JP3560650B2 - 変電設備 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、変電設備に係り、特に、その現場制御盤のシステム構成の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
現代社会において、電力は不可欠なものであり、停電がしばしば問題化していることからも明らかなように、電力の安定供給に対する要求は、今後さらに増大するものと予想される。一方、このような電力供給を行う送電系統において、変電機器に障害が発生した場合、電力供給に対する影響は非常に大きなものとなる。そのため、変電機器の信頼性を一層向上することが要求されている。
【0003】
このような変電機器の主要機器としては、開閉装置や変圧器が挙げられるが、開閉装置としては、近年、ガス絶縁開閉装置(GIS)が主として用いられるようになっている。このガス絶縁開閉装置は、開閉器や導体などの高電圧充電部を、絶縁性および消弧性に優れたSFガスなどの絶縁ガスとともに接地金属容器内に収納してなる装置である。このガス絶縁開閉装置は、kV・A当たりの据付体積をコンパクト化できる上、耐環境性に優れているという利点を有することから、近年の用地の高騰や都市部における電力供給量の増大に伴う変電設備の増強化の必要を満足する装置として、広く普及し、稼働している。
【0004】
図5は、このようなガス絶縁開閉装置の一例を示す平面図であり、図6はこの図5のガス絶縁開閉装置に対応する単線結線図である。この図5および図6に示すように、送電線は、ブッシング1を介して引き込まれ、断路器2、遮断器3a、および主母線断路器4aを介して主母線5に接続されている。主母線5は、変圧器回線の主母線断路器4b、および遮断器3bを介して変圧器6と接続されている。なお、図中7は、ガス絶縁開閉装置を構成する各変電機器の制御と監視を行う現場制御盤であり、主としてガス絶縁開閉装置の各回線単位で設置されている。
【0005】
また、図7は、図5に示す現場制御盤7内の回路の一部として、遮断器3a,3bの制御と監視を行う遮断器制御回路の一例を示す回路図である。この図7に示すように、遮断器制御回路は、投入回路、引外し回路、および欠相検出回路を有する。このうち、投入回路は、投入指令入力端子11、切換スイッチ12、インピーダンス素子13、およびこのインピーダンス素子13と並列に設けられた投入コイル14aを主な構成要素として構成されている。また、図中15,16は、遮断器本体の動作位置を示す補助開閉器接点や、遮断器本体の接地金属容器(タンク)内のガス圧低下時にオンするガス密度スイッチの接点、あるいは、遮断器本体の油圧操作機構部の油圧が低下した場合にオンする油圧スイッチの接点などである。これらの接点は、遮断器の操作ロックや指令信号の一定時間以上の継続防止などの機能を有する。一方、図7において、引外し回路は、引外し指令入力端子19、インピーダンス素子10、およびこのインピーダンス素子10と直列に設けられた引外しコイル14bを主な構成要素として構成されている。なお、図7中2点鎖線で囲まれた部分は遮断器本体に設置されている部分であり、これ以外の部分は、現場制御盤7内に収納されている。
【0006】
また、図8は、図5に示す現場制御盤7の外観を示す図である。この図8に示すように、現場制御盤7のケース21内には、模擬母線表示22、操作スイッチ23、切換スイッチ24、警報表示部25、および中継リレー26などが設置されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、このような図7の現場制御盤7においては、ガス絶縁開閉装置を動作させる操作・制御回路として、各種のスイッチの接点やリレー類の接点が用いられている。この場合、ガス絶縁開閉装置自体の信頼性は高い反面、操作・制御用のリレー、スイッチ類の信頼性は比較的劣り、接点の接触不良などの障害が発生している。実際に、電気協同研究会などにおける操作機構の障害調査結果によれば、電装品と制御回路に関わる障害が過半数を占め、電装品の障害のうちの約7割近くを、接点の導通不良が占めている。図7に示すような制御回路においては、特に、接点がオフ状態の場合に回路の自己診断ができないため、接点の導通不良などの障害が生じても、この障害は、その接点に対応する機器の実際の操作時まで発見されないことになる。したがって、このような接点の導通不良などの障害が、ガス絶縁開閉装置の重大な事故につながる可能性がある。
【0008】
また、図7に示すような制御回路において、ガス絶縁開閉装置と現場制御盤との間の配線、および現場制御盤と変電所制御室間の配線は、電線による並列配線となるため、配線量が非常に多くなるという問題点がある。図8に示すような現場制御盤7内の配線についても、電気ケーブルによる配線が主であるため、現場制御盤7自体が大型化し、そのケース21の幅W、奥行きD、高さHが大きくなってしまうという問題がある。
【0009】
一方、このような接点やリレー類から構成される制御回路の問題点を解決するために、文献:「GIS用操作・制御回路の電子回路化」(平成6年電気学会電力エネルギー部門大会 No.651)などにおいては、接点やリレー類を電子化して回路系の自己診断を行うことにより信頼性の向上を図る方式が提案されている。
【0010】
この文献においては、無接点化されたガス絶縁開閉装置の制御回路が提案されているが、文献中の図4にあるように、幾種ものユニットとシーケンサ(PC)が接続されたシステム構成は複雑である。また、ユニット種類が多いので、部品点数も多くなるため、現場制御盤7自体が大型化してしまう。さらに、この文献において、具体的な電子化の適用範囲、制御システムとしての冗長性、近年適用が拡大している機器監視システム(保守支援システム)などの上位システムの具体的な構成方法や上位システムと制御システムとの関係などについては何等示唆されていない。
【0011】
本発明は、上記のような従来技術の問題点を解決するために提案されたものであり、その目的は、電子化された現場制御盤の制御システムとして、上位システムとの関係をも含めた、小型・簡略・高性能で信頼性・実用性の高い電子化制御システムを実現し、このような優れた電子化制御システムを有する変電設備を提供することである。
【0012】
より具体的に、請求項1記載の発明の目的は、現場制御盤の制御システム全体を電子化してその小型・簡略化を図るとともに、事故時における変電機器の動作の迅速化と、その動作状態の監視の迅速化を図ることである。請求項2記載の発明の目的は、変電機器の保守点検性を向上することである。
【0013】
請求項3記載の発明の目的は、事故時における電子化制御システムの動作の信頼性を向上することである。請求項4記載の発明の目的は、電子化制御システムの自己診断による信頼性をより向上することである。請求項5および6記載の発 明の目的は、伝送手段全体の構成を小型・簡略化することである。請求項10記載の発明の目的は、伝送手段の使用効率を向上して、伝送手段をより小型・簡略化することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1に記載の変電設備は、高電圧充電部を絶縁媒体とともに接地金属容器内に収納してなる遮断器を含む複数の変電機器と、この変電機器近傍に配設されて変電機器の制御と監視を行う電子化制御システムを収納した収納部と、この電子化制御システムに変電機器の制御情報及び遮断器を動作させるための保護リレー情報を伝送する上位システムを有する変電設備において、前記電子化制御システムは、前記変電機器の動作状態の監視を行う制御監視ユニットと、前記遮断器を含む複数の変電機器の各可動部を駆動するための個別のドライブユニットを有し、前記変電機器の主回路に、事故情報を検出する検出手段を設け、この検出手段からの事故情報を検出情報伝送手段により前記上位システムに直接伝送し、この事故情報に基づき前記上位システムによって前記保護リレー情報を生成し、前記制御情報を上位システムから前記制御監視ユニットに対して第1の伝送手段によって伝送し、前記保護リレー情報を、前記上位システムから前記制御監視ユニットと遮断器用のドライブユニットの両方に対して第2の伝送手段によって同時に伝送することによって、前記変電機器の動作状態についての前記制御監視ユニットの監視と前記遮断器用のドライブユニットの動作とを同時に開始させることを特徴とする。なお、請求項中の保護リレー情報とは、遮断器を動作させるための情報を言う。
【0015】
請求項2記載の発明の変電設備は、請求項1記載の発明において、前記検出情報伝送手段の途中に設けられ、前記検出手段からの検出情報を低負担の電流あるいは電圧に変換して前記制御監視ユニットに送る変換手段を有することを特徴とする。
【0016】
請求項3記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記遮断器用のドラ イブユニットとして、第1と第2のドライブユニットが設けられ、第1のドライブユニットの異常時には第2のドライブユニットが動作するように構成されたことを特徴とする。また、請求項4記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記複数の変電機器用の各ドライブユニットと、前記制御監視ユニットとの間にそれぞれ設けられ、各ドライブユニットの状態を監視する第1の状態監視回路と、前記遮断器用のドライブユニットと前記上位システムとの間に設けられ、遮断器用のドライブユニットの状態を監視する第2の状態監視回路とを有することを特徴とする。
【0017】
請求項5記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記第1の伝送手段は、前記電子化制御システムと前記上位システムとの間のデータ伝送を、光ファイバを使用して異なるデータ伝送方式でそれぞれ行う複数種類の伝送手段を有することを特徴とする。請求項6記載の発明の変電設備は、請求項5記載の発明において、前記複数種類の伝送手段の一つで使用されるデータ伝送方式は、IEEEStd. 802.4に準拠したプロトコルによる方式であることを特徴とする。
【0018】
請求項7記載の発明は、請求項1記載の変電設備において、前記第1の伝送手段は、光ファイバを使用した手段であり、前記電子化制御システムと前記上位システムとの間で伝送する複数のデータを、各データに要求される伝送時間の差に基づいてクラス分けし、このクラス分けに基づいて各クラスのデータ伝送周期を制御するように構成されたことを特徴とする。
【0019】
【作用】
以上のような構成を有する本発明の変電設備によれば、次のような作用が得られる。すなわち、請求項1記載の発明によれば、現場制御盤の制御システム全体を電子化することにより、現場制御盤内の配線を電気ケーブルによって行った場合に比べて、現場制御盤を小型・簡略化することができる。さらに、事故時においては、システム間伝送手段によって、上位システムからの保護リレー情報を制御監視ユニットとドライブユニットの両方に伝送することにより、保護リレー情報によって制御監視ユニットとドライブユニットを同時に起動することができる。したがって、ドライブユニットによって、保護リレー情報に基づき、変電機器を迅速に動作させると同時に、制御監視ユニットによって、保護リレー情報に基づく変電機器の動作状態の監視を迅速に開始することができる。
【0020】
請求項2記載の発明によれば、検出手段からの検出情報を、検出情報伝送手段によって上位の保護システムに直接伝送すると同時に、この検出情報伝送手段の途中に設けた変換手段によって変換して制御監視ユニットに送ることができる。したがって、制御監視ユニットによって検出情報を利用して変電機器の状態を監視することができるため、変電機器の保守点検性を向上することができる。
【0021】
請求項3記載の発明によれば、事故時には、第2の伝送手段によって、上位システムからの保護リレー情報を遮断器用の第1と第2のドライブユニットに対して高速で伝送し、第1のドライブユニットによって遮断器を迅速に動作させることができる。そして、仮に、この遮断器用の第1のドライブユニットに異常を生じた場合には、第2のドライブユニットによって遮断器を迅速に動作させることができる。したがって、事故時には、遮断器用のドライブユニットを確実に動作させることができるため、電子化制御システムの動作の信頼性を向上することができる。
【0022】
請求項4記載の発明によれば、各変電機器用のドライブユニットを第1の状態監視回路で監視するとともに、遮断器用のドライブユニットについては、第2の状態監視回路で二重に監視することができる。したがって、ドライブユニットの中でも特に重要な遮断器用のドライブユニットの診断性能を向上することができ、電子化制御システムの信頼性をより向上することができる。
【0023】
請求項5、6記載の発明によれば、第1の伝送手段として、複数のデータの内容や伝送条件にそれぞれ応じた複数種類の適切な伝送方式で伝送することにより 、伝送手段全体の構成を小型・簡略化することができる。特に、高速の伝送が要求されるデータについては、請求項6記載の発明に記載のプロトコルによる方式を使用し、他のデータについては、比較的低速の方式を使用することにより、伝送手段全体の構成をできる限り小型・簡略化することができる。
【0024】
請求項7記載の発明によれば、データに要求される伝送時間に応じて、複数のデータを、タイミングをずらして同一の伝送手段によって伝送することができるため、同一の伝送手段の使用効率を向上するとともに、伝送手段全体の構成をできる限り小型・簡略化することができる。
【0025】
【実施例】
以下には、本発明による変電設備の実施例について、図4を参照して具体的に説明する。ここで、上記同様、本発明における保護リレー情報とは、遮断器を動作させるための情報を言う。
【0026】
[1]第1実施例…図1〜図3
[1−1]実施例の構成
図1は、本発明による変電設備の第1実施例を示す構成図である。この図1に示すように、変電設備は、開閉装置主回路30、現場制御盤40、および上位システム50によって構成されている。まず、開閉装置主回路30は、遮断器31、断路器32、接地装置33などの開閉装置を含む主回路であり、この開閉装置主回路30には、その状態を検出する検出手段として計器用変流器34および計器用変圧器35が接続されている。また、遮断器31,断路器32、接地装置33などの開閉装置には、操作機構のアクチュエータやガス圧力、油圧などのセンサとして、トランスデューサ36a〜36cがそれぞれ設けられている。
【0027】
次に、現場制御盤40は、開閉装置主回路30の近傍に配置されており、共通の制御監視ユニット41と個別のドライブユニット42a〜42cを有する。このうち、制御監視ユニット41は、マイクロコンピュータ回路などから構成されている。また、ドライブユニット42a〜42cは、遮断器31、断路器32、接地装置33などの各開閉装置を個別に駆動するための手段であり、パワーMOSFETなどからなるパワー電子回路とセンサ信号入力部を有する。なお、上位システム50は、変電所内の制御室内に設置されている。
【0028】
一方、図1中の51〜53は、データを伝送するための伝送路である。伝送路51は、本発明のシステム間伝送手段の第1の伝送手段に相当する伝送手段であり、現場制御盤40の制御監視ユニット41と上位システム50との間で双方向のデータ伝送を行うように構成されている。この伝送路51は、制御情報のうち、保護リレー情報以外の情報で、他の伝送路52,53で伝送される情報に比べて緊急性の低い制御情報や保守点検情報などを伝送することを目的として使用される。事故情報を生成処理して得られるそのため、この伝送路51は、高信頼性・高速性を実現する電気ケーブルを使用する代わりに、光ファイバケーブルを使用して構成されている。
【0029】
伝送路52は、本発明のシステム間伝送手段の第2の伝送手段に相当する伝送手段であり、上位システム50からの保護リレー情報を、制御監視ユニット41と遮断器用のドライブユニット42aに同時に伝送するように構成されている。この場合、上位システム50からの保護リレー情報は、事故時において遮断器31を緊急に駆動することを目的として使用される。そのため、この伝送路52には、高信頼性と高速性が要求される。そして、この要求を満たすために、伝送路52は、電気ケーブルを使用して構成されている。
【0030】
伝送路53は、本発明の検出情報伝送手段に相当する伝送手段であり、計器用変流器34および計器用変圧器35からの検出情報を上位システム50に直接伝送するように構成されている。この計器用変流器34および計器用変圧器35は、特に、送電線などで事故が発生した場合の情報を検出し、遮断器31を駆動することを目的として使用される。したがって、この計器用変流器34および計器用変圧器35からの検出情報を伝送する伝送路53には、信号伝送の高信頼性と高速性が要求される。そして、この要求を満たすために、伝送路53は、伝送路52と同様に電気ケーブルを使用して構成されている。
【0031】
伝送路53の途中には、この伝送路53によって伝送される計器用変流器34および計器用変圧器35からの検出情報を変換して制御監視ユニット41に送るための変換手段として、トランスデューサ43が取り付けられている。このトランスデューサ43としては、計器用変流器34からの出力に対しては、低負担の補助変流器が用いられ、また、計器用変圧器35からの出力に対しては、低負担の補助変圧器が用いられる。そして、これらのトランスデューサ43の出力は、制御監視ユニット41内に取り込まれるようになっている。
【0032】
一方、図2は、遮断器31のトランスデューサ36aの構成例を示す図である。この図2に示すように、トランスデューサ36aは、トリップコイル61、投入コイル62、位置センサ63、油圧ポンプ64、油圧センサ65、およびガス密度センサを備えている。このうち、トリップコイル61、投入コイル62、及び油圧ポンプ64は、ドライブユニット42a内のMOSFETなどからなるパワー電子回路に接続されている。また、位置センサ63は、遮断器31の動作位置を検出する手段であり、この位置センサ63、油圧センサ65、およびガス密度センサ66の出力は、ドライブユニット42a内のセンサ信号入力部に導かれるようになっている。
【0033】
なお、遮断器用のドライブユニット42aには、事故時において遮断器31を緊急に駆動する必要から、高信頼性が求められる。これに対して、本実施例においては、各開閉装置31〜33用の各ドライブユニット42a〜42cと制御監視ユニット41の間に、各ドライブユニット42a〜42cの状態を監視する第1の状態監視回路が構成されている。そして、これに加えて、遮断器用のドライブユニット42aに関しては、このドライブユニット42aと上位システム50、およびその間の伝送路52によって、ドライブユニット42aの状態を二重に監視する第2の状態監視回路が構成されている。具体的には、上位システム50から伝送路52を介してドライブユニット42aに微小なアナログ電流を流し、その状況を制御監視ユニット41と上位システム50の両方で監視する方法などが採用されている。
【0034】
さらに、図3は、図1に示す現場制御盤の外観を示す図である。この図8に示すように、現場制御盤40のケース44内には、制御監視ユニット41、ドライブユニット42、およびトランスデューサ43が収納されるとともに、その前面には、操作表示パネル45が配置されている。
【0035】
[1−2]実施例の作用
以上のような構成を有する本実施例の作用は次の通りである。すなわち、開閉装置主回路30の通常運転時においては、開閉装置主回路30の状態が計器用変流器34および計器用変圧器35によって検出され、この検出情報が伝送路53によって上位システム50に伝送されるとともに、トランスデューサ43を介して現場制御盤40の制御監視ユニット41に送られる。したがって、開閉装置主回路30の状態を、制御監視ユニット41と上位システム50の両方で監視することができる。また、特に高信頼性が要求される遮断器用のドライブユニット42aの状態についても、制御監視ユニット41と上位システム50の両方で監視することができるため、遮断器用のドライブユニット42aに何らかの異常が生じた場合には、この異常を確実に検出することができる。
【0036】
そして、開閉装置主回路30の事故時には、まず、計器用変流器34および計器用変圧器35によってその情報が検出され、この事故情報は、伝送路53によって上位システム50に高速で伝送される。そのため、上位システム50によって、事故情報を処理して保護リレー情報を迅速に生成することができる。この保護リレー情報は、伝送路52によって遮断器用のドライブユニット42aに高速で伝送されるため、遮断器31を迅速に動作させることができる。
【0037】
すなわち、事故時に開閉装置主回路30を保護するためには、msのオーダー以下の極めて短い時間で事故情報の伝送と保護リレー情報の伝送を完了することが求められる。仮に、計器用変流器34および計器用変圧器35からの事故情報を、現場制御盤40の制御監視ユニット41を介して上位システム50に伝送する場合には、この制御監視ユニット41内でのデータ処理・伝送処理などに基づく時間遅れが生じ、要求されるmsのオーダー以下の短時間で事故情報の伝送と保護リレー情報の伝送を完了することはできない。これに対して、本実施例においては、計器用変流器34および計器用変圧器35からの事故情報が、高信頼性・高速性を有する電気ケーブルからなる独立した伝送路53によって上位システム50に直接伝送されるとともに、上位システム50からの保護リレー情報についても、高信頼性・高速性を有する電気ケーブルからなる独立した伝送路52によって遮断器用のドライブユニット42aに直接伝送される。したがって、本実施例においては、事故情報の伝送と保護リレー情報の伝送を、これらの伝送に要求されるmsのオーダー以下の短時間で完了することができ、事故の検出から極めて短時間の間に遮断器31を動作させることができる。
【0038】
また、上位システム50からの保護リレー情報は、伝送路52によって遮断器用のドライブユニット42aと同時に制御監視ユニット41にも高速で伝送される。そのため、遮断器31の動作開始と同時に、制御監視ユニット41によって保護リレー情報に基づく遮断器31の動作時間・タイミングなどの動作状態の監視とその動作の管理を迅速に開始することができる。そして、遮断器31の動作状態に何らかの異常、すなわち、各相間の動作時間遅れや欠相などの異常が発生した場合には、この制御監視ユニット41によって迅速な対応処理を行うことができる。このように、本実施例においては、上位システム50からの保護リレー情報を遮断器用のドライブユニット42aに直接伝送するとともに、制御監視ユニット41にも直接伝送しているため、保護リレー情報をドライブユニット42a経由で制御監視ユニット41に送る場合に比べて、特に、遮断器31の動作に何らかの異常を生じた場合に高速で対応できるという利点がある。
【0039】
さらに、このような遮断器31の動作時における遮断電流は、計器用変流器34によって検出され、その検出情報は、伝送路53に設けられたトランスデューサ43から制御監視ユニット41にほぼリアルタイムで送られる。この場合、遮断器31の主接点消耗度と遮断電流値との間には一定の関係があるため、制御監視ユニット41においては、計器用変流器34によって得られた遮断電流値に基づき、遮断器31の主接点消耗度をほぼリアルタイムで監視することができる。また、計器用変圧器35で得られた電圧情報は、制御監視ユニット41内において、インターロック処理や電力量の算出・表示用として使用される。
【0040】
[1−3]実施例の効果
以上説明したように、本実施例によれば、現場制御盤40の制御システム全体を電子化しているため、電気ケーブルによる配線を主として構成した図8の従来の現場制御盤7に比べて、現場制御盤40自体を小型・簡略化することができる。図3に示す現場制御盤40のケース44の寸法は、図8の従来の現場制御盤7のケース21の寸法:W×D×Hに対して、0.5W×0.7D×0.7Hであり、格段に小型化されていることが分かる。また、このように、現場制御盤40を小型・簡略化することができるため、現場制御盤40のコストを削減でき、実用性に優れている。さらに、現場制御盤40と変電所内の制御室内に接地された上位システム50との間の伝送路51を光ファイバケーブルで構成しているため、伝送路全体を電気ケーブルで構成した場合に比べて、現場と制御室内との間の伝送系全体の構成を小型・簡略化することができる。したがって、変電所全体の建設コストの削減に寄与することができ、実用性に優れている。
【0041】
また、電子化により自己診断機能を持たせて信頼性を向上することができ、信頼性が高くなっている。特に、事故時においては、高信頼性・高速性を有する電気ケーブルからなる独立した伝送路53,52によって、事故情報の伝送と保護リレー情報の伝送を高速で行うことができ、遮断器31を迅速に動作させることができるため、現場制御盤41と上位システム50を含むシステム全体の性能・信頼性を向上することができる。
【0042】
さらに、本実施例においては、上位システム50からの保護リレー情報を伝送路52によって遮断器用のドライブユニット42aと制御監視ユニット41に同時に伝送しており、遮断器31の動作に何らかの異常を生じた場合には制御監視ユニット41によって高速で対応できるため、システム全体の性能・信頼性を向上することができる。加えて、本実施例においては、遮断器用のドライブユニット42aの状態を、制御監視ユニット41と上位システム50によって二重に監視しており、遮断器用のドライブユニット42aに何らかの異常を生じた場合にはこの異常を確実に検出することができるため、この点からもシステム全体の性能・信頼性を向上することができる。
【0043】
そしてまた、本実施例においては、遮断器31の遮断電流値を、伝送路53に設けられたトランスデューサ43によって制御監視ユニット41にほぼリアルタイムで送り、制御監視ユニット41によって遮断器31の主接点消耗度をほぼリアルタイムで監視することができるため、遮断器31の保守点検性を向上することができ、実用性に優れている。
【0044】
[2]第2実施例…図4
[2−1]実施例の構成
図4は、本発明による変電設備の第2実施例を示す構成図である。この図4は、前述した第1実施例における現場制御盤40の数が複数である場合における各現場制御盤40と上位システム50の間の構成を示している。なお、この図4においては、上位システム50を、具体的に、監視制御システム50a、保守支援システム50b、および保護システム50cの3つに分類して示している。これらのシステム50a〜50cは、伝送路50dによって互いに接続されており、変電所内の制御室内に設置されている。また、図示していないが、各現場制御盤40は、制御監視ユニットおよびドライブユニットを備えており、基本的に第1実施例の現場制御盤40と同様に構成されている。
【0045】
本実施例において、伝送路52は、保護システム50cからの保護リレー情報を、現場制御盤40内の図示していない制御監視ユニットおよびドライブユニットに直接伝送するように構成されている。この伝送路52は、第1実施例と同様に、電気ケーブルを使用して構成されている。
【0046】
また、伝送路51aは、監視制御システム50aからの制御情報を、複数の現場制御盤40の各々に伝送するように構成されている。この伝送路51aは、光ファイバケーブルおよびスターカプラ51cなどを使用して構成されている。すなわち、監視制御システム50aからの制御情報は、保護リレー情報などの緊急性を有する情報に比べて、伝送時間の裕度が、数10msから数100msと大きいことから、光ファイバケーブルによるシリアルデータ伝送方式を適用することができる。なお、伝送時間の裕度があるといっても、数100ms以内と短い上に、現場制御盤40の数が10以上になる場合があるため、本実施例では、IEEE Std. 802.4で規格化されているトークンパッシング方式を使用している。
【0047】
さらに、伝送路51bは、複数の現場制御盤40の各々からの保守点検情報を、保守点検システム50bに伝送するように構成されている。この伝送路51bもまた、伝送路51aと同様に、光ファイバケーブルおよびスターカプラ51cなどを使用して構成されている。しかしながら、この保守点検情報の伝送時間の裕度は、制御情報に比べて、秒単位と大きいため、より低速の方式が使用されている。
【0048】
なお、図示していないが、これらの伝送路51a,51b,52以外の部分については、前述した第1実施例と全く同様に構成されている。
【0049】
[2−2]実施例の作用
以上のような構成を有する本実施例においては、第1実施例と同様の作用が得られる。例えば、本実施例において、事故時には、保護システム50cからの保護リレー情報が、第1実施例と同様に、高信頼性・高速性を有する電気ケーブルからなる独立した伝送路52によって現場制御盤40内の制御監視ユニットおよびドライブユニットに高速で伝送されるため、事故の検出から極めて短時間の間に遮断器を動作させることができる。
【0050】
また、本実施例においては、第1実施例と同様の作用に加えて、さらに次のような作用が得られる。すなわち、監視制御システム50aからの制御情報は、光ファイバケーブルおよびスターカプラ51cから構成された伝送路51aによって、シリアルデータ伝送方式の一つであるトークンパッシング方式により伝送される。したがって、監視制御システム50aからの制御情報は、この制御情報に要求される伝送時間に相当する数100ms以内の伝送時間で適切に伝送される。
【0051】
そしてまた、複数の現場制御盤40の各々からの保守点検情報は、光ファイバケーブルおよびスターカプラ51cから構成された伝送路51bによって、トークンパッシング方式よりも低速の方式により伝送される。したがって、現場制御盤40からの保守点検情報は、この制御情報に要求される伝送時間に相当する秒単位の伝送時間で適切に伝送される。この場合、保守点検情報としては、例えば、開閉器動作時間、回数、ガス密度値、油圧値、油圧ポンプの動作回数や頻度、制御回路系の異常の有無、開閉器動作の異常の有無などが複数の現場制御盤40の各々から伝送される。
【0052】
[2−3]実施例の効果
以上説明したように、本実施例によれば、まず、前述した第1実施例と同様の作用が得られることから、第1実施例と同様の効果が得られる。そして、本実施例によれば、第1実施例と同様の効果に加えて、さらに次のような効果が得られる。すなわち、複数の現場制御盤40と変電所内の制御室内に設置された監視制御システム50aおよび保守支援システム50bとの間の伝送路51a,51bを、光ファイバケーブルおよびスターカプラ51cを使用して構成しているため、現場と制御室内との間のケーブル本数を大幅に削減することができ、伝送系全体の構成を小型・簡略化することができる。したがって、変電機器側のコストの削減のみならず、変電所全体の建設コストの削減にも大きく寄与することができ、実用性に優れている。また、情報の伝送時間の裕度に応じて、伝送路51a,51bに異なる伝送方式を使用しており、特に、伝送時間の裕度の大きい保守点検情報を伝送する伝送路51bについては高速化のためのコストが不要であるため、コストをできる限り削減できる。
【0053】
一方、複数の現場制御盤40の各々からの保守点検情報を、上位の保守点検システム50bに常時伝送することができるため、保守点検システム50bによって変電機器の保守点検を自動的に行うことができる。したがって、変電機器の保守点検性を向上することができ、実用性に優れている。そしてまた、このように保守点検を自動的に行うことができることから、日常巡視や定期点検などに費やすコストを大幅に削減することができ、この点でも実用性に優れている。
【0054】
[3]他の実施例
なお、本発明は、前記実施例に限定されるものではなく、他にも多種多様の変形例を実施可能である。例えば、第1実施例の変形例として、遮断器用のドライブユニットを二重化して、一方のドライブユニットの異常時には他方のドライブユニットを動作させるように構成することも可能である。このように構成した場合には、事故時において遮断器を確実に動作させることができ、信頼性を向上することができる。また、このようにドライブユニットを二重化した場合には、さらに、制御監視ユニットにより遮断器の動作応答に問題のないタイミングでドライブユニットを切換えて自己診断を行うように構成することも可能である。このように構成した場合には、自己診断性能を向上し、信頼性を一層向上することができる。
【0055】
一方、第2実施例の変形例として、伝送時間の裕度の大きい保守点検情報のデータ量が少ない場合には、保守点検情報専用の伝送路51bを省略し、保守点検情報を、制御情報用の伝送路51aによって監視制御システム50a経由で保守支援システム50bに送るように構成することも可能である。この場合、制御データと保守点検データを、その伝送時間の裕度に応じてクラス分けし、このクラス分けに基づいて各クラスの伝送周期を制御するように構成することが望ましい。そして、このように構成することにより、複数のデータを、タイミングをずらして同一の伝送路51aによって伝送することができるため、伝送路51aの使用効率を向上するとともに、伝送路全体の構成をできる限り小型・簡略化することができる。
【0056】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、現場制御盤の電子化制御システム、上位システム、あるいはこれらのシステムに関連する伝送手段を改良したことにより、上位システムとの関係をも含めた、小型・簡略・高性能で信頼性・実用性の高い電子化制御システムを実現し、このような優れた電子化制御システムを有する変電設備を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による変電設備の第1実施例を示す構成図。
【図2】図1の遮断器のトランスデューサを示す構成図。
【図3】図1の現場制御盤の外観を示す図であり、(A)は側面図、(B)は(A)のX矢視図。
【図4】本発明による変電設備の第2実施例を示す構成図。
【図5】本発明の適用対象となる変電機器の一つとして、ガス絶縁開閉装置の一例を示す構成図。
【図6】図5のガス絶縁開閉装置に対応する単線結線図。
【図7】図5の現場制御盤内の遮断器制御回路の一例を示す回路図。
【図8】図5の現場制御盤の外観を示す図であり、(A)は側面図、(B)は内部正面図。
【符号の説明】
30…開閉装置主回路
31…遮断器
32…断路器
33…接地装置
34…計器用変流器
35…計器用変圧器
36a〜36c…トランスデューサ
40…現場制御盤
41…制御監視ユニット
42a〜42c…ドライブユニット
43…トランスデューサ
50…上位システム
50a…監視制御システム
50b…保守支援システム
50c…保護システム
51,51a,51b,52,53…伝送路

Claims (7)

  1. 高電圧充電部を絶縁媒体とともに接地金属容器内に収納してなる遮断器を含む複数の変電機器と、この変電機器近傍に配設されて変電機器の制御と監視を行う電子化制御システムを収納した収納部と、この電子化制御システムに変電機器の制御情報及び遮断器を動作させるための保護リレー情報を伝送する上位システムを有する変電設備において、
    前記電子化制御システムは、前記変電機器の動作状態の監視を行う制御監視ユニットと、前記遮断器を含む複数の変電機器の各可動部を駆動するための個別のドライブユニットを有し、
    前記変電機器の主回路に、事故情報を検出する検出手段を設け、この検出手段からの事故情報を検出情報伝送手段により前記上位システムに直接伝送し、この事故情報に基づき前記上位システムによって前記保護リレー情報を生成し、前記制御情報を上位システムから前記制御監視ユニットに対して第1の伝送手段によって伝送し、前記保護リレー情報を、前記上位システムから前記制御監視ユニットと遮断器用のドライブユニットの両方に対して第2の伝送手段によって同時に伝送することによって、前記変電機器の動作状態についての前記制御監視ユニットの監視と前記遮断器用のドライブユニットの動作とを同時に開始させることを特徴とする変電設備。
  2. 前記検出情報伝送手段の途中に設けられ、前記検出手段からの検出情報を低負担の電流あるいは電圧に変換して前記制御監視ユニットに送る変換手段を有することを特徴とする請求項1記載の変電設備。
  3. 前記遮断器用のドライブユニットとして、第1と第2のドライブユニットが設けられ、第1のドライブユニットの異常時には第2のドライブユニットが動作するように構成されたことを特徴とする請求項1記載の変電設備。
  4. 前記複数の変電機器用の各ドライブユニットと、前記制御監視ユニットとの間にそれぞれ設けられ、各ドライブユニットの状態を監視する第 1の状態監視回路と、前記遮断器用のドライブユニットと前記上位システムとの間に設けられ、遮断器用のドライブユニットの状態を監視する第2の状態監視回路とを有することを特徴とする請求項1記載の変電設備。
  5. 前記第1の伝送手段は、前記電子化制御システムと前記上位システムとの間のデータ伝送を、光ファイバを使用して異なるデータ伝送方式でそれぞれ行う複数種類の伝送手段を有することを特徴とする請求項1記載の変電設備。
  6. 前記複数種類の伝送手段の一つで使用されるデータ伝送方式は、IEEE Std. 802.4に準拠したプロトコルによる方式であることを特徴とする請求項5記載の変電設備。
  7. 前記第1の伝送手段は、光ファイバを使用した手段であり、前記電子化制御システムと前記上位システムとの間で伝送する複数のデータを、各データに要求される伝送時間の差に基づいてクラス分けし、このクラス分けに基づいて各クラスのデータ伝送周期を制御するように構成されたことを特徴とする請求項1記載の変電設備。
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