JPH11161995A - 光記録再生方法及び光記録再生装置 - Google Patents
光記録再生方法及び光記録再生装置Info
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- JPH11161995A JPH11161995A JP9324629A JP32462997A JPH11161995A JP H11161995 A JPH11161995 A JP H11161995A JP 9324629 A JP9324629 A JP 9324629A JP 32462997 A JP32462997 A JP 32462997A JP H11161995 A JPH11161995 A JP H11161995A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】外部機器を用いることなく簡単な構成でレーザ
ー劣化判定をすることができる光記録再生装置及び光記
録再生方法を提案するものである。 【解決手段】光記録再生装置は、レーザー光を照射する
レーザーダイオード12の電流経路に設けられ、所定時
におけるレーザーダイオード12の駆動電流を検出する
抵抗器16と、抵抗器16により検出されたレーザーダ
イオード12の駆動電流値を記憶するフラッシュROM
41と、フラッシュROM41に記憶された所定時の駆
動電流値と現在の駆動電流値とを比較する比較器50と
を備え、現在の駆動電流値が所定時の駆動電流値より所
定量大きいときにレーザーダイオード12が劣化してい
ると判断して、レーザーダイオード12のレーザー劣化
判定をパワーメータや電流計等の外部機器を利用せずに
装置内部で正確に行う。
ー劣化判定をすることができる光記録再生装置及び光記
録再生方法を提案するものである。 【解決手段】光記録再生装置は、レーザー光を照射する
レーザーダイオード12の電流経路に設けられ、所定時
におけるレーザーダイオード12の駆動電流を検出する
抵抗器16と、抵抗器16により検出されたレーザーダ
イオード12の駆動電流値を記憶するフラッシュROM
41と、フラッシュROM41に記憶された所定時の駆
動電流値と現在の駆動電流値とを比較する比較器50と
を備え、現在の駆動電流値が所定時の駆動電流値より所
定量大きいときにレーザーダイオード12が劣化してい
ると判断して、レーザーダイオード12のレーザー劣化
判定をパワーメータや電流計等の外部機器を利用せずに
装置内部で正確に行う。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光記録再生装置及
び光記録再生方法に関し、例えば追記型コンパクトディ
スク(CD−ROM)や光磁気ディスク(MO)、ディ
ジタルビデオディスク(DVD)、及びこれらのディス
クのレーザーの劣化判定装置に適用することができる。
び光記録再生方法に関し、例えば追記型コンパクトディ
スク(CD−ROM)や光磁気ディスク(MO)、ディ
ジタルビデオディスク(DVD)、及びこれらのディス
クのレーザーの劣化判定装置に適用することができる。
【0002】
【従来の技術】従来、例えばこの種の光情報記録媒体の
光記録再生装置において使用される、レーザーダイオー
ドには寿命があり、使用時間および使用パワーに比例し
て性能が劣化するものである。
光記録再生装置において使用される、レーザーダイオー
ドには寿命があり、使用時間および使用パワーに比例し
て性能が劣化するものである。
【0003】このような従来のレーザー劣化判定に関し
て、特開平6−215399号公報には、電源とレーザ
ーダイオードとの間に電流検出手段としての抵抗器を接
続して、このレーザーダイオードに流れる電流量を検出
し、比較手段としてのコンパレータにより電流検出手段
で検出された電流量が所定の値を超えたらLEDを点滅
させたり、ブザーで報知するレーザーダイオードの寿命
検知回路が開示されている。
て、特開平6−215399号公報には、電源とレーザ
ーダイオードとの間に電流検出手段としての抵抗器を接
続して、このレーザーダイオードに流れる電流量を検出
し、比較手段としてのコンパレータにより電流検出手段
で検出された電流量が所定の値を超えたらLEDを点滅
させたり、ブザーで報知するレーザーダイオードの寿命
検知回路が開示されている。
【0004】また、他のレーザー劣化判定としては、例
えばレーザーダイオードをドライブするトランジスタの
ベース電位を利用して、その電位が基準レベルよりも高
いか否かでレーザーダイオードの劣化を判定していた。
えばレーザーダイオードをドライブするトランジスタの
ベース電位を利用して、その電位が基準レベルよりも高
いか否かでレーザーダイオードの劣化を判定していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
のレーザー劣化判定では、検出されたレーザーダイオー
ドに流れる電流値を光記録再生装置自身が記憶していな
かったので、製造ラインでは電源投入時と出荷時にこの
電位を測定して、その差でレーザー劣化を判定するよう
にしていたが、この両者の値は検査器側で記憶して比較
していた。このため、電源投入検査器と出荷直前検査器
とをネットワークで接続するか、または電源投入時に検
査タグに電位を記憶してラインに流し出荷時に比較する
などの複雑な工程が必要であるという不都合があった。
のレーザー劣化判定では、検出されたレーザーダイオー
ドに流れる電流値を光記録再生装置自身が記憶していな
かったので、製造ラインでは電源投入時と出荷時にこの
電位を測定して、その差でレーザー劣化を判定するよう
にしていたが、この両者の値は検査器側で記憶して比較
していた。このため、電源投入検査器と出荷直前検査器
とをネットワークで接続するか、または電源投入時に検
査タグに電位を記憶してラインに流し出荷時に比較する
などの複雑な工程が必要であるという不都合があった。
【0006】また、レーザーの初期電流特性や工場内の
温度のバラツキが考慮されていないため、劣化判定基準
を下げる必要があり、精度のよい判定ができなかったと
いう不都合があった。また、出荷した後も、レーザーの
出荷時の電流値は検査器側に記憶されているので、元デ
ータを参照したいときに不便であるという不都合があっ
た。
温度のバラツキが考慮されていないため、劣化判定基準
を下げる必要があり、精度のよい判定ができなかったと
いう不都合があった。また、出荷した後も、レーザーの
出荷時の電流値は検査器側に記憶されているので、元デ
ータを参照したいときに不便であるという不都合があっ
た。
【0007】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、外部機器を用いることなく簡単な構成でレーザー劣
化判定をすることができる光記録再生装置及び光記録再
生方法を提案しようとするものである。
で、外部機器を用いることなく簡単な構成でレーザー劣
化判定をすることができる光記録再生装置及び光記録再
生方法を提案しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明の光記録再生装置は、光記録媒体に形成された
ピットに光学ピックアップからレーザー光を照射して情
報信号を記録し、上記レーザー光の反射光を検出するこ
とにより情報信号を再生する光記録再生装置において、
上記レーザー光を照射するレーザーダイオードの電流経
路に設けられ、所定時における上記レーザーダイオード
の駆動電流を検出するレーザー電流検出手段と、上記レ
ーザー電流検出手段により検出された上記レーザーダイ
オードの駆動電流値を記憶する記憶手段と、上記記憶手
段に記憶された上記所定時の駆動電流値と現在の駆動電
流値とを比較する比較手段とを備え、上記現在の駆動電
流値が上記所定時の駆動電流値より所定量大きいときに
上記レーザーダイオードが劣化していると判断するよう
にしたものである。
め本発明の光記録再生装置は、光記録媒体に形成された
ピットに光学ピックアップからレーザー光を照射して情
報信号を記録し、上記レーザー光の反射光を検出するこ
とにより情報信号を再生する光記録再生装置において、
上記レーザー光を照射するレーザーダイオードの電流経
路に設けられ、所定時における上記レーザーダイオード
の駆動電流を検出するレーザー電流検出手段と、上記レ
ーザー電流検出手段により検出された上記レーザーダイ
オードの駆動電流値を記憶する記憶手段と、上記記憶手
段に記憶された上記所定時の駆動電流値と現在の駆動電
流値とを比較する比較手段とを備え、上記現在の駆動電
流値が上記所定時の駆動電流値より所定量大きいときに
上記レーザーダイオードが劣化していると判断するよう
にしたものである。
【0009】また、本発明の光記録再生方法は、光記録
媒体に形成されたピットに光学ピックアップからレーザ
ー光を照射して情報信号を記録し、上記レーザー光の反
射光を検出することにより情報信号を再生する光記録再
生方法において、上記レーザー光を照射するレーザーダ
イオードの電流経路において、所定時における上記レー
ザーダイオードの駆動電流を検出するレーザー電流検出
ステップと、上記レーザー電流検出ステップにより検出
された上記レーザーダイオードの駆動電流値を記憶する
記憶ステップと、上記記憶ステップにおいて記憶された
上記所定時の駆動電流値と現在の駆動電流値とを比較す
る比較ステップとを備え、上記現在の駆動電流値が上記
所定時の駆動電流値より所定量大きいときに上記レーザ
ーダイオードが劣化していると判断するようにしたもの
である。
媒体に形成されたピットに光学ピックアップからレーザ
ー光を照射して情報信号を記録し、上記レーザー光の反
射光を検出することにより情報信号を再生する光記録再
生方法において、上記レーザー光を照射するレーザーダ
イオードの電流経路において、所定時における上記レー
ザーダイオードの駆動電流を検出するレーザー電流検出
ステップと、上記レーザー電流検出ステップにより検出
された上記レーザーダイオードの駆動電流値を記憶する
記憶ステップと、上記記憶ステップにおいて記憶された
上記所定時の駆動電流値と現在の駆動電流値とを比較す
る比較ステップとを備え、上記現在の駆動電流値が上記
所定時の駆動電流値より所定量大きいときに上記レーザ
ーダイオードが劣化していると判断するようにしたもの
である。
【0010】本発明の光記録再生装置によれば、以下の
作用をする。レーザーダイオードのアノード側において
レーザー電流検出手段によりレーザーダイオードのアノ
ード側の電圧が一定に保たれるように動作する。レーザ
ー電流検出手段の両端の電圧が基準値中心に差動増幅に
より電位変換されてレーザーダイオードを流れるレーザ
ー電流値がモニタされる。
作用をする。レーザーダイオードのアノード側において
レーザー電流検出手段によりレーザーダイオードのアノ
ード側の電圧が一定に保たれるように動作する。レーザ
ー電流検出手段の両端の電圧が基準値中心に差動増幅に
より電位変換されてレーザーダイオードを流れるレーザ
ー電流値がモニタされる。
【0011】モニタされたレーザー電流値は振幅に応じ
て基準値をダイナミックレンジに合わせてディジタル値
に変換される。ディジタルのレーザー電流値は記憶手段
により記憶される。これにより、レーザーダイオードに
流れている電流値をモニタすることができる。そして、
レーザー電流検出手段により現在のレーザー電流値をモ
ニタする。そこで、記憶手段に先に記憶されたレーザー
電流値と現在のレーザー電流値とが比較手段により比較
されて現在の駆動電流値が所定時の駆動電流値より所定
量大きいときにレーザーダイオードが劣化していると判
断する。
て基準値をダイナミックレンジに合わせてディジタル値
に変換される。ディジタルのレーザー電流値は記憶手段
により記憶される。これにより、レーザーダイオードに
流れている電流値をモニタすることができる。そして、
レーザー電流検出手段により現在のレーザー電流値をモ
ニタする。そこで、記憶手段に先に記憶されたレーザー
電流値と現在のレーザー電流値とが比較手段により比較
されて現在の駆動電流値が所定時の駆動電流値より所定
量大きいときにレーザーダイオードが劣化していると判
断する。
【0012】また、本発明の光記録再生方法によれば、
以下の作用をする。レーザーダイオードを所定のレーザ
ーパワーで発光させる。このとき、レーザー電流検出ス
テップにおいて所定時の初期電流値のレーザー電流をモ
ニタしてサンプリングする。次に記憶ステップにおいて
サンプリングされたレーザー電流を一旦記憶しておく。
以下の作用をする。レーザーダイオードを所定のレーザ
ーパワーで発光させる。このとき、レーザー電流検出ス
テップにおいて所定時の初期電流値のレーザー電流をモ
ニタしてサンプリングする。次に記憶ステップにおいて
サンプリングされたレーザー電流を一旦記憶しておく。
【0013】そして、その後に再度、レーザーダイオー
ドを所定のレーザーパワーで発光させる。このとき、レ
ーザー電流検出ステップにおいてレーザー電流をモニタ
してサンプリングする。そして、比較ステップにおいて
所定時の駆動電流値と現在の駆動電流値とを比較し、現
在の駆動電流値が所定時の駆動電流値より所定量大きい
ときにレーザーダイオードが劣化していると判断する。
ドを所定のレーザーパワーで発光させる。このとき、レ
ーザー電流検出ステップにおいてレーザー電流をモニタ
してサンプリングする。そして、比較ステップにおいて
所定時の駆動電流値と現在の駆動電流値とを比較し、現
在の駆動電流値が所定時の駆動電流値より所定量大きい
ときにレーザーダイオードが劣化していると判断する。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、適宜図面を参照しながら本
発明の実施の形態を詳述する。図1は、本発明の実施の
形態に係るレーザー劣化判別を行う光ディスク記録再生
装置の構成を示すブロック図である。
発明の実施の形態を詳述する。図1は、本発明の実施の
形態に係るレーザー劣化判別を行う光ディスク記録再生
装置の構成を示すブロック図である。
【0015】すなわちこの光ディスク記録再生装置は、
図示しないホストコンピュータからSCSI(スモール
コンピュータシステムインタフェース)を介して供給さ
れる制御データに基づいて各種信号を生成するオプティ
カルディスクコントローラODC1と、各種演算を行う
マイクロプロセッサユニットMPU42と、レーザービ
ームを発光するレーザーダイオード12と、レーザーダ
イオード12のレーザーパワーをコントロールするレー
ザーパワーコントローラLPC9とを有して構成され
る。
図示しないホストコンピュータからSCSI(スモール
コンピュータシステムインタフェース)を介して供給さ
れる制御データに基づいて各種信号を生成するオプティ
カルディスクコントローラODC1と、各種演算を行う
マイクロプロセッサユニットMPU42と、レーザービ
ームを発光するレーザーダイオード12と、レーザーダ
イオード12のレーザーパワーをコントロールするレー
ザーパワーコントローラLPC9とを有して構成され
る。
【0016】この光ディスク記録再生装置は、レーザー
ダイオード12から発光されたレーザービームを透過す
ると共に一方に反射し、光ディスク28からの戻り光を
他方に反射するビームスプリッター22と、ビームスプ
リッター22により透過されたレーザービームまたは光
ディスク28からの戻り光を反射するプリズム23と、
プリズム23で反射されたレーザービームを集光すると
共に光ディスク28からの戻り光を透過する対物レンズ
24と、対物レンズ24により集光されたレーザービー
ムを受光すると共に反射する光ディスク28と、光ディ
スク28を回転させるスピンドルモータ29と、を有す
る。
ダイオード12から発光されたレーザービームを透過す
ると共に一方に反射し、光ディスク28からの戻り光を
他方に反射するビームスプリッター22と、ビームスプ
リッター22により透過されたレーザービームまたは光
ディスク28からの戻り光を反射するプリズム23と、
プリズム23で反射されたレーザービームを集光すると
共に光ディスク28からの戻り光を透過する対物レンズ
24と、対物レンズ24により集光されたレーザービー
ムを受光すると共に反射する光ディスク28と、光ディ
スク28を回転させるスピンドルモータ29と、を有す
る。
【0017】また、光ディスク記録再生装置は、ビーム
スプリッター22により反射された一方のレーザービー
ムを受光してパワーモニタ信号をMPU42に供給する
モニタダイオード14と、MPU42からの指令値を増
幅するドライバー27と、ドライバー27により増幅さ
れた指令値が供給されるフォーカスコイル26と、フォ
ーカスコイルに磁界を加えるマグネット25と、光ディ
スク28に外部磁界を加える外部磁界発生器30と、を
有する。
スプリッター22により反射された一方のレーザービー
ムを受光してパワーモニタ信号をMPU42に供給する
モニタダイオード14と、MPU42からの指令値を増
幅するドライバー27と、ドライバー27により増幅さ
れた指令値が供給されるフォーカスコイル26と、フォ
ーカスコイルに磁界を加えるマグネット25と、光ディ
スク28に外部磁界を加える外部磁界発生器30と、を
有する。
【0018】また、光ディスク記録再生装置は、ビーム
スプリッター22により他方に反射された光ディスク2
8からの戻り光を受光してデータ信号を出力するフォト
ダイオード31と、フォトダイオード31から供給され
るデータ信号に基づいてフォーカス信号FES0、トラ
ッキング信号TES0および光ディスクの全光量信号S
UMを生成するコンパレータ32と、フォーカス信号F
ES0を光ディスクの全光量信号SUMで正規化してフ
ォーカスエラー信号FESを生成するアンプ33と、ト
ラッキング信号TES0を光ディスクの全光量信号SU
Mで正規化してトラッキングエラー信号TESを生成す
るアンプ34と、を有する。
スプリッター22により他方に反射された光ディスク2
8からの戻り光を受光してデータ信号を出力するフォト
ダイオード31と、フォトダイオード31から供給され
るデータ信号に基づいてフォーカス信号FES0、トラ
ッキング信号TES0および光ディスクの全光量信号S
UMを生成するコンパレータ32と、フォーカス信号F
ES0を光ディスクの全光量信号SUMで正規化してフ
ォーカスエラー信号FESを生成するアンプ33と、ト
ラッキング信号TES0を光ディスクの全光量信号SU
Mで正規化してトラッキングエラー信号TESを生成す
るアンプ34と、を有する。
【0019】また、光ディスク記録再生装置は、MPU
42においてフォーカスエラー信号FESをディジタル
に変換するA/D変換器43と、フォーカス指令値45
との差分をとる減算器44と、差分をフィルター補償す
るフィルター46と、フィルター出力をアナログに変換
して上述したドライバー27に出力するD/A変換器4
7と、を有する。また、光ディスク記録再生装置は、ト
ラッキングサーボ用にもMPU42において図示しない
がトラッキングエラー信号TESをディジタルに変換す
るA/D変換器と、トラッキング指令値との差分をとる
減算器と、差分をフィルター補償するフィルターと、フ
ィルター出力をアナログに変換して上述したドライバー
27に出力するD/A変換器と、を有する。
42においてフォーカスエラー信号FESをディジタル
に変換するA/D変換器43と、フォーカス指令値45
との差分をとる減算器44と、差分をフィルター補償す
るフィルター46と、フィルター出力をアナログに変換
して上述したドライバー27に出力するD/A変換器4
7と、を有する。また、光ディスク記録再生装置は、ト
ラッキングサーボ用にもMPU42において図示しない
がトラッキングエラー信号TESをディジタルに変換す
るA/D変換器と、トラッキング指令値との差分をとる
減算器と、差分をフィルター補償するフィルターと、フ
ィルター出力をアナログに変換して上述したドライバー
27に出力するD/A変換器と、を有する。
【0020】また、光ディスク記録再生装置は、フォト
ダイオード31から供給されるデータ信号から再生RF
信号を生成するRFアンプ35と、RFアンプ35で生
成されたデータ信号を位相等化するイコライザー36
と、イコライザー36で位相等化されたデータ信号を基
準電源38に基づいて2値化するスライサー37と、ス
ライサー37から供給されるデータ信号を位相ロックし
てリードデータとリードゲート信号を生成して上述した
オプティカルディスクコントローラODC1に供給する
PLL39と、を有する。
ダイオード31から供給されるデータ信号から再生RF
信号を生成するRFアンプ35と、RFアンプ35で生
成されたデータ信号を位相等化するイコライザー36
と、イコライザー36で位相等化されたデータ信号を基
準電源38に基づいて2値化するスライサー37と、ス
ライサー37から供給されるデータ信号を位相ロックし
てリードデータとリードゲート信号を生成して上述した
オプティカルディスクコントローラODC1に供給する
PLL39と、を有する。
【0021】また、光ディスク記録再生装置は、オプテ
ィカルディスクコントローラODC1において、ホスト
コンピュータとのSCSIインターフェースをコントロ
ールするSCSIコントローラ2と、SCSIコントロ
ーラ2から供給されるデータから記録または再生のアド
レスを検出するアドレスディテクター6と、アドレスデ
ィテクター6から供給されるアドレスに基づいて記録時
にライトゲート信号を生成し、再生時にリードゲート信
号を生成して上述したレーザーパワーコントローラLP
C9に供給するゲートジェネレータ5と、SCSIコン
トローラ2から供給されるライトデータを保持するライ
トバッファ3と、ライトバッファ3に保持されたデータ
を例えば(2,7)−RLL(ランレングスリミテッ
ド)変調により変調するデータエンコーダ4と、PLL
39から供給されるリードデータ信号をデータクロック
に基づいて(2,7)−RLL復調により復調するデー
タデコーダ8と、データデコーダ8により復調されたリ
ードデータを保持するリードバッファ7と、を有する。
ィカルディスクコントローラODC1において、ホスト
コンピュータとのSCSIインターフェースをコントロ
ールするSCSIコントローラ2と、SCSIコントロ
ーラ2から供給されるデータから記録または再生のアド
レスを検出するアドレスディテクター6と、アドレスデ
ィテクター6から供給されるアドレスに基づいて記録時
にライトゲート信号を生成し、再生時にリードゲート信
号を生成して上述したレーザーパワーコントローラLP
C9に供給するゲートジェネレータ5と、SCSIコン
トローラ2から供給されるライトデータを保持するライ
トバッファ3と、ライトバッファ3に保持されたデータ
を例えば(2,7)−RLL(ランレングスリミテッ
ド)変調により変調するデータエンコーダ4と、PLL
39から供給されるリードデータ信号をデータクロック
に基づいて(2,7)−RLL復調により復調するデー
タデコーダ8と、データデコーダ8により復調されたリ
ードデータを保持するリードバッファ7と、を有する。
【0022】また、光ディスク記録再生装置において
は、レーザーパワーコントローラLPC9は、オプティ
カルディスクコントローラODC1から供給されるライ
トゲート信号のタイミングでライトクロックに同期して
ライトデータからレーザーダイオード12の発光の基準
となる発光データ信号IOUTを生成する機能を有す
る。また、光ディスク記録再生装置は、モニタダイオー
ド14により検出されたレーザーダイオード12の電流
Imと、レーザーパワーコントローラLPC9から供給
される発光データ信号IOUTとの誤差を増幅する誤差
アンプ10と、レーザーダイオード12のカソード側に
設けられレーザーダイオード12の駆動をするトランジ
スタ11と、バイアス電圧をきめる抵抗器13と、レー
ザーダイオード12のアノード側に設けられ電源E1に
よりレーザーダイオード12の駆動をするトランジスタ
15と、を有する。
は、レーザーパワーコントローラLPC9は、オプティ
カルディスクコントローラODC1から供給されるライ
トゲート信号のタイミングでライトクロックに同期して
ライトデータからレーザーダイオード12の発光の基準
となる発光データ信号IOUTを生成する機能を有す
る。また、光ディスク記録再生装置は、モニタダイオー
ド14により検出されたレーザーダイオード12の電流
Imと、レーザーパワーコントローラLPC9から供給
される発光データ信号IOUTとの誤差を増幅する誤差
アンプ10と、レーザーダイオード12のカソード側に
設けられレーザーダイオード12の駆動をするトランジ
スタ11と、バイアス電圧をきめる抵抗器13と、レー
ザーダイオード12のアノード側に設けられ電源E1に
よりレーザーダイオード12の駆動をするトランジスタ
15と、を有する。
【0023】また、本実施の形態においては、特に、光
ディスク記録再生装置は、レーザーダイオード12のア
ノード側に設けられレーザーダイオード12のアノード
側の電圧を一定に保つための抵抗器16と、抵抗器16
の両端の電圧を基準値Vreg中心に差動増幅により電
位変換してレーザーダイオード12を流れるレーザー電
流値をモニタする抵抗器17、18、20、21および
オペアンプ19からなる差動増幅器と、MPU42にお
いてレーザー電流値を基準値Vregを振幅に応じたダ
イナミックレンジとしてディジタルに変換するA/D変
換器49と、レーザーダイオードの温度を検出する温度
センサ40と、温度センサ40の出力をディジタルに変
換するA/D変換器48と、ディジタルのレーザー電流
値を記憶するフラッシュROM41と、フラッシュRO
M41に先に記憶されたレーザー電流値と現在のレーザ
ー電流値とを比較して比較結果をODC1のSCSIコ
ントローラ2を介してホストコンピュータに出力するす
る比較器50と、を有する。
ディスク記録再生装置は、レーザーダイオード12のア
ノード側に設けられレーザーダイオード12のアノード
側の電圧を一定に保つための抵抗器16と、抵抗器16
の両端の電圧を基準値Vreg中心に差動増幅により電
位変換してレーザーダイオード12を流れるレーザー電
流値をモニタする抵抗器17、18、20、21および
オペアンプ19からなる差動増幅器と、MPU42にお
いてレーザー電流値を基準値Vregを振幅に応じたダ
イナミックレンジとしてディジタルに変換するA/D変
換器49と、レーザーダイオードの温度を検出する温度
センサ40と、温度センサ40の出力をディジタルに変
換するA/D変換器48と、ディジタルのレーザー電流
値を記憶するフラッシュROM41と、フラッシュRO
M41に先に記憶されたレーザー電流値と現在のレーザ
ー電流値とを比較して比較結果をODC1のSCSIコ
ントローラ2を介してホストコンピュータに出力するす
る比較器50と、を有する。
【0024】このように構成された本実施の形態の光デ
ィスク記録再生装置の動作を説明する。すなわちこの光
ディスク記録再生装置において、図示しないホストコン
ピュータからSCSIインタフェースを介して供給され
る制御データに基づいてオプティカルディスクコントロ
ーラODC1で記録または再生に応じて各種信号が生成
される。マイクロプロセッサユニットMPU42によ
り、各種演算が行われ、レーザーパワーコントローラL
PC9によりレーザーダイオード12のレーザーパワー
がコントロールされ、レーザーダイオード12からレー
ザービームが発光される。
ィスク記録再生装置の動作を説明する。すなわちこの光
ディスク記録再生装置において、図示しないホストコン
ピュータからSCSIインタフェースを介して供給され
る制御データに基づいてオプティカルディスクコントロ
ーラODC1で記録または再生に応じて各種信号が生成
される。マイクロプロセッサユニットMPU42によ
り、各種演算が行われ、レーザーパワーコントローラL
PC9によりレーザーダイオード12のレーザーパワー
がコントロールされ、レーザーダイオード12からレー
ザービームが発光される。
【0025】以下、詳細に説明する。まず、光学系につ
いて説明する。この光ディスク記録再生装置において、
レーザーダイオード12から発光されたレーザービーム
はビームスプリッター22により透過すると共に一方に
反射され、光ディスク28からの戻り光が他方に反射さ
れる。ビームスプリッター22により透過されたレーザ
ービームまたは光ディスク28からの戻りは光プリズム
23により反射される。プリズム23で反射されたレー
ザービームは対物レンズ24により集光されると共に光
ディスク28からの戻り光は対物レンズ24により透過
される。このとき、対物レンズ24により集光されたレ
ーザービームは光ディスク28上に受光されて焦点を結
ぶと共に反射される。DVDに対する相変化記録の場合
には、レーザーパワーを変えて、データの記録、再生、
消去が行われ、レーザービームの変調により、データの
記録が行われる。光磁気ディスク(MO)に対する光磁
気記録の場合には外部磁界発生器30により外部磁界が
加えられる。なお、光ディスク28はスピンドルモータ
29により回転されている。
いて説明する。この光ディスク記録再生装置において、
レーザーダイオード12から発光されたレーザービーム
はビームスプリッター22により透過すると共に一方に
反射され、光ディスク28からの戻り光が他方に反射さ
れる。ビームスプリッター22により透過されたレーザ
ービームまたは光ディスク28からの戻りは光プリズム
23により反射される。プリズム23で反射されたレー
ザービームは対物レンズ24により集光されると共に光
ディスク28からの戻り光は対物レンズ24により透過
される。このとき、対物レンズ24により集光されたレ
ーザービームは光ディスク28上に受光されて焦点を結
ぶと共に反射される。DVDに対する相変化記録の場合
には、レーザーパワーを変えて、データの記録、再生、
消去が行われ、レーザービームの変調により、データの
記録が行われる。光磁気ディスク(MO)に対する光磁
気記録の場合には外部磁界発生器30により外部磁界が
加えられる。なお、光ディスク28はスピンドルモータ
29により回転されている。
【0026】次に、フォーカスサーボのドライブについ
て説明する。ビームスプリッター22により反射された
一方のレーザービームはモニタダイオード14により受
光されてパワーモニタ信号がMPU42に供給される。
MPU42においてフォーカス指令値45がドライバー
27により増幅される。ドライバー27により増幅され
た指令値がフォーカスコイル26に供給されると、フォ
ーカスコイル26にマグネット25により磁界が加えら
れ、光ディスク28に対してフォーカス方向に対物レン
ズ24が移動することにより、フォーカスサーボが行わ
れる。
て説明する。ビームスプリッター22により反射された
一方のレーザービームはモニタダイオード14により受
光されてパワーモニタ信号がMPU42に供給される。
MPU42においてフォーカス指令値45がドライバー
27により増幅される。ドライバー27により増幅され
た指令値がフォーカスコイル26に供給されると、フォ
ーカスコイル26にマグネット25により磁界が加えら
れ、光ディスク28に対してフォーカス方向に対物レン
ズ24が移動することにより、フォーカスサーボが行わ
れる。
【0027】次に、フォーカスサーボおよびトラッキン
グサーボに用いるフォーカスエラー信号およびトラッキ
ングエラー信号について説明する。ビームスプリッター
22により他方に反射された光ディスク28からの戻り
光はフォトダイオード31により受光されてデータ信号
が出力される。フォトダイオード31から供給されるデ
ータ信号に基づいてコンパレータ32によりフォーカス
信号FES0、トラッキング信号TES0および光ディ
スクの全光量信号SUMが生成される。フォーカス信号
FES0はアンプ33により、レーザーダイオードの発
光パワーにより変化することを避けるため光ディスクの
全光量信号SUMで正規化されてフォーカスエラー信号
FESが生成される。トラッキング信号TES0はアン
プ34により同様に光ディスクの全光量信号SUMで正
規化されてトラッキングエラー信号TESが生成され
る。
グサーボに用いるフォーカスエラー信号およびトラッキ
ングエラー信号について説明する。ビームスプリッター
22により他方に反射された光ディスク28からの戻り
光はフォトダイオード31により受光されてデータ信号
が出力される。フォトダイオード31から供給されるデ
ータ信号に基づいてコンパレータ32によりフォーカス
信号FES0、トラッキング信号TES0および光ディ
スクの全光量信号SUMが生成される。フォーカス信号
FES0はアンプ33により、レーザーダイオードの発
光パワーにより変化することを避けるため光ディスクの
全光量信号SUMで正規化されてフォーカスエラー信号
FESが生成される。トラッキング信号TES0はアン
プ34により同様に光ディスクの全光量信号SUMで正
規化されてトラッキングエラー信号TESが生成され
る。
【0028】MPU42においてフォーカスエラー信号
FESはA/D変換器43によりディジタルに変換され
る。減算器44によりディジタルのフォーカスエラー信
号FESとフォーカス指令値45との差分が出力され、
差分はフィルター46によりフィルター補償される。フ
ィルター出力はD/A変換器47によりアナログに変換
されて上述したドライバー27に出力される。また、ト
ラッキングサーボの場合もMPU42において図示しな
いがトラッキングエラー信号TESはA/D変換器によ
りディジタルに変換され、減算器によりディジタルのト
ラッキングエラー信号TESとトラッキング指令値との
差分が出力され、差分はフィルターによりフィルター補
償され、フィルター出力はD/A変換器によりアナログ
に変換されて上述したドライバーに出力される。
FESはA/D変換器43によりディジタルに変換され
る。減算器44によりディジタルのフォーカスエラー信
号FESとフォーカス指令値45との差分が出力され、
差分はフィルター46によりフィルター補償される。フ
ィルター出力はD/A変換器47によりアナログに変換
されて上述したドライバー27に出力される。また、ト
ラッキングサーボの場合もMPU42において図示しな
いがトラッキングエラー信号TESはA/D変換器によ
りディジタルに変換され、減算器によりディジタルのト
ラッキングエラー信号TESとトラッキング指令値との
差分が出力され、差分はフィルターによりフィルター補
償され、フィルター出力はD/A変換器によりアナログ
に変換されて上述したドライバーに出力される。
【0029】次に、再生RF信号について説明する。フ
ォトダイオード31から供給されるデータ信号からRF
アンプ35により再生RF信号が生成される。RFアン
プ35で生成された再生RF信号はイコライザー36に
より位相等化されその振幅が最適化される。イコライザ
ー36で位相等化された再生データ信号はスライサー3
7により基準電源38に基づいて2値化される。スライ
サー37から供給される再生データ信号はPLL39に
より位相ロックされてリードデータ信号とリードクロッ
ク信号が生成されて上述したオプティカルディスクコン
トローラODC1に供給される。
ォトダイオード31から供給されるデータ信号からRF
アンプ35により再生RF信号が生成される。RFアン
プ35で生成された再生RF信号はイコライザー36に
より位相等化されその振幅が最適化される。イコライザ
ー36で位相等化された再生データ信号はスライサー3
7により基準電源38に基づいて2値化される。スライ
サー37から供給される再生データ信号はPLL39に
より位相ロックされてリードデータ信号とリードクロッ
ク信号が生成されて上述したオプティカルディスクコン
トローラODC1に供給される。
【0030】オプティカルディスクコントローラODC
1において、SCSIコントローラ2によりホストコン
ピュータとのSCSIインターフェースがコントロール
される。アドレスディテクター6によりSCSIコント
ローラ2から供給されるデータから記録または再生のア
ドレスが検出される。ゲートジェネレータ5によりアド
レスディテクター6から供給されるアドレスに基づいて
記録時にライトゲート信号が生成され、再生時にリード
ゲート信号が生成されて上述したレーザーパワーコント
ローラLPC9に供給される。記録時には、ホストコン
ピュータからSCSIコントローラ2を介して供給され
るライトデータはライトバッファ3により保持される。
ライトバッファ3に保持されたデータはデータエンコー
ダ4により例えば(2,7)−RLL変調により変調さ
れる。再生時にはPLL39から供給されるリードデー
タ信号はデータデコーダ8によりデータクロックに基づ
いて(2,7)−RLL復調される。データデコーダ8
により復調されたリードデータはリードバッファ7によ
り保持されSCSIコントローラ2を介してホストコン
ピュータに供給される。
1において、SCSIコントローラ2によりホストコン
ピュータとのSCSIインターフェースがコントロール
される。アドレスディテクター6によりSCSIコント
ローラ2から供給されるデータから記録または再生のア
ドレスが検出される。ゲートジェネレータ5によりアド
レスディテクター6から供給されるアドレスに基づいて
記録時にライトゲート信号が生成され、再生時にリード
ゲート信号が生成されて上述したレーザーパワーコント
ローラLPC9に供給される。記録時には、ホストコン
ピュータからSCSIコントローラ2を介して供給され
るライトデータはライトバッファ3により保持される。
ライトバッファ3に保持されたデータはデータエンコー
ダ4により例えば(2,7)−RLL変調により変調さ
れる。再生時にはPLL39から供給されるリードデー
タ信号はデータデコーダ8によりデータクロックに基づ
いて(2,7)−RLL復調される。データデコーダ8
により復調されたリードデータはリードバッファ7によ
り保持されSCSIコントローラ2を介してホストコン
ピュータに供給される。
【0031】次に、レーザーダイオードの駆動について
説明する。レーザーパワーコントローラLPC9によ
り、オプティカルディスクコントローラODC1から供
給されるライトゲート信号のタイミングでライトクロッ
クに同期してライトデータからレーザーダイオード12
の発光の基準となる発光データ信号IOUTが生成され
る。発光データ信号IOUTは、MPU42からの制御
信号に基づいてLPC9内部のレジスタ等の値を書き換
えることによりさまざまな値や波形で出力され、データ
の消去、記録または再生時のそれぞれのレーザーパワー
を制御する信号である。
説明する。レーザーパワーコントローラLPC9によ
り、オプティカルディスクコントローラODC1から供
給されるライトゲート信号のタイミングでライトクロッ
クに同期してライトデータからレーザーダイオード12
の発光の基準となる発光データ信号IOUTが生成され
る。発光データ信号IOUTは、MPU42からの制御
信号に基づいてLPC9内部のレジスタ等の値を書き換
えることによりさまざまな値や波形で出力され、データ
の消去、記録または再生時のそれぞれのレーザーパワー
を制御する信号である。
【0032】モニタダイオード14により検出されたレ
ーザーダイオード12の電流Imと、レーザーパワーコ
ントローラLPC9から供給される発光データ信号IO
UTとの誤差は誤差アンプ10により増幅され、常に電
流Im=発光データ信号IOUTとなるようにレーザー
ダイオード12に流れる電流を調整して、光ディスク2
8上に照射されるレーザービームのパワーを一定に制御
する。レーザーダイオード12のカソード側において誤
差アンプ出力でトランジスタ11がオンされ、抵抗器1
3により決められたバイアス電圧により、レーザーダイ
オード12のアノード側において電源E1によりトラン
ジスタ15がオンされ、レーザーダイオード12に順方
向に電流が流れて、レーザーダイオード12がレーザー
ビームを発光する。
ーザーダイオード12の電流Imと、レーザーパワーコ
ントローラLPC9から供給される発光データ信号IO
UTとの誤差は誤差アンプ10により増幅され、常に電
流Im=発光データ信号IOUTとなるようにレーザー
ダイオード12に流れる電流を調整して、光ディスク2
8上に照射されるレーザービームのパワーを一定に制御
する。レーザーダイオード12のカソード側において誤
差アンプ出力でトランジスタ11がオンされ、抵抗器1
3により決められたバイアス電圧により、レーザーダイ
オード12のアノード側において電源E1によりトラン
ジスタ15がオンされ、レーザーダイオード12に順方
向に電流が流れて、レーザーダイオード12がレーザー
ビームを発光する。
【0033】ここで、本実施の形態においては、特に、
レーザーダイオード12のアノード側において抵抗器1
6によりレーザーダイオード12のアノード側の電圧が
一定に保たれるように動作するようにした。つまり、抵
抗器16の両端の電圧が基準値Vreg中心に差動増幅
により電位変換されてレーザーダイオード12を流れる
レーザー電流値が抵抗器17、18、20、21および
オペアンプ19からなる差動増幅器によりモニタされ
る。MPU42においてモニタされたレーザー電流値は
A/D変換器49により振幅に応じて基準値Vregを
ダイナミックレンジに合わせてディジタル値に変換され
る。ディジタルのレーザー電流値はフラッシュROM4
1により記憶される。これにより、MPU42は、レー
ザーダイオード12に流れている電流値をモニタするこ
とができる。また、レーザーダイオード12の温度は温
度センサ40により検出される。温度センサ40の出力
はA/D変換器48によりディジタル値に変換される。
フラッシュROM41に先に記憶されたレーザー電流値
と現在のレーザー電流値とが比較器50により比較され
て比較結果はODC1のSCSIコントローラ2を介し
てホストコンピュータに出力される。また、温度センサ
40により、MPU42は、常に、現在の装置内部の温
度(レーザーダイオード12の外気温度)をモニタする
ことができる。
レーザーダイオード12のアノード側において抵抗器1
6によりレーザーダイオード12のアノード側の電圧が
一定に保たれるように動作するようにした。つまり、抵
抗器16の両端の電圧が基準値Vreg中心に差動増幅
により電位変換されてレーザーダイオード12を流れる
レーザー電流値が抵抗器17、18、20、21および
オペアンプ19からなる差動増幅器によりモニタされ
る。MPU42においてモニタされたレーザー電流値は
A/D変換器49により振幅に応じて基準値Vregを
ダイナミックレンジに合わせてディジタル値に変換され
る。ディジタルのレーザー電流値はフラッシュROM4
1により記憶される。これにより、MPU42は、レー
ザーダイオード12に流れている電流値をモニタするこ
とができる。また、レーザーダイオード12の温度は温
度センサ40により検出される。温度センサ40の出力
はA/D変換器48によりディジタル値に変換される。
フラッシュROM41に先に記憶されたレーザー電流値
と現在のレーザー電流値とが比較器50により比較され
て比較結果はODC1のSCSIコントローラ2を介し
てホストコンピュータに出力される。また、温度センサ
40により、MPU42は、常に、現在の装置内部の温
度(レーザーダイオード12の外気温度)をモニタする
ことができる。
【0034】また、本実施の形態においては、特に、光
ディスク記録再生装置の製造工程や出荷後の市場からの
不具合による返却品の検討時、さらには実動作時のレー
ザー劣化判定を初期特性のバラツキや温度要因も考慮し
て、パワーメーター等の外部機器を使用することなく、
正確且つ迅速に行うようにしている。以下に、そのレー
ザー劣化判定方法について説明する。
ディスク記録再生装置の製造工程や出荷後の市場からの
不具合による返却品の検討時、さらには実動作時のレー
ザー劣化判定を初期特性のバラツキや温度要因も考慮し
て、パワーメーター等の外部機器を使用することなく、
正確且つ迅速に行うようにしている。以下に、そのレー
ザー劣化判定方法について説明する。
【0035】一般に、レーザーの発光パワーとレーザー
電流の特性は図2に示すような関係となる。図2におい
て、横軸にレーザー電流値[A]、縦軸にレーザーパワ
ー[W]を示したときに、実線で示すレーザー初期特性
60においては、レーザーパワーP0[W]を出力する
のに必要なレーザー電流値はI0[A]であった場合、
レーザーダイオード12が静電気等により劣化した場合
などには、一点鎖線のレーザー劣化61、二点鎖線のレ
ーザー劣化62に示すように、レーザーパワーP0
[W]を出力するのに必要なレーザー電流値がI1
[A]となる場合がある。
電流の特性は図2に示すような関係となる。図2におい
て、横軸にレーザー電流値[A]、縦軸にレーザーパワ
ー[W]を示したときに、実線で示すレーザー初期特性
60においては、レーザーパワーP0[W]を出力する
のに必要なレーザー電流値はI0[A]であった場合、
レーザーダイオード12が静電気等により劣化した場合
などには、一点鎖線のレーザー劣化61、二点鎖線のレ
ーザー劣化62に示すように、レーザーパワーP0
[W]を出力するのに必要なレーザー電流値がI1
[A]となる場合がある。
【0036】この場合、初期特性に対して、DC(直流
分)で図2に示す最大発光パワーP0[W]を発光する
ための電流値が初期特性に対して20[%]以上増加し
たとき、レーザーダイオード12が劣化したと判定す
る。これにより、製造の初期において、レーザーパワー
をP0[W]で発光させるように、MPU42がLPC
9に対して制御信号を供給することにより発光データ信
号IOUTを設定し、そのときの上述したような構成に
より抵抗器16の両端の電圧から差動増幅器を介してM
PU42でモニタされるレーザー電流値I0[A]を、
装置内部のフラッシュROM41に記憶しておき、その
後、レーザーダイオード12を同じレーザーパワーP0
[W]で発光させたときのレーザー電流I1[A]をM
PU42でモニタし、比較器50によりI1>I0*
1.2となっているか否かを比較して、I1がI0より
も20[%]増加していたら、レーザーダイオード12
が初期の段階に対して何らかの要因で劣化していると判
定する。
分)で図2に示す最大発光パワーP0[W]を発光する
ための電流値が初期特性に対して20[%]以上増加し
たとき、レーザーダイオード12が劣化したと判定す
る。これにより、製造の初期において、レーザーパワー
をP0[W]で発光させるように、MPU42がLPC
9に対して制御信号を供給することにより発光データ信
号IOUTを設定し、そのときの上述したような構成に
より抵抗器16の両端の電圧から差動増幅器を介してM
PU42でモニタされるレーザー電流値I0[A]を、
装置内部のフラッシュROM41に記憶しておき、その
後、レーザーダイオード12を同じレーザーパワーP0
[W]で発光させたときのレーザー電流I1[A]をM
PU42でモニタし、比較器50によりI1>I0*
1.2となっているか否かを比較して、I1がI0より
も20[%]増加していたら、レーザーダイオード12
が初期の段階に対して何らかの要因で劣化していると判
定する。
【0037】ここで、レーザーダイオード12をレーザ
ーパワーP0[W]で発光させるためには、LPC9の
レジスタに対して予め決められた値を設定するようにM
PU42から制御信号を供給するだけでよく、LPC9
に対する設定値を同じにすることにより、毎回同じレー
ザーパワーでレーザーダイオード12を発光させること
ができ、レーザーダイオード12がレーザーパワーP0
[W]で発光しているかどうかをパワーメーターなどの
外部機器でモニタ測定する必要がなく、レーザー電流の
モニタも上述したように装置の内部で行うことができる
ので、レーザー電流の計測のための電流計等も不要で装
置単体でレーザー劣化判定をすることができる。
ーパワーP0[W]で発光させるためには、LPC9の
レジスタに対して予め決められた値を設定するようにM
PU42から制御信号を供給するだけでよく、LPC9
に対する設定値を同じにすることにより、毎回同じレー
ザーパワーでレーザーダイオード12を発光させること
ができ、レーザーダイオード12がレーザーパワーP0
[W]で発光しているかどうかをパワーメーターなどの
外部機器でモニタ測定する必要がなく、レーザー電流の
モニタも上述したように装置の内部で行うことができる
ので、レーザー電流の計測のための電流計等も不要で装
置単体でレーザー劣化判定をすることができる。
【0038】また、本実施の形態の光ディスク記録再生
装置の組立ラインにおいて静電気が発生し、レーザーダ
イオード12も光ディスク記録再生装置が製品になるま
では静電気シールド等が十分でなく、劣化する可能性が
高い。そこで、図2に、レーザー劣化判定の動作を製造
時に適用したときの、製造時の各処理のフローチャート
を示す。図2において、スタートして、ステップS1で
組立ラインへレーザーダイオード12を投入する。ステ
ップS2でレーザーダイオード12をレーザーパワーP
0[W]で発光させる。このとき、ステップS3で製造
時の初期電流値のレーザー電流I0[A]をモニタして
サンプリングする。ステップS4でサンプリングされた
レーザー電流I0[A]を一旦フラッシュROM41に
記憶しておく。
装置の組立ラインにおいて静電気が発生し、レーザーダ
イオード12も光ディスク記録再生装置が製品になるま
では静電気シールド等が十分でなく、劣化する可能性が
高い。そこで、図2に、レーザー劣化判定の動作を製造
時に適用したときの、製造時の各処理のフローチャート
を示す。図2において、スタートして、ステップS1で
組立ラインへレーザーダイオード12を投入する。ステ
ップS2でレーザーダイオード12をレーザーパワーP
0[W]で発光させる。このとき、ステップS3で製造
時の初期電流値のレーザー電流I0[A]をモニタして
サンプリングする。ステップS4でサンプリングされた
レーザー電流I0[A]を一旦フラッシュROM41に
記憶しておく。
【0039】そして、ステップS5で光ディスク記録再
生装置の各組立工程が終了し、検査工程に移行する。検
査工程終了後で出荷直前に再度、ステップS6でレーザ
ーダイオード12をレーザーパワーP0[W]で発光さ
せる。このとき、ステップS7でレーザー電流I1
[A]をモニタしてサンプリングする。ステップS8で
I1>I0*1.2となっているか否かを比較して判断
する。ステップS8でI1>I0*1.2であるときは
ステップS9へ移行してレーザー劣化と判断し、レーザ
ー交換等の処理へ移って、終了する。ステップS8でI
1>I0*1.2でないときはステップS10へ移行し
てレーザー正常と判断して製品出荷の処理をする。
生装置の各組立工程が終了し、検査工程に移行する。検
査工程終了後で出荷直前に再度、ステップS6でレーザ
ーダイオード12をレーザーパワーP0[W]で発光さ
せる。このとき、ステップS7でレーザー電流I1
[A]をモニタしてサンプリングする。ステップS8で
I1>I0*1.2となっているか否かを比較して判断
する。ステップS8でI1>I0*1.2であるときは
ステップS9へ移行してレーザー劣化と判断し、レーザ
ー交換等の処理へ移って、終了する。ステップS8でI
1>I0*1.2でないときはステップS10へ移行し
てレーザー正常と判断して製品出荷の処理をする。
【0040】また、出荷後に市場から不具合品として返
却された光ディスク記録再生装置のレーザー劣化判定を
検討する場合の処理について、図2に、レーザー劣化判
定の動作を市場返却時に適用したときの、市場返却時の
各処理のフローチャートを示す。図4において、スター
トして、ステップS20で何らかの不具合により市場か
ら製品返却処理がされる。ステップS21でレーザーダ
イオード12をレーザーパワーP0[W]で発光させ
る。このとき、ステップS22で市場返却時のレーザー
電流I1[A]をモニタしてサンプリングする。
却された光ディスク記録再生装置のレーザー劣化判定を
検討する場合の処理について、図2に、レーザー劣化判
定の動作を市場返却時に適用したときの、市場返却時の
各処理のフローチャートを示す。図4において、スター
トして、ステップS20で何らかの不具合により市場か
ら製品返却処理がされる。ステップS21でレーザーダ
イオード12をレーザーパワーP0[W]で発光させ
る。このとき、ステップS22で市場返却時のレーザー
電流I1[A]をモニタしてサンプリングする。
【0041】ステップS23でI1>I0*1.2とな
っているか否かを比較して判断する。ここで、レーザー
電流I0[A]は、製造時にモニタしてサンプリングさ
れた初期電流値であり、装置内のフラッシュROM41
に記憶されている値である。ステップS23でI1>I
0*1.2であるときはステップS24へ移行してレー
ザー劣化と判断し、レーザー交換等の処理へ移って、終
了する。ステップS23でI1>I0*1.2でないと
きはステップS25へ移行してレーザー正常と判断して
その他の解析の処理をして終了する。
っているか否かを比較して判断する。ここで、レーザー
電流I0[A]は、製造時にモニタしてサンプリングさ
れた初期電流値であり、装置内のフラッシュROM41
に記憶されている値である。ステップS23でI1>I
0*1.2であるときはステップS24へ移行してレー
ザー劣化と判断し、レーザー交換等の処理へ移って、終
了する。ステップS23でI1>I0*1.2でないと
きはステップS25へ移行してレーザー正常と判断して
その他の解析の処理をして終了する。
【0042】また、レーザーの発光パワーとレーザー電
流の特性はレーザーダイオード単体でかなりばらついて
いる。この場合、規格では、30[%]以上のバラツキ
があるものが多い。例えば、波長680[nm]の半導
体レーザーでは、レーザーパワー30[mW]の発行時
のレーザー電流の仕様が、通常90[mA]、最大値1
20[mA]で最小値の規格がないものが存在する。こ
のようなレーザーダイオード12の場合、90[mA]
に対するレーザー劣化ポイントは108[mA]である
のに対して、120[mA]に対するレーザー劣化ポイ
ントは108[mA]以上となり、この電流値が製造時
の初期段階から必要になる。このように一律何[mA]
というようにレーザー劣化ポイントを規定することがで
きなくなる。ところが、本実施の形態の光ディスク記録
再生装置では、レーザーダイオード1つ1つについて予
めレーザーパワーP0[W]で発光させたときのレーザ
ー電流I0[A]を測定し、その20[%]増しのポイ
ントをレーザー劣化ポイントとしていることで、レーザ
ーダイオードの初期電流特性がばらついても、劣化ポイ
ントは初期データに対する増加分の比率だけを規定して
いるので、正確に劣化ポイントを決めることができる。
流の特性はレーザーダイオード単体でかなりばらついて
いる。この場合、規格では、30[%]以上のバラツキ
があるものが多い。例えば、波長680[nm]の半導
体レーザーでは、レーザーパワー30[mW]の発行時
のレーザー電流の仕様が、通常90[mA]、最大値1
20[mA]で最小値の規格がないものが存在する。こ
のようなレーザーダイオード12の場合、90[mA]
に対するレーザー劣化ポイントは108[mA]である
のに対して、120[mA]に対するレーザー劣化ポイ
ントは108[mA]以上となり、この電流値が製造時
の初期段階から必要になる。このように一律何[mA]
というようにレーザー劣化ポイントを規定することがで
きなくなる。ところが、本実施の形態の光ディスク記録
再生装置では、レーザーダイオード1つ1つについて予
めレーザーパワーP0[W]で発光させたときのレーザ
ー電流I0[A]を測定し、その20[%]増しのポイ
ントをレーザー劣化ポイントとしていることで、レーザ
ーダイオードの初期電流特性がばらついても、劣化ポイ
ントは初期データに対する増加分の比率だけを規定して
いるので、正確に劣化ポイントを決めることができる。
【0043】また、レーザーの発光パワーとレーザー電
流の特性は環境温度によって変化して図5に示すような
関係となる。図5において、横軸にレーザー電流値
[A]、縦軸にレーザーパワー[W]を示したときに、
室温Tr[℃]のとき実線で示すレーザー初期特性63
においては、レーザーパワーP0[W]を出力するのに
必要なレーザー電流値はI0[A]であった場合、レー
ザーダイオード12が温度上昇Th[℃]により劣化し
た場合などには、一点鎖線で示す初期特性64に変化し
てレーザーパワーP0[W]を出力するのに必要なレー
ザー電流値がI1[A]となり、さらに静電気等による
劣化で二点鎖線のレーザー劣化65に示すように、レー
ザーパワーP0[W]を出力するのに必要なレーザー電
流値がI2[A]となる場合がある。
流の特性は環境温度によって変化して図5に示すような
関係となる。図5において、横軸にレーザー電流値
[A]、縦軸にレーザーパワー[W]を示したときに、
室温Tr[℃]のとき実線で示すレーザー初期特性63
においては、レーザーパワーP0[W]を出力するのに
必要なレーザー電流値はI0[A]であった場合、レー
ザーダイオード12が温度上昇Th[℃]により劣化し
た場合などには、一点鎖線で示す初期特性64に変化し
てレーザーパワーP0[W]を出力するのに必要なレー
ザー電流値がI1[A]となり、さらに静電気等による
劣化で二点鎖線のレーザー劣化65に示すように、レー
ザーパワーP0[W]を出力するのに必要なレーザー電
流値がI2[A]となる場合がある。
【0044】このように温度が高いときは、常温の場合
と比較の基準となる初期特性を変えなくてはならない。
温度上昇によりレーザー電流が上昇する比率は予めレー
ザーダイオードの特性によって決まっているので、温度
変化△Tとレーザー電流上昇分の比率をRThとする
と、装置内部で温度センサー40により温度Tを測定
し、常に劣化ポイントをI0*RTh*(T−Tr)*
1.02となるようにすることにより、高温時でのレー
ザー劣化判定を正確に行うことができる。
と比較の基準となる初期特性を変えなくてはならない。
温度上昇によりレーザー電流が上昇する比率は予めレー
ザーダイオードの特性によって決まっているので、温度
変化△Tとレーザー電流上昇分の比率をRThとする
と、装置内部で温度センサー40により温度Tを測定
し、常に劣化ポイントをI0*RTh*(T−Tr)*
1.02となるようにすることにより、高温時でのレー
ザー劣化判定を正確に行うことができる。
【0045】また、光ディスク記録再生装置の実動作時
にもレーザー劣化判定を行うことができる。通常消去時
のレーザーパワーをP0[W]として、常に消去時に判
定することも可能であるし、光ディスクを入れ替えたと
きなどに光ディスクのデータ記録領域以外の領域でレザ
ーパワーP0[W]としてレーザーダイオードを発光さ
せてレーザー劣化判定を行うことができる。
にもレーザー劣化判定を行うことができる。通常消去時
のレーザーパワーをP0[W]として、常に消去時に判
定することも可能であるし、光ディスクを入れ替えたと
きなどに光ディスクのデータ記録領域以外の領域でレザ
ーパワーP0[W]としてレーザーダイオードを発光さ
せてレーザー劣化判定を行うことができる。
【0046】図6に、レーザー劣化判定の動作を実動作
時に適用したときの、動作中の各処理のフローチャート
を示す。図6において、スタートして、ステップS30
でレーザーダイオード12をレーザーパワーP0[W]
で発光させる。このとき、ステップS31で実動作時の
レーザー電流I1[A]をモニタしてサンプリングす
る。
時に適用したときの、動作中の各処理のフローチャート
を示す。図6において、スタートして、ステップS30
でレーザーダイオード12をレーザーパワーP0[W]
で発光させる。このとき、ステップS31で実動作時の
レーザー電流I1[A]をモニタしてサンプリングす
る。
【0047】ステップS32で温度Th[℃]をサンプ
ルする。ステップS33でI1>I0*RTh*(T−
Tr)*1.02となっているか否かを比較して判断す
る。ここで、レーザー電流I0[A]は、製造時にモニ
タしてサンプリングされた初期電流値であり、装置内の
フラッシュROM41に記憶されている値である。ステ
ップS23でI1>I0*RTh*(T−Tr)*1.
02であるときはステップS34へ移行してレーザー劣
化と判断し、ステップS35でホストコンピュータにエ
ラーを通知し、今後の記録が保証されないことを知らせ
る処理へ移って、終了する。ステップS33でI1>I
0*RTh*(T−Tr)*1.02でないときはステ
ップS36へ移行してレーザー正常と判断して通常動作
の処理をして終了する。
ルする。ステップS33でI1>I0*RTh*(T−
Tr)*1.02となっているか否かを比較して判断す
る。ここで、レーザー電流I0[A]は、製造時にモニ
タしてサンプリングされた初期電流値であり、装置内の
フラッシュROM41に記憶されている値である。ステ
ップS23でI1>I0*RTh*(T−Tr)*1.
02であるときはステップS34へ移行してレーザー劣
化と判断し、ステップS35でホストコンピュータにエ
ラーを通知し、今後の記録が保証されないことを知らせ
る処理へ移って、終了する。ステップS33でI1>I
0*RTh*(T−Tr)*1.02でないときはステ
ップS36へ移行してレーザー正常と判断して通常動作
の処理をして終了する。
【0048】上述した本実施の形態の光記録再生装置
は、光記録媒体としての光ディスク28に形成されたピ
ットに光学ピックアップからレーザー光を照射して情報
信号を記録し、レーザー光の反射光を検出することによ
り情報信号を再生する光記録再生装置において、レーザ
ー光を照射するレーザーダイオード12の電流経路に設
けられ、所定時におけるレーザーダイオード12の駆動
電流I0を検出するレーザー電流検出手段としての抵抗
器16と、レーザー電流検出手段としての抵抗器16に
より検出されたレーザーダイオード12の駆動電流値を
記憶する記憶手段としてのフラッシュROM41と、記
憶手段としてのフラッシュROM41に記憶された所定
時の駆動電流値I0と現在の駆動電流値I1とを比較す
る比較手段としての比較器50とを備え、現在の駆動電
流値I1が所定時の駆動電流値I0より所定量(20
[%])大きいときにレーザーダイオード12が劣化し
ていると判断するようにしたので、レーザーダイオード
12のレーザー劣化判定をパワーメータや電流計等の外
部機器を利用することなく、装置内部で正確に行うこと
ができる。
は、光記録媒体としての光ディスク28に形成されたピ
ットに光学ピックアップからレーザー光を照射して情報
信号を記録し、レーザー光の反射光を検出することによ
り情報信号を再生する光記録再生装置において、レーザ
ー光を照射するレーザーダイオード12の電流経路に設
けられ、所定時におけるレーザーダイオード12の駆動
電流I0を検出するレーザー電流検出手段としての抵抗
器16と、レーザー電流検出手段としての抵抗器16に
より検出されたレーザーダイオード12の駆動電流値を
記憶する記憶手段としてのフラッシュROM41と、記
憶手段としてのフラッシュROM41に記憶された所定
時の駆動電流値I0と現在の駆動電流値I1とを比較す
る比較手段としての比較器50とを備え、現在の駆動電
流値I1が所定時の駆動電流値I0より所定量(20
[%])大きいときにレーザーダイオード12が劣化し
ていると判断するようにしたので、レーザーダイオード
12のレーザー劣化判定をパワーメータや電流計等の外
部機器を利用することなく、装置内部で正確に行うこと
ができる。
【0049】また、上述した本実施の形態の光記録再生
装置は、上述において、所定時は、製造時であるので、
製造時に組み立て前から出荷直前までのレーザー劣化を
簡単に判定することができ、不良装置の出荷防止や製造
工程のチェックを簡単に行うことができると共に、市場
からの返却等の場合も、レーザーダイオードの初期電流
特性を装置内部で記憶しているため、レーザー劣化を容
易且つ正確に判定することができ、これにより、出荷時
のデータ電流等の管理をなくすことができる。
装置は、上述において、所定時は、製造時であるので、
製造時に組み立て前から出荷直前までのレーザー劣化を
簡単に判定することができ、不良装置の出荷防止や製造
工程のチェックを簡単に行うことができると共に、市場
からの返却等の場合も、レーザーダイオードの初期電流
特性を装置内部で記憶しているため、レーザー劣化を容
易且つ正確に判定することができ、これにより、出荷時
のデータ電流等の管理をなくすことができる。
【0050】また、上述した本実施の形態の光記録再生
装置は、上述において、所定量は、使用状態に応じて可
変にするので、レーザーダイオード12の初期電流特性
のバラツキを吸収することができ、様々な電流特性のレ
ーザーダイオード12に対して正確にレーザー劣化の判
定を行うことができる。
装置は、上述において、所定量は、使用状態に応じて可
変にするので、レーザーダイオード12の初期電流特性
のバラツキを吸収することができ、様々な電流特性のレ
ーザーダイオード12に対して正確にレーザー劣化の判
定を行うことができる。
【0051】また、上述した本実施の形態の光記録再生
装置は、上述において、所定量に、使用状態に応じた係
数をかけるので、温度変化によるレーザー電流のシフト
に対しても、温度に対して初期特性に温度上昇係数RT
hをかけるだけで、正確にレーザー劣化の判定を行うこ
とができる。
装置は、上述において、所定量に、使用状態に応じた係
数をかけるので、温度変化によるレーザー電流のシフト
に対しても、温度に対して初期特性に温度上昇係数RT
hをかけるだけで、正確にレーザー劣化の判定を行うこ
とができる。
【0052】また、上述した本実施の形態の光記録再生
方法は、光記録媒体としての光ディスク28に形成され
たピットに光学ピックアップからレーザー光を照射して
情報信号を記録し、レーザー光の反射光を検出すること
により情報信号を再生する光記録再生方法において、レ
ーザー光を照射するレーザーダイオード12の電流経路
において、所定時におけるレーザーダイオード12の駆
動電流I0を検出するレーザー電流検出ステップS3
と、レーザー電流検出ステップS3により検出されたレ
ーザーダイオード12の駆動電流値を記憶する記憶ステ
ップS4と、記憶ステップS4において記憶された所定
時の駆動電流値I0と現在の駆動電流値I1とを比較す
る比較ステップS8と、を備え、現在の駆動電流値I1
が所定時の駆動電流値I0より所定量(20[%])大
きいときにレーザーダイオード12が劣化していると判
断するようにしたので、レーザーダイオード12のレー
ザー劣化判定をパワーメータや電流計等の外部機器を利
用することなく、装置内部で正確に行うことができる。
方法は、光記録媒体としての光ディスク28に形成され
たピットに光学ピックアップからレーザー光を照射して
情報信号を記録し、レーザー光の反射光を検出すること
により情報信号を再生する光記録再生方法において、レ
ーザー光を照射するレーザーダイオード12の電流経路
において、所定時におけるレーザーダイオード12の駆
動電流I0を検出するレーザー電流検出ステップS3
と、レーザー電流検出ステップS3により検出されたレ
ーザーダイオード12の駆動電流値を記憶する記憶ステ
ップS4と、記憶ステップS4において記憶された所定
時の駆動電流値I0と現在の駆動電流値I1とを比較す
る比較ステップS8と、を備え、現在の駆動電流値I1
が所定時の駆動電流値I0より所定量(20[%])大
きいときにレーザーダイオード12が劣化していると判
断するようにしたので、レーザーダイオード12のレー
ザー劣化判定をパワーメータや電流計等の外部機器を利
用することなく、装置内部で正確に行うことができる。
【0053】また、上述した本実施の形態の光記録再生
方法は、上述において、所定時は、製造時であるので、
製造時に組み立て前から出荷直前までのレーザー劣化を
簡単に判定することができ、不良装置の出荷防止や製造
工程のチェックを簡単に行うことができると共に、市場
からの返却等の場合も、レーザーダイオードの初期電流
特性を装置内部で記憶しているため、レーザー劣化が容
易且つ正確に判定することができ、これにより、出荷時
のデータ電流等の管理をなくすことができる。
方法は、上述において、所定時は、製造時であるので、
製造時に組み立て前から出荷直前までのレーザー劣化を
簡単に判定することができ、不良装置の出荷防止や製造
工程のチェックを簡単に行うことができると共に、市場
からの返却等の場合も、レーザーダイオードの初期電流
特性を装置内部で記憶しているため、レーザー劣化が容
易且つ正確に判定することができ、これにより、出荷時
のデータ電流等の管理をなくすことができる。
【0054】また、上述した本実施の形態の光記録再生
方法は、上述において、所定量は、使用状態に応じて可
変にするので、レーザーダイオード12の初期電流特性
のバラツキを吸収することができ、様々な電流特性のレ
ーザーダイオード12に対して正確にレーザー劣化の判
定を行うことができる。
方法は、上述において、所定量は、使用状態に応じて可
変にするので、レーザーダイオード12の初期電流特性
のバラツキを吸収することができ、様々な電流特性のレ
ーザーダイオード12に対して正確にレーザー劣化の判
定を行うことができる。
【0055】また、上述した本実施の形態の光記録再生
方法は、上述において、所定量に、使用状態に応じた係
数をかけるので、温度変化によるレーザー電流のシフト
に対しても、温度に対して初期特性に温度上昇係数RT
hをかけるだけで、正確にレーザー劣化の判定を行うこ
とができる。
方法は、上述において、所定量に、使用状態に応じた係
数をかけるので、温度変化によるレーザー電流のシフト
に対しても、温度に対して初期特性に温度上昇係数RT
hをかけるだけで、正確にレーザー劣化の判定を行うこ
とができる。
【0056】
【発明の効果】本発明の光記録再生装置は、光記録媒体
に形成されたピットに光学ピックアップからレーザー光
を照射して情報信号を記録し、上記レーザー光の反射光
を検出することにより情報信号を再生する光記録再生装
置において、上記レーザー光を照射するレーザーダイオ
ードの電流経路に設けられ、所定時における上記レーザ
ーダイオードの駆動電流を検出するレーザー電流検出手
段と、上記レーザー電流検出手段により検出された上記
レーザーダイオードの駆動電流値を記憶する記憶手段
と、上記記憶手段に記憶された上記所定時の駆動電流値
と現在の駆動電流値とを比較する比較手段とを備え、上
記現在の駆動電流値が上記所定時の駆動電流値より所定
量大きいときに上記レーザーダイオードが劣化している
と判断するようにしたので、レーザーダイオードのレー
ザー劣化判定をパワーメータや電流計等の外部機器を利
用することなく、装置内部で正確に行うことができると
いう効果を奏する。
に形成されたピットに光学ピックアップからレーザー光
を照射して情報信号を記録し、上記レーザー光の反射光
を検出することにより情報信号を再生する光記録再生装
置において、上記レーザー光を照射するレーザーダイオ
ードの電流経路に設けられ、所定時における上記レーザ
ーダイオードの駆動電流を検出するレーザー電流検出手
段と、上記レーザー電流検出手段により検出された上記
レーザーダイオードの駆動電流値を記憶する記憶手段
と、上記記憶手段に記憶された上記所定時の駆動電流値
と現在の駆動電流値とを比較する比較手段とを備え、上
記現在の駆動電流値が上記所定時の駆動電流値より所定
量大きいときに上記レーザーダイオードが劣化している
と判断するようにしたので、レーザーダイオードのレー
ザー劣化判定をパワーメータや電流計等の外部機器を利
用することなく、装置内部で正確に行うことができると
いう効果を奏する。
【0057】また、本発明の光記録再生装置は、上述に
おいて、上記所定時は、製造時であるので、製造時に組
み立て前から出荷直前までのレーザー劣化を簡単に判定
することができ、不良装置の出荷防止や製造工程のチェ
ックを簡単に行うことができると共に、市場からの返却
等の場合も、レーザーダイオードの初期電流特性を装置
内部で記憶しているため、レーザー劣化を容易且つ正確
に判定することができ、これにより、出荷時のデータ電
流等の管理をなくすことができるという効果を奏する。
おいて、上記所定時は、製造時であるので、製造時に組
み立て前から出荷直前までのレーザー劣化を簡単に判定
することができ、不良装置の出荷防止や製造工程のチェ
ックを簡単に行うことができると共に、市場からの返却
等の場合も、レーザーダイオードの初期電流特性を装置
内部で記憶しているため、レーザー劣化を容易且つ正確
に判定することができ、これにより、出荷時のデータ電
流等の管理をなくすことができるという効果を奏する。
【0058】また、本発明の光記録再生装置は、上述に
おいて、上記所定量は、使用状態に応じて可変にするの
で、レーザーダイオードの初期電流特性のバラツキを吸
収することができ、様々な電流特性のレーザーダイオー
ドに対して正確にレーザー劣化の判定を行うことができ
るという効果を奏する。
おいて、上記所定量は、使用状態に応じて可変にするの
で、レーザーダイオードの初期電流特性のバラツキを吸
収することができ、様々な電流特性のレーザーダイオー
ドに対して正確にレーザー劣化の判定を行うことができ
るという効果を奏する。
【0059】また、本発明の光記録再生装置は、上述に
おいて、上記所定量に、使用状態に応じた係数をかける
ので、温度変化によるレーザー電流のシフトに対して
も、温度に対して初期特性に温度上昇係数をかけるだけ
で、正確にレーザー劣化の判定を行うことができるとい
う効果を奏する。
おいて、上記所定量に、使用状態に応じた係数をかける
ので、温度変化によるレーザー電流のシフトに対して
も、温度に対して初期特性に温度上昇係数をかけるだけ
で、正確にレーザー劣化の判定を行うことができるとい
う効果を奏する。
【0060】また、本発明の光記録再生方法は、光記録
媒体に形成されたピットに光学ピックアップからレーザ
ー光を照射して情報信号を記録し、上記レーザー光の反
射光を検出することにより情報信号を再生する光記録再
生方法において、上記レーザー光を照射するレーザーダ
イオードの電流経路において、所定時における上記レー
ザーダイオードの駆動電流を検出するレーザー電流検出
ステップと、上記レーザー電流検出ステップにより検出
された上記レーザーダイオードの駆動電流値を記憶する
記憶ステップと、上記記憶ステップにおいて記憶された
上記所定時の駆動電流値と現在の駆動電流値とを比較す
る比較ステップと、を備え、上記現在の駆動電流値が上
記所定時の駆動電流値より所定量大きいときに上記レー
ザーダイオードが劣化していると判断するようにしたの
で、レーザーダイオードのレーザー劣化判定をパワーメ
ータや電流計等の外部機器を利用することなく、装置内
部で正確に行うことができるという効果を奏する。
媒体に形成されたピットに光学ピックアップからレーザ
ー光を照射して情報信号を記録し、上記レーザー光の反
射光を検出することにより情報信号を再生する光記録再
生方法において、上記レーザー光を照射するレーザーダ
イオードの電流経路において、所定時における上記レー
ザーダイオードの駆動電流を検出するレーザー電流検出
ステップと、上記レーザー電流検出ステップにより検出
された上記レーザーダイオードの駆動電流値を記憶する
記憶ステップと、上記記憶ステップにおいて記憶された
上記所定時の駆動電流値と現在の駆動電流値とを比較す
る比較ステップと、を備え、上記現在の駆動電流値が上
記所定時の駆動電流値より所定量大きいときに上記レー
ザーダイオードが劣化していると判断するようにしたの
で、レーザーダイオードのレーザー劣化判定をパワーメ
ータや電流計等の外部機器を利用することなく、装置内
部で正確に行うことができるという効果を奏する。
【0061】また、本発明の光記録再生方法は、上述に
おいて、上記所定時は、製造時であるので、製造時に組
み立て前から出荷直前までのレーザー劣化を簡単に判定
することができ、不良装置の出荷防止や製造工程のチェ
ックを簡単に行うことができると共に、市場からの返却
等の場合も、レーザーダイオードの初期電流特性を装置
内部で記憶しているため、レーザー劣化を容易且つ正確
に判定することができ、これにより、出荷時のデータ電
流等の管理をなくすことができるという効果を奏する。
おいて、上記所定時は、製造時であるので、製造時に組
み立て前から出荷直前までのレーザー劣化を簡単に判定
することができ、不良装置の出荷防止や製造工程のチェ
ックを簡単に行うことができると共に、市場からの返却
等の場合も、レーザーダイオードの初期電流特性を装置
内部で記憶しているため、レーザー劣化を容易且つ正確
に判定することができ、これにより、出荷時のデータ電
流等の管理をなくすことができるという効果を奏する。
【0062】また、本発明の光記録再生方法は、上述に
おいて、上記所定量は、使用状態に応じて可変にするの
で、レーザーダイオードの初期電流特性のバラツキを吸
収することができ、様々な電流特性のレーザーダイオー
ドに対して正確にレーザー劣化の判定を行うことができ
るという効果を奏する。
おいて、上記所定量は、使用状態に応じて可変にするの
で、レーザーダイオードの初期電流特性のバラツキを吸
収することができ、様々な電流特性のレーザーダイオー
ドに対して正確にレーザー劣化の判定を行うことができ
るという効果を奏する。
【0063】また、本発明の光記録再生方法は、上述に
おいて、上記所定量に、使用状態に応じた係数をかける
ので、温度変化によるレーザー電流のシフトに対して
も、温度に対して初期特性に温度上昇係数をかけるだけ
で、正確にレーザー劣化の判定を行うことができるとい
う効果を奏する。
おいて、上記所定量に、使用状態に応じた係数をかける
ので、温度変化によるレーザー電流のシフトに対して
も、温度に対して初期特性に温度上昇係数をかけるだけ
で、正確にレーザー劣化の判定を行うことができるとい
う効果を奏する。
【図1】本発明の実施の形態に係る光ディスク記録再生
装置の構成を示すブロック図である。
装置の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態のレーザーパワーとレーザ
ー電流との関係を示す図である。
ー電流との関係を示す図である。
【図3】本発明の実施の形態の製造時の各処理を示すフ
ローチャートである。
ローチャートである。
【図4】本発明の実施の形態の市場返却時の各処理を示
すフローチャートである。
すフローチャートである。
【図5】本発明の実施の形態の温度変化によるレーザー
パワーとレーザー電流との関係を示す図である。
パワーとレーザー電流との関係を示す図である。
【図6】本発明の実施の形態の動作中の処理を示すフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
1……ODC(オプティカルディスクコントローラ)、
2……SCSIコントローラ、3……ライトバッファ、
4……データエンコーダ、5……ゲートジェネレータ、
6……アドレスディテクタ、7……リードバッファ、8
……データデコーダ、9……LPC(レーザーパワーコ
ントローラ)、10……誤差アンプ、11……トランジ
スタ、12……レーザーダイオード、13……抵抗器、
14……モニタダイオード、15……トランジスタ、1
6……抵抗器、17……抵抗器、18……抵抗器、19
……オペアンプ、20……抵抗器、21……抵抗器、2
2……ビームスプリッター、23……プリズム、24…
…対物レンズ、25……マグネット、26……フォーカ
スコイル、27……ドライバー、28……光ディスク、
29……スピンドルモータ、30……外部磁界発生器、
31……フォトダイオード、32……コンパレータ、3
3……アンプ、34……アンプ、35……RFアンプ、
36……イコライザー、37……スライサー、38……
基準電源、39……PLL、40……温度センサ、41
……フラッシュROM、42……MPU(マイクロプロ
セッサユニット)、43……A/D変換器、44……減
算器、45……フォーカス指令値、46……フィルタ
ー、47……D/A変換器、48……A/D変換器、4
9……A/D変換器、50……比較回路、60……レー
ザー初期特性、61……レーザー劣化2、62……レー
ザー劣化1、63……レーザー初期特性、64……レー
ザー初期特性、65……レーザー劣化
2……SCSIコントローラ、3……ライトバッファ、
4……データエンコーダ、5……ゲートジェネレータ、
6……アドレスディテクタ、7……リードバッファ、8
……データデコーダ、9……LPC(レーザーパワーコ
ントローラ)、10……誤差アンプ、11……トランジ
スタ、12……レーザーダイオード、13……抵抗器、
14……モニタダイオード、15……トランジスタ、1
6……抵抗器、17……抵抗器、18……抵抗器、19
……オペアンプ、20……抵抗器、21……抵抗器、2
2……ビームスプリッター、23……プリズム、24…
…対物レンズ、25……マグネット、26……フォーカ
スコイル、27……ドライバー、28……光ディスク、
29……スピンドルモータ、30……外部磁界発生器、
31……フォトダイオード、32……コンパレータ、3
3……アンプ、34……アンプ、35……RFアンプ、
36……イコライザー、37……スライサー、38……
基準電源、39……PLL、40……温度センサ、41
……フラッシュROM、42……MPU(マイクロプロ
セッサユニット)、43……A/D変換器、44……減
算器、45……フォーカス指令値、46……フィルタ
ー、47……D/A変換器、48……A/D変換器、4
9……A/D変換器、50……比較回路、60……レー
ザー初期特性、61……レーザー劣化2、62……レー
ザー劣化1、63……レーザー初期特性、64……レー
ザー初期特性、65……レーザー劣化
Claims (8)
- 【請求項1】光記録媒体に形成されたピットに光学ピッ
クアップからレーザー光を照射して情報信号を記録し、
上記レーザー光の反射光を検出することにより情報信号
を再生する光記録再生装置において、 上記レーザー光を照射するレーザーダイオードの電流経
路に設けられ、所定時における上記レーザーダイオード
の駆動電流を検出するレーザー電流検出手段と、 上記レーザー電流検出手段により検出された上記レーザ
ーダイオードの駆動電流値を記憶する記憶手段と、 上記記憶手段に記憶された上記所定時の駆動電流値と現
在の駆動電流値とを比較する比較手段と、 を備え、上記現在の駆動電流値が上記所定時の駆動電流
値より所定量大きいときに上記レーザーダイオードが劣
化していると判断するようにしたことを特徴とする光記
録再生装置。 - 【請求項2】請求項1記載の光記録再生装置において、 上記所定時は、製造時であることを特徴とする光記録再
生装置。 - 【請求項3】請求項1記載の光記録再生装置において、 上記所定量は、使用状態に応じて可変にすることを特徴
とする光記録再生装置。 - 【請求項4】請求項3記載の光記録再生装置において、 上記所定量に、使用状態に応じた係数をかけることを特
徴とする光記録再生装置。 - 【請求項5】光記録媒体に形成されたピットに光学ピッ
クアップからレーザー光を照射して情報信号を記録し、
上記レーザー光の反射光を検出することにより情報信号
を再生する光記録再生方法において、 上記レーザー光を照射するレーザーダイオードの電流経
路において、所定時における上記レーザーダイオードの
駆動電流を検出するレーザー電流検出ステップと、 上記レーザー電流検出ステップにより検出された上記レ
ーザーダイオードの駆動電流値を記憶する記憶ステップ
と、 上記記憶ステップにおいて記憶された上記所定時の駆動
電流値と現在の駆動電流値とを比較する比較ステップ
と、 を備え、上記現在の駆動電流値が上記所定時の駆動電流
値より所定量大きいときに上記レーザーダイオードが劣
化していると判断するようにしたことを特徴とする光記
録再生方法。 - 【請求項6】請求項5記載の光記録再生方法において、 上記所定時は、製造時であることを特徴とする光記録再
生方法。 - 【請求項7】請求項5記載の光記録再生方法において、 上記所定量は、使用状態に応じて可変にすることを特徴
とする光記録再生方法。 - 【請求項8】請求項7記載の光記録再生方法において、 上記所定量に、使用状態に応じた係数をかけることを特
徴とする光記録再生方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9324629A JPH11161995A (ja) | 1997-11-26 | 1997-11-26 | 光記録再生方法及び光記録再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9324629A JPH11161995A (ja) | 1997-11-26 | 1997-11-26 | 光記録再生方法及び光記録再生装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11161995A true JPH11161995A (ja) | 1999-06-18 |
Family
ID=18167967
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9324629A Pending JPH11161995A (ja) | 1997-11-26 | 1997-11-26 | 光記録再生方法及び光記録再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11161995A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007027720A (ja) * | 2005-07-11 | 2007-02-01 | Avago Technologies Ecbu Ip (Singapore) Pte Ltd | 発光体の電流漏電検出 |
KR101094178B1 (ko) * | 2003-11-12 | 2011-12-14 | 주식회사 히타치엘지 데이터 스토리지 코리아 | 프론트 포토 디텍터의 유입 반사광 검출 및 광디스크장치의 이상유무 검출방법 |
US8264917B2 (en) | 2006-03-29 | 2012-09-11 | Sharp Kabushiki Kaisha | Heat generation control device for heat-assisted magnetic recording and reproducing apparatus |
-
1997
- 1997-11-26 JP JP9324629A patent/JPH11161995A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101094178B1 (ko) * | 2003-11-12 | 2011-12-14 | 주식회사 히타치엘지 데이터 스토리지 코리아 | 프론트 포토 디텍터의 유입 반사광 검출 및 광디스크장치의 이상유무 검출방법 |
JP2007027720A (ja) * | 2005-07-11 | 2007-02-01 | Avago Technologies Ecbu Ip (Singapore) Pte Ltd | 発光体の電流漏電検出 |
US8264917B2 (en) | 2006-03-29 | 2012-09-11 | Sharp Kabushiki Kaisha | Heat generation control device for heat-assisted magnetic recording and reproducing apparatus |
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