる。
【0058】さらに、第1の実施形態においては、機器
監視ユニット52への電源供給回路49に独立した開閉
スイッチ50を設けているため、変電機器30が運転中
であっても機器監視ユニット52の電源を開閉すること
ができる。したがって、機器監視ユニット52が故障し
た場合でも、制御回路51を停止させることなく、機器
監視ユニット52のボード52a〜52cまたはユニッ
ト52全体を簡単に交換することができる。このため、
変電機器30の運転を停止することなく、安定した電力
供給を実施でき、変電設備の信頼性向上に寄与すること
ができる。
【0059】しかも、第1の実施形態によれば、監視・
判定データ用シリアル伝送路48を用いて上位システム
部40に対し監視データおよび判定データを伝送するた
め、変電設備が大規模化し、監視データおよび判定デー
タが大容量となっても、これらのデータをシリアル伝送
路48を介して確実に送ることが可能である。したがっ
て、大規模な変電設備にも対応することができる。
【0060】(2)第2の実施形態…図3参照 [構成]第2の実施形態は、請求項1〜4を包含する実
施の形態であり、図3は第2の実施形態の構成を示すブ
ロック図である。なお、図3において、前記図1にて示
した第1の実施の形態と同一の構成要素に関しては同一
符号を付して示し、説明は省略する。また、外観に関し
ては第1の実施の形態のそれと同様である。
【0061】第2の実施形態は、上記第1の実施形態の
構成に追加して、機器監視ユニット52に制御データ用
シリアル伝送路55が接続されたことを特徴としてい
る。さらに機器監視ユニット52には機器監視ユニット
52から制御回路51に制御データを伝送するための伝
送手段として、ケーブル56,57,58が設けられて
いる。ケーブル56,57,58はそれぞれ、故障デー
タ、変電機器30の入/切状態データ、操作指令データ
などの制御データを伝送するためのものである。これら
のケーブル56,57,58が設置される代わりに、第
2の実施形態では第1の実施形態において制御回路51
に設けていた故障データ用、入/切状態データ用および
制御データ用のケーブル44,45,46が削除されて
いる。
【0062】[作用および効果]以上のような構成を有
する第2の実施形態においては、上記第1の実施の形態
の作用効果に加えて、次のような作用効果を持つ。すな
わち、機器監視ユニット52に接続された制御データ用
シリアル伝送路55を利用して上位システム部40と機
器監視ユニット52との間でのデータ伝送、さらにケー
ブル56,57,58を利用して機器監視ユニットと制
御回路51との間でのデータ伝送を行うことができる。
【0063】したがって、制御回路51において上位シ
ステム部40との取合い用端子台が不要となり、上位シ
ステム部40との接続ケーブル数も削減することができ
る。これにより、制御回路51の簡略化を図ることがで
きる。さらに、シリアル伝送路55を用いているため、
制御データの追加、変更にもフレキシブルに対応可能で
ある。なお、第2の実施形態では、監視関係のデータ伝
送路48と、制御関係のデータ伝送路55とを別々に設
けているが、上位システム部40の接続先が同一である
場合には、これらのデータ伝送路を1本にまとめること
も可能であり、この場合には、更に変電設備の低廉化を
進めることが可能である。
【0064】(3)第3の実施形態…図4参照 [構成]第3の実施形態は、請求項5,6に対応する実
施形態であり、図4(A)および(B)は第3の実施形
態の外観を示す側面図および正面図である。なお、図4
において、前記図2にて示した第1の実施形態と同一の
構成要素に関しては同一符号を付して示し、説明は省略
する。
【0065】第3の実施の形態では、機器監視ユニット
52の前面にデータ表示部67が設けられている。この
データ表示部67は変電機器30の入/切状態と、変電
機器30および変電機器監視制御盤53の故障状態とを
表示するように構成されている。
【0066】[作用および効果]以上のような第3の実
施形態においては、機器監視ユニット52のデータ表示
部67にて変電機器30の入/切状態および変電機器3
0・監視制御盤53の故障状態を表示することができ
る。そのため、第1の実施形態の監視制御盤53に設け
ていた模擬母線表示部22および故障表示部25を削減
することができ、監視制御盤53における表示部をコン
パクトに構成することが可能となる。しかも、機器監視
ユニット52と表示部とを別々に設けた場合よりも監視
制御盤53内の配線を削減することができる。さらにま
た、表示項目の追加や変更にフレキシブルに対応するこ
とが可能となり、監視制御盤53をいっそう高機能の現
場作業盤とすることができる。
【0067】(4)第4の実施形態…図5参照 第4の実施形態は、請求項7に対応する実施形態であ
り、図5の要部ブロック図に示すように、機器監視ユニ
ット52に可搬式パーソナルコンピュータまたはハンデ
ィターミナル68を接続可能なコネクタ69が設けられ
たことを特徴とする。
【0068】このような第4の実施形態によれば、変電
機器30の巡視点検や定期点検を行うとき、可搬式パー
ソナルコンピュータまたはハンディターミナル68を持
ち歩き、これらを機器監視ユニット52のコネクタ69
に接続するだけで変電機器30の監視データを収集する
ことができる。したがって、点検業務の大幅な省力化を
図ることができる。特に、変電設備が小規模である場合
には、変電機器30の監視データが大きくないため、可
搬式パーソナルコンピュータまたはハンディターミナル
68でも監視データの収集処理が十分可能である。
【0069】(5)第5の実施形態…図6参照 第5の実施形態は、請求項8に対応する実施形態であ
り、図6の要部ブロック図に示すように、機器監視ユニ
ット52にメモリカード70と接続可能なメモリカード
インターフェイス部71が設けられている。
【0070】このような第5の実施形態によれば、変電
機器30の巡視点検や定期点検を行うとき、上記第4の
実施形態のように可搬式パーソナルコンピュータまたは
ハンディターミナル68を持ち運ぶのではなく、これら
よりもさらに軽くて小さいメモリカード70を持ち歩く
だけでよい。つまり、これをメモリカードインターフェ
イス部71に挿入、接続することによって変電機器30
の監視データを収集できる。これにより、点検業務のさ
らなる省力化が可能となる。
【0071】(6)第6の実施形態…図7参照 第6の実施形態は、請求項9に対応する実施形態であ
り、図7の要部ブロック図に示すように、機器監視ユニ
ット52には点検データを入力する点検データ入力部7
2と、点検データを処理する点検データ処理部73とが
設けられたことを特徴とする。
【0072】このような第6の実施形態においては、変
電機器30の定期点検時に機器監視ユニット52の点検
データ入力部72に可搬式パーソナルコンピュータなど
を接続して点検データを入力し、点検データ処理部73
により点検データの処理を自動的に行うことができる。
つまり従来では上位システム部40が負担していた点検
データ処理機能を機器監視ユニット52に持たせること
ができ、より高機能な監視制御盤53を得ることができ
る。
【0073】(7)第7の実施形態…図8参照 第7の実施形態は、請求項10に対応する実施形態であ
り、図8の要部ブロック図に示すように、機器監視ユニ
ット52にはセンサ用入力インターフェイス部75が設
けられている。このセンサ用入力インターフェイス部7
5には変電機器30の点検用センサ74が接続されるよ
うに構成されている。
【0074】以上のような第7の実施形態では、機器監
視ユニット52のセンサ入力インターフェイス部75に
変電機器30の点検用センサ74を接続することで、点
検データ処理の自動化を一段と進めることが可能とな
る。
【0075】(8)第8の実施形態…図9参照 第8の実施形態は、請求項11に対応する実施形態であ
り、図9の要部ブロック図に示すように、変電機器監視
制御盤53に対して着脱自在な機器監視ユニット76が
設けられたことを特徴とする。
【0076】このような第8の実施形態によれば、機器
監視ユニット76を変電機器監視制御盤52から容易に
取外して、この機器監視ユニット76を変電機器30の
定期点検時に可搬式の測定装置として使用することがで
きる。したがって、変電機器30が変電機器監視制御盤
52から離れた場所にある場合でも、変電機器30の点
検業務を容易に実施することができる。
【0077】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
変電機器を制御する制御回路と変電機器を監視する機器
監視ユニットとを同一の盤ケース内に収納することによ
り、現場監視盤および現場制御盤を1つの現場作業盤に
集約することができるため、変電設備の設置スペースの
縮小化および低廉化を図ることが可能な変電機器監視制
御盤を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による第1の実施形態の構成を示すブロ
ック図
【図2】第1の実施の形態の外観図であり、(A)は側
面図、(B)は正面図
【図3】本発明による第2の実施形態の構成を示すブロ
ック図
【図4】本発明による第3の実施形態の外観図であり、
(A)は側面図、(B)は正面図
【図5】本発明による第4の実施形態の要部ブロック図
【図6】本発明による第5の実施形態の要部ブロック図
【図7】本発明による第6の実施形態の要部ブロック図
【図8】本発明による第7の実施形態の要部ブロック図
【図9】本発明による第8の実施形態の要部ブロック図
【図10】従来の変電設備の構成を示すブロック図
【図11】変電機器の一つであるガス絶縁開閉装置の一
例を示す平面図
【図12】図11のガス絶縁開閉装置に対応する単線結
線図
【図13】従来の現場制御盤を示す外観図であり、
(A)は側面図、(B)は正面図
【図14】従来の現場監視盤を示す外観図であり、
(A)は側面図、(B)は正面図
【図15】図11の現場制御盤内の遮断器制御回路の一
例を示す回路図
【符号の説明】
1…ブッシング 2…断路器 3a,3b…遮断器 4a,4b…主母線断路器 5…主母線 6…変圧器 10…インピーダンス素子 11…投入指令入力端子 12…切換スイッチ 13…インピーダンス素子 14a…投入コイル 14b…引外しコイル 15…油圧スイッチ接点 16…ガス密度スイッチ接点 19…引外し指令入力端子 21,39,54…盤ケース 22…模擬母線表示部 23…操作スイッチ 24…切換スイッチ 25…故障表示部 26…中継リレー 30…変電機器 31,41…監視センサ 32…現場監視盤 33…現場制御盤 34…保守支援CPU 35…監視制御CPU 36…表示手段 37,62…光ケーブル 38…制御用LAN 40…上位システム部 42,43,44,45,46,47,56,57,5
8…ケーブル 48…監視・判定データ用シリアル伝送路 49…電源供給回路 50…開閉スイッチ 51…制御回路 52,76…機器監視ユニット 52a…監視データ入力ボード 52b…データ判定ボード 52c…データ記憶・表示ボード 53…変電機器監視制御盤 55…制御データ用シリアル伝送路 61…絶縁変換器 62…光ケーブル 63…受信ユニット 64…通信ケーブル 65…データ処理伝送装置 66…電源ユニット 67…データ表示部 68…可搬式パーソナルコンピュータまたはハンディタ
ーミナル 69…コネクタ 70…メモリカード 71…メモリカードインターフェイス部 72…点検データ入力部 73…点検データ処理部 74…点検用センサ 75…センサ入力インターフェイス部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 長谷川 伸 神奈川県川崎市川崎区浮島町2番1号 株 式会社東芝浜川崎工場内

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁媒体を充填した接地金属容器内に高
    電圧充電部を収納してなる遮断器を含む複数の変電機器
    と、前記変電機器近傍に配設され当該変電機器の監視、
    制御および現場表示・操作を行う現場作業盤と、前記現
    場作業盤に対して前記変電機器の制御データおよび電源
    を供給する上位システム部とが備えられた変電設備にお
    いて、前記現場作業盤として構成された変電機器監視制
    御盤であって、 前記変電機器監視制御盤には前記変電機器を制御する制
    御回路と前記変電機器を監視する機器監視ユニットとが
    同一の盤ケース内に収納され、 前記機器監視ユニットには前記変電機器の監視結果であ
    る監視データを入力する監視データ入力手段と、前記監
    視データに基づいて判定データを導くデータ判定手段
    と、前記監視データおよび前記判定データを記憶・表示
    するデータ記憶・表示手段とが設置されたことを特徴と
    する変電機器監視制御盤。
  2. 【請求項2】 前記機器監視ユニットには独立した開閉
    スイッチを有する電源供給回路部が設けられたことを特
    徴とする請求項1記載の変電機器監視制御盤。
  3. 【請求項3】 前記機器監視ユニットおよび前記上位シ
    ステム部には前記機器監視ユニットから前記上位システ
    ム部に前記監視データおよび前記判定データを伝送する
    監視・判定データ用シリアル伝送路が接続されたことを
    特徴とする請求項1または2記載の変電機器監視制御
    盤。
  4. 【請求項4】 前記機器監視ユニットおよび前記上位シ
    ステム部には前記上位システム部から前記機器監視ユニ
    ットに前記制御データを伝送する制御データ用シリアル
    伝送路が接続され、 さらに前記機器監視ユニットには前記機器監視ユニット
    から前記制御回路に前記制御データを伝送するための伝
    送手段が設けられたことを特徴とする請求項1、2また
    は3記載の変電機器監視制御盤。
  5. 【請求項5】 前記機器監視ユニットには前記変電機器
    の入/切状態を表示する入/切状態表示部が設けられた
    ことを特徴とする請求項1、2、3または4記載の変電
    機器監視制御盤。
  6. 【請求項6】 前記機器監視ユニットには前記変電機器
    および前記変電機器監視制御盤自体の故障表示を行う故
    障表示部が設けられたことを特徴とする請求項1、2、
    3、4または5記載の変電機器監視制御盤。
  7. 【請求項7】 前記機器監視ユニットには可搬式パーソ
    ナルコンピュータまたはハンディターミナルを接続可能
    なコネクタが設けられたことを特徴とする請求項1、
    2、3、4、5または6記載の変電機器監視制御盤。
  8. 【請求項8】 前記機器監視ユニットにはメモリカード
    と接続可能なメモリカードインターフェイス部が設けら
    れたことを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6ま
    たは7記載の変電機器監視制御盤。
  9. 【請求項9】 前記機器監視ユニットには点検データを
    入力する点検データ入力部と、前記点検データを処理す
    る点検データ処理部とが設けられたことを特徴とする請
    求項1、2、3、4、5、6、7または8記載の変電機
    器監視制御盤。
  10. 【請求項10】 前記機器監視ユニットには前記変電機
    器の点検用センサを接続可能なセンサ用入力インターフ
    ェイス部が設けられたことを特徴とする請求項1、2、
    3、4、5、6、7、8または9記載の変電機器監視制
    御盤。
  11. 【請求項11】 前記機器監視ユニットが前記変電機器
    監視制御盤に対して着脱自在に設けられたことを特徴と
    する請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9または
    10記載の変電機器監視制御盤。
JP32876997A 1997-11-28 1997-11-28 変電機器監視制御盤 Pending JPH11164430A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103618232A (zh) * 2013-11-28 2014-03-05 国家电网公司 智能电力变压器通用硬件平台
JP2017073856A (ja) * 2015-10-05 2017-04-13 株式会社東芝 受変電設備操作支援システム

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CN103618232A (zh) * 2013-11-28 2014-03-05 国家电网公司 智能电力变压器通用硬件平台
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