JPH11163167A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents
半導体装置の製造方法Info
- Publication number
- JPH11163167A JPH11163167A JP9321087A JP32108797A JPH11163167A JP H11163167 A JPH11163167 A JP H11163167A JP 9321087 A JP9321087 A JP 9321087A JP 32108797 A JP32108797 A JP 32108797A JP H11163167 A JPH11163167 A JP H11163167A
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- JP
- Japan
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- effect transistor
- field effect
- semiconductor device
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Abstract
(57)【要約】
【課題】マスクROMプロセスにおいて、高耐圧電界効
果トランジスタの形成を行う為のドレインオーバーまた
はドレインオフセットへのイオン注入は、専用のフォト
リソ工程、イオン注入工程を設けて行われている。この
ような工程の削減を実現すること。 【解決手段】メモリセル内の電界効果トランジスタのし
きい値を制御するためのイオン注入で、高耐圧電界効果
トランジスタのためのドレインオーバ領域204もしく
はオフセット領域を同時形成する。 【効果】ドレインオーバ領域もしくはオフセット領域を
形成するための専用のフォトリソ、イオン注入工程を無
くせることで工程数を減らすことができる。
果トランジスタの形成を行う為のドレインオーバーまた
はドレインオフセットへのイオン注入は、専用のフォト
リソ工程、イオン注入工程を設けて行われている。この
ような工程の削減を実現すること。 【解決手段】メモリセル内の電界効果トランジスタのし
きい値を制御するためのイオン注入で、高耐圧電界効果
トランジスタのためのドレインオーバ領域204もしく
はオフセット領域を同時形成する。 【効果】ドレインオーバ領域もしくはオフセット領域を
形成するための専用のフォトリソ、イオン注入工程を無
くせることで工程数を減らすことができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体装置の製造方
法、特に高耐圧電界効果トランジスタ形成の為の製造方
法に関する。
法、特に高耐圧電界効果トランジスタ形成の為の製造方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】マスクROMプロセスにおいて高耐圧電
界効果トランジスタの形成を行う為のドレインオーバー
またはドレインオフセットへのイオン注入は従来、専用
のフォトリソ工程、イオン注入工程を設けて行われてい
る。
界効果トランジスタの形成を行う為のドレインオーバー
またはドレインオフセットへのイオン注入は従来、専用
のフォトリソ工程、イオン注入工程を設けて行われてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】マスクROM半導体装
置において高耐圧電界効果トランジスタの形成を行うた
めには従来は図5の502に示すようにソース・ドレイ
ン拡散層領域を取り囲む、もしくはソース・ドレイン拡
散層領域からゲート電極下部へオフセットされた図6の
604のソース・ドレイン拡散層ドーピングレベルより
低い拡散層をゲート電極形成前に専用ガラスマスクによ
るフォトリソ、イオン注入により形成する必要があり、
図5の504のメモリセルの電界効果トランジスタのし
きい値制御の為のチャンネル部へのイオン注入とは別工
程で行われており、工程数の増大につながってしまう。
本発明の目的は専用のフォトリソ、イオン注入工程を追
加することなくメモリセルの電界効果トランジスタのし
きい値制御の為のチャンネル部へのイオン注入を利用
し、同時に高耐圧電界効果トランジスタの形成し工程短
縮を実現することにある。
置において高耐圧電界効果トランジスタの形成を行うた
めには従来は図5の502に示すようにソース・ドレイ
ン拡散層領域を取り囲む、もしくはソース・ドレイン拡
散層領域からゲート電極下部へオフセットされた図6の
604のソース・ドレイン拡散層ドーピングレベルより
低い拡散層をゲート電極形成前に専用ガラスマスクによ
るフォトリソ、イオン注入により形成する必要があり、
図5の504のメモリセルの電界効果トランジスタのし
きい値制御の為のチャンネル部へのイオン注入とは別工
程で行われており、工程数の増大につながってしまう。
本発明の目的は専用のフォトリソ、イオン注入工程を追
加することなくメモリセルの電界効果トランジスタのし
きい値制御の為のチャンネル部へのイオン注入を利用
し、同時に高耐圧電界効果トランジスタの形成し工程短
縮を実現することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の半導体装置の製造方法はメモリセル内の
電界効果トランジスタのしきい値を制御するためのフォ
トリソ、イオン注入工程を利用することを特徴としてい
る。
めに、本発明の半導体装置の製造方法はメモリセル内の
電界効果トランジスタのしきい値を制御するためのフォ
トリソ、イオン注入工程を利用することを特徴としてい
る。
【0005】
【作用】以上説明した本発明の半導体装置の製造方法に
よれば、メモリセル内の電界効果トランジスタのしきい
値を制御するためのフォトリソ、イオン注入工程を用い
て他の電界効果トランジスタのソース・ドレイン領域を
ドレインオーバー構造もしくはドレインオフセット構造
とし、高耐圧電界効果トランジスタの形成を達成するこ
とができる。
よれば、メモリセル内の電界効果トランジスタのしきい
値を制御するためのフォトリソ、イオン注入工程を用い
て他の電界効果トランジスタのソース・ドレイン領域を
ドレインオーバー構造もしくはドレインオフセット構造
とし、高耐圧電界効果トランジスタの形成を達成するこ
とができる。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の半導体装置の一実施例に
ついて図面を参照にして説明する。図1において104
はメモリセル内の電界効果トランジスタのしきい値を制
御するためイオンを注入された表面隣接領域を示す。1
02はこれと同時に注入された高耐圧電界効果トランジ
スタの形成を行うためのドレインオーバー領域を示す。
図2は図1の後ゲート電極を形成し、自己整合によって
ソース・ドレイン拡散層を形成した高耐圧電界効果トラ
ンジスタおよびメモリセル内の電界効果トランジスタを
示す。ここで図1の101のフォトレジスト幅は図2の
201のゲート電極幅より片側で少なくとも0.1μm
以上ずつ内側にオフセットされている。以上の過程で形
成されたメモリセル内の電界効果トランジスタのしきい
値を制御するためのイオン注入時に204のドレインオ
ーバー領域を同時形成することによりドレインオーバー
構造の高耐圧電界効果トランジスタを工程数の増加なく
形成することができる。以上の過程と同様にして図3に
おける304のメモリセル内の電界効果トランジスタの
しきい値を制御するためイオン注入の深さを図4に示す
403のソース・ドレイン拡散層の深さより浅く、また
図3の301のフォトレジスト幅を図4の401のゲー
ト電極幅より片側で少なくとも0.1μm以上ずつ内側
にオフセットさせることで404のオフセット領域を同
時形成し、オフセット構造の高耐圧電界効果トランジス
タを工程数の増加なく形成することができる。
ついて図面を参照にして説明する。図1において104
はメモリセル内の電界効果トランジスタのしきい値を制
御するためイオンを注入された表面隣接領域を示す。1
02はこれと同時に注入された高耐圧電界効果トランジ
スタの形成を行うためのドレインオーバー領域を示す。
図2は図1の後ゲート電極を形成し、自己整合によって
ソース・ドレイン拡散層を形成した高耐圧電界効果トラ
ンジスタおよびメモリセル内の電界効果トランジスタを
示す。ここで図1の101のフォトレジスト幅は図2の
201のゲート電極幅より片側で少なくとも0.1μm
以上ずつ内側にオフセットされている。以上の過程で形
成されたメモリセル内の電界効果トランジスタのしきい
値を制御するためのイオン注入時に204のドレインオ
ーバー領域を同時形成することによりドレインオーバー
構造の高耐圧電界効果トランジスタを工程数の増加なく
形成することができる。以上の過程と同様にして図3に
おける304のメモリセル内の電界効果トランジスタの
しきい値を制御するためイオン注入の深さを図4に示す
403のソース・ドレイン拡散層の深さより浅く、また
図3の301のフォトレジスト幅を図4の401のゲー
ト電極幅より片側で少なくとも0.1μm以上ずつ内側
にオフセットさせることで404のオフセット領域を同
時形成し、オフセット構造の高耐圧電界効果トランジス
タを工程数の増加なく形成することができる。
【0007】
【発明の効果】以上説明した本発明の半導体装置の製造
方法によれば、メモリセル内の電界効果トランジスタの
しきい値を制御するためイオン注入工程において、同時
に高耐圧電界効果トランジスタのためのドレインオーバ
領域もしくはオフセット領域を形成することができる。
そして、ドレインオーバ領域もしくはオフセット領域を
形成するための専用のフォトリソ、イオン注入工程を無
くせることで工程数を減らすことができるものである。
方法によれば、メモリセル内の電界効果トランジスタの
しきい値を制御するためイオン注入工程において、同時
に高耐圧電界効果トランジスタのためのドレインオーバ
領域もしくはオフセット領域を形成することができる。
そして、ドレインオーバ領域もしくはオフセット領域を
形成するための専用のフォトリソ、イオン注入工程を無
くせることで工程数を減らすことができるものである。
【図1】本発明の半導体装置の一実施例を示す図(ゲー
ト電極、ソース・ドレイン拡散層形成前)。
ト電極、ソース・ドレイン拡散層形成前)。
【図2】本発明の半導体装置の一実施例を示す図(ゲー
ト電極、ソース・ドレイン拡散層形成後)。
ト電極、ソース・ドレイン拡散層形成後)。
【図3】本発明の半導体装置の一実施例を示す図(ゲー
ト電極、ソース・ドレイン拡散層形成前)。
ト電極、ソース・ドレイン拡散層形成前)。
【図4】本発明の半導体装置の一実施例を示す図(ゲー
ト電極、ソース・ドレイン拡散層形成後)。
ト電極、ソース・ドレイン拡散層形成後)。
【図5】従来の半導体装置の実施例を示す図(ゲート電
極、ソース・ドレイン拡散層形成前)。
極、ソース・ドレイン拡散層形成前)。
【図6】従来の半導体装置の実施例を示す図(ゲート電
極、ソース・ドレイン拡散層形成後)。
極、ソース・ドレイン拡散層形成後)。
101、301、501・・・レジスト 103、303、503・・・ウェル領域 105、305、505・・・半導体基板 104、304、504・・・メモリセル内電界効果ト
ランジスタ用チャンネルドーピング領域 201、401、601・・・ゲート電極 202、402、602・・・ゲート絶縁膜 203、403、603・・・ソース・ドレイン拡散層 204、604・・・ドレインオーバ領域 404・・・オフセット領域
ランジスタ用チャンネルドーピング領域 201、401、601・・・ゲート電極 202、402、602・・・ゲート絶縁膜 203、403、603・・・ソース・ドレイン拡散層 204、604・・・ドレインオーバ領域 404・・・オフセット領域
Claims (2)
- 【請求項1】マスクROMプロセスにおいてメモリセル
の電界効果トランジスタのしきい値制御の為のチャンネ
ル部へのイオン注入を同時に他の電界効果トランジスタ
のソース・ドレイン領域に注入し、ドレインオーバー構
造を設けた高耐圧電界効果トランジスタを有することを
特徴とする半導体装置の製造方法。 - 【請求項2】請求項1に記載の半導体装置の製造方法に
おいて、イオン注入を同時に他の電界効果トランジスタ
のソース・ドレイン領域に注入し、オフセット構造を設
けた高耐圧電界効果トランジスタを有することを特徴と
する半導体装置の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9321087A JPH11163167A (ja) | 1997-11-21 | 1997-11-21 | 半導体装置の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9321087A JPH11163167A (ja) | 1997-11-21 | 1997-11-21 | 半導体装置の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11163167A true JPH11163167A (ja) | 1999-06-18 |
Family
ID=18128679
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9321087A Withdrawn JPH11163167A (ja) | 1997-11-21 | 1997-11-21 | 半導体装置の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11163167A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2016119477A1 (zh) * | 2015-01-29 | 2016-08-04 | 无锡华润上华半导体有限公司 | 平板型rom器件的制备方法 |
-
1997
- 1997-11-21 JP JP9321087A patent/JPH11163167A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2016119477A1 (zh) * | 2015-01-29 | 2016-08-04 | 无锡华润上华半导体有限公司 | 平板型rom器件的制备方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20050201 |