JPH11160058A - 膜厚測定装置 - Google Patents

膜厚測定装置

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JPH11160058A
JPH11160058A JP32861797A JP32861797A JPH11160058A JP H11160058 A JPH11160058 A JP H11160058A JP 32861797 A JP32861797 A JP 32861797A JP 32861797 A JP32861797 A JP 32861797A JP H11160058 A JPH11160058 A JP H11160058A
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measuring
stage
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Satoshi Sakurai
聡 桜井
Hiroyuki Yasui
弘行 保井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の半導体ウエハの膜厚測定をより効率良
く行う。 【解決手段】 ウエハカセットを載置する載置ステージ
1と、ウエハカセットに対してウエハを出し入れするイ
ンデクサ部2と、半導体ウエハの膜厚を測定する測定部
3とを備えて膜厚測定装置を構成した。測定部3には、
被測定ウエハの保持部分となる測定ステージ4と、この
測定ステージ4の上部に配置される膜厚測定のための測
定ヘッド5とを設け、測定ステージ4には、ウエハを移
動可能に保持する六軸テーブル41と、プリアライメン
ト用センサ47と、ウエハを待機させるための補助ステ
ージ48とを設けた。補助ステージ48としては、測定
前のウエハを待機させる供給側ステージ481と、測定
後のウエハを待機させる排出側ステージ482とを設け
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体集積回路作
成用のフォトマスク基板、半導体ウエハや液晶表示装置
用のガラス基板などの基板上に形成された透明薄膜の膜
厚を測定する膜厚測定装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体ウエハ等の基板上に形成された透
明薄膜の膜厚を測定する膜厚測定装置として、本願出願
人は、特開平8−320389号公報に開示されるよう
な装置を提案し出願している。
【0003】この装置は、半導体ウエハに形成された薄
膜の膜厚を測定する装置で、ウエハカセットを載置する
載置部と、搬送手段であるローダと、半導体ウエハの偏
心を検出するプリアライメント部と、膜厚測定のための
光学系を内蔵した測定ヘッドと、該測定ヘッドによる被
測定ウエハを保持する測定ステージとを備えている。
【0004】この装置によれば、ローダによってウエハ
カセットから取出された半導体ウエハは、まず、ローダ
によりプリアライメント部に移載されて偏心検出(プリ
アライメント)が行われた後、再度ローダにより取上げ
られて測定ステージに移載される。そして、測定ヘッド
直下の測定位置に配置され、この状態で膜厚測定が行わ
れる。そして、膜厚測定が終了すると、上記ローダによ
り測定ステージから取上げられてウエハカセットに収納
されるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の装置では、
一枚の半導体ウエハの一連の測定動作が完全に終了した
後、つまり、ウエハカセットから半導体ウエハを取出し
て膜厚測定を行い、この半導体ウエハを再びウエハカセ
ットに収納した後に、次の半導体ウエハをウエハカセッ
トから取出すように構成されている。そのため、複数枚
の半導体ウエハの膜厚測定を行う場合には、必ずしも効
率が良いとはいえず、この点に改善の余地がある。
【0006】本発明は、上記問題を解決するためになさ
れたものであり、複数の半導体ウエハの膜厚測定をより
効率良く行うことができる膜厚測定装置を提供すること
を目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の膜厚測定装置は、基板の表面に形成された
薄膜の膜厚を測定する測定ヘッドと、基板を一時的に待
機させる待機手段と、この待機手段と前記測定ヘッドに
よる所定の測定位置との間で基板を搬送するとともに、
前記測定位置に基板を位置決めする搬送位置決め手段と
を備えているものである(請求項1)。このような装置
によれば、膜厚測定の最中に、測定前の基板の搬入、あ
るいは測定後の基板の搬出を行うことができる。
【0008】つまり、前記測定ヘッドによる測定が行わ
れていない測定前の基板を待機させる供給側待機部を前
記待機手段に設けるようにすれば(請求項2)、待機手
段の供給側待機部に一枚目の基板を搬入し、この基板を
搬送位置決め手段によって測定ヘッドによる測定位置に
搬送、位置決めして該基板の膜厚測定を行うとともに、
この基板の膜厚測定中に、二枚目の基板を供給側待機部
に搬入しておき、一枚目の基板の測定終了後、搬送位置
決め手段から一枚目の基板を搬出するとともに、待機中
の二枚目の基板を搬送位置決め手段により上記測定位置
に搬送、位置決めするという動作を行わせることができ
る。
【0009】また、前記測定ヘッドによる測定が行われ
た測定後の基板を待機させる排出側待機部を前記待機手
段に設けるようにすれば(請求項3)、測定前の基板を
搬送位置決め手段に搬入し、この基板を上記測定位置に
位置決めして該基板の膜厚測定を行った後、この基板を
測定位置から待機手段の排出側待機部に搬送、待機さ
せ、二枚目の基板を搬送位置決め手段に搬入した後、二
枚目の基板の測定中に、待機中の一枚目の基板を搬出さ
せるという動作を行わせることができる。
【0010】そのため、複数枚の基板の膜厚測定を行う
場合には、上記のように、膜厚測定と、未測定基板の装
置への搬入および測定済み基板の装置からの搬出を並行
して行うことができる分、基板の膜厚測定を効率良く行
うことが可能となる。
【0011】なお、上記のような構成において、さら
に、基板を収納可能に構成されたカセットを載置するカ
セット載置手段と、前記カセット載置手段に載置された
カセットと前記待機手段との間で基板を移載する移載手
段とを設けるようにすれば(請求項4)、カセットに対
する基板の取出しから測定終了後の基板の収納までの作
業を自動的に行うことができ、より効率良く複数枚の基
板の膜厚測定を行うことが可能となる。
【0012】また、前記供給側待機部において基板を位
置決めする位置決め手段を設けたり(請求項5)、ある
いは前記排出側待機部において基板を位置決めする位置
決め手段を設けるようにすれば(請求項6)、各待機部
の一定の位置に基板を保持することができ、各待機部と
搬送位置決め手段との間での基板の受渡しを良好に行う
ことが可能となる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図面
を用いて説明する。図1は本発明に係る膜厚測定装置を
示す斜視図である。この図に示す膜厚測定装置は、半導
体ウエハに形成された薄膜の膜厚を測定する装置であ
り、ウエハカセットを載置する載置ステージ1(カセッ
ト載置手段)と、ウエハカセットに対して半導体ウエハ
(以下、ウエハと略す)を出し入れするインデクサ部2
と、半導体ウエハの膜厚を測定する測定部3とを備えて
いる。この実施の形態にかかる膜厚測定装置では、上記
インデクサ部2を中心として、その周囲に上記載置ステ
ージ1及び測定部3が配置されたレイアウト構成となっ
ている。
【0014】上記載置ステージ1は、図示の例では二つ
設けられており、各ステージ1には、複数枚のウエハを
多段に収納したウエハカセット11,12が、それぞれ
収納口をインデクサ部2に臨ませた状態で載置されてい
る。なお、本実施形態の装置では、直径200mm及び3
00mmの2種類のウエハが測定対象となる。
【0015】上記インデクサ部2には、ウエハの搬送手
段であるインデクサロボット21(移載手段)と、該イ
ンデクサロボット21により上記ウエハカセット11,
12から取り出されたウエハの中心位置修正(センタリ
ング)を行う中心調整装置22とが設けられている。
【0016】インデクサロボット21は、上下動可能な
水平多関節型のロボットからなり、そのアーム先端には
ウエハを保持するための薄板状のハンド211が装着さ
れている。ハンド211の表面には、吸引孔212が開
口しており、該吸引孔212を介して負圧が供給される
ことにより、ハンド211によってウエハを吸着、保持
するようになっている。
【0017】中心調整装置22は、上記ハンド211に
対するウエハ位置を修正するもので、接離可能な一対の
チャック221を備えており、上記ウエハカセット1
1,12から取り出されたウエハを、上記チャック22
1により径方向に挾持することによりウエハ位置を機械
的に修正するように構成されている。
【0018】測定部3は、被測定ウエハの保持部分とな
る測定ステージ4と、この測定ステージ4の上部に配置
される膜厚測定のための測定ヘッド5とを有している。
【0019】測定ステージ4には、ウエハを移動可能に
保持する六軸テーブル41(搬送位置決め手段)と、プ
リアライメント用センサ47と、ウエハを待機させるた
めの補助ステージ48(待機手段)とが設けられてい
る。
【0020】六軸テーブル41は、ウエハを吸着保持す
るための円盤状の保持プレート411と、これを六軸方
向、すなわち、X軸、Y軸、Z軸及びこれら各軸回り
(θY方向、θX方向,θ方向)に変位可能に支持する
支持機構412から構成されており、保持プレート41
1を上記各方向に移動させながら補助ステージ48との
間でウエハの受渡しを行うとともに、上記測定ヘッド5
及びプリアライメント用センサ47の所定の測定位置に
ウエハを配置するように構成されている。
【0021】プリアライメント用センサ47は、光の照
射部471と受光部472とを所定の検査空間を挟んで
上下に配置したもので、上記検査空間にウエハ端縁部を
介在させた状態でウエハを回転させることにより、プリ
アライメント、すなわち上記保持プレート411の中心
に対するウエハ中心の偏心を検出するようになってい
る。
【0022】補助ステージ48は、インデクサ部2と六
軸テーブル41との間に配設されており、図示の例で
は、測定前のウエハを載置した状態で待機させる供給側
ステージ481(供給側待機部)と、同様にして測定後
のウエハを待機させる排出側ステージ482(排出側待
機部)とが並べて設けられている。
【0023】各ステージ481,482は、ウエハを水
平に支持する支持プレート483と、この支持プレート
483を昇降させるための昇降機構とを備えた同一の構
成となっている。
【0024】支持プレート483は、図2及び図3に示
すように、上記六軸テーブル41に向かって開口する切
欠部485を有したU字型とされており、この切欠部4
85の両側(図2では上下両側)に形成された肉厚部4
86でウエハを支持するようになっている。両肉厚部4
86の表面には、直径200mmのウエハWaを支持する
支持部487と、直径300mmのウエハWbを支持する
支持部488が階段状に形成されており、これら支持部
487,488において各ウエハWa,Wbがそれぞれ
支持されるようになっている。なお、各支持部487,
488の側壁部分は、図2に示すように各ウエハWa,
Wbの輪郭に一致した形状とされ、これにより各ウエハ
Wa,Wbが位置決めされた状態で支持されるようにな
っている。つまり、これによりウエハを供給側及び排出
側の各待機部に位置決めする本願の位置決め手段が構成
されている。
【0025】支持プレート483の一方側の肉厚部48
6には接続プレート489が取付けられ、この接続プレ
ート489を介して支持プレート483が上記昇降機構
に連結されている。
【0026】昇降機構は、図4乃至図6に示すように、
上記測定ステージ4の基台上に立設される鉛直方向のガ
イド492と、このガイド492にスライド自在に装着
され、2本のシャフト490を介して上記接続プレート
489に接続される可動部材493と、モータ494に
より回転駆動され、可動部材493に取付けられたカム
フォロア496を介して可動部材493に係合する偏心
カム495とから構成されている。つまり、上記モータ
494が作動すると、偏心カム495の回転に応じて可
動部材493がガイド492に沿って昇降させられ、こ
れによりシャフト490及び接続プレート489を介し
て支持プレート483を昇降させるように構成されてい
る。
【0027】また、モータ494の出力軸には半月板4
97が装着されており、モータ494の出力軸を挟んで
その両側に配置された一対のセンサ498,499によ
り上記半月板497を検知することにより、上記支持プ
レート383が上昇端位置(図6の二点鎖線に示す位
置)に達した状態、あるいは下降端位置(図6の実線に
示す位置)に達した状態が検知されるようになってい
る。
【0028】なお、図1において、符号31は、作業者
が膜厚測定装置に対して種々のデータや指令などを入力
するために装置の前部に設けられた操作部で、この操作
部31の上方には、作業者に対して種々のメッセージや
情報等を表示するモニター(図示せず)が設けられてい
る。
【0029】次に、上記の膜厚測定装置による膜厚測定
動作について、ウエハの流れを示す図7のタイミングチ
ャートに基づいて説明する。
【0030】同図の実線に示すように、上記インデクサ
ロボット21によりウエハカセット11又は12から取
り出されたウエハ(一枚目のウエハ)は、まず、中心調
整装置22によりセンタリングが行われて供給側ステー
ジ481に載置され、該供給側ステージ481から六軸
テーブル41の保持プレート411に受渡される。
【0031】この際、インデクサロボット21から供給
側ステージ481へのウエハの受渡し、供給側ステージ
481から六軸テーブル41へのウエハの受渡しはそれ
ぞれ次のようにして行われる。
【0032】まず、インデクサロボット21から供給側
ステージ481へのウエハの受渡しは、上記供給側ステ
ージ481の支持プレート483が上昇端位置に保持さ
れ、ウエハを保持したハンド211が支持プレート48
3の上方に配置される。そして、ハンド211の下降に
伴いウエハが支持プレート483上に載置される。この
際、ハンド211は、図3に示すように、支持プレート
483の各肉厚部386間に形成されたすき間Sに介装
されるようになっており、ウエハ(図示の例ではウエハ
Wb)が各肉厚部486に支持された後、さらにこのす
き間S内でハンド211が下降させられてからハンド2
11が引抜かれることにより、ハンド211から支持プ
レート483へとウエハが受渡される。
【0033】一方、供給側ステージ481から六軸テー
ブル41へのウエハの受渡しは、まず、上昇端位置に保
持されている支持プレート483の切欠部485の下方
に上記六軸テーブル41の保持プレート411が配置さ
れる。そして、支持プレート483が下降端位置まで変
位させられることにより、図6に示すように、支持プレ
ート483上のウエハが六軸テーブル41の保持プレー
ト411上に受渡される。この際、保持プレート411
は、支持プレート483の切欠部485を介して支持プ
レート483の上方に突出してウエハを受取ることとな
る。
【0034】こうして、六軸テーブル41へのウエハの
受渡しが完了すると、六軸テーブル41がプリアライメ
ント用センサ47の位置に移動し、プリアライメント用
センサ47によるウエハの検出(プリアライメント)が
行われた後、ウエハが測定ヘッド5直下の所定の測定位
置に配置されて膜厚測定が行われる。
【0035】このように一枚目のウエハのプリアライメ
ント及び膜厚測定が行われている間、図7の一点鎖線に
示すように、上記インデクサロボット21によってウエ
ハカセット11又は12から次のウエハ(二枚目のウエ
ハ)が取出され、中心調整装置22によるセンタリング
が行われて供給側ステージ481に載置される。
【0036】一枚目のウエハの膜厚測定が終了すると、
該ウエハが六軸テーブル41から排出側ステージ482
に受渡され、その後、インデクサロボット21により排
出側ステージ482から取上げられてウエハカセット1
1又は12に収納される。この際、六軸テーブル41か
ら排出側ステージ482へのウエハの受渡しや排出側ス
テージ482からインデクサロボット21へのウエハの
受渡しは、上記のインデクサロボット21から供給側ス
テージ481へのウエハの受渡し、供給側ステージ48
1から六軸テーブル41へのウエハの受渡しと逆の動作
に基づいて行われることとなる。こうして、一枚目のウ
エハの膜厚測定の全工程が終了する。
【0037】なお、上記のように一枚目のウエハが排出
側ステージ482に移載されると、保持プレート411
が供給側ステージ481側へと移動され、待機中のウエ
ハが供給側ステージ481から六軸テーブル41に受渡
される。そして、一枚目のウエハと同様にして、二枚目
のウエハのプリアライメント及び膜厚測定が順次行われ
るとともに、その最中に、図中、破線で示すようにイン
デクサロボット21により次のウエハ(3枚目のウエ
ハ)がウエハカセット11又は12から取り出される。
【0038】こうして以後同様に、ウエハのプリアライ
メント及び膜厚測定と、ウエハカセット11又は12に
対するウエハの出し入れが並行して行われつつ、各ウエ
ハカセット11,12に収納されたウエハの膜厚測定が
行われることとなる。
【0039】以上説明したように上記の膜厚測定装置で
は、インデクサ部2と六軸テーブル41との間に測定前
のウエハや測定後のウエハを一旦待機させるための供給
側及び排出側の各ステージ482を設け、上述のよう
に、ウエハのプリアライメント及び膜厚測定と、ウエハ
カセット11又は12に対するウエハの出し入れとを並
行して行うことができるようにしたので、カセットから
の取出し、測定、カセットへの収納といった一連の測定
動作を完全に終えた後に次のウエハの測定動作、つまり
カセットからのウエハの取出しを行う従来のこの種の装
置に比べると、上述のように2枚のウエハの測定動作の
一部を並行して行うことができる分、効率良くウエハの
膜厚測定を行うことができる。
【0040】なお、上記実施の形態では、インデクサ部
2を設けてウエハカセット11,12に対するウエハの
出し入れをインデクサロボット21によって行うように
しているが、例えば、インデクサ部2を省略した構成と
し、ウエハカセット11,12から供給側ステージ48
1への基板の取出しおよび排出側ステージ482からウ
エハカセット11,12への基板の収納を作業者の手作
業で行うようにしてもよい。この場合には、排出側ステ
ージ482からのウエハの取出しを装置前部(つまり、
操作部31の配置側)から容易に行えるように、六軸テ
ーブル41を挟んで供給側ステージ481と対向する位
置に排出側ステージ482を設けるようにしてもよい。
【0041】また、上記実施の形態では、補助ステージ
として供給側および排出側の2つのステージ481,4
82を設けているが、いずれか一方のステージのみを設
けるようにしてもよい。この際、例えば、供給側ステー
ジ481のみを設ける場合には、測定後のウエハを直接
六軸テーブル41から取り上げてウエハカセット11,
12に収納するようにすればよく、逆に排出側ステージ
482のみを設ける場合には、ウエハカセット11,1
2から直接六軸テーブル41へウエハをセットするよう
にすればよい。さらに、供給、排出を兼用するようにし
てもよい。
【0042】さらに、支持プレート483を昇降させる
ための機構も上記実施の形態のような機構以外に、例え
ば、エアシリンダにより支持プレート483を昇降させ
るような機構を採用するようにしても構わない。但し、
上記実施の形態のような機構は、エアシリンダを用いて
支持プレート483を昇降させる機構に比べると上下方
向の構成がコンパクトになるので、構造的に上下方向の
スペースを抑える必要がある場合には有利である。
【0043】また、上記実施の形態では、支持プレート
483上でのウエハの位置決め手段として、側壁部分を
ウエハの輪郭形状とした支持部487,488を両肉厚
部486の表面に階段状に刻設するようにしているが、
これ以外に、例えば、支持プレート483上にピンを立
設してウエハの位置決めを行うようにしてもよい。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の膜厚測定
装置は、基板に形成された膜厚を測定する測定ヘッド
と、基板を待機させる待機手段と、この待機手段と測定
ヘッドによる所定の測定位置との間で基板を搬送すると
ともに、前記測定位置に基板を位置決めする搬送位置決
め手段とを備え、これにより基板の膜厚測定中に、次に
測定すべき基板を装置に搬入し、あるいは測定後の基板
を装置から搬出することができるようにしたので、基板
の搬入、測定、搬出といった一連の測定動作を完全に終
えた後でなければ次に測定すべき基板の測定動作に移る
ことができない従来のこの種の装置と比較すると、複数
枚の基板の膜厚測定を効率良く行うことができる。
【0045】特に、この装置において、カセットを載置
するカセット載置手段と、前記カセット載置手段に載置
されたカセットと待機手段との間で基板を移載する移載
手段とをさらに設けるようにすれば、カセットに対する
基板の取出しから測定終了後の基板の収納までの作業を
自動的に行うことができ、より効率良く複数枚の基板の
膜厚測定を行うことができる。
【0046】また、供給側待機部において基板を位置決
めする位置決め手段を設けたり、あるいは排出側待機部
において基板を位置決めする位置決め手段を設けるよう
にすれば、各待機部の一定の位置に基板を保持すること
ができ、各待機部と搬送位置決め手段との間での基板の
受渡しを良好に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る膜厚測定装置を示す斜視概略図で
ある。
【図2】供給側ステージ(排出側ステージ)の支持プレ
ートを示す平面略図である。
【図3】支持プレートを示す図2におけるA−A断面図
である。
【図4】支持プレートの昇降機構を示す供給側ステージ
(排出側ステージ)の要部側面図である。
【図5】昇降機構を示す図4のB−B断面図である。
【図6】供給側ステージから六軸テーブルへの半導体ウ
エハの受渡し動作を説明する図(図3に対応する図)で
ある。
【図7】膜厚測定装置における半導体ウエハの流れを説
明するタイミングチャートである。
【符号の説明】
1 載置ステージ(カセット載置手段) 11,12 ウエハカセット 2 インデクサ部 21 インデクサロボット(移載手段) 22 中心調整装置 3 測定部 4 測定ステージ 5 測定ヘッド 41 六軸テーブル(搬送位置決め手段) 411 保持プレート 412 支持機構 47 プリアライメント用センサ 48 補助ステージ(待機手段) 481 供給側ステージ(供給側待機部) 482 排出側ステージ(排出側待機部)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板の表面に形成された薄膜の膜厚を測
    定する測定ヘッドと、基板を一時的に待機させる待機手
    段と、この待機手段と前記測定ヘッドによる所定の測定
    位置との間で基板を搬送するとともに、前記測定位置に
    基板を位置決めする搬送位置決め手段とを備えているこ
    とを特徴とする膜厚測定装置。
  2. 【請求項2】 前記待機手段は、前記測定ヘッドによる
    測定が行われていない測定前の基板を待機させる供給側
    待機部を有することを特徴とする請求項1記載の膜厚測
    定装置。
  3. 【請求項3】 前記待機手段は、前記測定ヘッドによる
    測定が行われた測定後の基板を待機させる排出側待機部
    を有することを特徴とする請求項1または2記載の膜厚
    測定装置。
  4. 【請求項4】 基板を収納可能に構成されたカセットを
    載置するカセット載置手段と、前記カセット載置手段に
    載置されたカセットと前記待機手段との間で基板を移載
    する移載手段とをさらに備えていることを特徴とする請
    求項1乃至3のいずれかに記載の膜厚測定装置。
  5. 【請求項5】 前記供給側待機部において基板を位置決
    めする位置決め手段を備えていることを特徴とする請求
    項2記載の膜厚測定装置。
  6. 【請求項6】 前記排出側待機部において基板を位置決
    めする位置決め手段を備えていることを特徴とする請求
    項3記載の膜厚測定装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006510024A (ja) * 2002-12-13 2006-03-23 アプライド マテリアルズ インコーポレイテッド 2つの渦電流センサヘッド間の試験対象物の厚みを測定する為の方法および装置
JP2015018875A (ja) * 2013-07-09 2015-01-29 東京エレクトロン株式会社 基板搬送方法及び搬送装置
CN114941133A (zh) * 2021-02-17 2022-08-26 东京毅力科创株式会社 膜厚测定装置、成膜系统以及膜厚测定方法

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