JPH11161678A - データベースシステム - Google Patents

データベースシステム

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JPH11161678A
JPH11161678A JP9344275A JP34427597A JPH11161678A JP H11161678 A JPH11161678 A JP H11161678A JP 9344275 A JP9344275 A JP 9344275A JP 34427597 A JP34427597 A JP 34427597A JP H11161678 A JPH11161678 A JP H11161678A
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JP
Japan
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data
administrative division
database
image data
input
Prior art date
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Pending
Application number
JP9344275A
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English (en)
Inventor
Toshiaki Yamazaki
俊昭 山崎
Shunji Hayashi
俊二 林
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NEC Home Electronics Ltd
NEC Corp
Original Assignee
NEC Home Electronics Ltd
NEC Corp
Nippon Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by NEC Home Electronics Ltd, NEC Corp, Nippon Electric Co Ltd filed Critical NEC Home Electronics Ltd
Priority to JP9344275A priority Critical patent/JPH11161678A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 地図上に何等マークを表示させる必要がな
く、任意の点を指定するだけで、その点が含まれる行政
区分に関連する情報を一括して検索や登録ができるデー
タベースシステムを提供する。 【解決手段】 入出力装置とデータベース本体装置とか
らなり、データベース本体装置には、地勢図画像データ
記憶手段に記憶された画像データの1つを入出力装置へ
送出してその画面に地勢図を案内表示させると共に、入
出力装置の操作に基づき当該地勢図上において利用者が
指定した座標を検出する手段と、前記検出された座標に
基づき前記テーブルデータを参照することにより、当該
利用者指定の座標が属する行政区分コードを検出する手
段と、前記検出された行政区分コードに基づき前記デー
タベース記憶手段を検索することにより、当該行政区分
に関連するデータを抽出する手段と、前記抽出された当
該行政区分に属するデータを前記入出力装置へと送出し
てその画面に表示させる手段と、が含まれている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば電子地図
(デジタルマップ)上に情報を貼り付けて閲覧に供する
『情報マッピングシステム』等として好適なデータベー
スシステムに係り、特に、複数の行政区分(例えば、都
道府県や市町村等)に跨る地勢図において特定の行政区
分に属する情報だけを容易に検索できるようにしたデー
タベースシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、『情報マッピングシステム』等と
称される地図を媒介として所望のデータを検索するデー
タベースシステムが知られている。この種のデータベー
スシステムにおいては、地図上の地点若しくは領域と、
それに対応する情報との間にどのような関連付けを行う
かに関し様々な手法が考えられている。
【0003】第1の手法としては、何等かの情報と関連
する地図上の各地点に所定のマークを表示させる一方、
そのマーク表示座標と関連する情報との間にリンクを張
っておき、利用者がポインティングデバイスでマークを
選択すると、それに関連する情報がデータベースから検
索されるようにしたものである。しかしながら、この第
1の手法にあっては、検索されるべき情報の数が増加す
ると、それらに対応するマークによって地図上が埋めら
れて地図の視認性が低下することに加え、マークは個々
の情報と1対1に関係付けられているため、ある領域に
含まれる情報を全て検索するためには、何度も検索動作
を繰り返せねばならず煩雑に耐えないという問題点があ
る。
【0004】第2の手法としては、地図を例えば縦横に
区切ることにより複数の区画に分割し、各区画とそれに
含まれる複数の情報とを一括して関連付けておき、その
区画が指定されると、その区画に含まれる情報を一括し
てデータベースから検索出力するようにしたものであ
る。この第2の手法によれば、個々の区画を選択するこ
とにより、その区画に含まれる情報を一括して検索出力
させるため、大ざっぱな検索を行いつつ検索対象情報を
絞り込む等には便利である。しかしながら、この第2の
手法にあっては、地図を画一的に区切って小区画に分割
するため、検索単位となる区画と行政区分とは必ずしも
一致せず、そのため行政区分が複雑に入り組んだ地図等
においては、行政区分単位における情報検索に使い勝手
が悪い等の問題点がある。
【0005】第3の手法としては、行政区分で定まる領
域のそれぞれ特定位置にマークを表示させる一方、その
マーク表示座標とその行政区分に含まれる一連の情報と
の間にリンクを張っておき、利用者がポインティングデ
バイスでそのマークを選択すると、そのマークと関連す
る行政区分に含まれる全ての情報が一括して検索出力さ
れるようにしたものである。この第3の手法によれば、
行政区分単位の情報検索を簡単に行うことができる。し
かしながら、この第3の手法にあっては、マークの個数
を適切に設定しないと、その行政区分に対応するマーク
を見つけ出すのに手間がかかり、また複数の行政区分が
複雑に入り組んだ地図等の場合には、マークをどのよう
に配置しても、マークを見つけ出す作業が煩雑である等
の問題点がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
の地図を媒介として情報を検索するデータベースシステ
ムにあっては、第1の手法にあっては、多数の情報を一
括して検索するのに不便であること、第2の手法にあっ
ては行政区分単位の情報検索に不便であること、第3の
手法にあっては行政区分とそれに対応するマークとの関
係が分かりにくいこと、等の種々の問題点を有してい
た。
【0007】この発明は、従来のこの種のデータベース
システムにおける上述の問題点に着目してなされたもの
であり、その目的とするところは、地図上に何等マーク
を表示させる必要がなく、任意の点を指定するだけで、
その点が含まれる行政区分に関連する情報を一括して検
索や登録ができるデータベースシステムを提供すること
にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】この出願の請求項1に記
載の発明は、データベース本体装置とその入出力装置と
を備えたデータベースシステムであって、前記データベ
ース本体装置には、2以上の行政区分に跨る地勢図に相
当する画像データを1若しくは2以上記憶させた地勢図
画像データ記憶手段と、地勢図画像データを構成する各
座標とその座標が属する行政区分コードとを互いに関連
付けたテーブルデータを前記地勢図画像データの各々に
対応して記憶させたテーブルデータ記憶手段と、行政区
分コードの属性項目を有する検索対象データ群を記憶さ
せたデータベース記憶手段と、前記地勢図画像データ記
憶手段に記憶された画像データの1つを前記入出力装置
へ送出してその画面に地勢図を案内表示させると共に、
前記入出力装置の操作に基づき当該地勢図上において利
用者が指定した座標を検出する手段と、前記検出された
座標に基づき前記テーブルデータを参照することによ
り、当該利用者指定の座標が属する行政区分コードを検
出する手段と、前記検出された行政区分コードに基づき
前記データベース記憶手段を検索することにより、当該
行政区分に関連するデータを抽出する手段と、前記抽出
された当該行政区分に属するデータを前記入出力装置へ
と送出してその画面に表示させる手段と、が含まれてい
ることを特徴とするデータベースシステムにある。
【0009】ここで、『地勢図』とは、一般の利用者
が、地図上の各地点を理解しやすいように、道路、鉄
道、河川、主要な建物等のように各地点と関連のある情
報を表示した地図のことである。
【0010】また、『行政区分』とは、都道府県や市町
村等のように、地勢図とは異なり行政上特定された領域
のことである。
【0011】そして、この請求項1に記載の発明によれ
ば、地図上にマークを表示する必要がないことから、多
数のマークによって地勢図の視認性を低下させることは
なく、しかも地勢図上において任意の点を選択すれば、
その点が含まれる行政区分に関連する情報が自動的に一
括して検索出力されることとなる。なお、行政区分の規
模を都道府県とするか或いは市町村とするかに関して
は、そのデータベースシステムの利用状況を勘案して適
宜に決定すればよい。
【0012】この出願の請求項2に記載の発明は、デー
タベース本体装置とその入出力装置とを備えたデータベ
ースシステムであって、前記データベース本体装置に
は、2以上の行政区分に跨る地勢図に相当する画像デー
タを1若しくは2以上記憶させた地勢図画像データ記憶
手段と、地勢図画像データを構成する各座標とその座標
が属する行政区分コードとを互いに関連付けたテーブル
データを前記地勢図画像データの各々に対応して記憶さ
せたテーブルデータ記憶手段と、行政区分コードの属性
項目を有する検索対象データ群を記憶させたデータベー
ス記憶手段と、前記地勢図画像データ記憶手段に記憶さ
れた地勢図画像データの1つを前記入出力装置へ送出し
て画面に地勢図を表示させると共に、前記入出力装置の
操作に基づき当該地勢図上において利用者が指定した座
標並びに登録希望データを検出する手段と、前記検出さ
れた利用者指定座標に基づき前記テーブルデータを参照
することにより、当該利用者指定座標が属する行政区分
コードを検出する手段と、前記検出された登録希望デー
タに前記検出された行政区分コードを付加して前記デー
タベース記憶手段に登録する手段と、が含まれているこ
とを特徴とするデータベースシステムにある。
【0013】この請求項2に記載の発明では、利用者の
側から積極的に任意の情報をデータベースに登録するこ
とを許容している。即ち、この請求項2に記載の発明に
よれば、登録したい情報とそれが関連する地点を指定す
るだけで、利用者は当該情報を行政区分等を関連付けて
データベースに登録することができる。
【0014】この出願の請求項3に記載の発明は、前記
データベース本体装置と前記入出力装置とはインターネ
ット等のネットワークを介して結ばれていることを特徴
とする請求項1若しくは2に記載のデータベースシステ
ムにある。
【0015】そして、この請求項3に記載の発明によれ
ば、入出力装置を構成するパソコンをデータベース本体
装置を構成するサーバにインターネットを介して接続す
るだけで、任意の行政区分に関連する情報を一括して検
索したり、或いは自己の情報を特定の行政区分に関連付
けて登録させることができ、この種の情報マッピングシ
ステムの使い勝手を著しく向上させることができる。
【0016】この出願の請求項4に記載の発明は、前記
行政区分コードは、当該行政区分に固有な色コードであ
ることを特徴とする請求項1若しくは2のいずれかに記
載のデータベースシステムにある。
【0017】ここで、『色コード』とは、例えばそれぞ
れ8ビット構成からなるR,G,Bデータのことを意味
している。
【0018】又、『ペイントツール』とは、例えばパソ
コン上において描画処理を行う際に、実線で閉じられた
閉領域の内部を着色するために用いられる着色用ソフト
ウェアである。このようなソフトウェアとしては、従来
より種々のものが知られており、その一例を挙げれば、
例えばアドビシステムズ(株)製のAdobe Photoshop等
のパッケージソフトを採用することができる。
【0019】そして、この請求項4に記載の発明によれ
ば、各行政区分を構成するA領域に、その行政区分に固
有なコードを記憶させる処理を、簡単且つ短時間で実行
することができ、このようにして得られた着色画像デー
タをそのまま座標位置/行政区分照合テーブルとして用
いることができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、この発明の好ましい実施の
形態につき、添付図面を参照して詳細に説明する。
【0021】本発明が適用されるデータベースシステム
の全体構成が図1に概略的に示されている。同図におい
て、1はデータベース本体装置を構成するサーバ、2は
ネットワークを構成するインターネット、3は入出力装
置を構成するパーソナルコンピュータ(以下、パソコン
と言う)である。このように、この実施の形態に示され
るデータベースシステムにあっては、データベース本体
装置を構成するサーバ1と、その入出力装置を構成する
パソコン3とは、ネットワークであるインターネット2
を介して接続されている。後に説明するように、利用者
はパソコン3を操作することによって、インターネット
2を介してサーバ1への接続を行い、その状態におい
て、都道府県等の行政区分に関連する情報をサーバ1か
ら入手したり、あるいは任意の自己の情報をパソコン3
からインターネット2を経由してサーバ1内のデータベ
ースに登録することができる。
【0022】データベース本体装置を構成するサーバ1
には、後に詳細に説明するように、2以上の行政区分に
跨る地勢図に相当する画像データを1若しくは2以上記
憶させた地勢図画像データ記憶手段と、地勢図画像デー
タを構成する各座標とその座標が属する行政区分コード
とを互いに関連付けたテーブルデータを前記地勢図画像
データの各々に対応して記憶させたテーブルデータ記憶
手段と、行政区分コードの属性項目を有する検索対象デ
ータ群を記憶させたデータベース記憶手段とが設けられ
ている。
【0023】更に、後に詳細に説明するが、データベー
ス本体装置を構成するサーバ1には、前記地勢図画像デ
ータ記憶手段に記憶された地勢図画像データの1つを前
記入出力装置へ送出して画面に地勢図を表示させると共
に、前記入出力装置の操作に基づき当該地勢図上におい
て利用者が指定した座標並びに登録希望データを検出す
る手段と、前記検出された利用者指定座標に基づき前記
テーブルデータを参照することにより、当該利用者指定
座標が属する行政区分コードを検出する手段と、前記検
出された登録希望データに前記検出された行政区分コー
ドを付加して前記データベース記憶手段に登録する手段
と、前記検出された行政区分コードに基づき前記データ
ベース記憶手段を検索することにより、当該行政区分に
関連するデータを抽出する手段と、前記抽出された当該
行政区分に属するデータを前記入出力装置へと送出して
その画面に表示させる手段としてそれぞれ機能するコン
ピュータプログラムが記憶されている。
【0024】地勢図画像データ記憶手段に記憶される地
勢図画像データに相当する地勢図が図2(a)に概略的
に示されている。同図に示されるように、この例では、
n枚の地勢図MAP1,MAP2,MAP3…MAPn
のそれぞれに対応する地勢図画像データが記憶されてお
り、各々の地勢図には2以上の行政区分が含まれてい
る。例えば、最初の地勢図MAP1には、Z1,Z2,
Z3,Z4からなる4個の行政区分が含まれている。同
様にして、それ以降の地勢図MAP2,MAP3…MA
Pnにも、2以上の行政区分が含まれている。尚、先に
説明したように、各地勢図MAP1〜MAPnには、道
路、鉄道、主要な建築物、河川等のように利用者が地図
上の地点を認識するのに利用できる各種の図形が表示さ
れている。又、一般に、行政区分Z1,Z2,Z3,Z
4の相互の境界は、地図上の他の表示との区別を容易と
するために点線若しくは目立たない色の実線にて表示さ
れる。
【0025】テーブルデータ記憶手段に記憶されるテー
ブルデータの内容は、図2(b)並びに図3に概念的に
示されている。図3に示されるように、テーブルデータ
TABnは、地勢図画像データを構成する各座標とその
座標が属する行政区分コードとを互いに関連付けたもの
である。ここで、図3に示される地図座標P1,P2,
P3は、それぞれ地勢図画像データを構成する各画素の
座標と考えることができる。又、行政区分コードは、色
コードC3,C2により表されている。ここで、色コー
ドとは、それぞれ8ビット構成からなるR(赤)デー
タ、G(緑)データ、B(青)と考えることができる。
従って、図3に示されるテーブルデータを画像として展
開すると、図2(b)に示されるように、各行政区分Z
1〜Z4にはそれぞれ固有の着色が施された状態とな
る。換言すれば、図3に示されるテーブルデータTAB
nは、図2(a)に示される地勢図画像データと同一分
解能の白地図を用意し、その白地図上に行政区分Z1〜
Z4を実線で区画し、各々の領域に固有の着色を施すこ
とにより、簡単に作成することができる。この着色処理
には、各種のペイントツールを利用することができる。
ペイントツールとしては、例えばアドビシステムズ
(株)製のAdobe Photoshop等の公知のパッケージソフ
トを利用すればよい。このようにして得られた地勢図画
像データとテーブルデータとの関係を概念的に図示した
ものが図2(a),(b)であり、各地勢図画像データ
MAP1,MAP2,MAP3…MAPnは、テーブル
データTAB1,TAB2,TAB3…TABnと対を
なしている。
【0026】行政区分コードとして色コードを使用した
場合、RGBをそれぞれ8ビット構成とすると、全体と
しては24ビット構成となる。そのため、データベース
における属性項目の1つとして行政区分コードを入れる
と、データベースの記憶容量がかなり増大する。そこ
で、この例では、行政区分コードである色コードの他
に、よりビット数の少ない市町村コードZ19,Z2
0,Z24を使用している。色コードC1,C2,C3
と市町村コードZ19,Z20,Z24との関係が図4
の表に示されている。図4のテーブルに示されるよう
に、例えば色コードC1は『横浜市』を意味しており、
その市町村コードは『Z19』となっている。同様にし
て、色コードC2の市町村名は『川崎市』であり、また
市町村コードは『Z20』、色コードC3の市町村名は
『横須賀市』であり、市町村コードは『Z24』であ
る。図4に示される色コード/市町村コード照合テーブ
ルデータは、サーバ1に記憶されている。
【0027】次に、データベースの構成が図5に示され
ている。よく知られているように、データベースDBと
は、多数のデータをその属性項目に仕分けして記憶させ
たものであり、この例では属性項目として『名称』,
『X座標値』,『Y座標値』の他に、本発明に関連して
新たに『市町村コード』が記憶されている。ここで市町
村コードは、先に説明したZ19,Z20,Z24等の
ことを意味している。
【0028】次に、サーバ1を構成するコンピュータの
制御プログラムの内容を、図7並びに図8のフローチャ
ートを参照して説明する。本発明のデータベースシステ
ムには、検索モードと登録モードとが設けられている。
そこで、まず検索モードの動作に必要な制御プログラム
を図7を参照して説明する。
【0029】同図において処理が開始されると、まず、
パソコン3から地図要求が到来するのを待機する状態と
なる(ステップ701NO,703NO)。この状態に
おいて、パソコン3から検索のための地図要求が到来す
ると(ステップ701YES)、サーバ1では、図2
(a)に示される地勢図画像データMAP1,MAP
2,MAP3…MAPnの中から、利用者が指定した地
勢図画像データを読み出し、これをインターネット2を
介して入出力装置を構成するパソコン3へと送出する
(ステップ702)。以上の地勢図送出処理(ステップ
702)は、パソコン3の利用者が地図要求を発する度
に繰り返し実行される。
【0030】以上を繰り返す間に、パソコン3の利用者
がポインティングデバイスを使用して、地勢図上におい
て任意の座標を指定することにより座標入力有りが検出
されると(ステップ703YES)、こうして得られた
座標値は図3に示されるテーブルデータTABnを参照
して色コードに変換される。即ち、この座標値/色コー
ド変換処理(ステップ704)を設けたことにより、利
用者はパソコン3の画面上に表示された地勢図上におい
て検索希望の行政区分(都道府県や市町村等)内の任意
の一点を選択するだけで、その選択された地点を含む行
政区分コードが自動的に入力されるのである。
【0031】続いて、この変換により得られた色コード
は、更に、図4に示される色コード/市町村コード照合
テーブルを参照することにより市町村コードに変換され
(ステップ705)、この市町村コードに基づき公知の
手法により図5に示されるデータベースの検索が行われ
る(ステップ706)。先に、図5を参照して説明した
ように、データベースDBにはその属性項目の1つとし
て市町村コードが含まれている。そのため、市町村コー
ドをキーとしたデータベース検索処理(ステップ70
6)によれば、指定された市町村に関連するデータが全
て検索される。こうして得られた検索データは、インタ
ーネット2を介して入出力装置であるパソコン3へと送
出され(ステップ707)、例えば図6に示されるよう
に、当該行政区分に関連するデータの一覧表が表示され
るのである。尚、図6の例では、川崎市のデータ一覧が
表示されており、各データは、『名称』、『場所』、
『内容』の属性に整理されて出力されている。尚、図6
に示されるデータ一覧が得られた後、更に個々のデータ
について検索を絞り込む場合には、公知の種々のデータ
検索手法が用いられることは言うまでもない。
【0032】次に、サーバ1の登録モードの動作に必要
な制御プログラムを、図8に示されるフローチャートを
参照して説明する。尚、図8においてステップ801〜
803の処理は、図7におけるステップ701〜703
の処理と同一であるため、重複説明は省略する。
【0033】入出力装置を構成するパソコン3におい
て、利用者が登録したい入力データ並びに地勢図上の座
標を入力したことにより、サーバ1において座標入力有
り(ステップ803YES)並びにデータ入力有り(ス
テップ804YES)と判定されると、検索モードの場
合と同様にして、色コード変換処理(ステップ805)
並びに市町村コード変換処理(ステップ806)が実行
され、その後入力データは市町村コードが付加された状
態にて、図5に示されるデータベースDBに登録される
(ステップ807)。そのため、この登録モードの動作
によれば、利用者はパソコン3において登録したいデー
タを入力すると共に、地勢図画面上において登録したい
行政区分領域の任意の一点を選択するだけでよく、これ
により入力されたデータは希望する行政区分(この例で
は市町村)と関連付けてデータベース5に登録されるの
である。
【0034】以上説明した実施の形態によれば、パソコ
ン3をインターネット2を介してサーバ1に接続した
後、パソコン3の画面上に表示される地勢図上におい
て、希望する行政区分領域の一点を指定して、検索若し
くは登録要求を行うだけで、当該指定された行政区分に
属するデータの検索若しくは当該行政区分と関連付けた
任意の点、任意のデータの登録を容易に行うことができ
る。その際に、パソコン3の画面上に表示される地勢図
には、道路,河川,建築物,鉄道等のような図形要素が
表示されるものの、その上には何等不要なマークは表示
されていないため、地図の視認性は害されることがな
く、加えて、特定の行政区分を選択するについて、単に
その行政区分領域内の一点を指定するだけであるから、
選択用のマークを探し出すような煩雑な操作も不要とな
り、この種の情報マッピングシステムにおける操作性を
著しく向上させることができるのである。
【0035】又、この実施の形態においては、行政区分
コードとして、色コード(R,G,B)を使用している
ため、地勢図を構成する各画素と対応付けて行政区分コ
ードを登録する処理を公知のペイントツールを用いて簡
単且つ短時間で実行することができ、この種のシステム
を低コストに実現することができる。
【0036】尚、以上の実施の形態では、本発明のシス
テムを、データベース本体装置を構成するサーバ1と入
出力装置を構成するパソコン3とインターネット2を経
由して結んだ形態で実現しているが、本発明システムの
具体的形態はこれに限定されるものではない。例えば、
車両用ナビゲーションシステム等のように、CD−RO
Mドライバを中心とするシステムにも本発明は適用が可
能である。その他、本発明は、通常のスタンドアローン
のパソコンシステム等にも適用可能である。
【0037】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、画面上に表示された複数の行政区分に跨る地
勢図を媒介として、任意の行政区分に属するデータ群を
迅速に検索したり或いは任意のデータをその行政区分と
関連付けて登録することがかのうとなり、これを利用す
ればいわゆる情報マッピングシステムの使い勝手を格段
に向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明システムの一実施形態におけるシステム
構成を概略的に示す模式図である。
【図2】地勢図画像データ並びにテーブルデータの内容
を概念的に示す模式図である。
【図3】テーブルデータの構成を概略的に示す説明図で
ある。
【図4】色コード/市町村コード照合テーブルの構成を
概略的に示す説明図である。
【図5】本発明に適用されるデータベースの構成を概略
的に示す説明図である。
【図6】入出力装置の画面に表示される検索結果の一例
を示す説明図である。
【図7】検索モード実現のための制御プログラムの構成
を概略的に示すフローチャートである。
【図8】登録モード実行のための制御プログラムの構成
を概略的に示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 サーバ 2 インターネット 3 パーソナルコンピュータ MAP1〜MAPn 地勢図画像データ TAB1〜TABn テーブルデータ DB データベース

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データベース本体装置とその入出力装置
    とを備えたデータベースシステムであって、 前記データベース本体装置には、 2以上の行政区分に跨る地勢図に相当する画像データを
    1若しくは2以上記憶させた地勢図画像データ記憶手段
    と、 地勢図画像データを構成する各座標とその座標が属する
    行政区分コードとを互いに関連付けたテーブルデータを
    前記地勢図画像データの各々に対応して記憶させたテー
    ブルデータ記憶手段と、 行政区分コードの属性項目を有する検索対象データ群を
    記憶させたデータベース記憶手段と、 前記地勢図画像データ記憶手段に記憶された画像データ
    の1つを前記入出力装置へ送出してその画面に地勢図を
    案内表示させると共に、前記入出力装置の操作に基づき
    当該地勢図上において利用者が指定した座標を検出する
    手段と、 前記検出された座標に基づき前記テーブルデータを参照
    することにより、当該利用者指定の座標が属する行政区
    分コードを検出する手段と、 前記検出された行政区分コードに基づき前記データベー
    ス記憶手段を検索することにより、当該行政区分に関連
    するデータを抽出する手段と、 前記抽出された当該行政区分に属するデータを前記入出
    力装置へと送出してその画面に表示させる手段と、 が含まれていることを特徴とするデータベースシステ
    ム。
  2. 【請求項2】 データベース本体装置とその入出力装置
    とを備えたデータベースシステムであって、 前記データベース本体装置には、 2以上の行政区分に跨る地勢図に相当する画像データを
    1若しくは2以上記憶させた地勢図画像データ記憶手段
    と、 地勢図画像データを構成する各座標とその座標が属する
    行政区分コードとを互いに関連付けたテーブルデータを
    前記地勢図画像データの各々に対応して記憶させたテー
    ブルデータ記憶手段と、 行政区分コードの属性項目を有する検索対象データ群を
    記憶させたデータベース記憶手段と、 前記地勢図画像データ記憶手段に記憶された地勢図画像
    データの1つを前記入出力装置へ送出して画面に地勢図
    を表示させると共に、前記入出力装置の操作に基づき当
    該地勢図上において利用者が指定した座標並びに登録希
    望データを検出する手段と、 前記検出された利用者指定座標に基づき前記テーブルデ
    ータを参照することにより、当該利用者指定座標が属す
    る行政区分コードを検出する手段と、 前記検出された登録希望データに前記検出された行政区
    分コードを付加して前記データベース記憶手段に登録す
    る手段と、 が含まれていることを特徴とするデータベースシステ
    ム。
  3. 【請求項3】 前記データベース本体装置と前記入出力
    装置とはインターネット等のネットワークを介して結ば
    れていることを特徴とする請求項1若しくは2に記載の
    データベースシステム。
  4. 【請求項4】 前記行政区分コードは、当該行政区分に
    固有な色コードであることを特徴とする請求項1若しく
    は2のいずれかに記載のデータベースシステム。
JP9344275A 1997-11-28 1997-11-28 データベースシステム Pending JPH11161678A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009518704A (ja) * 2005-11-22 2009-05-07 イーストマン コダック カンパニー 地図分類方法及び地図分類システム

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