JPH11158191A - アルコキシシラン基とヒダントイン基とを有する化合物 - Google Patents

アルコキシシラン基とヒダントイン基とを有する化合物

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JPH11158191A
JPH11158191A JP31775197A JP31775197A JPH11158191A JP H11158191 A JPH11158191 A JP H11158191A JP 31775197 A JP31775197 A JP 31775197A JP 31775197 A JP31775197 A JP 31775197A JP H11158191 A JPH11158191 A JP H11158191A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】アルコキシシラン基とヒダントイン基とを有す
る化合物およびコーチングもしくは接着剤としてのその
使用に関するものである。 【解決手段】アルコキシシラン基とヒダントイン基とを
有すると共に式 〔Xは100℃未満にてイソシアネート基に対し不活性
である同一もしくは異なる有機基を示し、ZはCOOR
1 もしくは芳香族環を示し、Rはモノマーポリイソシア
ネートもしくはポリイソシアネートアダクトからイソシ
アネート基を除去して得られる残基を示し、R1 は10
0℃以下の温度にてイソシアネート基に対し不活性であ
る有機基を示し、R3 およびR4 は水素または100℃
以下の温度にてイソシアネート基に対し不活性である有
機基を示し、nは1〜8、mは2〜6を示す〕に対応す
る化合物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アルコキシシラン
基とヒダントイン基とを有する化合物およびコーチング
もしくは接着剤としてのその使用に関するものである。
【0002】
【従来の技術】加水分解しうる有機官能性シランは、慣
用のポリマー化学をシリコーン化学と関連させるための
重要な成分である。この目的に技術上重要である化合物
は特に式 (RO)3Si−(CH2)3 −Y 〔式中、Rはアルキル基であり、Yは官能基である〕に
対応する化合物である。この種の化合物は、水分の存在
下での「シラン重縮合」により架橋する加水分解可能な
シリル基(OR)と他の官能基(Y)との両者を有し、
これらを慣用のポリマー素材に化学的に結合させうるよ
うな化合物である〔たとえばアンゲバンテ・ヘミー、第
98巻(1986)、第237〜253頁参照〕。
【0003】官能基Yがツェレウィチノフ活性H−原子
を有する上記式に対応する加水分解可能な官能性シラン
はポリイソシアネートを潜在的に改変することができる
〔たとえばWO 92/05212号参照〕。この目的
に適する市販入手しうる製品は、ツェレウィチノフ活性
H−原子としてNH2 基および/またはNH基を有す
る。さらにSH基を有する化合物も入手しうる。SH基
を有するアルコキシシランはたとえばGB−A−1,1
02,251号;EP−A−0,018,094号;D
E−A−1,162,818号;米国特許第3,59
0,065号;米国特許第3,849,471号;米国
特許第4,082,790号;米国特許第4,012,
403号;および米国特許第4,401,286号に記
載されている。SH基を有するアルコキシシランは全て
不快臭を有し、これは典型的にはメルカプタンである。
したがって、ポリマーはこれら化合物の残基に基づき不
快臭を有する。水分により架橋しうるα−アミノアルキ
ルシラン誘導体はドイツ特許公開公報第1,812,5
04号および第1,812,562号にしたがって作成
することができる。しかしながら、ここに記載された官
能性シランは、その合成のための複雑な方法に基づき技
術的重要性を達成しえなかった。
【0004】アミノ基を有するアルコキシシランはたと
えばジャーナル・オーガニック・ケミストリー、第36
巻(1971)、第3120頁;DE−A−1,15
2,695号;DE−A−1,271,712号;DE
−A−2,161,716号;DE−A−2,408,
480号;DE−A−2,521,399号;DE−A
−2,749,316号;米国特許第2,832,75
4号;米国特許2,971,864号;および米国特許
第4,481,364号に記載されている。当業界で知
られた全てのアミノ官能性シランに共通することは、イ
ソシアネートに対し極めて反応であるという欠点であ
る。したがって、これらアルコキシシランは反応生成物
の不適合性、不均質性および極めて高い粘度に基づきポ
リイソシアネートと反応させるのが困難である。シラン
重縮合を介し架橋するアルコキシシラン官能性ポリウレ
タンは公知である〔たとえば「アドヘッシブ・エイ
ジ」、4/1995、第30頁以降参照〕。これらアル
コキシシラン末端の水分硬化性である1−成分ポリウレ
タンは、建設および自動車工業に柔軟性コーチングおよ
び封止用化合物、並びに接着剤として使用が増加してい
る。伸び率、接着能力および硬化速度に関する厳格な要
求がこれら用途に必要とされる。特に自動車工業により
要求される諸性質のレベルは、現在入手しうるシステム
により完全には達成することができない。
【0005】N−アリールアミノシランとNCO−プレ
ポリマーとの反応により製造されるアルコキシシラン官
能性ポリウレタンはEP−A 676,403号から公
知である。これら生成物はたとえばその機械的性質に関
する自動車工業の要求を満たすが、架橋ポリマーの熱安
定性の欠如がこれら生成物につき問題となる。この欠点
の理由は、置換(特にアリール置換)尿素の既知の熱不
安定性である。米国特許第5,554,709号はアミ
ノ官能性シランを或る種のNCOプレポリマーと反応さ
せうることを開示しているが、ただしプレポリマーの官
能価は2未満である。米国特許第5,364,955号
は、先ず最初にアミノ官能性シランをマレイン酸もしく
はフマル酸エステルと反応させて第二アミノ基(すなわ
ちアスパルテート)を生成させることにより、反応生成
物における不適合性、不均質性もしくは極めて高い粘度
に遭遇することなく、これらアスパルテートをNCOプ
レポリマーと反応させうることを開示している。しかし
ながら、この引例は全ゆる種類のポリイソシアネートを
アスパルテートと反応させうることを開示しておらず、
すなわちポリイソシアネートモノマーおよびポリイソシ
アネートアダクトについては開示されていない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、液体
であると共にイソシアネートとNH基を有するアルコキ
シシランとの従来技術の反応生成物にて遭遇する非適合
性、不均質性および粘度の諸問題を生じないアルコキシ
シラン基を有する化合物を提供することである。さらに
本発明の課題は、ポリイソシアネートモノマー、ポリイ
ソシアネートアダクトおよびNCOプレポリマーを包含
する任意の種類のポリイソシアネートから前記化合物を
製造することにある。さらに本発明の課題は、シラン重
縮合により硬化してコーチングおよび接着剤を形成しう
るアルコキシシラン基を持った化合物を提供することに
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】これら課題は、以下説明
する本発明によるアルコキシシラン基とヒダントイン基
とを持った化合物により解決することができる。これら
化合物は、ポリイソシアネートをアスパルテート(アミ
ノアルキルアルコキシシランをマレイン酸もしくはフマ
ル酸エステルと反応させて得られる)と反応させて尿素
基を有する化合物を生成させ、次いで尿素基をヒダント
イン基まで変換させることにより作成される。
【0008】したがって本発明は、式
【化2】 〔式中、Xは100℃未満にてイソシアネート基に対し
不活性である同一もしくは異なる有機基を示し、ただし
これら基の少なくとも1個はアルコキシ基であり、Zは
COOR1 もしくは芳香族環を示し、Rは5.1〜60
%のNCO含有量を有する有機モノマーポリイソシアネ
ートもしくはポリイソシアネートアダクトからイソシア
ネート基を除去して得られる残基を示し、R1 は100
℃もしくはそれ以下の温度にてイソシアネート基に対し
不活性である有機基を示し、R3 およびR4 は同一もし
くは異なるものであって水素または100℃もしくはそ
れ以下の温度にてイソシアネート基に対し不活性である
有機基を示し、nは1〜8の整数であり、mは2〜6の
平均値を有する〕に対応するアルコキシシラン基とヒダ
ントイン基とを持った化合物に関するものである。さら
に本発明は、コーチングおよび接着剤を作成するための
これら化合物の使用にも関するものである。
【0009】
【発明の実施の形態】式(I)のアルコキシシラン基と
ヒダントイン基とを有する化合物は、尿素基を有する対
応の化合物を高められた温度で加熱して尿素基をヒダン
トイン基まで変換させて作成される。尿素基を有する化
合物は式(II)
【化3】 に対応する。
【0010】式(II)の化合物は、ポリイソシアネー
トをアルコキシシラン基とアスパルテート基(第二アミ
ノ基)とを有する式
【化4】 に対応する化合物と反応させて、アルコキシシラン基と
尿素基とを有する化合物を生成させることにより作成さ
れる。
【0011】式(III)の化合物は、式 H2 N−(CH2)n −Si−(X)3 (IV) に対応するアミノアルキルアルコキシシランを式 Z−CR3 =CR4 −COOR2 (V) に対応するマレイン酸、フマル酸もしくはシンナミン酸
エステルと反応させることにより作成される。
【0012】式I〜Vにおいて、Xは100℃未満にて
イソシアネート基に対し不活性である同一もしくは異な
る有機基を示し、ただしこれら有機基の少なくとも1個
はアルコキシ基、好ましくは1〜4個の炭素原子を有す
るアルキルもしくはアルコキシ基、より好ましくはアル
コキシ基であり、ZはCOOR1 または芳香族環、好ま
しくはCOOR1 を示し、Rは5.1〜60%、好まし
くは7〜50%のNCO含有量を有する有機モノマーポ
リイソシアネートもしくはポリイソシアネートアダクト
からイソシアネート基を除去して得られる残基を示し、
1 およびR2 は同一もしくは異なるものであって10
0℃もしくはそれ以下の温度にてイソシアネート基に対
し不活性である有機基、好ましくは1〜8個の炭素原子
を有するアルキル基、より好ましくは1〜4個の炭素原
子を有するアルキル基、特に好ましくはメチル、エチル
もしくはブチル基を示し、R3 およびR4 は同一もしく
は異なるものであって水素または100℃もしくはそれ
以下の温度にてイソシアネート基に対し不活性である有
機基、好ましくは水素を示し、nは1〜8、好ましくは
2〜4、より好ましくは3の整数であり、mは2〜6の
平均値を有する(好適数値は残基Rの種類に依存す
る)。
【0013】Xがメトキシ、エトキシもしくはプロポキ
シ基、より好ましくはメトキシもしくはエトキシ基、特
に好ましくはメトキシ基を示すと共にnが3である化合
物が特に好適である。
【0014】式(IV)の適するアミノアルキルアルコ
キシシランの例は2−アミノエチル−ジメチルメトキシ
シラン;6−アミノヘキシルトリブトキシシラン;3−
アミノプロピルトリメトキシシラン;3−アミノプロピ
ルトリエトキシシラン;3−アミノプロピルメチルジエ
トキシシラン;5−アミノペンチルトリメトキシシラ
ン;5−アミノペンチルトリエトキシシラン;および3
−アミノプロピルトリイソプロポキシシランを包含し;
3−アミノプロピルトリメトキシシランおよび3−アミ
ノプロピルトリエトキシシランが特に好適である。ポリ
アスパルテートの作成に使用するのに適する適宜置換さ
れたマレイン酸、フマル酸もしくはシンナミン酸エステ
ルの例はマレイン酸およびフマル酸の前記および/また
は他のアルキル基の混合物に基づくジメチル、ジエチ
ル、ジブチル(たとえばジ−n−ブチル)、ジアミル、
ジ−2−エチルヘキシルエステルおよび混合エステル;
シンナミン酸のメチル、エチルおよびブチルエステル;
並びに2−および/または3−位置にてメチルにより置
換された対応のマレイン酸、フマル酸およびシンナミン
酸エステルを包含する。マレイン酸のジメチルエステル
ルが好適であり、ジエチルおよびジブチルエステルが特
に好適である。
【0015】第一アミンとマレイン酸、フマル酸もしく
はシンナミン酸との式(III)のアスパルテートを生
成させる反応は公知であって、たとえばEP−A−0,
403,921号;DE−OS 1,670,812
号;およびDE−OS 2,158,945号に記載さ
れている。これら特許公報はいずれもアルコキシシラン
官能性アミンとマレイン酸もしくはフマル酸エステルと
の反応を示唆していないが、この反応は米国特許第5,
364,955号に記載されている。アスパルテートの
作成はたとえば0〜100℃の温度にて行うことがで
き、少なくとも1個(好ましくは1個)のオレフィン系
二重結合が各第一アミノ基に対し存在するような比率で
出発物質を使用する。過剰の出発物質は反応後に蒸留に
より除去することができる。反応は溶剤を用い或いは用
いずに行いうるが、溶剤の使用は大して好適でない。溶
剤を使用する場合、ジオキサンが適する溶剤の例であ
る。式(III)の化合物は無色〜淡黄色である。これ
らはポリイソシアネートと反応して、さらに精製するこ
となく式(II)の化合物を生成することができる。
【0016】式(II)および最終的に式(I)の化合
物を作成するのに適するポリイソシアネートは2〜6個
の平均官能価と5.1〜60%(好ましくは7〜50
%)のNCO含有量とを有するモノマージイソシアネー
トまたはポリイソシアネートアダクトを包含する。モノ
マージイソシアネートおよびポリイソシアネートアダク
トは2〜6、より好ましくは2〜4の平均官能価を有す
る。適するモノマージイソシアネートは式R(NCO)2
によって示すことができる。本発明による方法に適する
ジイソシアネートはRが4〜40個、好ましくは4〜1
8個の炭素原子を有する二価脂肪族炭化水素基、5〜1
5個の炭素原子を有する二価脂環式炭化水素基、7〜1
5個の炭素原子を有する二価芳香脂肪族炭化水素基、ま
たは6〜15個の炭素原子を有する二価芳香族炭化水素
基を示すような化合物である。
【0017】適する有機ジイソシアネートの例は1,4
−テトラメチレンジイソシアネート、1,6−ヘキサメ
チレンジイソシアネート、2,2,4−トリメチル−
1,6−ヘキサメチレンジイソシアネート、1,12−
ドデカメチレンジイソシアネート、シクロヘキサン−
1,3−および−1,4−ジイソシアネート、1−イソ
シアナト−2−イソシアナトメチル−シクロペンタン、
1−イソシアナト−3−イソシアナトメチル−3,5,
5−トリメチル−シクロヘキサン(イソホロンジイソシ
アネートもしくはIPDI)、ビス−(4−イソシアナ
トシクロヘキシル)−メタン、2,4′−ジシクロヘキ
シル−メタンジイソシアネート、1,3−および1,4
−ビス−(イソシアナトメチル)−シクロヘキサン、ビ
ス−(4−イソシアナト−3−メチル−シクロヘキシ
ル)−メタン、α,α,α′,α′−テトラメチル−
1,3−および/または−1,4−キシリレンジイソシ
アネート、1−イソシアナト−1−メチル−4(3)−
ジイソシアナトメチルシクロヘキサン、2,4−および
/または2,6−ヘキサヒドロトルイレンジイソシアネ
ート、1,3−および/または1,4−フェニレンジイ
ソシアネート、2,4−ジイソシアナトトルエン(およ
びこれと混合物に対し35重量%までの2,6−ジイソ
シアナトトルエンとの混合物)、4,4′−ジフェニル
メタンジイソシアネート(およびこれと2,4′−ジフ
ェニル−メタンジイソシアネートおよび/または2,
2′−ジフェニルメタンジイソシアネートとの混合
物)、1,5−ジイソシアナトナフタレンおよびその混
合物を包含する。
【0018】3個もしくはそれ以上のイソシアネート基
を有する、たとえば4−イソシアナトメチル−1,8−
オクタメチレンジイソシアネートのようなポリイソシア
ネート、およびたとえば4,4′,4″−トリフェニル
メタントリイソシアネートのような芳香族ポリイソシア
ネート、並びにアニリン/ホルムアルデヒド縮合体をホ
スゲン化して得られるポリフェニルポリメチレンポリイ
ソシアネートも使用することができる。好適な有機ジイ
ソシアネートは1,6−ヘキサメチレンジイソシアネー
ト、1−イソシアナト−3−イソシアナトメチル−3,
5,5−トリメチルシクロヘキサン(イソホロンジイソ
シアネートもしくはIPDI)、ビス−(4−イソシア
ナトシクロヘキシル)−メタン、1−イソシアナト−1
−メチル−4(3)−イソシアナトメチルシクロヘキサ
ン、2,4−および/または2,6−トルイレンジイソ
シアネート、並びに2,4−および/または4,4′−
ジフェニルメタンジイソシアネートを包含する。本発明
によれば、ポリイソシアネート成分をポリイソシアネー
トアダクトとして使用することもできる。適するポリイ
ソシアネートアダクトはイソシアヌレート基、ウレトジ
オン基、ビウレット基、ウレタン基、アロファネート
基、カルボジイミド基および/またはオキサジアジン−
トリオン基を有するようなものである。ポリイソシアネ
ートアダクトは5.1〜30重量%のNCO含有量を有
する。
【0019】(1)DE−PS 2,616,416
号;EP−OS 3,765号;EP−OS 10,5
89号;EP−OS 47,452号;米国特許第4,
288,586号および米国特許第4,524,879
号に示されたように作成しうるイソシヌレート基含有ポ
リイソシアネート。イソシアナト−イソシアヌレートは
一般に3〜4.5の平均NCO官能価と10〜25重量
%、特に好ましくは15〜25重量%のNCO含有量と
を有する。 (2)ジイソシアネートにおけるイソシアネート基の1
部を適する触媒(たとえばトリアルキルホスフィン触
媒)の存在下にオリゴマー化して作成しうると共に他の
脂肪族および/または脂環式ポリイソシアネート(特に
上記(1)に示したイソシアヌレート基含有ポリイソシ
アネート)と混合して使用しうるウレトジオンジイソシ
アネート。
【0020】(3)米国特許第3,124,605号;
第3,358,010号;第3,644,490号;第
3,862,973号;第3,906,126号;第
3,903,127号;第4,051,165号;第
4,147,714号もしくは第4,220,749号
に開示された方法にしたがいたとえば水、第三級アルコ
ール、第一および第二モノアミン、並びに第一および/
または第二ジアミンのような共反応体を使用することに
より作成しうるビウレット基含有ポリイソシアネート。
これらポリイソシアネートは好ましくは18〜22重量
%のNCO含有量と3〜4.5の平均NCO官能価とを
有する。 (4)米国特許第3,183,112号に開示された方
法にしたがい過剰量のポリイソシアネート(好ましくは
ジイソシアネート)を500未満の分子量を有する低分
子量グリコールおよびポリオール(たとえばトリメチロ
ールプロパン、グリセリン、1,2−ジヒドロキシプロ
パンおよびその混合物)と反応させて作成しうるウレタ
ン基含有ポリイソシアネート。これらウレタン基含有ポ
リイソシアネートは5.1〜20重量%、好ましくは7
〜15重量%の特に好適なNCO含有量と2.5〜4の
(平均)NCO官能価とを有する。
【0021】(5)米国特許第3,769,318号;
第4,160,080号および第4,177,342号
に開示された方法にしたがい作成しうるアロファネート
基含有ポリイソシアネート。これらアロファネート基含
有ポリイソシアネートは12〜21重量%の最も好適な
NCO含有量と2〜4.5の(平均)NCO官能とを有
する。 (6)米国特許第5,124,427号;第5,20
8,334号および第5,235,018号(その開示
をここに参考のため引用する)に示された方法にしたが
い作成しうるイソシアヌレート基およびアロファネート
基含有ポリイソシアネート、好ましくは約10:1〜
1:10(好ましくは約5:1〜1:7)のモノイソシ
アヌレート基とモノアロファネート基との比にて前記基
を有するポリイソシアネート。
【0022】(7)ジ−もしくはポリ−イソシアネート
を公知カルボジイミド化触媒の存在下に、たとえばDE
−PS 1,092,007号;米国特許第3,15
2,162号およびDE−OS 2,504,400
号、第2,537,685号および第2,552,35
0号に記載されたように作成しうるカルボジイミド基含
有ポリイソシアネート。 (8)オキサジアジントリオン基を有すると共に2モル
のジイソシアネートと1モルの二酸化炭素との反応生成
物を含有するポリイソシアネート。好適ポリイソシアネ
ートアダクトはイソシアヌレート基、ビウレット基、ア
ロファネート基および/またはウレトジオン基を有する
ポリイソシアネートである。
【0023】アルコキシシラン基とヒダントイン基とを
有する式(I)の化合物は、ポリイソシアネートを式
(III)の化合物と、約1:1のアスパルテート基
(すなわち第二アミノ基)とイソシアネート基との当量
比にて反応させることにより作成される。反応は、好ま
しくはアスパルテートを増量しながらポリイソシアネー
トに添加することにより行われる。尿素基含有中間体を
生成させる反応は10〜100℃、好ましくは20〜8
0℃、より好ましくは20〜50℃の温度にて行われ
る。この付加反応が完結した後、温度を60℃から24
0℃まで、好ましくは80℃から160℃まで、より好
ましくは100℃から140℃まで上昇させて、モノア
ルコールを除去しながら尿素基をヒダントイン基まで変
換させる。尿素基とヒダントイン基とを2工程で生成さ
せる代わりに、反応を全体的に高められた温度で行って
尿素基とヒダントイン基とを1工程にて生成させること
もできる。反応を1工程で行う場合、モノアルコール
(ヒダントインの生成に際し副生物して得られる)と尿
素基まで変換されていないイソシアネート基との間の反
応を回避するよう注意せねばならない。1工程もしくは
2工程のいずれかの方法にてヒダントイン基への尿素基
の変換をたとえばカルボン酸のような触媒の存在下に行
って、この変換に要する温度および/または反応時間を
減少させることができる。
【0024】本発明の化合物は、「シラン重縮合」、す
なわちシロキサン基(Si−O−Si)を生成させるた
めのシラン基(Si−OR)の縮合により架橋しうる被
覆もしくは接着組成物の製造に適している。この目的に
つき使用する場合、これら化合物は適する酸性もしくは
塩基性触媒との混合物として使用することができる。そ
の例はたとえばパラトルエンスルホン酸のような酸;た
とえばジラウリン酸ジブチル錫のような金属塩;たとえ
ばトリエチルアミンもしくはトリエチレンジアミンのよ
うな第三アミン;並びにこれら触媒の混合物を包含す
る。たとえば式(IV)により示されるような低分子量
の塩基性アミノアルキルトリアルコキシシランも本発明
による化合物の硬化を促進する。アルコキシシラン基お
よびヒダントイン基を有する本発明の化合物は、大気水
分の存在下にシラン重縮合を介し架橋するコーチングお
よび接着剤の製造につき貴重な結合剤である。これらコ
ーチングおよび接着剤を製造するには、アルコキシシラ
ン基およびヒダントイン基を有する化合物を必要に応じ
添加剤、溶剤、充填剤、顔料、アジュバント、チキソト
ローブ剤、触媒と公知技術にしたがって混合する。
【0025】以下、限定はしないが実施例により本発明
をさらに説明し、ここで部数および%は全て特記しない
限り重量による。
【0026】
【実施例】ポリイソシアネート1 1,6−ヘキサメチレンジイソシアネートから作成され
ると共に21.6%のイソシアネート含有量と<0.2
%のモノマージイソシアネートの含有量と20℃にて3
000 mPa.s.の粘度とを有するイソシアヌレー
ト基含有ポリイソシアネート(デスモジュールN 33
00としてバイエル・コーポレーション社から入手しう
る)。ポリイソシアネート2 1,6−ヘキサメチレンジイソシアネートから作成され
ると共に23%のイソシアネート含有量と<0.2%の
モノマージイソシアネートの含有量と25℃にて120
0 mPa.s.の粘度とを有するイソシアヌレート基
含有ポリイソシアネート(デスモジュールXP−701
4としてバイエル・コーポレーション社から入手しう
る)。ポリイソシアネート3 アロファネート基とイソシアヌレート基とを有し、1,
6−ヘキサメチレンジイソシアネートから作成されると
共に19%のイソシアネート含有量と<0.2%のモノ
マージイソシアネートの含有量と25℃にて約270
mPa.s.の粘度とを有するポリイソシアネート(デ
スモジュールXP−7040としてバイエル・コーポレ
ーション社から入手しうる)。
【0027】ポリイソシアネート4 アロファネート基とイソシアヌレート基とを有し、1,
6−ヘキサメチレンジイソシアネートから作成されると
共に21.4%のイソシアネート含有量と11%のモノ
アロファネート基と<0.2%のモノマージイソシアネ
ートの含有量と25℃にて約1200 mPa.s.の
粘度とを有するポリイソシアネート(デスモジュールX
P−7100としてバイエル・コーポレーション社から
入手しうる)。ポリイソシアネート5 70重量部のウレトジオン基含有ポリイソシアネート
(すなわち二量化1,6−ヘキサメチレンジイソシアネ
ート)と30重量部のN,N′,N″−トリス−(6−
イソシアナトヘキシル)−イソシアヌレートとを少量の
前記両生成物の高級同族体と一緒に含有すると共に23
℃にて150 mPa.s.の平均粘度と22.5%の
平均NCO含有量とを有する混合物(デスモジュールN
3400としてバイエル・コーポレーション社から入
手しうる)。
【0028】ポリイソシアネート6 約31%のNCO含有量と約40 mPa.s粘度とを
有するアニリン/ホルムアルデヒド縮合生成物のホスゲ
ン化により得られるジフェニルメタンジイソシアネート
異性体、並びにその高級同族体の混合物(デスモジュー
ルMRS−4としてバイエル・コーポレーション社から
入手しうる)。ポリイソシアネート7 1,6−ヘサメチレンジイソシアネートから作成される
と共に約23%のイソシアネート含有量と<0.7%の
モノマージイソシアネートの含有量と25℃にて130
0〜2200 mP.a.s粘度とを有するビウレット
基含有ポリイソシアネート(デスモジュールN 320
0してバイエル・コーポレーション社から入手しう
る)。
【0029】シランアスパルテート:一般的手順 8.27当量の3−アミノプロピルトリアルコキシシラ
ンを、攪拌機と熱電対と窒素入口と添加漏斗と凝縮器と
を装着した5Lのフラスコに添加した。8.27当量の
マレイン酸ジアルキルを2時間かけて滴下した。反応器
の温度を添加に際し25℃に維持した。反応器をさらに
5時間にわたり25℃に維持し、この時点で生成物をガ
ラス容器に注ぎ入れると共に窒素シールガス下で封止し
た。1週間の後、不飽和値は0.6であって反応が99
%完結したことを示した。
【0030】 次の化合物を作成した: 25℃における粘度 N−(3−トリエトキシシリルプロピル) 9mPa.s アスパラギン酸ジエチルエステル N−(3−トリエトキシシリルプロピル) 11mPa.s アスパラギン酸ジブチルエステル N−(3−トリメトキシシリルプロピル) 11mPa.s アスパラギン酸ジエチルエステル N−(3−トリメトキシシリルプロピル) 18mPa.s アスパラギン酸ジブチルエステル
【0031】アルコキシシラン樹脂1 トリス−〔3−(トリメトキシシリル)プロピル〕−イ
ソシアヌレート(ウィトコ・コーポレーション社から入
手しうるシルケストY−11597)。
【0032】実施例1 669.0部(1.7当量)のN−(3−トリエトキシ
シリルプロピル)アスパラギン酸ジエチルエステルと3
31部(1.7当量)のポリイソシアネート1とを、攪
拌機と窒素入口と熱電対と凝縮器とが装着された3つ首
の5L丸底フラスコに添加した。尿素を生成させる反応
に伴って発熱が生じ、これは反応混合物の温度を80℃
まで上昇させた。反応物を80℃に14時間保ち、この
時点でIRスペクトルは尿素中に残留イソシアネートを
示さなかった。生成物は25℃にて>300,000
mPa.sの粘度であると測定された。500部の尿素
を攪拌機と窒素入口と熱電対と凝縮器と減圧出口とが装
着された1Lフラスコにて5部の氷酢酸と合した。反応
温度を106℃まで上昇させ、ここで反応混合物はエタ
ノールを環化反応から放出させながら還流し始めた。I
Rスペクトルが残留尿素を示さなくなった際、反応器を
75℃まで冷却すると共に1トールにて減圧を加えた。
38.8部のエタノール(理論値40.8部)が単離さ
れた。生成物収量は463部であった。この生成物は2
5℃にて>101,000 mPa.sの粘度を有し
た。GC、IR、NMRおよびGPCによる分析は次の
構造に一致した:
【0033】
【化5】
【0034】実施例2〜16 実施例1を反復したが、ただしポリイソシアネート1の
代わりに当量のポリイソシアネート2〜7、並びに1,
6−ヘキサメチレンジイソシアネート(HDI)、イソ
ホロンジイソシアネート(IPDI)およびビス−(4
−イソシアナトシクロヘキシル)−メタン(HMDI)
を用いた。さらに、ポリイソシアネートと反応させるア
スパルテートも表1に示したように変化させた。アルコ
キシシラン基とヒダントイン基とを有する得られた生成
物の粘度を表1に示す。
【0035】
【表1】
【0036】実施例17〜20:尿素基およびヒダント
イン基含有の実施例1による化合物からのコーチングの
作成 尿素基含有および対応のヒダントイン基含有の実施例1
で作成された化合物からコーチングを作成した。これら
化合物の他に、被覆組成物は表2に示した各成分をも含
有した。伸展剤はBykヘミー社から入手しうるByk
358(すなわちシリコーン系添加剤)とし、触媒はジ
ラウリン酸ジブチル錫とした。得られたコーチングの性
質をも表2に示す。
【0037】
【表2】
【0038】MEK二重摩擦は、布地をメチルエチルケ
トンで濡らし、次いで各パネルを100回まで摩擦して
測定した。二重摩擦は、被覆されたパネルに対する1回
の前後摩擦で構成する。100未満の数値は、コーチン
グが破壊するまでの二重摩擦の回数を示す。振り子硬度
はASTM D−4366−87(ケーニッヒ振り子硬
度)にしたがい測定した。薬品スポット耐性は、1滴の
特定液体を被覆パネル上に載せると共にこれを4オンス
のガラスジャーで覆って測定した。急速蒸発する溶剤に
ついては綿ボールを被覆パネル液の上に載せ、飽和状態
に保った。適する時間間隔の後、被覆パネルを洗浄し、
液体の作用を測定すべく評価すると共に次ぎ分類の1つ
に当てはめた: ne 作用なし s フィルムは軟化したが、1時間後に修復された ds 溶解 st 汚染 bl ブリスター
【0039】実施例21〜25 1部のジラウリン酸ジブチル錫を100部(70%固形
分)のヒダントイン基含有の実施例1による化合物もし
くはアルコキシシラン樹脂1またはその混合物に表3に
示したように添加して被覆組成物を作成した。各樹脂は
トルエン中の70%溶液として存在させた。各組成物を
5ミルの湿潤フィルム厚さ(3.5ミルの乾燥フィルム
厚さ)にて鋼板に施した。得られたコーチングの性質を
表3に示す。
【0040】
【表3】
【0041】実施例22〜24 それ自身ではフィルムを形成しえない他のシラン含有化
合物を柔軟にする、ヒダントイン基を有する化合物の能
力を例示する。実施例26〜35 コーチングを、表4に示したヒダントイン基含有化合物
および他の諸成分から作成した。伸展剤はBykヘミー
社から入手しうるByk358(すなわちシリコーン系
添加剤)とし、触媒はジラウリン酸ジブチル錫(DBT
DL)およびパラトルエンスルホン酸(PTSA)とし
た。得られたコーチングの性質をも表4に示す。
【0042】
【表4】
【0043】以下、本発明の実施態様を要約すれば次の
通りである: 1. アルコキシシラン基とヒダントイン基とを有する
と共に、式
【化6】 〔式中、Xは100℃未満にてイソシアネート基に対し
不活性である同一もしくは異なる有機基を示し、ただし
これら有機基の少なくとも1個はアルコキシ基であり、
ZはCOOR1 もしくは芳香族環を示し、Rは5.1〜
60%のNCO含有量を有する有機モノマーポリイソシ
アネートもしくはポリイソシアネートアダクトからイソ
シアネート基を除去して得られる残基を示し、R1 は1
00℃もしくはそれ以下の温度にてイソシアネート基に
対し不活性である有機基を示し、R3 およびR4 は同一
もしくは異なるものであって水素または100℃もしく
はそれ以下の温度にてイソシアネート基に対し不活性で
ある有機基を示し、nは1〜8の整数であり、mは2〜
6の平均値を有する〕に対応する化合物。
【0044】2. Xが同一もしくは異なる1〜4個の
炭素原子を有するアルキルもしくはアルコキシ基を示
し、ZがCOOR1 を示し、R1 が1〜8個の炭素原子
を有するアルキル基であり、R3 およびR4 が水素を示
し、nが2〜4の整数である上記第1項に記載の化合
物。 3. Xが1〜4個の炭素原子を有する同一もしくは異
なるアルコキシ基を示し、ZがCOOR1 を示し、R1
がメチル、エチルもしくはブチルであり、R3 およびR
4 が水素を示し、nが3である上記第1項に記載の化合
物。
【0045】4. Rが有機モノマーポリイソシアネー
トからイソシアネート基を除去して得られる残基を示す
上記第1項に記載の化合物。 5. Rが有機モノマーポリイソシアネートからイソシ
アネート基を除去して得られる残基を示す上記第2項に
記載の化合物。 6. Rが有機モノマーポリイソシアネートからイソシ
アネート基を除去して得られる残基を示す上記第3項に
記載の化合物。 7. Rがポリイソシアネートアダクトからイソシアネ
ート基を除去して得られる残基を示す上記第1項に記載
の化合物。 8. Rがポリイソシアネートアダクトからイソシアネ
ート基を除去して得られる残基を示す上記第2項に記載
の化合物。 9. Rがポリイソシアネートアダクトからイソシアネ
ート基を除去して得られる残基を示す上記第3項に記載
の化合物。
【0046】10. Rがイソシアヌレート基、ビウレ
ット基、アロファネート基および/またはウレトジオン
基を有するポリイソシアネートからイソシアネート基を
除去して得られる残基を示す上記第1項に記載の化合
物。 11. Rがイソシアヌレート基、ビウレット基、アロ
ファネート基および/またはウレトジオン基を有するポ
リイソシアネートからイソシアネート基を除去して得ら
れる残基を示す上記第2項に記載の化合物。 12. Rがイソシアヌレート基、ビウレット基、アロ
ファネート基および/またはウレトジオン基を有するポ
リイソシアネートからイソシアネート基を除去して得ら
れる残基を示す上記第3項に記載の化合物。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ルツツ・シユマールステイーク ドイツ連邦共和国デイー50676 ケルン、 シユヌールガツセ 45 (72)発明者 ライナー・レツテイグ ドイツ連邦共和国デイー51789 リントラ ル、アウフ・デム・シユトラーセンフエル ド 24 (72)発明者 ゲエツツ・リムベツク ドイツ連邦共和国デイー51491 オーヴエ ラート、ズエトハング 59 (72)発明者 リチヤード・アール.・ロエスラー アメリカ合衆国ペンシルヴアニア州15090、 ウエツクスフオード、ヒルクレスト・サー クル 863 (72)発明者 エドワード・ピー.・スクイラー アメリカ合衆国ペンシルヴアニア州15205、 ピツツバーグ、クリストフアー・サークル 100 (72)発明者 フイリツプ・イー.・イエスケ ドイツ連邦共和国デイー51061 ケルン、 ヴオルフスカウル 7 (72)発明者 スタンレイ・エフ.・シラノヴイツチ アメリカ合衆国ペンシルヴアニア州15126、 イムペリアル、ワルデン・ウエイ 104

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アルコキシシラン基とヒダントイン基と
    を有するとともに、式 【化1】 〔式中、Xは100℃未満にてイソシアネート基に対し
    不活性である同一もしくは異なる有機基を示し、ただし
    これら有機基の少なくとも1個はアルコキシ基であり、
    ZはCOOR1 もしくは芳香族環を示し、Rは5.1〜
    60%のNCO含有量を有する有機モノマーポリイソシ
    アネートもしくはポリイソシアネートアダクトからイソ
    シアネート基を除去して得られる残基を示し、R1 は1
    00℃もしくはそれ以下の温度にてイソシアネート基に
    対し不活性である有機基を示し、R3 およびR4 は同一
    もしくは異なるものであって水素または100℃もしく
    はそれ以下の温度にてイソシアネート基に対し不活性で
    ある有機基を示し、nは1〜8の整数であり、mは2〜
    6の平均値を有する〕に対応する化合物。
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