JPH11159006A - 建物ユニットの防水カバー支持体と足場構造体 - Google Patents

建物ユニットの防水カバー支持体と足場構造体

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JPH11159006A
JPH11159006A JP32485097A JP32485097A JPH11159006A JP H11159006 A JPH11159006 A JP H11159006A JP 32485097 A JP32485097 A JP 32485097A JP 32485097 A JP32485097 A JP 32485097A JP H11159006 A JPH11159006 A JP H11159006A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
building unit
waterproof cover
cover support
scaffold
ceiling
Prior art date
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Pending
Application number
JP32485097A
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English (en)
Inventor
Takahiro Kudo
高弘 工藤
Yoshinori Mizunoue
美徳 水野上
Taro Ninagawa
太郎 蜷川
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Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、設置や撤去作業に手間のかからな
い建物ユニットの防水カバー支持体と足場構造体を提供
することを課題とする。 【解決手段】 本発明は、上面が防水カバー5で被覆さ
れた建物ユニットUの天井梁3、3で囲われた上面窪み
部内に載置され、前記防水カバー5を支持する建物ユニ
ットUの防水カバー支持体4であって、前記上面窪み深
さと同等以上の厚さを有する軽量板状体でなり、折り畳
み可能になされているものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、建物ユニットの保
管時等に上部に雨溜まりを防ぐことができる建物ユニッ
トの防水カバー支持体と、吹き抜け部等を有する建物ユ
ニットの天井部分に仮設置される足場構造体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の技術として、特開平4−1184
66号公報に上面が防水カバーで被覆された建物ユニッ
トが記載されている。上記公報記載の建物ユニットは、
天井張り構造体の外枠内に足場板を載架し、この足場板
上に膨張状態の空気袋を配置して防水カバーで被覆され
ている。
【0003】また、従来技術として、特開平8−427
6号公報や特開平4−202967号公報に建物ユニッ
トの足場構造体が記載されている。上記公報記載の足場
構造体は、いずれも、天井梁の上面に仮梁を設け、その
上に足場板を設置するものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来技術において、特開平4−118466号公報に記
載の防水カバーで被覆された建物ユニットは、天井張り
構造体の外枠内に足場板を載架し、この足場板上に膨張
状態の空気袋を配置して防水カバーで被覆するものであ
るから、撤去の際に足場板が風で煽られて飛散したり、
空気袋を膨張させたり、収縮させたりするのに手間がか
かるという問題がある。
【0005】また、特開平8−4276号公報や特開平
4−202967号公報に記載の建物ユニットの足場構
造体は、天井梁の上面に仮梁を設け、その上に足場板を
設置するものであるから、この仮梁や足場板の取付けや
取り外しに手間と時間がかかるという問題がある。特
に、取り外すときは、建物ユニット上に屋根や上階建物
ユニット等上部構造体が施工された後に行うので、建物
ユニット内に引き込んで取り外しが容易にできることが
必要であるが、従来の足場構造体ではこの作業が難し
い。
【0006】本発明は、上記の問題を解決するためにな
されたものであって、設置や撤去作業に手間のかからな
い建物ユニットの防水カバー支持体と足場構造体を提供
することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明
は、上面が防水カバーで被覆された建物ユニットの天井
梁で囲われた上面窪み部内に載置され、前記防水カバー
を支持する建物ユニットの防水カバー支持体であって、
前記上面窪み深さと同等以上の厚さを有する軽量板状体
でなり、折り畳み可能になされているものである。
【0008】請求項2記載の本発明は、建物ユニットの
天井部分に仮設置される足場構造体であって、建物ユニ
ットの天井梁間に架け渡される2本の平行な枠材と、こ
の枠材間に張設される足場板とからなり、前記枠材の先
端部が伸縮自在になされているものである。
【0009】
【作用】請求項1記載の建物ユニットの防水カバー支持
体は、上面窪み深さと同等以上の厚さを有する軽量板状
体でなり、折り畳み可能になされているので、撤去作業
の際に折り畳めば強風で煽られて飛散したりすることを
防ぐことができる。また、軽量であるので建物ユニット
の上面への設置作業も容易である。
【0010】請求項2記載の足場構造体は、建物ユニッ
トの天井梁間に架け渡される2本の平行な枠材と、この
枠材間に張設される足場板とからなり、前記枠材の先端
部が伸縮自在になされているので、建物ユニットの上に
屋根パネル等を載置した後に、枠材の先端部を収縮させ
て足場構造体を建物ユニットの中に引き込んで取り外す
ことが容易にできる。また、設置の際には、枠材の先端
部を伸ばせば設置作業も容易である。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面を参照
して説明する。図1〜図3は、請求項1に係る本発明の
一実施例であって、図1(イ)図は防水カバー支持体が
載置された建物ユニットの斜視図、(ロ)図は上面を防
水カバーで被覆した(イ)図に示す建物ユニットの上部
断面図である。図2は防水カバー支持体を示すもので、
(イ)図はその平面図、(ロ)図は側面図、(ハ)図は
折り畳み状態の平面図である。図3は防水カバー支持体
の構成部材を分解して示す図であって、(イ)図は横材
の斜視図、(ロ)図は縦材の斜視図、(ハ)図は横材と
縦材を形成する軽量板状体の一部を切欠いて示す拡大斜
視図である。
【0012】図1において、Uは建物ユニットであっ
て、この建物ユニットUを水平方向に隣接配置されると
共に、その上面に上階建物ユニットや、屋根ユニットま
たは屋根パネルを設置して、ユニット建物が構築され
る。建物ユニットUは、4本の床梁1、1、・・と、四
隅に立設された柱2、2、・・と、柱2の上端に架け渡
された天井梁3、3、・・とから、箱状体に組み立てら
れ、床面材、壁面材、天井材等の部材(不図示)が取り
付けられる。なお、11は床根太であり、31は天井根
太であって、それぞれ床梁1または天井梁3間に架け渡
されている。上記建物ユニットUは、工場で組み立てら
れた後、屋外等の保管場所で一時保管された後、施工現
場にトラック等の輸送手段で輸送され、施工現場に据え
付けられる。
【0013】本実施例は、上記建物ユニットUの屋外保
管中や輸送途上において、建物ユニットUの天井梁3、
3、・・で囲われた上面窪み部内に防水カバー支持体4
を載置し、この建物ユニットUの上面を防水カバー5で
被覆するものである。
【0014】上記防水カバー支持体4は、図2と図3に
示すように、上面窪み深さと同等以上の厚さを有するも
のであって、中空の軽量板状体Hでなる縦材41と横材
42とにより形成され、折り畳み可能になされているも
のである。具体的には、中空の軽量板状体Hは、ポリプ
ロピレン等の合成樹脂製であって、図3(ハ)図に示す
ように、2枚のシート状面材F、Fと、この面材F、F
間に並列して架け渡された多数のリブ材R、R、・・と
からなるものである。横材42と、縦材41は、図3
(イ)、(ロ)図に示すように、多数の切り欠き42
1、411の形成された櫛歯状になされ、この縦材41
と横材42を、図2に示すように、縦横に噛み合わせて
防水カバー支持体4が構成され、縦材41と横材42の
それぞれの上下端は揃えられている。
【0015】上記の防水カバー支持体4の斜めに対向す
る角部を押しつけ、図2(イ)図の状態から図2(ハ)
図に示す状態に変形すれば、折り畳むことができる。ま
た、図2(ハ)図の状態を変形すれば、図2(イ)図の
状態に戻すことができる。
【0016】上述してきたように、本実施例の建物ユニ
ットUにおいて、天井梁3、3、・・で囲われた上面窪
み部内に防水カバー支持体4を載置し、この建物ユニッ
トUの上面を防水カバー5で被覆するものであるから、
防水カバー5の上に水溜まりができない。
【0017】また、防水カバー支持体4は、中空の軽量
板状体Hで形成され、折り畳み可能になされているの
で、撤去作業の際に防水カバー支持体4を折り畳めば強
風で煽られて飛散したりすることを防ぐことができる。
また、軽量であるので建物ユニットUの上面への設置作
業も容易である。
【0018】つぎに、請求項2に係る本発明の別の実施
例を、図4と図5を参照して説明する。図4は足場構造
体が設置された建物ユニットの説明図、図5は足場構造
体の斜視図である。
【0019】本実施例の足場構造体6は、建物ユニット
Uの傾斜天井がつく居室吹き抜け部などで使用されるも
のであって、この建物ユニットUの天井部分に仮設置さ
れ、施工作業後、取り外されるものである。図4に示す
ように、吹き抜け部を有する建物ユニットUの天井梁3
は、断面コ字形状の型鋼で形成され、この天井梁3に
は、補強のため、補強プレート32が一定間隔で複数枚
取り付けられている。
【0020】図5に示すように、足場構造体6は、建物
ユニットUの天井梁3、3間に架け渡される2本の平行
な枠材61、61と、この枠材61間に架け渡された複
数の桟材62、62と、この枠材61、61間に張設さ
れた足場板63とからなっている。上記足場構造体6
は、上記天井梁3の補強プレート32を避けて、天井梁
3の長さ方向に複数並列設置されている。そして、枠材
61が天井梁3の下面フランジに支持されて架け渡され
ている。これにより、屋根パネルのジョイントが容易に
できるようになっている。
【0021】上記枠材61は、軽量なアルミニウムなど
の角筒状の型材でなり、先端部がこの角筒状の型鋼の中
に挿入され、スライド式で伸縮自在になされている。そ
の長さ調節は、ピンを差し込んで固定できるようになっ
ている(不図示)。枠材61の下面には、ゴムなどのす
べり止めとなる材料をつけることにより、足場構造体6
の横すべりを防止できる。
【0022】また、この枠材61間に張設されている足
場板63は、図5に示すように、網状のエキスパンドメ
タル、またはパンチングメタル等を使用している。この
ため、足場構造体6は、軽量化されているので、一人で
持ち運び、取付け、取り外しの作業が容易となってい
る。また、足場構造体6の耐荷重は、1枚当たり2〜3
人が同時に載っても安全なように、約200kgに設計
されている。
【0023】上述したように、本実施例の足場構造体6
は、建物ユニットUの天井梁3、3間に架け渡される2
本の平行な枠材61、61と、この枠材61間に張設さ
れる足場板63とからなり、前記枠材61の先端部が伸
縮自在になされているので、建物ユニットUに屋根パネ
ルを形成した後に、枠材61の先端部を収縮させて足場
構造体6を建物ユニットUの中に引き込んで取り外すこ
とが容易にできる。また、設置の際には、枠材61の先
端部を伸ばせば設置作業も容易で、がたつきもない。
【0024】尚、吹き抜けを有する建物ユニットUの天
井部に設置した足場構造体6の上に、防水カバー支持体
4を載置すればよい。すると、建物ユニットUの上面を
防水カバー5で被覆したときに、水溜まりができない。
【0025】
【発明の効果】請求項1記載の建物ユニットの防水カバ
ー支持体は、上面窪み深さと同等以上の厚さを有する軽
量板状体でなり、折り畳み可能になされているので、撤
去作業の際に折り畳めば強風で煽られて飛散したりする
ことを防ぐことができる。また、軽量であるので建物ユ
ニットの上面への設置作業も容易である。
【0026】請求項2記載の足場構造体は、建物ユニッ
トの天井梁間に架け渡される2本の平行な枠材と、この
枠材間に張設される足場板とからなり、前記枠材の先端
部が伸縮自在になされているので、建物ユニットに屋根
パネルを形成した後に、枠材の先端部を収縮させて足場
構造体を建物ユニットの中に引き込んで取り外すことが
容易にできる。また、設置の際には、枠材の先端部を伸
ばせば設置作業も容易で、がたつきもない。この足場構
造体の使用により、建物ユニットの吹き抜け部における
作業の安全性を確保できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1に係る本発明の一実施例であって、
(イ)図は防水カバー支持体が載置された建物ユニット
の斜視図、(ロ)図は上面を防水カバーで被覆した
(イ)図に示す建物ユニットの上部断面図である。
【図2】防水カバー支持体を示すもので、(イ)図はそ
の平面図、(ロ)図は側面図、(ハ)図は折り畳み状態
の平面図である。
【図3】防水カバー支持体の構成部材を分解して示す図
であって、(イ)図は横材の斜視図、(ロ)図は縦材の
斜視図、(ハ)図は横材と縦材を形成する軽量板状体の
一部を切欠いて示す拡大斜視図である。
【図4】図4は足場構造体が設置された建物ユニットの
説明図である。
【図5】足場構造体の斜視図である。
【符号の説明】
U 建物ユニット 1 床梁 2 柱 3 天井梁 4 防水カバー支持体 5 防水シート 6 足場構造体 61 枠材 62 桟材 63 足場板

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上面が防水カバーで被覆された建物ユニ
    ットの天井梁で囲われた上面窪み部内に載置され、前記
    防水カバーを支持する建物ユニットの防水カバー支持体
    であって、前記上面窪み深さと同等以上の厚さを有する
    軽量板状体でなり、折り畳み可能になされていることを
    特徴とする建物ユニットの防水カバー支持体。
  2. 【請求項2】 建物ユニットの天井部分に仮設置される
    足場構造体であって、建物ユニットの天井梁間に架け渡
    される2本の平行な枠材と、この枠材間に張設される足
    場板とからなり、前記枠材の先端部が伸縮自在になされ
    ていることを特徴とする足場構造体。
JP32485097A 1997-11-26 1997-11-26 建物ユニットの防水カバー支持体と足場構造体 Pending JPH11159006A (ja)

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JP32485097A JPH11159006A (ja) 1997-11-26 1997-11-26 建物ユニットの防水カバー支持体と足場構造体

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JP32485097A Pending JPH11159006A (ja) 1997-11-26 1997-11-26 建物ユニットの防水カバー支持体と足場構造体

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013209830A (ja) * 2012-03-30 2013-10-10 East Japan Railway Co 天井内作業用床板及び天井内の移動方法
CN116181034A (zh) * 2023-02-21 2023-05-30 国网安徽省电力有限公司巢湖市供电公司 一种电力维修操作平台

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013209830A (ja) * 2012-03-30 2013-10-10 East Japan Railway Co 天井内作業用床板及び天井内の移動方法
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