JPH11163844A - クロック切り替えシステム及びそのクロック切り替え方法 - Google Patents

クロック切り替えシステム及びそのクロック切り替え方法

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JPH11163844A
JPH11163844A JP9326415A JP32641597A JPH11163844A JP H11163844 A JPH11163844 A JP H11163844A JP 9326415 A JP9326415 A JP 9326415A JP 32641597 A JP32641597 A JP 32641597A JP H11163844 A JPH11163844 A JP H11163844A
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JP
Japan
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signal
clock
jitter
count
jitter amount
Prior art date
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JP9326415A
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English (en)
Inventor
Kaori Hosoya
香織 細谷
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NEC Corp
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NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 入力クロック信号のジッタ量を検出しジッタ
量の少ない安定した系のクロック信号に切り替えるクロ
ック切り替えシステム及びその方法を提供する。 【解決手段】 1系クロック信号と同期クロック信号を
入力すると同期制御信号を出力するPLL部101と、
同期制御信号を入力するとN倍クロック信号を出力する
N倍発振器103と、N倍クロック信号を入力すると同
期クロック信号を出力する1/N分周部102と、1系
クロック信号とN倍クロック信号とを入力するとHカウ
ント信号とLカウント信号を出力するクロックサンプリ
ング部104と、Hカウント信号とLカウント信号とを
入力するとジッタ量検出信号を出力するジッタ検出部1
05と、n個のジッタ量検出信号を入力するとクロック
選択信号を出力するジッタ量比較部1と、各系のクロッ
ク信号とクロック選択信号とを入力すると選択クロック
信号を出力するクロック選択部2とから構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、入力クロック信号
のジッタ量を検出し、ジッタ量の少ない安定した系のク
ロック信号に切り替えるクロック切り替えシステム及び
そのクロック切り替え方法に関する。
【0002】
【従来の技術】複数の伝送路からの入力信号を装置内ク
ロック信号に乗せ替えて信号処理を行うために、復数の
伝送路にて各々抽出したクロック信号から装置内クロッ
ク信号の同期源となる特定の系を選択するクロック切り
替え方式における、従来の技術としては、ジッタ量を検
出し、記録条件あるいは再生条件の最適化を図るための
制御情報を生成する信号記録再生方式を開示した特開昭
63−304427号公報がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】複数の伝送路からの入
力信号を装置内クロック信号に乗せ替えて信号処理を行
うために、復数の伝送路にて各々抽出したクロック信号
から装置内クロック信号の同期源となる特定の系を選択
するクロック切り替え方式において、従来の技術では伝
送路からの入力信号の断を判断してある特定の系のクロ
ック信号を選択しているため、選択した系のジッタによ
りデータの読み誤りが発生してもクロック切替を行わな
いため、信号伝送の誤りを救済することが不可能であっ
た。
【0004】本発明の目的は、入力クロック信号のジッ
タ量を検出し、ジッタ量の少ない安定した系のクロック
信号に切り替えるクロック切り替えシステム及びそのク
ロック切り替え方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のクロック切替シ
ステムは、複数の伝送路からの入力信号を装置内クロッ
ク信号に乗せ替えて信号処理を行うために、複数の伝送
路にて各々抽出したクロック信号から装置内クロック信
号の同期源となる、ある特定の系を選択するクロック切
り替えシステムであって、1系クロック信号と同期クロ
ック信号を入力すると同期制御信号を出力するPLL部
と、同期制御信号を入力するとN倍クロック信号を出力
するN倍発振器と、N倍クロック信号を入力すると同期
クロック信号を出力する1/N分周部と、1系クロック
信号とN倍クロック信号とを入力するとHカウント信号
とLカウント信号とを出力するクロックサンプリング部
と、Hカウント信号とLカウント信号とを入力するとジ
ッタ量検出信号を出力するジッタ検出部と、n個のジッ
タ量検出信号を入力するとクロック選択信号を出力する
ジッタ量比較部と、各系のクロック信号とクロック選択
信号とを入力すると選択クロック信号を出力するクロッ
ク選択部とから構成される。
【0006】また、ジッタ検出部は、Hカウント信号と
Lカウント信号とを入力すると大小判断信号を出力する
大小判断部と、Hカウント信号とLカウント信号と大小
判断信号とを入力すると差信号を出力する差検出部と、
所定の時間範囲で所定のタイミング信号を出力するタイ
ミング発生部と、差信号とタイミング信号とを入力する
とジッタ量検出信号を出力する変動検出部とから構成さ
れてもよい。
【0007】また、ジッタ量比較部は、ジッタ量検出信
号とイネーブル信号を入力するとクロック選択信号と系
ジッタ量信号とを出力する最小値判断部と、ジッタ範囲
信号を出力する切替ジッタ範囲出力部と、系ジッタ量信
号とジッタ範囲信号とを入力するとイネーブル信号を出
力する切替検出部とから構成されてもよい。
【0008】本発明のクロック切替システムのクロック
切替方法は、N倍発振器から出力されるN倍クロック信
号を1/N分周部にて1/N倍し、1/N倍した同期ク
ロック信号と1系クロック信号とをPLL部にて同期さ
せ、N倍発振器に同期制御信号を入力して1系クロック
信号に同期したN倍クロック信号を作り出す段階と、ク
ロックサンプリング部において、1系クロック信号を、
1系クロック信号に同期したN倍クロック信号にて1系
クロック信号の1クロック分を高速サンプリングし、1
系クロック信号の1クロックの時間内での高速サンプリ
ング結果を、”H”のカウント数をHカウント信号と
し、”L”のカウント信号をLカウント信号として出力
する段階と、Hカウント信号と、Lカウント信号とを用
いて、ジッタ検出部においてジッタ量を検出し、ジッタ
量検出信号を出力する段階と、各々の系から得られたジ
ッタ量検出信号をジッタ量比較部に入力する段階と、ジ
ッタ量比較部において、ジッタ量検出信号の中から最小
系を判断し、クロック選択信号を出力する段階と、クロ
ック選択部において、クロツク選択信号にて1系クロッ
ク信号〜n系クロック信号のいずれかを選択し、装置内
クロック信号の同期源となる選択クロック信号を出力す
る段階とを有する。
【0009】また、ジッタ検出部においてジッタ量を検
出し、ジッタ量検出信号を出力する段階は、大小判断部
で、Hカウント信号と、Lカウント信号のカウント数の
大小を判断し大小判断信号を出力する段階と、大小判断
信号とHカウント信号とLカウント信号とを用いて、H
カウント信号とLカウント信号との差の絶対値信号であ
る差信号を差検出部にて検出する段階と、タイミング発
生部で、1系クロック信号の1クロックの時間範囲のK
倍(充分大きな値)の時間範囲を示すタイミング信号を
出力する段階と、変動検出部で、1系クロック信号の1
クロック時間よりも充分大きな時間範囲を示すタイミン
グ信号での、差信号の値の最大値を検出しジッタ量検出
信号を出力する段階とを有してもよい。
【0010】また、ジッタ量比較部において、ジッタ量
検出信号の中から最小系を判断し、クロック選択信号を
出力する段階は、ジッタ量検出信号の最小系を最小値判
断部にて判断し、最小であった系をクロック選択信号と
して出力し、最小であった系のジッタ量を系ジッタ量信
号として出力する段階と、データの読み誤りを発生する
ジッタ量を切替ジッタ範囲出力部よりジッタ範囲信号と
して出力する段階と、切替検出部において、系ジッタ量
信号がジッタ範囲信号内に入っていれば、最小値判断部
動作のイネーブル信号をデスイネーブルにし、最小値判
断部の回路の動作を停止し、選択している系の系ジッタ
量信号がジッタ範囲信号の範囲を上回る場合に、イネー
ブル信号をイネーブルにし、最小値判断部の回路が動作
し、再びジッタ量検出信号の中から最小系を判断し、ク
ロック選択信号と系ジッタ量信号とを出力する段階とを
有してもよい。
【0011】従って、本発明では選択している系のクロ
ック信号のジッタ量を検出し、データの読み誤りが発生
するジッタが選択している系のクロック信号に発生した
場合にはクロック切替を行い、信号伝送の誤りを極力抑
えて信号伝送することを可能にするものである。
【0012】
【発明の実施の形態】図1に本発明の実施の形態のブロ
ック図を示す。
【0013】図2には図1のジッタ検出部105の詳細
ブロック図を示し、図3には図1のジッタ量比較部1の
詳細ブロック図を示す。
【0014】図1に示すように、本発明の実施の形態の
クロック切替システムは、1系クロック信号CLKlと
同期クロック信号SYNCCLK1を入力すると同期制
御信号CONT1を出力するPLL部101と、同期制
御信号CONT1を入力するとN倍クロック信号NCL
K1を出力するN倍発振器103と、N倍クロック信号
NCLK1を入力すると同期クロック信号SYNCCL
K1を出力する1/N分周部102と、1系クロック信
号CLK1とN倍クロック信号NCLK1を入力すると
Hカウント信号HC1とLカウント信号LClを出力す
るクロックサンプリング部104と、Hカウント信号H
C1とLカウント信号LC1を入力するとジッタ量検出
信号JITTER1を出力するジッタ検出部105を備
え、n個のジッタ量検出信号JITTER1〜JITT
ERnを入力するとクロック選択信号SELを出力する
ジッタ量比較部1と、各系のクロック信号CLKl〜C
LKnとクロック選択信号SELを入力すると選択クロ
ック信号MASTERCLKを出力するクロック選択部
2とから構成される。
【0015】また、図2に示すように、本発明の実施の
形態のクロック切替システムのジッタ検出部105は、
Hカウント信号HC1とLカウント信号LC1を入力す
ると大小判断信号J1を出力する大小判断部200と、
Hカウント信号HC1とLカウント信号LC1と大小判
断信号J1を入力すると差信号SUB1を出力する差検
出部201と、ある一定の時間範囲であるタイミング信
号TIM1を出力するタイミング発生部203と、差信
号SUB1とタイミング信号TIM1を入力するとジッ
タ量検出信号JITTER1を出力する変動検出部20
2とから構成される。
【0016】また、図3に示すように、本発明の実施の
形態のクロック切替システムのジッタ量比較部1は、ジ
ッタ量検出信号JITTER1〜nとイネーブル信号E
NAを入力するとクロック選択信号SELと系ジッタ量
信号JIT1を出力する最小値判断部300と、ジッタ
範囲信号AREAを出力する切替ジッタ範囲出力部30
2と系ジッタ量信号JIT1とジッタ範囲信号AREA
を入力するとイネーブル信号ENAを出力する切替検出
部301とから構成される。
【0017】N倍発振器103から出力されるN倍クロ
ック信号NCLK1を1/N分周部102にて1/N倍
し、その1/N倍した同期クロック信号SYNCCLK
1と1系クロック信号CLK1をPLL部101にて同
期させ、N倍発振器103に同期制御信号CONT1を
入力して1系クロック信号CLK1に同期したN倍クロ
ック信号NCLK1を作り出すことが出来る。
【0018】クロックサンプリング部104では1系ク
ロック信号CLK1を、それに同期したN倍クロック信
号NCLK1にて1系クロック信号CLK1の1クロッ
ク分を高速サンプリングする。クロックサンプリング部
104では1系クロック信号CLK1の1クロックの時
間内での高速サンプリング結果を、”H”のカウント数
をHカウント信号HC1とし、”L”のカウント信号を
Lカウント信号LC1として出力する。
【0019】このHカウント信号HC1と、Lカウント
信号LC1を用いて、ジッタ検出部105にてジッタ量
を検出する。
【0020】ジッタ検出部105の詳細説明を図2を用
いて行う。大小判断部200ではHカウント信号HC1
と、Lカウント信号LC1のカウント数の大小を判断し
大小判断信号J1を出力する。
【0021】大小判断信号J1にて”H”のカウントが
多い場合には(HC1−LC1)、”L”のカウントが
多い場合には(LC1−HC1)を算出し、大小判断信
号J1とHカウント信号HC1と、Lカウント信号LC
1を用いて、Hカウント信号HC1とLカウント信号L
C1の差の絶対値信号である差信号SUB1を差検出部
201にて検出する。
【0022】タイミング発生部203では1系クロック
信号CLK1の1クロックの時間範囲のK倍(充分大き
な値)の時間範囲を示すタイミング信号TIM1を出力
する。
【0023】1系クロック信号CLK1の1クロック時
間よりも充分大きな時間範囲を示すタイミング信号TI
M1での、差信号SUB1の値の最大値を検出しジッタ
量検出信号JITTER1を出力する。
【0024】ここで最大値を検出するのは、クロック選
択部2にて各系のクロック信号を切替る切替信号である
クロック選択信号が必要以上にバタつくのを回避するた
めである。
【0025】そして各々の系から得られたジッタ量検出
信号JITTERl〜nがジッタ量比較部1に入力され
る。
【0026】次に、図3を用いてジッタ量比較部1の詳
細を説明する。
【0027】ジッタ量検出信号JITTER1〜nの最
小系を最小値判断部300にて判断し、最小であった系
をクロック選択信号SELとして出力し、最小であった
系のジッタ量を系ジッタ量信号JIT1として出力す
る。
【0028】データの読み誤りを発生するジッタ量を切
替ジッタ範囲出力部302よりジッタ範囲信号AREA
として出力し、切替検出部301では系ジッタ量信号J
IT1とジッタ範囲信号AREAを用いて系ジッタ量信
号JIT1がジッタ範囲信号AREA内に入っていれ
ば、最小値判断部300動作のイネーブル信号ENAを
デスイネーブルにし、最小値判断部300の回路の動作
を停止する。
【0029】従って、ジッタ量検出信号JITTER1
〜nが時間軸上でジッタ量が変動しても、選択している
系のジッタがデータの読み誤りを発生させる量でなけれ
ば、クロックを切り替えないことで、不用意なクロック
切替を防止する。
【0030】選択している系の系ジッタ量信号JlT1
がジッタ範囲信号EREAの範囲を上回る場合に初めて
イネーブル信号ENAをイネーブルにし、最小値判断部
300の回路が動作し、再びジッタ量検出信号JITT
ER1〜nの中から最小系を判断し、クロック選択信号
SEL、系ジッタ量信号JIT1を出力する。クロック
選択部2ではクロツク選択信号SELにて1系クロック
信号CLK1〜n系クロック信号CLKnの何れかを選
択し、装置内クロック信号の同期源となる選択クロック
信号MASTERCLKを出力する。
【0031】即ち、伝送路の各系のクロック信号CLK
1〜nを1クロック時間内にて高速サンプリングしたH
カウント信号HC1とLカウント信号LC1という結果
を用いてジッタ量信号JITTER1〜nを判断し、選
択しているクロックの系が切替なければならないジッタ
量に達した場合のみジッタ量比較部1の最小値判断部3
00を動作させて、ジッタの少ない系のクロックを選択
する。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、複数の伝
送路からの入力信号を装置内クロック信号に乗せ替えて
信号処理を行うために、複数の伝送路にて各々抽出した
クロック信号から装置内クロック信号の同期源となる、
ある特定の系を選択するクロック切り替え方式におい
て、各系のクロック信号を高速サンプリングすることで
ジッタ量を判断し、信号に誤りを発生させないジッタ範
囲を越えた場合にのみクロックを切り替えることで、不
用意なクロック切替を行うことなく、現在選択している
系のクロック信号が完全に断にならなくとも信号伝送に
誤りを発生させることを回避することを可能にするとい
う効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態のブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態のジッタ検出部の詳細ブロ
ック図である。
【図3】本発明の実施の形態のジッタ量比較部の詳細ブ
ロック図である。
【符号の説明】
1 ジッタ量比較部 2 クロック選択部 101 PLL部 102 1/N倍分周部 103 N倍発振器 104 クロックサンプリング部 105 ジッタ検出部 200 大小判断部 201 差検出部 202 変動検出部 203 タイミング発生部 300 最小値判断部 301 切替検出部 302 切替ジッタ範囲出力部 CLK1 1系クロック信号 CLKn n系クロック信号 SYNCCLK1 同期クロック信号 NCLK1 N倍クロック信号 CONT1 同期制御信号 HC1 Hカウント信号 LC1 Lカウント信号 JITTER1 1系ジッタ量検出信号 JITTERn n系ジッタ量検出信号 SEL クロック選択信号 MASTERCLK 選択クロック信号 J1 大小判断信号 SUB1 差信号 TIM1 タイミング信号 ENA イネーブル信号 JIT1 系ジッタ量信号 AREA ジッタ範囲信号

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の伝送路からの入力信号を装置内ク
    ロック信号に乗せ替えて信号処理を行うために、前記複
    数の伝送路にて各々抽出したクロック信号から前記装置
    内クロック信号の同期源となる、ある特定の系を選択す
    るクロック切り替えシステムであって、 1系クロック信号と同期クロック信号を入力すると同期
    制御信号を出力するPLL部と、 該同期制御信号を入力するとN倍クロック信号を出力す
    るN倍発振器と、 該N倍クロック信号を入力すると前記同期クロック信号
    を出力する1/N分周部と、 前記1系クロック信号と前記N倍クロック信号とを入力
    するとHカウント信号とLカウント信号とを出力するク
    ロックサンプリング部と、 該Hカウント信号と該Lカウント信号とを入力するとジ
    ッタ量検出信号を出力するジッタ検出部と、 n個の前記ジッタ量検出信号を入力するとクロック選択
    信号を出力するジッタ量比較部と、 各系のクロック信号と前記クロック選択信号とを入力す
    ると選択クロック信号を出力するクロック選択部とから
    構成されるクロック切替システム。
  2. 【請求項2】 前記ジッタ検出部は、 前記Hカウント信号と前記Lカウント信号とを入力する
    と大小判断信号を出力する大小判断部と、 前記Hカウント信号と前記Lカウント信号と前記大小判
    断信号とを入力すると差信号を出力する差検出部と、 所定の時間範囲で所定のタイミング信号を出力するタイ
    ミング発生部と、 前記差信号と前記タイミング信号とを入力すると前記ジ
    ッタ量検出信号を出力する変動検出部とから構成される
    請求項1に記載のクロック切替システム。
  3. 【請求項3】 前記ジッタ量比較部は、 ジッタ量検出信号とイネーブル信号を入力するとクロッ
    ク選択信号と系ジッタ量信号とを出力する最小値判断部
    と、 ジッタ範囲信号を出力する切替ジッタ範囲出力部と、 前記系ジッタ量信号と前記ジッタ範囲信号とを入力する
    とイネーブル信号を出力する切替検出部とから構成され
    る請求項1に記載のクロック切替システム。
  4. 【請求項4】 前記N倍発振器から出力される前記N倍
    クロック信号を前記1/N分周部にて1/N倍し、該1
    /N倍した前記同期クロック信号と前記1系クロック信
    号とを前記PLL部にて同期させ、前記N倍発振器に前
    記同期制御信号を入力して前記1系クロック信号に同期
    した前記N倍クロック信号を作り出す段階と、 前記クロックサンプリング部において、前記1系クロッ
    ク信号を、前記1系クロック信号に同期した前記N倍ク
    ロック信号にて前記1系クロック信号の1クロック分を
    高速サンプリングし、該1系クロック信号の1クロック
    の時間内での高速サンプリング結果を、”H”のカウン
    ト数を前記Hカウント信号とし、”L”のカウント信号
    を前記Lカウント信号として出力する段階と、 前記Hカウント信号と、前記Lカウント信号とを用い
    て、前記ジッタ検出部においてジッタ量を検出し、前記
    ジッタ量検出信号を出力する段階と、 各々の系から得られた前記ジッタ量検出信号を前記ジッ
    タ量比較部に入力する段階と、 該ジッタ量比較部において、前記ジッタ量検出信号の中
    から最小系を判断し、前記クロック選択信号を出力する
    段階と、 前記クロック選択部において、前記クロツク選択信号に
    て前記1系クロック信号〜前記n系クロック信号のいず
    れかを選択し、装置内クロック信号の同期源となる前記
    選択クロック信号を出力する段階とを有する請求項1か
    ら請求項3の何れか1項に記載のクロック切替システム
    のクロック切替方法。
  5. 【請求項5】 前記ジッタ検出部においてジッタ量を検
    出し、前記ジッタ量検出信号を出力する段階は、 前記大小判断部で、前記Hカウント信号と、前記Lカウ
    ント信号のカウント数の大小を判断し大小判断信号を出
    力する段階と、 該大小判断信号と前記Hカウント信号と前記Lカウント
    信号とを用いて、前記Hカウント信号と前記Lカウント
    信号との差の絶対値信号である差信号を前記差検出部に
    て検出する段階と、 前記タイミング発生部で、前記1系クロック信号の1ク
    ロックの時間範囲のK倍(充分大きな値)の時間範囲を
    示すタイミング信号を出力する段階と、 前記変動検出部で、前記1系クロック信号の1クロック
    時間よりも充分大きな時間範囲を示すタイミング信号で
    の、前記差信号の値の最大値を検出し前記ジッタ量検出
    信号を出力する段階とを有する請求項4に記載のクロッ
    ク切替システムのクロック切替方法。
  6. 【請求項6】 前記ジッタ量比較部において、前記ジッ
    タ量検出信号の中から最小系を判断し、前記クロック選
    択信号を出力する段階は、 前記ジッタ量検出信号の最小系を前記最小値判断部にて
    判断し、最小であった系を前記クロック選択信号として
    出力し、最小であった系のジッタ量を前記系ジッタ量信
    号として出力する段階と、 データの読み誤りを発生するジッタ量を前記切替ジッタ
    範囲出力部より前記ジッタ範囲信号として出力する段階
    と、 前記切替検出部において、前記系ジッタ量信号が前記ジ
    ッタ範囲信号内に入っていれば、前記最小値判断部動作
    の前記イネーブル信号をデスイネーブルにし、前記最小
    値判断部の回路の動作を停止し、選択している系の前記
    系ジッタ量信号が前記ジッタ範囲信号の範囲を上回る場
    合に、前記イネーブル信号をイネーブルにし、前記最小
    値判断部の回路が動作し、再び前記ジッタ量検出信号の
    中から最小系を判断し、前記クロック選択信号と前記系
    ジッタ量信号とを出力する段階とを有する請求項4に記
    載のクロック切替システムのクロック切替方法。
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