JPH11161034A - 液体で現像された像の表面から流体を除去する方法と装置 - Google Patents

液体で現像された像の表面から流体を除去する方法と装置

Info

Publication number
JPH11161034A
JPH11161034A JP10268451A JP26845198A JPH11161034A JP H11161034 A JPH11161034 A JP H11161034A JP 10268451 A JP10268451 A JP 10268451A JP 26845198 A JP26845198 A JP 26845198A JP H11161034 A JPH11161034 A JP H11161034A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liquid
image
vacuum
absorbing member
absorbing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP10268451A
Other languages
English (en)
Inventor
Richard B Lewis
リチャード・ビー・ルイス
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Xerox Corp
Original Assignee
Xerox Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Xerox Corp filed Critical Xerox Corp
Publication of JPH11161034A publication Critical patent/JPH11161034A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/06Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing
    • G03G15/10Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a liquid developer
    • G03G15/11Removing excess liquid developer, e.g. by heat

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Wet Developing In Electrophotography (AREA)
  • Cleaning In Electrography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 液体現像材を使って現像した像を複写する方
法と装置において、液体で現像した像の表面から余分の
キャリア流体を除去する。 【解決手段】 液体支持部材から余分の液体を除去する
装置は、液体支持部材12に対して相対移動するように
位置づけられた吸収部材56と、液体支持部材12と吸
収部材56とを主に内部コア206の真空によりかけら
れる力によって互いに適合接触状態にし、それによっ
て、吸収部材56と相対的移動を行うように接触部分を
形成する少なくとも1個のガイドと、液体支持部材12
から液体を引き込み、吸収部材56によってそれを吸収
させるため液体支持部材12と吸収部材56を非摺動関
係に保持する固定装置とからなり、吸収部材56は、内
部コア206のまわりに適合する多孔性外面208を有
し、内部コア206は真空状態におかれ、前記真空は多
孔性外面206の毛管圧より低いレベルである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は液体支持部材から余
分の液体を除去する方法と装置に関し、特に像形成部材
が吸収部材と接触するように移動される角度を変化させ
ることによって液体で現像される像から余分のキャリア
流体を除去する方法と装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、エレクトロスタットグラフ式複
写方法は、原稿文書の光像を実質的に均等に荷電された
受光部材に露出することによって始まる。その荷電され
た受光部材を光像に露出すると、像部分の電荷を保持し
ながら、原稿文書の非像部分に対応する表面部分が放電
される。この選択的な放電機構により、受光部材の表面
に原稿文書の静電潜像が生じる。この潜像はその受光部
材の表面に現像材を付着させる方法によって可視像へ現
像される。典型的には、この現像材は、トナー分子が摩
擦電気的に接着したキャリア顆粒からなる。そのトナー
分子は、受光部材上に粉末トナー像を形成するためにキ
ャリア顆粒から潜像へ静電気で引きつけられる。また、
トナー分子を分散させた液体キャリアでなる液体現像材
も使用されてきた。液体現像工程では、現像材は潜像に
かけられ、トナー分子は像部分へ向かって引きつけら
れ、液体像を形成する。使用される現像材の種類に拘わ
らず、現像された像のトナー分子はその後、受光部材か
らコピー用紙へ直接、又は中間転写部材によって転写さ
れる。一旦、コピー用紙へ転写されると、その像は永久
的に固定され、原稿文書又はファイルの“ハードコピ
ー”複写を形成する。受光部材はそれから浄化され、一
切の電荷及び/または残留現像材をその表面から除去
し、次の像形成周期に備える。
【0003】前述のエレクトロスタットグラフ式複写方
法はよく知られており、原稿からの光レンズによる複写
に有用であり、また、電子的に生じた、即ち電子的に記
憶された原稿を含む適用例の複写にも有用である。ま
た、例えば、変調レーザー光線により光伝導性表面に潜
像が形成されるようなデジタルレーザー印刷や、電子的
に発生した像、即ち電子的に記憶された像に応答して電
荷保持面に電荷が付帯されるようなイオノグラフ式印刷
及び複写のようなその他の印刷例において、前述の複写
方法に類似した方法が行われる。これらの印刷方法のう
ち一部の方法は、CAD、即ち“ホワイトホワイト”シ
ステムとして知られている荷電部分上のトナーを現像す
る光レンズで生じる像システムに対比してDAD、即ち
“ホワイトブラック”システムとして知られている荷電
部分上のトナーを現像する。本発明はそのような両シス
テムに適用される。
【0004】像形成工程に液体現像材を使用すること
や、光伝導性表面に形成されるエレクトロスタットグラ
フ式潜像を液体現像材で現像する技術はよく知られてい
る。事実、種々の種類の液体現像システムがこれまで開
示されている。液体現像材は多くの効果を有し、乾燥ト
ナーを使って形成されたものより品質の高い像を生じさ
せることがしばしばある。例えば、液体現像材で現像さ
れた像は、固定又は定着工程を必要とすることなしに紙
に接着されるので定着目的で液体現像材中に樹脂を包含
させる必要がなくなる。さらに、そのトナー分子は非常
に小さくすることができ、しかも、例えば、複写機の信
頼性に悪影響を与え、人体の健康を害する可能性がある
ような空気汚染の如き小分子粉末トナーに関連する問題
を生じさせることもない。全色カラー像形成工程におい
て液体現像による現像はまた、多くの効果を有する。な
かでも、多層トナーの高さの堆積が低いために構造的に
魅力的な文書類の製造を行う(これに対して、乾燥トナ
ーにより現像される全色カラー像はしばしば、カラー部
分が重なる領域で像の高さの堆積が高くなる)。さら
に、液体現像材による全色の像形成は、経済的に魅力的
であり、特に、前記トナー分子を含む余分の液体キャリ
アは経済的に回収され、着色料同士が相互汚染すること
はない。さらに、液体現像材による全色印刷も、実質的
に均等な仕上げに処理される。これに対して、粉末トナ
ーの場合、熱定着が必要であり、さらに、トナーの堆積
高さが変化したり、また、その他の要素により、均等な
仕上げにするのはむづかしい。
【0005】液体トナーを使用する時、トナーをかけた
後、光伝導表面から液体のキャリア媒体を除去する必要
がある。これは像転写の間、液体キャリアが受光部材か
ら紙へ、或いは中間媒体へ転写するのを妨げる。その液
体キャリアを除去すると、これはまた、その液体キャリ
アを現像システムにおいて再循環させ、再使用するため
にその回収を可能にする。これは印刷用品に関して更な
るコストの節約となり、さらに、余分の液体キャリア媒
体を廃棄することにより生じる環境問題や健康問題に貢
献する。さらに、液体キャリアを除去することにより、
像の機械的強度を強化するので、次の処理工程での像の
損傷を防ぐことができる。
【0006】余分のキャリア流体を除去する1つの方法
は、吸収部材を受光部材、又は中間像形成部材上で、そ
の像と回転接触状態におくことである。吸収部材に関連
する真空によって、液体が受光表面から吸引される。キ
ャリア流体を除去すると、固形分子含有量が増加し、そ
れによって、像形成部材から永久媒体へ像を転写する方
法の効率をより高めることができる。像内に固形物がと
どまるパーセンテージを高めるための最も有効な像の調
整は、明らかに、キャリア液体が除去される間、固形ト
ナー分子が像から離脱するのを防ぐことを必要とする。
この方法はトナー像を乱すことなしに完了させなければ
ならない。
【0007】吸収部材を使って余分の流体を除去する典
型的な方法は、接触する液体キャリア流体を吸収するた
めにロールの真下を通って像形成部材を通過させること
を必要とする。前記ロールに関連した真空の強度は、像
形成部材がロールを通って移動する速度によって決定さ
れる。もっと詳しく言えば、この方法の速度が速くなれ
ばなるほど、像にかけられる真空もそれだけ強くする必
要がある。かくして、十分な量の流体を除去することに
なる。十分な量の吸引を供給することのできる真空シス
テムは、しばしば非常に大きくなり、印刷機内部に非常
に、大きなスペースを占める。さらに、高容量の真空シ
ステムを購入し、操作するためにコストがかさんでく
る。かくして、高真空をかける必要なしに、像形成部材
の表面から、余分のキャリア流体を除去することのでき
るシステムを工夫することは効果的である。
【0008】以下の開示は、本発明の種々の局面に関連
するものである。即ち、
【0009】1994年7月26日付で発行されたシム
ス他の米国特許第5,332,642号は、液体現像材
で形成された像の固形内容物を増加させる装置を開示し
ており、この場合、吸収材が液体キャリアで満たされた
像と接触し、吸収された液体キャリアが吸収材から吸引
される。その吸収材は好ましくは、トナー分子の電荷と
同じ電荷でバイアスされる多孔性ローラ上の伝導性カバ
ーである。
【0010】1994年10月4日付で発行されたシム
ス他のUS−A 5,352,558は、液体現像材で
形成される像の固形内容物を増加させる装置を開示して
おり、それは分散剤を含む像から分散剤を吸収するため
に小孔を有する吸収材と、ベルトを支持する一対のロー
ラとを有する。それらローラのうち1つのローラに支持
されたベルトは、例えば受光ドラム又は中間シートのよ
うな像支持部材の分散剤を含む像支持部分と接触する。
【0011】1991年9月10日付で発行されたラン
ダ他のUS−A 5,047,808は、像支持面と、
その像支持面から基板へ液体トナー像を転写させる中間
転写部材とを含む像システムを開示する。このシステム
は、像支持面から中間転写部材へ第1圧で像を転写させ
るために中間転写部材と像支持面との間に第1転写結合
部を備え、それから、中間転写部材から基板へ第2圧で
その像を転写するため中間転写部材と基板との間に第2
転写結合部を備える。第1圧をかけると、中間転写部材
が第1変形度まで変形を生じ、第2圧をかけると、中間
転写部材が第2変形度まで変形を生じる。
【0012】ここに引用した文献は全て、その開示内容
を参考として示したものである。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】従って、従来の装置と
方法はそれらの意図する目的のために適するものである
が、液体現像材を使って現像した像を複写する方法と装
置が尚、必要である。
【0014】さらに、これらの種類の像を複写する一層
有効なシステムを可能とするために液体で現像した像の
表面から余分のキャリア流体を除去する方法と装置も必
要である。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明の1つの側面によ
れば、液体支持部材から余分の液体を除去する装置は、
前記液体支持部材に対して相対的移動関係に置かれた吸
収部材と、前記吸収部材は、適合する多孔性外面によっ
て包囲される内部コアを有し、その内部コアは真空がか
けられており、その真空は多孔性外面の毛管圧より低い
レベルを有することと、主に前記内部コアの真空によっ
てかけられる力により、前記液体支持部材と前記吸収部
材を適合した接触状態に移動させる少なくとも1個のガ
イドと、それによって、前記吸収部材に対して相対的に
移動するように接触領域を形成することと、液体が液体
支持部材から引き出され、吸収部材によって吸収される
ように、前記液体支持部材と吸収部材とを非摺動関係に
保持する固定装置と、前記液体支持部材によって支持さ
れた液体は液体キャリア媒体中に沈んだ固形トナー分子
により現像されたゼログラフ像を含むことからなる。
【0016】本発明のもうひとつの側面によれば、液体
支持部材から余分の液体を除去する方法は、その液体支
持部材を吸収部材と適合した接触状態となるように移動
させる工程と、前記吸収部材は適合する多孔性外面によ
って包囲される内部コアを有し、その内部コアは多孔性
外面の毛管圧より低いレベルの真空がかけられており、
前記液体支持部材と吸収部材は、接触領域を形成するた
め主に内部コアの真空によってかけられる力により適合
する接触状態にもたらされることと、前記液体支持部材
と吸収部材とを非摺動関係に保持する工程とからなりそ
れによって、液体は、液体支持部材から引き出され、吸
収部材によって吸収されるようになっており、前記液体
支持部材によって支持される液体は、液体キャリア媒体
中に沈められた固形トナー分子により現像されたゼロク
ラフ像を含む。
【0017】本発明のさらにもうひとつの側面によれ
ば、液体で現像されたエレクトロスタットグラフ像から
余分の液体を除去する装置は、前記現像されたエレクト
ロスタットグラフ像を支持し、それを処理方向への通路
に沿って移送する像支持部材と、適合する多孔性面を有
し、その多孔性面の毛管圧より低い真空レベルを有する
吸収部材と、前記エレクトロスタットグラフ像にかけら
れる真空吸収力以外の力を防ぎながら、前記像支持部材
と吸収部材とを或る長さだけ面接触状態に案内する手段
と、前記像から余分の液体を除去するのに十分な時間だ
け、前記像支持部材と吸収部材とを非摺動関係に保持す
る手段とからなり、それによって、前記エレクトロスタ
ットグラフ像を乱すことなく強化できる。
【0018】本発明は、液体で現像される像を高速複写
する現在の方法と装置にまさる重要な効果を有する。第
1に、本発明はより小型の真空ポンプを吸収ロールシス
テムに関連させることができる。このことは、特に必要
なハードウェアの購入時、大きくコストの節約を可能に
する。さらに、本発明はこれらの像が複写される速度を
非常に上昇させることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明は液体キャリアによって現
像された像の品質を改善する方法と装置に関する。特
に、本発明は吸収ロールが像形成部材の表面と接触する
角度を変化させることによって液体で現像した像の表面
から余分のキャリア流体を除去することに関する。
【0020】ここで図面を参照すれば、この図面は本発
明の実施例を説明するためのものであって、本発明を制
限するためのものではないのであって、図1は伝導面上
に付着(deposit)された光伝導面と共に液体像支持部材
12を有する複写機10を示す。液体像支持部材12
は、それが1個以上のステーションを通って移動する通
路に沿って移動する時、像を支持する。最初に、液体像
支持部材12は荷電ステーションAAを通過する。その
荷電ステーションAAで、コロナ発生装置14が前記像
支持部材の光伝導面を比較的高くて実質的に均等な電位
に荷電する。
【0021】液体像支持部材12の光伝導面が一旦、荷
電されると、その荷電部分は前進して露光ステーション
BBへ達する。この露光ステーションBBで、全体を符
号16で示す照明組立体が、前もって圧盤20上に置か
れた原稿文書18を照明する。この原稿文書18の照明
によって、その文書の情報部分に対応して像光線が生
じ、それが光学システムにより光伝導面の荷電部分に投
影される。その光像は、原稿文書の情報部分に対応する
光伝導面に静電潜像を記録するために選択された部分に
電荷を分散させる。
【0022】図1において、液体像支持部材12は、前
記静電潜像を現像ステーションCCへ運ぶ。ここで、矢
印24の方向へ回転するローラ22が液体現像材26を
ハウジング28のチェンバから現像ゾーン30へ前進さ
せる。ローラ22より下流に位置する計量ローラ(meter
ing roller)32が現像された像と接触して、矢印34
で示すように、ローラ22とは反対方向へ回転し、その
像の表面から余分のキャリア流体を除去する。計量ロー
ラ32は典型的なものでは、静電潜像の像部分の電圧と
非像部分の電圧との間でバイアスされ、その矢印ローラ
32は光伝導表面上で液体キャリアの厚みを減らし、非
像部分からトナーを除去することができる。
【0023】現像された液体像は、次に、像調整ローラ
56に到達する。この像調整ローラ56は、それと加圧
接触状態に置かれていて、ベルト12の反対側に位置す
る支持ローラ36によって支持される。ローラ56は、
現像された像を調整するためにそれと接触状態におか
れ、その液体内容物を減らすと共に、その像から固形ト
ナー分子の移動を禁じ、防止する。ローラ56はまた、
トナー分子を静電気でコンパクト化することによって像
を調整する。これは現像された像内に残留する固形分子
のパーセンテージを増加させ、それによって複写された
コピーの品質を改善する。
【0024】図1において、支持ローラ36は典型的に
は、ローラ56に対して加圧接触状態におかれ、吸収さ
れたキャリア液体をローラ56からしぼり出して容器へ
ためるために真空システム38と関連して使用されるこ
とが多い。高電圧バイス供給部からローラ56へ或る電
位がかけられ、トナー分子と同一極性を有する電場がそ
の像のトナー分子をはねのけるので、トナー分子がロー
ラ56へ侵入することを防ぐことができる。
【0025】動作中、ローラ56はベルト12上の“湿
潤”像に遭遇する方向40へ回転する。ローラ56の本
体は、ベルト12上の像を調整しながら、像の表面から
余分の液体を吸収する。ローラ56の中心空所214の
一端に位置する真空システム38(図3に最もよく示
す)は、ローラ56を通って浸透した液体を前記空所か
ら引き出し、それを容器へ流すか、或いは、キャリア液
を廃棄、又は再循環させるための他の位置へ流す。余分
の液が排出されたローラ56は、ベルト12上の像から
液体を連続的に吸収する方向40へ回転し続ける。
【0026】再び図1を参照すれば、現像された静電潜
像は、転写ステーションDDへ送られ、そこでコピー用
紙42が紙送り機構44によって紙の積層部46から送
られる。転写ステーションDDはコロナ発生装置48を
有し、これがコピー用紙42の裏側へイオンをスプレー
する。これは現像された像を液体像支持部材12の光伝
導面からコピー用紙42へ引きつける。
【0027】図1の装置のコンベアベルト50が次に、
転写された像を定着ステーションEEへ送る。定着ステ
ーションEEは、現像された像をコピー用紙42へ永久
的に定着する定着組立体を有する。図1のこの定着組立
体は、加熱定着ロール58と、それと共に弾力的にはさ
みこむ支持加圧ロール60とを有し、そこにコピー用紙
42が通過するニップを形成する。定着後、仕上げられ
たコピー用紙42は排出トレイ52へ排出され、それを
オペレータが取り出す。
【0028】もうひとつの例として、本発明は図2に示
すような印刷機に使用される(図2の中で、図1の要素
と同一要素は同一符号で示し、再度の説明は省略す
る)。本発明のこの実施例は移動する像支持ベルトを使
用し、そこから像は中間ベルト102へ移される。この
場合、移動する像支持ベルトと中間ベルト102は両方
とも、前述のように像の転写可能な部材である。現像さ
れた液体像は、転写ステーションDDを通過した後に、
定着ステーションEEへ送られるのではなくて、中間部
材、即ちベルト102へ静電気的に転写される。
【0029】吸収部材112として示される更なる調整
装置は、トナー分子が除去されないようにしながら、ベ
ルト102上の現像された像を静電気的に圧縮し、その
像の液体内容物を更に減少させることによって、当該像
をさらに調整するために使用される。
【0030】図示の装置は吸収部材112を1個だけし
か示されていないけれども、複数の吸収部材ステーショ
ンを、1本のベルトに関連して使用することもでき、ま
た、中間ベルト102へ複数の像を転写することに関し
て使用することもできる。そのような配置は、例えば、
カラー像を複写することのできる印刷機に使用すること
ができる。この技術に通常の技量をもつ者は、吸収部材
112が図2に示すようなローラでもいいし、また、そ
れが可撓性ベルトであったり、他の同等の装置で構成し
得ることを認識できると考える。
【0031】動作中、ローラ112はベルト102上の
像に対して押圧する方向114へ回転する。ローラ11
2の本体は、像の表面から液体を吸収する。吸収された
液体はローラ112を通って浸透し、内部の中空空所
(図示せず)へ流れ、そこで第2真空システム116が
ローラ112から液体を容器へ、或いは液体再循環装置
へ引き出す。ローラ56と同じ方法で、余分の液体を排
出したローラ112は、方向114の方向へ回転し続け
て、転写ベルト102上の像から液体を連続的に吸収し
続ける。
【0032】ベルト102は次に、像を前述のステーシ
ョンEEへ送り、そこで像はローラ104からの熱によ
り加熱され、同時に紙に定着される。定着後、仕上げら
れたコピー用紙42は排出トレイ52へ排出され、その
オペレータにより取り出される。
【0033】一旦、現像された像が転写されると、残り
の液体現像材はベルト12の光伝導面に接着された状態
となる。適切な合成樹脂で形成されるクリーニングロー
ラ54は、光導電面をきれいにこすりとるために、液体
像支持部材12の移動方向とは反対方向へ駆動される。
そのような光伝導性クリーニング手段がいくつかこの技
術にも存在し、それはどれも、本発明に使用するのに適
する。光伝導面に残る残留電荷はその光伝導面に光をみ
なぎらせることによって消滅される。
【0034】図3は、図1に示す印刷機械に使用される
この技術分野で現在有用な液体キャリア除去システムの
部分拡大図である。液体像支持部材12は液体像202
を移送し、それを吸収部材56と接触状態に移動させ
る。吸収部材56が液体像と接触する時、余分の液体キ
ャリアは、前記像が吸収部材56の外面と接触する部分
204の長さにわたってその表面から吸収される(液体
像の厚みは明確にするため誇張して示されている)。1
つの実施例において、吸収部材56は剛性多孔性中空コ
ア206を有し、その外面に、弾性多孔性外層208を
支持する。好ましくはその外層は、一層目の粗い多孔性
開放セルフォーム212の上に滑らかで肉薄の小孔外皮
210からなり、そのロール全体を外皮によって決定さ
れる浸透性をもった流体フィルターとして作用させる。
【0035】絶対に必要なものではないけれども、吸収
部材は導電性であって、トナー分子をその中心から像支
持部材へ向かってはねつけるようにバイアスされるもの
である。真空ポンプ(図示せず)はロール56の中心空
所214に接続され、多孔性外層208の毛管圧の圧力
より低い圧力がそこへかけられる。この状態は、吸収部
材へ空気が流入するのを防ぎ、外皮と接触するいかなる
液体キャリアも、その空気界面が外皮と一致するまで内
方へ引き込まれ、その時点で、表面張力の力が流体の動
きを停止させる。これらの圧力をここで説明した方法で
かけると、空気がロールへ侵入するのが妨げられ、吸収
部材56の外皮210と接触する像からの液体キャリア
流体が中心空所214へ引き込まれる。その真空を毛管
圧以下に保持すると、大量の取り入れ空気を真空手段に
付加させることがなくなる。
【0036】再度図3を参照すれば、吸収部材の外皮
は、液体キャリアで満たされたトナー層が吸収部材56
の表面の外皮と接触する接触部分204のサイズと同一
サイズの部分をもった流体フィルターとして機能する。
これは、毛管圧の条件が、液体キャリアで満たされた外
皮208の種々の位置にのみ流体を流し得るからであ
る。一般に、計量ロール32からの液体像は厚みがほん
の100ミクロンであって、接触部分204は、その進
行方向へ約200〜400ミクロンだけ伸長する。接触
部分204の形状寸法は像に外部から作用する力の大き
さに基づいて制限される。これらの外部から作用する力
は、典型的に液体像によって支持される力に比べて大き
い。そのような外部の力は典型的には、支持ロール及び
ベルトの引っ張りによってかけられる。
【0037】フィルターの場合のように、液体キャリア
が吸収部材へ引っ張られる外皮の単位面積当たりの流体
の体積流の最大容量が存在する。この最大容量をこえる
場合、液体キャリアは吸収部材の表面を通って、滑らか
に、しかも連続する方法で流れることができず、その代
わり、乱流を起こして流れなければならないので、流体
が吸収部材56の表面と接触する地点に、比較的大きな
流体プールが集中する。この大きいプールはフィルター
の有効面接を増大させ、総流量を必要により増大させる
けれども、そのような乱流は全く望ましいことではな
い。なぜなら、それはまだこわれ易い状態の、液体キャ
リアを多く含む像を乱す傾向があるからである。
【0038】液体キャリアを使って現像した像の表面か
ら余分の流体を有効かつ効果的に除去するような吸収部
材を設計する試みがなされる時、いくつかの問題が生じ
る。特に、ロールを通って流れる流体の流動容量は、少
なくとも一部、そこに存在する孔の寸法と、そのシステ
ムへかけられる真空レベルによって決まる。一方、吸収
部材の表面にトナー分子が目詰まりするのを防ぐには、
吸収ロールの外面に含まれる孔のサイズをその像にある
トナー分子の直径以下に保持する必要がある。しかしな
がら、この小さな孔を有する吸収部材を単に製造するだ
けではこの問題に対する適切な解決法とはならない。な
ぜなら、ロールの外面の孔を小さくすると、所与の時間
当たり、ロールへ流れ、そこを通って流れる流体の量を
減らすことになるからである。また、ロールへかけられ
る真空レベルを低下させると、低エネルギー、低コスト
の真空をそのシステムに供給することが可能となる。不
都合なことに、低真空をかけると、所定時間につきその
システムを通って流れる流体の量が減少する。このよう
に流体の移動率を低下させると、複写機の設計の品質を
低下させることになる。なぜなら、一般に、生産性を上
げるのに望ましいほどの高速で処理するには、液体キャ
リアの除去率を高める必要があるからである。かくし
て、従来の方法はより大きな接触部分に過度の液体を溜
めて、像を損傷する危険があり、或いは、孔の寸法や真
空レベルや処理速度の組合せがうまくいかなかった。こ
れらの問題は、液体キャリアを多く有するトナー層が吸
収部材56の表面に接触する接触部分204が非常に小
さいという直接的結果として生じざるを得なかった。
【0039】ここで図4を参照すれば、本発明を含むよ
うに変形した液体除去システムをここで説明する。一実
施例において、本発明の液体除去システムの吸収部材5
6は、内部コア206をそれに適合する多孔性外層20
8で包囲したものからなる。この好ましい実施例におい
て、内部コア206はそれを包囲する多孔性外面の毛管
圧より低い真空がかけられている。このシステムはま
た、接触部分508を形成するために主に、内部コア2
06内の真空によって作用する力により、液体像支持部
材12と吸収部材56とを適合する接触状態にする1個
以上のガイド502を有する。図示のように本発明は、
接触部分508が従来の接触部分204より実質的に大
きい面積と距離をカバーすることを可能にする。
【0040】吸収部材56は典型的には、液体像支持部
材12が像形成部材の動きに対して直交する方向へ、種
々のゼログラフステーションを通って潜像を移送する
時、液体像支持部材12が移動する通路の端部に位置づ
けられる。一実施例において、吸収部材56は、液体像
支持部材12がローラと接触する時に、その中心軸のま
わりで回転する。しかしながら、その吸収部材56はこ
こに示す以外の多くの形にすることも可能であって、そ
れは、液体像形成部材12と接触する時、回転を含まな
いような方法で移動したり、固定状におかれたりする。
いずれにしても、液体像支持部材12と吸収部材56と
が相対的に移動し、それらを一緒になるように移動させ
る時、接触部分508が生じる。
【0041】接触部分508の存在により、液体支持部
材12は吸収部材56と非摺動関係におかれる。最も重
要なことは、接触部分508が液体像形成部材12を吸
収部材56にきつく押圧させることを可能にすることで
あり、その時、吸収ロール56の真空圧による力以外の
力を液体像202に直接、かけることはない。液体像支
持部材12が吸収ロール56と接触している時間だけ、
その像に吸収ロールの力のみをかけると、像を乱すこと
なく、その像の表面から余分の流体を除去することがで
きる。本発明のこの実施例において、液体像支持部材1
2は可撓性ベルトの形をしており、吸収部材56は剛性
の吸収材表面で形成される。しかしながら、液体支持部
材12、又は吸収部材56、又はその両部材を可撓性に
することもできる。さらに、そのように両部材を可撓性
にしたとき、本発明はそれらを同一の可撓性材料で形成
する必要はない。
【0042】液体像支持部材12は、好ましくはゆるみ
部分506を通る通路に沿って吸収部材56に接近す
る。そのゆるみ部分は、像支持部材にゆるみを与えるこ
とのできる装置によって保持される。そのようなゆるみ
を与える手段は、その目的で容易に調達可能な光学セン
サー、電子センサー、或いは機械的センサーを有し、ま
た、支持ピン及び/またはローラのような機械的手段を
有し、さらに、可撓性部材の引っ張り量を変化させるこ
とのできるこの技術分野でよく知られた同様の装置を備
えることができる。このゆるみを与える手段は典型的に
は、可撓性液体像支持部分12及び/または吸収部材5
6にゆるみ部分を与えるために接触部分508のすぐ近
くに位置づけられ、かくして、接触部分508を保持す
る。
【0043】さらに図4を参照すれば、本発明のもうひ
とつの実施例において、ゆるみを与える手段は処理方向
へ測定してゆるみ部分の長さを感知する位置センサー
と、接触部分が形成される時、液体支持部材と吸収部材
との間の速度差を変化させる駆動装置とを有する。この
目的のために使用されるセンサーは、この技術分野で有
用な光学センサー、電子センサー、或いは機械的センサ
ーであって、これは本発明に使用することのできるもの
である。このゆるみを与える手段はまた、ゆるみ部分の
適切なサイズを連続的に保持するために位置センサーを
調整自在な駆動装置に接続させるフィードバックシステ
ムを有する。この技術に通常の技量をもつ者は、閉鎖ル
ープ型フィードバックシステムを含む多くのフィードバ
ック方法がこの目的のために使用されるが、その方法
は、その閉鎖ループ型フィードバックシステムに制限さ
れるものではない。
【0044】本発明は、接触力を現像された液体像20
2の周囲の外側の位置にある液体像支持部材12をかけ
させ、これらの力が像の周囲の内部へかけられないよう
にする。可撓性部材の片方又は両方に適切な量のゆるみ
が与えられると、像支持部材は吸収部材をきつく押圧す
るのではなくて、それにもたれかかる状態におかれ、そ
れによって、従来のシステムでは、液体像支持部材12
上の像と吸収部材56との間で大きな外力が作用した
が、これをなくすことができる。本発明では、像が吸収
ロール56と接触する時、その像の表面にかかる唯一の
力は、そのロールの真空圧による力のみである。
【0045】液体像支持部材12と吸収部材56の表面
は、その接合運動の開始時、液体キャリアの表面張力
と、吸収部材の中心空所214にかかる真空レベルの一
部分とによって一緒に保持される。液体キャリアの除去
により、その像の量が減少するので、像支持部材は、吸
収面へ向かって移動する。本発明は有効なフィルター長
さを、図3の小さな接触部分204から図4の接触部分
508で示す吸収部材56の周囲の実質的部分まで増長
させる。かくして、本発明は、吸収部材56の表面と液
体像支持部材12との間の接触部分を実質的に増大させ
ることによって、従来の方法による制限を克服する。本
発明の一実施例において、接触部分は100以上の係数
で増大することが示された。
【0046】ここで図5を参照すれば、液体像支持部材
12と吸収部材56の表面とを一緒に保持する力は、像
の圧縮とその歪みの発生を防ぐために低く保持されなけ
ればならない。本発明における小さな力と、それらの力
が像の面ではなくて直交方向にかけられるという事実に
より、像形成部材と吸収部材の表面との間に、摺動、又
は相対的な剪断の危険が生じる。この理由のために、本
発明は液体支持部材と吸収部材を非摺動関係に保持する
固定装置を有し、これによって、吸収部材56により吸
収が行われるように液体支持部材12の表面から液体が
迅速に移動するのを更に助ける。前記固定装置は少なく
とも接触部分508の所に位置づけられるが、そこから
伸長させてもさせなくてもよい。そのことについて、接
触部分508全体を固定するのが効果的であるけれど
も、その接触部分508全体より少ない部分にわたって
液体像支持部材12を吸収部材56に固定して本発明を
作動させることもできる。この固定装置は、液体像支持
部材12が吸収部材56へ接近又は離反移動する時、接
触部分508と共にそれに沿って移送される。
【0047】引き続き図5を参照すれば、本発明の一実
施例は真空保持ゾーン602を有し、このゾーン602
は、処理方向へ伸長する液体像支持部材12の辺縁に沿
って位置する実質的に像のない部分、即ちストリップを
有する。この真空保持ゾーン602は好ましくは、トナ
ー及び/又は液体キャリアをほとんど含まないか全く含
まない現像されない連続部分である。操作中、ゾーン6
02は吸収部材56の表面と接触するように迅速に引っ
張られ、そこに作用する真空レベルの全ての力によって
締めつけられ、その真空保持ゾーンに吸収ロール56の
動きに対応した動きを行わせる。この技術に熟達した者
にとって、液体像支持部材12の内縁と外縁が操作中に
吸収部材56に取付られる限り、その他の多くの真空辺
縁締め付け手段を使用できることは明らかである。本発
明のもうひとつの実施例において、真空保持ゾーン60
2は、現像サブシステムの幅をこえて内方及び外方へ像
形成部材を伸長させることによって形成される。さらに
もうひとつの実施例において、真空保持ゾーン602
は、吸収部材の内縁と外縁のすぐ内側に別個の真空通口
を配置することによって形成することができる。
【0048】像面に余分な圧力がかかると、それが像を
傷つけたり、崩壊させたりさえするので、そのような圧
力は望ましいことではないが、それは真空保持ゾーン6
02の部分に対しては当てはまらない。かくして、所望
であれば、液体支持部材12及び吸収部材56を押圧し
て接触させるために、それに適した装置であればどんな
ものでも使用できる。例えば、ばね、可撓性フィンガ
ー、固定真空ショー或いは他の適切な手段504のよう
な装置を使って、像形成部材と吸収部材を図4に示すよ
うな最初の接触状態に整列させ、押圧させることもでき
る。
【0049】本発明を実施する方法の1つの例は、図6
に示すもののような印刷システムを含む。前述したよう
に、本発明は、ベルト型像形成部材と剛性円筒形吸収ロ
ールに関連してこれまで説明してきたが、この技術に熟
達した者にとって、本発明によって生じる改良型の吸収
作用が、円筒形像支持部材及び可撓性吸収部材の場合
に、かつまたその他の考えられる組合せにそのまま適用
できることは十分に判ることである。前述のように、本
発明は、これらの部材の片方又は両方が可撓性材料で形
成されることを要求するだけである。
【0050】図6では、図1のプリンターを、本発明を
含むように図示の如く変形した。図示のように、吸収部
材56とそれに関連する真空38は矢印×の方向へ液体
像支持部材12によって限定されるループの内側へ向か
って押圧される。このようにして、位置づけロール56
と真空38は、液体像支持部材12をそのロールの周囲
のまわりで移動させる。この好ましい実施例において、
液体像支持部材12は、吸収部材56と接触状態にあっ
て、ベルトがその通路を通って移送される時、その形状
に一致する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 液体像現像システムを使った電子写真複写機
の概略正面図である。
【図2】 液体像現像システムに関連して中間移送ベル
トを使用した電子写真複写機の概略正面図である。
【図3】 液体で現像される像を支持する基板と接触し
た吸収ロールの拡大図である。
【図4】 本発明の液体移動システムの詳細図である。
【図5】 本発明に含まれる固定装置の1つの実施例で
ある“真空保持ゾーン”を示す像形成部材の詳細図を示
す。
【図6】 本発明を含む図1の電子写真複写機の概略図
である。
【符号の説明】
10 複写機、12 液体像支持部材、14 コロナ発
生装置、16 照明組立体、18 原稿文書、22 ロ
ーラ、26 液体現像材、28 ハウジング、30 現
像ゾーン、32 計量ローラ、36 支持ローラ、38
真空システム、48 コロナ発生装置、56 吸収ロ
ーラ、58 定着ローラ、102 中間ベール、112
吸収ローラ、202 液体像、204 接触部分、2
06 中空コア、208 多孔性外層、210 外皮、
508 接触部分、602 真空保持ゾーン

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液体支持部材から余分の液体を除去す
    る、次のものを含む装置: a)液体支持部材に対して相対移動するように位置づけ
    られた吸収部材;前記吸収部材は、内部コアのまわりに
    適合する多孔性外面を有し、前記内部コアは真空状態に
    おかれ、前記真空は前記多孔性外面の毛管圧より低いレ
    ベルである; b)液体支持部材と前記吸収部材とを主に前記内部コア
    の真空によりかけられる力によって互いに適合接触状態
    にし、それによって、前記吸収部材と相対的移動を行う
    ように接触部分を形成する少なくとも1個のガイド; c)液体支持部材から液体を引き込み、前記吸収部材に
    よってそれを吸収させるため前記液体支持部材と前記吸
    収部材を非摺動関係に保持する固定装置。
  2. 【請求項2】 次の工程を含む、液体支持部材から余分
    の液体を除去する方法: a)液体支持部材を吸収部材と適合接触するようにもた
    らす工程;前記吸収部材は内部コアをそれに適合する多
    孔性外面で包囲したもので構成し、前記内部コアは前記
    多孔性外面の毛管圧より低レベルの真空がかけられてお
    り、前記液体支持部材と前記吸収部材は接触部分を形成
    するため主に前記内部コアの真空によりかけられる力に
    よって適合した接触状態にもたらされる; b)前記液体支持部材と前記吸収部材とを非摺動関係に
    保持し、それによって、液体支持部材から液体を引き込
    み、前記吸収部材によってそれを吸収させる。
  3. 【請求項3】 液体で現像されエレクトロスタットグラ
    フ像から余分の液体を除去する、次のものを含む装置: a)液体で現像されたエレクトロスタットグラフ像を支
    持し、それを処理方向へ通路に沿って移送する像支持部
    材; b)適合する多孔面を有し、前記多孔面の毛管圧より低
    い真空レベルを有する吸収部材; c)前記真空吸収力以外の力がエレクトロスタットグラ
    フ像にかかるのを防ぎながら、前記像支持部材と前記吸
    収部材とを面接触状態で或る長さを通って案内する手
    段; d)前記像から余分の液体を除去するのに十分な時間だ
    け、前記像支持部材と前記吸収部材を非摺動関係に保持
    し、それによって、前記エレクトロスタットグラフ像を
    乱すことなく強化する手段。
JP10268451A 1997-09-29 1998-09-22 液体で現像された像の表面から流体を除去する方法と装置 Withdrawn JPH11161034A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US08/939,535 US5987284A (en) 1997-09-29 1997-09-29 Method and apparatus for removing fluid from the surface of a liquid developed image
US939535 1997-09-29

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11161034A true JPH11161034A (ja) 1999-06-18

Family

ID=25473341

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10268451A Withdrawn JPH11161034A (ja) 1997-09-29 1998-09-22 液体で現像された像の表面から流体を除去する方法と装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US5987284A (ja)
EP (1) EP0905578A3 (ja)
JP (1) JPH11161034A (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6141026A (en) * 1997-10-31 2000-10-31 Xerox Corporation Liquid ink development control
US6253051B1 (en) * 1999-01-18 2001-06-26 Nec Corporation Wet-type image forming apparatus and method
JP2003266538A (ja) * 2002-03-19 2003-09-24 Japan Servo Co Ltd ラミネータ装置
EP1676175B1 (en) * 2003-10-23 2009-03-25 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Combination of contact heating device for heating toner image on an intermediate transfer member and internal heating device in said member
US6998218B2 (en) * 2004-03-29 2006-02-14 Markhart Gary T Apparatus and method for thermally developing flexographic printing sleeves
US7237482B2 (en) * 2004-03-29 2007-07-03 Ryan Vest Flexo processor
US7041432B2 (en) * 2004-03-29 2006-05-09 Markhart Gary T Apparatus and method for thermally developing flexographic printing elements
US20110281219A9 (en) * 2005-10-13 2011-11-17 Vest Ryan W Apparatus and Method for Thermally Developing Flexographic Printing Elements

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5047808A (en) * 1989-02-06 1991-09-10 Spectrum Sciences B.V. Image transfer apparatus including a compliant transfer member
US5352558A (en) * 1991-10-18 1994-10-04 Xerox Corporation Toner dispersant absorption belt system
US5332642A (en) * 1991-10-18 1994-07-26 Xerox Corporation Vacuum assisted dispersant reduction system
US5493369A (en) * 1994-08-29 1996-02-20 Xerox Corporation Apparatus and method for improved liquid developer image conditioning
JP2970514B2 (ja) * 1995-04-28 1999-11-02 富士ゼロックス株式会社 余剰現像液除去装置

Also Published As

Publication number Publication date
EP0905578A2 (en) 1999-03-31
US5987284A (en) 1999-11-16
EP0905578A3 (en) 2001-06-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3781107A (en) Cleaning apparatus
JP3630957B2 (ja) 現像装置
EP0181724A1 (en) Fusing powder images
US4258115A (en) Wet developing method using elastic roller for electrostatic image and a device therefor
US4582416A (en) Low mass heat and pressure fuser
US5200786A (en) Donor brush ram system
JP2544442B2 (ja) 静電写真印刷機
US5713068A (en) Apparatus and method for removing developer liquid from an imaging substrate
JPH11161034A (ja) 液体で現像された像の表面から流体を除去する方法と装置
US5974293A (en) Donor brush with oil barrier layer
US6006059A (en) Function-separated vacuum-assisted blotter for liquid development image conditioning
CN106527080A (zh) 显影装置、处理盒和成像设备
US5001030A (en) Method and means for transferring electrostatically charged image powder
US5717987A (en) Deflection loaded metering blade
US4515463A (en) Inclined toner flow control system for developing an electrostatic latent image upon an electrophotographic film
JP2002023541A (ja) 離型剤塗布ローラ
JPH11249444A (ja) 画像形成装置
JP4843323B2 (ja) 現像ローラのシール構造
JP2004085648A (ja) 現像装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置
JP3438149B2 (ja) 画像形成機の転写装置
JP3735140B2 (ja) 画像形成装置
KR100247992B1 (ko) 프린팅장치
KR0122130Y1 (ko) 전자사진 프로세서의 배지 롤러 장치
JPH04140775A (ja) 静電記録装置
JP3029127B2 (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050921

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050921

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20070514

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070517